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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
    年齢:
    65
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    天金で朝…、新宿西口からはじまる今日の朝でござんす。

    c76b82bc.jpeg鮭を焼いた定食もらう。
    焼いた魚ではじまる朝はなんだかシアワセ。
    魚に限らず玉子を焼いてはじめる朝もステキだけれど、なぜだか肉を焼いてはじめる朝は下世話で清々しくない。
    アメリカなんかじゃ、モーニングステーキを食べる習慣があったりして、朝の体に即座に栄養になる赤身の肉って確かに栄養補給的見地にたてば理にかなったことなのでしょう。
    そう言われ、ハッシュブラウンにフライドエッグを添えたステーキを彼の地でたべると、確かに旨い。
    これから仕事をしてやるぞ…、って元気も湧いてくるのだけれど…。

    やっぱり日本じゃ焼いた魚がほどよき感じ。
    シットリ焼けて脂を落としたリーンな鮭は、健康的にもよさそうで朝がやさしくやってくる。

    ご飯のおかず。
    漬物に海苔、しらすおろしに味噌汁が焼き鮭につきひと揃え。
    この鮭をもしステーキに変えたらば、漬物だとか海苔だとか、しらすおろしじゃ釣り合わず居心地悪くなってしまう。
    肉も例えば豚のロースを西京味噌に漬けて焼いたり、さっと炙った牛肉をもみじおろしで食べたりしたら案外朝でもいいのかも…、って。
    あぁ、そんなコトを考えるから、どんどんお腹がすいてくるじゃない…、いただきますです、ハフハフパクパク、ツルンパクン。
    bf8ca743.jpeg追加で冷奴をたのんでみると…、あれあれ君ぃ…、ちょっと小さくなったんじゃない?って七味をかけつつ思ってしまう。
    つい最近まで豆腐一丁を半分使った奴だったのに、今日は多分、3分の1。
    そういえば焼いた鮭もちょっとづつ小さいサイズになってきてるし、そうでもしなくちゃ利益を出すのがむつかしい、そんな時代になったのでしょう。
    ちょうどご飯を少なめにって、半分量にしてもらってた。
    だからそれでもつじつまがあう…、これもひとつの健康管理とニッコリします。

    朝一番の打ち合わせを終え、セガフレード・ザネッティにてボンヤリ、のんびり。

    7dbb53f2.jpeg甘いものを一緒に味わう。
    スタバに行くときはお茶を飲みにいく感じ。
    ついでに甘いモノで珍しいモノがあったら一緒にたのしむ。
    あくまでお茶がメインの場所。

    けれどセガフレ。
    甘いモノが充実してる。
    それもイタリア的なドルチばかりで、たとえばプロフィットロールなんてウレシイものがあったりもする。
    小さなシューに溶かしたチョコをかけて味わう、甘くて苦く、フックラとしてシットリでもある甘いゴチソウ。
    一時期、それがなくなったとき、もうココに来るのをやめてしまおうって思ったほどのオキニイリ。
    それにしようか…、と思いもしたけど、今オキニイリがこのお菓子。

    トルタディノンナ。
    おばぁちゃんのタルトとでも訳しますか。
    たしかに素朴で、お菓子屋さんのお菓子というより、おばぁちゃんが家で作っているような。
    そんな姿がなんともステキであいらしい。
    ザックリとしたアメリカ風のクッキーみたいな形。
    その表面にはタップリ、スライスアーモンド…、真っ白できめ細やかな粉糖がタップリかかってうつくしい。

    4c4f7073.jpeg砂糖を落とさぬようにやさしく手に取り、砂糖でむせぬようにそっとくわえて、サクリとかじる。
    ホロッと前歯で崩れて、口にやってくる。
    まずはパウダーシュガーが前歯で溶ける。
    溶けたと同時に、口の温度が少々あがる。
    砂糖が蒸散するときに、唾液を奪ってそれが熱を出してるように感じるのでしょう。
    その熱さも、しばらくするとおさまって、生地がトロンととけてくる。
    甘いバニラの香りが口に広がって、最初はボソボソ、粉っぽい生地がゆっくり、クリームみたいになっていく。
    生地がとろけた瞬間、それが、カスタードクリームのような風味と味に変わってく。
    割れた断面。
    じっとながめてみると、中にカスタードクリーム状の黄色い層が挟まれ、閉じ込められてる。

