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2025/05/05 (Mon)
PI not Pie
映画を觀ます…、「ライフオブパイ・トラと漂流した227日」って映画。
なんと長ったらしい題名でしょう(笑)。
題名のみならず、ポスターにダラダラ書かれた宣伝文句に、いつから日本人はイマジネーションを発動しないぼんやりとした国民になっちゃったんだろう…、って。
あるいはそんな扱いを不当に受ける憐れな人になったのかって思ってしまう。
しかもこのサブタイトルがまるで映画の内容を表していないという情けなさにて、配給会社の人って本当に映画の内容を理解してタイトル付けをしたのかしらって心配になる。
まぁ、愚痴はおいといて、映画であります。
泣けました。
パイ(Π=円周率)と自ら名前を選んだ少年の、円周率のごとき人生。
割り切れず、苦労が無限につづく旅。
人生とはこういうモノかもしれないなと、自分の経験に照らしあわせて涙がでます。
コミカルにはじまった物語が、とあるコトをきっかけに息詰まるほどに緊張しいる内容になりあっという間に創作の世界に放り出されてそのまま漂っていく、少年パイと共に旅するような時間に翻弄される。
語りたいことは沢山ある。
あるけどそれを言ってしまうとネタバレになる。
だからぜひ、ご覧頂きたく思い差し障りの無い話にココではいたしましょ。
この映画の監督をつとめた台湾出身のアン・リー氏。
ワイヤーアクションを多用したビューティフォーなカンフーラブロマンス「グリーン・デスティニー」を始めてみたのがニューヨーク。
アジアからすごい人が出てきたんだなぁ…、ってびっくりしました。
そのあと、いきなり「ハルク」でこけて、「ブロークバック・マウンテン」なる問題作に手を染めて…、と、作品テーマに恵まれているのかどうなのか。
ただこの映画が代表作のひとつになるのは間違いないとボクは思った。
実はもともとこの原作の映画化権を買った人が、最初に指定した監督がヴィレッジを撮影している最中のナイト・シャマラン。
スケジュールの都合で結局実現しなかった…、あぁ、良かったなぁってしんみり思う。
世界最初の公開地でもあった台湾…、そのタイトルが「少年派的奇幻漂流」、派は「パイ」って読むのでしょうネ…、奇幻漂流って漢字の力にウットリします、しびれます。
トレーラーを貼っておきます。
劇場でしきりに流されていたのとは違ったバージョンで、この映像の方が本編の内容に忠実なように感じてそれで。
けれどそれでもこの映画の正しい内容を伝えていない。
この映画を動物たちが沢山でてくる冒険物語って思ってやってきた子供連れの観客が何組かいて、その中の小さな男の子がボクの斜め前でひきつけ起こしそうになっていた。
小さい頃にいろんなコトを経験するのは悪くはないけど、映画を観た後、おかぁさんたちが、どんなふうに子どもたちと映画のコトを語ったんだろうって心配になる。
それからパイが乗っていて、嵐の中であえなく沈没してしまう船。
日本船籍の船って設定…、なのに船の名前がまるで日本語に思えぬヘンテコリンな名前になってて笑う。
物語の最後の方で保険調査員が日本からきて、パイの話を聞くってシーンがあるんだけれど、この調査員がしゃべる日本語がまたヘンテコリン。
この映画に限らずこういうコトに対して日本のしかるべき機関がもっと関心を持ちスーパーバイズするべきだって憤慨します。
まぁ、しかるべき機関がどんな機関なのかはわらかないし、おそらくこれもボクらが日本でヘンテコリンな外国語を乱発しているせいかもしれない。
そう思ったら、しょうがないかと思いもします(笑)。
それにしても主人公の少年の名前「パイ」の綴りは「PI」だったのですネ。
