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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    1960/01/26
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    昼を西新宿でサムギョプサル。

    c5cd6ecf.jpeg先日、行き損なった「マッコリバーてじまぅる」に来る。
    年中無休のお店ではある。
    けれどランチをやっているのは平日だけで土曜、日曜は夜だけ営業。
    だから先日。
    きた土曜日はおやすみだったという次第。

    平日、ランチ時のこの界隈はスゴイ賑わい。
    通りを挟んですぐそばの、超高層ビルがいから湧いてくるように人が来る。

    超高層ビルの高い家賃を払っていては、叶わないであろうお値打ちランチを求めて続々。
    麺通団のすぐそばで、かつての繁盛店も今は静かでひっそりしてる。
    今のブームは居酒屋ランチ。
    それも漁港直送の魚がテーマのトロ箱居酒屋的なるお店のランチはどこも流行ってる。
    食べるものにもブームがあります。
    変化を好まぬサラリーマンにも、大きな気持ちの流れがあってそれがうねって、流行り廃りを作ってく。

    6009eba0.jpegさて、このお店。
    大久保のリトゥルソウルのど真ん中。
    小さな一軒家の本店があり、そこが日本のサムギョプサルのブームを作った…、と言っても過言じゃない伝説の店。
    そこが出した生マッコリがおいしく飲める支店がココ。
    夜はサムギョプサルをメインに、韓国料理をベースにしたオリジナリティーあふれる創作料理が名物。
    昼はなんと、そのサムギョプサルが食べ放題のランチをやってる。
    こねばなるまい…、とそれで今日。

    ビルの地下。
    決して大きくはないお店。
    夜はバーとしての本領発揮のカウンター。
    そこにサムギョプサルを焼くための石板を置き、まわりにキムチ。
    白菜キムチやカクテキそれからオイキムチ。
    一段下のカウンターにはご飯が保温されてるジャーにナムルにサンチュ、エゴマの葉っぱ。
    スープがクツクツ炊かれたお鍋と、サムギョプサルをたのしむために必要なモノがほぼひと通り揃ってる。

    サムギョプサルはお店の人が焼いてくれます。
    分厚い豚の三段腹を、ジュウジュウ、こんがり焼きあげる。
    決して焼き置きはしないので、ちょっと時間がかかることもある。
    けれど手抜きを絶対せずに、シッカリキチンと焼いてる姿に、ステキだなぁ…、と思ったりする。

    a07af126.jpeg肉が焼ける間にまずはビビンパ作る。
    固めにたけたパラパラご飯。
    大根ナムル。
    モヤシに小松菜、それからぜんまい。
    どれもシッカリ下味ついてて、それだけ食べてもまるでサラダのようにおいしい。
    それらをご飯の上に乗っける。
    自家製コチュジャン。
    それからプチュっとごま油。
    カシャカシャ混ぜて、空気をたっぷり含ませて口に運ぶとパラッとご飯がほどけて旨い。

    豚のアバラを周りの肉と一緒に炊いた、スープもゴチソウ。
    ほんの少しの塩を入れて炊いてるだけで、そこに塩と胡麻油を入れ、コクリとやると豚の脂とうま味がススッと口に広がる。
    豚が焼けてく匂いがお店を徐々に満たしていって、本格的にお腹がすいてく。

    「お肉がそろそろ焼けますよ」…、と声がかかってさて、サムギョプサル。

    0d93c250.jpeg見事な出来栄え。
    焼き上がり。
    表面コンガリ、けれど中の肉のうま味はそのまんま。
    だからフックラ、身が膨らんでいる。
    何もつけずに、塩を混ぜたごま油をつけカプッとやると、あぁ、旨い。
    ココの豚肉。
    平田牧場の三元豚で、脂の甘み、身の歯切れ感が他の豚肉とまるで違って味わい深い。