    まるで乾いたシュークリームのような食べ心地。
    手の中では乾いて固くて、まるでシュークリームのように思えず、なのに口に含んだ途端に、口の中でシュークリームになっていく。
    形状記憶デザートっていうのがもしもあったら、これ。
    この前食べて、もうウットリ。
    たちまちオキニイリになったモノであります、今朝も食べてニッコリ、オキニイリ。
    ポッテリとした泡がおいしいカフェラテをコクリとのんで、そしてトルタをサクッとかじる。
    苦いラッテが甘いコーヒー牛乳みたいなやさしい風味をただよわせてく…、ラテとの相性も抜群で、しばらくコレにハマってみようと誓う午後でありました。
     

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    新宿でウッカリ朝をむかえる火曜日。
    「ウッカリ」=何時何分にどこどこでというような明確な約束をしたわけではない、けれど、大体あの界隈で何時ぐらいにおそらくそこにいるかもねって軽くつぶやき偶然、出会うという行為。
    56e49029.jpeg勝手にそんな風に定義して、ウッカリ出会う友人がいる。
    今朝もウッカリ…、新宿三丁目にある「BUN」という昭和テイストな喫茶店にて、朝のメニューがとてもたのしい。
    まずは胡椒とタバスコでヒーハー辛いミートソースをタップリ挟んだメキシカンドッグに玉子がついたセットをたのみ、もひとつ一人のときにはとらぬここの名物メニューのホットサンドイッチ。
    ハムとレタスをパンで挟んで、そのパンの上にチーズを乗っけて焼いてる…、中は冷たく上は温かという不思議料理でシャキシャキフッカリ、トロリと味わう。
    砂糖をくわえたコーヒーを冷やして作る甘いアイスコーヒーが、苦くて酸っぱくなのにやさしい味わいで、海の向こうからやってきて、時間をかけて日本にしかない日本の飲み物になったんだよネ…、っていとおしくなるよなおいしさにウットリしました、さて仕事。



    関連ランキング:コーヒー専門店 | 新宿三丁目駅新宿駅新宿西口駅



    打ち合わせをひとつすませて、次の打ち合わせまでをお茶…、スタバに来ます。

    3da26b1d.jpegちょっと気になったフードがあって。
    ウーピーパイを季節商品として売っているって噂を聞きつけそれをためしに。

    ウーピーパイ。
    「Whoopie」=「わーい!」であります。
    アメリカのボストンだとか北東部で昔から作られていた「ママが作るお菓子」の総称。
    ママが焼いてくれたパイを見て、わーい!って子供たちが歓声をあげるから…、っていうのが名前の由来。
    見た目はマカロン。
    あるいはどら焼き。
    まん丸に焼いたソフトなクッキー生地で、バタークリームに生クリームを挟んだモノ。
    そこにジャムやキャラメル、チョコレートのフレーバーをくわえて作る。
    1個でも十分食べごたえがあって、おしゃれなオヤツというよりも、育ち盛りの子供の食欲を満たすおやつ。
    そうそう。
    森永が昔作ってたエンゼルパイは、このウーピーパイが下敷きだったって言う人もいる。
    家庭の数だけレシピがあって、硬さや甘さ、フレーバーもまるで異なるおふくろの味。
    それのスターバックス版。
    生地そのものにイチゴのピュレをねりこんで、イチゴミルクの色をしている。
    クリームもストロベリーで、真っ白なマシュマロを一緒に挟んで見た目がウーピー…、かわいらしくてユメミガチ。

    8ac647a5.jpeg生地の上を彩る白はホワイトチョコレート。
    最近のスタバのお菓子は、ホワイトチョコを使って飾るのが大好きみたい。
    フカっと生地がやわらかく、そこにホツっとチョコがくだけてポリポリ砕ける。
    クリームの合間にもチョコが混じって、それとジュワッととろけるマシュマロ。
    食感にぎやか。
    それほど大きくなりパイで、けれどかなりの充足感を味わえる。
    なによりネチッと奥歯に貼り付くようなことがない、口溶け感がたのしくおいしい。
    ちょっとハマってみたくなる。

    冷たいソイラテ、そこにヘーゼルナッツのシロップ足して甘くて切ない味にする。
    ソイのシールが貼られたカップ。
    タリーズなんかでもはじまって、当たり前のコトにじょじょになりはじめている。
    スタバが作った色んなコトが業界標準になっていくって、なんだかたのしいオモシロイ。

