忍者ブログ
サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
2024 . 11
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • カレンダー
    10 2024/11 12
    S M T W T F S
    1 2
    3 4 5 6 7 8 9
    10 11 12 13 14 15 16
    17 18 19 20 21 22 23
    24 25 26 27 28 29 30
    カテゴリー
    最新TB
    プロフィール
    HN:
    サカキシンイチロウ
    年齢:
    64
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
    バーコード
    ブログ内検索
    アーカイブ
    P R
    アクセス解析
    ×

    [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

    朝を天金…、なんてことない食堂風のお店の暖簾をくぐるとなんだかホっとする。

    961e70b3.jpeg混んでいるようなコトはまずない。
    けれど同時に、誰もお客様がいないことも絶対なくて、誰かいる。
    それも大抵サラリーマンのおじさんで、ニコニコしながら朝を食べてる。
    一人じゃないんだって感じがうれしい。

    よい料理には季節感が必要なんだ…、と言われます。
    たしかにそうではあるのだけれど、朝ご飯はいささか違う。
    例えばアメリカンブレックファスト。
    年中ずっと、目玉焼きにベーコン、ハッシュブラウンという組み合わせ。
    今日一日のお腹にいれる料理は変わったものではなくて、いつも同じが安心できる。
    ここの朝。
    まさに年中同じモノ。
    メインを選んでそこにしらすおろしと漬物、味付け海苔。
    ご飯にお味噌汁がついて定食。
    メインは冬と夏とで若干かわりはするけれど、いつもあるのは鮭、サバ、豆腐、それから納豆…、手のこんだものは何一つなく、どれもが朝のお腹にやさしい。

    なによりしらすおろしのみずみずしくて、ヒヤッとお腹を潤してジアスターゼの効果で食欲わかせてくれる。
    しかも大根が季節季節で味が変わる…、今の季節は甘みが強くて香りもやさしく、あぁ、冬なんだとこれがひとつの季節感。

    095c7a94.jpegメインひとつで530円。
    50円を足すともひとつメインが選べる。
    いつもボクは2つ選んで、580円の朝をたのしむ。
    ひとつは鮭。
    蒸気で熱を加えた鮭で、だからシットリ、余分な脂が落ちて、食感、風味もやわらかい。

    こうして焼いた鮭の皮。
    ネットリとして生々しくて、もともと魚の皮が苦手なボクにとっては天敵みたいな嫌な存在。
    これがパリッと乾いてこんがり焼けていたらば、それはそれで食べようもある。
    けれど、これはてんでダメだから、ペロンと剥いでお皿の端にそっと移して見なかったことにするのであります。
    そののち骨も綺麗サッパリ抜き取って、身だけをほぐして食べやすいようにスタンバイ。
    目ボケ眼でもこれならたのしく食べられる。
    ご飯にのっけて味付け海苔でクルンとくるんでハフっと食べる…、口の中でおむすび味になっていくのが面白くって、それで二口、ハフッハフ。
    f61393b2.jpegもうひとつのメインは冷奴。
    豆腐を切ってお皿に盛っただけでこれがメインディッシュになるというのが面白くって、いつもココではたのんで食べる。
    ヒヤッと喉をすべりおち、お腹をヒヤッとビックリさせる。
    朝にたのしい一品で、自分で作って食べる冷奴とはまるで違った料理に感じる…、冷奴って人に作ってもらう料理の最右翼って今日もシンミリ、ニッコリ思う。
    七味をパラリ、味付け海苔をちぎってパラリと味を変え、料理しているつもりで食べる豆腐もおいしい…、お腹もやさしく満たされる。



    関連ランキング:定食・食堂 | 新宿西口駅新宿駅新宿三丁目駅



    それからテクリと、新宿駅の北の端から、南の端へ移動して新宿駅の南口にある早起きの店…、ディーンアンドデルーカで、お茶でも飲もうかと。

    fb743379.jpegルミネの中。
    ルミネ自体は11時開店で、けれどここだけ入り口が別。
    朝早くからお店をあけてる。
    パンが焼ける甘い香りに、コーヒー落とす匂いがしてくる。
    南側に大きな窓がひらかれていて、朝の光がこれでもかってお店の中に降り注いでくるというのもなんだかウレシイ。
    夏は眩しかったステンレスのカウンター。
    今朝はほどよい明るさで、カメラを向けてもギラギラすることがなくなっていた。

