忍者ブログ
サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
2025 . 05
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • カレンダー
    04 2025/05 06
    S M T W T F S
    1 2 3
    4 5 6 7 8 9 10
    11 12 13 14 15 16 17
    18 19 20 21 22 23 24
    25 26 27 28 29 30 31
    カテゴリー
    最新TB
    プロフィール
    HN:
    サカキシンイチロウ
    年齢:
    65
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
    バーコード
    ブログ内検索
    アーカイブ
    P R
    アクセス解析
    ×

    [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

    荒木伸吾さんというアニメーターの回顧展

    arakisingo.jpegベルサイユのばらやバビル2世、あしたのジョーなんかを手がけた人。
    ジャパニメーションなんて言葉なんてまだ無かった時代の、アニメな世界を支えた人の原画がズラッと並ぶ小さな空間。
    そこにギッシリ、彼が作った時代のコトをなつかしむ人が並んでなかなかの盛況呈する。
    こういうコトにしたたかな執着を発揮する友人につれていかれた催しで、ボクもかなりの興奮覚える。
    オモシロイ。

    彼が描いたベルサイユのばらのオスカルとアンドレが、エースをねらえの藤堂さんと尾崎さんにそっくりだったりするのがたのしい。
    時代の顔。
    時代の線に、時代のタッチというものがあるのでしょうね。
    フランスからのヲタクリエーターの集団が、ワーキャーしながら観ている姿に、ステキな日本を垣間見る。

    それからこの回顧展が開催されてる会場の「3331 Art Chiyoda」という場所が、もともと小学校の校舎だったところを再活用しているというユニークな場所。
    各フロアーの階段を登り切ったところに手洗い場がそのまま残って使われてたり、教室のサイズの空間がなんだかやさしくなつかしくって、いいなと思った。
    ちょっとたのしい午後のコト。

    ちなみにその会場への行き方PVっていうのがあって、ビックリしました。



    この会場の雰囲気が伝わってくるたのしいビデオ。
    こういうプロモーションの仕方もあるのね…、YouTubeのような動画共有サイトが一般的になってから、かつてコストがかかったり大掛かりな手間がかかったコトがこうして簡単にできるようになったんだなぁ…、って、これまたちょっとオモシロイ。

    それから移動で、新宿にゆく…、どこかでお茶でものみましょうと、小田急百貨店の中にある「千疋屋フルーツパーラー」を場所に選んだ。
    84c3cb4a.jpeg新宿という街…、喫茶店やカフェが異常に少ない街で、落ち着いてお茶を飲んだり、ケーキを食べたりする場所探しに難儀をします。
    今日もなかなか場所みつからず、そうだ、ココのフルーツパーラーがあったはずだと来たらばすでに行列がある…、けれど再び移動して「お茶難民」になるのも辛い。
    それで並んでお茶に甘味をたのしみました。
    お客様のメインは当然のごとご婦人たちで、しかもこの店があるフロアーがおばさま系の洋服を扱うお店の集まるフロア…、立地とコンセプトが一致しているシアワセな例。

    a97e9200.jpegバナナとチョコのパフェをたのんだ。
    これが見事なほどにうつくしきパフェ。
    バニラとチョコのアイスクリームがギッシリ詰まったパフェグラス。
    周りにバナナをキレイにあしらい、ホイップクリーム、それからぶどう。
    彩り添えるイチゴも目にも鮮やか。

    うつくしいばかりじゃなくて、ひとつひとつの素材がシッカリしていてウットリ。
    ホイップクリームはなめらか、そして味わいソフト。
    やさしい味でこれならいくら食べても胃にもたれない。
    なにより他の素材の味を邪魔しない。
    バナナの熟し方がこれまた見事で、甘くてしかも香りたかくて、ずっとバナナが目の前にある間じゅう、バナナの甘くて切ない香りが鼻をくすぐる。
    アイスクリームも口どけのよい上等なモノ。

