忍者ブログ
サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
2024 . 11
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • カレンダー
    10 2024/11 12
    S M T W T F S
    1 2
    3 4 5 6 7 8 9
    10 11 12 13 14 15 16
    17 18 19 20 21 22 23
    24 25 26 27 28 29 30
    カテゴリー
    最新TB
    プロフィール
    HN:
    サカキシンイチロウ
    年齢:
    64
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
    バーコード
    ブログ内検索
    アーカイブ
    P R
    アクセス解析
    ×

    [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

    原宿にて昼…、F.O.B.Corpというカフェに来ました。

    fob.jpgラフォーレ原宿。
    原宿という街そのもののランドマークで、しかもおそらくこの原宿で一番集客しているビル。
    その表玄関部分は物凄い数の人が集まる。
    待ち合わせ場所としての有名で、けれどそのビルの裏っかわ。
    路地に面したこの店界隈。
    なんとも静か。
    ココが原宿?って思えないほど静かでひっそり。
    そもそもこの路地裏には商業施設がほとんど無い。
    この街が住宅地だった昔の名残り。
    やさしい空気が流れてる、なんだかほっとするエリア。
    時間もユッタリ、ちょっと遅めのスピードで流れてるみたいで気持ちがなんだかおだやかになる。

    それにしても原宿って街はある意味、昔の東京っぽさが一番残っている場所かもな…、って思ったりする。
    人が住んでいた普通の街。
    住んでる人がそこで仕事を普通にしてて、その人たちを支える普通のお店があって。
    けれどココにしかないちょっと特別なコトをみんなが一生懸命、守り作った。
    歩く範囲内でほとんどすべての生活がまかないきれる、人間サイズのコミュニティー。
    東京の中で1ヶ所、好きな場所に住まわせてくれる…、って言ってくれたら絶対原宿。
    そう思ってる、好きな街。

    もともとこの店、台所を中心とした生活雑貨を販売しているお店でした。

    fe851ae7.jpg当時、西洋雑貨。
    特にキッチン絡みのおしゃれな雑貨を手に入れるには苦労した。
    洋書店に並んでるアメリカやヨーロッパのインテリア雑誌に紹介されてる家の台所。
    天井からぶら下がる変哲のないバスケット。
    実用的で、にもかかわらず美しいガラス食器やお皿やボウル。
    料理を作ってそのままテーブルの上に置けそうな、フライパンやらソースパン。
    その憧れがココにやってくると見つかった。
    気軽に買えるアメリカ的なる生活に、重宝しました…、お世話になった。

    今では物販売り場がなくなってカフェだけになってしまった。
    けれどテーブル、キッチン、食器などなどほとんど全てがF.O.B.Corpの扱い商品で、すべてかつての憧れのまま。
    カフェオレの入ったグラスはうちでも使っているグラス。
    ガムシロップを入れたピッチャー。
    夏、サングリアを入れるのに重宝したモノ。
    いろんなコトを教わっていろんなモノを買わせてもらった…、ボクの先生みたいなお店。
    そこで食事をするって、なんだかちょっとウキウキします。
    通りに面したオープンカフェ。
    建物も中に入っても屋外感が濃厚で、白いタイルのキッチンや温室のようなしつらえ、それから屋外用のガーデンテーブル。
    たのんだカフェオレをパチッととると白くうつった。
    南仏リゾートホテルの昼下がり(笑)…、そういい聞かせて昼をたのしむコトにした。

    e4dd4d65.jpgバゲット使ったサンドイッチをたのんで食べます。
    ジャンボンフロマージュなる、ボクの好きなレシピの一本。
    たのむと厨房の方からパンが焼ける匂いがしてきて、まもなく、どうぞとステンレス製の可愛いカゴに入ってやってくる。
    パリのビストロ風であります。
    なめらかで、ちょっと不揃いな感じにみえる金属なのに冷たく感じぬ不思議な製品。
    昔、同じのを持っていて、引越しのときにどこかにいった…、なんだかちょっと欲しくなる。

    そっけないほどシンプルで、香り豊かなサンドイッチを、さていただきましょうと手に取ると、焼いたばかりのパンのあったかが手に伝わってくる。
    ガリッと一口、かじります。
    生ハム、チームにタップリバター。
    マヨネーズだとか、マスタードとか調味料なんて使ってない。
    素材の持ち味。
    風味や香りの組み合わせだけで味わう料理。
    最近、こうした料理がなぜか好き!

