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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
    年齢:
    65
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    さてさて昼に肉を食べたい。
    今、食欲がちょっとおかしく、いつもおいしく感じる炭水化物がなぜだかお腹に入っていかない…、けれど元気を出さなくちゃってそれで肉。
    3c2b6b1e.jpgロイヤルホストグリルに来ます。
    正式名称は「グリル&イタリアン・ロイヤルホスト」。
    アメリカ的にイタリア料理とグリル料理は相性よろしい組み合わせ。
    ニューヨークのミートマーケットを牛耳ってるのはイタリア系のアメリカ人で、だから彼地でおいしいステーキを食べようと思ったらイタリア人が経営するステーキハウスを選べばいい。
    当然そこにはおいしいパスタやシーフードがある。
    ロブスターをグリルしてボンゴレビアンコをスープがわりに〆はガツンとティーボーン。
    そんな肉の楽しみ方を、日本に伝えるつもりでこうした名前をつけたとしたらばステキ。
    でも実態はグリル料理だけでお客様が集まるか、ちょっと怖くてスパゲティーもおいてみましたみたいな感じで、ちと残念。

    dbefb32a.jpgとは言えここの肉焼き用の専用グリラーは気合が入った本物で、それで久々。
    やってくることといたしました。
    ランチタイムのメニューはお得。
    けれどちょっとかなしいところが、セットでついてやってくるスープがなんとわかめスープなのでございます。
    それも水で溶く奴で、焼肉屋さんのランチで出てくるみたいなの…。

    うーん、情けない。
    ココにはおいしいクラムチャウダー。
    あるいはオニオングラタンスープがあるというのにコレ。
    ニューヨーカーな気分はまるですっ飛んで気持ちがなんだかかなしくなっちゃう。
    安く売るための工夫なんでしょうけど「安物売り」なチープさを生む。
    本当にスゴク勿体無くって、一体何を考えてるの…、って思ってしまう、なさけない。

    最初から出来ない子なら期待はしない。
    けれどこの店…、実力はある。
    潜在能力はあるのにそれを発揮できない、あるいは発揮させてもらえない、だから尚更なさけない。

    ランチ用のグリル料理の写真をみたら、付け合せにはブロッコリ2房という寂しい姿。
    これは一体どうしたこと?って、店長さんにきいてみた。
    えぇ、申し訳程度の野菜で申し訳なく思いますと…。
    なるほど、申し訳ない商品をわかって出しているのですネ、ってちょっと嫌味を言いながらサラダをもらうことにする。

    1afff4ce.jpgランチにはメインディッシュにスープとご飯という組み合わせ。
    それしかつかぬ「食事」じゃなくて「飯」的構成。
    体にやさしい素材選びに注力している。
    健康的な食を後押しいたしましょう…、という会社の掛け声むなしくて、ならばもっと野菜をお皿にのっけなさいよと。
    言っても詮無い…、だからサラダをたのみます。

    シーザーサラダ。
    さすがにココの野菜選びは見事でござる。
    肉厚。
    そして青々している。
    緑の深さが「ボクは太陽の日をたっぷり浴びて育ちました」と言ってるようで、ヨダレがでます。
    実際食べると、バリバリ、とてもたくましい。
    食物繊維の一筋ひとすじを前歯が感じて、奥歯でバリバリ噛み砕く、その食感がなによりゴチソウ。
    大きく切った葉っぱの大きさ。
    当然、ナイフで切り分けて食べなくては口に入らぬ大きさで、ザクザク、腕に伝わってくるその感触に、あぁ、贅沢だって心が踊る。
    ドレッシングをかけただけじゃなく、葉に揉み込んでつくるスタイル。
    チーズにクルトン、たっぷりほどこす本物派にて、これはおいしい、アリガタイ。

