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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    HN:
    サカキシンイチロウ
    年齢:
    65
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    昼をランチミーティングをと、赤坂見附のウェストパークカフェにくる。

    e091ab0b.jpg待ち合わせのしやすい場所で、雰囲気カジュアル。
    明るくとても気軽な店でいいアイディアが出てきそうなお店でそれでココにした。
    地下鉄の駅をおりると目の前にある。
    けれどビルの二階にあるから、フラッとやってくる人があんまりいなくて、落ち着いて食事ができる雰囲気がある。

    どこか別のところで待ち合わせをしてそれからお店にいくんじゃない。
    お店で直接待ち合わせするというようなときの、レストラン選びはちょっと厄介。
    どんなにおいしく、ステキな店でも小さなお店は客席が空いているかが不確かで、しかもおちついて話ができないコトもある。
    ほどよく大きく、しかもあんまり混んでなさそうな。
    けれどあまりにガラガラのお店は寂しく、話もしんみり、盛り上がらない。
    そんないろんな条件を、頭の中に放りこみガシャガシャポンとやってきたのがこの店だったのでありました。

    ところが結構、混んでいた。
    お昼前にはほぼ満席になっちゃって、早めに来たからなんとかみんなで座れたけれど、もしかしたらと思ってちょっとビックリします…、繁盛店。
    ニギヤカなコトは良いコトでもある。
    これから出てくる料理がおいしく感じもできる…、いい感じ。

    71b8634e.jpgココ数日、ランチと言えばエビが続いていて今日も、もしメニューにエビの料理があったらどうしよう…、ってビクビクしながら。
    でも期待半分、メニューを眺める。
    ウレシイことにエビの料理はござんせん。
    それでサラダを選んでたのむ。

    ココのシーザーサラダはなかなかおいしい、本格派。
    しかもトッピングをいろいろ加えて自分好みにできるのだけど、もうひとつのココの名物料理でもあるローストチキンを選べるのです。
    チキンシーザーは昼のお腹にピッタリでもあり、それにしようか?と最初は思った。
    ところがなんと、コブサラダがメニューにあるではございませんか。

    ハリウッドにあるブラウンダービーってレストランのオーナーシェフ。
    ロバート・コブ氏がお腹がすいてお店の冷蔵庫から食材を引っ張り出してササッと作ったサラダが由来。
    映画スターの御用達的名物料理になって全米にレシピが伝わり今に至る。
    …、ってアメリカ的なる誕生秘話を持った料理でござります。
    レタス、アボカド、トマトにチキン。
    固ゆで玉子にクリスピーに仕上げたベーコン。
    ブルーチーズにくるみにアボカドというオーセンティックなコブサラダを構成するものがすべてシッカリ入ってる。
    基本に忠実。
    しかも具材それぞれがハイクオリティでウットリします。

    d7afca41.jpg全部をワシワシ混ぜてたのしむ。
    ちょっとクリーミーなドレッシングがお皿の上のあれやこれやをひとつにしてく。
    ブルーチーズのカビの香りとクルミの甘い木の実の香り。
    ねっとりとしたアボカドの食感を、カリカリ焼けたベーコンの歯ごたえ引き立て顎にもおいしい。
    茹でた玉子の黄身がねっとり。
    クリーミーなドレッシングと混じってタルタルソースのようになってくるのもたのしくてゴージャスな味。
    堪能す。

    それにしてもこのお店。
    ランチでメインをたのむと、サラダかスープを選べるようになっている。
    サラダをメインにしてもスープかサラダを選べる。
    サラダをそれでも選ぶ人っているのですか?って聞いたら、かなりいるんだってお店の人がニッコリします。
    ベジタリアン。
    あるいはスープの具材が嫌いで、だからサラダをたのむって人もいるんだという。
    野菜を食べたい。
    だからサラダの前菜としてサラダを食べてもいいんでしょうネ。
    食の世界はオモシロイ。
    今日のスープはレンズ豆とベーコン、野菜のトマトスープ。
    バジルペーストとオリーブオイルがスープに青い香りをくれて、お腹もスキッとあたたかになる…、仕事の話も順調に!



