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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
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    65
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    有楽町の駅を銀座側ではなくて裏側…、恐れ多くも皇居側にでると無愛想なオフィスビルが並ぶ街並みに、あぁ、オフィス街にやってきちゃったって思ってしまう。

    447abff6.jpegところが今日…、やってきたらば街の景色が変わってた。
    駅前の角。
    サンドイッチがおいしかった喫茶店「はまの屋パーラー」があるオフィスビルの一階が見事に改装。
    レストランになっていた。
    季節もちょうどよい季節。
    テラス席が歩道にせり出すように設えられていて、日本場馴れした景色をつくる。
    自分もそこに身をおいてみたい。
    この街角の風景の一部を成したいと思える景色は日本になかなか見つからない。
    ニューヨークだったり、ミラノやロンドン。
    おしゃれな街に必ずあるような雰囲気に吸い込まれるように、入ってみます。

    入り口に入るとそこにはレセプション。
    お食事ですか?と聞かれて、お茶だけでもいいですかって聞くとどうぞ。
    レセプションの奥に立派なバーカウンター。
    そのまた奥にはソファが並んだラウンジがあり、まるでホテルのようなしつらえ。
    白い天井にはシーリングファンが回ってて、エキゾチックなソファにテーブル。
    まるでシンガポールのクラシックなホテル…、例えばラッフルズのロビーに迷い込んだみたいな、不思議な感じにつつまれる、いい空間です。
    オキニイリ。
    6th.jpgラウンジに座ってそういえば、お店の名前は何て言うのと改めて聞く。
    シックススオリエンタルともうします…、って。
    綴ると「6th Oriental」で、東京駅から6番目のとおりにあるから6th、ニューヨーク的にいうところの六番街っていうコトでしょうか。
    オリンタルは神戸にかつてあったクラシックホテルのオリエンタルで、そこにあったラウンジバーとレストランの雰囲気をそのまま復元した店だという。
    なるほど、だからホテルっぽいのね。
    目の前に、グローブトロッターのトロリーバッグを持った人がやってきて、座った途端、ホテル指数がグーンと上がった。

    9065746e.jpegレストランの方はクラシックなイタリアンレストラン。
    ちょっと高価な銀座プライスで、少々上等。

    ところがラウンジの方は常識的な料金。
    例えばアイスティーが500円。
    サービス料がついてもたったの550円と気取った喫茶店で飲むのが馬鹿らしくなるほどのコストパフォーマンス。
    しかも、5種類の紅茶からひとつ選べたりする。
    食器も上等、シュガーポットやピッチャーもキチンとそろって、テーブルの上がまるでホテルな感じでステキ。

    日本のホテルはどんどんつまらなくなっていく。
    客室特化で、パブリックスペースに力を入れない。
    レストランは外注化して、宿泊客の利便性だけを追求している…、だからロビーラウンジを持ったホテルは少なくなった。
    人と人とが出会う場所。
    時間をゆたかに過ごす空間。
    ホテルでなくては味わえぬ、上質にして上等な料理や飲物、そしてサービス。
    やっぱり人はそうした「ゆたか」を求めてるんだ…、とこの店がとても流行ってにぎわっている現実を見るとしんみり思う。
    今年一番の見事な空間…、これはしたたかオキニイリ。



    関連ランキング:イタリアン | 有楽町駅日比谷駅銀座駅



    ところで銀座のソニービル。

    sony.jpgシュウェップスの新商品のプロモーションでとてもにぎやか。
    ビルに大きなパネルが設置されてて、かなりのインパクト。
    銀座の中でも目立つ場所。
    数寄屋橋という、人通りの多い交差点の角にあり、しかも周りにあまり派手で大きなビルがない。
    有楽町の駅をおり、銀座に向かうと最初に視野に入ってくるのがこのビルだから、かなりの効果があるのでしょう。

    英国的なるビターな飲み物。
    それが売り物。
    もともとシュウェップスにはビターソーダっていう大人味の飲み物があり、ここのトニックウォーターも苦味がスッキリ、重厚な味。
    オキニイリ。
    だからちょっと期待をしました。
    実際飲んでみたその結果。

    うーん、日本の大人はこれほど弱腰?…、苦味ひかえめ、酸味もそこそこ、どれをとっても中途半端でなによりカロリーオフにするための甘味料の匂いがヌルンと生臭く、ボクにはちょっと合わぬ味。
    オランジーナのリチャード・ギアの向こうをはって、元ジェイムスボンドのピアース・ブロスナンが宣伝をする…、どっちが勝ちか?
    よくわからない…、どっちもかなりのマヌケ顔。

    ソニービルのプロモーションビデオがあります…、ステキです。



    ビルそのものが特別の意味と価値を放ってる。
    ソニーがどんなに風邪をひいても、このビルだけはいつもすくっと凛々しく建ってる。
    なんだかそれがたのもしくって、有楽町で逢いましょう!
     