    ミックスグリル。

    7a22f5dc.jpgハンバーグにグリスソーセージ、それから照り焼きチキンという、どれもご飯のオカズにぴったりな肉の料理がずらりと揃う。
    かつてロイヤルホストで抜群の人気を誇った料理であります。
    ただ昔のハンバーグのパテやソーセージ、あるいはチキンと素材は違う。
    鉄板の上でジュウジュウしてたし…。
    今では静かにお皿の上で、ひっそり息を潜めるようにしてやってくる。
    お皿も熱々で、必要以上に熱が入らないからこれもまたよしという感じ。

    このハンバーグ。
    この店の名物料理のひとつで理由は、切ると肉汁がたっぷり出てくるというところ。
    焼きあがった直後の状態は、真ん中部分がこんもり小山に盛り上がってる。
    切るとたしかにプチュっとおびただしい量の肉汁が飛び出してくる。
    理由は簡単。
    パテの中にコラーゲン分を予め、潜ませ焼くとその部分が溶け切るとプチュっと出てくる仕組み。
    小龍包が肉汁まみれであるのと同じ理由でござる。
    その証拠に、切った断面を見るとところどころ小さな穴が空いていて、ココに肉汁の素が仕込まれていたというワケですね。
    それはそれでよし…、でもお皿の底にタップリと、本来、口に入るべき肉汁がこうして溜まってしまっているのが少々、口惜しいですか。
    これをもれなく食べられるよう、下にピラフとかマッシュポテトなんかを敷いてくれればいいのに。
    チキンの皮も焼けてなく、ソーセージだけは見事においしい。
    今のファミリーレストランにしてはなかなかの出来栄えだけど、かつてのロイヤルホストの当然がここにもないって、それがちょっと寂しくなった。
    さてさて仕事といたします。



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    辛いものを食べたくなった、しかも熱いの。

    39d7af3e.jpgそれで純豆腐…、東京純豆腐にやってくる。

    韓国料理の辛さというのはちと独特で、口の中では潔い。
    一口目からしっかり辛く、なのに食べ終わったらスッキリ消える。
    赤唐辛子の辛味はスキッとキレが良いから。
    コレが胡椒やカイエンペッパーのような辛味であったとしたら、ズーッと辛い。
    中国料理の痺れは頭を痛くする。
    しかも食べた途端に効き始め、ぽかぽか感が持続する。
    今日みたいな寒い日には、食べたくってしょうがなくなる。
    ちなみにボク。
    カレーの辛味はかなり苦手で、なにより油が重たく感じる。
    調子にのって食べてると、パタッとお腹が動かなくなって一日つらくなったりします…、不思議なコトに。

    さて純豆腐。
    季節のメニューに「牡蠣の純豆腐」っていうのがあって、それでそれ。
    だってアサリやイカのような海鮮素材との相性は抜群ですから。
    ランチは純豆腐チゲにご飯、ナムルに杏仁豆腐がついて一揃い。
    韓国料理でありながら、キムチがつかないところがココは「女性好みのカフェ的」雰囲気をアピールしたい店なんだろう…、と。
    だからかさすがに女性が多い…、おじさん客はボクひとりなり!

    aec82166.jpgお待たせしましたとやってきた直後はサラサラ。
    ブクブク沸騰していてそれを、グルンと混ぜるとスープがトロトロ、とろみをもってく。
    なんだか不思議。
    選べる辛さはベリーホットという上から三番目の辛さ、トッピングとして韓国海苔と春雨選んでたのむ。

    ハフっと一口。
    あれ?って思う。
    辛味がちょっと足りないような…。
    韓国料理の特徴は辛味以上に甘みがしっかりしているところで、だから甘い。
    甘いのだけどペトッと甘くて、なんだかうま味が足りなく感じる。
    口の中のこの料理から辛味や酸味といった味を次々引き算してくと、本来ならばうま味が残るはずなのに、甘みが残る。
    スープベースにコクがなく、コクの代わりに甘みを使ってごまかしました…、ってそんなふうにしか思えない。
    なんだか残念。

