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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
    年齢:
    65
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    移動の途中の東京駅で、とんでもハップンな景色に遭遇。
    tame.jpg東京駅の八重洲口側…、南北に向かって走る大きなコンコースにズラッと並んだかなり大きな液晶パネルで、デジタルサイネージって言う奴ですか?
    艶やかな京装束をみにまとったキレイどころがニッコリしながら笑顔で次々お辞儀をしていく…、まるでブレードランナーの強力わかもとのCMみたいなサイバーな様にビックリしまして、何事ぞと思ってみてると最後に「為次郎」というお店の名前にラーメン丼。
    「すぐ、そこどすえ」とおねぇさんが指差す先にお店が一軒。

    67e5ec42.jpeg「そば処為次郎」という看板、のれん、そしてそこには券売機。
    立ち食い蕎麦のお店かと思ってボタンをみるとビックリ。
    蕎麦だけでなく、うどんもあるしラーメンもある。
    売り物は京都らしくにしんそばで、それがなんと1000円という、「あっ!と驚く為次郎」(笑)。
    お店の人が「立ち食いではなくお料理をサービスさせていただきます」とわざわざいいに来てくれたりする。
    ちぐはぐ具合に戸惑う人が多いのでしょう。

    何を食べようとちょっと迷って肉そば。
    値段は「どすえ価格」の900円。
    なかなかこうした強気の値段はつけられないよな…。
    一体どこがやっているの?
    まさかJR西日本あたりが新業態を作ったのか?と、思って調べてみたらばなるほど。
    お菓子の八つ橋を作ってる「本家八ツ橋西尾」が経営しているらしい。
    本拠地京都では、甘味のお店はやっていても蕎麦のお店はやってはいない。
    甘味のお供のお凌ぎ代わりに、京風ラーメンを提供してて、だからなるほどデジタル広告には蕎麦ではなくてラーメンが紹介されているんだなぁ…、と。
    それならラーメンにすればよかったと思うまもなく、蕎麦がきました。

    6a04fb4b.jpegポッテリとした陶器の丼。
    蕎麦が見えぬほどタップリの牛肉。
    それから九条ねぎ。
    あぁ、京都らしいと期待がジンワリ湧いてきます。
    使い捨ての、なのに驚くほどに上等な箸。
    それでグルンと丼の底からかき回し、蕎麦を持ち上げると出汁の香りが鼻をくすぐる。
    なかなか濃密。
    煮込んだ肉の香りより、強い出汁の匂いがしてきて、ちょっと気持ちが盛り上がる。

    なのにひと口。
    ズズッと汁をすすり上げるとたちまち失望にかわります。
    味が薄い。
    薄味というのと、味が薄いというのはまるで別物で、麺の湯切りが悪いんじゃない?って思ってしまうほどに薄味。
    香りはあるのに、出汁の風味も味わいもまるで感じず口の中に残る味はほとんど甘み。
    しかも肉の脂の匂いが最後に残る。
    蕎麦の風味はまるでなし。
    しかもネチネチ、奥歯に貼り付くような麺。
    900円も払えばもっとおいしいそばが、このお江戸にはたくさんあるんどすえと言いたくなってしまう。
    なんでこんなお店を作ってしまったのか?
    3a3fadf6.jpegそうだ…。
    本当の京の味は新幹線にのって京都におこしやす…、と、大家さんのJRがよろこぶ店にしたのかなぁって思って笑った。
    テーブルの上に置かれた黒七味だけはピリリと辛く味わい濃厚、さすがに今日の文化でござる。
    サービスについてやってくる八つ橋は、食べず、もらわず置いて帰ることにした。
    広い東京、いろんな店があるものですな、自由なことは素晴らしきコト。
    まずくもなくておいしくもない…、そんな料理が一番たちが悪い料理で普通そうした料理を食べた日記は書かぬ、旨い不味いは主観の産物、あくまで私見、ごめんなさい。



    関連ランキング:そば(蕎麦) | 東京駅大手町駅京橋駅

     

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    焼売でほどよくお腹を満たしたあと、おしゃべりたのしくお腹が空いた(笑)。

    231008ff.jpeg帰る途中でお腹が鳴って、哀しく恥ずかしい思いをしなくてすむよう。
    それで有楽町のガード下にある「葵」っていう立ち食いの店に行こうと思った。
    東京フォーラムの暗闇を左にながめてゆったり歩くと、向こうに看板。
    紫色の特徴的な看板が、まだ煌々とついているのにホッとしました。
    まだ開いていると、思った途端にお腹がグーと盛大に鳴る。
    お腹はお目目と直接繋がっているようですネ(笑)。