    エスプレッソをダブルでもらう。
    ドッピオで!ってお願いしたら頑なに、ダブルですかと何度もボクに聞き返すのが、あぁ、この店はアメリカなんだって思ったりした。
    ういういしぃ(笑)。
    かなりビターなエスプレッソ。
    しかもたっぷり豆を使ってトロンととろみがついてるように感じるほどに濃厚で、落とすところを見ていてもエスプレッソマシンが必死に、満身の力を込めて豆をしぼっているような様子がちょっと愛おしかった。
    仄かな酸味。
    それがユックリ、舌の上にて甘みにかわり、鼻から抜ける焦げた香りが華やかで朝の気持ちが明るくなった。
    エスプレッソをたのんだ時だけのサービスのチョコ。
    その包装紙が赤色なのに、あぁ、ホリデーが近づいているって思いもしました、さてさて仕事に向かって移動をいたしましょ。



    関連ランキング:パン | 新宿駅新宿三丁目駅新宿西口駅

     

    拍手[1回]

    PR
    昼に何を食べればいいか、なかなか気持ちがまとまらない。
    gyunta.jpg新宿駅の周りのビルの中をウロウロ…、アジア料理のバフェもいいよなぁ…、お惣菜が食べ放題のご飯がおいしいお店もいいなと。
    けれどなかなかドキッとするようなときめきがなく、飲食フロアをさまよい歩き、このまま行ったら勝手にランチ難民になってしまうかもな…、とドキドキハラハラ。
    フロアー変えて通路をぐるぐる歩いていたら、ソースが焼ける匂いがしてくる。
    「ぎゅんた」って言う神戸出身のお好み焼きのお店があった。

    79cddb91.jpeg前から気になっていたお店であります。
    最近、続々、おしゃれ系の飲食ビルに出店はじめた成長ブランド。
    試してみよう…、とお店に入る。
    厨房でお店の人が焼いてくれたのを、テーブルごとの鉄板の上においてそれから食べるという、関西的なるスタイルの店。
    ランチのセットがいくつかあって、オススメだという「ぎゅんたランチ」を食べることにした。

    ぎゅんた焼きそばと、ぎゅんた焼きを一度に食べることができるというお値打ちモノ。
    「ぎゅんた」って名前のついたものには、カスが入っているんだそうであります。
    牛肉の内臓脂を揚げた「動物性天かす」とでもいいますか。
    うま味と風味が出るので、料理がコッテリ仕上がっていく。

    まずはぎゅんた焼きそばがくる。
    これをつまんで、お好み焼きができてくるのを待つ趣向。
    太い麺に焦げ目がキレイについていて、キャベツもツヤツヤ。
    カス効果なのでありましょう。
    うま味もドッシリ。
    そこにイカのゲソがたっぷりはいってて、焼きそばというより野菜炒めに中華麺が混じっているというような商品イメージ…、本当はビールが飲みたくなるネ。

    43a16453.jpegランチドリンクでソフトドリンクの他にも小さなビールを選ぶコトができるというのもわかる。
    隣で食べてたおじさんたちが、ビールをお替りしていてちょっと羨まし。

    焼きそばを食べ終わった頃合いで、ぎゅんた焼きがやってきます。
    程よく大きくボリューム感を感じるサイズ。
    スコップ状の鉄板に、お好み焼きをのっけてどうぞと持ってくる。
    ススッとすべらせテーブルの上の鉄板に置き「お切りしましょうか?」って聞く。

    どう切るのって聞いたら、縦横十字に切るだけで、そこから先はお客様任せというのであります。
    なるほど、なるほど。
    関東的には、十字に切れた四等分を再び2つに切り分ける。
    いわゆる「ピザ切り」になる。
    けれどその十字の切り目に平行に、縦に横にと切っていけば一口大の四角いお好み焼きになる。
    コテで口に運びやすくて、どこも程よく均等な味になってくれるからボクもこれ。
    ザクザクきりわけ、コテでハフっと口に運んで味わった。
    キャベツがフックラ。
    牛肉のうま味とイカのコリコリが、口の中での存在感を発揮して味わいドッシリ。
    かなりお腹にたまる味。
    ソースがちょっと甘めなところがちょっと苦手なところかなぁ…、食べたあと口にペットリ脂の強いうま味がはりついて残ってしまうところもちょっと重たい感じ。
    552423c0.jpeg関西流にこれにご飯と味噌汁、漬物、サラダがついて一揃えというのが、実は、ココを選んだモティベーションの最大のモノ。
    しかもご飯が固めの麦飯。
    お好み焼きのふわふわとしてたよりがいのない食感が、ホツホツとした麦飯でカシッとまとまり引き締まる。
    じゃこ系の魚臭い出汁がきいた味噌汁もなかなか良くてオキニイリ。
    ちなみにココ、韓国風のヤンニョム味噌を使って味を大人味にして味わってって提案してて、それをそのままご飯に乗っけて食べると美味しかったりしたのがメッケモノ。
    ただ、また来るか?っていうと微妙なガツンと決め手にかける店。
    そうでなくっちゃチェーン展開はできないってことなのかもしれないなぁ…、って思って帰る、なやましい。