    前はこんなことなかったのになぁ…、今日が特別なのかもしれない。
    食べ続けても汗もでないモノ。
    体が汗をかかぬ以上に、お腹が汗をかかぬぬるさにご飯もすすまぬ。

    それでサイドについたナムルを、ご飯の上にのっけてみます。
    そこに牡蠣。
    ポッテリとしたそこそこ大粒の太った牡蠣をのっけて食べる。
    牡蠣のビビンパみたいな感じで、気持ちがかわってお腹がみちる。
    おいしい純豆腐チゲがいろんなところで気軽に食べられる…、ここでなくちゃいけない理由はなくなっている、なのになんでこんなコトになっちゃってるんだろう。
    ちょっと残念…、どうしよう。



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    次の予定の時間まで、お茶飲みながら、ちょっと休憩…、スタバに来ます。

    1b869f71.jpg先日、ためした「小豆抹茶ラテ」のコト。
    日記に書いたらこのフレーバーのフラペチーノもおいしいですよ。
    しかも豆乳で作ってもらうと、もうビックリですってコメントもらう。
    それでそれをためしてみようと、やってきました…、たのみます。

    ショート小豆抹茶フラペチーノを、ソイでとお願いしたら、ホイップクリームはどうしますか?って。
    のせた方がおいしいですか?って、聞いたら私はホイップ抜きが好きですけれど…、と。
    それならそうして下さいな…、って作ってもらってそれでコレ。

    こりゃ、おいしいです。
    危険です。
    まずは表面だけをストロー使わずペロンと舐める。
    すると、わらび餅みたいな味がする。
    きなこの風味と黒蜜っぽい甘みとコクがフワッと漂う。
    ストロー刺してチュチュっと飲むと、最中アイスの抹茶味を飲んでるみたいな味がする。
    甘い。
    そして濃厚で、けれどゴクゴク飲めるほど後味スッキリ、サラッとしてる。
    ショートサイズでもらったことを後悔するほどおいしくて、こりゃ危険だわ…、ってうろたえるほどのオキニイリ(笑)。
    それにしてもひさしぶりにきたブラックエプロン…、やっぱりお店のスタッフさんの対応力や接客力の高いことにはウットリします。
    ただかつて、隠れ家的でスペシャルな空気に満ちていたのだけれど、それが少々、薄まっちゃった、それが残念…、しょうがない。



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    野菜が足りない…、たしかにブログを見てると最近、肉・炭水化物・肉みたいな生活。
    野菜を食べよう、場所は新宿南口。
    そうだ、あそこに行ってみよう…、と高島屋の上にある食堂街にやってくる。

    04ed5903.jpgシーザーサラダのおいしいお店があったのです。
    あったのだけど、今日きてみたらなくなっていて、他のお店になっちゃっていた。
    あぁ、どうしよう。
    そう思って、そこに入ったレストランを次々回る。
    和食、洋食、アジア料理とどこを見ても野菜がメインのランチはなくって、あぁ、残念。
    そこに一軒。
    「新宿ローズ邸」って言う高島屋さんがやってるお店。
    かつての「デパート大食堂」が姿をかえて上等になり生き残ってるところがあった。
    いろんな料理が揃ってて、ファミレスみたいな使い勝手がありそうで、それで飛び込みメニューをみたら、なんと「トルコライス」があるではないの。

    長崎生まれの郷土料理というプレートモノ。
    カレー味のピラフ、それにナポリタン。
    隣合わせに盛りつけて、そこにポークカツレツをのせ上からデミソースをトロンとかけるという料理。
    大人のお子様ランチのようなサービス精神旺盛を感じる料理。
    実は一度も食べたことがない…、それでためしてみましょうと。
    大きな楕円形のお皿でやってきたのにちょっとウットリ、そこに五穀米の上にのっけたドライカレーとナポリタン、間にカツレツ、デミソースかけというモノでござった。

    a7aaae07.jpg違うんだろうなぁ…、本物とは。
    それぞれ料理が混じり合わないように、空間作って盛っている。
    何回か見たご当地モノの記憶をたぐると、全部が渾然一体となるまるでオペラのような食べ物。
    これじゃぁ、交響曲じゃない!って。
    高島屋という暖簾をしょったお店ですから下世話な料理は出せぬのでしょう。