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    昼食を終え、京橋から銀座に向かってテレテレ歩く。
    いろんな店に次々であって、さすが平日ランチのメッカと呼ばれるこの界隈…、中でもインド料理のダバインディアの前の行列にビックリしながら、そして明治製菓の本社の前にたどり着き、あぁ、チョコレートを食べたいなぁ…、ってそれで来ました。
    choco.jpg100%チョコレートカフェ。
    お店の中には52種類のチョコレートが飾られていて、ディスプレーされているだけじゃなくて実際、買うこともできるのですね。
    一週間で一種類、52週で364日分で、つまり一年を通してチョコをたのしんで…、ってことなのでしょう、お店もにぎやか。
    会社の女性スタッフにお土産をと思って買いに来たんです…、って管理職っぽいおじさんがお店の女性スタッフに、アナタはどのチョコレートが好きですか?なんて聞きながら一生懸命チョコを選んで買っていた。

    7ffc4436.jpegお店の中でそのチョコレートを使ったお菓子を食べることができるのですね。
    だからカフェ。
    メニューをじっくり眺めて選ぶ。

    かなりの種類のメニューがあって、かなりなやみます。
    アイスクリームや焼き菓子、ココア。
    けれどやっぱりココはパフェでしょう…、とそれで季節のパフェをたのんだ。

    ホワイトチョコレートとバニラアイス。
    いちごのムースにコーンフレークを砕いたスタッフ。
    フランボワーズソースをかけて出来上がり。
    ホワイトチョコの甘さとやさしい苦味が最初に、口の中に広がっていく。
    普通のチョコにはあってホワイトチョコにはかけてる酸味をフランボワーズのソースがおぎなう。

    フワッとやさしいイチゴのムース。
    チョコと一緒に食べるといちごのチョコになってく…、ホワイトチョコは他の素材の味をひきたて、その色に染まっていくのがオモシロイとこ。
    パリパリ、コーンフレークと一緒になるとナッツチョコのような確かな食感手に入れ、口の中でしばらく居座り、温度が上がるとカカオの香りが沸き上がってくる。
    一つのグラスに入ったあれこれ。
    その組み合わせでこんなに味が変わるんだなぁ…、ってなんだかウットリ。

    2de9f6ef.jpegそれからもひとつ、生チョコワッフルを選んで食べた。
    これがなんともおいしくて、ビックリしました。
    注文してから焼くワッフルが、サクッと表面歯ぎれる軽快。
    けれど中はふっくらしてて、たちまち口でとろけるやさしさ。
    四角い棒のように焼き上げ、それでチョコを挟んで食べる。
    そのチョコを、9種類ほどの季節のチョコから選べるのです。
    ビターなチョコや、ホワイトチョコ。
    チョコそれぞれに特徴があり、しかもどれもが生のチョコ。
    一番、大人味のはどれ?って、聞いたらキャラメルフレーバーのチョコがいいです。
    ビリッと苦くて、甘み控えめ。
    けれどコクがあってこってり、後味濃厚な味なんです…、って。

    それでそれを選んで作ってもらったら、もうこれが、悶絶するほどのおいしさ、香り、風味にウットリしました、我を忘れて目を閉じて口に広がる味をたのしみ、夢見る感じ。
    しばらくするとその生チョコが、トロンととろけてソースのようになっていく。
    サクサクワッフルがチョコを吸い込み、チョコワッフルになってくところも、なんともたのしくこれまた一皿でいろんな味わいたのしめる。
    チョコの滋養に満ちた甘さに、元気がでました…、さて仕事。



    関連ランキング:チョコレート | 京橋駅宝町駅銀座一丁目駅

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    昨日、実は、夕方のカフェ、ワインバーの夜…、それから回転寿司と丸亀製麺をはしごして5時間ほどの間に結局4食お腹に放り込む。

    42e3e410.jpegさすがに今朝はお腹がすかぬ。
    過食とおしゃべりをたのしむラテン的なる夜の翌朝は、お腹が重たく動いてくれぬラテン的朝。
    ラテンブランド。
    イリーのポッテリしたカプチーノで軽くすまそうと思って来ます。

