牛角で食べ放題を勉強する夜!
来週がクリスマスイブという師走の週末…、新宿は溢れんがばかりの人、人、人。
気持ちは肉を食べたいという。
予約なんかしなくったてなんとかなるさと、何軒か、行きたい店をわたりあるくもどこも一杯…、さぁ、どうしましょうと。
思ったときに目の前に「牛角」の看板みつけて、そうだ、もう10年近くも牛角ってところにきてなかったよなぁ…、って思ってなんだか試したくなる。
お店の入り口前にきたらば、なんと行列。
そしたら本当に、牛角じゃなくちゃ気持ちが収まらなくなってそれで別のお店に電話をかけてテーブル確保して、やってきました…、歌舞伎町。
焼肉専門店にはあまり見ぬ人。
20代の若い人達がほとんどですか…。
場所柄もある。
けれど牛角というブランドが、多分、こうした人たちを集めているのでありましょう。
女性も多い。
女性同士のグループ客がほとんどで、中には合コン風の人たちも。
焼肉屋さんというよりも、居酒屋。
あるいはダイニングレストランの客層ってところでしょうか。
食べ放題をためしてみます。
90種類ほどのメニューがあって、肉そのものの種類がそれほどあるわけじゃない。
けれどタレやスパイスの種類が多くて飽きないようになっている。
すりおろした生のにんにくをタップリののせたハラミだったり、豚トロを塩ダレでもみそこにブラックペパーをたくさんまぶしたモノとか。
どれも味が強めでしかも特徴があり、酒のつまみにピッタリしてる。
特にチュウハイ。
フルーティーでバチバチ泡がおいしい飲み物に最適化された料理のようなそんな感覚。
チェーンストアでありながら、炭にこだわる。
手間がかかって感じも面倒な炭を使うコトを嫌がるチェーンが多いけど、やっぱり肉は炭で焼くのが一番おいしい。
例えばココが最近、力をいれてるらしい味付けカルビ。
味噌ダレの中に分厚い肉の塊をつけてそれでやわらかくする。
炭の上においてこんがり焼いていくからおいしいレシピ。
こげ色がつき、その表面が焦げてきたらばハサミでジョキジョキ切って食べるという、韓国的でクチャっと顎に歯ごたえおいしい。
バジルチキンとかガーリックバターをつけて味わうカルビだとか、アイディア料理もたくさん揃う。
基本的にどれも炭がおいしくさせる。
炭と網。
あとは食べ手の想像力がここの時間をたのしくさせる。
大昔。
焼肉レストランの研究をしていた頃にできたばかりのココに来て、あまりにシステマティックで味気のない料理にビックリしたけれど、今日は逆。
こうしたたのしい提案みると、肉の味わいばかりに必死になっている焼肉屋ってむしろ間抜けかもしれないなぁ…、って。
ホルモン焼いて、あちらこちらで火柱が立つ。
地下のお店で煙を外に吐き出すためにダクトをフル稼働させるため、お店の空気がどんどん薄くなっていく。
お店のドアが開くたびに、ボンッと空気が飛び込んできて耳を圧迫するのもたのしい。
ちょっと見直す、よき勉強。
食べ放題の牛角で、ひとつ困ったところが〆の料理が充実してないところ。
ご飯にスープ…、そんな程度でそれでお腹を満たすのは、ちょっと残念すぎて、ひさしぶりついでにあそこに行ってみようと、麺通団にやってくる。
ここも昔、新しいコンセプトのうどん屋さんを研究してたときによくきてた。
当時、東京でおいしいうどんそのものを食べることが難しくって、趣味と実益かねてたようなモノだったけど、たのしくしかもおいしくて。
今ではこうしたセルフのお店も増えた。
うどん自体がおいしいお店が沢山できて、今では決して珍しいモノじゃなくなった。
それでしばらくご無沙汰してて、ひさしぶりに来て食べる。
冷たいかけに、刻んだ昆布と桜えびを使ったかき揚げ、それから竹輪の天ぷらを選んで食べて、最後にこれにお酢と一味唐辛子。
タップリかけるとまるで冷たいトムヤンクンを食べてるみたいなスッキリ感にお腹もスッキリ…、たのしい〆とあいなった。
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