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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    お昼に一旦、自宅に戻る…、その途中にてランチをとった。

    raika.jpg新宿御苑の中国料理の隠れ名店。
    「礼華」という店。
    礼華とかいて「ライカ」と読む。
    10年近く前にココにできたでしょうか…、開店早々、何度か通ってたちまちオキニイリになった店。
    奇をてらわずに、素材の持ち味を活かした中国料理を作る。
    特に塩味スープで煮込んだフカヒレが、他に例を見ぬおいしさで、ちょっとハマったモノでした。
    ランチはかなりお値打ちで人気があると噂に聞いてた。
    けれど長らく機会がなくてそれではじめて。

    新宿御苑の大木戸門の近くのエリア。
    オールポークのハンバーグで連日行列の「ウィル」であったり、蕎麦のおいしい日本料理の「せお」であったり。
    小粒だけれど個性的にて、しかも実力抜群のお店が揃うグルメなエリア。
    ただ週末にやってるお店が少なくて、だから平日。
    ランチの時間にたまたまココにいるシアワセを、今日は味わう、噛みしめる。

    中国料理はひとりより、二人、三人の方がたのしく食べられる。
    いくつかの料理をとってわけ合えば、まるでコースで食べてるみたいな楽しみ方ができたりもする。
    だから近所で仕事をしている、友人たちに電話をかけて誘うもみんな忙しく、ひとりがいいよとやってくる。
    麺や炒飯などの気軽な料理も数多く、しかもどれも魅力的。
    ただ、ココの調理人の鍋振り技術は天下一品。
    だから料理をしっかり味わいたくて、定食メニューをたのむことにした。

    4f17d8bc.jpgココの定食。
    3つの料理からひとつ選べて、選べる料理は週替わり。
    この店のホームページの中にある「スタッフブログ」のページにとぶと、今週の週替わり料理が紹介されてる。
    おなじみさんになってくと、ブックマークをかけるページはお店のトップページじゃなくて、スタッフブログになってくる。
    あぁ、まもなく上海蟹の季節なんだなぁ…、なんていろんなコトを教えてくれて巡回するのがたのしくなっちゃう。
    このやり方は近所の「せお」さんも同じであります、とてもいい。

    今週の料理は東京ポークの黒酢のスブタ。
    海鮮二種と野菜の塩炒めと、海老チリソースというラインナップと昨日の夜にぼんやりブログをみててわかった。
    それが今日、ココにやってくる決め手のひとつもなったのですね。
    こうしたウェブの使い方…、勉強になる、オモシロイ。

    まずは目当ての黒酢のスブタ。
    コッテリとした黒酢の色と、テカテカとしたツヤをまとった一口大の豚の塊。
    食べるとフックラ。
    黒酢のスブタは大抵豚肉をガリッと水気を無くすまで、ガリガリに揚げて作るのが普通なんだけど、ココのはフックラ。
    だから豚のやさしい食感、風味をたのしめご飯のおかずにピッタリとくる。

    b8569767.jpgもうひとつのおかずは海鮮塩炒め。
    2種類の海鮮を…、とあるその2種類はホタテとイカ。
    ホタテの柱を薄切りにして外はサックリ、中はレアの状態にする。
    イカは細かく包丁を入れ、食感華やか、味もシッカリ乗るようにして油に通してチリっとさせる。
    白い花が咲いたような見事な様にまずはウットリ。
    ヤングコーンにユリの花芽。
    シメジがタップリ、秋の風情を感じる一品。
    仕事が丁寧でまずうつくしく、しかも塩味ピタッとはまって味もステキにうつくしい。
    なによりひとつひとつの素材の食感、見事。
    カリカリ、シャキシャキ、プルプル、ムッチリ。
    全てが本来あるべき硬さと温度を保って、それがうま味につながっていく。
    プロの仕事に感服します。

    メインの料理にご飯にスープ、今日の惣菜、それから漬物で一揃え。
    今日の惣菜はニラまんじゅう。
    包丁で粗く叩いたエビの身と、ほうれん草に刻んだ椎茸。
    それを皮でそっと包んで、油で焼いてカリッとさせる。
    中はフックラ。
    エビのうま味と香りが皮で包まれて、口に入れるまで逃げ出さないのがありがたい。

