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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    性別:
    男性
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    1960/01/26
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    喫茶店のルノアールにて、朝を迎える今日のコト。

    2fe33aad.jpg歩くと手が冷たくなってしまう冬。
    あったかでふんわりとしたタオル生地のおしぼりの、ありがたくってウレシイこと。
    それを包んだ半透明の袋に白くルノアール。
    ロゴが刷られているのを毎度たしかめて、まだ、大丈夫…、ココは安泰って安心します。
    そのあったかで、かじかんだ手をあたためながらメニューを見ると、モーニングプレートなるモノを発見。
    新商品。
    迷わずそれをたのんで試す。

    四角く大きなお皿の上に、スープにサラダ。
    ハンバーガー状のサンドイッチにヨーグルトと言うかなり気合いの入った一品。
    その分ちょっと時間もかかる。
    今までココの朝食と言えばサンドイッチか厚切りトースト。
    いわゆる典型的なる喫茶店の朝食セットだったのだけど、これはカフェ的。
    ビックリします。
    あらたな客層開拓ってところでしょうか…、でもその客層ってどんな客層…、もしかしたらば女性客?って思ったりする、どうなんだろう。

    96c88af5.jpgボクの周りを見回したらば、パーフェクトなほどおじさんばかり。
    昔からある朝食セットの脇についてるゆで卵を、ニコニコしながら殻を剥き塩をパラパラふりつつカプリ…、後ろ姿が板東英二にみえちゃうステキ。
    フォカッチャなんて似合わない。
    人の嗜好は驚くほどに変わらない。
    嗜好以上に一旦お店に染み付いたイメージって奴もそんなに急にかわりはしない…、残酷だけど、オモシロイ。
    さて、どの順番で、どう食べようかってちと迷う。
    まずはメインを観察します。

    バンズの中を覗いてみると、パテとチーズととてもシンプル。
    レタスとトマトをはさんでどうぞ…、ってダイナースタイルのハンバーガー的提案か?って思いもした。
    けれどサラダはベッタリ、ドレッシングに溺れててパンを台無しにしてしまいそう、それでまずはサンドイッチだけ食べてみる。

    ローズマリーをくわえたフォカッチャ。
    フッカリしていてこれはおいしい。
    つぶした豆を使ったパテも、ほどよい塩味に豆の風味がたのしくて、これはこのまま食べればいいのネ…、って独り合点でそう食べる。
    プレート料理がはやっているけど、ひとつのプレートに乗った料理をどう食べるのか?
    その判断は難しく、たとえばこれもサラダだけ小さな器に入れてお皿にのせていたらば迷わずすんだのに…。
    おじさんたちは特に迷うの苦手だから、ちょっとハードル高いかなぁ…、って勝手に心配してしまう。
    カフェなご飯に慣れてる人には多分たのしいお料理で、けれど女性のお腹にはオーバーサイズ…、朝食よりも軽いランチにピッタリかなぁって思ったりした。

    a56246bb.jpg豆乳で作ったというポタージュスープ。
    若干サラッとした飲み心地。
    スッキリとした後味がよく、うま味は十分。
    甘みを加えて、まるでコーンポタージュみたいな味にしている。
    寒い朝に温かいスープがお腹に入ってくるって、なんだかそれだけでうれしく感じる。
    もともとココの朝食セットにはコンソメスープがついてくるんだけどそれよりずっとスープらしくてありがたさが増す。
    ヨーグルトの中には柚子のシロップ煮。
    ココの隠れたヒットメニューにゆず茶があってそれ用のシロップを使ったモノでしょう。
    ガラナや昆布茶。
    ココならではの地味だけれども時になぜだか魔が差したよに飲みたくなっちゃう不思議ドリンクの応用編…、なんて賢い、感心します。
    真ん中の折り目のところがホチキスで留められ用意されている日経新聞を読んでユックリしていたら、「ごゆっくり」って言葉と一緒にお茶がストンとやってくる。
    あぁ、ルノワール…、やっぱりこうして変わらずずっと昭和な感じでいてほしい。
    おじさん、仕事に向かいます。
     

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    近所のサイゼリアにて遅めのランチ。

    07df08bd.jpgいつもはひとりで食事をするのも、あんまり苦にはならないんだけど。
    今日はちょっとひとりじゃさみしい。
    さみしい以上に、何を食べればいいのかなかなか思い浮かばず、それで友人呼び出し付き合ってもらうコトにした。

