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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    性別:
    男性
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    1960/01/26
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    夜を幸永で焼肉にする…、最近、オキニイリのお店であります。
    大久保地区に昔からある、コストパフォーマンスの高い焼肉で知られた店で、ずっと慢性的に予約が取れないお店だった。
    去年できた西武新宿駅の近くのこの店はキレイでしかも駅から近い便利なお店…、チェーン全体として客席数が増えたからでしょう、比較的予約が取りやすくなったよう。
    aff95ec2.jpgとは言え今日は満席で、ウェイティングまでかかってた。
    繁盛しているお店で食べる料理はおいしい…、ただ炭で焼く焼肉だからそこらじゅうで七輪の網が火を噴いて煙たくなるのはしょうがないとこ。
    今日の仲間は「東京コロコロ隊」の人たち。
    コロコロした体型の人たちが集まって、東京をコロコロ歩きながらコロコロ食べる。
    食べてますますコロコロになる…、をコンセプトにしたユニット(笑)でその中の一人が海外留学をして一時期活動していなかった。
    そこに一名…、その人は体型スリムで体はコロコロではないけれど、気持ちがコロコロよく食べよく飲みよく笑う人が参加して、コロコロ隊のセカンドバージョンとしての活動再開しました。

    1aa1c075.jpg活動再開といっても結局、飲み食いするだけで(笑)…、それで今日は肉祭り。

    壁に貼られたおすすめメニューをみるとなんと「コロコロ」って商品がある。
    どんな料理なんですか?って、聞いたらホルモンをそのままぶつ切りにした物だという。
    コロコロって名前に控えれてたのもうかと思いもしたけど、同じホルモンならばやっぱり名物「極ホルモン」を食べたいよねぇ…、と結局それをたのんだ。

    他にもロースやハラミにミノ。
    おいしいところをあれこれもらって焼いてお腹におさめます。
    ココの焼肉はどれも肉が程良くていい。
    良すぎる肉…、つまり脂がのっていてコッテリとしたうま味の肉は食べてるうちにお腹がはって量を沢山食べられなくなる。
    けれどココの肉は赤身がおいしくて、しかもタレがやさしい味わい。
    タレ自身が主張しすぎると肉のうま味がひきたたず、しかも舌がつかれてしまう。
    その点、ココのタレは身の程しった味わい。
    特に塩ダレ。ニンニクの風味がガッチリきいていて、焼いてる間に肉の旨みや脂と混じっておいしくなってく。
    豚トロ、それにぼんじりや、鶏の首の肉。
    セセリを塩でもらって食べる。
    炭の香りをまとわせながら、こんがり焼くとコリコリとした歯ごたえと、プリプリ奥歯をもちあげるような筋肉質でしまった肉がおいしくなってく。
    脂につかれた舌をサラダでスッキリさせつつ、食べ飲み、そして喋ってニッコリ。

    c2da437b.jpg実はココではずっと肉を食べてばっかり。
    せっかくだから、今日はスープも食べてみたいな…。
    そう思って、辛いスープをたのんでみます。

    やってきたのはユッケジャン。
    けれどココのお店でこれは「辛いスープ」という名前。
    わかりやすいです。
    韓国料理のお店はときに日本の人にわかりにくい料理の名前を自慢気に使ってよしとすることがある。
    こうした親切…、いい感じ。
    中にタップリ、よく煮込まれてスプーンで軽くおして潰れる牛すじ肉や、大根、ニンジン、わらびがタップリ。
    ドッシリ辛い。
    しかし辛さよりも骨太のスープのうま味がきわだって、とてもおいしい。
    感心します。