    ちなみにまもなく上野公園にスターバックスができるんだそう。
    公園の中にスタバができるのは、日本で3つ目…、富山環水公園店に福岡大濠公園店。
    店内席だけじゃなくて公園の緑を満喫できるテラスもあるんだという。
    いいなぁ…、上野。
    新宿御苑にスタバができたらいいのになぁ…、スタバだけじゃなく気軽なカフェがあって夜も利用できたりしたら都会の生活がもっと潤い、たのしくなるのに。
    家賃を安くするかわり、お店が公園を管理する…、合理的に社会の資産を活用するってこうしたことじゃないかと思う…、いろいろ、なんだか、勿体ない。

    ウーピーパイの作り方を紹介しているビデオがあった。
    ウィリアムズソノマって言う上等なキッチン小物や食材を売るチェーン店のビデオであります…、さすがに簡単、作ってみようって思ったりした、さぁ、会議。


     

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    新宿で今日一日の反省会を、厳かに(笑)そしてたのしくとりおこなった。
    7a2add14.jpeg本当は、チャコあめみやのある千駄ヶ谷の「グッドモーニングカフェ」でしようと思ってたのだけど、昨日は貸切パーティーをやっててそれで電車にのって移動した。
    目当ての店がなんかの都合で使えないと、代替案がみつからぬほど小さく飲食店の少ない街であります…、千駄ヶ谷。
    お茶を飲みつつ喫茶店でも良かったんだけど、ちょっとお腹に余裕があった。
    何か〆にたのしい料理を食べながら…、特に炭水化物をたのしく食べて今日一日をふりかえりたいと思ってそれでカフェを選んだ。

    0c004cbc.jpegブルックリンパーラーという最近、オキニイリの店。
    ビルの地下にあり倉庫っぽさをガンガンだしてる、昼なおムードのあるお店。
    夜にくるのはほぼはじめてで、これがなんだかステキでウットリ。
    ほどよく大きな音量でジャズが流れる空気感。
    お客様がみんなのびのび、これから10時間ほどはほぼ確実にノースケジュールという開放感を発散してる。
    夜のカフェってしばらくご無沙汰してたけど悪くないネ…、とニッコリしました。

    カメラを向けてパシャパシャ、シャッター、思うがままに切ってるうちに、ココはモノクロ写真が似合うかも。
    そう思って、ハイコントラストのモノクロモードで景色を切り取る。
    それがなんだかステキで、カメラの液晶画面からジャズが流れてくるような、そんな気さえする。
    大人な感じ。
    だから大人の遠足のしめくくりにはよかったネ…、って。
    モヒートやレモネードをたのんでまずはゴクリとやります。

    4f7a7f84.jpegミントの葉っぱをこれでもか、と入れて作ったモヒートも、デキャンタでとると取り分け用グラスにローズマリーの葉っぱがなぜだか入ってやってくるレモネードもどちらもハーブが彩り風味を添える喉にやさしい飲み物。

    ハンバーガーをたのんで食べます。
    分厚いパテ。
    赤身の肉を粗めのひき肉にしたものを、ガツンとやいてチーズとトマト、アボカド、それからレタスと一緒にバンズで挟んだズッシリとしたハンバーガー。
    片手で軽く押しつぶして、ナイフでザクッと4つに切り分けて、一口づつをパクリと食べる。
    牛肉の香りがとても濃厚で、顎においしい。
    ステキな一品。
    ソースは使わず肉のうま味に脂の甘み、トマトの酸味と甘みがソースの代わりになるオゴチソウ。

    おいしいハンバーガーを売り物にするお店がたくさんできたけれども、そもそもこうした料理は変なコトにこだわらず、ちょっと原価をかけてしっかり作れば誰でもおいしくできる。
    素直な味でなかなかなモノ。
    なによりサイドにやってくる、フレンチフライ。
    細くて2度揚げ。
    細かな気泡がタップリあいて中から水気をしっかり吐き出しだから甘みとうま味が濃厚。
    塩の味わいもしっかりしてて、お酒の摘みにもピッタリとくる。

    3c90ee17.jpegそれからパスタ。
    ワタリ蟹のクリームトマトスパゲティー。
    これもカニのうま味がズッシリと、結構美味しい。
    イタリアンレストランで行儀よく食べるパスタと違ってこうして、酒のつまみに食べるパスタは気軽でたのしくおいしい料理。
    今日一日の〆となる。

    次の遠足のテーマは決まった。
    「大人のみちくさ」。
    それを実際、どんな形で現実のモノにするかをたのしくこれから考えましょう…、と。
    ニッコリしながら撤収します。
    家に帰るまでが遠足だから、気をつけてって言ってみんなで別れます。
    雨もあがっていい気持ち。

