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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
    年齢:
    65
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    さてさて朝にタリーズにくる。

    tully.jpgタリーズってひさしぶりのような気がする。

    スターバックスとタリーズが近所にあったらまず間違いなくスターバックスを選んでしまう。
    スタバが混んでてタリーズが空いていたらばしょうがなく…。
    あるいはもしかしたら、コーヒー飲むのをあきらめちゃうかもしれないくらい。
    スターバックスラブなのであります。

    しっくり、体と気持ちに馴染むのですね…。
    商品じゃない。
    お店の雰囲気。
    色合い、明るさ、そして音楽。
    スタバのカラーに慣らされてしまったのかもしれませんね。
    すべてが程よく過ぎたところがないのにホッとするのでありまして…。
    だから同じシアトル出身のタリーズにはあんまり縁がなくって、けれどボクの家の近所に一軒、ステキなタリーズがあるのであります。
    新宿御苑の入り口近くにある店で、一戸建ての家がまるごとお店になってる。

    cae46b43.jpeg窓が大きく明るくて、空気がキレイ。
    ビルの中に入ったお店はどんなに空気を循環させても、空気がどこか滞ってるように感じるのです。
    一戸建て。
    もともとあった建物を丁寧に手直ししながらお店にした店。
    だから自然とすきま風が来て、それが空気をキレイにさせる。
    分煙もキレイにできてて、朝は特に気持ちが明るくなるお店。

    タリーズは朝食メニューに結構、力をいれている。

    実は最近。
    外食企業の間では朝ごはんの需要をとろうと朝食メニューを充実させる傾向にある。
    ランチタイムは価格競争。
    ディナータイムは内食や居酒屋なんかと競合しなくちゃいけないファミリーレストランではその傾向がひときわ顕著。
    売上確保の決め手は今まで活性化させてなかった時間帯と朝食営業をはじめるお店がまた増えてきた。
    例えばロイヤルホストが近々、朝食メニュー一新します。
    もともと自慢のパンケーキうあ、エッグベネディクトを導入しながら他のレストランの朝にない魅力を出そうとしていたりする。
    近々、様子をみてみようか…、なんて思ったりする状況。

    1db9e57a.jpegサンドイッチが何種類か。
    玉子とハムのトーストサンドが気になったんだけど、今日は売り切れ。
    これが一番人気なんですよ…、って言われてなおさら残念。
    かわりにハムとチーズのオープンサンドイッチをたのむ。
    ドリップコーヒーを一緒に選んで、朝食用のセットにしたら500円玉一個でちょうどの安心プライスでありました。

    ココのドリップコーヒーはかなりおいしい。
    クセがなくってゴクゴク飲める。
    スタバのドリップは、焦げた香りがドッシリしててユックリ飲むには味のゆらぎが少なくておいしくて良い。
    けれどたくさん飲むとお腹が重たくなる感じがする。
    けれどタリーズのドリップは甘み、うま味に香り、エグ味のバランスがよく喫茶店的コーヒーに良く似ているのがちょっと好き。

    さくさくのパン。
    イギリス風に山高頭に焼けてて山高部分の耳は軽やか…、底に向かっていくにしたがいちょっとモッチリしてくるけれど、粘り気がでるほどではなくそこそこ旨い。
    そこにタップリホワイトソース。
    ベーコンにハム、それから玉ねぎ、とろけるチーズがトロンととけてところどころがこんがり焼けてる。
    トーストブレッドの乾いた食感とチーズにホワイトクリームのとろけ具合がまじりあい口の中がとてもにぎやか、幸せになる。
    ちょっとボンヤリいたしましょうか…、しばらくしたら会社に向かって移動です。



    関連ランキング:コーヒー専門店 | 新宿三丁目駅新宿御苑前駅新宿駅



    ところで最近、散歩するのにときおり音楽聞きながら。
    iPhone+ヘッドフォンでもいいのだけれど、iPodを引っ張り出して音楽専用端末にしてそれで聞いている。
    iPhoneで音楽きいてるとメールなんか入る度、アラート音と一緒に音楽のボリュームが一瞬下がったりするのが気になる…、それで音楽専用端末と電話は使い分けましょうと。

    06e5d59c.jpegヘッドフォーンはボーズのオーディオヘッドフォン。
    それに、オーディオテクニカのヘッドフォン用のポータブルアンプユニットをかませて使う。