    肉が自慢のお店に限って、こうした食事商品がおざなりになってるお店が多いのだけど、ココはこうしたメニューも一切手抜きなし。
    そういえば、最初来たときにたのんでたちまち好きになってしまった激辛チヂミも、キッパリ辛くて鮮やかな味…、よくできていた。
    それなら冷麺はどうなんだろう…、と、たのんでみたらこちらもスープの味わい濃厚、水キムチのつけ汁のもつ酸味を使ってハッキリとした味のメリハリ見事な一品。
    なんだかますます好きになっちゃう…、オキニイリ。
    f398096b.jpgそれにしてもこの店は何度来ても安さにビックリ。
    好きなモノを思うがままにあれこれたのみ、クーポン使った1000円飲み放題っていうのをつけても一人3500円…、ビックリします。
    飲み放題だと思った途端に、親の仇をうつがごときの勢いでグイグイお酒を飲む人たちがなんだかとてもたのもしく、来て良かったなぁ…、ってしみじみ思う。
    ボクらが出るときにはもう3組ほどが待っていて、ココのウェイティングの席は外。
    寒い中を待ってくれてる人たちを気遣いお店の人が何度何度もも、熱いお茶の入ったカップをもって表に出て行っていた…、そうしたところも繁盛店になるために重要なとこなんだろうって思いもしました、またこよう。



    関連ランキング:焼肉 | 西武新宿駅新宿西口駅新大久保駅


    ところでゴキゲンなミュージックビデオを発見しました。
    新曲を発表するたび、趣向に富んだオモシロミュージックビデオを作ってくれるので有名な、シカゴ出身のロックバンド「OK Go」の「Needing/Getting」って曲ののMVで、ロサンジェルス郊外の砂漠に1000個以上の楽器をセッティングして、それをメンバー自身が運転する車で演奏しながら歌を歌うというモノ…、スゴいです。



    シボレーとの協力で製作されていて、車には格納式の空気圧で動くアームが取り付けられているんだけど、スゴいですよね。
    古いピアノがズラッとならぶところなんて、馬鹿馬鹿しくて爽快で。
    ビデオを撮影に要した自家kは4ヶ月の準備期間と、4日間の撮影期間。
    緻密な計算と試行錯誤の結果のビデオなんだろうけど、少年っぽさを失わない彼等らしい見事な仕掛けに、まさsにロックンロールだなぁ…、って感心します、オキニイリ。
     

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    今日は朝から気持ちがよくて、空も青空…、お散歩気分で新宿でランチにします。

    e1fa8108.jpg花彫酒家というお店。
    夜は居酒屋風に中国料理を楽しむコトができる店。
    昼は手軽な中国食堂。
    使い勝手がよくて、だからいつも混んでた。
    担々麺が名物で、ボクも来る度たのんでた。

    担々麺にはポッテリ系とサラサラ系の二種類あって、ここのはポッテリ。
    すりつぶした胡麻やナッツがトロトロ。
    まるでポタージュみたいな感じで、それが麺にトロンとからむ。
    スープの旨味にラー油の辛味。
    ナッツの苦味がホロッと香り濃厚味のスープが、滋味豊かにして味わい深い。
    ポッテリ流儀の中でも最高峰の一つとずっと思って贔屓にしていたのだけれど…。

    昨年、後半からその傾向が変わってきた。
    ドッシリしていたスープがちょっとサラサラしはじめ、コッテリ感がなくなった。
    それも来る度。
    徐々にユックリ、コクがなくなってきていたのです。
    特に先日きたときは、醤油ラーメンに申し訳程度のナッツのピュレと肉味噌のっけたようになってた。
    麺もいささかたよりなく、残念至極としばらく足が遠ざかってた。

    806b6619.jpg思い出して、ひさしぶり。
    やってきてみて、たのんだら、若干、コクが戻ってた。
    麺もハリがあり細かく縮れて、スープをからめて口の中へといざなってくる。
    けれどやっぱりかつてに比べ、ぽってり感が足りなく感じる。
    ナッツの香りや胡麻の風味がほとんどかおらず、どうにもこうにも、舌が満足してくれない。
    ラー油を足したり、お酢で味を引きしめコクをくわえたりと試行錯誤をしながら食べるにつけて、昔の味がなつかしくなる。

