忍者ブログ
サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
2025 . 04
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • カレンダー
    03 2025/04 05
    S M T W T F S
    1 2 3 4 5
    6 7 8 9 10 11 12
    13 14 15 16 17 18 19
    20 21 22 23 24 25 26
    27 28 29 30
    カテゴリー
    最新TB
    プロフィール
    HN:
    サカキシンイチロウ
    年齢:
    65
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
    バーコード
    ブログ内検索
    アーカイブ
    P R
    アクセス解析
    ×

    [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

    東京駅からスタートする朝…、寿司清にくる。

    84231af4.jpegなんだか昨日から酸っぱいご飯が無性に食べたい。
    夜中に回転寿司まで走ろうか…、って思ったほどの衝動だった。
    別に妊娠したわけじゃない(笑)。
    お腹は妊娠5ヶ月位に膨らんではいるけど、つわりが来るようなこともなし。
    ただただどうにもこうにも酢っぱいご飯が食べたいのです。
    それから魚。
    ちょうど今日は横浜にむけて移動をする日。
    それじゃぁ、東京駅を経由で寿司清にきて漬け丼食べればいいじゃない…、と。
    それでいそいそ。
    電車をおりたら、階段おりてまっしぐら。

    それにしても中央線の駅から眺める東京駅の駅舎のまるで玩具のごとくキレイで浮世離れしていることにはウットリ。
    ディズニーランドのメインゲートのようないささかの嘘っぽさすら感じるドリーミー。
    こんな駅舎ができたとき、当時の人は旅に対して夢をもっていたんでしょうなぁ…。
    中央線の駅のホームは3階建てのビルの屋上に立ってるような高さにあって、ドームの屋根が間近に迫る。
    当時の人も眺めることができなかった、こんな景色をみながら出勤…、ちょっとステキと思う朝。

    そして寿司清。
    マグロ丼ととん汁のセットをたのんで、夢にまで見た酸っぱいご飯に舌づつみ。

    358504be.jpeg鼈甲色に染まった赤身。
    マグロの赤身はもともとひんやり、冷たく感じる。
    それがネットリ。
    ピトッと舌に貼り付くような粘り気のある食感になる。
    それをタップリ。
    ご飯の上にキレイに並べて、海苔を散らしてつけものあしらう。
    普通、朝には食べぬゴチソウ。
    築地場外あたりのお店でならば、朝から売ってそうな気もする。
    築地寿司清っていうのが正式名称で、築地出身…、東京駅が築地にススッと近づくような気持ちがします。

    丼だから酢飯じゃない。
    けれどマグロの漬けがキリッと酸っぱく、ご飯と一緒に口に運ぶとマグロの握りを食べてるみたいな気持ちがしてくる。
    付け合せにした大根の醤油漬けも酸っぱくてどこを食べても酢飯を食べてるみたいな感じ…、オモシロイ。
    冷たいマグロにホカホカご飯。
    マグロとご飯が温度をわけあいほどよい熱さになるのです。
    ぬるいのでなく、ほの温かい。
    寿司もそうした料理のひとつで、冷たすぎたり熱すぎたりと温度を過ぎると味がわからず食べにくい、だからほのかに温かい食べ心地の良い料理にしましょという配慮…、イタリアのカプチーノなんかもそうした飲み物、フウフウセずともたのしく飲める、おいしい文化を感じます。
    a4cf1c88.jpegそれからとん汁…、セットについてる朝のゴチソウ。
    しっかりとした出汁のうま味に、コッテリとした味噌の風味がなんともおいしく、しかも野菜に具材がタップリ。
    大根、ニンジン、ごぼうに里芋。
    ひらひらとした豚ばら肉が入ってて、それはそれでプルンとおいしい。
    けれど豚肉の代わりに魚を使ってあら汁なんていうのもいいなぁ…、そっちのほうがずっと築地風なのにって思ってしまう、夢見る今日の朝のコト。



    関連ランキング:寿司 | 東京駅大手町駅二重橋前駅

     

    拍手[3回]

    PR
    会社の近所のオキニイリ…、九段下と水道橋のちょうど間にあるお店。

    musasino.jpg「むさしの」っていう小さなお店。
    ちょっと変わったお店であります。
    お店の奥にカウンター。
    その向こう側に厨房があり、料金前払いのセルフサービス。
    立ち食い蕎麦的システムで、けれど椅子に座って食べるコトができるのがありがたいコト。

