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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
    年齢:
    64
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    そろそろ涼しくなってきて、それで心置きなくお腹に汗をかいてやろう。

    8287397a.jpegそれで熱々麺を味わう。
    八重洲口側の頂上麺。
    土鍋でグツグツしてやってくる。
    だから夏に食べてしまうと汗がひかなくなってしまって大弱り。
    辛くて熱くて汗だくだくな料理だったら夏でもいいけど、重厚な味で辛くなくしかも熱い料理はやっぱり秋から冬に向かって食べたくなるモノでして。
    それでいそいそ…、やってくる。

    それにしても不思議なお店のしつらえです。
    厨房をグルリと取り囲む形でカウンター。
    カウンターの後ろにグリルとテーブル席というその形はよくある麺の専門店。
    けれどこの店。
    カウンターがステンレス。
    椅子のステンレス色に木枠が塗られて、食品工場の中にいるような感じがしてくる。
    全体的にひんやりとした空気感。

    普通飲食店にはこうした冷たいしつらえは良くないって言われている。
    けれど、この店の土鍋系の料理をたのしむためにこの冷たさがむしろバランス取れてていいかも。
    オモシロイなぁ…。
    清潔感もその分、キチッと伝わっていいんじゃないかと思ったりする、さて、食事。
    c2751393.jpegハーフサイズの頂上麺…、オイスターソース味の醤油味した濃厚スープでふかひれと一緒にクツクツ煮こまれた麺。
    土鍋も熱くて、とろみスープがブクブク粘って沸騰している。
    「器が熱くなってますから」って提供と同時に言うけど、そんなコトをいちいち言われなくてもこれはさぞかし熱いに違いない!って直感できていい感じ。
    メインの麺にエビマヨ、それからおかわり自由のご飯がついて一揃え。
    それにしても熱い。

    ee44fbf3.jpeg土鍋が熱いところにもってきて、スープのとろみで冷えていかない。
    ずっと熱々状態で、れんげにのっけてフウフウしながらそっと食べないと、上顎ベロンとやけどする。
    コッテリとしたオイスタソース味。
    極細麺で、当然トロンと火が入ってて歯ごたえはない。
    けれどヌルンと小麦が粘って、とろみスープと一体となり喉をトゥルンとかけおちる。
    麺を味わう料理じゃなくて、スープを味わう料理なのでしょう。
    だから麺もスープと一体。
    熱々なのに食べはじめると止まらなくなり、やっぱり口が汗をかく。

    実は今日、頂上麺と一緒に「もやしと黄ニラの炒め物」をどうですか?ってはじめて言われた。
    見ればポップメニューがあって、300円と値段がついてる。
    こりゃ、気が効いている。
    フカヒレスープをおいしくさせるサイドの料理の代表格。
    高級な店にいけば、金華ハムと一緒に炒めたもやしや黄ニラがやってくる。
    そのなぞりでしょう…、塩と鶏のスープのうま味でジャジャっと炒めたモノがタップリ。
    これがシャキシャキ、歯ごたえたのしくとろける麺の食感際立て、おいしくさせる…、コシがつよくて歯ごたえのある麺とモヤシをあわせてもそのシャキシャキが麺の歯ごたえ邪魔してしまう。
    歯ごたえのない飲み込むタイプの麺だからこそ、どちらもおいしく味わえる。
    なんで今までなかったんだろう…、って不思議に思う、オキニイリ。
    8080182a.jpeg麺をスープと一緒にズルリ、途中で黒酢を足して味に深みをくわえ麺がほとんどなくなったら、そこでご飯にスープをかける。
    お米が途端にツヤツヤ、キラキラ輝いて食べるとホツリとご飯の粒が舌の上にて立ち上がる。
    スベスベ舌を転がるようなフカヒレスープご飯を味わい、エビマヨパクリと味わえばなんとも贅沢…、香港的なる美味世界。
    食後のスベスベ杏仁豆腐を、ツルンと食べて舌と喉をいたわってお腹も満ちる。
    今日のご飯のテーマはなめらか。
    顎をほとんど使わずすべてを味わってお腹を揺すって、さぁ、帰ろ。