    この担々麺とセットになったチャーハンは昔のまんま。
    細かく刻んだネギに玉ねぎ。
    色とりどりの中国かまぼこ。
    ご飯の粒を邪魔せぬように食感感じぬほどに細かい具材を混ぜて、唯一、玉子が風味に食感くわえてる。
    お玉でこんもりお皿に盛って、れんげでぽんと叩くとパカッとそのこんもりが割れて中から玉子が見える。
    そんな姿がたのしくめでたい。
    ジャジャっと炒めて、米はパラパラ。
    味は塩で整えただけというとても素直でシンプルな味。
    このチャーハンを口に含んで、そこにポッテリ、担々麺のスープを口に運んでやると口の中にておいしいおじやができたんだけど、今では坦々スープが薄味。
    このチャーハンに味をのせて味わうコトができないところが悔しい。

    9d53c52e.jpg一緒にやってきた友人も、昔の方が良かったネ…、って。
    もしかしたらば調理人が変わってしまったのかもしれない。
    中国料理のお店では、麺や点心のような粉物料理を担当する人と、鍋振り料理を作る人が別々の人ってことが結構多くって、だってココで味が変わってしまったのは担々麺だけ。
    それ以外はほとんど昔のまんまですから。

    例えば酢豚。
    懐かし系の赤いケチャップ風味の酢豚で、トロンとあんかけ具合が絶妙。
    ガリッと揚がった豚肉に、小さな穴がポツポツ沢山あいていて、そこから甘辛ダレがタップリ滲んで肉をおいしく食べさせる。

    ランチセットに追加でつけるコトができる小さなあんかけ焼きそばも、トロリと昔のままの食感、味わい。
    そもそもあんかけ料理が好きなボクであります。
    そんなボクのハートキャッチなここのあんかけは、甘さと塩味のバランスほどよくしかもツヤツヤとしたとろみもシッカリ。
    にもかかわらず口に入れるとスルンとスープにもどってく。
    潔くって後味スッキリした味わいに、今日もウットリ。
    サクッと揚げた麺の渇いた状態にとろみがからんだ食感もよく、それをしばらくほうっておくと麺がとろみを吸い込んで、麺そのものがトロンととろみを帯びていくのもまたゴチソウ。

    5b8255a2.jpgとろみにまじる具材も豪華。
    豚肉、にんじん、玉ネギにイカにキクラゲにエビと多彩で中でもクニュクニュしたキクラゲやイカがつるつる、奥歯を撫でる。
    食感豊かなオゴチソウ。

    担々麺のセットは、担々麺とハーフチャーハン、野菜サラダがついてたったの800円。
    酢豚のセットは今日のスペシャル。
    ご飯に酢豚、塩味スープにパイナップルがついてやっぱり800円。
    決して高くはない上に、おいしく、しかもボリュームたっぷり。
    かつては昼のピークにはいつも満席。
    ボヤボヤしてたら待たなきゃいけないほどの繁盛店だった。

    特に近所の伊勢丹の、社員食堂みたいになってた。
    レオン系の派手なスーツの販売員のおじさんたち。
    ネクタイにスープを飛ばして汚さぬようにという配慮なんででしょう。
    ツルツル麺を吸い込めず、モグモグ麺をたぐりよせよせ、恐る恐る食べてる姿が、まるでいまどきお嬢さん。
    オシャレおじさんの滑稽な様をみるのもたのしい店だったんだけど。
    今日はガラガラ。
    元気な中国マダムもちょっと暇そうで、名物担々麺の味が変わってそれで客足遠のいたのかな。
    どうなんだろうって心配になる、そんな昼。



    関連ランキング:中華料理 | 新宿三丁目駅新宿御苑前駅新宿駅



    ランチの後に甘いモノ。

    br.jpgアイスクリームを突然、なぜだか食べたくなります。
    ここ数日間の中でひときわ温かい。
    とは言え例年通りの寒さという今日のコト。
    気温が高くなると氷やシャーベット。
    乳脂肪分の高いアイスクリームは爽快感にかけてあんまりおいしく感じぬ。
    冬こそアイスクリームの旬でござろう。
    それでバスキンロビンスに来る。