    そのまま食べておいしいコレを、キムチと一緒に食べると今度は、口の中で豚キムチになる。
    辛味と酸味。
    そして発酵食品独特のうま味が豚に混じって旨い。
    シャキシャキとした白菜キムチの歯ごたえと肉のムッチリした食感が、互いを引き立ておいしくさせる。

    葉っぱにご飯。
    それからコチュジャン、辛味ネギ。
    肉をのっけてクルンでパクッと一口で放りこんでやるとドッシリ。
    口の隅々、うま味でみちる。
    青唐辛子や、生のニンニクのような薬味が無いのはこれが、オフィス街のランチだからでありましょう。
    まぁ、しょうがない、我慢、我慢。
    体に良いモノ…、なにより調味料までシッカリ吟味された健康的であること。
    なんだかとてもウレシくて、食がどんどん、進んでいきます。

    45356aac.jpegただ丁寧に焼いているから。
    お客様が増えてくると、焼くのが少々、間に合わなくなる。
    ずっとお店の人は焼いているのだけれど、焼きあがったら焼いた分だけなくなっちゃう。
    みんな紳士だからでしょうネ。
    互いに譲りあって喧嘩になりはしないけど、ちょっとストレスたまるかも。
    とは言え、なれた人が焼くからサムギョプサルはおいしくなる。
    焦げ目をつける。
    豚の脂で表面、カリッと半ば揚がるように焼かなきゃ、油っこくてたくさん食べるコトができなくなるお料理で、だから我慢で味わった。

    デザート替わりにゆず茶があります。
    これも自家製。
    柚子を皮ごと砂糖で煮込んだ、お湯を注げばそのままゆず茶になるモノを、今日は冷たいお水で割った。
    苦味、酸味に甘みがバランスとれていて、脂で疲れた口がスッキリするステキ。
    まだまだ知られてないからでしょう…、1000円弱というお値頃価格でありながら、まだ満席にならない状態。
    体が元気を欲しがるときに、また来てみよう…、オキニイリ。



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    新宿にある「阿杏(ああん)」という店。

    5446d627.jpeg女性の点心師がいて、彼女が作る焼き小龍包が有名で、一年ほど前になりますか…。
    はじめて試して感心した。
    何度も再び食べたくて、やってきたけどそのたび突然の休みや、あるいは営業時間外というコト。
    ふられ続けてやっと今日。
    祝日というコト。
    まさかやってないだろう…、と期待もせずにやってきたらばやっていた。
    ちょっとラッキー…、ウレシクなった。

    10種類ほどの料理の中から、選べるメインディッシュにご飯、スープにサラダ、それに小龍包がセットをなしたランチ商品。
    小龍包は「蒸したの」「焼いたの」の2種類がある。

    日本に最初にやってきたのは、薄い皮で包み込まれた蒸し小龍包。
    雑に扱うと皮が破れる。
    だからレンゲにのっけてそっと食べなきゃいけないレストランで食べるべき上等なイメージのある料理。
    ここの小龍包も薄皮に包まれ、箸で頭を持ち上げると中でタプタプ、スープが揺れる。
    レンゲにのっけてちょっと皮を傷つけて、そこからチュチュっとスープを吸う。
    透き通って濁りがなくて、ほぼ純粋に肉のうま味がやってくる。
    ゼラチン質がふんだんで、スープを吸ったあとの唇が貼りつくほどにコッテリ、濃厚。
    皮はツルンとなめらかで、ふっくらとした豚ひき肉がフワッと口に残るシアワセ。

    それから最近、やってきてちょっとブームになりつつあるのが焼き小龍包。

    64b88899.jpeg厚めの生地でくるんで、大きな鍋でまず茹でそれから焼きあげる。
    上海なんかにいくと屋台で、たこ焼きみたいにして売っている気軽な料理。
    同じ小龍包と名前がついているのが不思議なくらいに違った味わい。
    汁がたくさん入った肉まん…、みたいなモノがほとんどなんだけど、ここの焼き小龍包はかなり上等。

    蒸し小龍包の皮よりはちょっと厚い。
    けれど中が透けて見えるほどに薄くて、不用意に持ち上げると皮が傷つく。
    これもレンゲにのっけてまずは、皮に傷つけ中を吸う。

