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2025/03/04 (Tue)

たまごサンドをマメヒコで

渋谷でちょっとだけ時間の余裕が朝あって、それでマメヒコ。

公園通りを登り切るちょっと手前にある喫茶店。
明るくとても気持ちいい店。大きなカウンターの端にはきれいな花がいけられ、なによりお店に集まる人が明るく華やか。
この空間に身をおくことがなによりゴチソウ…、みたいな感じのオキニイリ。
朝８時からやっていて、ボクがやってきた１０時ちょっと前というその時間にはすっかりお店があったまってる。いい感じ。

まずはコーヒー…、牛乳珈琲っていう朝においしい飲み物にした。
大きなマグに牛乳とコーヒーがほぼ半分づつというレシピにて、しかもコーヒーは熱々だけどミルクが常温。
一口目からぬるいというのが、朝のお腹にやさしい感じ。
牛乳がコーヒーの熱であたためられて、香りや甘みが濃厚になる。そのコーヒーもほどよくぬるくて香りや苦味が牛乳の中に閉じ込められてる。それそのものの味が口の中でやさしくほどけていくようなやさしさがいい。

そして今日の朝ご飯…、エッグサンドイッチがやってくる。

エッグサンドが好きなあの人に、食べさせてあげたい！ってもう強烈に思ってしまう、見事な姿…、うつくしさ。
フッカリした厚めのパンにタップリ玉子のフィリングが、あたかもパンを持ち上げんがばかりの勢いで詰め込まれてる。
ズッシリとした重量感を漂わせつつ、蓋したパンが飛び上がってきそうな不思議な浮遊感を発散してる。多分、見ているボクの気持ちがフワッと上がっているからに違いない。

パンはフッカリ…、甘み控えめな自然な味で中のフィリングの味を邪魔せず、やさしく包んでシットリさせる。
茹でた玉子をザックリ刻み、マヨネーズであえた玉子のフィリングに、キャロットラペが混じっているのがオリジナル。
なめらかな玉子の食感に混じってシャキッとニンジンが、奥歯を叩いて玉子のなめらかを際立たせてる。尖った酸味も味をひきしめ大人な感じ。
マグの牛乳珈琲にライトを移して飲み込んで、体の中を明るくしました…、そしてたのしい打ち合わせ。

カフェマメヒコ公園通り店

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[4回]

2014/03/10 (Mon) 銀座ウェスト：喫カバ Comment(2)

青山のＴ、ホノルルのＣ

視察ランチの前と後…、お茶を飲みます。まず一軒目はサザビーグループがやっている「ティースタンド」っていう紅茶のお店。

かつてロイヤルホストがあった場所を使って作った、のびのびとしたやさしい空間。系列店のアフターヌーンティーがファストフードになったらこんな感じになるんじゃないかと思う…、そんな雰囲気。
それにしてもお店の前のこの行列。
決してゴールドジムの入会希望で並んでいるわけじゃございませんで（笑）、フライングタイガーって北欧雑貨のお店に入るための行列。
あまりに人が集まりすぎて、お店の中は一方通行。引き返さずに歩いて買い物してください…、と、買い物をたのしむなんてコトができない不思議なお店。お店から出てくる人があまりショッピングバッグを持っていないというのも不思議。

行列することに価値を見出す人たちの、格好の暇つぶしの場所になっているのかもしれないなぁ…、って思ったりする。
まぁ、それもよし。平和な日本でございます。
このティースタンドという店は、その行列や建装が嘘のように静かで、のどか。
サザビーグループといえばスタバの日本におけるライセンシー。この店もまるでスタバのようなシステム、商品構成。
もしココがスタバだったらもっと繁盛しているはず…、って思ったりする。ニュースをうまない店を今の日本の人は、まるで見ぬふり。オモシロイ。
チャイティーラテを飲みながら、手を温める…、昼の前。

ティースタンド表参道

関連ランキング：カフェ | 表参道駅、明治神宮前駅、外苑前駅

ランチを終えて、尽きぬ話をお茶でも飲みつついたしましょう…、とホノルルコーヒーにやってくる。

昨日の午後も赤坂にあるホノルルコーヒーでお茶をした。今日は原宿の新しい店。
一緒に食事をした人が、行ってみたいというリクエストにてやってきて、お店のドアが開いた途端にやってくる、マカデミアナッツの香りにびっくり。
切なくなるくらいハワイの香り。
朝や昼間の匂いじゃないのね…、夕方、カラカウア通りに立ってるトーチに灯りがともりはじめる火点し頃に、ひときわ強くなる香り。

