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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
    年齢:
    65
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    銀座のギャラリーをいくつかはしご…、甘いものでもとチョコレート。
    0141d74d.jpegピエール・マルコリーニのカフェによります。
    そういえば数ヶ月前にも吉宗で昼を食べたあと、ピエール・マルコリーニでパフェを食べたような気がする…、体が覚えている組み合わせなのかもしれません(笑)。
    雑誌やテレビに取り上げられると一瞬にして行列誕生…、カフェに入るのにも一苦労なんてコトになっちゃう。
    今日は静かですぐに入れる…、こうでなくちゃネって思ってニッコリ。

    チョコレートパフェをたのんで食べる。

    297c9f4e.jpegここのパフェ。
    ボクの中ではチョコレートパフェの頂点に君臨しているオキニイリ。
    苦味が際立つビターなアイスクリーム。
    ほのかな酸味が最後にキリッと味をひきしめて、サラッと口どけ香りを残す。
    チョコをそのままつめたくしたような濃厚アイスに、チョコのムースに生クリーム。
    それにバナナというだけの、とてもシンプルな組み合わせ。
    でもそれ以外に何も必要とせぬ組み合わせ。
    ホイップさせた生クリームがチョコとまじるとカカオの風味がやさしく膨らむ。
    チョコのムースを一緒に食べると、チョコの酸味がいっそう引き立ち口の中が一瞬あったかくなったような錯覚覚える。
    ホットチョコレートを瞬間冷却したような不思議な食感…、食べ心地。

    一緒にカカオティーという、お店のオススメのあたたかいお茶。
    カカオピールを乾燥させて茶葉のようにして温めて飲む。
    お湯にカカオの香りが移って、ほんのり淡い茶色にかわる…、最初は化粧品の香料を口に含んだような不思議な飲みくちで、それがユックリ、カカオの香りにかわってく。
    サラッと飲んだ食感はあくまでお茶で、なのに鼻から抜けていく香りはチョコという不思議…、何もいれずも甘みがほんのり口に残って、気持ちがフワッとたかぶる感じ。
    チョコをおまけでもらってペロリ…、チョコのパワーはやっぱりスゴい。
    人を笑顔にさせる力があると思った、オキニイリ。



    関連ランキング:チョコレート | 銀座駅東銀座駅有楽町駅



    夜を家飯…、鮭を焼く。

    dc845c61.jpeg北海道産の程よきサイズの鮭の半身。
    キングサーモンの切り身と違って薄めで、けれどハラミに脂がタップリのっている。
    どう食べるのがおいしいだろう…。
    キャベツやモヤシをベッドにし、味噌と一緒にちゃんちゃん焼きにするのもいいか?…、と思いもした。
    でも、鮭の状態があまりに良くて、それでバターソテにしましょう。
    良い食材はシンプルに。
    ちょっとひねりをきかせたくらいがおいしくなってくれるもの。

    鮭の切り身に塩と胡椒と小麦粉はたく。
    オリーブオイルで潰したニンニクをこんがりやいて、風味を油に閉じ込める。
    オレガノきざんで、油に放ちそこに鮭の皮目をのっける。
    蓋してこんがり。
    フライパンを揺するとカサッと皮がすべって自然と動くようになったら、バターを落としてジュワジュワ沸騰したのをスプーンですくってかけまわしつつ表面を焼く。
    芯がほんのりレアな状態で火を止めお皿に切り身を移し、残ったバターにホースラディッシュソースをくわえて詰めてソースに仕上げてかける。
    サイドにルッコラ…、ライムを搾ってできあがり。
    フックラとした鮭の切り身にホースラディッシュの辛みと酸味、そして甘みがくわわってなんともおいしい、オゴチソウ。

    伊勢丹で買ったあれやこれやをつまんで、夜のお酒をすすませる。
    9f71c76f.jpeg北海道の食品フェアを地下のフロアーでやっていて、そこで「ざんぎ」を買って帰った…、にんにく醤油にじっくり浸して揚げた鶏肉、だから帰りの地下鉄の中でもずっとおいしい匂いをただよわせていた。
    そのおいしげな匂いを決して裏切らない、コッテリとした濃厚な味。
    噛むとジュワッとにんにく醤油の風味が口に広がって、揚げた油もじんわりにじむ…、胸肉、手羽先とそれらそれぞれの味わい、食感、たのしんだ。
    それからつぶ貝をただ塩茹でにしたモノたっぷり…、コリコリクニュクニュ、噛めば噛むだけお腹がすいてくるような危険な味に酔いしれる。
     

