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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    HN:
    サカキシンイチロウ
    年齢:
    65
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    映画を觀ます…、ビル・カニンガム&ニューヨークっていう映画。

    bcny.jpgドキュメンタリー映画であります。
    先日観た「私が靴を愛するワケ」もそうだったけど、最近、ドキュメンターリー映画にちょっとハマってる。
    ハマってるというか、興味惹かれる題材のドキュメンタリーが次々、やってくるのが不思議。
    へんてこりんにでっち上げられた物語より。
    「Based on True Story」という、でも巧妙に出来た作り話より。
    人がただただひたすら生きているという事実の方が勇気をくれるような気がする。
    自分におきかえながら人それぞれの楽しみ方ができるところもいいのでしょうね…、地味な映画で大々的な宣伝がされているわけじゃないのにかなりの混み具合。

    ビル・カニンガム。
    ニューヨーク・タイムスに人気コラムをもっているファッションフォトグラファーであります。
    もう80歳を越え、1960年代から50年以上も現役で写真を撮ってる。
    しかも「洋服とそれを着る人」の写真だけ。
    自分がステキと思ったものしか撮らない。
    写真を悪意をこめることなく、ただただ「これってイケてる!」と思うモノだけ、そのイケてるところをあるがまま。
    当然、ファッションショーにも呼ばれて写真を撮ることもするのだけれど、感心しない服がやってきたときはそれがどんなに有名なデザイナーのモノでも、それを着ているモデルがどんなにキレイであろうがカメラを構えることすらやめてしまう。
    その一方で、例えばニューヨークの街角でステキな洋服の着こなしに出会ったときには満面の笑顔で写真をパシャパシャ撮る。
    青いジャケットと自転車とニコンの一眼レフ以外の所有物にはまるで一切頓着しない、清々しいほどのファッションフォトグラファーに徹する人生。



    ボクらは一体、これほどまでにひとつのコトに打ち込むべきものをもってるかしら…、と観ながら自分の今までの生き方をふりかえりつつ、これからどうすればいいんだろうって。
    「うつくしいものは、美を求めつづける人のところにやってくる」という、彼がしんみり語る言葉が、どうしようかと不安になるボクの気持ちをやさしく包む。
    「愛は愛を求める人」のところにしかやってこないし、「シアワセはシアワセを求めつづける人」にだけ、いつかやさしく微笑むんだろうと、そんなコトを思った映画、オキニイリ。

    映画をみてから食事をし、それでもなかなかお名残惜しくそれでお茶を飲める場所をとあれこれ探すも、結局、ブルックリンパーラーで気持ちが落ち着く。
    54f667a6.jpeg映画をやってたシネコンの入ったビルの地下にある店…、ニューヨークを舞台にした映画の後にブルックリンの名前をもらった店でお茶するって、なんだかたのしい。
    宵っ張りの街、新宿ってみんな思い込んでるけど健全系飲食店は早じまいにてちょっとつまらない…、都の方針は地下鉄を24時間走らせたいっていうコトだけど、24時間電車が走ってたのしめる場所が出来て来なくちゃ意味がない。
    ニワトリタマゴなんだろうけど、例えば24時間営業のカフェとかをやりたい人を後押しするような仕組みも一緒に作らなくちゃぁ、寝ずに戦う街になんかはなれないだろうって思ったりする。

    ea6094e1.jpegそれにしても気持ちの良い店。
    閉店直前の時間に来たのに、ほぼ満席なコトにビックリ。
    しかもオシャレな若い人たち。
    新宿という街。
    流行が一番最初にやってくる街。
    しかも薄まることがなく、プロトタイプのまんま新宿の街を満たしているのがわかる。
    たまたまもらったテーブルがお店全体を見渡せる一段上がったフロアの席で、お店の中の気配やムードを観察するのがたのしかった。
    なんだかちょっといい気持ち。

    料理、デザートはオーダーストップ。
    もう厨房の火が落ちちゃったというコトなんでしょう。
    残念だなぁ…、って飲み物のメニューを見たらスムージーがあるではないの。
    飲むデザートのようなもんだネ…、ってそれでたのんで味わった。