ずっとボクは「PIE」って思っていたのだけれど、たしかにそれだとこんな映画になっちゃいそうで、笑ってしまった画像を一枚。
ボクを主人公でとっていただけないものか…、この際、ナイト・シャマランが監督でもボクは我慢します故(笑)。
[3回]
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2013/02/10 (Sun)
映画・音楽・アート
Comment(0)
テッド
映画を觀ます…、みたくてしょうがなかった映画「テッド」であります。
友達のいない男の子が、クリスマスプレゼントにもらった熊のぬいぐるみが自分の友人になってくれたらいいのになぁ…、って思った気持ちが叶って熊のぬいぐるみが動いて、喋って、いい友だちになってくれるという設定ではじまるコメディー。
世界各国でヒットを飛ばした映画らしくて、上のポスターはいろんな国で実際使われているポスターたちでございます。
あいも変わらず、日本は世界中の先進国中、最遅公開…、最速でなくてもいいからこの映画の設定のコトを考えるならクリスマス映画にしてほしかった。
まぁ、しょうがない。
大人の事情がいろいろあるのでございましょう…。
六本木ヒルズの一番大きなスクリーン。
つまり今、日本でも最大クラスのスクリーンの劇場が今日一日はほぼ満席という大人気。
お下劣系。
しかもコメディーとなると日本じゃ絶対人気がでない系統。
にもかかわらずのこのヒット、主人公のテッドなる熊のぬいぐるみの愛らしさのおかげでしょうね。
たしかにかわいい。
しかもかわいい外見を見事に裏切るエロで下品な行動が、世界共通の笑いのツボをつついてくれる。
人がかならずもっている、大人になると人に見せずに自分の中に閉じ込めておく部分。
子供じみてワガママな部分であるとか、本能に正直な部分であるとか。
そうしたところをコントロールし切るということが、大人として洗練された存在になるというコトだったりするのだけれど、テッドは持ち主である「元少年」のそうした部分の象徴なんでしょう…、つまりオルターエゴ。
自分らしい人格と決別することで、どこにでもいる大人になるのか。
それとも、情けない自分と格闘しながら自分らしい大人になっていくのか…、どちらがいいの?ってコトを考えさせられる重たい内容をテッドの姿が薄めて、飲み心地のいいモノにしてくれる。
コメディー、サスペンス、ラブロマンスと多彩な要素がおりこまれていて、やっぱり泣いてしまいましたなぁ…、いい映画。
あっと驚くスタァな人たちがカメオ出演していて、彼らがテッドに負けぬお下劣キャラをたのしそうに演じているのがまたオモシロイ。
公開に向けてFacebookなんかを使ってこま目で丁寧なプロモーションをやっていて、それと同時にトレーラーやティーザー動画がいろんな種類、リリースされてた。
そんな中でも一番お下劣なR指定バージョンのトレーラーを貼っておきます。
またみたいなぁ…、一人でゲハゲハ、心置きなく笑ってみたい、オキニイリ。
[5回]
2013/01/20 (Sun)
映画・音楽・アート
Comment(4)
24601号
今年最初の映画を観る日…、レ・ミゼラブルを選んで觀ます。
実はかなりのミュージカル好きにて、数年前までブロードウェイに行くコトを目的にした旅を年に数回してた。
この作品…、かなりオキニイリの一つで都合6回ほども観ましたか。
劇場のステージという限りのある空間の中に、およそ考えられぬほど壮大な世界を作り出す舞台装置の見事が生み出す緊張感と、達成感が際立つ作品。
それを映画という「無限な空間が準備されている環境」の中に移して、果たして劇場版の持つ緊迫感を生み出すことができるんだろうか…、とちょっと心配しながら観ました。
まるでそんな心配は杞憂でござった!