    サーティーワンアイスクリームでございますね。
    サーティーワンといいながら、実は32種類のアイスクリームが置かれてそれから選べることができる店。
    ココも夏にはシャーベット系やミントフレーバーなモノが多く揃えられてる。
    今の季節は逆にコッテリ。
    ボクの大好きなニューヨークチーズケーキがあって迷わずそれにする。
    ちなみにもひとつ「ニューイングランドメイプルナッツ」ってフレーバーがボクにとってのツートップにて、どちらも偶然アメリカ東海岸の地名が入っているのが不思議、オモシロイ。

    NYスタイルのチーズケーキ。
    ネットリとしたクリームチーズの風味がコッテリ。
    塩味がキリッと味をひきしめる、それだけ食べても十分一食分になりそうな滋味をそのままアイスクリームにしたここのこれ。
    昔、インフルエンザで食欲がなく、何を食べても受付なかったボクの体がこれには見事に反応し栄養豊富に助けられた経験がある…、ペロリペロリと舐めながらマンハッタンに思いを馳せる冬の土曜日、オキニイリ。
     

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    ずっと会いたくてしょうがなかった人とやっと出会える。
    それでウキウキしている上に、一緒に焼肉食べましょうよ…、とダブルでウキウキ、しかも場所は先日出会ってたちまちオキニイリなってしまったお店であります。
    d8322ebc.jpg幸永っていう新宿の街の北側に何軒かある焼肉店のあたらしい店。
    先日、はじめてやってきたときは土曜日の夜で、男性のグループ客でギッシリ、熱気もムンムンで男ぶりの良い店だなぁ…、って思って帰った。
    ところが今日はアダルトカップルがシットリ肉を焼き食べるという落ち着き払った店の雰囲気。
    なるほどココは歌舞伎町って再確認をいたします。

    c1594ed7.jpgツイッターで知り合った人たち。
    実は一年前からこうして焼肉パーティーをしましょうよと約束してて、なかなかそれが果たせなかった。
    やっと今日。
    不思議なほどにあった途端に意気投合で、はじめてあったように思えぬ盛り上がり。
    お互いのコトをある程度、知ってこうして集まっていて、しかも話題に事欠かない。
    今の時代の巡り合いってオモシロイなぁって思ったりした。

    それからもひとつ、ネットの時代を感じる出来事。
    このお店。
    ツイッターでフォローをするといろんなお得な情報を受信できるようになってる。
    注文するとき配信されたキーワードを言う。
    するとディスカウントだったり、サービス商品を無料で出してくれたりと…。
    今日の合言葉は「ラクテン」で、それさえいればカルビの盛り合わせを2人で1皿、無料でくれる。
    みんなで「ラクテン」と大きな声で言ってやってきたのがこの皿。

    サービス品とは思えぬ見事な一皿で、サシの入った分厚いカルビや、赤身の強いカルビの真ん中。
    普通はキレイにサイズと厚さが揃った肉をきれいに盛りつけてくる。
    これは不揃い。
    いわゆる「切り落とし」的なモノでだからサービス品にしたのでしょう。
    けど、肉の旨味や味わいはこれでも十分。
    むしろいろんなパーツが一度にたのしめ、お得な感じに拍車をかける。

    c13d1df9.jpg他にも肉をガンガン焼きます。
    まずは塩焼き。
    分厚いタン。
    濃いざくろ色に近い赤色。
    発色がよりキレイに脂がのっている。

    それを軽く炭で炙って、そこにネギをのっける。
    そのネギがあらかじめしんなり炒めて塩で和えているのです。
    普通、タンに乗っけるネギは生のまんまを焼く前にタンにのっけてそれから焼く。
    けれどそれだと、ヒックリ返せぬ。
    だってヒックリ返すとネギがボロボロこぼれちゃう。
    タンからできてた旨みをネギが吸い込んでおいしくなるんだと言う人もいる。
    けれどネギもタンも生っぽくって、ボクはココのお店のやり方の方が好き。