赤坂見附のお店に比べて、奥に奥にと作られたウナギの寝床のようなお店で、だから奥に座るとまるでココがハワイのような気持ちがしてくる。
マカデミアナッツの香りのついたコナコーヒーも、自然な甘さとやさしさで、飲むと後からハワイの香りがやってくる。
この店、ハワイ由来のお店だからなのでありましょう…、パンケーキを売っていて女性は２人にひとりが食べている。
かなりの量のパンケーキがみるみるうちにお腹の中に入ってく。女性のお腹は宇宙のごとしと感心しながら、今日もぼんやり、ハワイの空気をたのしんだ。

ホノルルコーヒー表参道店

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[4回]

2014/02/21 (Fri) 銀座ウェスト：喫カバ Comment(0)

ほのるるちゃんぽん

食事を終えて打ち合わせ…、外でしようよとホノルルコーヒーカンパニー。

のんびりとした店であります。
さすがにランチが終わった直後という時間帯。だからほどよく満席で、けれど必ずひとテーブルは空いている。ボクらが座るとしばらくして、誰かが席をたち、その空席が次のお客様で埋められていく。
いいカフェってこういうリズムをもっているモノ。
カフェを名乗って、なのに行列させるようなへんてこりんな店はいささか身の程知らず…、って思ったりする。ココは好き。

ココナツの甘い香りがただようコーヒー。コーヒー自体に若干の甘みがあるとは思うのだけど、その実際の甘み以上に甘さを感じる。
甘い香りのせいなんでしょう。
舌は鼻にばかされる…、鼻が詰まってしまうと味がわからなくなったりすることがある。それほどおいしさにとって香りが大切なのでありましょう。
ガトーショコラにホイップクリームを添えてもらって、頭の栄養補給する。
甘いモノがおいしい体でございますゆえ、これもひとつの薬であります…、言い訳上手なおじぃちゃん（笑）。

ホノルルコーヒー赤坂見附店

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夜は近所の南昌飯店。テキパキ食べて早くうちに戻りましょうと。
ひさしぶりにやってきたらばお店の雰囲気が明るくなった。
どうしたんだろうと思って昔を思い出してみたらば、そうか。お店の壁が前には赤いレンガ積み。同じレンガの意匠だけれど明るい茶色になっていた。
石積み模様のクロスをはっただけなんですけど…、って、お店の人が恐縮したように笑うんだけど、ポスターなんかもスッキリしてて垢抜けしたようで、いい感じ。

小皿料理をあれこれたのむ。
今日の野菜はほうれん草がおいしいよ…、ってすすめられてとったらこれがお皿に山盛り。桜えびと一緒に炒めてシャキシャキ、しっとり。
野菜がおいしいのはいいことですな。野菜がおいしく感じることもまたいいコトと思ってニッコリ…、もりもり食べる。
牡蠣のフリッタに焼き餃子。
ここの餃子は皮がプルンとすべすべしてて、焦げたところはパリッとしてるのにみずみずしくて食感独特。オキニイリにて食欲も出る。

メインはちゃんぽん。中華料理のお店で長崎風のちゃんぽん麺を食べることができるというのがオモシロく、しかもこれが結構本物。
今日のお昼も白濁スープのソルロンタンを食べたけど、夜も白濁ドッシリスープ。
白湯スープに炒めた野菜の旨味がまじる。イカゲソ、エビにナルトに叉焼と旨味を吐き出す素材もたくさん。
コリコリとしたキクラゲに太くよじれた麺が歯ごたえたのしくさせる。
お腹もあったか、なにより元気なお店の人の笑顔が好きなオキニイリ。

南昌飯店

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[2回]

2014/02/20 (Thu) 銀座ウェスト：喫カバ Comment(0)

クリーム・オブ・ザ・クロップ・ドッグ

渋谷で朝…、クリームオブザクロップスにてユックリと。

副都心線で渋谷に到着。地下のホームから上へ上へと伸びていくエスカレーターを流れに任せて乗り継ぐと、知らないうちにヒカリエっていうビルの中に飲み込まれていている。
他の場所に行こうとすると、かならず流れに逆らわなくちゃいけない面倒くさい動線のこの駅の構造はすべてこのビルのためにあるに違いない…、と最近気付いて大人の考えってスゴいなぁ、と切なく感心。
オフィスビルの下にある商業施設はほとんど１０時スタートで、けれどこの店だけは朝から早起き…、裏口みたいな入り口から忍び込んでお店に入る。

ドリップコーヒーがおいしいお店。
もともとコーヒーマシンかエスプレッソマシンで落とすのが当たり前、と言われいたアメリカでさえ、最近、ペーパードリップでおとすドリップコーヒーがブームなんだと言われてる。
豆の持っている特徴や味わい、うま味を味わうのにピッタリで、ミルクで割ってがぶ飲みするのに最適化されたスターバックスとは違ったコーヒーの楽しみ方が世界的にも広がっているってことかもしれない。
ココのブレンドコーヒーはドリップコーヒーならではのやさしい味わい。
ホットドッグとドリップコーヒーがセットになってて、それで朝。