見事な作品。
何モノかに憧れ希望を持つコト。
その希望や思い描く未来にちょっとでも近づいていると実感するコト。
それが人として生きているというコトの証であって、そのコトだけをただただ描き続けるだけなんだけど、泣けました。
その物語が涙を目の奥に蓄えさせて、うつくしきメロディーが涙腺を開く準備をシッカリとする。
そして俳優たちの演技が蛇口をひねって涙を出させる。
まんまと涙はでっぱなし…。
しかもこの作品。
キャスト全員が自分の声で歌ってる。
しかも多くのシーンで、演技をしながら歌っているのを収録しているという。
自分で歌うと言うことは珍しくは無くなったけど、スタジオで何度も歌い直してベストなモノをアフレコするのが一般的。
けれどそれでは口パクと同じコトでもあって結局、臨場感には向かわない。
かなりの鍛錬、努力の末のこの名演技。
ブロードウェイの歌手に比べれば歌唱力とか声量だとか劣るところも多々感じられる。
けれど「俳優が歌を通して演技している」と考えるなら、映画でしか体験できぬ名演奏と思わずにはいられぬステキ。
プロなんだなぁ…、ってウットリしました、オキニイリ。
ところで上に貼ったポスター…、台湾、香港といった中国語圏で公開されてるレ・ミゼラブルの劇場ポスターなんだけれど、なんだかステキ。
デザイン的には日本のそれとそれほど変わらず。
タイトルの「Les Miserables」の上に漢字が3つ。
孤星涙と書いてある。
「孤独の星の涙」と書いてコゼット。
あぁ、なんとステキでうるわしい。
母と別れて健気に生きる、シアワセというモノの儚さを誰よりも知り、シアワセになることを恐れる少女の名前をこれほど的確に表すことができる。
「漢字の力」にウットリします。
そもそもこれの原作邦題。
「ああ、無情」。
この物語を突き動かしている、やるせないほどの逆境にそれでも負けぬ悔しさをこれほど上手に表現している言葉はあるか?って思いますよネ。
昔の人は「日本語の力」を信じて、一生懸命考えたんでしょう。
カタカナにたよらぬ表現方法をもっとシッカリ考えなくちゃと思ったりする。
ところでやっぱり、このロンドンウエストエンド版のミュージカルに使われるロゴがボクは好きだなぁ…。
コゼットがシッカリ前を見据えながら唇を噛むこのデザイン…、赤・青・白とフランスの国旗の色のモチーフを上手に使った見事な名作。
なんだかミュージカル版を観たくてしょうがなくなった。
トレーラーを貼っておきます。
他にもセリフ入りであったり、ナレーションで物語の内容を説明しているバージョンもある…、けれどアン・ハサウェイの歌だけをたよりに繰り広げられてくこのトレーラーが一番好きで、それでこうして貼っておきます。
だって、これはミュージカル。
音楽という直接的に人の気持ちに働きかけるステキを感じてほしいから。
それになにより、このアン・ハサウェイの演技のスゴさにスッカリやられてしまいました故、それでこうして選んで貼った…、なんだかもう一度、みたくなる。
[9回]
2013/01/05 (Sat)
映画・音楽・アート
Comment(14)
ホビットの旅
映画を觀ます…、昨日封切られたばかりの映画。
「ホビット思いがけない冒険」を勇んで鑑賞。
ロード・オブ・ザ・リングスの前日譚という扱いの映画で、最近、前日譚モノって結構多く作られている。
ヒット作…、それもシリーズ物の映画を先へ先へと続けていくとつじつま合わせができなくなったり、ご都合主義に陥ったり、どんどん劣化していくコトがままあって、例えばマンガなんかでも何年も続けていくともうどうでもよくなっちゃったりするワケです。
その点、前日譚という「前へ前へ」という作り方。
本編が偉大であればあるほど輝きを増す。
登場人物の生い立ちだったり、人間関係のはじまりだったりを詳らかにされていくのにワクワクできる。
謎解きをしているスリルも味わえたりもするのもたのしくて、「ダークナイト」なんて、その成功事例の典型だった。
して、この映画。
ロード・オブ・ザ・リングスの最初のシーンからはじまるという、なんとも粋な導入部分。
そのシリーズを心から愛する人へのリスペクトというか、サービス精神というか、これぞ映画というか、まぁ素晴らしい。
オープンニングの5分で映画を1本観たかと思わせるほどの、お金と手間を使って観客の度肝を抜く。
しかもその驚きが、その5分間で終わらずずっと持続する。
その映像もスゴいけど、物語もやはり骨太。
世の中を変える力は一人の英雄の中にあるのでなく、「名も無き小さな人」のココロの中にある。
毎日の些細なコトの繰り返し。
こうありたいと願う気持ちが世界を作り、世界を変える。
頷きながら、ずっと観ていた。
この物語も三部作。
早く続きが観たいとこれまた熱烈に思って終わる…、スゴい作品、感心す。
それにしてもこの映画の3D映像の自然で壮大なること、ウットリします。
飛び出す系ではなくて奥へ、奥へといざなわれていく奥行きのある映像効果が、この物語の深くミステリアスな世界観を見事に表現していて、どんな技術もそれを活かすべきコンテンツと手に手をたずさえないと発揮されないんだなぁ…、と納得します。
スクリーンの中の出来事との妙なる一体感にココロ酔わされ、オキニイリ。
映画館でこのトレーラーを観るたびに、ココロの芯がポッと熱くなるような気持ちになってジンワリ涙が出てきたりした。
最近、めっきり涙腺が弱くなってきたなぁ…、って思って今日は、その涙腺が全開しました。
いろんなモノが涙と一緒に流れ出し、気持ちが明るく晴れ晴れもした、年末この時期に見てよかったとしみじみ思った、よき映画。
ところで二ヶ月ほど前に紹介したとは思うのだけど、ニュージーランド航空の機内インストラクションビデオの動画をやっぱり再び貼ることにする。
この映画のロケ地でもあるニュージーランド…、国を挙げて映画のプロモーションに強力しててニュージーランド航空もオフィシャルエアーと自ら名乗ってこのノリの良さ。
今の日本って「国を挙げて」という一体感。
あるいは勢い、ノリがなくみんなバラバラ…、総選挙ですら盛り上がらない。
国があってこそのボクたちなのに…、しかも世界に誇れる歴史と文化を持ってる日本の国を好きになれずになぜ生きてける?って思いもします。
明日は選挙に行きましょう!
