新橋で朝…、カフェラミルで朝食をとる。
新橋サラリーマンの聖地のひとつ「ニュー新橋ビル」の一階にある。
煙もうもうの喫茶店や居酒屋、あるいはランチに行列ができる手軽な食堂がずらり並んだビルの中で、ココだけちょっと異質な雰囲気。
ちょっと銀座な雰囲気で、禁煙コーナーもしっかり他と隔離されてて、空気がキレイ…、1980年代のバブル時代を象徴する高級喫茶店ブランドのもう数少ない生き残り。
朝のセットが800円からと、かつての値段に比べれば安くはあるけど今となってはかなり強気のモーニング…、まずは冷たい紅茶をたのむ。
赤いワインを入れるようなバルーン型の脚高グラス。
昔からアイスコーヒーはフルート型のシャンパングラス。
アイスティーはこの形。
形は同じでもサイズが随分大きくなって、この店なりのサービス精神を感じてたのしい。
紅茶自体はありきたり。
けれどキリッと冷えていて、グラスまでもが手に冷たくて、温度感がオゴチソウ。
入り口のところに立て札、「朝食メニューが変わりました」と書いてある。
たしかに最近までは、スクランブルエッグとトースト、サラダのプレートだった。
どうしてなのかそれらがなくなりサンドイッチにメインが変わった。
クロックムッシュがあるというので、それを選んでメインとします。
イギリスパンの薄切りを2枚使ってる。
ちょっと小さめのパンなのでしょう。
縦に2つに切り分けやってくるので、パクリと、口の中にキレイに収まる。
とろけるチーズ。
ロースハム。
中にタップリ、ホワイトソースが塗られてて噛むとトロンと垂れ出す。
それをもれなく口の中に頬張れる。
口からあふれだす食べ物を零さないよう難儀しながら食べるのもたのしいけれど、朝という忙しい時間帯には、食べやすいのも気がきいている。
オモテナシ。
パンの上には刻んだイタリアンパセリがタップリ。
それがとろけたチーズにはりつき、口の中をにぎやかにする。
もそもそ、食感たのしくて、しかも緑の香りがおいしい。
噛むと鼻からパセリの匂いが逃げていくのが「ああ、口の中に朝が今いる」って思ってニッコリできるところが、いい感じ。
野菜サラダに相変わらず水菜がふんぞりかえっているのが、ちと面白くなくでもしょうがない。
一緒にルッコラの葉っぱが混じって、その香り。
それからモッサリした食感が水菜の苦くて水っぽい味わい、食感、帳消しにする。
チーズクリームドレッシングも、葉っぱをイタリア味にする。
悪くないなぁ…、と思いもします。
何よりパンをヒックリ返すと、こんなにキレイに焼けている。
カサカサ前歯に軽快で、歯切れてパン屑、口にちらかる。
甘み控えめ、ネットリとした食感もない痩せておいしいサンドイッチにほどよきパンで幸先いいかもって思ったりした、さて移動。
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新橋駅に向かってビルを突っ切ってたら、そうだ、ジュースを飲んで今日一日をゴキゲンに…、と思ってそれで「ベジタリアン」。
フレッシュジュースのスタンドで、お店はまるで果物屋さんとか八百屋さんのようにみえるほど色鮮やかで香りが明るい。
セロリ、春菊、あるいは野菜だけを絞った完璧ジュースと、いろんなレシピがある中で、一番ボクがオキニイリなのが「パセリのジュース」。
クロックムッシュにもパセリがタップリ張り付いていたのを思い出し、そうだ今日は勝手に「パセリの日」としましょうって、たのんで作ってもらってゴクリ。
パセリにパプリカ、グレープフルーツをメイン素材にして冷たい水と一緒にジャジャっとブレンドしたもの…、最初はグレープフルーツの苦味と酸味ではじまって、パプリカ、ピーマン、そしてパセリといろんな香りが口から鼻へとパレードしていく。
体がシャキッと潤って、さてさて今日もがんばろう!
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