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    新橋で朝…、カフェラミルで朝食をとる。
    1fa306a2.jpeg新橋サラリーマンの聖地のひとつ「ニュー新橋ビル」の一階にある。
    煙もうもうの喫茶店や居酒屋、あるいはランチに行列ができる手軽な食堂がずらり並んだビルの中で、ココだけちょっと異質な雰囲気。
    ちょっと銀座な雰囲気で、禁煙コーナーもしっかり他と隔離されてて、空気がキレイ…、1980年代のバブル時代を象徴する高級喫茶店ブランドのもう数少ない生き残り。
    朝のセットが800円からと、かつての値段に比べれば安くはあるけど今となってはかなり強気のモーニング…、まずは冷たい紅茶をたのむ。

    d12e60d3.jpeg赤いワインを入れるようなバルーン型の脚高グラス。
    昔からアイスコーヒーはフルート型のシャンパングラス。
    アイスティーはこの形。
    形は同じでもサイズが随分大きくなって、この店なりのサービス精神を感じてたのしい。
    紅茶自体はありきたり。
    けれどキリッと冷えていて、グラスまでもが手に冷たくて、温度感がオゴチソウ。

    入り口のところに立て札、「朝食メニューが変わりました」と書いてある。
    たしかに最近までは、スクランブルエッグとトースト、サラダのプレートだった。
    どうしてなのかそれらがなくなりサンドイッチにメインが変わった。
    クロックムッシュがあるというので、それを選んでメインとします。

    イギリスパンの薄切りを2枚使ってる。
    ちょっと小さめのパンなのでしょう。
    縦に2つに切り分けやってくるので、パクリと、口の中にキレイに収まる。
    とろけるチーズ。
    ロースハム。
    中にタップリ、ホワイトソースが塗られてて噛むとトロンと垂れ出す。
    それをもれなく口の中に頬張れる。
    口からあふれだす食べ物を零さないよう難儀しながら食べるのもたのしいけれど、朝という忙しい時間帯には、食べやすいのも気がきいている。
    オモテナシ。

    d80d04da.jpegパンの上には刻んだイタリアンパセリがタップリ。
    それがとろけたチーズにはりつき、口の中をにぎやかにする。
    もそもそ、食感たのしくて、しかも緑の香りがおいしい。
    噛むと鼻からパセリの匂いが逃げていくのが「ああ、口の中に朝が今いる」って思ってニッコリできるところが、いい感じ。

    野菜サラダに相変わらず水菜がふんぞりかえっているのが、ちと面白くなくでもしょうがない。
    一緒にルッコラの葉っぱが混じって、その香り。
    それからモッサリした食感が水菜の苦くて水っぽい味わい、食感、帳消しにする。
    チーズクリームドレッシングも、葉っぱをイタリア味にする。
    悪くないなぁ…、と思いもします。
    何よりパンをヒックリ返すと、こんなにキレイに焼けている。
    カサカサ前歯に軽快で、歯切れてパン屑、口にちらかる。
    甘み控えめ、ネットリとした食感もない痩せておいしいサンドイッチにほどよきパンで幸先いいかもって思ったりした、さて移動。



    関連ランキング:喫茶店 | 新橋駅内幸町駅汐留駅



    新橋駅に向かってビルを突っ切ってたら、そうだ、ジュースを飲んで今日一日をゴキゲンに…、と思ってそれで「ベジタリアン」。
    9c488967.jpegフレッシュジュースのスタンドで、お店はまるで果物屋さんとか八百屋さんのようにみえるほど色鮮やかで香りが明るい。
    セロリ、春菊、あるいは野菜だけを絞った完璧ジュースと、いろんなレシピがある中で、一番ボクがオキニイリなのが「パセリのジュース」。
    クロックムッシュにもパセリがタップリ張り付いていたのを思い出し、そうだ今日は勝手に「パセリの日」としましょうって、たのんで作ってもらってゴクリ。
    パセリにパプリカ、グレープフルーツをメイン素材にして冷たい水と一緒にジャジャっとブレンドしたもの…、最初はグレープフルーツの苦味と酸味ではじまって、パプリカ、ピーマン、そしてパセリといろんな香りが口から鼻へとパレードしていく。
    体がシャキッと潤って、さてさて今日もがんばろう!