    さすがに日曜。
    お昼のコトです。
    お店は一杯。
    ボクらの前に一組大きな人数のウェイティングがあり、ボクらは運良く最後のテーブルにすべりこむ。

    座ってボクは一品だけ。
    食べたいモノを注文し、あとはみんなであれこれたのむ。
    そしてドリンクバーをもらって、ボクはメロンソーダをゴクリと飲んだ。

    うん、うまい。
    今日のソーダはいつもより、バチバチするほど炭酸分が強く感じる。
    ガス圧力が強いのか?
    それともボンベが新しいのかどうなんだろう…、風邪でイガイガした喉がジュワッとあらわれスッキリしてくる。
    甘いメロンシロップも喉においしく、気持ちが明るくなっていく。

    54cfc7ec.jpgそしてボクが食べたく注文した料理。
    シュリンプサラダがやってくる。

    シャキシャキとしたレタスの食感。
    みずみずしくて、体に野菜のうま味がやさしく流れこむ。
    シットリとした小さなエビ。
    こんなに小さく、クルンと丸まり、普通だったら見向きもされない。
    そんなサイズのエビなんだけど、このちっぽけで十分エビの味がする。
    クチュっと噛むとエビのジュースと、海の塩味が口に広がる。
    それをたくさん。
    何尾分もを一食に口にほうりこむ。
    プチプチ、奥歯でエビが潰れてジュワッと潰れる。
    大きなエビのブリンと弾ける歯ごたえはないこの儚さがなんだか特別。
    これはこれにておいしいエビちゃん。

    甘いカクテルソースもおいしい。
    エビにかかったカイエンペッパーがほんのり辛いスパイシーな香りを添えてシュリンプカクテル風なよそおい。
    オリーブオイルをサッとかけ、タバスコたすとエビがもってるほんの少しの臭みが消えてスキッと後味さっぱりとする。
    体の温度がちょっとだけ、下がったみたいでスッキリします…、アリガタイ。

    78fa7527.jpgそれからフォカッチャ。
    フックラとしてちょっとすべすべした小さなパン。
    本物のフォカッチャとはちょっと違った出来栄えだけど、コレがかなりのオキニイリ。

    タピオカの粉を入れて作ってるんじゃないのかなぁ…。
    ミスドで売ってるポンデリングと同じ食感。
    つまりコレ。
    ポンデケージョに限りなく似ていてちょっと違うところは、チーズをタップリふりかけ焼いているところだけ。
    ムチュンと歯切れて、歯にまとわりつくような粘り気。
    けれどそれもスルンとなくなり、サックリとした後口残してなくなっていく。
    ほんの少しの塩味が、生地のうま味を引き立て焼けたチーズの香りがたのしくかおる。

    友人たちは生ハム見ながら、赤い飲み物飲みたいなぁ…、って。
    けれど今日のお店は大混雑で、それほどユックリできそうもない。
    ドリンクバーで生ハム食べつつ、ボンヤリ次の料理を待った。

    アラビアータのペンネが来ます。
    厨房の中は大忙しなのでありましょう。
    とっちらかった感じでお皿の中にペンネとソースが散らかる。
    味はいつもの通りで変わらず…、けれど盛り付けまでに手間と気持ちをさくだけの時間とココロの余裕が今日はないのでしょうネ。
    これにもオリーブオイルをタップリ、それから粉のチーズをかけてプニッと食べた。

    5419ccd3.jpgペンネの5本に1本くらいが、裂けていたり壊れていたり。
    厨房の中のてんやわんやが伝わってくる。
    けれどココのパスタのとてもオモシロイのが時間が経っても伸びないところ。
    麺そのものが頑丈で、だから熱であまりへたらないのでしょう。
    ツルツルクニュクニュ…、不自然なほどに食感にぎやか、これもひとつの科学的なるおもてなしかなぁって思ったりした。

    メインの料理はミラノ風のひき肉カツレツ。
    ミラノ風のカツレツといえば、薄く叩いた牛肉にパン粉をつけてカツレツにしてそこにトマトソースをかけて食べるスタイル。
    だからたしかにミラノ風。
    けれど肉はハンバーグに使うパテを薄く伸ばしたモノで、つまりこれはメンチカツ。
    うまい具合のネーミング。
    名前が変わると料理のイメージ、雰囲気、格まで変わってくるのですよね。
    これはカツレツって思って食べると、ミラノな味がしてくる感じ(笑)。