    ところで昨日の浅草寺さんのお祭りは、実は「700年祭」って言う、めでたいお祭りだったというのを今日、会社にでて浅草出身のスタッフに教えてもらった。
    浅草寺さんのいろんなお祭りの主役が総出演という、このお祭りが最近、催されたのはなんと50数年前のコト。
    おそらくボクが生きてるうちはこの次が絶対やってこないであろう、豪華で貴重なお祭りだったんだってわかってなおさら。
    昨日一日のコトがたのしく思い出される。
    昨年はお祭りが自粛だったということもあり、地元の人達は待ちかねていたのでしょうネ…、ココ数日間、街がザワザワしていたほどって、やっぱりめでたいコトをしなくちゃバチが当たるとそう思う。



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    時間がなくてパクっと手早く朝をとりたい…、それでマクドナルドにやってくる。
    ホットドッグを選んで食べる。
    それに飲み物がついてるだけのとても簡単な朝のセットで、コーヒー選んで220円。
    macdog.jpg先日、テイクアウトで飲んだときにも感じたカップのペナペナとした薄さになんだか、マクドナルドの薄っぺらさと儚さ感じる。
    ホットドッグはほどよい味わい。
    プチュンと歯切れのよいソーセージ、ケチャップ、レリッシュマスタードの分量、味わいどれもほどよくフッカリとしたパンの食感も悪くない。
    昔、セブンイレブンで3個セットで売っていた電子レンジでチンして仕上げるホットドッグに似たフカフカプチュンとした食感が、もしかしたらばこれも電子レンジのようなモノにてパンとソーセージを一緒に仕上げているのかなぁ…、って思ったりした。
    どうでもいいコト…、さて、仕事。

    9d7be1ba.jpeg午前中の仕事を軽くこなしたあと、さて日記でも書きましょうかとあれこれ調べていたらばなんと今日はサンドイッチの日でござる。
    313。
    3で1がサンドイッチされているからサンドイッチの日なんだそう。
    形と語呂合わせで決まった記念日…、つまり日本限定のサンドイッチの日でござります。
    いろんな意味で、なるほどって思う。

    ボクが好きなサンドイッチには二通りある。
    ひとつは食パンで作る、具だくさんのサンドイッチ。
    パンの厚さよりも具材が多くないとさみしくなるから、自分で作るときには必ず具をタップリと挟んで作る。
    それに比べて喫茶店的サンドイッチは、パンの方が具より分厚い。
    まさに「313」なサンドイッチ。
    ボクが作るのは逆に「131」って感じ。

    一方、フランスパンのようなパンで作るサンドイッチはパンが多めで、具材少なめが好きだったりする。
    パン自体がおいしくて、そのパンの歯ごたえ、味を引き立てるような具材の選択。
    その具材によってパンの味わい、食感までが劇的に変わってくるのが面白く、だからそれは「131」じゃなくて「313」。
    今日はそっちの方のサンドイッチを食べましょう…、と。
    それでドミニクサブロンに来る。
    今日は少々忙しく、移動の途中のクイックランチ。

    4b889f39.jpeg新宿のルミネの中にあるお店…、各国料理の気軽な店が並ぶたのしいフロアーの中でも一番大きなお店。
    入り口部分にテイクアウトの売り場があってそこで売ってるパンを、横のカフェで食べるコトができるのがアリガタイとこ。
    田舎風のフランスパンで、ジャンボンクリュを挟んだモノ。
    ジャンボンはハム、クリュは生で、つまり生ハム。
    ジャンボンクリュって言葉の響きがなんだかオシャレで愛らしく、それがちょっとオキニイリ。

    フッカリちょっと柔らかいパン。
    表面固くて、中はムッチリ。
    最初は若干粉っぽく、酸味を帯びた素っ気無い味。
    それが噛めば噛むほどトロンとしてきて、酸味が甘みにかわってく。
    そこにネットリ生ハムの脂が混じってうま味ズッシリ。
    調味料は基本使わず、ほんの少しのバターを塗っただけのレシピで、パンそのもののうま味がたよりのフランス的なるサンドイッチ。
    バリバリしない。
    それがちょっと物足りないけど、パン屑がちらなからないのがテイクアウトで食べるときにはアリガタイとこ。
    アールグレイをお供にしました。
    ココの紅茶はとってもおいしい。
    ベルガモットの薬っぽい香りが強く、舌が震える苦味が結構、好きだったりする。
    舌を震わせ、そこにパンを頬張るとパンの甘みが一層際立つ、今日のお腹がやさしくほどよく満たされる…、さて一仕事と移動する。