    関連ランキング:お好み焼き | 新宿駅新宿西口駅新宿三丁目駅

     

    拍手[3回]

    まいどおおきに食堂で夜。

    631c3f6e.jpeg今年の後半。
    一駅歩こう運動を密かにしてた。
    運動不足を解消しようと、それでテクテク歩いてたんだけどさすがに夏は一駅分がせいぜいだった。
    ところが冬。
    涼しくなって街を歩くのがたのしくなった。
    それで最近。
    新宿駅から平気で歩いて家まで帰る。
    新宿・新宿三丁目・新宿御苑に四谷三丁目という、つまり3駅分を歩いて帰るコトがたまにあるのネ。
    しかも歩くコトが決して苦痛にならないくらい、街がたのしく退屈しない。
    四谷三丁目から逆方向に3駅分と言えば、四ツ谷に赤坂見附にそれから国会議事堂前という、あまり歩こうと思わぬコース。
    実際せいぜい、四ツ谷駅から歩くくらいでありましょうか。

    今日も新宿駅から歩き、そろそろ家にたどり着くという、その直前にまいどおおきに食堂があり、それで歩いたご褒美に、と。
    あれやこれやとオカズをとって、夜とする。
    メインはサバを甘辛醤油で煮込んだモノ。
    サバの味噌煮より、ボクは甘辛醤油で煮込んだこっちの方が好きだったりする…、ギラッと光るサバの皮目の模様がなによりうつくしくって、惚れ惚れしながらパクリと食べる。

    c4206632.jpeg脂の乗ったサバの切り身のおいしいコト。
    ホロッと身離れもよくってシットリ。
    ご飯のオカズにウットリします。

    涼しくなると料理が並ぶカウンターの一番手前におでんが炊ける。
    ネタの種類はそんなに多くはなくって玉子にチクワに厚揚げ、コンニャク、それから大根程度。
    大きく分厚い大根が、飴色をして沈んでいたのがいとおしくって、それだけとって汁をたっぷり、芥子をネリッと搾りだし、冬の景色を作って食べる。
    芯までしっかり味が染み込み、クチュっと歯ごたえ、じんわりなめらか。
    口の中へとおびただしいほどの煮汁が染み出し、汁の代わりになるほどジューシー。
    家で作るとなかなかこうして中まで味が入らない。
    切った大根を冷凍にして繊維を壊せば簡単に、中の中まで味が入って飴色になるというのだけれど、それを試してみる暇もなく、それでこうしてミセオデン。

    他にも料理をあれやこれやと…。
    maido.jpg野菜炒めをまず手にとった…、コロッケととんかつが実は揚げたてでオススメですよと言われたんだけど、なるべく夜は揚げ物食べぬようにと決心。
    おじさん、そろそろ食生活をなんとかしなくちゃ、本格的に着るものなくなり大変なコトになりそうで、それで少々自粛気味(笑)。
    シャキシャキとしたモヤシとニラとニンジン、玉ねぎ。
    煎った玉子をアクセントして、塩で炒めた薄味料理…、かつてこうしたお店の料理はみんな濃い味、ご飯のお替り促すような味だったけど、最近、随分かわったものです。
    それに大好きな高野豆腐の卵とじ。
    出汁を含んだ豆腐がおいしく、体の中にそのみずみずしさが乗り移ってくるようなやさしい味わい、オキニイリ。
    そして夜の散歩の仕上げをしながら家に、戻りましょ。

    ところでこの動画…、なんだか格好良くてスカッとします。

    Gallagher in Slow Motion from FCTN on Vimeo.


