朝食を終えて仕事の打ち合わせ。
スタバでお茶を飲みながら。
オフィスで行う打ち合わせと、お茶しながらの打ち合わせって随分違った印象になる。
何かの結果を報告したり、結果を出さなきゃいけない会議は、やっぱりオフィスでするほうがいい。
けれど何かアイディアだそう。
あるいは、今日は結論を出さなくていい。
そんなときには、お茶をしながら…。
特にスタバのようなセルフのお店。
気持ちや頭が煮詰まると、おかわりもらいに席を立つ。
カウンターまでの数歩歩く、あるいは目線が変わるだけ…、なのに気分やムードが変わってアイディアでてきたりする。
カフェパワーとでもいいますか…。
だから今日もオキニイリの店にきて、それでゴクリとコーヒー飲みつつ。
まず、一杯目はアイスショートヘイゼルナッツソイラテにしました。
ソイの緑の香りとヘイゼルナッツの甘い香りが、エスプレッソのビターな香りや味を、スキッと夏のやさしい飲み物にする。
ソイのコッテリ、粉っぽさすら感じさせる喉越し、コクがゴクゴク飲もうとする喉を、制してユックリ味わいながら飲んでよね…、って言ってくれるのがまたアリガタイ。
一杯飲んだら二杯目は、熱いラテにしようと思う…、そんな朝。
昼を回転寿司にしました…、オキニイリ回転寿司の沼津港。
東京回転寿司でオキニイリの店が2軒。
ひとつは「天下寿司」という申し訳ないほどに安くて正直なお店で、安い理由が「安く売れるネタだけ売る」という単純なモノ。
年中安定して手に入るネタを基本にメニューを作れば、無理をしなくて安くなる。
わかっちゃいるけどみんなあんまり真似しない、地味な営業努力でお腹いっぱいをたのしく作ってくれる店。
もうひとつはこの店で、たちの寿司屋もビックリするほどの上等なネタに旬の魚を食べさせてくれる、ちょっと高価でけれど満足度の高い店。
職人さんが立っている、板場が全部で4ヶ所あって、巻物専門、貝専門と、それぞれにぎるモノが異なる。
今日は光物をメインににぎる板場の前に座った。
職人さんの名前がカタカナ。
フィリピン系かインドネシア系?
ニコニコ笑顔がきもちよく、日本語も達者で寿司もインターナショナルな料理になったって思ってニッコリ。
寿司をあれこれ…。
どれもほどよくおいしくてけれどやっぱりココのカッパがボクは大好き。
太いキュウリを太いまま。
カリッと歯ごたえ爽快で口の中がみずみずしくなる…、寿司を食べた〆の一品、とはいえ口がスッキリとして食欲再び湧いてきたりしてまたなにかつまみたくなる気持ちを抑えるのが大変だったりするのだけれど、まぁ、それはそれ(笑)。
いつものごとく漬けのマグロをたのんでみると、分厚くしかもひんやりピトッと舌に貼り付く…、漬けダレの出汁のうま味と風味が口に広がってマグロの酸味を引き立てる。
つぶ貝、ホタテ…、夏に向かって貝が若干厚みを失う、それもひとつの季節感。
かんぱち、生鯖、炙ったさんまに茹でたエビ。
今日お勧めの桜えびは、海苔の香りとネギと生姜の風味がスキッとたのしくて口の中が駿河湾になってくみたいな季節のゴチソウ。
吸盤を1個、頭にいただいた生だこ食べるとプルン、クニュクニュ、その独特の食感と自然な塩の味がおいしい、たのしくお腹いっぱいになりニッコリしながら店を出る。
関連ランキング:回転寿司 | 新宿駅、新宿西口駅、都庁前駅
回転寿司つながりのオモシロイ動画を発見、イギリスで人気の「Yo! Sushi」って回転寿司のベルトの上にビデオカメラを置いてみました…、って内容のコレ。
実は10年近く前のコトでしょうか…、この寿司屋さんを視察するためロンドンまで行ったことがありまして、その時のコトを思い出しつつ、なつかしいやら、感心するやら。
お客様がオシャレですわな…、だってかなり高かったもの。
カッパにお稲荷さん、エビの握りをつまんでワインを飲んだら2000円近くするかなり強気の値段設定…、だからこのビデオでもエルメスのバッグをドサッとカウンターの上に置いたオネェさんが登場してる。
それから日本の回転寿司ならお湯がでてくるノズルの代わりに、ノズルが2本。
その一本は普通のお水、もう一本は炭酸水がでてくる仕組み。
お茶は飲み放題じゃなくって注文すると鉄瓶で恭しくもやってくる。
アフタヌーンティーという英国の人が好きな食事…、そのサンドイッチやスコーンの代わりに寿司をつまんでお茶にしましょ…、って感じなんでしょ。
日本の寿司屋、あるいは和食のお店って本来、お金がもらえるはずのお茶をただで売ってしまってる…、勿体ないなとかねがね思い、でも今更、お茶でお金をくださいってなかなか言えぬ悩ましさ。
こういうとこでも足並み揃えて、みんなエイヤってやればいいのに!って思いはするけどそういうワケにもいかないんでしょう…、ところ変わればシステム変わるというコト、ナツカシイ。
[3回]