    蒸した小龍包よりも醤油の風味を余分に感じる濃い味で、焼いた皮に負けないようになってるんでしょう。
    スープを啜って、それでクルンとひっくり返すと、なるほど、なるほど。
    小龍包をくるむとき、皮をつまんで襞をつくりながらまとめあげる頭の部分が下になってる。
    頭は分厚く仕上がりますから。
    油を引いた鍋に並べて、お湯で沸騰させながら鉄板に触れたところがパリッとなるまで焼いて出来上がりという作り方。
    焼けた皮はパリパリで、しかもモチッと粘り気がある。
    揚げ春巻きとも、揚げた餃子とも違ったモチモチ…、癖になる。

    メインの料理は回鍋肉や青椒肉絲…、八宝菜ととても分かりやすい、昔からある中国料理店の一品料理。
    どれにしようかと、ちょっと考え、結局、この前たのんだコレ。

    cb506dba.jpeg油淋鶏をたのんで食べる。
    鶏の唐揚げを甘酢ソースで食べるというお酒をねだるお料理で、けれど今日はご飯のお供にしてたのしんだ。

    ココのは鶏の揚げ方がちょっと独特。
    薄切りにした胸肉に、中華包丁の腹をパンパン叩きつけ繊維をほぐす。
    同時に薄く伸ばしてそれに、粉をはたいてパリッと揚げる。
    薄くなってる。
    しかもところどころがボロボロになってるからでしょう…、熱が中まで入ってカリッとまるでせんべいみたいに揚がる。
    油の香りがとても良く、衣がサクサク。
    けれど中にはフックラとした鶏の身ひそんで歯にオモシロイ。
    スキッとサッパリした甘酢ダレ。
    生のレタスが、揚げたばかりの唐揚げに触れてシナっと熱が入って食感なめらかにするのもゴチソウ…、オキニイリ。

    メインディッシュを麺に代えるコトもできるようになっていて、麺好きさんとしては試さぬ手もないでしょう…、と。
    それで酸辣湯麺をたのんでためした。

    41c213b5.jpeg坦々麺が名物という。
    けれど最近、坦々麺が続いてる。
    しかも今日は蒸し暑い。
    甘みとコッテリした味わいが特徴の坦々麺は重たく感じる。
    それで酸味で食欲だそう。
    酸辣味にすがってみます。

    縮れた細麺。
    そこにトロンととろみの付いたスープがたっぷりかかってる。
    細切り豆腐。
    同じく細切りされたタケノコにネギ。
    キクラゲが入ったとろみスープに、玉子がチリチリ浮いている。
    卵とじ的ポッテリとしてツヤツヤとしたスープがなんとも色っぽい。
    鶏ガラスープに黒酢、それからラー油が混じる。
    鼻が最初に味わう麺で、食欲そそる。

    麺をたぐるとそれと、一緒に黒酢のコクのある香りまずは鼻孔を満たし、ズズッとすすると、料理の名前の通りに酸っぱく、しかも後から辛味がズドンとやってくる。
    スープ麺というよりも、スープに麺が混じってる。
    そんな感じでスープを食べる手が止まらない。
    食べてるうちにどんどんお腹がすいてきて、しかも体があたたかくなる。
    最後にピリッと山椒の痺れがやってきて、暑さを戦う体の準備ができるよな、そんな感じでお腹も満たしてゴチソウサマ。

    小さなお店…、しかも看板もほとんど出てない目立たぬお店でけれど結構、流行ってる。
    おいしいお店は客を呼ぶ…、というコトなのでありましょう。
    以前、やってきたときよりも随分、料理がおいしくなってる…、特に焼き小龍包のおいしさは特筆ものでこりゃ、また来なくちゃって思ったりした、また来よう。