    それでちょっと早足になり、スタスタ。
    昼は800円で握りたての寿司でお腹いっぱいになる、安いのだけどネタに妥協をしない店にて、かなりオキニイリのお店のひとつ。
    歩いてお店に近づいてくとお店の表の通りに椅子とテーブルが並べられてて、そこで座って楽しむコトができるようになっている。
    丸の内の方から残業終わりのサラリーマンたちなんでしょうか…、通りを歩いてやってくる。
    その雑踏のまさに横。
    道路でご飯を食べるという、この開放感がまたゴチソウで、しかも夜の風は涼しくなんとも快適で、まるでシンガポールの街角で寿司を食べてる感じがステキ。
    アジアな感じの〆ご飯。

    3e20ceca.jpegテーブルに座って店の中にカメラを向けてパチリ。
    すると間近に窓の枠。
    その向こうには人がやっと1人たてる程度の空間。
    そしてすぐにカウンター。
    寿司を握ってる職人さんの顔も間近に伺いしれて、この店、本当に小さなお店。
    小さいというより「薄い」といった方がいいかな。
    カウンターの中に職人さんが二人たったらそれで一杯。
    カウンターのまわりには10人ほども立てますか。
    下まで開いた壁と窓と出入口を兼ねたガラス戸を開けて自由に出入りする。
    そんなお店で、だからお店の外に座っていようが中で、寿司が次々にぎられできているのが気配で伝わる。

    メニューもお店の中にかいてて、それを外から覗いてみながらテーブルの上にかいたメモ帳に食べたいものを書いて手渡す。
    それが結構たのしくて、次々ネタの名前を書いてそこに「×」で個数をかいてく。
    1個単位でたのめるところがまたウレシクて、〆にはピッタリ。

    ネタの種類はそれほど多くはなくておそらく、いいものを安くうるため売り切り状態を作りたいからなのでしょう…、夜になるとたのめるネタが少なくなってくるのが残念、でもしょうがないしそれでも十分選択肢があってウレシイ。
    69421af1.jpeg貝が多彩で、どれもシッカリしているところにまずはウットリ。
    赤貝、ミル貝、タイラガイにホタテと食べたい貝はうれしいことに全部ご用意できますと、それらをもらってカンパチ、こはだとまずは最初のひと皿目。
    シャリは酸味がおだやかで、ネタのうま味をあまり邪魔せぬほどよさでしかもドッシリ、多めなところが大衆的なゴチソウ風。
    礼文のウニに茹でたエビ、炊いた穴子を軽く炙ったニギリにマグロ。
    どれもおいしく、パクパク食べても1人割り勘1500円…、うれしくって体は重くはなったけどスキップしながら家に帰った、夜のコト。



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    ところで、寿司の名店、すきやばし次郎をテーマにした映画が今年の春にアメリカにおいて上映された、そのトレーラーが素晴らしいので、貼っておきます。



    「Jiro Dreams of Sushi」ってタイトル、iTunesとAmazon Instant Videoでレンタルも可能とではありますが、日本でこうした映画が公開されないのって、スゴくさみしい。
    いつまで次郎さんは現役で寿司をにぎり続けるんだろう…、そしてその次は一体どうなるんだろうって知る人みんな固唾を飲んで見守っている。
    けれど次郎さんにとって寿司を握るというコトは、仕事ではなく人生そのもので、だから「辞める」モノではないのだろうって思います。
    好きにならなきゃだめですよ。
    自分の仕事に惚れなきゃダメ。
    このトレーラーだけでも背筋が伸びて、ガンバル勇気がもらえます…、ありがとう。
     

    拍手[6回]

    朝を東京駅ではじめる月曜…、最近、キッチリとしたボクのルーティン。
    d6ca0b2e.jpegそれで寿司清…、これもほぼ週の初めの習慣として定番化しつつあるオキニイリ。
    ココに来て、朝に食べるものといえば漬け丼かお茶漬け…、魚で言えば「マグロ」を選ぶか「鯛」を選ぶかという選択肢。
    週末、家でマグロの漬けを作って食べたので、それでお茶漬け。
    昨日までとうってかわって朝から暑い今日であります…、食欲不振というわけではなくけれどサラサラ、喉を洗うようなゴチソウがおいしく感じる。

    bdc40b2a.jpeg鯛の胡麻和えの定食と、一緒に追加で「刺身の盛り合わせ」。
    実はとある企みをもって追加で、いただきました。

    ネットリとした鯛の切り身にコッテリとした胡麻ダレがたっぷり絡んで口の中へとやってくる。
    刺身と違った、胡麻の風味で強調される鯛の食感、歯ごたえがドッシリ奥歯にからみつく。