    食券をまずは買います。
    買うのだけれど、その食券販売機が不思議な機械で商品名がボタンに書かれて、それを押せばいいってモノじゃないんです。
    100円単位のボタンが上の段。
    下の段には10円単位のボタンがズラッと並んでる。
    お店の人に食べたいモノをお願いすると、即座に暗算。
    520円ですって言われてその額面分の食券を買って手渡すという、なんとも不思議な注文方法。
    ただ、これだとメニュー変更や単価変更がすぐできるから案外、合理的でデジタルなな発想って思ったりする…、オモシロイ。

    f7d0d690.jpeg今日の注文はインゲン天。
    それにとろろ昆布をのっけた、熱い蕎麦。
    蒸し麺をお箸でつまんで網に入れ、お湯にくぐらせチャッチャと湯切り。
    丼の中に投入。
    天ぷら、それからとろろ昆布を山盛りにして、丼の縁からソッと汁を注ぎ込む。
    上からざざっとかけぬのは、とろろ昆布を濡らさぬようにという配慮。
    ささがきネギをタップリ山盛り。
    出来上がり。

    商品を手渡すカウンターの上に輪切りの赤唐辛子。
    「辛いです」って但し書きが書いてあるのをスプーンですくって、パラッとかける。
    色鮮やかが食欲そそる。

    ちょっとモッサリした麺です。
    表面ザラッとぬめりもあって蒸し麺なのに蕎麦の風味がフワッとただようなかなかの麺。
    けれどここのおいしいところは汁で、コッテリ濃厚味で、にもかかわらずスキッとあと口サッパリしてる。
    かえりの香り、うま味に風味、そこにとろろ昆布のうま味が混じって容赦無いほど旨い。
    赤唐辛子の辛味がピリッと汁をすすった後からおいかけやってくる。
    辛味が汁の甘みをクッキリひきたてて、なんとも旨い、オゴチソウ。
    4fb3438b.jpeg追加で海苔巻き…、酢飯をゴロンと中巻程度に海苔でまき、甘辛煮込みのかんぴょうを芯にしたのがここの海苔巻き。
    酸味はほのかで、ここの蕎麦出汁にぴったりしてる。
    ギッシリ巻かれたご飯がパラリと口でほぐれて散らかって、クニュクニュとしたかんぴょうの歯ごたえたのしく、ゴクリと汁を口に含むと酢飯の酸味がうま味に変わる。
    一回目より二回目が、二回目よりも三回目。
    食べれば食べるほどにおいしく感じてくるのがここのお蕎麦の不思議なところ。
    またまいりましょう…、そしてこれから仕事にゴーッ!



    関連ランキング:そば(蕎麦) | 九段下駅水道橋駅神保町駅

     

    拍手[5回]

    ひさしぶりに「いもや」に来ます。

    43e66ecb.jpeg昼ごはんを食べ損なって、どこかで昼を食べなきゃいけない。
    場所は神保町の界隈で。
    思いつくのは、長らく行っていない洋食屋さん。
    テクリと歩いてお店についたら、ちょっと時間が中途半端でありました。
    夜の営業がはじまるまでのアイドルタイムの休みの時間。
    あと小一時間はお店は開かない。

    それで近所の「いもや」をのぞく。
    おおっ、ラッキー。
    営業中ではございませんか!
    それで天丼。

    それにしても秋がまだまだ遠く感じる、夕方前の日差しであります。
    いつもココにくるのはランチ時。
    だから暖簾に日差しがかかることはない。
    明るく光る暖簾をくぐって、ガラッと引き戸を開いて中に…、磨き上げられた白木の鍵の手型のカウンター、中には厨房、職人さんが「いらっしゃい!」と声をくれます。
    ココは天丼専門店。
    普通の天丼とエビ天丼の2種類のメニューしか無く、今日は天丼。

    5f95c8e4.jpeg目の前の鍋でカラコロ、揚がっていきます。
    安い天丼のチェーン店の「てんや」の天ぷらはベルトコンベアー式のフライヤーが勝手に揚げてく。
    ベルトの上でも壊れぬように、分厚く頑丈な衣をまとって挙がっていくのでどうしても食べると衣を食べてるみたいな食感がある。
    けれどココでは手が揚げる。
    だから薄くてフックラとした衣をまとって仕上がっていく。
    エビを食べるとエビの味。
    キスを食べると魚の香りがまずは口に広がって、それから衣の食感だったり、油の風味がやってくる。