    パン粉に混じった肉の脂がちょっと重たく一口で、今日はこれをギブアップ。
    サイドについてたとうもろこしをホツホツ食べる。
    コロコロ、口の中を転がる感じがたのしく、甘さにウットリ。
    お腹が晴れる。
    鉄板の上にこびりつく、焦げたチーズをこそげとりカリッと食べて、メロンソーダをジュワッと飲んでお腹をスッキリ目醒せる。

    d90f8ffe.jpgドリンクバーの多分、紅茶用に用意されてたレモンシロップ。
    それをお水に大量に入れ、レモン水をゴクゴク飲みます。
    お腹をスッキリさせるため。

    それにしてもお店の中には小さな子供声が響いて、かつてファミリーレストランが元気があった頃の雰囲気で満たされている。

    ただ当時のファミリーレストランと今日のココの違うところがいくつかあって、まずファミリー客のそのほとんどがおかぁさんと小さな子供の組み合わせだというところ。
    おかぁさんがふたりに子供が数人という組み合わせの人も結構いました。
    たまにお父さん連れのファミリー客をみるとなんだかホッとする。
    昔、ファミリーにとって外食っていうのはお父さんに連れてきてもらうモノだった。
    今はお父さんが連れてきてもらう場所になっているのかも…、って、なんだかちょっと切なくさえなる。

    お年寄りばかりのグループ客が多いのも当時になかった景色のひとつ。
    それから子供同士のグループ。
    ボクらの隣に後からやってきた中学生らしき女の子4人グループは、ミートドリアをたのんでお水でワイワイ、おしゃべり。
    300円もかからず座れて小腹を満たしてたのしめる。
    ボクらの時代にはうどん屋さんくらいしかなかったなぁ…、って。
    40年という時間の流れで、ボクらは「豊か」を手にしたのか、それとも「価格崩壊」に身を晒したのか、ボクはちょっとよくわからない。

    彼女たちが来る前まで、そこに座っていた子供3人を連れてたおかぁさんが、デザートをなかなか食べない子供をせきたて「待ってる人がいるからネ…、マックススピードで食べようね」って、食べ終わったらすぐ立ち上がる。
    その気遣いがまだある限りは、日本はまだまだ捨てたもんじゃないって思ったりした、おうちに帰って、仕事しながらぼんやりします、また明日。
     

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    昼をちょっと気になるところで…。

    7e12ef4b.jpg不二家レストラン。
    先日ここにきた友人が、レベルが高くてビックリした…、って言っていた。
    ファミレス受難の時代にあって、ガンバレている店ってスゴい。
    見に行かなくちゃ…、とそれで来てみる。

    平日の昼。
    ママと子供の楽園ですね。
    子供連れ。
    しかも複数家族が連れ立って、ママのお食事会みたいな雰囲気。
    日本のちょっと贅沢なランチ需要は女性を避けては語れない。
    女性って存在。
    ひとりの女性がいくつもの顔を持っているのですよね。
    奥様、マダム、あるいはおばさん。
    女性のどの部分をくすぐるかによってお店のイメージ、雰囲気はまるで変わってくるのですよね。
    おかぁさんがいるかと思うと、ママもいてこの店。
    ママの部分をくすぐる店…、なんでしょう。
    なにしろペコちゃん。
    小さな子供をもった人にはキラーコンテンツのひとつでしょうから。
    ママの時代。
    あるいは、おばぁちゃまの時代から健全でシアワセな家族の象徴…、それがペコちゃん。
    その子が微笑む食卓は、安心の食卓って感じなのかもしれないなぁ…。

    870aee3c.jpgメニューのメインは、ハンバーグにオムライス、スパゲティーと言うのも安心を演出していてやさしい感じ。
    ハンバーグにオムライスがセットになっててしかもそこにエビフライまでついたプレートメニューにしようか…。
    そう思ったけど、季節のオススメ。
    ビーフシチューをのっけたハンバーグを選んで食べた。