    それにしてもこのお店。
    パフェにはフォークとパフェスプーン。
    分厚い紙ナプキンをそっと上にかぶせられ、キラキラ目にもまぶしい見事。
    アイスティーをたのむと下皿。
    レースペーパーをしいたところにゴブレット…、しかもそのゴブレットが薄くて唇にやさしい軽いガラスでできてる。
    料理だけが上等なのではなくって、テーブルの上まで上等、すばらしい。
    c56626a1.jpeg季節のフルーツがお皿の上にちらかるさまが華やかなフルーツワッフル。
    イチゴにリンゴにパイナップル、キウイやマンゴー、ブルーベリーと多彩なフルーツがそれぞれどれも食べ頃で、おいしい状態でお皿の中に共存してる。
    フッカリ歯切れて、モッチリ口の中で甘みを発するワッフル、サラッと口どけソースのようになっていくアイスクリームもまたオゴチソウ。
    モンブランは口のペーストはネットリこってり味わい深く、栗を仕込んだクリームはサッパリとして口どけがよい…、土曜の午後のオヤツドキ。



    関連ランキング:フルーツパーラー | 新宿駅新宿西口駅新宿三丁目駅

     

    拍手[5回]

    PR
    映画を一本…、ちょっと変わった映画をちょっと変わった場所で観ました。
    hunga.jpeg「ハンガリアン・ラプソディ・ライブinブタペスト '86」。
    ブリティッシュプログレッシブの数あるバンドの中でも最も成功した彼らの、脂ののったステージを記録したライブ映像。
    かつて一瞬だけVHSビデオで発売されたコトがあり、そのあとソフト化されていなかった伝説のフィルムをデジタル・リマスターでブラッシュアップしたモノで、しかもスタンディング上映をしている劇場があるというので、それで立川。

    hungarian.jpg1986年といえば、世界がまだ冷戦のまっただ中。
    東側で8万人を動員したという驚くべきステージの、その臨場感をそのままに…、って趣向でそれでワクワク、ドキドキ。
    しかも、11月24日はフレディー・マーキュリーが逝った日でもある。
    1991年没、享年45歳。
    その天才にふれる1時間。

    クイーンファンってスゴいんだなぁ…、って思ったのが数日前にウェブでチケットをとったとき。
    深夜0時の発売開始と同時にみるみるうちに席が売れてく。
    ぼやぼやしてたらのりおくれちゃう。
    まるで本物のライブのチケットをとってるみたいな熱狂が回線伝ってやってくるような気持ちさえした。
    その熱狂がそのまま映画館の中にミッチリ。
    年齢層はかなり高めで、中にはクイーンの日本公演を思い出すわ…、ってキャーキャーはしゃぐおばさまたちがいたりして、開演前から汗をかく。

    そして映画がはじまると、みんな総立ち。
    完璧ライブ状態で盛り上がる。
    とは言え、1986年と言えばクイーンというバンドが絶頂期を終え、円熟へと向かっていたときのコト。
    ボクが好きな彼ららしさは1970年台で終わってしまってる。
    80年以降、作風がアメリカよりにぶれてしまってボクはあまり聞かなくなった。
    この映画で演奏されている楽曲の、そのほとんどが80年台以降の曲で、それがちょっと残念かなぁ…、上映前に盛り上がってた日本公演を観たっておばさまも、不完全燃焼気味でござった、まぁ、しょうがない。



    とは言えレディオ・ガ・ガではみんな両手を突き上げ拍手で盛り上がり、ボヘミアンラプソディーや伝説のチャンピョンでは声を枯らして一緒に歌いと大騒ぎ。
    ハンガリーの民謡を歌うシーンがあるのだけれど、フレディー・マーキュリーが歌うとクイーンの音になってしまう…、それほど彼らの音の力はすさまじい。

    それにしてもこの時代…、音のメディアがCDではなくレコードで動画メディアがDVDではなくビデオテープだった時代って、歌手は自分の喉一つ。
    ギタリストはギター一本で聴いてる人を納得させる技量をみんなもっていた。
    妙な振付もダンスもなくて、好んで上半身裸になるフレディー・マーキュリーのお腹に腹筋の割れ目もなくて、人が自然に生きていたいい時代だなぁ…、ってなつかしかった。

    ライブで歌われた曲の中で、ボクが一番好きな曲がコレ。



    Love of My Life。
    1986年…、つまり映画と同じ年にイギリス・ロンドンのウェンブリー・スタジアムで行われたコンサートでの映像なんだけど、実はこれを最後にフレディー・マーキュリーがライブを行うコトはなかった、記念的なる出来事のコレ。
    ブライアン・メイのギターがないてる…、フレディー・マーキュリーの声もないてる、ボクもなく!
     