    エビにキス、イカに海苔でひとそろえ。
    プチュンと歯ぎれる弾力のあるエビの食感。
    ムッチリとしたイカにフックラ、キスの歯ざわり。
    天ぷらという料理は、衣で包んで油の中で揚げるのじゃなく蒸して仕上げる料理なのだ…、とそんなコトを思い出させるやさしい味わい。
    タレもやわらか。
    カツオ節の風味がフワッと鼻から抜ける、甘みやさしくスキッと醤油の香りもひきしまっている…、天ぷらの旨みや香りを邪魔せぬ控えめ。
    けれど衣の油と一緒になって、ご飯にシカッとしがみつつ口にやってくるとスクッと舌の上にてタレの旨味が立ち上がる。
    固めに炊けたご飯もおいしく、あぁ、おいしいとウットリします。

    e5c9902b.jpeg追加でお新香。
    今日の漬物はキュウリであります。
    太くて立派なキュウリに塩をキチッとほどこし、軽くぬか漬けしたものでみずみずしくてカリカリ歯ごたえ軽やかで、天ぷらの油をキレイに拭い取る。
    これ以外にもテーブルの上に、薄切り大根の浅漬けと紅しょうがが取り放題で用意されてて、どちらも天ぷらの油をキレイに拭ってくれる、相性のよいモノばかり。
    しじみの汁もキチッと上等。
    これで天丼550円。
    漬物つけても650円と、申し訳ないほどの値段でニッコリ。
    アリガタイ。

    この店、すでに30年以上の付き合いで、ボクが初めてきたときは天丼一杯450円。
    漬物が50円で両方たのんでちょうど500円と言う値段でした。
    30年でたったの150円だけの値上がりでありがたさにも拍車がかかる。

    ボクが通い始めた頃に見習いさんとして入った人が、今では店長。
    髪もすっかり白髪交じりで、そういうボクもごま塩頭。
    店長になるまで、彼はずっと真剣で笑顔のひとつも作らず天ぷらと格闘してた。
    今では天ぷら揚げる役割を、彼の部下にほとんど任せて、自分はニコニコ、笑顔でお皿を洗いお客様にありがとうネというのが仕事になっている。
    見ているこちらがシアワセになるほど、おだやかにしてやわらかなその表情に、ひとつのコトをなした人のココロの豊かと真の自信を感じてニッコリ。
    ボクもまだまだがんばらなくちゃと思ったりする、ゴチソウサン。



    関連ランキング:天丼・天重 | 神保町駅九段下駅水道橋駅



    それからちょっと移動をし、次の仕事までお茶を飲みます…、サボールで。
    imosabo.jpg不思議な店です。
    神保町の駅の近所で、なのにまるで森の中にあるような心地良い薄暗さがお店の周りにあるのです…、昼なお暗いとでもいいますか、人通りさえ少ない通り。
    お店の中も薄暗く、必死にカメラを構えてシャッター押さないと手ぶれ写真がもれなく撮れる、穴蔵みたいな暗さをもったミッチリとした濃密空間。
    レンガの壁には無数の落書き…、学生街の喫茶店って昔はどこでもこんな雰囲気だったよなぁって思いながら飲むコーヒー。
    酸っぱく苦く、小さなカップに必要以上に熱々で、それをフウフウしながら飲むのもまたなつかしい、さてさて仕事の時間が近づく、もう一仕事、ガンバロウ。



    関連ランキング:喫茶店 | 神保町駅竹橋駅九段下駅

     

    拍手[4回]

    フレッシュネスで朝にしました。
    414221d6.jpeg最近ちょっとご無沙汰の店…、横断歩道が少ない新宿通りに挟まれ家の向こうにあるお店にて、しかも近所のバーガーキングができてから、ちょっと気持ちが遠くなる。
    不思議なモノです。
    気持ちが遠くなってしまうと、距離まで遠くなったように感じてしまう。
    一時期、かなりの頻度で通っていたのにね…、料理も結構、口にあい好きだったのにごめんなさいね…、ほったらかしてとそれで久々。
    横断歩道をわたってテクリとやってくる。