    味和やさしくふっかりとしてソフトな食感。
    現場で仕上げたと言うビーフシチューはほんのちょっとだけ固めでこれは、大人のゴチソウっていう感じ。
    肉汁系でも、ガッシリ系でもなくてちょうど、ママが作ってくれるおうちハンバーグみたいな感じで、このお店のお客様とかコンセプトとかに合ってるのかなぁ…。
    程よいおいしさ。
    香りもおだやか…、特徴が無いといえばそれまでなのかもしれないけれど、十分熱く、十分ボリューム感もある。
    ファミリー的にはこれがいいんだ…、って思ったりする。
    隣のテーブルのお客様。
    これをたのんで、ママはビーフシチューを食べて、小さな子供とハンバーグを分けあいフウフウしながら食べてる。
    ママがフウフウしてく食べさせてくれる料理って、ただそれだけで子供にとってのゴチソウだなぁ…、って思ったりした、ウラヤマシ。

    d13e7037.jpgところでココのこのハンバーグ。
    玉子がポトンと鉄板の上に乗っかっていてそれがかなりレアな状態。
    提供直前に割ってポトンと落としたただけなんでしょう。
    白身も生な状態で、それで急いでペトンとフォークに乗っけてひっくり返して焼きます。

    ボクらが子供の頃。
    ハンバーグの横の玉子は、丸い型に落として固めてしっかり焼かれてやってきていた。
    黄身は半熟。
    けれど白身がカチッと固まったホットケーキのようなあの目玉焼き。
    レストランに来なくちゃ食べれぬゴチソウだった。
    手間がかかって面倒臭くなったのでしょうか…、今ではほとんど絶滅種。
    なんだかちょっと勿体無い。

    ご飯がかなりやわらかめ。
    子供の顎にあわせたから…、なのでしょう。
    つけあわせのニンジンさんも甘くてやわらか、しかもシットリ。
    ここで一番大切なお客様…、それはお子様。
    その子供たちの口にあわせて料理を作る姿勢は、けっして悪くないって思う。

    このセットにはデザートがつく。
    つくと言うか、実はこれを選んだ理由のほぼ80%はこのデザートがついているから。

    9b57a53c.jpgネクターゼリーのパフェ!であります。

    これはズルい。
    ピーチネクターといえばボクら世代のゴチソウドリンクの象徴的なる金字塔。
    それがフルフル、ゼリーになって。
    トロンとしっとりなめらかなソフトクリームの周りを飾る。
    上からトローリ、ブルーベリーのソースがかかり、お待たせしました…、ってやってきた、その瞬間にテーブルの上がネクター香に包まれる。

    まずはゼリーをそのまま口へ。
    たちまちとけて首から上がネクターの香りにつつまれる。
    そんなたのしさ。
    ソフトクリームと一緒に食べると、子供の頃に憧れた「ネクターフロート」を飲んでるみたいで、密かな野望がかなった感じ。
    ママだけじゃなく、オジサンコロリンのたのしいお店。

    百貨店の中にありつつ、ユッタリとしたベンチチェアーがメインの店で、おかぁさんが小さな子供を横に座らせ、食事ができる。
    おしゃれなお茶の間みたいな感じもいいのでしょうネ。

    何より感心するのがサービススタッフのキビキビしてて、気が利くところ。
    チェーンストアの安心感と。昔ながらの食堂の親身になってくれる人の温かさ…、その両方があるのがいいな…、って思ったりした、お勉強。



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    今日は二の酉の前夜祭…、友人とつれだって新宿花園神社にきます。
    torinoiti.jpg今年は三の酉まである年で、そんな年には火事天災が多いんだという。
    たしかに今年は荒れた年…、もうこれ以上、悪いコトがありませんよう、来年こそはステキな笑顔で過ごせる一年になりますようにと、お祈りかたがたやってくる。
    なんとなく、去年よりも人出がすくなく出店の数も減ったような気もします。
    あまねく世界がステキになるよう、気合を入れて、オイノリス。

    それから夜を「世界の山ちゃん」。

    75b8d902.jpg酉の市にちなんで選んだってコトもある。
    鶏が好き。
    けれど一度も世界の山ちゃんに来たことがないって人のデビューをこの日にするのもいいかなぁ…、と。
    花園神社の近くのお店にやってきます。
    禁煙席はもう満席。
    …、というか予約でほとんど埋まってる。
    喫煙席に1テーブルだけ開いてる席があってそこ。
    酉の市にきて、その帰りに鶏を食べようって人が結構いるのかなぁ…、と。
    感心しながら手羽先揚げをタップリたのむ。