    マンゴーパッションスムージーがボクのオーダー。
    大きなグラスにタップリ入って、ちょっとうれしい。
    マンゴー、バナナにパッションフルーツがどれも過不足なく混ざり合い、しかもフルーツらしさをしっかり残して仕上がる。
    ポッテリとした飲みくちと、サラッととけて口の中でジュースになってく爽快さ。
    甘みもやさしく、体と頭がシャキッと冷える…、友人がたのんだベリーとバナナのスムージーも酸味がたのしい味わいで、たのしい一日の仕上げにピッタリ。
    たのしい夜が更けた夜。



    関連ランキング:カフェ | 新宿三丁目駅新宿御苑前駅新宿駅

     

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    今日から封切られた映画を一本。
    shoes2.png「私が靴を愛するワケ」という映画…、靴を愛する女性たちやシューデザイナーが、ハイヒールの話をし続ける、当然、靴の映画ではある。
    けれど同時に、「自分のコトをもっと好きになりたく努力をする女性たち」と「彼女たちのうつくしい努力をステキと感じるオトコ」の愛のドラマ!でもあるんだね。
    ボク自身、さすがに婦人靴のコトをそれほどくわしくはなく、当然、婦人靴を自分で買うなんてシチュエーションも皆無であって、なのに結構たのしめた。

    この映画を観ていると、わかるコト。

    shoes1.jpg地球上には「ハイヒールを履く種族」と「履かない種族」の二種類がある。
    そして「人」とは、ハイヒールを履く種族のコトを指すのじゃないかってさえ、思えてきちゃう。
    ハイヒールを履く種族というのは「妬み」を「向上心と自立精神」で克服する術を知っている。
    つまり、洗練された種族なんだね。
    ハイヒールはオンナのみならず武器っていう人もいる。
    けれど、その闘いは知性の闘い。
    体を使った戦いは、ハイヒールを脱いだところからはじまるわけね。
    ハイヒールを履かない種族の戦いは、結局のとこ、体の戦い。
    つまり「戦争」。
    もし世界中の軍人にハイヒールを履かせたら絶対、戦争はおきないね(笑)。
    ハイヒールを武器にした戦いで得られるものは愛、流れる血は涙。
    勝っても負けても結局、生身の体が血を流すオトコの戦いって、なんて愚かで野蛮なものなんだろう?…、ってそんなコトを思いながらみていたら、ハイヒールっていいなぁ…。
    ハイヒールというモノのステキを知っている女性っていいなぁ…、って思いもしました。
    おそるべきかなハイヒール。
    オトコが観てもオモシロい。

    それにしても東京では新宿武蔵野館での単館上映…、なのに中部地方では愛知、岐阜、福井といくつもの映画観で上映がはじまっていて、もしかしたら中部地方の女性は靴が好きなのかしらって思ったりする。
    これから続々秋に向け日全国で上映はじまるみたいでござる…、オススメなり。



    それからせっかくだから伊勢丹の婦人靴の売り場を見に行く…、世界一の品揃えを誇る売り場で、さっき観ていた映画の中に出てきたハイヒールがあったりするのね。
    今までずっと自分には縁のない場所、縁のないモノって思い込んでいた靴たちが、なんだか語りかけてくるような気がしてウットリ。
    ハイヒールを履けないオトコで良かったなぁ…、と思うと同時にハイヒールを履けないオトコってなんて退屈でつまんないんだろうって思ったりもする。
    不思議な土曜日、オモシロい。
     

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    美術展をふたつはしごする今日のコト…、どちらも六本木の美術館にて。
    mucha.jpgひとつはミュシャ展…、場所は六本木ヒルズの美術館。
    もともと日本のマンガを彷彿とさせる作風で日本では人気がある上、間もなくこの企画展も終わるという時期も手伝ってのコトなんでしょう。
    美術展の会場に入るために小一時間を費やしました…、日本の人ってアートが好きなのか、それとも行列が好きなのかどっちなんだろうってぶつくさ言いながら辛抱強く。

    0edef367.jpeg中に入った途端にそんな文句もすっ飛ぶくらい、充実した展示内容にビックリしました。
    広告用のポスターや商品ラベル。
    舞台背景や挿絵のような、いわゆるボクらが見知ったキレイな作品群も見事だったけど故郷のチェコの独立運動や、宗教観が色濃くにじむ重厚にして強いメッセージ性をもった作品のスバラシイコト。
    惜しむらくは、これら見事な作品を収める箱として森美術館という場所がふさわしかったか?と、思ってしまうところかなぁ…。
    超高層ビルの上層階というこの場所には、どうしても濃厚なる商業主義がつきまとう。
    何しろまもなく終わるミュシャ展の後にひかえるのは、ハリーポッター展。
    まぁ、「商業」と「芸術」のはざまに揺れ動く作品たちで有名になったミュシャという人の居場所としては悪くないのかもしれないけれど…、なやましい。