    52715d3d.jpegカウンターで注文をして、螺旋階段トントンあがり、そして二階へ。
    日当たりのいい窓の大きなステキな空間。
    やっぱり昔に比べてちょっと静かになったような気がする。
    かつての馴染みの顔がチラリとみえはするけど、ちょっとさみしいココの朝。
    しかも寂しい。
    テーブルの上にずっと置かれていた花が、今日はなかった。
    とうとう、気持ちの余裕がなくなってしまったんだね…。
    業績不振が目に見える形でやってくるのはどうにもこうにもさみしくなっちゃう。
    とは言えボトルのまんまのケチャップ、それからマスタード。
    辛味調味料が何種類もおかれているのを見るとまだまだ大丈夫?
    グラスに入ったアイスティーにミントの葉っぱがあるうちはまだまだ多分大丈夫。

    ホットドッグはオキニイリ。
    フッカリとしたパンにカッチリソーセージ。
    ちょっとソーセージの皮が硬くなっちゃいましたか…、プチュンと一度にかみ切れず引っ張りながら噛み千切らないといけなくなった。
    その分、テーブルの上に刻んだオニオン、ピクルスがちらかる感じがちょっと厄介…、ひと口食べてはテーブルをナプキン使って拭いつつ、それでもパクリとお腹に収める。
    そして仕事に、レッツゴー!

    会社の近所…、九段下にある「むさしの」というそばの店。
    955f3796.jpegセルフサービスで食券買って作ってもらう。
    そこだけ見ると立ち食いそばのお店のようにみえるのだけど、カウンターに椅子が置かれて全席着席、しかもお店の人にまずは食べたい料理を注文。
    そしたらお店の人が即座に計算をして「370円分の食券買ってくださいね」って…。
    食券販売機がちょっと独特…、100円、200円、300円と100円単位のボタンが上段、下段に10円単位のボタンがズラッと並んだ販売機にて、値段分の食券を買うという具合。
    だから最初にお店の人にたのんで値段を教えてもらわなきゃいかんわけです。

    3e512239.jpegいくつか名物がありまして。
    例えば具材の春菊天。
    追加の太巻き。
    けれど今日は残念ながらそれらは売り切れ。
    ちょっと出遅れてしまいまして、それで代わりにインゲン豆の天ぷら選ぶ。
    そしてひやかけ、季節の商品。

    キリッと冷たい汁をゴクリと、ひと口飲むとあぁ、旨い。
    震えるほどに冷たくて、けれど不思議なほどに出汁の風味がシッカリ。
    いりこのエグ味に昆布のうま味、カツオの深い風味が口の中でスクッと立ち上がる。
    しばし目を閉じ、その輪郭を舌でなぞってたのしみたくなる、見事な出来栄え。
    インゲン天の油がにじんで混じっても、揺るぎないほどシッカリしてる。

    そばも独特。
    表面がスベスベしてない若干もっさりした食感で、ツルツルすすって食べるのじゃなくもぐもぐ、前歯で口の中へと送り込む。
    その表面がたっぷり汁をすくいあげ口の中へと運ぶステキに、ただただウットリ。
    七味やわさびの他にココには輪切り赤唐辛子が置かれてて、それをパラッと彩りもよくそれがときおり奥歯で砕けてピリッと辛味でビックリさせる。
    夏のそばはこれでキマリか!と思ってズルズル、腹、満たす。
    今度は早めの時間に来なくちゃ…、そう誓います、オキニイリ。



    関連ランキング:そば(蕎麦) | 九段下駅水道橋駅神保町駅

    拍手[2回]

    東京駅の周辺をグルグル動く今日の前半。

    0391a9b9.jpeg食事をします。
    東京駅からちょっとブラブラ。
    日本橋に向かう途中にあるお店。
    「お多幸本店」。
    おでんのお店でありまして、先日、ココでランチをと思ってやってきたけどランチタイムが終わってしまい、目当ての物にありつけなかった。
    夏におでん屋というのも不思議な選択肢。
    もしも「おでん」を季語にするなら絶対に冬の季語でござろう。
    暑い夏の日におでんというのはいささか一般的ではない。
    …、と思いもするけど、ココは年中、大繁盛。

    夏におでんを売る店と言えば、讃岐のうどん屋、あるいはコンビニエンスストアくらいなものって思っちゃいけない。
    専門店もシッカリ夏をのりきるのです。
    特に昼。
    気軽な値段の定食があり、それでいつも混んでいる。
    今日もランチタイムが終わりかけという時間なのに、一階客席はほぼ満席で、どうぞ二階へと階段あがる。
    そこもほどよく満席手前。
    最後のテーブルもらって注文…、しばし待つ。