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    暑い昼であります…、新宿の街にでても地上は閑散。
    ところが地下に入るとぞろぞろ人並み、西新宿のヨドバシカメラやデパ地下なんかには人が溢れて連休中日をことほぐがごと。
    sinjuku.jpgただ道路はガラガラ。
    自家用車たちはみんな郊外に進路をとってしまったんでしょうか…、だってこんなにいい天気、ちょっと遠出をしたくなるような連休中日。
    新宿の街をぶらぶらしてたら、街路灯が昼間っから煌々と明かりをつける間抜けな景色。
    タバコを捨てぬきれいな街。
    みんなで節電、エコな街と幟が揺れる街のムードをぶち壊しというあまりのコトに画像を撮った…、まるで夕暮れみたいな写真になっちゃった。

    自然洞ってお店で、韓国料理のバフェをとります。

    33fca772.jpeg実は今朝。
    さすがに昨日の夜の串揚げ食べ放題でお腹がそれほどすかなかった。
    それに行きたいお店が一軒あった。
    てじまうるマッコリバー」ってお店が最近サムギョプサルの食べ放題ランチをやっているという。
    しかも昼から平田牧場の三枚肉と、有機野菜を使ってどうぞ…、という大盤振る舞い。
    ずっとこの店、サムギョプサルの店を作るとき必ずベンチマークしていたお手本。
    そこまでこうして食べ放題をしなくちゃいけない…、どんな状況なんだろうって、それでテクテク。
    西新宿までいったのだけど残念、休日の昼はやってなかった。

    それで同じく韓国料理のバフェで有名なこのお店。
    特に野菜が豊富で、健康的が売り物で、だからか今日も近所の会社のOLさんたちが大挙してやってきていた。
    キャベツの千切り、茄子の甘辛炒めやゴーヤ。
    とうもろこしの茹でたのがあり、それらをまずは一皿目。
    野菜を先に食べるとあまり太らないってテレビで言ってた…、だから一皿目だけはなるべく野菜。
    それにしても茹でたとうもろこしをそのままかぶりつくって、なんでおいしく感じるんだろう。
    調理的には無精な調理…、あるいは手抜きと言われてもしょうがない。
    けれど食べやすいように実だけせせって器に入れたらありがたみ半減しちゃう…、蟹もそうで、こうした無精なおもてなしってオモシロイなぁ…、って思ったりする。

    c1fc8d81.jpegこの店、今でも「沖縄料理と韓国料理の出会いの料理」がテーマになってる。
    だから夜は沖縄料理がかなり充実していて今日も、ゴーヤチャンプルーが用意されてる。
    ここができた10年ほど前。
    沖縄料理がかなりのブームで、韓国料理に惹かれぬ人を呼び込むために沖縄というキャッチフレーズを使ったんでしょう。
    けれど今では韓国料理そのものの力でお店は満席になる。
    むしろ沖縄料理という、マニア好みの料理をテーマにしちゃったコトが、むしろ足をひっぱっている。
    時流に乗るのも大切だけど、時流が変わるリスクも考えなくっちゃ…、というコトでしょう。

    野菜でお腹を満たしたあとに、本格的に肉料理。
    豚のプルコギ、鶏の激辛炒めのブルダッグと肉の料理をあれやこれやと。
    韓国冷麺の麺があって、横に冷麺用の冷たいスープが置かれてた。
    ただせっかくだからちょっと変わった食べ方を…、と、サラダ用の千切り大根。
    茄子の煮たのとトッポギ用に煮こまれたおでんを具材に、チヂミ用のタレ。
    それからコチュジャンをタランとたらしてビビン麺のようにする。
    ぐるぐるかき混ぜ食べると、ムチュンと麺の食感きわだって、かなりのおいしさ。
    喉に涼しく、けれど舌には辛味ドッシリ力強くて元気のでる味。

    お皿の上に五穀米を乗せ、まわりにナムルやキムチをあしらいコチュジャンとキムチのつけ汁を溶いたソースを掛け回す。
    「皿ビビンパ」とでもいいますか…、サラダ感覚、カフェ飯みたいなご飯ができる。

    dec89263.jpegバフェの上に並んだ料理は調理の素材。
    自分で自分の食べたいものを創意工夫をしながら創り上げるとたのしい。
    特にココのバフェはそうした素材タップリ、オキニイリ。