    髭のおじさんがハンマーを振り回して、ただただ何かをぶっ壊すというだけの内容なんだけど、スーパースローで再生された…、ただそれだけでこんなにカッコいいってスゴい。
    ぶっ壊さなくちゃいけないモノが、多分、ボクの周りや中に沢山あって、さぁ、がんばろうとじんわり思って夜とした。
     

    拍手[3回]

    昼、ヨドバシカメラで探しものがあり、それで新宿…、そこで昼。
    5fcd0ef6.jpeg豚珍館というとんかつ屋さんにて、平日、昼はかなりの賑わい、行列になる繁盛店。
    場所は路地裏。
    新宿という街のステキなところはまだまだ「路地裏レストラン」が健在であるというところ…、表通りには極彩色で騒々しいほどににぎやかな、看板建てたチェーンストアがごっちゃりとあり、しかしこうした路地の裏には、ココで必死にガンバっているお店があるのがステキなところ。
    再開発されでっちあげられてしまった街には、そもそもハナから路地が無かったり、あっても荒廃していたりする…、六本木って街がそんな空虚な街の代表格。

    99f27add.jpeg新宿の街の西側も、もっと西へと歩いて行くと、路地の無き街、西新宿がやってくる。
    そこはチェーンがひしめく街で、けれどココにはここにしかないお店がたくさん。
    そのバランスの良さが新宿という街のたのしいところでしょうネ。

    階段トントン上がってお店に入ると、おいしい油の匂いがやってくる。
    週末の昼。
    出足も早かったというコトもあり若干静か。
    最初はボクらとあと3組ほど。
    モリモリご飯をお替りできそうな、オニィさんたちが食事をしてた。
    家電タウンにありがちな、体の大きなお一人様が中心で、けれどそのうち、徐々に人が増えてくる。
    ご夫妻風とか、デート途中とか、女性ばかりのグループ客とか。
    みんなニコニコしながらお店にやってきて、満席まじかになっていく。
    にぎやかな店でたのしむランチはたのしい。
    おいしく感じてアリガタイ。

    安くて速い。
    そしておいしく、お腹いっぱいが保証されているから安心しながら食べることができてウレシイ、ココのお店のいいところ。
    いろんな料理があるところ、ココで一番お気に入りのチキンカツをたのんで食べる。
    c568a3bc.jpeg細かなパン粉をギッシリまとって、それがこんがり…、油の甘い香りがしてる。
    分厚い胸肉。
    皮は外して肉だけを最初は低温、仕上げは高温で揚げているからなのでしょう。
    中はフックラ、ジューシーで、ねっとりとした鶏の胸肉独特のキチキチ、奥歯が痒くなるような繊維の食感感じておいしい。
    パン粉は若干ソフトな仕上がり、とんかつよりもソフトな肉のチキンカツにピッタリしててボクは好き…、ココの甘めでサラッとまるでウスターソースのようなソースとの相性もよく、ご飯がすすむオキニイリ。

    すべての料理に必ず豚汁がついてくる。

    4932aaf6.jpegちょっと変わった豚汁で大根、ニンジン、それから玉ねぎがたっぷりはいってけれど肉は挽き肉寸前の細切れ肉。
    肉の食感はほとんどなくて、けれど脂があまくて風味もゆたか。
    かなり熱々で、フウフウしても最初の一口目は必ず唇焼いてしまうほど。
    これがお替り自由なんだけど、そのお替りに至る手順が見事で感心。

    最初はフウフウしながらユックリ。
    それが徐々に冷めてくると、ゴクゴク飲めてたちまちお椀の中が少なくなっていく。
    当然、お椀が傾く角度が大きくなってく。
    そろそろ、残りが少なくなってきたっておそらくお椀の角度で気づくのでしょうネ。
    「豚汁のお替りいかがですか?」って飛んできて、聞いてくれるのが素晴らしい。
    かつてロイヤルホストがおかわり自由のコーヒーを、お客様から言われる前に「お替りいかが?」ってとんでいく。
    サービスいいね!と感心されるためにカップの傾く角度を注意していた。
    ロイヤルホストはドリバに溺れて、そんなサービスなんてできなくなってしまった…、なのにココではしっかりそれをやりきっている。
    スゴいなぁ…、って感心します。
    e278a628.jpegテーブルの上にはソースや薬味がたっぷり…、辛口ソースに甘口ソース、醤油に七味にそれからオモシロイのが、スイートチリが用意されてる。
    甘くてピリッと辛くってそれをキャベツにかけると、千切りキャベツがアジア料理のようになりそれでご飯を食べられる。
    醤油をかけたり、スイートチリをかけたりいろんな味でたのしむキャベツ。
    ピンッと辛味が尖った芥子をたっぷりのせて食べるカツ…、自分好みの味に仕上げて食べるご飯はなんとも旨い。
    ただココのご飯が少々やわらかくって、それが固めにできていたらばもっとおいしく感じたのになぁ…、って思いはするけどオキニイリ。