    関連ランキング:ジュースバー | 新橋駅内幸町駅汐留駅

     

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    朝を渋谷のルノアール。
    bd942149.jpegタバコの煙が気になるチェーンではあるのだけれど、この店は禁煙席が完全に隔離されてて空気がキレイ…、仕事の前にぼんやり兼ねて。
    すわり心地の良い椅子が並んだ客席…、特に禁煙席の椅子はフッカリ、座るとしばらく立ち上がりたくなるほどユッタリしていて、ぼんやり気分に拍車がかかる。
    なるほどココは「喫茶店」じゃなくて「喫茶室」。
    バブルの時代にはサラリーおじさん達が、フカフカのタオルおしぼりを顔の上に置き、爆睡してたりしましたもん。

    732b7737.jpegおじさんカフェ!
    そう名づけましょう。
    おじさんが時間を無駄に使ってニコリとゴキゲンになる、日常からの逃避場所。
    今朝もお店はおじさんばかり。

    まずはカフェオレ。
    熱々のコーヒーに熱々のミルクを注いで作った昔ながらのカフェオレ。
    カップの表面にミルクの膜がはってシワっとちりめん状になっていくのに、ウットリします。
    いまじゃ、こういうカフェオレも少なくなった。
    今日は特別コーヒーの香りがポワンと漂ってきて、寝ぼけ眼がパチリとひらく。

    それからいつものサンドイッチ。
    トーストブレッドでベーコンと卵サラダを挟んだモノ。
    トーストの焼かれ具合がときに応じてブレるところが素人くさく、今日はほどよき焼き加減。
    もうちょっとだけ余計に焼いてくれればもっとおいしいのになぁ…、と。
    思いながらも、中に挟んだ卵サラダのトロンとなめらか。
    具材のやさしい食感と、トーストブレッドのカサカサとした歯ざわりが相性たのしく、食べてて気持ちが良いのがうれしい。
    一緒についてやってくるコンソメスープも味わい深く、サンドイッチを含んでスープをコクリとやると口が潤いお腹もホッとあったまる。
    5eff6888.jpegそれにしてもサービスが丁寧なコト。
    今ではホテルのコーヒーショップだって、これほど丁寧なサービスをしないだろうな…、と思わせるほどエレガント。
    レストランのサービスというよりも、大企業の役員応接室でくりひろげられるもてなし感覚の優雅があって、おじさんたちがしばし夢見る空間にピッタリじゃないかと思いもします。
    さてさて仕事といたしましょう。



    関連ランキング:喫茶店 | 渋谷駅明治神宮前駅神泉駅

     

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    銀座で野暮用…、それで朝。

    02920527.jpegいきたい店まで散歩する。
    地下鉄丸ノ内線の銀座の駅を出るとそこは晴海通りで、海に向かって一直線に歩く。
    沢山歩けば築地まで行く。
    ちょっと歩くと東銀座で、そこに歌舞伎座。
    改築工事がそろそろ終わり、あと40日ほどでこけら落としになるという。
    歌舞伎座の後ろ側には超高層ビル。
    オフィスが入るのでありましょう…。

    それにしても…。
    近代建築が古い建物を飲み込む形で名建築となった丸の内の安田生命本店ビルのような例はあるけれど、ここはいささか中途半端。
    日本的なる建築様式と近代建築が融合している訳じゃない。
    さりとて無機的素材剥き出しの超高層ビルを借景として二つの様式が互いに競いあうような緊張感があるわけでもない。
    建て替え費用を捻出するため空中開発権を売りました!
    はい、おしまい…、ってそれならまだよい。
    これじゃぁ、風呂屋の入り口を思いっきり豪華にしたファサドが貼り付いた、ヘンテコリンなビルでしかない、情けない。
    日本を代表する伝統芸能の殿堂であります。
    超高層ビルを飲み込むくらいの気概で、芝居の伝統モチーフや、神殿建築様式満載のビルにすれば良かったのに。
    そのため外装が歌舞伎揚げのパッケージみたいになったとしてもボクは許す(笑)。
    LEDの大型ディスプレーで毎正時に海老蔵が得意の睨みをきかす画像が流される…、っていうケレン味なんかがあればそれこそブレードランナーな未来都市の景色であります。
    なんだかスゴくもったいない。

