昼を新宿にでて食事…、花彫酒家っていうお店。
買い物ついでにでた新宿。
うだるような暑さで、汗をかきかき、お店まで来た。
小さなお店。
新宿三丁目の伊勢丹前から徒歩2、3分。
平日ランチは近隣オフィスのおじさんたち。
ちょっと遅い時間になると、伊勢丹メンズ館の社食のようになるお店。
今日はちょっと遅めの時間。
週末はわりとすいているからなんてタカをくくってやってきたらば、ほぼ満席。
最後のひと席、もらって座る。
ファミリー客や、伊勢丹帰りのような感じの女性同士のお客様。
いつもと違った雰囲気で、空気も華やか。
まずは今日の日替わり定食もらって食べる。
エビと玉子のチリソース。
人差し指大のエビのむき身と玉子をいためたところにソース。
ケチャップ味で甘酸っぱくて、植物油とニンニク一緒に炒めたモノ。
ラー油でピリッと辛味もあって、チリというより昔ながらの酢豚を食べているよう。
ソースと玉子をすくってご飯と一緒に食べると、オムライスみたいな味がするのがオモシロイ。
グリーンピースがポツポツ、浮いているのも鮮やか…、どことなぁく、昭和な気配でニコリとなります。
坦々麺を一緒に食べる。
ここの坦々麺は、クリーミー系坦々麺の5本の指@東京にランクインするものと、思っているのでありまして、かなりの人気。
ボクらの他にも、次々、坦々麺の注文が入り続ける。
厨房の中はかなりのてんやわんやなんでしょう。
ひとつのモノに注文が集中して、例えばそれがステーキみたいなモノだったらば調理の効率がどんどんあがる。
まとめて作るコトができるモノだから。
けれど麺は注文入ってから、茹でてそれからスープを丼に用意する。
ひとつひとつ作らないとおいしくできないモノに注文が集中すると、料理がおくれた。
麺の湯切りがわるかったのか、ちょっとスープが薄くなってる。
スープのうま味はあるんだけれど、いつものコクがちょっとない。
麺の状態はほぼ完璧ないい状態でちょっと残念。
スープに麺、あるいは具材の全てが完璧な状態に仕上ることって滅多になくて、それが手作りというコトなのかも。
だから何度も何度も来て、その完璧を味わおうとしたりもします。
ひとつのお店のおなじみさんになる楽しさのひとつなり。
お酢をくわえて、それから日替わり定食のサイドについてた刻んだザーサイくわえて味をたしてやる。
酸味がスープにくわわるとうま味が増える。
むしろいつも以上にスッキリとした味わいが、夏バージョンの坦々麺のように感じる…、オゴチソウ。
サイドにいくつか。
ここにくると必ずたのむサイドの定番。
小さなチャーハン。
それから小さなあんかけ焼きそば。
あんかけ焼きそばなんて、定食類と一緒にたのむとたった150円でたのめるのです。
とはいえ決して安物ではなく、普通のあんかけ焼きそばがただただ小さくなっただけ。
オイスターソースの甘み、うま味がしっかりとしたアン。
揚がってあいた麺の穴のひとつひとつにアンのうま味が入ってトロンとなめらかになる、その食感がなんともやさしく、おいしく感じる。
これでご飯がたべられるほど。
あんかけ料理は、自分でつくると必ず失敗してしまう、なぜだか苦手な料理でそれで、お店にあるとこうしてたのんで愛でてしまう。
ピーマン、タマネギ、中華練り物。
チャーシューの端などなど、いろんな端材を細かく刻んでジャジャっと炒めた、パラパラチャーハン。
ここのチャーハンは塩味だけで、たりぬうま味を具材の味を借りてくる。
それに少々、化学調味料を使って味を仕上げるのだけど、不思議とそれが気にならない。
中華料理って化学調味料を多用して、けれどそれを感じさせぬよう上手に使う料理のひとつ…、ここのも上手、味わった。
大きなジョッキにお水をくれる。
しかも何度も、何度もお替り…、途中で氷がなくなったら新しいジョッキに氷をタップリいれもって来てくれる…、これもサービス、ありがたい。
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