朝を寿司で始める豪勢な今日。
新宿駅の西口を出てちょっと歩いたところにある店…、「箱寿司」という上方寿司の専門店。
テイクアウトが本業で、けれどお店の厨房の前に申し訳程度のテーブルがあり、そこで出来立ての寿司をイートインで食べられる。
上方の寿司はできたてでなくてもおいしいようにできている。
それはわかっているんだけれど、目の前でサクッサクッと大きな包丁で切り分けられる様をみながら、その切り立てをお皿にキレイに並べてもらって味わえる。
やはり贅沢。
おいしく感じる。
ココのお寿司のおいしいとこが全部もれなく入ってる「盛り合わせ」をたのんで食べる。
海苔巻き。
伊達巻き。
それから押し寿司、バッテラがつく。
押し寿司は、鯛にエビに穴子というこの三種類でひと揃えというのは、上方寿司のお店でどこもおんあじ。
つまり、お決まり。
伊達巻きが茶巾になるところがあったりするけど、大体、盛り合わせと言えばこの組み合わせ。
オモシロイ。
いつもながらのシャリの美味しさ。
若干甘め。
酸味が強めで、おいしいご飯を食べているんだと実感できる。
お腹を満たすのがたのしくなるような実質的なオゴチソウ。
海苔巻きを食べるとバサッと口で壊れて、多彩な具材が口に散らかる…、厚焼き玉子に高野豆腐、甘辛に煮た刻んだしいたけ、かんぴょう、三つ葉。
舌がそれらの食感感じる…、特に高野豆腐のザラッと舌に触る感じがたのしくて、目を閉じながらジックリ味わう。
クニュっと奥歯で潰れるかんぴょうが香ばしくって、ウットリします。
それにしてもバッテラの大人な味わい。
子供の頃は青い魚が嫌いだった…、おじぃちゃんとかおばぁちゃんが買ってきたバッテラの、上に貼り付く昆布だけをめくって食べまくって叱られたりした(笑)。
今では青い魚も得意…、だから昆布だけ剥いで食べるようなことをしなくてもいいのだけれど、今日はひさしぶりにそうして食べる。
やっぱり魚も一緒に食べる方がおいしいって思ったボクは大人なり!
出汁がおいしい赤出汁もつけてもらって、金1050円也…、豪勢な朝、さぁ、仕事。
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