[6回]
2012/12/15 (Sat)
映画・音楽・アート
Comment(4)
黒衣の女
映画を觀ます…、映画の日。
「ウーマン・イン・ブラック(亡霊の館)」と言う映画。
「黒衣の女」という舞台ではかなり有名な本を原作としているゴシックホラーで、主演がハリーポッターのラドクリフ君というのが話題のひとつでもある。
黒衣の女という立派な名前がありながら、「亡霊の館」なんてへんてこりんな副題を与えられて、さぞかし本作、迷惑しているだろうなぁ…、と思える作品。
まさに「黒衣の女」が主役にて、その存在感こそがこの映画の存在理由。
怖いのです。
実体を持たぬ霊としての黒衣の女。
日本的に言うならば亡霊じゃなく「お化け」でしょうな。
日本のお化けが「ひゅーどろ」というさみしげな音を伴いやって来る。
ここのお化けは古びたオルゴールの哀しい音色を合図にやってくる。
なぜでてくるのか?と言うと、ただ「出たいから」。
それ以外の理由なし(笑)。
誰にでるのか?と言うと「そこにいる人手当たり次第」にでてしまうという、まるでジャパンホラーの代表作の「呪怨」の霊のようであります。
だから怖い。
交通事故に合うように、なんの理由もなく偶然、霊に取り憑かれるなんて、恐ろしくって耐え難い。
それにこれ。
もともと舞台というのもうなずけるほど、登場人物が少なくて映画の半分ほどをラドクリフ&黒衣の女で演じてるほど。
ハリーポッターの撮影を終えてからずっと舞台をやっていたというラドクリフ君、さすがの快演…、重苦しい大変な役を演じきってる。
黒衣の女をもし日本の舞台でやるなら、ガラスの仮面の月影先生にやっていただきたいところ。
彼女の「ジーナと五つの青い壺」で手だけが演じたあのシーン…、この物語の中でも強烈な印象を観ている人に与えてくれるに違いないと思ったりした。
ネタバレにならぬように評するのってむつかしいと久々思う、映画でござった…、たった1000円でこういう映画を観れるなんて、ステキと思った今日のコト。
このトレーラーの冒頭シーン…、フランシスコッポラ版のドラキュラで、トランシルヴァニアに向かう途中の列車の中でのキアヌ・リーブスを彷彿とさせる絵柄でそういえば、なんだか陰鬱な空気感が漂う横顔、似て見える。
少年っぽさを必死で取り払おうとする緊張感と背伸び感も似通っていて、次の彼の作品はスピード3か?って思っちゃう(笑)。
ところで「ウーマン・イン・ブラック」という、このタイトルに、思わず「ウーマン・イン・レッド」って映画を思い出します。
1984年公開作品で、観たんだけれど絶世の美女に惚れる中年オトコの悲哀を帯びたラブコメディー…、って程度の記憶しかまるでない。
でも、スティビーワンダーがプロデュースしたサウンドトラックが秀逸で、何しろほとんどの曲をスティビーワンダーかディオンヌワーウィックが歌っているという豪華版。
中でも極めつけはこの曲でしょう。
「I just call to say I love you!」…、よく歌いました。
まだカラオケボックスが一般的で無かった時代で、カラオケもレーザーディスクやVHDをガチャンとマシンに挿入してからプレイするというあの時代。
誰かがこれを入れると、みんなで合唱になるのが常で、なつかしい。
PVに挿入されてる映画のシーンも、当時の風俗思い出させてなつかしい。
[3回]
2012/12/01 (Sat)
映画・音楽・アート
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