ひさしぶりに新宿西口の新和のそば。
新宿駅の移動の途中に朝のお腹を満たしておこうと、それで立ち食い蕎麦を、ズルリとすすって朝とした。
ときおり思い出したように食べたくなるココ。
もっさりとした麺に、ボッテリしたかき揚げと決して上等じゃないのだけれど、なんだか記憶に残る味…、それでときおりやってくる。
早朝出勤のサラリーマンが、カウンターの端から端までギッシリ立ってて、だからカウンターの一番隅っこ、壁に貼り付くようにして、食券渡してしばらく待ちます。
食券渡すときに一言…、ネギを抜いてね、とお願いしました。
冷たいそばに白いネギというのがちょっと苦手でそれで抜く。
そしたらボクの後から来た人が「ネギを多めで」って注文してた。
思わぬところで知らずのうちに助け合い!
なんだか気持ちが明るくなった。
テキパキ蕎麦はできていく。
麺を茹でる大きな釜から湯気がモクモク。
カウンターの上には山盛り、生卵。
ハフハフ蕎麦を食べるみんなの背筋がクルンと丸まっている。
背筋をしゃんと伸ばして食べれば、凛々しくキレイで、立ち食い蕎麦すらもゴチソウになる。
だからちょっと、みんなの姿がもったいなくて、せめてボクだけでも背筋を伸ばしていただきましょう…、と思ってニッコリ。
やってきた丼を手に、さぁ、いただきます。
いつもは普通のかき揚げたのむ。
今日は季節のかき揚げにした…、紅生姜のかき揚げのっけた冷たい蕎麦。
麺の表面に細かな凸凹があるそばで、冷たくするとそのモサモサが一層際だつ…、だからココではいつも冷たいそばを選んで、そこにかき揚げ。
揚がった衣を食べるようなモッタリとしたかき揚げで、ザクザク生姜が歯切れる食感、辛さに酸っぱさ、どれもがピリッと鮮やかで今の季節になかなかに良い。
醤油の風味がキリッとしてて甘みの少ないタレも生姜の辛味をひきたてて、背筋が思わずシャンとする味…、ほどよき満腹、さて移動。
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JRにて移動の前に、成城石井でなにか飲み物買って乗ろうと、売り場をみてた。
そしたらちょっと、そそられるものを発見します。
焼き鯖の寿司。
羽田空港がビッグバードという名前になってリニューアルしたとき、評判になった話題の空弁。
酢飯と焼いた鯖の身を押し鮨状にしていて、これがおいしくて。
そのまま食べて主食にもなる。
酒のつまみにも適しているうえ、もしかしたらこれオカズにご飯を食べるコトもできるんじゃないかというほど、味がクッキリ、シッカリしてた。
それをおむすび状にアレンジ。
一食分を小さくし、手づかみでパクリと食べるコトができるようにした商品。
なかなかたのしい…、よく考えられた小腹満たしのよき一品になってるなぁって思ってそれで買ってみる。
180円って値段も手頃でそそられて、蕎麦を食べた直後とはいいほんの少々、あいたお腹の隙間を埋める…、オヤツのような感覚で(笑)。
包みをあけると焼き鯖がペロンと舌を出すかのように、ご飯の上から盛大にはみ出すほどにタップリのサバ。
海苔がシットリ直播きで、パクリと食べるとムチュンとシャリがやさしく歯ぎれる。
あまり酸っぱくはない酢飯と焼いたサバの間にガリと胡麻。
生姜がザクリと歯ぎれる食感…、ガリの酸味がシャリに足りない酸味をくわえて風味もさわやか、元祖焼き鯖寿司にもアクセントとしてガリと胡麻が挟まっていた。
ほどよき分量。
にもかかわらず、食感、味わい、風味が多彩で分量以上の満足感を味わえる。
お腹もたのしく満たされて、さてさて仕事とまいります。
[4回]
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