    日本橋高島屋の並びにある大きなイリー。
    もともと銀行の支店だったような記憶がある建物で、高い天井、大きなフロア。
    朝からクラブ系のグルーブサウンドが流れるお店は、まるでかつてのディスコテークのような雰囲気。
    朝の気持ちがゴキゲンになる、オキニイリの場所にてそれで、フラッと来ます。
    カプチーノをいただけませんか?とお願いをして、ショーケースの中をみる。
    そしたらおいしそうなパンが一杯あるではないの。
    クロワッサンにパン・オ・ショコラ。
    フォカッチャ、それからサンドイッチ。
    中でもサーモンとほうれん草のサンドイッチがおいしげで、結局、それも食べてしまった(笑)。

    食欲がない、と思っていたけど、それは間違い。
    目からおいしい情報が入ってきたらばお腹は動く。
    健康的!っていうコトでしょう、と思ってそれでパクリとやった…、今朝のコト。
    illlly.jpgムチムチとしたちょっと粘り気のある食パンで、けれど胡麻がプチプチはぜて食べててたのしく風味もたのしい。
    トースターでコンガリ焼いて、スモークサーモンの脂の香りがほんわかたのしい。
    このサンドイッチ…、サーモンクリームパスタを食べてるみたいでクリーミーでなんともおいしく、ひと口食べたらもうやめられない。
    ポッテリとしたビターで甘いココのカプチーノと一緒に食べると、お腹が満ちる、目も覚める…、さてさて仕事といたします。



    関連ランキング:カフェ | 日本橋駅三越前駅東京駅




    ちなみに昨日の夜のこと…、まずは天下寿司にてにぎりをつまむ。
    9a7dab23.jpegお酒をタップリ飲んだあと、なぜだかお米を食べたくなっちゃう。
    沢山、食べたい訳じゃない。
    いくつかつまんでお腹に入れれば、気持ちが満ちる…、そんなときには回転寿司ってとっても便利で、しかもココ、ほとんど120円という大衆価格でそれでよる。
    漬けのマグロに茹でたエビ、かんぱち、つぶ貝、ウニの大盛り。
    それらにわさびをタップリ塗って、ビリッと鼻を突き抜ける辛味に涙を流しつつ、お腹をスキッとリセットさせる。

    54be2fc2.jpegそしたらなぜだかお腹が空いた。
    お腹が空いたわけじゃなく、お腹が空いたように感じただけだってことはわかっちゃいるけど、さぁ、どうしよう。
    汁物をズルンとお腹に収めたい。

    と…。

    それで丸亀製麺にくる。
    あぁ、もうどうにでもなれって感じの過食の本日。
    さぬき風のセルフのうどん。
    これも量が加減できるからこういう時にはアリガタイ。
    かれーうどんのスモールサイズ。
    そこにタップリ、ネギと揚げ玉…、ズルンとたぐると五臓六腑にカレーの辛みとうま味がしんみり染みこむ。
    とろみスープがトロンと喉にもやさしくて、熱々うどんがムッチリ喉を撫で回す。
    ただ、どうかなぁ…。
    丸亀製麺のうどんてなんだか不甲斐ない、たよりない麺になりはじめてる。
    スープも化学な味がする、讃岐っぽいうどんではある、けれど讃岐のうどんじゃないのが当たり前ではあるけれど、なんだかちょっとなやましい。

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    ランチを洋食でとったあと、次の仕事の時間まで近所の喫茶店でお茶にしました。

    ksk.jpg喫茶去快生軒という店。
    喫茶去と書いて、キッサコ。
    「去」の文字に特別の意味はなく喫茶という言葉を強調する役割をする。
    つまり「お茶を一服いかがですか?」という意味という。

    中国の偉いお坊様が、貧富貴賤の客を選ばず自ら無心に点てたお茶で来る人をもてなしたという故事にちなんだ、この言葉。
    それを店名としたお店は他にも結構たくさんあって、なかでもこの店。

    古くからあり、来る人拒まぬ街に溶け込むさまはまさに喫茶去、オキニイリ。
    昭和の風情が色濃く残り、お店のドアをあけるとそこには木造のコーヒーテーブル、赤い鞣しの革が貼られた椅子が並んで、お客様を待つ。
    喫茶去という名前の通り、老若男女、問わぬお客様がニコニコしながらお茶を飲む。