    関連ランキング:カフェ | 赤坂見附駅永田町駅赤坂駅



    それから移動で打ち合わせ…、スタバでちょっと休憩します。

    c5c59872.jpgドリップコーヒーをショートでもらう。
    それから何か、甘いものでも…。
    昼のご飯が野菜だけではちょっと軽くて、食べたくなった。

    マフィンにします。
    先日、スコーンを食べたときにも思ったけれど、英国生まれのマフィンやスコーン。
    アメリカに来た途端にまるで違ったお菓子になっちゃう。
    世界的にカップケーキと呼ばれるこんなケーキをマフィンと言い切るところが、不思議というか潔いと感心するか。
    ちょっとボクにはわからない。
    それにしてもそのアメリカの食の一片を代表しているマクドナルドの、朝食メニューのマフィンは英国風のマフィンであって、アメリカ風じゃないのは何故?
    よくわからない、オモシロイ。

    ザックリとした粗い生地。
    蜜をタップリ吸い込んで、しっとりしててけれどボソボソ、舌に乾いた食感残す。
    大粒いちごを砂糖で煮詰めた、ジャムの一部のようないちご。
    2個タップリと入ってて、その周りだけ苺色に染まっているのが色っぽい。
    スプーンをかりて一口分をそこにのっけて、ドリップコーヒーにトップリ漬けて食べるとジュワッとコーヒーが甘く変わって喉を潤す。
    ダンキンマフィンのような感覚…、甘いお菓子で体を中からあっためた。
     

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    サルバトーレで食事を終えて、ちょっと隣の店が気になる。
    隣と言っても壁で隔てられているわけではなくて、シームレスに繋がる空間…、にもかかわらず不思議とそこから先はレストランじゃなくてカフェなんだろうと、誰でも気づくほどにお店の雰囲気が変わる。
    d29d90e1.jpg椅子の高さやテーブルサイズ。
    丸いテーブルが多様されてて、食事をするよりコーヒーカップやケーキをそこに並べたくなる、ゆとりがあるのがステキな空間。
    ポールバセットでありまして、折角だからそちらで食後のお茶をしましょう…、と。
    サルバトーレの料理を運んで、自分の席に行ってる途中で、ポールバセットのお店の人と目と目があって「今年もよろしくお願いします」。
    そう挨拶をされたので、即座に答える。
    「もうちょっとしたら、早速よろしくお願いされにきますから、よろしくね」って。

    d08e0e8d.jpgそして早速、よろしくお願いされました。
    まずはコーヒー。
    フラットホワイト。
    温めた牛乳をメインに仕立てたカフェオレみたいな飲み物。
    エスプレッソを使ってはいる。
    けれどフォームミルクをたっぷり使って、だからミルクのうま味を存分に味わうコトができる、お腹にやさしいあったかレシピ。
    先日、ココで初めて飲んでハマってしまったオキニイリ。

    魅惑的なるケーキがいくつか。
    チーズケーキやガトーショコラと、どれも食べたくけれど一番、見た目が魅惑的なるケーキを選ぶ。
    バナナトルテというケーキ。
    ビスケットを砕いて作ったザクザクの台。
    アーモンド風味の生地をそこに流して、中にたっぷりバナナペースト。
    バナナの香りをひきたてるように、シナモンくわえて、ベーゼルナッツを入れて焼き上げたクッキー砕いてトッピングにする。
    ホイップクリーム。
    それから表面、カラメライズしたバナナスライスをのせた姿、凛々しくおいしそう。
    ザクザクとしたクッキー生地の食感と、ねっとりとしたバナナクリーム。
    その食感のコントラストがなんともステキで、しかも若いバナナをわざわざ選んで作っているのでありましょう。
    バナナの酸味がスキッと甘みをひきしめて、甘いクセして後味スッキリ、大人味。
    そこでコーヒーこくりと飲むと、正月休みの体がますます甘やかされて、なんだか自然にニッコリします…、オキニイリ。