    それにしてもココのスープが驚くほどに旨いのですね。
    透き通っててうつくしく、香りたかくてしかも味わい深いに自然なトロミ。
    このスープで作った麺は旨いだろうなぁ…、とそう思い、せっかくだからと麺を一品。
    たのんで二人で分けることにした。

    243607bd.JPG蒸し鶏と青菜の土鍋入り煮込み麺。
    素焼きの鍋でグツグツしながらやってくる。
    スープは塩味。
    鶏でとった上等で、しかしうま味がシッカリとした濃厚スープ。
    その味わいを最大限にたのしんで、というコトなのでしょう。
    麺は細くて軽く縮れる。
    食感、儚くしかも煮こんでいるからコシはあまりない。
    むしろスープをまとわせて、口の中に思う存分ながしこむための、食べることができるストローみたいな存在で、それだけスープに自信があるというコトなのでありましょう。
    具材は蒸した鶏のぶつ切り。
    皮も筋も全部一緒に放りこみ、だからゼラチン質がタップリ混じってスープにトロミがついてる。
    一口すすると、ちょっと味が物足りないか?と思うくらいに上品な味。
    何が一体足りないんだろう…、って一生懸命味わって、結局足りないモノはないというコトに、気づいてウットリ。
    必要な味、必要なフレーバー、必要なモノが全て揃って口の中にやってくる。
    たのんでよかった…、って満足します。
    緑の野菜は糸三つ葉。
    普通だったらパクチー使ってつくるとこ、強い香りを嫌ったのでしょう。
    シャリシャリとした緑の歯ざわり、そしてスキッとさわやかな、香りが鶏の脂をなだめてサッパリ口をととのえる。
    お腹を満たしてお店をでたら、なんと行列。
    3組ほどの待ちができてた。
    待つだけの価値のある店、ある料理…、気持ちの贅沢味わった。



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    夜、ガッツリと食事をしたいという仕事仲間と一緒に新宿。

    61d9ee88.jpgMKダイニングというしゃぶしゃぶの店にやってくる。
    タイで人気のあるお店。
    だからしゃぶしゃぶと銘打ってるけれど、その実態はタイスキという不思議なお店。
    タイスキの店というのでは、特別すぎて市場が狭い。
    若い人とか女の人とか、食に対する好奇心が強い人しか集めることができなくなる。
    けれどしゃぶしゃぶと置き換えるなら、オジサンたちも来るんじゃないかってそれでしゃぶしゃぶの店、ってタイトルにしたんでしょうネ…、なかなか賢いって、ずっと思ってる。
    それにしてもココ。
    新宿に来て1周年になったのですね。
    あっという間って感じでもある。
    でもその一方、まだ1年しかたってないのか?って思ったりもする。

    4bc13a5f.jpg1周年を記念してメニューが変わったというコトだけど、ココで一番の売りは食べ放題。
    まずはオススメの食材を盛りあわせてもらって食事のスタート。

    豚肉、牛肉、エビワンタンにつみれ、それからフィッシュボールが、さぁ、どうぞと。
    さっそく豚肉をしゃぶしゃぶしてみる。
    すると、これが、旨いじゃないの。
    前回来たときは、脂の少ないバサバサとした豚肉だった。
    ところが今日は、白くてキレイな脂がシッカリ、肉を巻いてるよいお肉。
    メニューが変わった以上に食材のグレードがあがってくれたのならば、なお良い話。

    ココのしゃぶしゃぶ。
    タレがおいしい…、しかも独特。
    タレは全部で3種類。
    一つはポン酢。
    甘くてしかもフルーツ系の酸味がスキッと後味が良い。
    それからゴマだれ。
    それ自体で食べるとコッテリしすぎてエグ味がちと強い。
    けれど何かと混ぜるとそのそれぞれにコクを出しておいしくさせる。
    それからココのオリジナル。
    スイートチリを混ぜたゴマだれみたいな感じでニンニクと生姜の風味がどっしりしてる。
    これをつけると何を食べてもアジア料理のようになる。
    オキニイリ。

    f3e06bb8.jpg野菜をあれこれ。
    鍋の野菜と言えば白菜。
    けれどあんまり好きじゃない。
    だから最初にそれを片付け、好みの野菜を追加する。
    まずは小松菜。
    シャキシャキとしてみずみずしくて、芯の部分が甘くて旨い。
    実はずっと小松菜って、好きでも嫌いでもなかったんだけど最近、そのおいしさに開眼しちゃった。
    甘くてしかもほんの少しの渋みがあって、どんな味にも馴染んでくれる。
    生に近い状態でも、良く煮込んでしんなりしたのもどちらもおいしい。
    だから鍋に使うと便利…、どっさり食べる。