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    夕方、西新宿でちょっと時間ができてお茶。
    pbns.jpgひともし頃の西新宿はなんだか切ない。
    地上に近い空はまだ明るくて、けれど空の高いとこからユックリ夜色がにじんで垂れる。
    お月様やお星様がそろそろボクらの時間だよってまたたき始めて、気持ちがちょっとやわらかになる…、そんな時間にあわせて周りのビルに明かりがちらりほらりとつきはじめてく。
    ボクの住む街にもそろそろ明かりが灯りはじめるんだなぁ…、って思うとなんだか家が恋しくなってくる。

    b3768747.jpegポールバセットにやってきます。
    朝とも昼とも違ったシットリした雰囲気に、ウットリします。

    朝は明るい。
    まだやわらかい外の光が天窓を通ってふりそそぎ、淡い影を床に落として店全体がぼんやりかがやく。
    昼はキラキラ、高いところから光が落ちてキリコな影が床にクッキリ模様を作る。
    3時を回るとユックリ影が長くなり、冬の低いところを動く太陽でさえ店の奥まで明るくさせるコトができなくなってくる。
    つまり淡い闇に包まれて、それを暗いと思えば暗く、目にやさしいといえばやさしい。

    大人の時間がはじまる気配。
    ラッテをもらってのんびり、ぼんやり。
    時間をたのしく無駄にする。
    コーヒー片手に、今日一日のあれやこれやをおさらいする…、そんな贅沢。
    ビターで甘く、風味豊かでポッテリしていてなのにスルンと喉の奥へとしのびこむ。
    この曖昧なおいしさが、昼でもなくて夜でもない。
    大禍時とよばれる気持ちを揺らす時間にピッタリ。

    一緒にマカロン。
    ラズベリーやシトロン、カカオと色とりどりの小さきお菓子。
    どれもキレイで気持ちも迷い、けれどひときわ目をひいいたのはピスタチオ。

    6246d22f.jpeg茶色を帯びたほとんどすべてのナッツと異なり、色鮮やかな緑が残る。
    風味豊かで、色と同じく明るい香りが口に鮮やか。
    一時期ココではピスタチオを使ったジェラートを売っていた。
    けれどポールバセットクオリティにあわせて仕入れタップリ使うとコストがかかってしょうがない。
    残念だけどしばらくお休みしますと言って、それからずっと姿をあらわさぬ幻スイーツになっちゃった。

    かわりにマカロン。
    齧るとサクッと、マカロン生地が前歯で崩れる。
    シットリしてる。
    しかも儚く、カサカサ散らかる。
    ねっちり奥歯にはさかるような粘り気があるマカロン生地がたまにあるけど、ココのはサクリと。
    あっさり壊れて歯に貼り付かない。
    代わりに中からなめらかで、軽い仕上がりのマカロン味のクリームがフワッと顔をのぞかせて、口いっぱいに広がっていく。
    甘さ控え目。
    これだけ食べるとちょっと物足りないのかなぁ…、けれどほんのり甘くてビターなココのコーヒー、エスプレッソとあわせて食べると互いを引き立ておいしく感じる。

    それから人にちょっと会い、デパ地下を見て歩こうよと勉強兼ねてブラブラしてたら、とある売り場に目がいった。
    58d3d567.jpeg定期的にしつらえられる北海道の海の幸をてんこ盛りにしたご飯の売り場。
    フランチャイズなのか、それともこうした食材パッケージを売ってる会社があるのかどうか、いろんな百貨店に同じような商品を売るお店をよく見かけます。
    見た目のインパクトがスゴくて食べてみようかなぁ…、と思いはするけど結構高く、しかもゴテゴテいろんなモノが身を寄せ合っている無秩序ぶりがあまりうつくしくなくってそれで手が出ず、ずっと食べずにいました。
    それが今日…、なぜだかディスカウントセールされててそれで買って試してみたら…。
    ウニにイクラ、数の子という魚卵部に、ズワイのほぐし身、タラバの足の身、イカにホタテとめくるめくような具沢山。
    それらを一旦、蓋に退避させ食べなきゃご飯がなかなか見えぬほどのたしかに贅沢感が味わえて、中でもカニが驚くほどのボリューム感にてこれはそこそこ満足できる。
    一人で食べると途中でちょっと飽きてしまうのが難点だけど、それはそれ。
     

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