ところで昨日、大久保をウロウロしてたら新しい商業施設を発見しました。
職安通りと区役所通りが交差する場所…、かつて韓国系のスーパーマーケットがあったところでそこが潰れてしばらくガランと空き家になってた。
そこに新たなスーパーが入り、2階に韓流化粧品、その3回にフードコートのような飲食施設ができてた…、どんなお店が?と思ってあがってみたらばビックリ。
ヤンニョムチキンの専門店や、韓国うどんのファストフード、エスプレッソバーにそれから「スクールフード」というお店。
実はスクールフードって店…、独創的なキンパをメインに韓国粉物料理を集めたカフェ的お店で今、韓国でスゴく人気のある業態。
3年ほど前、赤坂に一軒お店を作ったんだけど、それは撤退。
勿体無いなぁ…、と思っていたらどうも妻家房が権利を獲得したようで、ファストフード業態として日本再上陸店舗を作ったみたい。
お店の名前も「School Food Mari」って名前。
「Mari=巻物」ですから、キンパ専門店としての仕切り直しなんでしょう。
テイクアウトも出来るというので、買ってみる。
注文するとポケベル渡され待つシステム。
実はフードコートという業態の韓国っていうのは先進国のひとつでもあり、こういうところは洗練されてる。
注文してからひとつひとつ丁寧に作っていくので、10分ほどは待ちましたか。
手渡された箱をにぎるとホッカリあったか。
蓋を開けたら、あぁ、うつくしい。
日本の細巻くらいの太さ。
三種類のキンパがギッシリ並んでる、姿もかなりお洒落でキレイ。
スパムを芯にスパイシーなソースと一緒に巻いたもの。
白米をイカスミであえ、中に卵焼きとクリームチーズをまいたモノ。
それにタクワンとエゴマに肉味噌でスパイシーに仕上げたモノとひとつひとつが工夫をこらした創作キンパ。
女性の口にもすっぽりはいるサイズがお洒落で、日本で言えばたこ焼き感覚とでもいいますか、おやつにピッタリ…、固めのご飯の食感といろんな味や風味をたのしむことができるのがいいなと思った、ちょっと気になる新業態。
そして夜…、居酒屋で軽くつまんでボンヤリしてたら、無性にラーメンが食べたくなった、それで〆。
新宿の街の歌舞伎町サイドから線路をまたいで西新宿サイドの入り口部分…、小滝橋通りにある「龍の家」っていう久留米ラーメンの専門店。
小滝橋通りと言えば麺屋武蔵が行列をつくってから、ラーメン聖地のようになってるところであります。
かつては「昼の武蔵・夜の中本」って言われてたほどの行列が連日できていたのだけれど最近はかなり静かでおとなし目…、特に中本にはぱったり行列ができなくなった。
いろんなところにできてしまったということもある。
それ以上に、昔ほど新味とおいしさを感じなくなってしまったってコトなのかもしれないですな…、諸行無常な夜のコト。
ココは比較的新参者で、お店は大きくもなく小さ過ぎもせずラーメン店としては程よい大きさ。
しかも若い人たちが元気でやってる。
カウンターに座ると料理ができていく様子ばかりか、それを作っている人の表情までもが見れて、食べる前からそのおいしさが伝わってくるのがステキ、オキニイリ。
夜の遅い時間でもずっと満席。
作業台の上にはズラッと丼がスタンバししてそれがテキパキ片付いていく。
そのテキパキをニコニコしながら見ていたら、これからお客様のをお作りしますから…、って言いながらボクらのラーメンが出来上がっていく。
そんなにお腹が空いていそうに見えたのかしら(笑)。
一番スタンダードなとんこつラーメン。
麺ははりがね。
お湯でキッチリあっためた丼の中に白濁スープが注がれて、上にはネギ、チャーシュー2枚にキクラゲ、極めてシンプル。
腰があってなのにツルンと喉を雪崩落ちていく極細麺の小麦の風味と、サラッとしていてタンパク質や脂肪のうま味が口の中で立ち上がり、けれどスキッと後味のよいスープの味をたのしむためには余分はモノは必要ないという、そんな自信を感じる一品。
味わう途中で胡麻をすったり紅しょうをくわえたり、あるいは高菜でピリ辛風味をたしたりと、ひと丼でいろんな味をたのしみニッコリ。
お腹もくちくなりまして、家へとかえったそんな夜…、いささか過食を反省し、今日日曜はちょっと控えめ心がけようと誓った朝でございます。
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