    それからテールをスライスしたモノ。
    上等な脂とゼラチン質の入ったまるでニンニクスライスみたいな形状独特。
    焼くと脂や筋がキレイに透き通り、食べるとムチュンと歯切れて旨みを吐き出していく。
    牛の両端、タンとお尻尾。
    どちらもいつも動かし使っているからギュッとひきしまり、しかも味わい濃厚になる。
    その独特に舌づつみ。

    e5dcf60f.jpgサシの入ったハラミの塩モノ。
    これまた分厚く切り分けられて、熟成きいててワインレッドの赤身にポツポツ、茶色いシミが混じった状態。
    これがおいしい。
    赤身はユックリ寝かせるとタンパク質が旨みに変わっていくのです。
    食材は鮮度が命と単純に、言えぬゴチソウ。
    「歳を経るからおいしくなってく」…、人もおんなじってニッコリします。

    希少部位が沢山そろうこのお店。
    けれど決して忘れることができないモノがこのホルモン。
    脂がのった健康的なる牛の内臓。
    最初は凍ってやってくる。
    真っ赤なタレが絡んでて、一瞬辛いかと思うのだけど、甘くてコッテリ。
    ホルモン自体の味を引き立て焼けていく。

    凍ったままを網にのっける。
    みずみずしさを失わせぬようホルモン同士をくっつけてかわかぬようにして焼いていく。
    ユックリとろけてやわかくなる。
    するとブリンと、ホルモン独特の脂がはじけて、まるで蕾が咲くようになる。
    コンガリ焼き色…、そしてツヤツヤ、脂が光る。
    さて食べ頃と、口にハフっと放り込む。

    脂がヒヤッと舌を撫でます。
    熱々のはず。
    なのに脂で口の温度がちょっとだけ下がったように感じる不思議。
    噛むとクニュッと脂をささえる膜の部分の弾力痛快。
    たちまち脂がとろけてトロンと流れだしてく…、噛めば噛むほど旨みが広がり、あぁ、生きているってウットリしてくる、オゴチソウ。

    afd55f2f.jpgそれにしても炭の力はすばらしいモノ。
    オモシロイほど肉の持ち味引き出して、家で焼くのと違った料理になっていく。
    網にビッシリこびりつく、お焦げがおいしくみえるほど。
    何度も、何度も交換しながら次々肉を焼くシアワセに、会話もどんどん弾んでいきます。

    同じ七輪、おんなじ網で肉をみんなで焼き、食べる。
    人を仲良くさせる力が焼肉という料理にはあるって思う。
    おんなじように一つの料理を作りながらみんなでつつく、鍋もいい。
    けれど鍋とは違った、直接的な元気がもらえる…、それが焼肉。
    肉を焼きつつ暗い話をする気にならず、話題も明るく威勢良くなる。
    それがいい。

    それにココ。
    何をたのんでもある一定のレベルに達していて、安心できるのがいいところ。
    サイドもシッカリ。
    キムチはいつもよき具合。
    酸味、甘みに辛味がバランスとれていて、食べはじめるとやめられないほど歯ごたえシャキシャキしていて爽快。
    激辛チヂミという、青唐辛子を混ぜて焼いたココの名物料理も旨い。
    肉を含めて全てが酒をおいしくさせる、味わい、歯ごたえあるのがうれしい。
    中生ジョッキからはじまって、マッコリぐびぐび、口から喉を洗い流しつつ次々、新たな味を口に放り込む…、あぁ、シアワセな夜のコト。



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    青山で仕事を終えて渋谷で次の仕事をする前に、ちょっとウロウロ、散歩をしました。
    bacbb484.jpg東急百貨店の東横店…、今でも屋上にお子様用の遊具施設のある東京では珍しい場所。
    とは言え大きな舟の周りを小舟がグルグル回る、メリーゴーランドみたいな遊具施設はもう使われてない…、遊ぶ子供もまばらでなんだか寂しい限り。
    バスロータリーを挟んだ向かいに超高層ビルがまもなく完成…、ココ西口も変わってく。
    ハチ公広場を通ってテクリと公園通り。
    パルコも昔の尖った面影ほとんどなくて、パルコパート2は閉館されたまんまで再開発のめどもたたない…、東京の繁華街の中にあってこれだけ長く放置されてるビルって他にないんじゃないか。
    通りを往く人の数は変わらず多いのだけど、買い物袋を下げてる人は数えるほど。
    渋谷の街に限ったことじゃないけれど、これが日本の今というコトなのでしょう。