    5c4c3f32.jpegクリームソーダをたのんで飲みます。
    昭和のお店のクリームソーダは、素性正しきなつかしの味。
    濃い目のメロンソーダに、甘いアイスクリーム。
    グラスも脚高のソーダグラス。
    うやうやしくも、銀色メタルのコースターを従えやってくるのであります。
    これに缶詰チェリーが入っていたらば、まずは完璧。
    それは我慢で、チュルンとすする。

    まずはソーダをある程度、吸っておかないとソーダの泡が溢れちゃう。
    氷もさわらず底の部分をストローですすると甘いシロップがそのまま口にやってくる。
    三分の1ほどお腹におさめてそれから、アイスクリームと氷とソーダが触れ合うところをスプーンですくってシャリッと食べる。

    あぁ、おいしい。
    氷の周りの冷たくなったソーダをあじわい、泡でジュワッと喉を洗う。
    それからしばらくぼんやりとして、アイスクリームが溶けるにまかせる。
    するとトロンとメロンシェイクのようになってく、それをチュルチュル、大きく音を立てながら飲み干しニッコリ、気持ちが明るくなるオゴチソウ。
    気持ちは少年、半ズボンな気分になって、ココロも軽く、さて、仕事。



    関連ランキング:喫茶店 | 人形町駅水天宮前駅浜町駅




    仕事を終えて新宿周りで家に帰る…、途中に軽く蕎麦をたぐった。

    adae8c5f.jpeg永坂更科布屋太兵衛。
    地下鉄の新宿駅の上にある、地下食堂街の中のお店でズルンと軽く。
    生粉打ち蕎麦ってオキニイリ。

    そば粉100%の太い麺。
    ヌルンとしてて、歯ごたえ抜群。
    江戸前の蕎麦は、ズルンと噛まずにたぐるモノ。
    しかもタレに先だけチョコンと浸して蕎麦の風味や味を味わうモノ。
    とそう言われている食べ方がことごとく通じぬ田舎風のガッシリ蕎麦で、タレにタップリ浸して食べる。
    しかもモグモグ。
    噛んで味わう。
    最初はタレの味や風味が口に広がりよろこばせ、ところが徐々にそのタレの味がなくなっていく。
    代わりに口の中が蕎麦の旨みや香りに置き換わってく。
    味の変化がオモシロク、しかもトロンと粘り気もって口の中で存在感を発揮する。
    細長く、歯ごたえのあるそばがきみたいな味わいで、少量ながら満足感をたのしめる。
    わさびやネギの薬味をつかわず、ただただ蕎麦の味わい味わう…、健康的が体の中をかけめぐるたのしいゴチソウ。

    湯桶から注ぐそば湯で薄め、タレを味わう…、蕎麦でたぐったときには気づかぬカツオの香りや昆布の風味、それがフワッと鼻から抜ける。
    8766f411.jpeg蕎麦を盛りつけたザルを支える赤い木枠。
    そこには大きな水滴がポツリポツリとたまってて、蕎麦とは水をたぐる食べ物。
    みずみずしいけれど、決してみずっぽくはない、そのデリケートを味わう料理であったんだって思ってニッコリ。
    それにしても蕎麦という食べ物…、そば猪口だったり湯桶だったり道具にこだわる料理だなぁ、おじさん達が蕎麦を習い始めるキッカケに「道具フェチ」って部分があるに違いないって思ったりした、さて、帰ろ!



    関連ランキング:そば(蕎麦) | 新宿駅新宿西口駅新宿三丁目駅

     

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    昨日の昼…、銀座をぶらぶら歩いてて、そうだ、アイスクリームをペロリといこう。

    372ef614.jpegピエールマルコリーニにやってきました。
    ときに行列ができるお店が、今日はなぜだかノーゲスト。
    中央通りは歩行者天国。
    道路が見えぬほどの混雑で、なのにお店がある裏通り。
    ガランとほとんど人が通らぬ、静かな週末。

    銀座という街のステキなとこは、外からやって来る人たちの観光地としての表の銀座と、いつもここにやってくる人の遊び場としての裏の銀座のどちらもが、充実しているところでござる。
    大きな通りに目立つ中国からの人たちも、ブランドショップのない通りにはさすがにやってこないようにて、かつての銀座の風情をたのしむ甘いひととき。