    そして目当ての「アメリカン」…、サンドイッチがおいしい喫茶店。
    american.jpg歌舞伎座のビルの並びにあって、お店の前にはずっと「工事の皆さんお疲れ様です」とやさしい看板を出していた。
    そろそろ工事の人たちもこの界隈からいなくなり、それに変わって劇場やオフィスビルに務める人がお店のお客様になっていくんでしょう…。
    モーニングセットを食べようと思って来たのだけれども、残念。
    もたもたしてたら朝食サービスが終わる10時を過ぎちゃっランチの準備で大忙し…、喫茶室はしばらく休憩。
    ただ売店で、サンドイッチのテイクアウトを買えるようにはなっていて、買って近所の公園に行く…、寒くはあるけどたまたま風が弱くて日向は温かい。

    6a314a0b.jpeg玉子サラダとハンバーグのコンビネーションを選んで買った。
    どっしり。
    ズッシリ。
    分厚いパンで挟まれた、しかも具材が溢れんがばかりの大盤振る舞い。
    ミッチリ感が半端ない。

    パンが分厚いサンドイッチは本当は苦手。
    パンばっかりを食べてるみたいで、損した気持ちになるのだけれど、ココのは特別。
    パンがおいしい。
    フックラしててきめがこまかい焼き上がり。
    噛むとムチュンと前歯をくるむ。
    ちぎれるものかとほんの一瞬抵抗したあと、スパッと歯ぎれる。
    その潔さがまずゴチソウ。
    わざとらしい甘みがなくて塩の風味と小麦の旨味が口に広がる。
    口の中に沢山パンが転がり込んできたはずなのに、それがまるで嫌でなく、お供の飲み物なくとも口がかわかずトロンとなめらかになる。

    具材も上等。
    玉子サラダはポッテリとしたマヨネーズの風味と玉子の味わいひとつになってなめらか。
    ハンバーグは焼きたて、だからまだホカホカでソースがなんだかなつかしい洋食味でウットリします。
    耳の部分がムッチリ歯ごたえ濃密で、お腹がたちまち満たされる。
    今度は早めにやってきて、この食パンのトーストを食べなくっちゃと思う朝。



    関連ランキング:喫茶店 | 東銀座駅築地駅新富町駅



    ところで本日、2月20日は愛媛県政発足記念日なのであります。
    1873年、石鉄県と神山県が合併して愛媛県になったことを記念してというコトで、記憶にないけど多分、小学校とか中学校では今日は休みになってたんでしょう。
    この愛媛県発足を記念して作られたのが「愛媛県の歌」、音源貼っておきましょう。



    海があって山があって、いつも明るい空があってとてものどかで、けれどそこそこ都会であった松山という街にいた頃のボク。
    宇宙の真ん中は松山で、すべてがココを中心に回っているって思ってた(笑)。
    松山の人は松山が好き…、街の真ん中に松山城をいただく山がポツンとあって、その城山を3日見ないとさみしくなっちゃうってそんな人がボクの友人にも沢山います。
    不思議なコトにこの歌を歌い始めると歌詞を見ずとも次から次へ、言葉が湧いてやってくる…、郷土愛とでもいいますか、小さな頃に覚えたコトはなかなか忘れるもんじゃないというコトでもあろうと感じ入る。
    背中を伸ばして胸はって、今日も元気でがんばろう!
     

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    朝を九州から出てきた友人と有楽町。
    ffd7e015.jpeg東京にでてくるたび「うっかり」どこかで会って一緒に食事をするというのをテーマにしているたのしい付き合い。
    いつもは双方の行動エリアが東京の西っかわってコトも手伝い、新宿御苑の近所でうっかりすることが多いのだけど、今日は気取って有楽町。
    「有楽町で逢いましょう」な感じであります…、うっかりと(笑)。
    地下鉄銀座の駅を降り、地上に出るとマリオンがある…、2つのビルをつなぐ谷間を通りぬけ山手線のガードをくぐると丸の内。
    20歩ごとに景色が変わる…、それがたのしいこのエリア。