    そしてもう一つは「カリフォルニアモダンデザイン展」。
    国立新美術館にて。
    良くも悪くも第二次世界大戦後の世界のさまざまをリードした、カリフォルニア生まれのさまざまなデザインワークを集めたモノで、あまり期待はしていなかった。
    けれどこれが面白くって1時間半ほど、飽きず観ました。
    家具や食器、ポスター、雑誌に車、タピストリーと実用品の中に潜むデザイン性を感じることができる展示内容と、その時代背景を丁寧に説明したビデオフィルムが要所要所で流されていて、それぞれの作品が生まれた時代を疑似体験することができたりするのがたのしくて…。

    で、この時代のアートを語るにおいて外せないのが「イームズ夫妻」…、彼らが何を果たしたのかというコトをテーマにした映画のトレーラーを一本貼っておきましょう。



    どこかで見たことのある家具や製品…、なんのへんてつもない空間を特別な空間にかえる力をもった製品、それが現代のアートなんだというコトなのかもしれません。
    ビデオフィルムの数々の中で、ズシンとココロに残ったのが「水を入れてこぼれない花瓶が工芸品、水を入れるようにできてはいない花瓶が美術品である」というとあるアーティストが語った言葉。
    工芸と美術をこうバッサリと評されると、そうなんだろうと納得しつつも、果たして本当にそうなんだろうかと疑問符を持つ。
    「食べても心を満たさない料理は芸術なのか?」…、証明してみたいモノでございます。
     

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    映画を観ます…、ひさしぶり。
    しばらく観たい映画がまるでなくって、ゴールデンウィークを前にしてやっとポツリポツリと観てもいいかと興味惹かれる映画がやってくるようになる。
    ironman.jpg「アイアンマン3」をまずはこのシーズンのはじまり映画にしましょうと。
    ハンバーガーにチーズにベーコン、グリルドトマトにレタスにオニオン、パテをダブルに増量してチリビーンズまでのせました…、って感じのコッテリ味でござった。
    こういうヒーロー物にありがちなのが、主人公がどんどん強くなっちゃって、戦う相手がなくなっちゃう。
    あっという間に敵を片付けちゃうと映画にできなくなっちゃうんで「敵を己の中に置く」か「主人公の能力をリセット」させるかどちらかで続編を作ることになる。
    前者の代表がスパイダーマン、後者はバイオハザードって感じでしょうか。

    24821c18.jpegでもってアイアンマン3。
    そのすべてを一度にやっちゃいましたって掟破りな盛りだくさん。
    情報量が多すぎちゃってちょっと困った映画でござった。
    たのしんだけど、頭がついていかない感じ。
    ボクも歳をとったのかなぁ…、ってしんみりしました(笑)。

    それにしても…。

    ヒーローって存在。
    どうしようもない欠点がある方が愛されたり超人的な能力に説得力が出るモノと、映画の世界では決まってるんでしょう。
    洋の東西問わず、ヒーローたちはその欠点に悩み、それを克服する。
    その過程に観客は映画の中の主人公と一体感とか共感を得て楽しむようになっているんだとも思ったりする。
    そこでアイアンマンの主人公、トニースタークなんだけれど彼も弱点だらけという設定。

    うんざりするほどお金持ち。
    呆れるほどに自己中心的。
    薬物中毒にして移り気で、自分の興味を惹かぬものには徹底的に無関心でいられる性格。
    …、と、こうした彼の弱点もハリウッドセレブと呼ばれる人たちにおいてはあまりに一般的で、だから説得力を持たなくなったからかもしれない。
    彼には実は心の病があって、それを克服しないと戦えないって新たな縛りをくわえて物語を深みを出そうとしたのだろうけど、そこが逆に邪魔な感じ(笑)。
    とは言えゴージャスな娯楽映画で悪くはないし、なにより女性はやっぱり強いというオチが結構痛快で、嫌いじゃなかった…、大きなスクリーンで観るべき映画ってオキニイリ。