    デザートコーナーに小玉スイカをみつけて食べる。
    大きく口をあけるとパクパク、二口くらいで食べ尽くせるほどの大きさ。
    けれど立派にあまくてスイカの味がするのがステキ。
    シャクシャク食べて、体を中からみずみずしくする。

    ただ最近のスイカはなぜだか種が少ない。
    特に小玉スイカはひとつひとつの種が小さくやわらかで存在感がいささか希薄。
    プップと種を飛ばしながら食べようとしてもできゃしないところが残念、しょうがない。

    ちなみにこの店…、ずっと1000円でバフェをやってた。
    けれど今日はなんとたったの900円。
    7月限定っていうコトらしくはあるけれど多分、ずっとその方向性でいくのでしょうね。
    東京のランチ世界は競合激しく、特に新宿のこの界隈は大変なんだろうなぁ…、って思ったりする、日曜日。



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    昼を新宿にでて食事…、花彫酒家っていうお店。

    debbe510.jpeg買い物ついでにでた新宿。
    うだるような暑さで、汗をかきかき、お店まで来た。
    小さなお店。
    新宿三丁目の伊勢丹前から徒歩2、3分。
    平日ランチは近隣オフィスのおじさんたち。
    ちょっと遅い時間になると、伊勢丹メンズ館の社食のようになるお店。
    今日はちょっと遅めの時間。
    週末はわりとすいているからなんてタカをくくってやってきたらば、ほぼ満席。
    最後のひと席、もらって座る。
    ファミリー客や、伊勢丹帰りのような感じの女性同士のお客様。
    いつもと違った雰囲気で、空気も華やか。

    まずは今日の日替わり定食もらって食べる。

    エビと玉子のチリソース。
    人差し指大のエビのむき身と玉子をいためたところにソース。
    ケチャップ味で甘酸っぱくて、植物油とニンニク一緒に炒めたモノ。
    ラー油でピリッと辛味もあって、チリというより昔ながらの酢豚を食べているよう。
    ソースと玉子をすくってご飯と一緒に食べると、オムライスみたいな味がするのがオモシロイ。
    グリーンピースがポツポツ、浮いているのも鮮やか…、どことなぁく、昭和な気配でニコリとなります。

    坦々麺を一緒に食べる。

    457585eb.jpegここの坦々麺は、クリーミー系坦々麺の5本の指@東京にランクインするものと、思っているのでありまして、かなりの人気。
    ボクらの他にも、次々、坦々麺の注文が入り続ける。

    厨房の中はかなりのてんやわんやなんでしょう。
    ひとつのモノに注文が集中して、例えばそれがステーキみたいなモノだったらば調理の効率がどんどんあがる。
    まとめて作るコトができるモノだから。
    けれど麺は注文入ってから、茹でてそれからスープを丼に用意する。
    ひとつひとつ作らないとおいしくできないモノに注文が集中すると、料理がおくれた。

    麺の湯切りがわるかったのか、ちょっとスープが薄くなってる。
    スープのうま味はあるんだけれど、いつものコクがちょっとない。
    麺の状態はほぼ完璧ないい状態でちょっと残念。
    スープに麺、あるいは具材の全てが完璧な状態に仕上ることって滅多になくて、それが手作りというコトなのかも。
    だから何度も何度も来て、その完璧を味わおうとしたりもします。
    ひとつのお店のおなじみさんになる楽しさのひとつなり。
    お酢をくわえて、それから日替わり定食のサイドについてた刻んだザーサイくわえて味をたしてやる。
    酸味がスープにくわわるとうま味が増える。
    むしろいつも以上にスッキリとした味わいが、夏バージョンの坦々麺のように感じる…、オゴチソウ。

    c3bfefb2.jpegサイドにいくつか。
    ここにくると必ずたのむサイドの定番。
    小さなチャーハン。
    それから小さなあんかけ焼きそば。
    あんかけ焼きそばなんて、定食類と一緒にたのむとたった150円でたのめるのです。
    とはいえ決して安物ではなく、普通のあんかけ焼きそばがただただ小さくなっただけ。