    デジタル処理をされた音源。
    音が痩せたり、低音に力がなくなったりしてしまうのを補い、リッチな音に補正してくれる。
    …、というのが売りで、発売と同時に買ってiPhoneで使ってみた。
    けれどそのときは、あまり音が変わったなっては思わなかった。
    それでしばらくオクラ入り。

    ためしにiPodだったらどうなんだろうと先日ためしてみたらばなんと…。
    なぜだか音が膨らむ感じ。
    特にボーカル、リズムセクションの音がひとつひとつ際立つような鮮明さにちょっとビックリ。
    バッテリーも必要とせず、手元のユニットでボリュームや巻戻しや早送りができるようになっているのも便利でかなりのオキニイリ。
    歩きながら考えゴトをするのが好きで、あんまり音楽聞きながら歩くことをしなかったんだけど、たまには頭を空っぽにして、ただただ歩く。
    そんな時間も結構、たのしい。
    最近、気づけば一時間ほど歩いていたりすることもある…、ダイエットにもいいかもねってそれで今日もテクリテクリと散歩をしました。
    雨もあがってあったかになる…、笑顔でニッコリ、がんばろう!
     

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    朝をBUNで、喫茶店的モーニング。
    ff5f0476.jpg早い時間のこの店はほとんどガラガラ。
    伊勢丹会館の一階という、伊勢丹村のど真ん中にあり、つまりココは伊勢丹時間で動いてる。
    百貨店の朝はユックリ…、早い時間から動く売り場や人もいるけど大抵、9時前後くらいから街は動きはじめるのでしょう。
    8時前後はほんとに静かで、カウンターには人影もなし。
    百貨店の人たちや関係者たちがタバコを吸いにやってくる10時ちょっと過ぎには空気が白くなるほど煙臭いけど、今日に限って何故なんだろう…、お店に殆ど人気はなくて空気がキレイ。
    お店の人には申し訳ないけど、なんだか得した気持ちになった。

    bd9e556a.jpgココでお気に入りのセットをたのむ。
    メキシカンドッグっていうホットドッグ状の商品。
    5種類くらい用意されてる、ココの朝食用のセットのメインのひとつ。
    ランチタイム直前までモーニングセットが用意されてて、朝が遅いこのエリアならではのサービス精神…、アリガタイ。
    サンドイッチのようなパンを使った料理がほとんど。

    実は朝食時間が終わってからも、サンドイッチは用意されてる。
    けれどそれらは、普通のミックスサンドとかハムサンドとか。
    フッカリとしたパンをトーストしないで作る典型的な喫茶店のサンドイッチで、まぁ、それはそれ。
    十分おいしい。
    けれど朝のサンドイッチはみんな驚くほどに個性的。
    生のレタスとハムを挟んで、チーズをパンの上にのっけて焼きあげる、サンドイッチとピザトーストの合体技のようなサンドイッチがあったりもする。
    中でも一番、異色で個性的なのがこのメキシカンドッグというモノ。
    細長いホットドッグ用のロールブレッド。
    真ん中にススッと一筋、切れ目を入れて本来ならばそこにソーセージが居座っている、その場所に、ミートソースがタップリ充填されているという、不思議な食べ物。
    他の具材といえばレタスとスライストマト。
    ミートソース自体もミート部分がとても控え目、ほぼソースという考えてみれば、なんだか貧しい食べ物で、なのにこれがなんともおいしい。

    f0a8206f.jpgまず、カプッと口に自然に飛び込むサイズがステキ。
    カラッと焼けたロールブレッドは、表面サクサク。
    特に切り目が入ったところは、噛むとカリッとパン粉状に崩れて口にパラッと散らかる。
    そこにシットリ、ミートソースがみずみずしさを行き渡らせて、朝の乾いた口のすみずみが潤ってくる。
    ヒリッと辛い。
    おそらく胡椒とタバスコで、胡椒はドッシリうねるようなあと引く辛さ。
    一方、タバスコの方はツンと鼻から突き抜けるスッキリとした尖った辛さでその両方が、口の中で喧嘩しながらずっとたのしい辛みを持続させてたのしい。
    この料理のどこがメキシカンか?って考えてみると、多分この辛さとそれから、チリコンカルネを彷彿とさせるミートソースを使ってるトコ。