    ナポリタンは水っぽく、一口おきに「もっとケチャップを」とゲーテのような気持ちになるし、カレーは甘くておこちゃま風。
    ほんの少しの五穀米というのもなんだかケチくさく、ポークカツレツがザクリと二つに切られているのも気持ちが下がる。
    ナイフにフォーク、スプーンがついてくるのです。
    大きなカツをナイフで切って召し上がれ!
    …、ってことなのでしょうけどこうした料理はスプーンとフォークで食べきれる。
    それが粋と言うモノで、そうじゃなくてはたのしくはない。

    サイドのサラダは立派でした。
    パリパリとしたレタスにキュウリ、トマトも赤く熟して甘い。
    なによりキュウリの皮に細工をほどこした、職人魂にちょっとウットリ、うつくしい。
    B級グルメと呼ばれるモノを、上等にアレンジするとろくなことはないって典型的な事例でござる…、野菜がおいしく食べられたから、良いとしましょう、そんな店。



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    量も少なく気持ちもあまり盛り上がらない。
    そんなお昼の料理を食べて、それでは次の仕事に向かう元気がでない。

    dntl.jpgアイスクリームを食べました。
    ドナテロウズというお店。
    目黒に一号店ができたとき。
    まさにバブルの真っ只中で、ワザワザ車を走らせ行ったものであります。
    当時はまだ、アイスクリームと言えばアメリカ。
    ハーゲンダッツやホブソンズなんて、黒船ブランドに行列できていた時代。

    ジェラートなんてまだまだ珍しい時代のコトで、そのなめらかとフレッシュ感にビックリしました。
    乳脂肪分が命のアメリカアイスクリームに比べてジェラート。
    口溶け感がやさしくて、口の中でジュースやフルーツに戻っていくようなそのやさしさにかなりハマった。
    特にこの店。
    エスプレッソのジェラートがおいしくだから、食後に無性に食べたくなった。
    その思い出をカップにつめて。

    エスプレッソのジェラートに、いちごミルク。
    それからフランボワーズを小さなカップに詰め込む、これで390円。
    バブルの頃はもっと高くてビックリしてた思い出がある。
    エスプレッソの苦味と甘みに、フランボワーズの酸味がくわわりケーキのような味わいになり舌でとろける。
    いちごミルクはとてもミルクキー…、イチゴに練乳かけて潰して食べた後に、お皿に残ったピンク色したジュースを飲んだような気がするそんな味わい。
    体がやさしく癒されて、さてさて仕事といたします。



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    牛角で食べ放題を勉強する夜!
    gk.jpg来週がクリスマスイブという師走の週末…、新宿は溢れんがばかりの人、人、人。
    気持ちは肉を食べたいという。
    予約なんかしなくったてなんとかなるさと、何軒か、行きたい店をわたりあるくもどこも一杯…、さぁ、どうしましょうと。
    思ったときに目の前に「牛角」の看板みつけて、そうだ、もう10年近くも牛角ってところにきてなかったよなぁ…、って思ってなんだか試したくなる。
    お店の入り口前にきたらば、なんと行列。
    そしたら本当に、牛角じゃなくちゃ気持ちが収まらなくなってそれで別のお店に電話をかけてテーブル確保して、やってきました…、歌舞伎町。

    a0d27ac6.jpg焼肉専門店にはあまり見ぬ人。
    20代の若い人達がほとんどですか…。
    場所柄もある。
    けれど牛角というブランドが、多分、こうした人たちを集めているのでありましょう。
    女性も多い。
    女性同士のグループ客がほとんどで、中には合コン風の人たちも。
    焼肉屋さんというよりも、居酒屋。
    あるいはダイニングレストランの客層ってところでしょうか。