    7b60c9c4.jpeg「とう飯定食」。
    おでんの鍋でクツクツ煮こまれ出汁をタップリ吸い込んだ、豆腐を茶飯の上にのっける。
    そしておでんの出汁をザザッとかけまわし、箸でザブザブかきこみ食べる。
    夜はおでんでお酒を飲んだ〆にザブリと。
    もともと、店の調理場のまかないごはんで生まれたという。
    立ったままでも食べやすく、なによりお腹に持たれず仕事を邪魔しない。
    それで隠れて食べてるところを、おなじみさんにみつかりこうして商品としてうられるようになったんだって!
    いい商品って厨房の中で生まれるモノ…、ってコトなんでしょう。

    それにしても豆腐のふっくら、やわらかなコト。
    茶碗をもって揺するとフルンとやさしく揺れてけれどシッカリ、きめが詰まって頑丈で壊れそうでこわれないのにウットリします。
    箸でひとかけつまんで食べると、コッテリとした出汁の風味と醤油の味わい、他の素材が出した甘みが豆腐の味と一緒になってジンワリ舌にのっかってくる。
    茶飯をすかさず書き込むと、固めご飯の食感と豆腐のトロリが交じり合い、口の中がにぎやかになる。
    七味をパラリ。
    ネギをパラリと薬味をくわえ、食感、風味を変えてザブザブ。
    体に良いモノ、体にやさしいモノでお腹をみたしてるんだ…、とお腹がポッカリ温かくなっていくのがたのしいオゴチソウ。
    f55a02e8.jpegおでんの出汁で煮込んだ大根、それから牛すじ、煮玉子と形は不揃いだけどもおいしいおかずがサイドについてくる。
    クチャっと奥歯で潰れて出汁を吐き出す大根、クニュクニュムッチリ、歯茎に粘りまとわりついてくるような牛すじの味わい、風味が濃厚で、なにより玉子の白身が薄くなってしまうほど煮こまれた黄身のネットリおいしいコトに、ウットリします。
    アサリの味噌汁、大根古漬けとどれをとっても上等な味。
    これでたったの650円というのがなんとも申し訳なく、ありがたくもあるそんな昼。



    関連ランキング:おでん | 日本橋駅東京駅三越前駅



    今日はこれから仙台出張…、とあるお店のオープニングの最終チェックに向かいます。

    95452f88.jpeg8月最後の週末で、東京駅の新幹線改札界隈は浮き足立ったようににぎやか。
    それに加えて駅の大丸。
    弁当・惣菜コーナーがフルリニューアルしてオープンしてた。
    そこがまさしく阿鼻叫喚。
    出張、旅行の前の人たち。
    物見遊山の人たちや、業界視察のスーツオジサンに混じってテレビのカメラが動く。
    近いところの話題スポット。
    しかも「食がテーマ」の売り場で、人を集めやすいのでしょう。
    かなりの広さにバリエーションで最初はウキウキしていたのだけど、しばらくすると「あれま」と思う。
    同じような商品ばかりが目立つのですネ。
    焼鳥屋さんだけでも5軒や6軒はあり、それに加えて焼き鳥まがいの料理を売ってる店がいくつもあってなんだか、売れ筋ばかりをかき集めたって感じがひしひし。
    前の弁当売場の方が、ボクは好きかもしれないなぁ…、と、結局、買うものみつからず東京駅の中にくる。

    グランスタにある弁当売場。
    そこで「キッチン梵」のビーフカツレツサンドを買った。
    薄切りの角食パンをこんがりやいて、分厚い牛ヒレカツを挟んだだけのモノ。
    シンプルだけど、パンの味わい、カツの食感、肉のうま味がそれぞれ見事でソースの風味も肉の持ち味邪魔せぬ上等。
    芥子をプチュンと落として、まるで草間彌生のアートみたいだよね…、っていいつつパクリと北へ旅!
     

    拍手[8回]

    前のページ HOME 次のページ
    Copyright © サカキノホトンブログ All Rights Reserved
    Powered by ニンジャブログ  Designed by ピンキー・ローン・ピッグ
    忍者ブログ / [PR]