    関連ランキング:とんかつ | 新宿駅都庁前駅新宿西口駅

     

    拍手[5回]

    渋谷の街から一直線に副都心線を北に向かうと、東新宿って駅がある。
    wsy.jpgそこに新しくできた超高層ビルの中に、イーストサイドスクエアって飲食店街が出来ててそこになんと「若鯱家」があるというので立ち寄ってみる。
    名古屋出身、名物カレーうどんで有名なお店であります。
    関東地方にもいくつかお店を出していて、けれどどこもがボクの生活圏と違った場所で残念だなぁ…、と思ってた。
    それが新宿、家からも近いところにあるというので、なつかしくって。

    2032920e.jpegかつて名古屋にたくさんお客様を持っていたとき。
    栄で飲んで、〆に何かというときに、ときたま利用をしていたお店。
    初めて出会ったときのボク。
    まだ20代前半で、食に対する経験も少なくだからビックリしました。
    ボクが知ってるどんなうどんとも、どんなカレーとも違った料理で、それがひとつ丼に共存している。
    最初は、ええって思ったんだけど、そのうちなんだかクセになり、一時期ハマったコトもある。

    新しいオフィスビルの中に出たというコトもあるんでしょうね。
    まるで和風ダイニングレストランみたいなおしゃれな造りにいささか違和感感じつつ、カレーうどんをたのんでやってきたのをみると、あぁ、なつかしい。
    深くてハリのある丼にたっぷりズッシリ。
    明るく黄色い、ボンカレー的色をしたカレーにとろみがトロンとついて、テーブルに置いた途端にタプンとスープが揺れる。
    分厚いお揚げ。
    味がついているわけじゃなく、そのまま二切れ、ロゴ付きかまぼこ、ネギに豚肉、見慣れた景色でございます。
    箸でつまんで麺をズルンとたぐりよせると、これが太い。
    四角く角がたっていて、太くて重たくズッシリしてる…、ズルズル啜り上げることが難しいほどの重量感に箸でクルンと丸めるようにまとめて口に放り込む。
    一本なくなるだけでスープの水位が下がってしまうほど、その一本は重量級。

    5bb73e0c.jpegムッチリしてて表面スベっとなめらかで、けれど決して粘らない。
    芯までしっかり熱が入っているのにコシがあり、噛みごたえが抜群なのがオモシロイ。
    とっても不思議な麺にウットリ。
    その麺にカレースープがトロンとからんで、それがどこにもない味になる。
    最初はスッキリした味わいで、うま味が口に広がってところがそれがどんどん後から辛さを増してピリピリしてくる…、胡椒っぽいジンワリ後からやってくる辛味が独特。

    そういえば、名古屋名物のあんかけスパを食べてるときも、こうした辛味がやってくる。
    名古屋の人が好きな辛さってこういう辛味?って思ったりする、オキニイリ。

    それにしてもこの商業施設…、サンクンガーデンを形をなして随所にガウディな感じの柱が立っている、かなり凝った造りをしてる。
    ws.jpgテナント構成も充実してて、にもかかわらずランチタイムがこんなにガランとしてしまってる。
    地下鉄の駅からの直接動線があるとはいえ、地下に沈んで作られていて表通りからの動線はない…、施設サインも控えめで、こんなに立派な施設があるって伝わらないのが勿体無い。
    オフィスビルと超高層マンションが隣接してて、その人たちの需要を当てにしていたのかもしれないんだけど、その目論見もなんだか不発な感じがします。
    なによりビックリしたのが、ココをジャージやパジャマにコートを羽織った中国系の人たちがぞろぞろ歩いているんです(笑)。
    ココは新宿という街の東っ側というよりも、大久保という「リトルアジアの南の入り口」だったというコトなのかもしれないですね。
    この先どんなになっていくんだろうか?と思いもしました、さて、移動。



    関連ランキング:カレーうどん | 東新宿駅新宿三丁目駅西武新宿駅

     

    拍手[5回]

    前のページ HOME 次のページ
    Copyright © サカキノホトンブログ All Rights Reserved
    Powered by ニンジャブログ  Designed by ピンキー・ローン・ピッグ
    忍者ブログ / [PR]