    関連ランキング:カフェ | 西新宿駅新宿西口駅都庁前駅



    それからテクリと散歩しながら初詣。
    新宿に生活ベースをおくボクにとって一番身近な詣で先と言えば、花園神社でござる。
    ガードをくぐって新宿を、西から東に向かっていくとどんどん人出が多くなってく。
    買い物客に初詣客…、みんなニコニコ、表情おだやか。
    hj.jpgかなりの人出でありました。
    明治神宮とか川崎大師とかいろんなところから人を集める有名神社とは違って、あくまで新宿にやってくる人のための神社のようなところですから、何十分もって待ちの行列ではないけれど、20分近くは並びましたか。
    時折冷たい風が砂埃を舞い上げて、冬の厳しさに吹かれて一歩、また一歩。
    どんなコトをお願いしようかと、ちょっとしんみり、真剣に考える時間があるのもステキと思ってそれで、二礼二拍手一礼で今年をまじめにお願いします。
    おみくじ引いたら中吉で、すべてのコトに「NO」の無いほどよき結果にニッコリしました、そんな今日。
     

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    表参道をテクリテクリと散策しながら、南青山、骨董通りにたどり着く。
    それでちょっと来てみたかったカフェによる。
    46ef0788.jpgカフェというのはふらりと寄れるロケーション。
    しかもちょっと歩いて、わざわざこれる場所にあるのがウレシク感じる。
    散歩の目的になるお店。
    あるいは、長い散歩の途中にあって、散歩の後半がたのしくなるような場所にあってくれるととてもアリガタイ。
    このお店がそんなお店で、そんな場所にあるのがステキ。

    dec3e86e.jpg「A to Zカフェ」というお店であります。
    奈良美智さんっていう、近代日本のアート界を代表するアーティストの作品をテーマにしたカフェレストラン。
    表参道の駅から行くと、骨董通りの一本手前の細い路地。
    ちょっとクセのある飲食店がわりと密集している通りの、一番外れ。
    外から見ると普通のオフィスビルのように見えるビルの上層階。
    普通だったら、カフェを作る場所とは思えぬちょっと不思議なところにある。

    「奈良美智」って言う世界的なるブランドがその背景にあってそれでこうしたお店で成立してるんでしょう。
    今日も、外国からの観光客。
    立派なデジカメ首からぶら下げ、お店の中をうろうろしながら写真を撮ってた。

    エレベーターを降りるとそこは別世界。
    使い古された古木や板を使ったしつらえ。
    テーブルや椅子もどれもふるぼけていて、都心のビルの中にあってココはちょっと田舎な感じがするのがたのしい。
    そのふるぼけて、のどかな空間のいろんなところに彼のアート作品がおいてある。
    どれもがオリジナルという贅沢で、とはいえシルクスクリーンのような複製することを前提の典型的なるモダンアートでありますゆえ、呆気無いほど自然で普通。
    無表情なのに不思議な表情と存在感のある、邪悪系の女の子の顔にかこまれながら飲むお茶、食べる食事も粋。
    今の日本の気分を象徴しているみたいな感じもします。

    7047de25.jpgとは言え中には一点物のポーセリンがあったりするのもスゴいとこ。
    それらは客席の中というより、レジのまわりやお店の中にしつらえられた古ぼけた小屋のような展示スペースに陳列されていて、そこだけみあるとギャラリー的であったりする。
    これって買える?
    いくらなんだろう?ってギリギリ思わぬ程度に雑で、自然な陳列され具合がいやらしくなく、バランス絶妙。
    オモシロイ。