    オイスターソースの甘み、うま味がしっかりとしたアン。
    揚がってあいた麺の穴のひとつひとつにアンのうま味が入ってトロンとなめらかになる、その食感がなんともやさしく、おいしく感じる。
    これでご飯がたべられるほど。
    あんかけ料理は、自分でつくると必ず失敗してしまう、なぜだか苦手な料理でそれで、お店にあるとこうしてたのんで愛でてしまう。

    ピーマン、タマネギ、中華練り物。
    チャーシューの端などなど、いろんな端材を細かく刻んでジャジャっと炒めた、パラパラチャーハン。
    ここのチャーハンは塩味だけで、たりぬうま味を具材の味を借りてくる。
    それに少々、化学調味料を使って味を仕上げるのだけど、不思議とそれが気にならない。
    中華料理って化学調味料を多用して、けれどそれを感じさせぬよう上手に使う料理のひとつ…、ここのも上手、味わった。
    大きなジョッキにお水をくれる。
    しかも何度も、何度もお替り…、途中で氷がなくなったら新しいジョッキに氷をタップリいれもって来てくれる…、これもサービス、ありがたい。



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    新大久保の韓国市場に行くことがあり、それでついでに昼にする。
    0bfbfe8e.jpeg新宿三丁目の駅からてくてく歩いて大久保。
    歌舞伎町を突き抜けて、職安通りに出た途端、歩道をあふれる人にびっくり。
    韓流夫人が群れなすように通りを歩き、ちょうど昼食どきというコトもあり飲食店の外まで行列できるほど。
    最初は明洞海苔巻きでキンパを食べようと思ったのだけど、とてもじゃないけどちょっとやそっと待っても入れぬ混雑…、それで目的変更し「カナダラ」というお店に来ます。

    6b164057.jpeg韓国の屋台料理をメインにした食堂っぽい明るく気軽なレストラン。
    一階部分にテイクアウトのコーナーがあり、いつもそこはにぎわっている。
    2階に客席があるのだけれど、あまり知られていないのでしょう…、すんなり座れる。
    窓に面した見通しのいいテーブルで、下をみるとズラッと行列。
    韓国風のホットケーキのホットクっていうのを売ってる屋台があって、それを買おうと並んでる人の行列。
    そこだけじゃなく至近距離に5店ほどもホットク屋台が出ていてどこもみんな行列。
    買っては歩きながらみんな食べている。
    まるで昔のクレープ@原宿みたいな感じさえする。
    ブームってなんだかオモシロイ。

    キンパをたのむ。
    ちょっと細めにできた海苔巻き。
    具材はカニカマ、タクワン、玉子焼き。
    それに魚肉ソーセージと最小限で海苔の上には胡麻がパラパラ。
    舌の上にストンとのっかる。
    一口大の程よいサイズで、ちょっと甘めで胡麻の風味がとってもさわやか。
    ワンコイン以下という手頃な値段で、スープのような余計なモノがついてこないのが屋台な感じで好感もてる。
    日本の韓国料理はずっと高すぎるよね…、と思っていたけど、ココはほどよく本場的。

    555f036a.jpegチゲやスープ、ビビンパなどなど。
    全部で30商品くらいでしょうか…、韓国料理のお店にあるべき食事メニューはほとんど一応揃ってる。
    気になったのが「スンドゥブラーメン」。
    たのんでみるとスンドゥブチゲの中にインスタントラーメンが入った料理。
    分かりやすくてストレート。
    プルプルとしたラーメンと、フルっとやさしい豆腐が一緒になるというのが、まるで麻婆ラーメンみたいでたのしい。
    辛さもスキッとさわやかでいい。