    拍手[8回]

    映画を觀ます…、「シルクドソレイユ・彼方からの物語」。
    シルクドソレイユがラスベガスのカジノホテルの常設シアターで、現在演じている数あるショーの中から、見所をかいつまんで一本の映画にした…、という、半ばドキュメンターリーな映画。
    そもそも、彼らのパフォーマンスの見事なコトは折り紙ずみ。
    cirque.jpegかつて年に数回、ラスベガスにいくのが恒例になってたことがあったボク…、ギャンブルなんかには目もくれず、毎日、彼らのショーを観るのが目的だった。
    同じ演目を何度も何度もみるのだけれど、飽きることなく何回観ても涙がでるほど感動できる。
    大掛かりな舞台装置と、コンピューターで制御された仕掛けのスゴさもあるけれど、生身の人が目の前で驚くべきコトが当たり前のように繰り広げられる。
    それも極めて淡々と。
    衣装や音楽、そして観ている観客の心拍数までがひとつになってはじめて完成する芸術。
    体を使って演ずるオペラ…、そんな感じがたまらなく好き。

    cirq.jpgで、この映画。
    ステージでは観ることができないアングルや舞台裏。
    演者の表情なんかを観ることができてオモシロクはある。
    だってシンクロナイズドスイミングとサーカスを融合させた「O」って作品のシーンなんて、水の中でも顔が演技をしていたりする。
    スゴいなぁ…、って思いはするけど、ちょっと消化不良でござった。

    もしかしたらこの映画を撮った人って、シルク・ドゥ・ソレイユって言う舞台があんまりすきじゃないのかもしれないなぁ…、って思ってしまうほど残酷に、芸術的なるベイルを剥がして「技」であるとか「汗」であるとかに近づいていく。
    シルク・ドゥ・ソレイユというビジネスモデルに救われるスポーツ選手って一杯いるに違いない。
    オリンピックでは食えなかった人たちが、シルクドソレイユでなら自分の得意と経験で、シアワセに生活できるようになるんだって思うとそれもステキでそれが一番の見所かもね…、と思いもします。

    それにしてもスクリーンの隅々を満たすパフォーマーの、どの筋肉もが決してボンヤリしてないんです。
    ボクの贅肉はいつもボンヤリしているのにネ(笑)。
    ひさしぶりに観に行きたいなぁ…、ボクが観たことのないショーもいくつか紹介されてて、待ってろ、近々行ってやるぜよ、ラスベガス!って思ったりした、オキニイリ。

    トレーラーを見返すと、また観たくなる映画でもある、このトレーラー自体の出来もいいからなのかもしれません…。



    ちなみにこの映画、珍しいことに全米公開に先駆けて日本において世界最速公開というコトになったんだという。
    アメリカでは12月21日公開だからホリデームービーの目玉というコトになるんでしょうか…、実はシルクドソレイユの日本公演が今年めでたく20周年。
    それを記念してというコトらしい…、なんだか特別ウレシク感じる。

    ところで映画館つながりで、スゴくたのしいキャンペーンの動画を一本。
    007シリーズの最新作「Skyfall」とタイアップした、ソニエリのサプライズプロモーションで、まず封切週の週末2日間、映画館に来た観客全員にソニーのロゴの入った炭酸飲料入りのカップを手渡すところからはじまるんだけど…。