    かなり流行っておりました。
    行った時間が1時を過ぎた昼ごはんの終わり時っていう時間帯だったのもあるかもしれない。
    けれどほとんど満席で、ちょっと待ってテーブルにつく。
    いわゆるカフェにありがちな、ソファー席とテーブル席の二種類が無造作に混在しながら構成されてるインテリア。
    お茶を飲むのにソファはいいけど、低いラウンジテーブルに座るとどうしても後ろのめりになってしまうソファに座って食事をするのは、ちょっと苦手で好きじゃない。
    だからテーブル席はむしろうれしく、アリガタイ。

    990e8908.jpgサラダやチャーハン、ナポリタンやオムライスと典型的なるカフェ飯がある。
    それらはお行儀悪く食べることも決して悪くはないのだろうけど、ランチタイムはそれらカフェ飯はオーダーストップ。
    魚か肉がメインで選べる定食メニューだけになる。
    やってくるのはお盆にのったメインに小鉢、ご飯に汁というまことの定食。
    それらをソファにふんぞり返って食べる姿はかなり滑稽、うつくしくない。
    アート作品にこだわる店も、お客様が食べる姿まではデザインできぬというなさけなさ。
    底浅いなと笑っちゃう。

    料理はおいしい。
    小鉢替わりの刺身の悪くなかったし、なにより鯖の焼き加減。
    こんがりやけて、脂がまるでからめるみたいに甘く、シットリ香ばしくご飯がいくらでもすすむところにビックリしました。
    汁も味噌がおいしく出汁もキチンととってる。
    だから尚更、昼はメニューが限定的になっちゃうところが残念だった。

    多分、厨房が小さいんでしょう。
    カフェの厨房とレストランの厨房を一般的にくわえると、その面積は2対3位の比率でカフェのそれは小さい。
    それをあまり傷めつけぬよう。
    調理時間がかかりすぎて、お客様に迷惑かけぬようにという配慮もあるに違いない。
    ただどうだろう。
    カフェってお店は、料理ができてくる時間すらたのしく我慢する余裕。
    それがなくては成立しない…、成立しないしそこをあえてアピールしないと「カフェ定食屋」に成り下がっちゃうリスクもあるんじゃないのかなぁ…、って。
    まぁ、どちらにしてもココのお店は奈良美智アートと空間が主役のお店というコトと思えば我慢もできましょう…、港区的と思えばいいのよと、ニッコリしながら後にする。



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    スタバで朝食。

    29522cd5.jpg先日食べて、たちまち再びオキニイリになったチェダーチーズのツナメルト。
    「再び」って言及したのはかつて別の形で用意されていたから。
    フッカリとしたソフトバゲット。
    中にツナとチーズを挟んでトースターで温めたのがかつてのレシピ。
    ボリュームたっぷりで、それはそれでおいしかった。
    でもしばらくしたら、なくなっちゃった。
    どうしたのかなぁ、と思っていたら再登場。
    薄切りのパンを使って作った、トーストサンドのような形になって戻ってやってきた。
    アメリカで、ツナメルトといえばほぼ確実のこの形。
    なんだかウレシク、食べてみたらばビックリするほどおいしく、オキニイリ。

    特にこれ。
    一口目がひときわおいしく感じるのです。
    パンがサックリ。
    空気をタップリ含んで焼けたパンの表面の乾いた感じ。
    焦げた香りがまず甘い。
    前歯がカサッとくすぐったくて、サクリと歯切れる潔さ。
    そのカサカサとした食感が、噛むと一転、ツナのシットリとした食感がやってくる。
    唇はまだ乾いたパンの余韻にひたる。
    なのに舌にはまるで違った、みずみずしさがのっかってそしてユックリ、ネットリとしたチーズが姿をあらわしはじめる。
    パンの存在感が徐々になくなり、ツナとチーズのムッチリ感に口がすっかりココロ奪われるその瞬間。
    ホツッとピクルス…、口をリセットしてくれる。

    sutaba.jpgところがこの意外性。
    食べてるうちになくなってくる。
    一度食べると、その食感を口が覚える。
    だから予想外にドキドキしたりしなくなる。