    関連ランキング:中華料理 | 東京駅大手町駅日本橋駅



    ステキな動画…、シェアします。

    21 Balançoires (21 Swings) from Daily Tous Les Jours on Vimeo.


    「21 Balançoires」っていうこのタイトル…、21個のブランコっていう意味で、モントリオールの音楽関連の公共施設に設置された、音を奏でる21個のブランコのコト。
    ブランコが揺れるごとに音楽がなる。
    ブランコによりその音楽が異なって、単体でもたのしめるんだけど何人もで同時にブランコをこぐとハーモニーが奏でられるという仕組み。
    ただ、上手く振動数を合わせないと曲になっていかないので、知らない同士でも自然と意思の疎通ができるようになったりするんだというステキ。
    バス停の横に置かれた遊具施設で、でもたのしくってバスに乗るのを忘れちゃいそう。
    夜になるとライトがつくのもまたステキ…、こんなステキが東京にもあったらいいのにって思う夜。 
     

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    会社に行く途中で、スタバに寄って昨日から売りだされていた新作。

    77029793.jpegクランチーキャラメルマキアートを飲んでみる。
    昨日もスタバに行ったんだけど、気づかなかった。
    気持ちがショーケースの方に向かっててドーナツ見つけて小躍りしたから。
    今日は平常心を持って、メニューを見ていたらレジの横にポップがたっててそこにコレ。
    ポップデザインが茶色が基調で、そろそろ夏も終わったんだなぁ…、って。
    しんみりしながらたのんで試す。

    カップの底にキャラメルシロップ。
    コーヒー注ぎ、ミルクを足してホイップ、それからキャラメルシロップ。
    砕いたキャラメルをパラリと散らして見た目もちょっと秋模様。

    ストロー使わずそのまま口をカップにつけて、ススッとすするとホイップクリームと一緒にキャラメルの粒がパラパラやってきて、齧るとパリッとこわれてたのしい。
    クリームブリュレを飲んでるみたいな食感ちょっとオモシロク、ストローさして底から飲むと今度はプリンをのんでるみたいな感じがしてくる。
    やさしい甘さとほろ苦さ…、香り豊かで味も夏の終わりを告げてるような気がする。
    これから寒くなってくと、ここにシナモンのフレーバーが乗っかってきてホリデードリンクに向かって甘くなってくんだねって思いもしました、昼のコト。

    ところでスターバックス公式動画を一枚発見…、貼っておきます。



    クランチーキャラメルマキアートでググッてみたらできた動画が、ディスカバリーシリーズを使って作るキャラメルマキアートのおうちレシピって感じのこれ。
    これみてそうよネ…、マキアートってエスプレッソにミルクの泡を乗っけて作るものなのになんでこれにはホイップクリーム使ったんだろうって、ちょっと不思議に思う夏。
    スタバさま的アレンジドリンク。
    小さなコトは気にせずワカチコ♪ってことなんでしょう、まぁ、許す。

    そして夜…、会社の仲間と一緒に会社の近所で中国料理。
    0bcdc6ba.jpeg太湖飯店という店で、先月の最初の月曜もココでみんなで食事をしました。
    月のはじめの月曜日に、ココで一緒に食事をするというのがなんだかステキなルーティンになりそうな予感であります。
    どこでなにを食べるかよりも、どこで誰と食べるかに意味がある会食をする…、しかもそれをみんなのたのしいルールにするっていいものですね。
    お店の人とももうおなじみさんになったようで、食後に杏仁豆腐のサービスまでもしてもらっちゃう…、ツキを呼ぶお店のような感じさえする、オキニイリ。

    90d10338.jpeg白菜を繊維にそって縦に切り赤唐辛子の辛味を加えた甘酢でつけた前菜に、豚バラ肉を固まりのまま茹でて切り分けにんにく醤油で味わう雲白肉。
    雲を味わうような、ツルンと豚の脂の食感にニッコリしながら、ビールで乾杯。
    季節の枝豆とエビを塩で炒めたモノ。
    脇役のはずのネギが甘くてトロンとうまい。
    豚肉を細切りにして炒めてそれを玉子で閉じた、塩味おいしい油の料理。
    春巻き、それから焼売をみんなで分けあいほどよく満足。

    ココはもともと麺の料理がおいしいお店で、お酒のつまみにかた焼きそば。
    五目あんかけとパリパリとした揚げ焼きをした麺の食感が、食事というよりよきつまみ。

    〆はジャージャー麺をたのんだ。
    ボクの好物…、なのであります。
    韓国風のコッテリとしたジャージャン麺も好き。
    残念ながら盛岡名物のじゃじゃ麺は、残念ながら未だ経験がないのだけれど、多分、好きなんだろうなって予感する。
    味噌の風味でおいしくホツホツ炒められた、肉味噌タップリ麺にのっけてそれをグルグルかき混ぜ食べる。
    中国風のミートソースパスタのような、甘くて辛くて風味豊かで、なにより麺がシコシコ上等。
    千切りきゅうりで口をシャキッとリセットさせつつ、次から次へと麺を口へとたぐりいれモグモグ食べて、お腹もたのしく満たされる。
    また来月をできればココでと思いつつ、部屋に戻れば窓から月がうつくしい。