    夜は家に一旦戻り、仲間と一緒に軽飲みをする。

    7338343a.jpg新宿御苑の「福包」という店。
    餃子がメインの食堂でもあり、居酒屋でもあるという店。
    安くて清潔。
    商品の数はかなり絞り込まれていて餃子とおつまみ、ご飯にスープ、一品料理。
    全部で30種類くらいでしょうか。
    餃子以外の料理はほとんど、おつまみ類も含めて一皿230円。
    ご飯に餃子、スープに料理を2皿とって千円以下でお腹一杯にたのしくなれる。
    飲むのであれば、まずは餃子の大皿とっておつまみいくつかたのめばよい。
    分かりやすいのがいいのでしょうネ。
    割と流行ってる。
    サラリーマンのひとり客とか、若者客にシニアな夫婦が晩ご飯にと、いろんな使い勝手があるのが便利なのでしょう。

    餃子は小ぶり。
    皮は薄くて、パリッと焼けているのが見事。
    どんなに皮や具にこだわっても焼き加減がダメなら餃子はすべて台なし。
    注文してからちょっと時間がかかるのだけど、その分、確実にキレイに焼かれてできてくるのが餃子のことをよくわかってるじゃん…、って感心します。
    野菜タップリでジューシーで、皮はプルンとやさしい食感。
    いくらだって食べられちゃうのが、うれしくもあり、なやましくもあり。
    ライトなゴチソウ…、悪くない。

    402ceee1.jpgつまみ料理をいくつかたのむ。
    坦々豆腐という料理。
    はじめてたのむ料理だけど、豆腐に坦々ソースがかかってるんだろうというコトくらいは予想がついた。
    やってきたのは、イメージ通り。
    ただ、坦々麺の上具のひき肉くらいはついているかなぁ…、と思っていたけどそれはあっさり裏切られちゃう。
    ソースだけ。
    とろみが若干ついていて、豆腐の肌に健気にしがみついている。

    れんげですくって食べますと、ちょっとビックリ。
    豆腐が冷たいままだった。
    坦々麺の麺を豆腐に変えたモノ…、だから豆腐は熱々だろうと、勝手に思いこんでいたから予想と違ってびっくりしたのでありました。
    とは言え十分おいしくて、気がきいているたのしい料理。

    それからもひとつ、茄子の揚げ物。
    油で素揚げした茄子に、トロンととろみのついたソース。
    炒めたひき肉がまざてって、味噌と辛子を使わぬ麻婆茄子のような感じがオモシロイ。
    これら料理がどれも鍋を使わずに、フライヤーとタレでできてるところに、生産性のことをよく考えたお店だなぁ…、ってちょっと感心。
    ぶっきらぼうなサービスがほんの少しだけ気になりはする、けれどサービス自体は的確でなにより安くて快適なのがいいところかな…、と思って帰る。



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    〆を「カレーデリー・グルメ」でカレー。
    先日、はじめて利用してたちまちオキニイリなった店。
    新宿御苑の駅を中心にして居酒屋なんかが多く集まるエリアのはずれで、飲んで家に帰る途中にココがあるという、なんとシアワセな新たな発見。

    31360d84.jpgカレー屋さんというよりもおしゃれなカフェのような店。
    オープンキッチン。
    しかもかなり設備が充実してて、洋食系の料理ならなんでできそうな充実ぶり。
    ただ勿体無いのが、厨房の中で調理をしている人ひとり。
    サービス担当している人がひとりでやってるお店のようで、だからメニューもカレーをメインにかなり絞り込まれてる。
    もうひとりでも従業員が増えれば、料理のバリエーションも増やせるのになぁ…。
    調理のスピードやサービスの的確性も高まるはずで、もっとお客様が増えるだろうに。
    勿体無い。