    それから茹でた玉子を一個。
    ここの玉子は時にあたたかく、時に冷たく茹でる時刻が日によって違うのでしょう。
    だからそのときどきで、味の印象が違って感じる。
    今日はホカホカ。
    あったかで、カンカン、テーブルの上を叩いてヒビをいれペロンと殻をめくって中を取り出して、プルンと2つに割ってみる。
    中から黄身がむにゅんと飛び出す。
    ほどよく中まで熱の入った黄身がシットリ盛り上がっていて、メデタキ様にニッコリします。
    塩をパラリと、そしてパセリを黄身にさし、パクっと一緒に食べると口の中でまるでエッグサラダのような食感、風味がしてくる。

    21e94ff0.jpgプチュンと白身にはりがあり、ネットリ黄身と混じるゴチソウ。
    パセリを食べると、お腹の中からキレイな匂いがしてきてなんだか体をまるごと洗濯したような気持ちになるのがオキニイリ。

    アイスコーヒーをコクリと飲みます。
    砂糖で甘くしてから冷やした、ココ独特のアイスコーヒー。
    ドリップコーヒーをそのまま冷やすと濁ってしまう。
    水の中にコーヒーの粉がずっと浮遊してしまうので、濁ったように見えてしまうのはしょうがないこと。
    けれどそこに砂糖を入れて、粉を安定させるとスキッと透き通ったアイスコーヒーになるんだよ…、と昔、言われたコトがある。
    昔、家でインスタントコーヒーを冷やしてアイスコーヒーにする時に砂糖を入れると確かにスキッと透き通ってた…、ような記憶もありまして…。
    もしかしたらその時代の常識が今でも残っているのかも。
    昭和喫茶のアイスコーヒーは甘いコーヒーがデフォルトだったりいたしますし。

    それとココのアイスコーヒー。
    甘くすると酸味がスキッと持続して、苦味と甘みのバランスがとれてドッシリとしたうま味がでてくlる。
    ゴクゴク飲むようなコーヒーじゃなく、ちょっとづつ。
    舐めるように一口、一口、口の中で転がしながらユックリ味わう。
    時間をかけて飲むと氷がユックリとけて、コーヒー自体が薄まり味がちょっとづつ変わっていくのをたのしめたりする。
    甘さ抜きのコーヒーも選べたりする…、けれどボクはココではいつも甘いコーヒー。
    そしてニッコリ…、さて仕事。
     

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    打ち合わせをかねてお昼を喫茶店にて…。
    ram.jpg場所は新宿…、「らんぶる」という店にくる。
    昭和30年代から40年代にかけて流行ってけれど今では絶滅寸前の名曲喫茶というカテゴリー。
    フッカリとしたシートに座って、コーヒー片手にクラシックの名曲聴いて静かに過ごすというストイックにして大人な空間。
    スピーカーにこだわる店もあったけど、どちらかといえばレアな音源だったり名演レコードを選んでかける店が好かれた…、今でいうならDJの選曲いかんで流行り廃っていくクラブみたいなそんな場所。

    f39d932c.JPG入り口みるとそんなに大きさ感じさせない。
    一階部分も決して大きなお店でなくて、けれど階段タンタン降りて地下に行く。
    するとビックリ。
    大きな吹き抜け。
    中地下があり地下があり。
    全部で200席近くも席があるんだという。

    真っ赤なビロード張りの椅子。
    漆喰壁には明るいレンガのアクセントが散り天井からはシャンデリア。
    中地下から地下に向かう階段は、螺旋階段というゴージャスで昔は一日、タバコの煙がたなびくアンニュイ感に満ちた空間。
    今では一階部分が喫煙。
    地下はみんな禁煙席になっちゃった…、時代であります、ありがたい。
    白いデコラのテーブルの上にはシュガーポットやミルクピッチャー。
    どれも大きくテーブルごとにしっかり一個。
    使い終わったら持ってかれちゃうなんて姑息がないのがステキ。
    今日の音楽はマリア・カラスのドニゼッティ。
    おじさんが一人、目を閉じてジックリ音に身を任せてる…、ただしいココの過ごし方。
    古くはあるけどとても丁寧にメンテナンスがなされてて、けれど残念、椅子に座って体を揺するとギコギコ、バネが軋む音。
    しょうがないです…、昭和の音と思いましょう。

    ff736d50.JPGココにくると食べたいモノがひとつある。
    ピザトースト。
    今もあるかと思ってメニューを見るとセットがあります。
    サラダとコーヒーがついて900円。
    いいじゃなの…、と早速たのむ。