    食べ放題をためしてみます。
    90種類ほどのメニューがあって、肉そのものの種類がそれほどあるわけじゃない。
    けれどタレやスパイスの種類が多くて飽きないようになっている。
    すりおろした生のにんにくをタップリののせたハラミだったり、豚トロを塩ダレでもみそこにブラックペパーをたくさんまぶしたモノとか。

    どれも味が強めでしかも特徴があり、酒のつまみにピッタリしてる。
    特にチュウハイ。
    フルーティーでバチバチ泡がおいしい飲み物に最適化された料理のようなそんな感覚。
    チェーンストアでありながら、炭にこだわる。
    手間がかかって感じも面倒な炭を使うコトを嫌がるチェーンが多いけど、やっぱり肉は炭で焼くのが一番おいしい。

    6e92622a.jpg例えばココが最近、力をいれてるらしい味付けカルビ。
    味噌ダレの中に分厚い肉の塊をつけてそれでやわらかくする。
    炭の上においてこんがり焼いていくからおいしいレシピ。
    こげ色がつき、その表面が焦げてきたらばハサミでジョキジョキ切って食べるという、韓国的でクチャっと顎に歯ごたえおいしい。

    バジルチキンとかガーリックバターをつけて味わうカルビだとか、アイディア料理もたくさん揃う。
    基本的にどれも炭がおいしくさせる。
    炭と網。
    あとは食べ手の想像力がここの時間をたのしくさせる。
    大昔。
    焼肉レストランの研究をしていた頃にできたばかりのココに来て、あまりにシステマティックで味気のない料理にビックリしたけれど、今日は逆。
    こうしたたのしい提案みると、肉の味わいばかりに必死になっている焼肉屋ってむしろ間抜けかもしれないなぁ…、って。
    ホルモン焼いて、あちらこちらで火柱が立つ。
    地下のお店で煙を外に吐き出すためにダクトをフル稼働させるため、お店の空気がどんどん薄くなっていく。
    お店のドアが開くたびに、ボンッと空気が飛び込んできて耳を圧迫するのもたのしい。
    ちょっと見直す、よき勉強。

    食べ放題の牛角で、ひとつ困ったところが〆の料理が充実してないところ。
    ご飯にスープ…、そんな程度でそれでお腹を満たすのは、ちょっと残念すぎて、ひさしぶりついでにあそこに行ってみようと、麺通団にやってくる。
    6d539963.jpgここも昔、新しいコンセプトのうどん屋さんを研究してたときによくきてた。
    当時、東京でおいしいうどんそのものを食べることが難しくって、趣味と実益かねてたようなモノだったけど、たのしくしかもおいしくて。
    今ではこうしたセルフのお店も増えた。
    うどん自体がおいしいお店が沢山できて、今では決して珍しいモノじゃなくなった。
    それでしばらくご無沙汰してて、ひさしぶりに来て食べる。
    冷たいかけに、刻んだ昆布と桜えびを使ったかき揚げ、それから竹輪の天ぷらを選んで食べて、最後にこれにお酢と一味唐辛子。
    タップリかけるとまるで冷たいトムヤンクンを食べてるみたいなスッキリ感にお腹もスッキリ…、たのしい〆とあいなった。



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    ロイヤルホストでひさしぶりの朝。

    bc0b26d6.jpgここのパンケーキを食べてみたくなったのです。
    かつてロイヤルホストは日本で一番おいしいパンケーキを作り続けるお店になろう…、と会社をあげてがんばっていた。
    おやつとしてのホットケーキしかなかった時代。
    食事の代わりになるパンケーキ。
    アメリカのコーヒーショップの朝の香りは落としたばかりのコーヒーと、焼いたばかりのパンケーキ。
    オレンジジュースの色が、甘い香りに花を添え、ウェイトレスの笑顔でキラキラ輝いていく。
    そんなステキな朝を日本で再現したいと。