    夜に飲んでくれるお客様を集めよう、って工夫なんでしょう…、ハッピーアワーセットがあって小皿料理と飲み物一杯でワンコイン以下ってうれしいシステム。
    ボクらとほぼ一緒にやってきたグループ客はハッピーセットだけをたのんでつまみと一緒にひっかけササッとお店をでてった。
    究極クラスのちょい飲み利用にビックリしたけど、お金を払ってでていくときに「今度はカレーを食べに来ます」って、おなじみ客になってくれるきっかけだったら悪くない。

    タンドリーチキン風のチキンっていうのをたのんでためす。
    タンドリー釜を置いてない…、だからタンドリーチキンじゃなくてタンドリー風。
    オーブンの中でコンガリ焼けた鶏胸肉にカレースパイスのソースをかけて、再び焼いてなじませたモノ。
    十分インド料理のように感じるゴチソウ…、オモシロイ。

    178b008d.jpgそしてココのオキニイリ。
    カシミールカレーを今日の夜の〆にする。
    サラサラとしたスープカレーのような出来栄え。
    中にはチキン。
    それからじゃがいも。
    どちらもトロンと煮こまれていて、スプーンの背中でほぐれるほど。
    黒っぽい色して、龍角散ぽい香りもいかにも「効きそう!」って感じで、喉がゴクリとなります。

    ご飯にサラリ。
    そしてスプーンでひとすくい。
    口に入れた途端にボワッと火がついたよう。
    ヒーハー、舌がよじれて燃える。
    とは言え辛いだけかというと決してそうではなくて、旨み、酸味が辛味の裏から顔をのぞかす。
    しかもそれが持続するのです。
    水でも飲んで辛味を洗い流そうか…、と思いもするけどその味わいを洗い流してしまうのが勿体無くてそれで次のひとすくい。
    辛さの上に辛さを重ねて、ますます口が燃えていき頭の天辺から汗がドバリと噴き出し、流れる。
    新陳代謝バンザイ的なる体のゴチソウ。
    固めに炊けたご飯もパラパラ、サラサラカレーにぴったりしてて次々食べると、頭の中に風がフワッと吹いてくる。
    辛さで熱さが極まって、頭が勝手に吹いて欲しい風を吹かせる…、そんな感覚。
    目を閉じるとはるかむこうにカシミール高原がみえるような気までしてくる、やっぱりココのこれってかなりのオキニイリにて、またまいります、近々に。



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    歌舞伎町からテクテク、北側に向かって10分ほども歩くとリトゥルコリアの大久保地区に到着します。
    そこで最近、できたばかりの韓国食材の大型ショップ、「チョンガーネ」っていうお店に来ます…、まるでハワイの免税店に併設されてるモールにやってきたような不思議な高揚感に襲われる店、ビックリしました、オモシロイ。
    chon.jpg売られているのはマッコリ、ヤンニョム、コチュジャンのようなこの界隈の食品店が必ず扱うモノも充実。
    けれど韓国のインスタント食品が山のように揃ってて、みてると衝動買いしちゃう。
    袋麺やカップ麺、あるいは冷麺、そのまま電子レンジでチンすればできてしまうような簡単なトッポギなんかもあったりします。
    そのバリエーションが半端無く、気づけばバサバサ、ショッピングカートに放りこみ他にも何か無いかしら…、ってあという間に時間が過ぎる。
    お菓子に健康ドリンクに、オモシロイとこでは真空パックに入ったプルコギ用の肉や鶏丸まる一匹煮こまれたスープなんかも売られてた。
    今まで業務用の韓国食材を扱っていたお店に韓流マダムが押しかけてた。
    でもこうした買う楽しみに真面目に取り組むお店ができる…、韓流ブームもほぼ完全に成熟モードに入ったっていうコトなのでありましょう。