    名古屋的なる手羽の食べ方。
    手羽先の爪のような先っぽを、ペキっと折って樽状の腕の部分だけにする。
    骨と骨がジョイントした側。
    そこを咥えて、両手で骨を一本ずつ持ちそれを両側に開きつつ、前歯でしごくように身を剥ぐ。
    するとツルンと身が取れて、骨だけとれて身は口の中。
    というその食べ方を今日は試して見事成功…、次から次へと手羽の身、口にやってくる。

    パリパリとした手羽の皮。
    うま味をタップリ含んだタレに、胡椒の辛さ。
    ピリピリ、唇、痒くなるような刺激がたのしく、はじめて食べる人も満悦。

    920740db.jpgそれから名古屋の名物料理。
    味噌カツ系をとってパクッ。

    まずはうずらの玉子フライ。
    うずらの玉子にパン粉をびっしり。
    揚げてそれを味噌ダレにタップリ浸して、食べるというモノ。
    プチュッと潰れて、黄身がトロンと口をうるおす。
    ちょうど一口。
    パクッとまるごと。
    鶏の玉子ではこうはいかない。
    白身と黄身が一度にもれなく口に入って、それが一度に潰れてく。
    小さいからこそのこの食感に、食べるたびにウットリします。

    それから串かつ。
    パン粉のサクサクも、肉の歯ごたえもほとんどないほど衣はフッカリ、肉もフッカリ。
    カツを食べてるというよりも、味噌ダレを浸して食べるスポンジがわり。
    そんな感じになっていて、味噌のうま味にしたたか酔います。
    名古屋のトンカツ屋さんに行くと、この味噌ダレをカツにかけ味噌かつとして出すのがほとんど。
    この濃厚なうま味世界にご飯がすすんでしょうがなくなる。

    5ef2a797.jpgボクが昔、仕事のついでによく通ってたトンカツ屋さんでは、店先の大きな鍋でどて煮を作って、その煮汁をトンカツにかけだしていた。
    モツの香りが独特で、味噌のうま味にモツの風味が混じってなんとおいしかった。
    もつものっけってってお願いすると、もつ煮トンカツにしてくれる。
    それがこれまたうまくって、ココのどて煮を食べるとそれを思い出す。

    モツの臭みを完全に無くしてしまうほどに何度も茹でこぼし、クニュクニュ感すらなくしてフッカリ…、クルンとまるまるモツがタップリ。
    クニュクニュこんにゃく。
    それらに味噌がコッテリからむ。
    ココにはどて煮飯っていう、これをご飯にかけたものがある。
    たしかにこれでご飯を食べたら、もうとまらない…、危険な〆になってしまう。

    それから竹輪のチーズ揚げ。
    普通の竹輪。
    揚げるとムチュンと粘り気がでて、そこにチーズがトロンとからむ。
    マヨネーズと一緒にどうぞという提案で、けれどウスターソースをつけて食べるとチーズの風味が膨らむ。
    ムチムチトロンとハフハフ食べた。
    それはそうと、今日のココ…、ほとんど揚げ物、こんなことじゃぁ、まるで冬眠前の熊の摂食活動みたいだよなって思ってみんなでゲラゲラ笑う。
    明日は月曜、忙しい!
     

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    ランチの食べどきをちょっと逃して、それでかなりお腹がすいた。

    spasso.jpg場所は新宿。
    さて、どこで何を食べよう?
    お腹の気持ちはスパゲティー。
    ちょっと前までだったらほぼ確実に壁の穴。
    今はもうなきお店のコトで、だったらちょっと歩いて「ハシヤ」にしようかなぁ…、と思いもします。
    壁の穴がなきあとココで、唯一、昔ながらの和風スパゲティーを食べられる店は野村ビルにあるハシヤくらい。
    ちょっと散歩をしようかと思いもしたけど、そうだ!…、あの店。
    一軒、前から気になるお店があったんだ、って思い出す。

    スパッソという店。
    新宿西口の小田急ハルクの地下にある。
    パスタカフェって名前にもついていて、スパゲティーの専門店。
    システムがとてもオモシロクって全品680円。
    しかもその値段にて、パスタの量をM、L、LLから自由に選べる。

