お昼を渋谷で、さて、何にしよう…、と。
お腹の具合はなかなかによく、みんな腹ペコ。
よっしゃ、マッチョな飯にいたしましょうとそれで「スパマッチョ」なるお店にきます。
渋谷という街。
ラーメン激戦区でもあると同時に、炒め系にて大盛り系のスパゲティーの専門店の聖地でもある。
ラーメン店における「次郎」の位置づけがおそらく「パンチョ」。
そこを追いかけがんばってるのがこの「スパマッチョ」。
パンチョにいくと、お客様のそのほとんどは大食い男子。
ラーメン屋さんに行列する人たちとかなりの客層がかぶってる。
けれどここ。
女性同士のグループ客とか、デート中らしきお客様が結構いたりするのですね。
パルコパート3の並びというロケーションのせいもあるのでしょうけれど、明るい雰囲気。
それにお腹いっぱいになること以外のたのしみをアピールできているからかなぁ…、と。
パンチョで食べるとズッシリお腹にたまる感じがするのだけれど、ここで食べると次の食事が待ち遠しくなる。
油使いが違うからかなぁ…、って思ったりする。
今日もカップル客が数組と、おどろくことにシニアなおじさんグループ客がたのしそうに食事をしていた。
ここのスパゲティーの味は3種類。
ナポリタンにミートソース、それらかバター醤油味。
パンチョにはない和風系の味があるのが、シニアな人たちもひきつけている理由でしょうか。
はじめて試す。
醤油の色がしっかり麺についた仕上がり。
具は玉ねぎ、ピーマンに刻んだベーコン、それから輪切りのソーセージ。
つまりナポリタンの具材そのまま。
ただ違うのが味付けと、ナポリタンに入ってる缶詰マッシュルームのかわりにシメジという具合。
若干細めのスパゲティー。
茹でてそれからジャジャッとフライパンで炒められているのにしっかり歯ごたえがある。
アルデンテ的なる歯ごたえじゃなく、麺そのものが固くてシッカリコシがある。
日本の人が好きな歯ごたえ。
ボクも決して嫌いじゃない。
なにより油の絡みと味の乗り方が絶妙で、風味もおいしい。
油で炒めた麺はムッチリ、フォークにキレイに絡んでくれて、食べやすいのもありがたいとこ。
トッピングにしたグリルソーセージも荒挽き、歯ごたえたのしくしかも肉汁たっぷりでお腹をたのしく満たしてくれる。
他に2種類。
ひとつは季節限定のカレースパゲティー。
ミートソースの代わりにカレーをかけカレースパと称するところがほとんどの中、ココは一旦、茹でた麺をカレーで炒める。
だから麺がほんのり黄色くカレー色。
やってきたその瞬間にカレーの匂いがホワンと漂い、どこを食べてもカレーの風味。
上にのっかるカレーソースはピリッと辛く大人味。
こりゃおいしいネ。
炒め油の香ばしさとカレーのコッテリ感がほどよいバランス…、だからグイグイ、食が進んでたのしくなっちゃう。
こちらはチキンカツをトッピングする。
フックラとした胸肉で、しかも細かく切り目をいれて揚げているから、ナイフじゃなくてフォークで十分切れるところが、トッピングとして優れてる。
ここ名物のナポリタンもただしくシッカリ、ナポリタン。
焦げたケチャップが炒め油と混じってネットリ、麺にからんでムッチリおいしい。
厚切ベーコンをトッピングにして、ワシワシ、モリモリお腹に収める。
追加でマヨネーズをたのんでつけると、オモシロイほどこれがあう。
マヨネーズっぽい酸味はなりをひそめてただただ、うま味が膨らみ奥行きがでる…、侮りがたしマヨネーズ、大食い魂に拍車をかける魔力をもってる、恐ろしい(笑)。
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