    同じ素材も組み合わせ方で味の印象がまるで異なる。
    ここのサンドイッチ。
    ガリガリとした堅いバゲット。
    細焼き、しかも皮の部分が分厚めのモノをよく焼いて、バターの分量がかなり多目。
    チーズも少々やわらかめだから、ヌンメリ、歯茎にからみつくまるでバターをかじりつつクラッカーを食べてるみたいな背徳感があって好き!
    とてもステキなオゴチソウ…、さてさて仕事といたします。



    関連ランキング:カフェ | 明治神宮前駅原宿駅表参道駅

     

    拍手[0回]

    PR
    ■ この記事にコメントする
    お名前
    タイトル
    文字色
    URL
    コメント
    パスワード
    Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
    ■ コメント一覧
    無題
    あたしはココのお店のサラダが大好きです。
    仰るとおり、ラフォーレの裏のカフェは重宝します。

    そして、昔の会社に居た時に仕事の仕方も含めて沢山お世話になった大好きなお店です。
    きちんと軸のある雑貨屋さん。
    セレクトもとっても好きです。
    松の輔。さん / 2011/11/22(Tue) /
    ワインのお供
    ジャンボンフロマージュおいしいですよね。
    私はヴィロンのものが好きです。
    ただあれを食べるとワインが欲しくなるのがたまにキズですね。
    れきさん / 2011/11/22(Tue) /
    芯の通った
    > 松の輔。さん
    何十年もまるでぶれない、しっかり一本芯の通った営業方針。
    ステキですよね。
    日常生活が潤うこうした雑貨の世界。
    重宝します。
    サカキシンイチロウさん / 2011/11/22(Tue) /
    ジャンボンブール
    > れきさん
    ジャンボンフロマージュもいいですが、ジャンボンブール。
    バターを挟んだだけのレトロドールが、もうどうしようもないくらいワインにあいます。
    シンプルなゴチソウっていいですね。
    サカキシンイチロウさん / 2011/11/22(Tue) /
    ステンレス
    この籠かわいい!欲しい!
    パンチングメタルで検索してうっとり。
    ディオール銀座が圧巻。じゃなくて。
    日本の雑貨はファンシー入ってないと受けないのでしょうか。
    なのはなさん / 2011/11/22(Tue) /
    日本の粋
    > なのはなさん
    かつて世界中のデザイナーをウットリさせた、日本の粋。
    ファンシーの対極にあるストイックでうつくしいデザイン世界。
    一体どこに行ってしまったのかって思うほど、量販店に行くとへんてこりんなモノがあふれています。
    工芸品にはステキなものがたくさんありますのにね。

    ディオールの銀座。
    何度見ても舟の窓か、チーズおろし器のようにしかみえません(笑)。
    サカキシンイチロウさん / 2011/11/22(Tue) /
    原宿
    僕も住めるなら原宿に住んでみたいですね。明治神宮もあるし、東京の魅力が全て詰まったラブリーな街ですよね〜!
    オレンジさん / 2011/11/23(Wed) /
    フォブ的なモノ
    原宿も、フォブの世界も、大好きです。
    私にとっては、子供の頃に憧れた、an・anの世界。
    マガジンハウスがカルチャーを牽引していた時代に、
    お小遣いを貯めて、ラフォーレ原宿でお洋服を買っていた、
    刈り上げワンレングスの髪をした私を、思い出します。
    ちょっと、センチメンタルです。
    rikoさん / 2011/11/23(Wed) /
    住みたい街
    > オレンジさん
    東京駅や羽田空港から心理的に遠い街。
    にもかかわらず、東京のどんな場所にも近い街。
    東京を相手に仕事にする立場になることができれば、これほどいい場所はないって思います。
    はやくそんなふうになりたいなぁ…。
    サカキシンイチロウさん / 2011/11/23(Wed) /
    DC時代
    > rikoさん
    DCブランドの全盛期。
    ボクはPoshBoyが大好きで、ラフォーレやパルコには随分お世話になりました。
    ガラにもなく、雑誌の「オリーブ」の世界が大好きで部屋に籐製のバスケットにリネンを巻きつけたのをおいていたりした。
    創意工夫がたのしい時代でもありました。
    なつかしいです。
    サカキシンイチロウさん / 2011/11/23(Wed) /
    ■ この記事のトラックバック
    この記事にトラックバックする:
    近所の夜をニッコリと HOME サンドイッチの朝の今朝
    Copyright © サカキノホトンブログ All Rights Reserved
    Powered by ニンジャブログ  Designed by ピンキー・ローン・ピッグ
    忍者ブログ / [PR]