    しばらく待ちます。
    ほんのしばらく。
    ランメルモーアのルチアの中の六重唱がハジマリ、終わる寸前でやってくる。

    分厚く、フックラ、イギリスパンの耳のところはカリカリしてる。
    上にはタップリ、ソースにチーズ。
    ボリューム満点、ピザトーストはこういう姿をしているんだよ…、と教科書的でニッコリとなる。
    三等分にされていて、しかもそれぞれちょっとづつ、ずらされ並んでいるのを見ると焼きあげてから3つに切ってる。
    とろけたチーズをナイフにつけず、こうしてスパッと切るのってむつかしいのに上手だなあって変なところに感心します。
    まずは一切れ。
    パンの頭のモコモコしている一切れは最後の最後に食べようと、底の部分を手にとって持ちあげようとするとテロンとチーズがたれてお皿を汚します。
    その断面を眺めてみると、チーズとソースの重みでパンが凹んでみえるほどにズッシリ。
    サービス精神旺盛な充実感にウットリとなる。

    3517aa59.jpg具材はベーコン、玉ねぎ、それからピーマンと典型的なピザトーストの具材がもれなく。
    どれも軽く炒められててシャキシャキ感を残したまんま、若干、シットリ。
    そういえば、この具材。
    ナポリタンの具材と同じ。
    マッシュルームがあれば完璧と思って食べるとうれしや、缶詰マッシュルームを発見。
    ソースもタップリ、濃厚で、食べてたちまち口の中がピザになる。

    それにしてもピザトースト。
    イタリアのピザの味じゃない。
    そもそもイタリアではピザソースなんてモノが存在しないくらいで、この味、そしてこの風味。
    アメリカ風のピザのモノ。
    日本にとっての西洋が、ほぼ完璧にアメリカだった時代の産物。
    アメリカの兵隊さんが持ち込んだアメリカピザを見よう見真似で再現し、けれどピザ生地を作ることは難しいからパンに乗っけて焼いてみました。
    そんな感じの、昭和にできた新たな日本の料理のひとつ…、なんだかやさしく、なつかしい。
    一緒についてやってくる千切りキャベツにドレッシングをかけたサラダもなかなか旨い。
    シャキシャキしててドレッシングがほどよく淡い味わいで、量も控え目。
    だから薄味。
    チーズとソースで疲れた舌をシャキシャキ、キャベツの水であらってリセットするようなほどよき相棒…、オゴチソウ。
    打ち合わせもすんなりすんで、オゴチソウサマとお店をでます。
    そして移動と電車の中で何の気なく、指で鼻をこすってみたら、ピザの香りがホンワカ鼻をくすぐった。
    おいしい余韻と名残にウットリ…、なんだかウレシクなっちゃった。



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    新宿で朝…、移動の合間に途中下車にてぶらり朝。
    e2d54856.jpgカフェアマティってお店に来ます。
    新宿駅の西口を出て、ちょっと歩くと小田急エースタウンっていう地下街があり飲食店がズラッと並んでいるその中の一軒でして、前からちょっと気になっていた。
    お店の雰囲気がカフェラミル。
    しかも夢とたのしさに溢れた憧れの対象だった、古き良き時代のカフェラミル。
    そんな雰囲気がお店の外に漂っていて、それでいつかは来なくちゃ…、って思っていました、なのに近所に来るたび失念、他に浮気をしていてそれでやっと今日。

    e7d3e670.jpgお店に入るとかなり大きく、奥へ奥へとお店が深く広がっている。
    入り口に近い手前は喫煙、奥に向かうと禁煙席で、圧倒的に禁煙席の方が大きい。
    しかも禁煙席の方が居心地よくて椅子もユッタリしてる。
    こうした姿勢が今のお客様には、いい感じだと受け止められるに違いない。
    オモシロイコトにこうした店にはスモーカーがあまりやって来ないのですね。
    ウェルカムされてない店で、吸ってもタバコはおいしくないというコトなのかもしれないですネ。
    今日も喫煙席はノーゲスト。
    奥へ奥へと行くにつれ、人口密度が高くなってく。
    それでもユッタリ、空気ものびのび、おいしく感じる、朝のココ。