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    秋葉原で用事をすませ、さて晩ご飯をどこかで食べよう。

    7e82296f.jpegまずは秋葉原でとんかつか長崎料理を食べようか…、と電話をかけてみるも休業。
    お盆休みのまっただ中でもありますからしてしょうがない。
    それで東京駅の近所でお店をさがしましょうかと、電車に乗った。
    乗った途端にせっかくだから有楽町までいってみようよ…、とそれで「小洞天」にやってきたのでありました。

    もっとも最初は丸の内にある別のお店を覗いてみようと、わざわざ行ってみたのだけれど予約で満席。
    まさかこんな時期の丸の内。
    予約で埋まるレストランがあるなんて思わなかった。
    かつて丸の内の盆休みなんて人っ子ひとり歩かぬ廃墟のような街であったのに、時代は変わったというコトでしょう。
    それでいつものオキニイリ。

    焼売がおいしいので有名な中国料理のお店であります。
    有楽町や銀座という街には珍しく大きなお店で、テーブルクロスのかかった丸いテーブルがズラッと並び低い天井からはシャンデリア。
    まるで香港。
    歳をとって落ち着いた従業員が黒服を着て、テキパキ働いているさまも香港のちょっと上等な飲茶レストランのような感じで結構好きなお店であります。
    何より焼売…、ボクが一番好きな焼売はココの焼売…、だからそれ。

    fdbd0c7e.jpeg豚ひき肉がホツホツ奥歯で潰れる食感がまずはゴチソウ。
    皮は極薄で肉をまとめる役割だけを果たす控えめ、だから肉を食べているって感じがするのがとてもたのしい。
    肉のうま味に生姜の香り、貝柱などの海のうま味が潜んでて何もつけずに十分おいしい。
    タップリの芥子。
    それに醤油をちょっとだけつけて食べると、グインと素材の持ち味が引き立ちメイン料理にふさわしいごちそう感が際立ってくる。

    中華料理のサイドで用意されている代表的な点心3種。
    餃子に焼売、それからワンタン。
    どれがどの順で好きかというと答えは簡単、「焼売<ワンタン<餃子」の順番。
    肉や具材の持ち味をたのしむ料理としての焼売の地位は不動で、ぺろぺろとした皮の食感をたまに味わいたくなってそれでワンタン、その両方がおいしくないときに限って餃子という感じ。

    0bcef75e.jpegだからこうして焼売がおいしい店には足が自然とむいてしまいます。
    ランチどきにはこの焼売に焼きそば、ご飯、スープにサラダという定食があってかなり繁盛している。
    三菱系の会社の人たちがオキニイリの店でもあって、ボクも何度も彼らと一緒にランチをここで撮ったことがある。
    夜もそうした定食が、ランチどきよりちょっとだけ高いけれども気軽な値段でたのしめたりするのもステキにありがたい。
    大飯店なメニューもシッカリあるのにひとりでやってくるお客様がちらりほらりといるのがいいな、と思ったりする。

    単品メニューでやきそばたのむ。
    やわらか焼きそば。
    モヤシにニラ、細切り豚肉、錦糸卵と具材たくさん、いろどり鮮やか。
    縮れの少ない卵麺。
    一旦蒸して、それをシットリ。
    鶏がらスープと中国醤油で味をととのえた焼きそばで、ソースやきそばみたいにみえるのだけど見た目を裏切る、やさしい醤油の香りと味がほんわかしてる。
    お酢をかけると甘みがひきたち、芥子を混ぜるとピリッと辛味が引き立っていく。
    ちょっともそもそした食感が、実はご飯のおかずによくって、昼にはこれでご飯がもりもり食べられたりする…、夜はビールのつまみにピッタリ。
    352c3eb9.jpegそれから料理をいくつかたのむ。
    プリプリえびを油通しして、甘酢唐辛子のタレでからめた炒め物。
    中国料理は野菜がおいしい…、シャキシャキとしたピーマン、レンコン、そこにカシューナッツのコツコツとした食感混じって、奥歯がたのしくなる料理。
    ナスと豚肉細切りを甘辛炒めにしたものも、ムッチリとろんとなめらかなナスの食感とたくましい豚ロース肉の噛みごたえが癖になるようなオゴチソウ。
    話しも弾んで、テーブル囲むみんなが笑顔になった夜。