    刺身はかなりの盛りだくさん。
    イカにサーモン、カンパチに鯛。
    キハダマグロの赤落ちに赤身の部分がたっぷりと。
    どれも握りにするには少々、分厚かったり細かったりといわゆる端材で、けれど味わいに遜色はなし、醤油と山葵で食べるとこちらは、魚の香りがスキッと鮮やか…、潔い。
    ご飯のお椀に出汁を注いで茶漬けにしちゃうと、刺身とご飯のよき相性をたのしめなくなる。
    それで小さな茶碗をもらって、ご飯を半分、そちらに装う。
    ご飯も出汁も、まだ熱々のところに鯛の切り身をのせて、出汁を注いでチリッとさせる。
    d2fb75e1.jpegあられに海苔をあしらって、サラサラ茶漬けを書き込むと、出汁のうま味と胡麻の風味にスベスベご飯の食感たのしくて、それを汁にしてご飯を味わう…、ご飯をおかずにご飯を味わう(笑)、なんともたのしい朝の贅沢。
    それから刺身のマグロを鯛の胡麻ダレにたっぷりつけてそして味わう。
    醤油だけだと感じぬマグロの酸味とネトッと舌にまとわりつく食感が、胡麻の力を借りてマグロにやってくる。
    これが小さな企みで、企み通りにおいしくたのしく、朝のお腹がにぎやかになる。
    そして移動と相成りましてございます。



    関連ランキング:寿司 | 東京駅大手町駅二重橋前駅

     

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    昼を東京駅の近所で…、東京駅の大丸百貨店のレストラン街にやってきました。
    8bec1e3d.jpeg百貨店のレストラン街にしてはかなり上等で、どこもランチというのに2000円前後のメニューをメインにすえている。
    だからさすがに近隣のオフィスの人はあまり見かけず、フロアーにいるほとんどの人がご婦人方…、みんなお洒落して、カラコロ、明るい笑い声がフロアー全体を満たしてる。
    イタリア料理にフランス料理、中国料理とひと通りのレストランがある中で、京都のおいしいモノを扱うお店が集まるコーナーがあって3店。
    お漬物がおいしいお店や、料亭二軒…、その2軒の中の一軒「京都つるや花陽」ってお店でランチをすることにいたします。

    5dcc1750.jpeg大阪出身、今では京都に本店をおく料亭「つるや」。
    関西料亭としては比較的新しい方ではある。
    けれど、料理に対する姿勢や、よき食材の目利きの正しさには定評がある…、つまり良き店。
    東京にペニンシュラホテルが進出し日本料理のお店を選ぶにあたって、このつるやを選んだほどであります。
    夜に来ると1万円からって上等な店。
    けれど昼はお弁当を中心に、ほどよき価格で京都の料理をたのしめる。

    特に名物。
    鯛茶漬け定食があり、それがお薦め。
    それにする。

    お盆の上にギッシリ器が並んでくるのが、日本の料理とニッコリします。
    蓋をしたままやってくる、平たく口の広く開いた茶碗。
    深い緑がシットリとした風情を作る。
    小鉢が2つ。
    甘味のお鉢。
    それから出汁の入った急須がやってきて、どれも上等な器でくるのに、さすがを感じる。
    お店の人もうやうやしくも捧げるように運んでそっとテーブルに置き、楽しみ方をさり気なく、伝えてどうぞと蓋をとる。

    125d5506.jpegまずは出汁をかけまわし、蓋して30秒ほど蒸らしてお召し上がりください…、と。
    言われて蓋を開けてビックリ。

    想像以上にポッテリとして、色も濃い目の練りゴマがタップリかかって、鯛の切り身であろう具材を覆い尽くしておりました。
    東京駅の中にある寿司清でいつも食べ慣れている、鯛の胡麻和えとはまるで違った姿におやおや。
    これはそのまま食べるとおそらく、味がキツくておいしくはない。
    まさに出汁をかけまわすことで完成していく料理なんだと。
    言われた通りに出汁をかけ、蓋して待って蓋をとる。

    と…。

    鯛の切り身の表面に熱が入って白くチリッとひきしまる。
    覆い尽くしていた胡麻ペーストが出汁にとけ、茶碗の中が胡麻色になり香りもポワンとあたたかい。
    まずはススッと汁をすすると、胡麻のコッテリした味わいと焦げたような香ばしさ。
    それが出汁の風味と一緒にやってくる。
    そして鯛の切り身を一切。
    ブリンと弾力見事に強く、ネットリとして歯にまとわりつく鯛の切り身の食感に、日本の西の鯛の刺身の力強さにウットリします。
    胡麻の風味がこれほど強く、にもかかわらず鯛の味わい、食感が消えてしまわず一層うま味がましてくるのがさすがと思う。
    58b9ef49.jpegほのかに残る胡麻のエグ味と渋さがスッキリ、ひと口ごとに口をリセットしてくれて、胡麻の油がご飯の粒をやさしく包んでスルスルすべすべ。
    出汁と一緒に喉をすべってお腹におさまる。
    これは上等…、一口目からおいしくて、食べ進めるにしたがって海苔が磯の風味をくれたり、わさびがとけて胡麻の風味をひきしめたりと味わい変わって、飽きずにしっかりたのしめる。
    ネットリとしてけれどスベスベした胡麻豆腐…、鯛がまとった胡麻ペーストとまるで違ったスッキリした味わいで、小鉢のきんぴらごぼうも上品。
    それにしてもこれだけ細かに海苔やネギを刻める包丁…、見てみたい(笑)。
    どんな料理にも胡麻がどこかに使われている…、セサミンパワー爆裂の体とココロにやさしい昼をたのしみさてさて、仕事にす。