    淡いクリーム色の漆喰の壁。
    古材をふんだんにつかった柱や梁が作られてエッチング加工をほどこす間仕切りと素材感を感じる店の仕上がりで、フランス風の古屋を一軒、地下街の中に作ったみたいな店で、気持ちが落ち着く。
    ベレー帽をかぶったサービススタッフも、ニコニコ笑顔がうつくしく、仕草もユッタリうやうやしい…、上等気配を放ってる。
    朝食セットはひとつだけ。
    パンと飲み物を何種類かから選べるようになっていて、なんだか紅茶が飲みたくなった。
    女性的で優雅な気配をもったお店の雰囲気が、コーヒーよりも紅茶がおいしくたのしめそうなそんな気がして、それでアールグレイを選んでたのむ。

    accaa05d.jpgポットできます。
    しかも茶葉をシッカリひらかせて、飲み頃状態で持ってくる。
    だから一言。
    お茶を注いでもいいですか?と。
    勿論どうぞ、お願いしますとたのむと、ニッコリ。
    優雅な仕草でお茶をカップに注いでくれる。
    アールグレイの香りがフワッと、鼻に届いて周りの空気がツヤツヤしてくる。

    そして今朝のセットが来ます。
    トースト、サラダにゆで玉子という、典型的なる喫茶店の朝食セット。
    ただトーストを、バタートーストかシナモントーストのどちらかが選べるというのがかなり魅力的なところでござる。
    シナモントースト好きでござって、それでそれ。
    セットがやってきた途端、甘いシナモンの香りがしてくる。
    まずはそれをカプリといきたいとこだけど、まずはサラダを片付ける。
    朝一番最初にお腹に入れるモノは、でんぷん質より食物繊維。
    最初に野菜をタップリ食べると、太らぬお腹にしてくれるという…、だからサラダをシャクシャクモグモグ。
    冷たいレタスがみずみずしくて寝ぼけ眼がスッキリ覚める。
    オレンジ色のパプリカを薄切りにしたのがハラハラヒラヒラレタスを飾って、トマトがコロコロ、ハーブの香りがたのしいフレンチドレッシングもおだやかな味。
    そしていよいよ、今日のメインをカプリといきます。

    20b9258d.jpg分厚いトースト。
    イギリスパンの形ではある。
    けれどシットリ、いわゆる日本の典型的なるきめ細やかなふんわりブレッド。
    それそのものは、ちょっと苦手な日本的なるモッチリとした粘り気のあるパンで、けれどそこにタップリシナモン。
    レンズを向けるとグラニュー糖とシナモンがキラキラ光る。
    カプリと一口。
    するとジャリッとグラニュー糖が前歯で潰れる。
    小麦が焦げた香りにシナモン臭が混じってなんとも味わい深い。
    砂糖の甘みと小麦の甘み。
    そしてシナモンの甘い香りが混じって、朝の気持ちを甘くする。

    それにしてもシナモンって、なんて不思議な食べ物なんだろう。
    高揚感とでもいいますか…。
    気持ちが明るくなっていき思わず笑顔がこぼれる香り。
    トーストにタップリ塗ったバターがとろけてひんやり唇てからせ、そこにシナモンシュガーがドッシリいすわる。
    だから食べ終わってもずっとシナモンシュガーの味や香りが持続するのもステキ。
    固めに茹だった玉子の具合もまたよくて、カンカン、殻を叩いて剥くとツルンときれいに剥けたのも今日の気持ちをたのしくさせる。
    隣の人が食べていたグランドメニューのサンドイッチがまた上出来で、次はあれを食べに来ようと思ったりした、さて仕事。



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    最近、まれに見る日本晴れにて気温もちょっと上がったような…、それで散歩で千駄ヶ谷。
    357146fe.jpgグッドモーニングカフェまで歩いて、それで朝。
    なにしろ名前がグッドモーニングカフェであります…、朝がおいしく気持ちいい。
    お店の雰囲気、それから料理、何よりお店の人の笑顔がキレイでたのしくて、朝から気持ちが元気になってく…、ステキな一日をはじめるために必要な「屈託の無い明るさ」があり、なによりロケーションがいいのでしょうね。
    東京の中でもひときわ緑が濃くて、周りに高いビルがなくてスカンと空が広くて大きい。
    今日みたいな晴れた朝には空気が軽くて、気持ちがグングン、空に向かって舞い上がってく開放感と高揚感を味わえる。

    db88a686.jpg大きなお店で座るところで、雰囲気がまるで違って感じるところも好きなんだけど…。
    今日は残念。
    お店の奥が朝から貸切。
    雑誌か何かの撮影をしているようで、ボクの一番オキニイリのソファ席なくて、あららと思う。
    しかもそんな今朝に限って、お客様の数が多い。
    不思議なものです、オモシロイ。

