早めの朝に天金に来る…、新宿はじまりの朝のコト。
新宿駅の西口を出て、ちょっと歩いていつものお店。
入り口に脇に小さな立て看板。
季節のメニューが書かれたもので、つい最近まで「明太子定食」がそこに書かれてたっていた。
なんと今朝。
それが変わって、「とん汁はじめました」となっていた。
熱いお汁がうれしい季節。
冷やし中華で夏を知り、とん汁で秋のおとずれを教えてもらう。
できればAMEMIYAくんに「とん汁、はじめました」とかという歌を作っていただきたいとこ(笑)。
さっそくたのんで、秋を味わう。
大きなお椀にタップリとん汁。
熱々、しかもコッテリ味の味噌の風味がおいしい汁で、それにサイドがお新香、海苔にしらすおろしという組み合わせ。
サイズの揃ったしらすがタップリ、みずみずしくて冬に向かって甘さをました大根おろしを従えてフルッと喉とお腹にやさしい。
醤油をちょっと垂らしてパクリと、口からお腹に一直線に朝の滋養がやってくる…、そんなおいしさ、朝が来る。
それにしてもココの海苔…、焼き海苔メインの関東にして、ここはいつも味付け海苔がついてくるのがちょっとうれしい。
西日本からやってきて、朝ご飯の海苔であったりおむすび海苔が焼き海苔なのに、最初はビックリ…、それも慣れはしたけれど今でもやっぱりなんだかちょっと物足りない。
ご飯のおかずに食べるには、やっぱり味付け海苔だよなぁ…、って。
クルンと白いご飯をくるんでパクリと食べて、とん汁ハフっとフウフウ味わう。
大根、ニンジン、ごぼうにネギ、良く煮込まれた豚肉がクチュっと口ではじけておいしい出汁をにじませ消えていく…、体が芯からあったまり、そうして移動で打ち合わせ。
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トントン拍子に打ち合わせがすみ、次の予定までちょっと時間に余裕があった。
それでお茶でも飲みましょうかと。
場所は新宿の西…、超高層ビル街のはずれであります。
ならばやっぱりあそこでしょ!
野村ビルの地下にあるポールバセットにやってくる。
イタリア料理のサルバトーレとシームレスにつながる大きな空間の、ほぼど真ん中。
お店とお店の領界部分をなす大きなテーブル。
柱を囲んで、そこから天井が下がって空間がみっちりしてくる、不思議なほどに落ち着く椅子に座ってボンヤリ。
ボクにとっての一等席。
椅子もシュッと背筋が伸びて、姿勢がよくなる。
古材を使ったテーブルは味わい深くて、そこに置かれたカップが映える。
天窓から落ちてやってくる陽の光。
ギラギラしてた夏とは違って、とてもおだやか、やわらかい。
カフェ・マキアートをコクリと一杯。
エスプレッソに温めたフォームミルクをちょっとだけ。
のっける程度で、はい、どうぞ。
エスプレッソの苦味がほんのりやわらかになり、けれどピリッと頭の奥を目覚ます力強さを忘れぬオキニイリ。
量も程よく、コクリコクリと飲みながらお水を飲むと、口の中に再びおいしいコーヒーの味わい、香りが蘇る…、そしてニッコリ、さて仕事。
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