    しかも徐々にパンに湿気がうつる。
    トースターでパンだけあっため作るのじゃなく、具材も一緒に挟んでしまうと、具材の湿気がパンにうつってしまうんですネ。
    カサカサとした食感うせて、サンドイッチ全体がシットリしてくる。
    焼いて仕上げたのでなくて、スティームしたような仕上がり具合。
    それもやさしい味わいで、焼けた食感なくしても焦げた匂いだけは残って鼻から抜ける。
    これはこれでたのしく意外で、オモシロい。

    コーヒー飲みます。
    ホットドリップ。
    すっかり温かいコーヒーがありがたくなる季節であります。
    カップを両手で包みこみ、手から体をあたためる。
    ゴクゴク飲めるアイスドリップもおいしいけれど、ユックリ、コックリ味わいたのしむあったかドリップも味わい深い。
    ホリデーシーズン用のカップのメッセージ。
    「When we're together, snowman come to life」…、そうなんだよね。
    ココロをあたためあえる仲間がいることの、そのシアワセをあらためて噛みしめるためのシーズンなんだって思ったりした…、さて仕事。

    d22140f0.jpgそういえば今日は冬至。
    一年で一番昼が短い日。
    昔の人は太陽が一日も早くより長く、自分たちの頭の上にいてくれるよう一生懸命、祈ったのでしょう。
    そんな祈りが、クリスマスという行事になったに違いない。
    もしキリストが農繁期に生まれていたら、誰もお祈りする暇なんかなかったろうに…、って不遜なコトを思っていたら、地下鉄のドアに頭が挟まる。

    出発直前の地下鉄に乗ろうと、ノロノロしていたらパカンと頭がドアにはさまり、引こうが押そうが埒があかない。
    電車のドアの閉まる力ってスゴいのですネ。
    必死の形相。
    しかも後ろでは、出発を知らせるベルがプルプル。
    一緒にボクの背中もプルプル。
    車両の中でみていた人は、多分「ジャック・ニコルソン@シャイニング」を見ているみたいな状況だったに違いない。
    ボクは一人で、アビキョウカン!

    やっとドアがプシュッと開いて、ボクの頭は吐き出され一人ホームに取り残される。
    駅員さんに「ちょっと今のはひどいんじゃない」って、愚痴ってみたら、彼、無表情。
    「あぁ、そうですね」ってまるで仮面の独り言。
    ボクはそのとき、彼にとって乗客じゃなく貨物だったに違いない…、と。
    いたみを分けあうコトができない虚ろな人形を、目の前にして、ココロに怪我を負ってしまった…、そんな朝。


    ちなみにコレ…、YouTubeにアップされた画像の中から「痛めの失敗」を収録したモノばかりを厳選、そのベスト145を集めた動画集であります。



    こんなの見てたらボクの今朝の「電車のドアに頭を挟んでしまいました」なんて失敗のうちには入らないな…、って笑い飛ばせます。
    それにしても海外の建造物ってなんでこんなに壊れやすく出来てるんだろう。
    それに自動車。
    あの乗り物はこうした事故を起こすように出来ているのかもしれないなぁ…、って思ったりもする。
    12分以上の動画であります…、気持ちが滅入ったときにどうぞと思います(笑)。
     

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    原宿にて昼…、F.O.B.Corpというカフェに来ました。

    fob.jpgラフォーレ原宿。
    原宿という街そのもののランドマークで、しかもおそらくこの原宿で一番集客しているビル。
    その表玄関部分は物凄い数の人が集まる。
    待ち合わせ場所としての有名で、けれどそのビルの裏っかわ。
    路地に面したこの店界隈。
    なんとも静か。
    ココが原宿?って思えないほど静かでひっそり。
    そもそもこの路地裏には商業施設がほとんど無い。
    この街が住宅地だった昔の名残り。
    やさしい空気が流れてる、なんだかほっとするエリア。
    時間もユッタリ、ちょっと遅めのスピードで流れてるみたいで気持ちがなんだかおだやかになる。