    テラス席しかないんですけど…、と。
    そういえば、テラスの席に座ったことはまだなくてこれ幸いと試すことにする。

    ビニール製の防寒シートでクルンと包まれ、そこに大きなストーブ二台。
    テーブルの横に必ず一台、ストーブが…、って感じでそこそこ温かい。
    そういえばボク、ずっとストーブのない生活を送ってる。
    エアコン、あるいはオイルヒーター。
    どちらも空気を還流させて部屋全体をあたためるモノ。
    だからほんわか温かいんだけど、このストーブの熱源がこっちの方向にあるというわかりやすくて直接的な温め方は久しぶり。
    そしてなんだかナツカシイ。
    炎が見えるというのもなんだかあたたかく、これもいいなと思う朝。
    コーヒーたのむと、湯気がユラユラ、タップリ宙を舞っているのがキレイでなんだかホッとする。

    a32ce54e.jpg朝食セットをもらいます。
    さすがに朝食メニューが豊富。
    大阪的なるカレーキャベツをのっけたホットドッグや、サラダの朝食。
    グラノラバーとアサイーで、そのまま走っていけそうな健康的な提案もある。
    ここのフレンチフライはウットリするほどおいしくて、それがサイドについてる朝食ハンバーガーをとって食べるか…、と思いもしたけど、やっぱり朝は玉子を食べたい。
    それで、スクランブルエッグとトーストのメニューを選ぶ。

    スーパーエッグモーニング。
    スーパーな玉子を使った炒り玉子。
    どこがスーパーな玉子なのかはよく分からない。
    おそらく素性正しい鶏が、元気に育って自然に育み産んだ玉子に違いない。
    まぁ、少なくとも、スーパーの玉子でないコトだけはおそらく確か。
    バターをタップリ含んで焼けて、だからツヤツヤ。
    そしてシットリ。
    けれどシッカリ火が通ってて、口に含むと玉子のたのしい香りがしてくる。
    しかもトロンとなめらかで、玉子だけがスーパーなのでなくて、それを扱う技術も同じくスーパー。
    それにトースト、ヨーグルト。
    ヨーグルトの中にはトロンといちじくのジャム…、酸っぱく甘くなめらかで、時折プチプチ、いちじくの種が奥歯で爆ぜて、目を覚ます。

    5d11e252.jpgスクランブルエッグはほのかな味付け、控え目な味。
    玉子自体の味をたのしむ趣向の仕上がり。
    テーブルの上に、塩や胡椒やケチャップがズラッとならんで自分の好みに味をととのえ食べられる。

    洋食の店において自分で味をつけるというのは、あまりお行儀の良いコトじゃないと言われてる。
    お店の人が自信をもって作った味を壊してしまう。
    けれど朝食だけは例外。
    一日をはじめる料理は自分の好みの味で食べたい…、誰しもそう思って当然。
    朝食レストランに行ってそこに並んだ調味料やジャムやお砂糖、あるいはクリーム。
    そのバリエーションの豊かがそのまま朝の豊かとボクは思ってる。
    ケチャッププチュっ、そして胡椒をガリガリやった。

    すばらしいのがココの胡椒を挽くミル。
    回すとガガッとかなりの手応え、大きな音が手首に響いて胡椒がかなりの荒挽きになる。
    コロンと舌を転がるような荒挽き胡椒がガリガリ奥歯を叩いて壊れ、その度ピリリッと爽快感をもった辛さが口一杯にひろがっていく。
    玉子のフックラした食感をそのガリガリが挽きたて口が喜ぶもてなし。

    カリッと焼けたトーストもグーッ。
    パンがそもそもおいしくやけてて、軽い仕上がり。
    しかもムチッと歯ごたえが良い。
    カリカリ焼けた耳がまるでクラッカー…、なのに生地そのものはフッカリ、軽い粘り気があり玉子の食感これまた引き立てよい相性。
    竹を削った板の上にそっと乗っかるバターも無塩で、こまかなところに配慮ができてる。
    おいしいモノを知ってる人が考え作ったオゴチソウ、ゴキゲンな朝をゴキゲンに。



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