    ベイベーコーンやシメジにエノキ。
    味わいさまざま、しかも食感、多彩でたのしい。
    今日一番のオキニイリは、空芯菜でありました。
    口に入れた最初はシャキシャキ。
    けれどそれが徐々にトロトロしはじめて、ツルンとお腹に消えていく。
    ここオリジナルのアジアンダレとの相性も、よくて沢山、たのんで食べる。

    タイスキならでは点心系の具材が豊富。
    クワイがシャキシャキ、歯ざわりの良い海老団子。
    柚子の風味がさわやかなイカの団子や、あるいは小イカの胴体の中に鶏挽肉を詰めたの。
    中華スパイスがほんのり香って、エキゾチックな気持ちがあがる。
    海苔で包んだ肉のつみれって、これは新たな商品でスープで煮こんでも、海苔が剥がれず肉の風味に海の香りがまとわりついて、なんだかちょっと感動しちゃった、オモシロイ。

    e3f494a2.jpg〆に麺をたのもうと…。
    ココの卵麺は本当においしい。
    細くてかなり縮れてて、茹でても歯ごたえなくさない。
    他にもうどんやオジヤご飯があるけれど、ココに来たらば絶対、〆はこの卵麺。
    ランチなんて、この麺作って食べるためココにきてもいいと思うほど。
    しかも追加で薬味がいくつか。
    残念ながら薬味は食べ放題のメニューに入っていなくて、お代が発生するのだけれど青唐辛子やコリアンダーがあると聞いたら、追加せずにはいられない。

    それにしてもこのお店。
    大きくキレイで、安くてしかも値段以上の価値がある。
    なのに満席になかなかならず、予約せずともいつもこられる。
    通路も広く、テーブル同士の間隔も程良く広くサービスだってなかなかにいい。
    水やお皿の交換を本当に頻繁にしてくれて、笑顔もステキで交換持てる。
    おそらく客単価4000円位のお店のムードや機能があって、なのに2000円くらいで十分たのしめる。
    なんだかちょっと勿体ない。
    今日も連休前の夜というのに、最初、来たときにはガラガラだった。
    そのうち徐々にお客様がきて、帰る頃には半分くらいは埋まってた。

    0c82ec20.jpgところが彼ら。
    そのほとんどが中国系の人たちで、ボクらの横にも台湾系の若者が20人近くパーティー気分で鍋つついてた。
    オーダー用のデジタル端末抱え込み、次々、注文をしてはモリモリ食べていく。
    何しろオーダー端末に、中国語や英語のモードが搭載されててボタン一つでメニュー全部が英語や中国語で表記される。
    便利な時代でございます。

    沸騰させたスープに麺をバサッと投入。
    肉や野菜、特にツミレやフィッシュボールのような味の出易い具材の味や風味が混じったスープがなによりおいしい。
    取皿ボウルにタレを入れ、スープで薄めて固めに仕上げた麺をやさしく泳がせる。
    青唐辛子。
    そしてパクチーをタップリちらし、ズルズルすすって今日のお腹をたのしく仕上げる。
    青唐辛子の辛味は鮮烈。
    口に入れるとポファッとまるで爆発するように青唐辛子の独特な尖った辛味が炸裂し、けれどスキッとひいて次の一口ねだる。
    コリアンダーの香りが辛味を包みこみ、アジアなムードが盛り上がる。
    1周年の記念のクーポンもらってゴキゲン…、またこなくっちゃ、いいお店。