    このラーメンにはハーフご飯がついてくる。
    おかずにどうかと、韓国風の甘辛チキンを一緒にたのむ。
    分厚い衣でがっちりあがった鶏の肉。
    甘辛ソースがたっぷり染み込み、酢豚の豚を鶏にかえた酢鶏って感じの食べ物で、程良く辛く、しかもジュワッと油が滲んで、口がヒヤッとするのがたのしい。
    お腹一杯になるためでなく、おやつ感覚のたのしい料理。
    ココもやっぱり女子ばかりにて、ほとんどの人が韓国風のかき氷、パッピンスをたのんで食べてた…、あそこのお店に行くまではしばらく我慢のかき氷。

    このお店、実は韓国食材専門のスーパーマーケットのひとつ「韓国市場」の直営の店。
    韓国市場で売っているいろんな食品の使い方の提案をしているようでもあって、だからここで食事をしてから韓国市場にいくと、アレも買いたい、これも買いたいって自然となっちゃう。
    ボクもあれこれ、買い物をしてそれから歌舞伎町の中を再び通って新宿に出る。
    途中で一軒、ちょっと気になるお店をみつける…、バッティングセンターのすぐ近所。

    jojo.jpg叙々苑のデリバリーの専門店。
    叙々苑の焼肉をお弁当に仕立てたモノを、ここで作って配送している。
    実際、ここで食べることもできるはする。
    けれどほとんどテイクアウトか配達で、お店で食べる人はほとんどいないといいます。
    メニューをみると一番安いものでも1500円オーバーで、弁当としてはかなり高めの値段設定。
    その高級な弁当を食べるお店としてはちょっと合理的過ぎ、あくまでデリバリーの受付営業場所って感覚。
    お店の奥にはバイクが2台で、わりと稼働をしているみたい。
    そういえば昔、叙々苑の歌舞伎町のお店に夕方行くと、出前用の焼肉弁当を店の店長がお店の空いたロースターで焼いていた。
    それを弁当箱に詰めたら、店長自ら風呂敷に入れ届けにいってた。
    そのほとんどが近所の韓国クラブの食事で、店長の給料は出前で稼ぐもんなんだ…、なんて言ってた人もいた。
    先祖帰りとでも言うのでしょうか…、それともあるいは、これから出前がブームになるかもってそんなコトを思ったりした、ちと勉強。



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    韓国市場で買った食材中心に夜は自宅でご飯にします。
    それにしても最近のテレビ番組のつまらなさといったら絶望的で、ビデオを観る機会がかなり増えてる。
    それも昔のテレビドラマがかなりオキニイリで、この週末も「横溝正史シリーズ」を観ておりました。
    1977年から78年にかけて放映された古谷一行が金田一耕助を演ずる人気シリーズ。
    シッカリとした原作をキッチリとした演技とカメラでコッテリ魅せる作品に仕上げてられてて、確かに昔、見ていた記憶がフラッシュバックしてくるんだけど、ほぼ新鮮に飽きずみられる。
    けれどたしかにリアルタイムでみていた証が、このエンディングのテーマ曲。




    シリーズIIの「あざみの如く棘あれば」。
    シリーズIの「まぼろしの人」と同様に、感情を不思議なほどに抑えた歌声、歌い方、哀愁ただようメロディーラインに凝った編曲。
    なんだかとてもなつかしい。
    横溝正史の作品のそのほとんどが、ただのお金持ちでなく「上流階級」と呼ばれる人が巣食う閉鎖空間で起こる事件を描いてる。
    おどろおどろしく背徳的で、浮世離れしたその階級でしか通用しない常識、しきたり、価値観をあからさまにしていく過程が、横溝正史モノのまさに醍醐味。
    ただのお金持ちしかいなくなってしまった現代で同じようなことを描くと「家政婦は見たシリーズ」のようになってしまうのでありましょう。
    平等主義の日本が手放し、失っちゃったモノは大きい…、良くも悪くもそれが今の日本というモノ…、つまらない。

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