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    神楽坂で打ち合わせがあり、昼を近所で食べようとそれで「大〆」。
    oj.jpg最初はおそらく東京で一番おいしいに違いない、とあるお店の盛岡冷麺を食べようと言ったらなんと今日のランチは臨時休業。
    それなら鰻をと馴染みの店に行ったらそこは定休日にて、それで坂道を上へ上へと歩いて行ってそれでこの店。
    大阪寿司のお店であります。
    オモシロイのが店の作り方…、敷地の真ん中に路地を作って、それを挟むように建物をたて、ヨーロッパの街角みたいな異空間。

    da3b8648.jpegお店もクラシックな洋館造り。
    インテリアまでヨーロッパ風…、これが寿司屋?ってビックリします。
    お店の中にはバロック系のクラシックが流れてて、これからアフタヌーンティーでもいただきましょうか…、って感じのしつらえ。

    でも寿司屋さん。
    しかもとびきりの寿司のお店で仕事が丁寧。
    注文してから作っていくので、少々時間がかかるのですネ。
    お茶を飲みつつ、音楽聴いてユックリ待つとお腹が空いてくるのがわかる。

    たのんだ料理は大阪寿司と蒸し寿司の両方が食べられるセット料理。
    ちょっと大きめのお茶碗くらいの大きさの小丼の中に蒸し寿司。
    蓋をあけると甘いお酢の香りがフワッと。
    器は熱々、タップリとご飯を覆う錦糸卵がフルンと揺れる。
    刻んだ昆布、フックラとしてエビの海の風味が噛みしめるたび口いっぱいに広がっていく卵焼きがホカホカ味わい深くて旨い。
    甘くて酸っぱい、けれど温度が上がっているから押し寿司みたいに直接的な甘酸っぱさを感じぬ熱々酢飯がなんとも言えぬおいしさで、そこにタップリ、刻んだしいたけが混ざってなんとも言えぬオゴチソウ。

    2906abd2.jpeg押し寿司は一口大のが4つだけ。
    茹でた車海老。
    昆布じめにした白身の魚。
    それに鯛。
    どれもネタがキッチリしていて分厚くプリンと食感鮮やか。
    一口大ではあるけれど、口の中に繰り広げられる味の世界の豊かで多様なところにウットリ。
    それからもひとつ。
    穴子のような醤油色のネタ。
    実はこれが鯛の切り身を甘辛に煮たモノなのですね。
    夏になると穴子は痩せて煮ても焼いてもおいしくならない…、だから夏には使わないというキッパリとした潔さ。
    口に含んだ直後はあたかも穴子のようにふるまって、けれどキチキチ、鯛独特の奥歯で軋むような歯ざわり。
    タイ独特のうま味を吐き出し、シャリと混ざってこれもおいしい。

    蒸し寿司も冬は穴子を刻んで混ぜた酢飯を使い、夏になると鯛を焼いたほぐし身つかって作るという、だから味わいサッパリしてて、夏のゴチソウなんですよ…、って。
    31455df1.jpegお汁をたのむとサッパリとしたおすましで、お豆の青い香りとシャキッと軽い歯ごたえとほとんど生の椎茸、それから大根と食感多彩で口の中がスッキリしてくる。
    出汁はしっかりしているけれど、塩味ほのかでそれが甘めの蒸し寿司や大阪寿司のうま味をたしかに際立てている…、良き組み合わせ、感心ス。

    それにしてもこのお店…、値段もかなり上等です。
    量も少なめで若い人には物足りないに違いない…、だから平日昼も人通りのある神楽坂の中にあっても静かなお店。
    いつも必ず座れる店で、やってくるのはおじさま、おばさま、シニアな面々。
    彼らにとってはほどよき量で、しかもこの店の本当の値打ちをわからぬ無粋な客がいないのが安心なのでありましょう…、ちょっと背伸びしたお値段が結界をなすステキなお店。
    ボクもちょっと背伸びのランチでありました!



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