    それにしても原宿って街はある意味、昔の東京っぽさが一番残っている場所かもな…、って思ったりする。
    人が住んでいた普通の街。
    住んでる人がそこで仕事を普通にしてて、その人たちを支える普通のお店があって。
    けれどココにしかないちょっと特別なコトをみんなが一生懸命、守り作った。
    歩く範囲内でほとんどすべての生活がまかないきれる、人間サイズのコミュニティー。
    東京の中で1ヶ所、好きな場所に住まわせてくれる…、って言ってくれたら絶対原宿。
    そう思ってる、好きな街。

    もともとこの店、台所を中心とした生活雑貨を販売しているお店でした。

    fe851ae7.jpg当時、西洋雑貨。
    特にキッチン絡みのおしゃれな雑貨を手に入れるには苦労した。
    洋書店に並んでるアメリカやヨーロッパのインテリア雑誌に紹介されてる家の台所。
    天井からぶら下がる変哲のないバスケット。
    実用的で、にもかかわらず美しいガラス食器やお皿やボウル。
    料理を作ってそのままテーブルの上に置けそうな、フライパンやらソースパン。
    その憧れがココにやってくると見つかった。
    気軽に買えるアメリカ的なる生活に、重宝しました…、お世話になった。

    今では物販売り場がなくなってカフェだけになってしまった。
    けれどテーブル、キッチン、食器などなどほとんど全てがF.O.B.Corpの扱い商品で、すべてかつての憧れのまま。
    カフェオレの入ったグラスはうちでも使っているグラス。
    ガムシロップを入れたピッチャー。
    夏、サングリアを入れるのに重宝したモノ。
    いろんなコトを教わっていろんなモノを買わせてもらった…、ボクの先生みたいなお店。
    そこで食事をするって、なんだかちょっとウキウキします。
    通りに面したオープンカフェ。
    建物も中に入っても屋外感が濃厚で、白いタイルのキッチンや温室のようなしつらえ、それから屋外用のガーデンテーブル。
    たのんだカフェオレをパチッととると白くうつった。
    南仏リゾートホテルの昼下がり(笑)…、そういい聞かせて昼をたのしむコトにした。

    e4dd4d65.jpgバゲット使ったサンドイッチをたのんで食べます。
    ジャンボンフロマージュなる、ボクの好きなレシピの一本。
    たのむと厨房の方からパンが焼ける匂いがしてきて、まもなく、どうぞとステンレス製の可愛いカゴに入ってやってくる。
    パリのビストロ風であります。
    なめらかで、ちょっと不揃いな感じにみえる金属なのに冷たく感じぬ不思議な製品。
    昔、同じのを持っていて、引越しのときにどこかにいった…、なんだかちょっと欲しくなる。

    そっけないほどシンプルで、香り豊かなサンドイッチを、さていただきましょうと手に取ると、焼いたばかりのパンのあったかが手に伝わってくる。
    ガリッと一口、かじります。
    生ハム、チームにタップリバター。
    マヨネーズだとか、マスタードとか調味料なんて使ってない。
    素材の持ち味。
    風味や香りの組み合わせだけで味わう料理。
    最近、こうした料理がなぜか好き!

    同じ素材も組み合わせ方で味の印象がまるで異なる。
    ここのサンドイッチ。
    ガリガリとした堅いバゲット。
    細焼き、しかも皮の部分が分厚めのモノをよく焼いて、バターの分量がかなり多目。
    チーズも少々やわらかめだから、ヌンメリ、歯茎にからみつくまるでバターをかじりつつクラッカーを食べてるみたいな背徳感があって好き!
    とてもステキなオゴチソウ…、さてさて仕事といたします。



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