    チョコとバナナのアイスクリームを、ワンスクープづつ。
    カップに入れてもらってペロリと。
    とてもなめらか、スプーンですくうとトロンとねばって、ソフトクリームの頭のようにツンっと角をたて、しばらくこらえる。
    口にふくむとヒヤッとそれから、やさしくとろけて消えていく。
    バナナは香り豊かで甘く、チョコは苦くてしかもスキッと酸味がおいしい。
    それぞれ別に食べてもおいしく、けれど一緒に食べると口の中でアイスクリームがチョコバナナ味になっていく…、バナナもカカオもどちらも南国、エキゾチックな風味があって口の中は冷たいクセして気持ちがジンワリあったかになる。
    銀座の午後にぴったりとした贅沢な味…、オキニイリ。



    関連ランキング:カフェ | 銀座駅東銀座駅有楽町駅



    それから昨日の夜のコト。

    a0c54a39.jpeg夕食をしたN9Yって店。
    メインディッシュは揃っているけど、〆になるような炭水化物がほとんどなかった。
    フレンチフライはあるけれど、パスタやご飯のような料理はなくってそれで、〆をどこかでしましょうと。
    銀座の街をテクリと歩く。
    テクリテクリと銀座を抜けて、有楽町から東京フォーラム。
    そして東京駅の手前まできて、東京ビルって言うオフィスビルの地下のTOKIA。
    上方ブランドの飲食店を集めて開業したレストラン街の「インデアンカレー」に来ます。

    このフロア。
    話題のお店が集まっている。
    中でも「きじ」ってお好み焼きの店と、うどんの「つるとんたん」。
    いつも行列。
    昨日もどちらも30人越えの行列で、オフィス街というこの街にはまるで人通りがなく、ここだけわんさか人がいる。
    なんだか不思議な賑わいに、おいしいモノのパワーってスゴイ。
    ニッコリします。
    このフロアーで、一番小さなお店じゃないかなぁ…。
    カウンターだけ、メニューはカレーだけという、しかもとても独特の商品だからさすがに人を選ぶのでしょう…、ココには行列はなくてすんなりお店に入って、いただきました。

    72c6b44e.jpegここのカレーは不思議な味わい。
    ポッテリとした重たいルー。
    ひとくち目には、これがカレーって言うほど甘い。
    鼻から抜ける香りはまごうことなきカレーなんだけど甘くて、あれっ、違ったモノを食べたのか?って思っていると、突然、辛みが後から後からやってくる。

    その辛さというのが舌にドッシリのっかり、なかなか消えてくれない辛さ。
    だからどんどん食べてるうちに、舌は辛さで熱くなる。
    ヒーッ、辛いって思った途端に頭の上から汗がドバッ。
    ダラダラ顔を濡らしてく、それほど辛くて、けれど辛さがジンワリ旨さにかわってくるから食べることをやめられない。
    水を飲んでしまうとおいしい辛みが消えてなくなってしまう。
    それが勿体なくって山盛りご飯の下の方にカレーのルーで汚されぬ、白米さぐってそれを食べ、舌を拭ってがまんする。
    舌が限界むかえるまで、辛味をたのしみ、汗をかく。

    68809768.jpeg他のお客さんたちはほとんど生の玉子を落とす。
    そしてグルンとかき混ぜながら、辛味を玉子でおだやかにしたべてるんだけど、ボクは生の玉子がダメで、だからヒーハー。
    汗をカキカキ、カレーを味わう。

    ちなみにこの日、カレーライスとカレースパをたのんでみんなで分けあい食べた。
    ボクはカレースパの方がオキニイリ。
    じゃじゃっと炒めた太めの麺。
    ムチムチしていて歯ごたえがある。
    油の風味がおいしくて、そこにカレーがタップリからむ。
    ご飯と違ってまず混ぜて、ルーと麺の味をなじませ食べるから白いご飯ににげられない。
    どこを食べてもカレー味。
    おいしいモノに対するMな気質を遺憾なく発揮させつつモグモグパクパク。
    スパゲティーにはついてくる、グリーンピースが色鮮やかで、ツヤツヤとしたルーが麺に絡む姿も肉感的。
    よく煮込まれた牛肉が、ムチュンと潰れて麺と一緒にそれを食べると、肉の繊維とスパゲティーがからんでステキなごちそうになる。
    半分ほどを食べたところで、キャベツのピクルス。
    これが甘くてシャキシャキで、口の中が一旦リセット…、そして再びフォークでクルンと麺をからめて口に入れると豊かな辛味に身悶えします。
    ハンカチ一枚、グシャグシャにしてゴチソウお腹におさめてかえった、土曜日の夜。



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