ここでホットドッグを食べるのははじめてのコト。最近、はじめたサービスみたいで、やってきたのはまっこと普通のホットドッグ。
ファストフード的というより、パン屋さんで売ってる調理パン的ホットドッグ。
硬めのロールブレッドに普通の粗挽きソーセージ。電子レンジで仕上げたみたいなちょっと不自然な温かさにてそこにプチュっとケチャップ、それからマスタード。
味も普通で、その普通さにドリップコーヒーが引き立つ感じ（笑）。
嫌いじゃないなぁ…、こういう飾り気がなくて素朴な料理は嫌いじゃない。

それにしてもケチャップとマスタードが一度にプチュっと出てくる容器。
しかも細く絞り出される具合が見事で、これを作った人ってスゴい…、日本人のもてなし上手が形になった典型的なる工夫のひとつに違いないって、思ったりする。
そういえば…。
最近、当たり前になってしまった床に直接カバンをおかなくてすむように、用意されてるバスケット。これもひとつの、お・も・て・な・し。
いいなと思った…、もう首巻きが手放せないよな季節であります、冬の今朝。

ザクリームオブザクロップコーヒー渋谷ヒカリエ店

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[4回]

2013/12/24 (Tue) 銀座ウェスト：喫カバ Comment(4)

昼ＢＬＴ、夜土鍋

表参道の交差点にある、アンデルセンでサンドイッチを食べる午後。

二階はパンが食べ放題のレストラン、地下はサンドイッチが気軽にたのしめるカフェになってて、今日は地下。
キッチンが近くて、気持ちが明るくなってく。
厨房脇にはキレイに飾られたクリスマスツリーが置かれ、壁一面にオーナメント。
テーブルの上にはハート形した観葉植物…、葉っぱと幹の境目に蝶ネクタイのような真っ赤なリボンがヒラリ。これもキレイなホリデー模様。
アンデルセンといえばデニッシュペストリー…、つまりデンマークのパンを日本に伝えた店で、冬が厳しい国のクリスマスって厳かにして華やかなステキを感じる。

ウットリしながらサンドイッチをパクリと食べます。
たのんだのは「ＢＬＴ」…、ベーコン・レタス・トマトというアメリカ的なるサンドイッチの代表格で、それをここのバッサリとしたオールウィートのイギリスパンを使って作る。
シャキシャキ前歯で歯切れる食感たのしいレタス。
カリッと焼けたベーコンにトマトが入っているのは当然。チキンブレストのグリルを薄く削ぎきったモノに茹でた玉子が彩り、食感にぎやかにする。
手づかみしながら味わうサラダのような食感、味わいでパンのザックリした歯ごたえが「食べてる！」って実感くれるオゴチソウ。

サンドイッチにはやっぱりポテチチップスですね。
ハンバーガーにはフレンチフライ…、なぜなんだろう、オモシロイ。
じゃがいもを極薄に切り、油でカリッと揚げていて口に入れるとホロッと崩れて口いっぱいに散らかっていく。
それと一緒に添えられたピクルスもカリッと硬くて、涙がでるほど酸っぱくてすべてがサンドイッチをおいしくさせるためにある。
アイスティーをゴクリと飲んで、昼のお腹が落ち着いた。

それにしてもココの大きなテーブルにグルグル回るフックがついてる。ハンドバックや手荷物をここにひっかけスマートに食事ができるお洒落な工夫。なめらかに磨き上げられた素材感、やさしい造形がステキでこれもオキニイリ。

アンデルセン青山店

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そして夜…、土鍋うどんを作ってみようと袋に入った普通の蒸したうどんを二玉。

あご出汁、そこに醤油をほんの少々おとし、甘辛煮込みのお揚げを刻んで蓋してクツクツ強火にかける。
分厚い土鍋はなかなか熱くならずにじっくり、時間をかける。
コトコト、麺が持ち上がるようになってきたらばそこにナルト、牡蠣と刻んだネギをタップリのっけて蓋して、湯気が出るまで煮込んでく。
最後によく溶き玉子を注ぎ、蓋して蒸らして出来上がり。

今年の冬は土鍋元年。
オモシロイほど普通の料理がおいしくなってく。熱がじんわり入るから。火から下ろすと土鍋が熱を放出し、テーブルの上で再び沸騰しはじめる。
ずっとあったかな状態が長続きするのもウレシクて、特に玉子がふっくら仕上がるコトにビックリさせられる。
ネギの風味とあいまって、プクリとふくれた牡蠣がおいしく、味わい深く、体が芯からあったまる。冬のゴチソウ、ありがたい。

[6回]

2013/12/19 (Thu) 銀座ウェスト：喫カバ Comment(2)

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