    実はこのカップの中に、ソニエリの完全防水のエクスペリアの新商品が入ってるものが混じってるってコトが、上映前のスクリーンに表示される。
    ええってシアター内がざわめくと同時に着信音がそこここからなり、あたった人はそれをそのまま持って帰れるという趣向。
    飲んでたジュースの中に携帯を入れとくなんて、不潔じゃないかって怒る人なんてまずいない。
    劇場の盛り上がり具合がスゴくって、いいキャンペーン…、防水性能がアピールできてしかもこの場所に居合わせた人の口コミのコトを考えるなら、効果甚大。
    日本じゃできないんでしょうねぇ…、世界のソニーはかっこ良く、日本のソニーはなんだかちょっと微妙な感じと思いもしました、悩ましい。
     

    拍手[5回]

    今の季節においしい料理を作ってみましょう。

    1a99ac81.jpegおいしそうな「なめこ」をもらった。
    天然モノというコトで、洗っていると手に吸い付いて粘ってくるようなおいしい感触、軽くボイルして休ませる。
    他の食材はかまあげしらすに玉子に三つ葉。

    フライパンに出汁をはり、水でうすめて沸騰させる。
    そこになめこを入れてクツクツ。
    釜揚げしらすを入れてクツクツ。
    玉子をよぉく溶いてほぐして、白身のコシを完全に切りそれをトロリと鍋に流して蓋をする。
    焦げ付かないように鍋を前後にゆすりながら、蒸し煮にしていく。
    タプンって感じがしなくなったら、一度蓋開け三つ葉をちらして再び蓋して火を止める。
    深皿に盛りスプーンで食べる。

    お腹の中までとろけるおいしさ。
    出汁を含んでフックラ炊けた玉子が熱々。
    しかもそこになめこのとろみがくわわって、スベスベ口の中をすべるようななめらかさ。
    茶碗蒸しに葛のあんをかけて食べているような…。
    しかも空気を含んで熱がとおった玉子の端の部分はまるでスフレのような食感もあり、そこにしらすのホジホジとした食感混じって、一体何を口に含んでいるんだろう?って頭が少々、ビックリしながらよろこんでいく。
    なめこはツルンと舌を滑って喉の奥へと飛び込んでいき、いろんなモノのうま味が混じった出汁がお腹を潤していく…、やさしいゴチソウ、オキニイリ。
    d248d1a1.jpegハチクの季節で飛龍頭と一緒にクツクツ出汁で炊き、いんげん豆を入れてやすませ再び煮こむ…、キュッキュと奥歯が痒くなるよなハチクとインゲンの食感に出汁をタップリ吸い込んだフッカリとした飛龍頭味わい、秋とする。
    豆つきモヤシとえのき茸、それに魚肉ソーセージをジャジャっと炒めて、ウスターソースと出汁で味を整えたのをシャキシャキ食べる。
    モヤシの擬態のごときえのきがときどきジャキジャキ歯ごたえくれて、しかもトロンととろみまで出す…、焦げた魚肉ソーセージの香りもたのしい、夜のコト。

    ところで昨日、家でぼんやり仕事をしながらDVDをいくつか観てた。

    x.jpgずっと最近見続けている海外ドラマシリーズを中心に都合6枚ほどを次々。
    最近、レコーダーで予約録画している番組もそのほとんどが昔のドラマばかりだったり。
    特に週末になると観るべき番組がほとんどないから、心置きなくビデオ三昧。
    でもって、掘り出し物を一本発見。

    「捜査官X」って言う香港・中国合作映画。
    今年の4月に封切られていた。
    金城武が主演クラスを演じてて、映画館で予告を何度かみてた。
    面白そうで、観ようと思っていたのだけれど気づけば終了。
    やっとレンタルできるようになって観たらばこれが名作…、いい映画。

    とある山村を襲った強盗が不思議な死をむかえたコトを、捜査しに来た捜査官が金城武。
    前半は彼の推理ドラマとして進んでく。
    そのテイストはBBCドラマで話題になった「シャーロック」的で。
    あるいは「CS:I」のようであったりで、映像表現めまぐるしくも新たな事実が次から次へとやってきおもしろいコトこの上もない。
    それが一転、後半になるとカンフーモノに向かってく。
    何のための戦いか…、と、それがこの物語の主題なんだけど、かなり重厚。
    見始めると目が離せなくなる緊張感と驚くべきラストに向かって雪崩れ込んでいく物語の出来栄えの良さにどうにもウットリ。
    風景が良く、カメラもよくて、なにより端役の一人に至るまで登場人物がいい顔してる。
    ジャニーズ顔やAKB顔が一つとしてないというとこが何よりもいい(笑)。