    SMLでなくて、MからはじまりLLってサイズが用意されてるところが大食い魂に訴えかける上手なところ。
    このシステムを売り物にしている賢いお店のように見え、それでずっとためさなかった。
    けれど何事もモノは試しでございます。
    地下一階のカバン売り場の中にあり、素通しガラスを通して売り場が丸見え…、かなり強引なつ造りに唖然…、けれどお店自体はとても大きく、シッカリしてる。

    aa413ff2.jpgお店にやってきたらばおやつ時というのになんとほぼ満席。
    かなりの人気のようであります。
    しかもお客様の半分くらいが近所のお店で働く人たちって感じなところが信頼おけそう。

    カウンターで注文をしてお金を払ってテーブルにつく。
    番号札をたよりに出来た商品をもってきてくれるというシステムで、カウンターの後ろ側にはオープンキッチン。
    5人ほどの調理人がスパゲティーを作っていましたか…、注文してから麺を茹で、ひとつひとつキチンと調理をしているところにビックリします。

    スパゲティーを2種類とった。
    海の幸のたらこバターソースと、ベーコンと茄子のアラビアータ。
    LL、それからLとサイズも2種類選んで、その大きさを比べてみます。
    Lサイズで乾麺段階で180g。
    LLサイズになるとなんと240gという分量。
    気取ったイタリアンレストランだと、80g程度が一人前でつまり優に3人前のボリュームがある。
    さすがにLLサイズはかなりの大きさ。
    早く茹で上げるために麺は細くて、けれどかなりの時間、歯ごたえ長持ちする麺でこのコンセプトのため作られているんだろうなぁ…、って。

    4217377d.jpg味も決して悪くない。
    バターソースは塩が少々、穏やかでパスタを茹でるのに塩を使わず真水を沸かして茹でてるのでしょう…、物足りないのがむしろタップリ、量を食べるのに適してる。
    たらこソースは最小限。
    むしろ具材のエビやホタテ。
    どれも小さく上等なモノではないけど、その持ち味がシッカリきいてて「海の幸のバターソース」という名が名前倒れになってないのがいいところ。

    アラビアータのトマトソースは正直な味。
    無理やりおいしくしようとせずに自然な味で、油で揚げた茄子との相性もわるくない。
    カウンターの横に沢山の調味料。
    ホットソースに粉チーズ。
    塩に胡椒にと揃ってて、それを使って味をユックリかえていく。
    オモシロイことにこれだけ分量があるといろんな味をたのしめ、とある瞬間、自分の好みの味に出会えたりする。
    食べ終わったら食器はお店の人が下げにやってくる…、注文だけがファストフード的、それ以外はほとんどコーヒーショップというのが新鮮で、マッチョ系の大食いじゃなくエレガント系の大食いパスタ。
    食わず嫌いはするものじゃないって思ったりした、オキニイリ。



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    ところでたのしい動画を一本。
    イギリスの格安メガネのチェーン店、「スペックセイバー」っていう会社のテレビコマーシャル…、なんですけれど、これがツッコミどころ満載ながら気が効いていてオモシロイのでご紹介。



    裸のおっさん…、おそらく宿泊中のホテルなんでしょう、蒸気で曇って見えない部屋をサウナと思って入ってく。
    ベンチに座って樹の枝で背中を叩いてフィンランド風とでもいいますか…、くつろぎはじめた瞬間になぜだか業務用の鍋が出てきて、蓋される。
    途端に蒸気がなくなったらば、そこはなんとレストランの厨房でしたって内容で、「うちのお店でメガネを買ってればこんなコトもなかったのにネ」って言うのがオチ。
    いくらなんでも鍋ひとつからでる湯気でこれほど蒸気は溜まらんだろう…、とか、厨房の中の匂いはどうなる?
    そもそも厨房の作業台の高さまであのおじさんは、どうやって腰を落ち着けたんだろうと見ながらあれこれツッコミたくはなりはするけどオモシロイから許しちゃう(笑)。
    ちなみにしかめっ面してソーセージに包丁グサッとやってるおじさん。
    ロンドンでミシュランの星取りレストランを3つも持ってる「ゴードン・ラムゼイ」って有名シェフで、よくオファーを受けたよな…、ってそれが一番たのしいトコロ。
    このチェーンがもしも日本にやってくるなら、テツヤカワゴエにオファーがやってくるんだろうか…、笑っちゃう。
     

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