昼をランチミーティングをと、赤坂見附のウェストパークカフェにくる。
待ち合わせのしやすい場所で、雰囲気カジュアル。
明るくとても気軽な店でいいアイディアが出てきそうなお店でそれでココにした。
地下鉄の駅をおりると目の前にある。
けれどビルの二階にあるから、フラッとやってくる人があんまりいなくて、落ち着いて食事ができる雰囲気がある。
どこか別のところで待ち合わせをしてそれからお店にいくんじゃない。
お店で直接待ち合わせするというようなときの、レストラン選びはちょっと厄介。
どんなにおいしく、ステキな店でも小さなお店は客席が空いているかが不確かで、しかもおちついて話ができないコトもある。
ほどよく大きく、しかもあんまり混んでなさそうな。
けれどあまりにガラガラのお店は寂しく、話もしんみり、盛り上がらない。
そんないろんな条件を、頭の中に放りこみガシャガシャポンとやってきたのがこの店だったのでありました。
ところが結構、混んでいた。
お昼前にはほぼ満席になっちゃって、早めに来たからなんとかみんなで座れたけれど、もしかしたらと思ってちょっとビックリします…、繁盛店。
ニギヤカなコトは良いコトでもある。
これから出てくる料理がおいしく感じもできる…、いい感じ。
ココ数日、ランチと言えばエビが続いていて今日も、もしメニューにエビの料理があったらどうしよう…、ってビクビクしながら。
でも期待半分、メニューを眺める。
ウレシイことにエビの料理はござんせん。
それでサラダを選んでたのむ。
ココのシーザーサラダはなかなかおいしい、本格派。
しかもトッピングをいろいろ加えて自分好みにできるのだけど、もうひとつのココの名物料理でもあるローストチキンを選べるのです。
チキンシーザーは昼のお腹にピッタリでもあり、それにしようか?と最初は思った。
ところがなんと、コブサラダがメニューにあるではございませんか。
ハリウッドにあるブラウンダービーってレストランのオーナーシェフ。
ロバート・コブ氏がお腹がすいてお店の冷蔵庫から食材を引っ張り出してササッと作ったサラダが由来。
映画スターの御用達的名物料理になって全米にレシピが伝わり今に至る。
…、ってアメリカ的なる誕生秘話を持った料理でござります。
レタス、アボカド、トマトにチキン。
固ゆで玉子にクリスピーに仕上げたベーコン。
ブルーチーズにくるみにアボカドというオーセンティックなコブサラダを構成するものがすべてシッカリ入ってる。
基本に忠実。
しかも具材それぞれがハイクオリティでウットリします。
全部をワシワシ混ぜてたのしむ。
ちょっとクリーミーなドレッシングがお皿の上のあれやこれやをひとつにしてく。
ブルーチーズのカビの香りとクルミの甘い木の実の香り。
ねっとりとしたアボカドの食感を、カリカリ焼けたベーコンの歯ごたえ引き立て顎にもおいしい。
茹でた玉子の黄身がねっとり。
クリーミーなドレッシングと混じってタルタルソースのようになってくるのもたのしくてゴージャスな味。
堪能す。
それにしてもこのお店。
ランチでメインをたのむと、サラダかスープを選べるようになっている。
サラダをメインにしてもスープかサラダを選べる。
サラダをそれでも選ぶ人っているのですか?って聞いたら、かなりいるんだってお店の人がニッコリします。
ベジタリアン。
あるいはスープの具材が嫌いで、だからサラダをたのむって人もいるんだという。
野菜を食べたい。
だからサラダの前菜としてサラダを食べてもいいんでしょうネ。
食の世界はオモシロイ。
今日のスープはレンズ豆とベーコン、野菜のトマトスープ。
バジルペーストとオリーブオイルがスープに青い香りをくれて、お腹もスキッとあたたかになる…、仕事の話も順調に!
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それから移動で打ち合わせ…、スタバでちょっと休憩します。
ドリップコーヒーをショートでもらう。
それから何か、甘いものでも…。
昼のご飯が野菜だけではちょっと軽くて、食べたくなった。
マフィンにします。
先日、スコーンを食べたときにも思ったけれど、英国生まれのマフィンやスコーン。
アメリカに来た途端にまるで違ったお菓子になっちゃう。
世界的にカップケーキと呼ばれるこんなケーキをマフィンと言い切るところが、不思議というか潔いと感心するか。
ちょっとボクにはわからない。
それにしてもそのアメリカの食の一片を代表しているマクドナルドの、朝食メニューのマフィンは英国風のマフィンであって、アメリカ風じゃないのは何故?
よくわからない、オモシロイ。
ザックリとした粗い生地。
蜜をタップリ吸い込んで、しっとりしててけれどボソボソ、舌に乾いた食感残す。
大粒いちごを砂糖で煮詰めた、ジャムの一部のようないちご。
2個タップリと入ってて、その周りだけ苺色に染まっているのが色っぽい。
スプーンをかりて一口分をそこにのっけて、ドリップコーヒーにトップリ漬けて食べるとジュワッとコーヒーが甘く変わって喉を潤す。
ダンキンマフィンのような感覚…、甘いお菓子で体を中からあっためた。
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