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    神楽坂の坂道の途中にある、韓国料理の南山にて昼。

    bbf31b58.jpeg冷麺がおいしいお店なのであります。
    昨日までの涼しさが、すっかり嘘のように今日は朝から暑くって、それで冷たいモノを食べたくなってた。
    仕事をしていた場所がたまたま近所でそれでテクテク、坂道登ってココに来ました。

    冷麺には平壌式の細くてヌルンと力のない麺を使ったタイプがひとつ。
    大根キムチの漬け汁を発酵させたスッキリ酸っぱいスープをメインに麺をはさみでジョキジョキ切って、スプーンですくって食べるとおいしい。
    つまり麺料理というより、麺の混じった冷たいスープ料理のような食べ物でボクは好き。
    でもって、もうひとつの冷麺が盛岡風の太い麺。
    その麺に負けぬドッシリした牛骨スープで食べる、日本の焼肉レストランの〆の冷麺と言えば圧倒的にこっちの方が一般的で、麺が主張し過ぎて拾はあんまり好きじゃない。
    なんだけれど、ここの冷麺。
    そのあんまり好きじゃない盛岡系の冷麺ながら、なぜだかたまに食べたくなる。
    おいしいのです。
    本当においしい…、だからこうしてテクテク、坂を登ってまでワンシーズンに一回は必ずやってきて食べる。

    d9ccf0cf.jpegさなお店で場所もそんなに良くなくて、けれど昼はいつも混んでる。
    注文してから麺をつきだして、茹でて冷水でギュギュッとしめる。
    だから少々、待つことになる。
    最初にやってくるのはナムルにカクテキ。
    モヤシにわらびのナムルの味はシッカリしていて、お腹がグーッとなりはじめ、なによりココのカクテキのコリコリカリカリした食感と、ほどよき発酵具合がステキ。
    昔はカクテギが苦手だった。
    けれど今では白菜キムチよりずっとカクテキのカリコリ固い食感が好きだったりする…、あぁ、これで生のマッコリ飲んで冷麺待てたらいいだろうなぁ…、って思っていたら、さてやってくる。
    白い丼。
    中にはタップリ、スープの海とそこにクルンと山なす麺。
    明るい黄色でツヤツヤ輝くみずみずしき麺に、茹でた玉子にネギにごま。
    スイカが赤い色を添え、うつくしき景色をなしてる、ウットリします。

    71fb2dd6.jpegまずはスープをゴクリとすする。
    ドッシリとした肉のうま味が口いっぱいに広がっていく。
    生臭さなどまるでなく、鼻から抜ける明るい香ばしさにウットリ。
    コンソメスープの上等なのを煮詰めて煮詰めて濃厚にしたような味わい。
    そこにほんの少しの酸味が混じって、キムチの辛味もスキッと軽快。

    麺を崩してスープをグルンと混ぜあわせていく。
    すると底から薄切りにした大根の漬物、それからキュウリの甘酢漬け。
    それから茹でた牛すじ肉がフワッと浮いてくる。
    それらのうま味がスープにゆっくり混じっていって、肉味スープのうま味に奥行きがついてくるのがオモシロイ。

    太い麺、
    スベスベツルツル。
    すすって口の中に入れるとシコシコしてい歯ごたえがある。
    けれどゴムのようではなくって、ほどよく歯切れてムチムチ。
    ゆっくり粘って喉の奥へと消えて行くのが寂しくなるほど、ずっと噛んでその歯ざわりをたのしみたくなるステキな食感。
    シャキシャキ、薄切り大根の歯ごたえ麺の食感引き立て、キュウリを噛むと、甘酢がジュワッと滲んででてきて、口の中が穏やかになる。
    d0bdc5f9.jpegそれにしても茹でた牛肉が最初は硬く歯に抵抗して、それがゆっくりほぐれてうま味を吐き出していくそのおいしさにウットリします。
    具材は少ない最小限で、つまり麺の食感とスープのうま味を邪魔せず存分に引き立てる。
    やっぱりココのコレがボクは盛岡系では一番好きかも。
    ランチのセットで何種類かの丼が選べるんだけど、中でもイカの炒めたものをのっけたご飯のビリっと辛くて甘みが後から広がる味わい…、ココの冷麺のスープにピッタリ。
    すべてをたのしく堪能し、また来ませんと…、と思って帰る、オキニイリ。