    b4f43bbc.jpegはまの屋パーラーに来たかったのです。
    サンドイッチの王国的店。
    店の造りからやってる人に至るまで、昭和風情が濃厚にしみつき、それが魅力的だった喫茶店。
    おじさんたちが引退し、若い人たちが一生懸命、過去をなぞってがんばっている。
    新しいメニューがちょっとづつ。
    顔を出しははじめているけど、昔通りはしっかり守って。
    たまに来るとなつかしくって、もっとがんばれ…、って叱咤激励したくなる。
    とは言え、笑顔でニコニコ座って、コーヒー飲んでるだけですけれど(笑)。

    朝の9時にスタートというこのお店。
    今日の開店は9時ちょっと過ぎ。
    開店時間が守れないのは、飲食店としては失格といわれるけれど、ずっとお店の中でコーヒー落として準備をしてた。
    開店時間に気づかずずっと。
    だからしょうがないといたしましょう。

    だからかお店の中に入ってくると、落としたてのコーヒーのスッキリとした明るく甘い香りでニッコリ、出迎えられる。
    朝にかぐコーヒーの香りは価千金…、お目目がパチっとしてきます。
    当然、まずはコーヒーたのむ。

    680c8673.jpeg酸味がスキッと鮮やかな昔ながらのブレンドコーヒー。
    これぞ喫茶店のコーヒーという、感じがうれしい。
    カップソーサーの上に、チョコンと置かれたクッキーが、昔はなかったおもてなし。

    ただコーヒーカップはできれば昔の白いカップに戻ってほしいなぁ…。
    これじゃぁ、まるで和食屋さんがサービスで作ってくれるコーヒーみたいで、ありがたみに欠けるんだもの。
    喫茶店は喫茶店らしくあってほしと思う。
    小ぶりで分厚いコーヒーカップ。
    それをお湯につけて芯まで温めて、そこに苦くて酸っぱいコーヒーを注ぐとそれまで濡れてたカップの表面が、みるみるうちにたちまち乾いていくような…。
    熱くてしばらく飲めなくて、湯気をみながらしばらくみつめる。
    コーヒーの香りが鼻をくすぐって、そして一舐め。
    ズズッとすすると、ほんの一口、ひとすすりで口いっぱいにコーヒーの味がゆきわたる。
    時間をかけてユックリたのしむ。
    そんなコーヒーをやっぱり飲みたい…、スタバじゃ飲めないオゴチソウ。

    それからサンドイッチをたのんで味わう。
    ハムのサンドイッチと玉子のサンドイッチの盛り合わせ。
    注文すると、この玉子を焼く音が、カシャカシャジュージュー…、それに続いて甘い香りがやってくるのが食欲そそる。
    6c2ae17e.jpegパンもそれぞれトーストしてもらって、キチンとキレイに切り分けられてお皿にズラッと並んでくるのが目にうつくしい。
    食パン一枚を4切れに切る…、これがなかなか出来ない手わざ。
    何度か家でも試したけれど、具材を入れすぎると上手にできず、少なすぎると倒れてしまう…、この絶妙がプロ的手際でしかもフィンガーサンドのようにスポッと口の中に収まって、キレイに歯ぎれるゴチソウ感があって好き。
    ハムとレタスはみずみずしくて、玉子はフックラ焼けたもの。
    パンが変わってちょっとネチネチした食感は残念で、けれど玉子は今の方がキレイにシットリやけている…、ほどよく納得、満足す。



    関連ランキング:喫茶店 | 有楽町駅日比谷駅銀座駅



    さて、フランク永井の「有楽町で逢いましょう」。



    数寄屋橋が無くなってしまった…、どころか、日劇ミュージックホールもなくなり阪急百貨店が入ってた東芝ビルも解体中。
    時は流れる、街、変わる。
    それにしても「低音の魅力」であります。
    バーブ佐竹も低音系の人気の歌手で、いつからなんだろう…、男性歌手の声がどんどん甲高くなり女性のキーと今や交錯しはじめている。
    カラオケに行ってもまともに歌えないんだもん…、みんなが歌う歌がないって理由の一つが曲芸的なる高温キーの歌ばかりってコトがあるかもって思ったりした。
    有楽町で逢いました♪

     

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