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    それからテクリと再び歌舞伎町に戻る途中で、ドン・キホーテ。

    hottoku.jpgホットク食べよう…、って。
    ドン・キホーテのお店の正面玄関脇にできてる屋台に来ます。
    韓国風のホットケーキ。
    中にあんこやハチミツをタップリいれて焼き上げたモノで、お米の粉を混ぜて作った生地のため、お餅とホットケーキの中間みたいな食感。
    モッチリ、サクリとこれならではの、とてもたのしい噛み心地。

    愛想のいいおにぃちゃんが、片言日本語でニコニコしながら焼きあげていく。
    まんじゅうみたいにまとめた生地を鉄板におき、ハンドル付きの丸い鉄板を押し付けながらジュウジュウ焼いてく。
    タイミングがよかったのか、焼き立てのモノを手渡され、一枚200円のたのしみ片手にテクテク歩く。
    指まで甘い、冬の夜。

    それにしても大久保の街。
    スゴい人出で、どうしたことかと思ってしまう。
    ただでさえ細い路地道が多い地域で、歩いているとすれ違うのも大変なほどの人、人、人で熱気を感じる。
    お店の新陳代謝もすごくて、ちょっと目を離した好きに新しいお店ができてて景色が変わってる。
    今、増えているのはサービスがいいお店。
    料理は旨いがサービスはぶっきらぼうで、だって韓国村だからって言われていたのは遠い昔の話になった。
    中でも韓流男子が笑顔でニッコリ待ってるお店が人気と思われました、オモシロイ。

    テクテク、ずっと歩いていたらちょっとお腹がすいてくる(笑)。
    夕方食べたお寿司が上品で、すぐに消化してしまったのかもしれません。
    9fac9de1.jpgそれで〆を中国料理ですることにした。
    歌舞伎町のはずれにある店…、名前は「北京」。
    中国料理と行ってもこれが変わってて、韓国風の中国料理。
    中国で育った韓国系の人たちがやっている…、だからお店の中でのコミュニケーションはほぼ完全に中国語にて、けれどキムチや韓国風の調味料を多用する。
    日本の中国料理も独特だけど韓国の中国料理もかなり独自の文化、流儀があるのです。
    まず独特なのが麺が手打ちで、お店の入り口部分に麺を打つための場所があって、そこでバタンバタンと細く伸ばした麺生地を打ち付けながら伸ばしてつくる。
    麺そのものがコシをもっててツルツルスベスベ、とてもなめらか、食感がいい。

    1a9b18e7.jpgその麺を使って作るジャージャン麺が韓国の人はとても好き。
    ラードで炒めた甘辛味噌と玉ねぎ、角切りにした豚肉、ニンニク…、それらをあえてソース状にして麺にかけて和え、食べる。
    中国のジャジャ麺に名前が似てて、でも非なるモノ。
    それを真ん中が仕切られたピーナツみたいな形の器の片方にいれ、もう片方に別の料理を入れて食べるというコンビネーション料理が大好き。
    フードコートに行くと必ずあったりします。

    もう片方に入れる料理の一番人気が酢豚なんです。
    酢豚と言ってもこれまた独特。
    日本の酢豚はケチャップベースのオレンジ色のとろみがついてる。
    けれど韓国風の酢豚は透明のあん。
    塩とお酢とかなり大量の砂糖で味ができている。
    肉も細切り。
    サクッと揚げてそれをツヤツヤ、とろみで飾ったその独特を味わい、一緒にズルッとジャージャン麺を口に放り込む…、まるで口が韓国になる。

    それにしてもジャージャン麺のあのツヤツヤのほぼほとんどがラードで出来てるというその事実…、知らなきゃよかったって言ってもすでに手遅れでして、でも、おいしんだからしょうがないじゃんって居直るほかにない料理。
    パラパラおいしい、けれどご家庭風のチャーハン。
    キムチの酸味と唐辛子の辛さがビリッとくる、これまた韓国の人が大好きな海鮮ちゃんぽんをズルズルみんなでわけあって、今日一日がたのしく終わりをむかえます。



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