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    昼を東京駅の近所で迎える…、それでランチをと日本橋の方に歩いた。
    037b6134.jpegおでん屋さんの「とうめし」を食べようか…、って思って歩いた。
    おでんのタレで甘辛煮込みになった豆腐を茶飯の上に乗っけただけの、シンプルだけどこの上もなくおいしくて、今日のような蒸し暑い日には食欲わいていいんじゃないかと、そう思って歩いてきたら、なんとガッカリ。
    ランチタイムの営業が終わってしまっておりました。
    うーん、残念、どうしようか…、とそれでテクリと歩いて中国料理のお店「萬楽飯店」を選んで食べることにしました。

    9328168c.jpeg大衆的な中国料理のお店でござる。
    食堂風のテーブルに、中国モチーフの丈夫な椅子がズラリとならび、「ラッシャイマシーッ」って中国訛りの元気な声で、女性スタッフがお出迎え。
    さすがにお昼休みの時間もとおに終わってしまっているからでしょう。
    お店の中はガランと静か。
    けれど厨房の中ではガランガランと鍋を洗う音やら、お皿を洗う気配がしてて、ついさっきまで忙しかった名残を感じる。

    玉子そばっていうのをたのむ。
    天津麺。
    あるいはカニ玉そばと呼ばれるモノであります。
    分厚く焼けた卵焼き。
    醤油ベースのスッキリとした透明スープの上に浮かんで、そこにトロンと白いあんかけ。
    玉子を割ると、中からタップリ、カニのほぐし身、それからタケノコ。
    スープを含んだ焼けた玉子はポッテリ、シットリ。
    口に運ぶと、口の中でジュワッとスープを吐き出してく。
    ついさっきまで油で焼かれた玉子は熱々、湯気がブワンと噴き出してきて舌の上でもなおも熱々…、ハフハフしながら食べると玉子とスープの味が広がってくる。

    細くて縮れた卵麺、スッキリスープと相性が良くスルスルすするとスープがタップリ、口の中にやってくる…、普通においしくお腹にたのしいよきゴチソウ。
    2af765d3.jpegランチセットでチャーハンがつく…、お茶碗半分くらいの分量。
    これがなかなかおいしかった。
    ご飯ひとつひとつがよく焼けていて、これを炒めた中華鍋にこびりついた脂やうま味が移ってテカテカ、醤油の風味と色が眩しい。
    刻んだチャーシュー、焼けて焦げ目がついた玉子にネギに玉ねぎ、グリーンピースと具材も典型的なる街場中国料理屋さんのチャーハンらしくて、ウットリします。
    ひと口含んで、ラーメンスープをゴクリと飲むと、口の中が天国クラスの味になるのにニコリとしながら、お腹を満たして、さぁ、仕事。



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    東京駅に戻って移動といたしましょう…、と歩く途中にこの看板。
    東京駅の向かい側にあるオフィスビルの地下にある飲食店の閉店ニュース。
    今時、こうした貼り紙を見るのは決して珍しくはない…、けれどその貼り紙に書かれた店名がどちらも、知らないお店じゃなかった…、それでビックリ。

    c5b56a8f.jpeg中国料理の天山さんは、昔、一緒に仕事をずっとしたことがある。
    ここのかつての調理長は薬膳料理の大家の1人で、商品開発や調理指導をお願いしたりしたことがある。
    名店でした…、体にやさしく、けれど味わいしっかりとした健康ブームでできた店とは違った真剣。
    オキニイリのお店のひとつでありました。

    もう一軒の穴子屋さんは、穴子が名物のお寿司屋さんで、ココの「おまぜ」って穴子の握りがメインのランチはコストパフォーマンス抜群のランチのお寿司でありました。
    鰻の価格が高騰するのにあわせて穴子も仕入原価が高くなってる。
    だからでしょうか?
    それともこのビルそのものが再開発かテナント入れ替えの方針を出し、それで閉店したのでしょうか?
    ビルの前にある古いビル群の再開発がスタートし数年後には超高層ビルが何本も建つ.。
    そうなったらばこの界隈の環境もかなり良くなり飲食店の出店立地としては決して悪くないのに。
    なぜなんだろう…、ちょっと切ない、足取り重く移動する。
     

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