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    映画を見終えて、とって返して大久保へ行く…、「てじまうる」にてサムギョプサル。
    tj.jpg一緒に今日を過ごした人が、韓国料理を食べたいからと、それで東京の小さなソウル…、大久保通り。
    行きたいお店が一軒あって、けれどお盆休みが始まった今日、予約するほどじゃないだろう…、と思っていったら満席だった。
    そこばかりじゃなく、どこもお店は忙しく通りもあふれるほどの人。
    何軒かの店に急遽、電話をかけて予約がとれるかどうかを確かめた。
    2時間弱ほどまってくれれば席がご用意できますから…、と。
    それでちょっと時間を潰してココに来る。
    大久保の中でも一番人通りの少ない路地に面した小さな一軒家、かつて恐ろしいほどに人気のあった繁盛店で、今ではそこそこ…、こうして予約がとれるというのにちょっとビックリ。

    5f9c38c1.jpegサムギョプサルが人気のお店。
    韓国料理のお店ではじめて、平田牧場の肉を使った。
    プレミアポークを、おいしく焼いてたのしんで…、っていう分かりやすくて贅沢な商品コンセプトにみんな惹かれた。
    それまで韓国料理のひとつでしかなかったサムギョプサルを一躍、韓国料理を代表する料理にしたのはこのお店。

    今では三元豚ばかりか、金華豚などのプレミアポークをいくつか揃えて「ますますおいしく」の方向に向かってる。
    厚さも見事。
    厚さだけでなく肉一片の大きさも、サムギョプサル用の石板に収まらぬほどに、大きな一片。
    大きく育った健康な豚。
    そのばら肉の一番脂の乗っておいしい部分を使った、見事な肉にまずはウットリ。
    かなりの強火で、カリッとやきます。
    しかも手早く。
    まず表面の脂をガリッと強めに焼いて、ヒックリ返して再び焼いて、それからはさみでジョキジョキ切ってく。
    強火で焼くからうま味が外に逃げなくて、中がシットリ。
    キムチに脂を吸い込ませつつ、程良く焼けたら石板の端に肉をならべて、さぁ、どうぞ。

    9579368c.jpeg葉っぱと辛味噌、ネギを塩と油であえた薬味にそれから、塩と胡麻油をといたモノ。
    それらをつけて、葉っぱにのっけてパクリとします。

    さすがにおいしい。
    焼けた匂いの香ばしさ。
    脂がツヤツヤ。
    ムチュンと奥歯を包んで歯切れる。
    肉はカッチリ。
    噛むとサクッと軽く歯切れて、肉のうま味を吐き出していく。

    包んだ葉っぱ。
    苦味が強くて、歯ごたえシャキシャキ、しかもとってもみずみずしい。
    たしかにサムギョプサルの味はおいしい。
    今の日本でも何本かの指にはいるであろう出来栄え。
    けれどサービスがいただけません。
    かつてこの店が奇跡的なほどに成功をしたお店であった頃のサービス。
    親身でやさしく、声も元気でテキパキ焼きつつおいしい肉の食べ方や、楽しみ方をとても丁寧に教えてくれた。
    今の人達はただ焼くだけで、ちょっと切ない…、これじゃ普通においしいお店。

    料理は本当においしくて、例えばキムチとチーズのチヂミ。
    キムチの汁を加えて伸ばしたチヂミの生地に、たっぷりキムチとチーズをいれて焼きあげる。
    揚がったようにバリバリの粉は軽快、しかもキムチがシャキシャキとしてチーズがトロンと、そこだけまるでチーズのようになっていく。
    マッコリの品揃えも豊富でとても挑戦的で、これでもっとサービスがよくなったらばもっと使い勝手のいい店になってくれるのに…、って思ったりする、しょうがない。