    粉の選び方、生地の溶き方。
    休ませ方に焼き方までを、徹底的にこだわっていた。
    1980年代に日本でおいしいパンケーキを食べたければ、帝国ホテルのサイクルっていうコーヒーショップか、そうでなければロイヤルホスト。
    そんなふうにさえ言われたゴチソウ。

    今ではパンケーキ専門のお店がいろんなところに出来はした。
    彼等もパンケーキブームだからと、パンケーキの食べ放題なんかのキャンペーンをしたりしてはいるのだけれど「パンケーキ=ロイヤルホスト」のような認知はしてもらえない。
    なんて残念、勿体無い。

    7c671d39.jpgここのお店は外国人がよく泊まるホテルが近所に立地していて、そこからお客様がワザワザ食べにもくるっていう…、だからか一般的なロイヤルホストとメニューが若干違ってパンケーキメニューが目立つところに配置されてる。
    メニューを開いた瞬間にアメリカのコーヒーショップにやってきたような気持ちになるのがなんだかステキ。

    コンガリ焼けた色艶キレイなパンケーキ。
    ゴールデンブラウンと英語にすれば呼ばれるのでしょう。
    香りは甘く、しかもホイップバターがタップリ添えられそれをまずはポッテリ塗ります。
    二枚重ねをバラバラにしてその両方にバターを塗り込め、再び重ねてメープルシロップをトロンとかける。
    そして切ります…、一口分。
    若干手応えあるものの、サクッと切れて断面みれば細かな気泡が生地をフックラ、ふくらませているさま見てとれる。

    さて、いただきますとパクリと一口。
    程よい甘さとハッキリとした塩味が、お菓子ではなく食事に適した味わいつくる。
    口に広がる焼けた小麦の明るい香り。
    ドッシリとしたメープルシロップの風味とそこにバターの匂い。
    確かな歯ごたえ。
    なのにしばらくするとトロンとなめらかになり、あっさり口から消えていく。
    魔法のようなたのしい食感。
    やっぱり上等、ホットケーキじゃなくて見事なパンケーキ…、朝の頭をスッキリめざます甘いゴチソウ、頭の栄養、堪能す。

    5a2d8ae2.jpgサイドにベーコン、ソーセージ。
    パンケーキという料理の分類。
    日本的には小麦粉料理、あるいはお菓子になるんでしょう。
    けれどアメリカ的には玉子の料理。
    たしかに「粉をタップリくわえて焼いたオムレツ」とそう考えれば、これは立派な玉子の料理で、だからサイドにベーコンやハムがついて当然。
    甘いパンケーキを食べながら、合間にベーコンの塩味、あるいは脂の風味を口にいれるとそのおいしさが際立つステキ。
    しかもパンケーキにタップリかけたシロップが、タランとお皿に流れだしサイドのベーコンやソーセージにトロンとくっつく。
    それがこれまたおいしいく感じる。
    脂の香りが濃厚になり、塩の風味がうま味に変わる。
    なんてたのしいオゴチソウ。

    コーヒー飲もうかと迷ったけれど、やっぱりロイヤルホストにきたら、トロピカルアイスティーを飲まなくっちゃネ…、と。
    とても小さなオレンジスライスが体をキュンと縮こめ浮かぶ、風味さわやかな喉のゴチソウ。
    ゴクリと飲んで、甘みをサラッとリセットさせる。
    次のひとくち、おいしくさせた。
    それにしても昔、ココでパンケーキをたのむとガラスのジャグにタップリ入ってやってきていた。
    しかもコッテリとろみのついた濃厚メープルシロップがタップリ、ドッシリ。
    ところが今では小さな陶器のピッチャーに、サラッと力のないシロップがやってくるのがなんだか切ない。
    昔をよそおいながらも変わってしまったところがあまり大きく、それでもまだまだましなほうかと我慢をします…、さて仕事。



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