    ただ一点。
    原題の「武侠」というタイトルがなんで「捜査官X」になっちゃったんだろう…、安っぽい日本のテレビドラマのようなこの題名でなければ多分、後回しにせず封切り期間中に劇場でみてたろうにと思うなり。
    とは言えスゴい映画でござる…、機会があればぜひどうぞ!
     

    拍手[3回]

    へんてこりんな映画を一本…、なにしろ「宇宙人王さんとの遭遇」という題名からしてまず、へんてこりん。
    wongsan.jpg宇宙人王=King of Aliens、じゃなくて、宇宙人のワンさんと読む。
    なんでワンさんかっていうと、中国語を堪能に話す宇宙人だから。
    地球にくるにあたって「一番多くの人間とのコミュニケーションができる言葉を選んだら中国語だったんだ」という、たしかにそうかもしれないんだけど、なんて間抜けな宇宙人(笑)。
    ただ西洋人の頭の中には「中国=理解不能な異文化の代表」ってイメージがあって、宇宙人の正体不明感を表現するのにピッタリだったのかもしれんですな。

    d2780f52.jpeg実はB級宇宙人モノの映画が大好き。
    実は嫌いなジャンルの映画がある。
    感動を押し付けてくるお涙頂戴モノ。
    実話に基づいた感動ストーリー。
    美男美女の顔のアップしか見所のないラブストーリー。
    主人公のモノローグが延々続くハードボイルドでクールな作品。
    これらはみんなねがいさげ(笑)。

    好きなジャンルの映画はB級。
    ヴァンパイアものは必ず観るのと、ゾンビ映画にお下劣コメディー。
    ミュージカル系であったりと。
    「雨のち晴れ」はちょっと苦手で、「晴れときどき雷雨」な感じ。
    笑いながら気づけば涙をながしてた…、って映画だったらどんなジャンルでもベリーウェルカム。
    しかも「そんな映画が単館上映」と聞きつけたらば、まずは観ておこうってやってくる。
    今までこうした映画の中で最高傑作と言えば「宇宙人ポール」でござった。
    ちなみにコレ。
    宇宙人映画としてはかなり異色で、あたかも刑事ドラマのような様相呈してはじまって、ラストシーンにあっけにとられる。
    しかも宇宙人王さんの最後の捨て台詞には笑わされます。
    やっぱりそうか…、ってラストシーンでけれどやっぱりおもしろい。
    単館上映でありますからして、ワザワザ見に行くまでの映画かというとそこまで強烈でなく、けれどビデオになったあかつきにはぜひ、ご覧あれと思う秀作、オキニイリ。



    ちなみに日本公開版のポスターとイタリア版のポスターを並べてみました。
    うーん、日本版ってこうしたB級宇宙人映画のポスターのステレオタイプで出来上がったような、やっつけ仕事を感じる出来。
    最初からDVDのパッケージになるよう作った感がありありで、それに比べてオリジナル版のおどろおどろしいB級感にはゾクゾクしちゃう。
    wang.jpg映画はいくつものアートの集合体なんだって、そんなコトを思い出す。

    それにしてもこの作品の唯一の公開館の「シアターN」。
    今年いっぱいで閉館になっちゃうんだそうであります…、癖ある作品やおバカ映画を好んでかけた名ミニシアター。
    デジタル上映に対応するのがむつかしくなりそれで閉館というコトでかなりさみしい.。
    情熱だけではどうにもならないマネーの理論がなやましい。
     

    拍手[4回]

    前のページ HOME 次のページ
    Copyright © サカキノホトンブログ All Rights Reserved
    Powered by ニンジャブログ  Designed by ピンキー・ローン・ピッグ
    忍者ブログ / [PR]