    関連ランキング:韓国料理 | 新大久保駅大久保駅西武新宿駅




    てじまうるの予定の時間がやってくるまで、まずは軽く腹ごしらえを…、とそれで「明洞のり巻き」で夜のおやつにすることにした。
    最近、大久保界隈で一番元気のある店のひとつがココで、まさかあいてはいないだろうとお店に行ったらちょうど1席、あいたとこ。
    d98cb471.jpegそれであれこれ。
    まずは野菜タップリのここの名物キンパをもらう。
    ご飯の量の2倍ほどの野菜がメインの具材をまいて、だから口の中でパラッと野菜がちらかり健康的を口が感じる。
    一口大の大きさも、女性の口にピッタリだからかもしれません…、お店の中はほぼ女性。
    トッポギ、それからおでんをもらってズラリ、テーブルに並べてみると、まるでココが韓国屋台のようになる。
    粉食ばかり…、お腹に軽くたまってくれて、しかも辛味豊かなトッポギや出汁のうま味がまるでスープのようにゴクゴク飲めてしまえるおでんなど。
    味わい多彩で食べててあきない、オゴチソウ。

    pappinsu.jpgそれから韓国広場で韓国の食料品をあれやこれやとみて散策し、それからてじまうるにて食べなおし。
    ほどよくお腹を一杯にして、そしていそいそデザートを。
    「アイスベリー」ってお店にいってパッピンスにする。

    かき氷の上にフルーツ。
    あんこをのっけて、そこにソフトクリームをネリンとのっける。
    みんなでそれをワシワシガシャガシャ、ビビンしてスプーンですくって食べるという韓国料理らしきデザート。
    「混ぜるて分け合う」は韓国料理の基本の基本。
    韓国風に大きなサイズ。
    3人前のを食べてみようか…、とカウンターでたのんでみます。
    そしたらお店の人がこう言います。
    「本当に大きいので、あまりオススメできませんけど」と、見せる3人前の容器のまるでバケツのごとく大きいことにさすがにビックリ。
    なら2人前でと作ってもらったモノもかなりの大きなサイズ。

    ラーメン丼くらいの大きさ。
    そこにギッシリ氷に果物。
    4種類の果物を自分で好きに選べてパインにパパイヤ、スイカにバナナを選んでのせる。
    ソフトクリームを2個ネリネリしてもらったモノがやってきたらば、隣の席に座ってた若い女子がいろめきたちます。
    写メをとってもいいですか…、って。
    断る理由はなにもなく、みんなでニコニコ記念撮影した後に、さっそくネリネリ。
    容器の中のすべてを混ぜて、トロトロにした中身をスプーンですくって食べる。
    シャリシャリとした氷の粒が、トロンとクリーミーなバニラアイスクリームに包まれて小豆と一緒に口の中へと飛び込んでくる。
    なつかしいのに新しい味…、かなりたのしい、オキニイリ。

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    新宿にスルッと移動で、昼になる。

    36c144f4.jpeg移動と移動の合間のランチで、それで駅に隣接したビル。
    ルミネの中にあるお店。
    バンコク屋台「カオサン」に来る。

    バンコクの街の中でも一番猥雑。
    エキサイティングでアジアの混沌に満ちたカオサン通りを名前にもらったお店。
    屋台な感じ。
    キッチンの脇で食べてるみたいな気軽な雰囲気がいい感じ。

    そもそもこの店があるこのフロア。
    隣は韓国料理のお店。
    ドミニク・サブロンやお茶漬けの店。
    成城石井と食に関するちょっと癖あるたのしいお店が集まっている。
    しかもどのお店もがテイクアウトをズバッと前面にだしててとてもにぎわいがある。
    カオサン通りを近代的なビルのフロアに詰め込んだ…、そんな感じがちょっと好き。

    本格的なランチタイムのちょっと前。
    だからお店はまだガラガラで、けれどキッチンだけは動いてる。
    お弁当を作ってる。
    おいしい匂いが店の奥からやってきて、鼻をくすぐる。
    お腹がなります…、そしてコレ。

    ガッパオ炒飯という一品。

    d821c722.jpegタイ料理の代表的なご飯料理に「ガパオライス」っていうのがあります。
    ご飯の上に鶏とバジルの炒め物をのせ、ワシワシ混ぜて食べるというモノ。
    オイスターソースとナンプラーで、味付けをした鶏挽肉が含んだ味と風味をかりて、混ぜご飯のようにしながら食べるというモノ。
    シットリとしたひき肉とホツホツとしたジャスミンライスが、パラパラとした食感たのしいアジアンライス。
    その味付けと具材を使って炒めて作ったアジアン炒飯。
    かなり辛いです。
    青唐辛子がタップリ入って、ご飯の粒のひとつひとつにシッカリこびりついているから味の逃げ場所がどこにもない。
    すべての辛味が直接的に舌から口の粘膜をつねって、叩いて、やってくる。
    アジアン濃度がかなり高くて体がヒーハー汗をかく。