    それにしてもロバートダウニーJrのコッテリ顔…、まるでお面をかぶったような顔つきに「アメコミ顔ってあるんだなぁ」…、って感心します。
    しかも共演のグウィネスパルトロウとくらべても背が低くって頭が大きめ…、「濃い顔」という看板を掲げて歩いているような、その独特の存在感こそ、この映画が成立している魅力なのかもって思ったりもする、オモシロイ。
    因みに上に貼ったトレーラー。
    アメリカで作られたオリジナル公式版にしておきました…、これを上手に摘んで字幕をつけた日本語版もあるのだけれど、理由はこの下に貼った動画。
    タイで作られた「非公式トレーラー」なんだけれど、もう面白くって最高です。



    この手作り感、この吹っ切れ具合…、しかもほぼ完璧にオリジナルのモノをなぞっているのがあまりに見事で何度も見返しちゃった…、これまたかなりのオキニイリ。
     

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    昨日の夜…、韓国料理でお腹を満たし地下鉄にのり家に帰る途中でちょっとお茶でもしましょう、場所は赤坂見附で、そうだそうれならホノルルコーヒーカンパニー。
    気持ちのよい空間にして、ハワイアンの流れるのんびりとしたリゾート気分が味わえる。
    しかもなぜだかいつも空いているから多分、大丈夫。
    そう思ってやってきたらば、やっぱり今日も空いていた。
    honolulu.jpg近所のスタバはいつも混雑しているのになぁ…、何故なんだろう。
    甘い南国風の香りの空気がおいしく、マカデミアナッツフレーバーのブレンドコーヒーも甘みを帯びてて悪くない。
    なにより注文してから揚げてくれるマラサダのやさしいおいしさ。
    ボクとしてはかなりのオキニイリなのになぁ…、と思ってしばらくみんなでおしゃべり。
    トイレにいこうとしたらお店の中にはなくて一旦表に出てから入居しているビルのトイレを仮に行かなきゃいけない…、なるほどこれは大減点って思ったりした、モッタイナイ。



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    そして今朝の朝ご飯…、パスタを作る、日曜日。

    a491b117.jpeg生のパスタ。
    フェトチーネ。
    九州の小麦を使ったモノで一旦茹でてて水で洗って〆るとおいしく食べられますよと。
    教えてもらって、試しに作る。
    うどんや蕎麦は水で〆るけど、パスタをそうするのってかなり抵抗があったのですネ。
    塩をタップリ加えたお湯で味がせっかくのせたのに、それを洗い流すなんて…、と。
    けれどこれが不思議とおいしい。
    モッチリとした食感が、きしめんでもないパスタでもない、うどんでもない未知の食感。
    しかもその後、具材と一緒に炒めるとしっかり味が麺に入って定着してく。
    オモシロイなぁ…、オモシロイ。

    具材はネギ。
    九条ねぎを刻んでオリーブオイルにしっかり味と風味を移してやって、そこにえのき。
    それから小さな帆立貝。
    ほんの少しの塩と胡椒で味を整え、パスタと一緒に生の海苔。
    炒めたえのきがトロミとうま味をにじませて、海苔もトロンととろみをもってる…、だからパスタにしっかり味がしがみつき、なんともおいしい。
    具材にこれといった食感の個性がないから、その分、パスタのネットリとした食感が際立ちおいしさ引き立てる、朝のお腹のオゴチソウ。

    ところで昨日…、ワハハ本舗の全体公演に行って来ました。
    25a7aa54.jpegずっと前から劇団員の方々と個人的なお付き合いもさせていただき、それのご縁で特等席で笑い転げて涙を流し、あっという間の4時間弱。
    ワハハ本舗の舞台って一体なに?って考える。
    お笑い芸を披露することで人を笑わせ泣かせるのでなく、歌って、踊って感動させる…、けれど当然、彼らは歌や踊りのプロではないわけです。
    素人臭さが持ち味と言えば言えなくないけれど、その素人臭さを熱狂的にみんなが支持して舞台の上と観客席が一体となる、それがワハハの持ち味で、なるほどそれは宝塚が「宝塚音楽学校の生徒さん」の日々の研鑽の発表の場であるのと似ている…、オモシロイ。



    裸になるのが好きなワハハ…、今回も男性団員が何度も裸同然で演じていたのだけれど、みんな体がおじさんになっちゃっていて、しんみり、親近感を覚えますです、それも良し(笑)。
     

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