    良くやき卵でお願いします…、と。
    すると油で揚げたように焼いてくれるのがアジア料理のウレシイところ。
    白身がサクサク、揚がってレースのようになり黄身はシットリ。
    日本の方は半熟の黄身をご飯とまぜて、辛味をやわらげ召し上がられます…、って、そんな逃げ場もないボクの舌。
    おいしい辛さに悲鳴をあげる…、それもまたよし、オゴチソウ。
    テーブルの上にある調味料。
    ちょっと甘めのお酢や、塩の風味のおいしいナンプラー…、あれこれ使ってボクの好みに仕上げてたべる。
    スッキリとした塩味スープで口を休ませ、今日のお昼のできあがり。



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    実は昨日、ゴキゲンパティシエールと一緒に新宿の街を歩いていたとき、彼女が「新宿ってタイ料理のお店が多いですネ」って感心してた。
    新宿のみならず今の東京…、ベトナム料理やタイ料理の店が探さなくても目につくようになってきた。
    どこもがそこそこおいしくて、しかも値ごろな価格で気軽にたのしめる。
    ほどよきブームかもしれいないなぁ…、って思ったりした。

    dtlmt.jpg舌のみならず、頭のてっぺんから汗がでるほど辛く感じて、それで冷たい飲み物を飲む。

    ドトールコーヒー。
    ちょっと前から始まった夏の飲み物。
    「レモティー」っていうのを試してみます。

    お店の外の看板に、レモンイエローのさわやかそうな商品写真が描かれていて、どんな飲み物?って興味をもってたのんでみます。
    やってきたのは、レモン色というより日本茶の色。
    黄色味がかった明るい緑色にをしていて、しかも少々濁ってる。
    底にはちみつが沈んでますから…、と、ストロー渡されそれでくるくるかき混ぜて、ゴクリといきます。

    うん、お茶だ。
    スッキリとした煎茶の味わい。
    苦味がスパッと舌をつねってきえていく。
    けれど酸っぱい。
    レモンの香りとお茶の香りがケンカすることなく同居する。
    ほどよい量のはちみつの甘みと風味がコクをくれ、けれどゴクゴク、たのしく飲める軽やかさもある。
    こりゃ、おいしい。
    健康的とおいしさと、涼しさ、それからやわらかさ。
    今の季節にピッタリとする、名作だって感心す…、特にアジアな辛さのあとにはピタリとはまる、セレクション。
     

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    夜を焼肉…、ちょっと大変だった仕事がひとつ落ち着いて、打ち上げかねて焼肉にでもいきますか!と。

    1be677da.jpegそれで近所の焼肉の店。
    「山星」ってとこにやってくる。

    肉もシッカリしているし、なにより肉以外のサイドメニューや〆の食事がしっかりしていて、かなりオキニイリのお店のひとつ。
    四ツ谷に2店舗。
    ボクがいつも行っているこの本店は四谷三丁目の駅の近所で、支店は四ツ谷の駅近く。
    ネットで検索かけると不思議と、支店の方が上にくる。
    たしかにそちらの方が目立って便利な場所にあり、サイトを使ってお客様を呼びたい店かもしれないなぁ…、と。
    ココはその点、近所の人やおなじみさんでボクはこっちのお店が好き。

    まずは生。
    ジョッキをカチンとぶつけ合い、ご苦労様!とゴクリとあおる。
    一生懸命がんばった、苦労をねぎらう焼肉ディナーはなんともうれしく、アリガタイ。

    513c8dd1.jpegメニューを開くとレバ刺しがある。
    本当にあるの?って、聞いたら、ええ!と。
    そして即座に、仕入れ、管理はしっかりしてますからご安心して召し上がれ…、って。
    昔はどこでも食べられたモノ。
    今ではこうして、自己責任で信頼できるお店でないと、食べられないモノ。

    そもそも、どこでも扱える食材じゃなかったレバーや生の肉。
    それをどこでも食べられるモノと、思い込んでしまったコトからいろんな不幸がはじまったんでしょう。
    いただきましょう…、とお願いをして、やってきたのはたしかにキレイで角の立った新鮮レバーでウットリ。
    塩と胡麻の油でプルンと食べると、コリっと前歯につっかかる。
    そして歯切れて、中からトロンとうま味が広がっていく…、体の隅々にエネルギーが行き渡る。

    それから塩モノ。
    ミノとホルモンたのんで焼きます。
    コリコリとしたミノの食感。
    プルンとムチムチしたホルモンと、噛みごたえを味わう一品。
    炭で焼きあげ、油が炭に当たって煙が風味になってく。
    炭焼き焼肉の醍醐味だなぁ…、って思ったりする、オゴチソウ。

    それから肉の盛り合わせ。
    f7a363bb.jpeg今日のお値打ちの肉ばっかりを集めて盛ったオススメのコレ。
    脂ではなく、きれいな赤身をたのしんで…、というほどよい肉があれこれ4種。
    きれいな脂がチリヂリ入って赤い大理石のような見た目のカルビと、中落ち…、どちらも焼くと脂が白く透き通り、噛むとジュワッとうま味が広がる。
    クチビルだけがちょっと涼しくなる感じ。
    赤身がキラッと鮮やかな、ササミやロースはちょっと硬くて歯茎がとても心地良く、かみしめるのがたのしく感じる。
    肉を食べてる…、って実感できる、ビールが旨い。

    e9a988c4.jpeg肉と一緒に、サラダをシャクシャク味わいます。
    焼肉屋さんの葉っぱのサラダ。
    冷麺スープのような出汁。
    牛の骨からとったうま味とコクあるスープをまとった葉っぱ。
    ごま油の風味が韓国料理らしさをキリッとひきたてている。
    サラダというよりナマスやおひたしみたいな感じ。
    シャキシャキ、葉っぱの食感が活き活きとした、肉の脂をぬぐう役割も果たしてくれる。
    韓国に行っても、こんなサラダは食べられない。
    叙々苑でしょう…、こうしたサラダ文化を作った張本人は。
    はじめて叙々苑サラダというモノをたべたとき、レタスにこんな食べ方があるんだなってビックリしました。
    今ではいろんなお店がこうして定番サラダにしているけれど、やっぱり叙々苑で食べるサラダは一味違う…、レシピを教えてもらったことがあるのだけれど、自分で作っても味がシッカリ決まらない。
    ひさしぶりに叙々苑サラダを食べたくなってしまう夜。

    a4dc4eb3.jpeg〆のご飯を石焼ご飯。
    具材は牡蠣でココの名物。
    釜飯のような仕上がり方にちょっとみえるけど、実はまるで別モノで固めに炊いたご飯を熱々に焼いた石窯にいれて焼く。
    そこにスープをザザッと注ぎ沸騰させつつご飯に味を吸い込ませていく。
    牡蠣に玉子をドサッといれて、なおもグツグツ。
    スープが全部なくなったとこで、バターを鍋肌そわせて入れる。
    それが焦げをつくるんですネ。
    パチパチ、おいしい音をたてつつやってきてグルンとスプーンでかき混ぜて、ハフハフ味わう。
    バターの風味と牡蠣の味。
    韓国風の石窯でやってくるから韓国料理の〆のようにみえはする。
    けれど味はちょっと洋風。
    スープが韓国的にとった牛骨スープで、だからどことなくアジア的なる風味はするけれどハイカラな味。
    オモシロイ。
    ご飯もシットリ。
    その食感はリゾットみたいで、世界中のおいしい味をまとめてひとつにしたようなココ、オリジナルでオキニイリ。

    ここのお店の従業員さん。
    みんな韓国系の人たちで、ちょっと言葉がたどたどしくはあるけれどみんな言葉遣いが丁寧で、ハキハキしている。
    最近の若い人達が使う変な日本語よりも、彼らが使う日本語がなんだかボクにはわかりやすくて親しみやすい…、インターナショナルかもしれない(笑)。
    お腹一杯、なにより元気をもらって満足します…、また来ます。



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