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2025/05/12 (Mon)
「パンとエスプレッソと」表参道
表参道で朝から仕事。
それで前から来たかった店で、朝ご飯を食べるコトにする。
「
パンとエスプレッソと
」っていう店名のパン屋さんの朝ご飯。
コーヒーバールの付いたベーカリーというコンセプト。
ベーカリーは、伝説のベーカリー「デュヌラルテ」の流れをくむ端正で、カチッとできた上等でオリジナリティーのあふれるパンが特徴で、それと一緒にバリスタのいれるおいしいエスプレッソがたのしめる。
パンとコーヒー。
和食で言えば、ご飯と汁。
食事の基本をなす組み合わせ。
その両方が等しき価値で揃ってるという、なんとシアワセでステキなお店。
場所は表参道を伊藤病院の角を入った脇道。
ロイヤルホストを左に曲がり、まい泉本店をながめつつテクテク歩くと、ロータスという伝説のカフェを通り過ぎます。
あとは住宅地の中をまっしぐら。
昔はほとんど店のなかった裏通り。
通り過ぎちゃったかなぁ?
あるいは、見当違いで道に迷ったか?
ちょっと不安になるくらい、街の外れ感がひしひしとする場所にポツンと。
オフィスビルっぽいビルの一階にお店はあります。
そう言えば、この脇道に入る入口の向かい側には、かつてモリハナエビルがランドマークになっていた。
そこも今ではすっかり更地になって、再開発を待つばかり。
表参道ヒルズで景色が変わった界隈。
まだまだ終わらぬ新陳代謝…、それも時代というコトでしょ。
テクリと歩いて、やってきたらばとても気持ちのよいしつらえで、均整のとれたパンが主役のいい空間。
扉を開けると、パンがやけてく甘い香りが鼻をくすぐる。
パンが焼ける匂いって、なんでこんなに切なくやさしい気持ちにさせてくれる香りなんでしょう。
お腹がグーッと自然と鳴ります。
入り口部分にはパンの販売コーナーがある。
シンプルな棚。
種類は10種類くらいでしょうか?
見た目の派手さはまるでない、素朴な姿。
向かい側には小さなレジ。
その後ろ側にはパン工場。
朝から3人ほどの職人さんがテキパキ、パンを焼いている。
座り心地の良い椅子たちと、ほどよきサイズのテーブルが整然とならぶバルの奥にはキッチン。
大きなエスプレッソマシンとサンドイッチのショーケース。
簡単な調理器具が並んでて、カフェとしても居心地のよい空間が用意されてる。
隣の席との間隔も、気にならぬ程度の距離で座ると不思議なほどに気持ちが落ち着く…、いいお店。
パンの売り場とホールを担当しているのはバルのスタッフ。
背筋がしゃんと伸びていて、商品知識もシッカリしてて見た目ばかりじゃないプロフェッショナル。
朝食セットが3種類。
サラダの付いたトーストセット。
フレンチトースト。
それからパニーニ。
どれにもコーヒーが付いていて、特にエスプレッソはかなりの自信があるようで、それでパニーニもらってマキアート。
お願いすると、甘くしますか…?と聞いてくる。
泡をこわさずたのしめるよう。
ミルクを注ぐ前に、エスプレッソに砂糖を溶かしてくれるのだというのですね。
気がきいている。
エスプレッソはそのまま飲むより砂糖をタップリ入れて飲むのがおいしく感じる。
苦味、酸味、風味に香りも砂糖で引き立つ。
けれどカプチーノやマキアートみたいなミルクフォームを乗っけたタイプのモノだと、砂糖と入れて混ぜてるうちに泡がこわれる。
泡のズブズブした食感も味わいたい。
けれど甘くしても飲みたい。
そんなジレンマを解消できる粋なサービス。
特別あまくしてください…、とお願いをしてやってきたのがこのマキアート。
うつくしい。
ポッテリとした泡がこんもり、カップの上にせり出した思わず拝みたくなるほどにうつくしい。
ハートの模様もクッキリと、飲むとポッテリ、泡が最初にやってきて中から甘い、けれどビターなエスプレッソが流れこんでやってくる。
一口のんで、グラスの水をコクっと飲むと、口の中に再びエスプレッソの香りと味がよみがえる。
それも甘みとともになくなり、けれど鼻からコーヒーの香ばしい匂いが抜ける。
美味の名残がいとおしい。
ボローニャハムを挟んだパニーニ。
他にも二種類パニーニがあり、ひとつはフォカッチャ。
これを含んだ残りの二つはガッシリとした田舎風のパン。
粉をタップリまとった、カサッとしたその表面。
齧るとさすがにその表面は歯ごたえがある。
ところが中は案外、フンワリ。
最小限ながらシットリ感もあってフランス的なるパンとはまるで違った味わい。
固すぎない。
やわらかすぎない。
たしかな歯応えがありながら、顎が疲れる前にきちんと噛み砕け、ユックリなめらかになっていく。
適度にかわいて、みずみずしさを失わず、ほどよき中庸。
ならばそれが無個性か?というと、むしろ個性的。
日本人がおいしいと、思うように出来上がっている個性豊かなオリジナル。
見事であります…、脱帽です。
脂の香りが独特のボローニャハムにも負けぬ味わい。
ムッチリとした肉のうま味と、甘みを持たぬディルピクルスと、それにパンの塩味、うま味が混じって食べててまるで飽きない。
食べてたちまち、オキニイリ。
それにしてもこのマキアート。
最後まで泡がこわれず、キレイに残る。
それがちょっと勿体なくてズズッとすすって飲み込んだ。
空気と一緒にエスプレッソの名残を含んだミルクの泡が、舌の一番、奥のところにピトッと乗っかる。
軽いクセして、たしかにずっとそこにいる。
存在感が豊かでしかもふくよかで、パンがメインか、こちらがメインか分からなくなるほどの充実感。
不便な場所でなのに次々、お客様がくる。
ボクがいた30分ほどの間にかるく10組ほど。
半分の人がパンを買いそのまま外に出て行く人たち。
残りはお店で朝食をとる。
隣の人が食べていた、見事なトーストのうつくしさ。
あぁ、次はあれ食べなくちゃと思ってお店をあとにする…、ココロに残るすばらしい店、今日は幸先よい朝となる、元気に散歩で仕事に向かお。
[0回]
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2011/02/03 (Thu)
銀座ウェスト:喫カバ
Comment(8)
エッグスタンド
行き慣れぬ街に朝、訪れて、どこで朝ご飯を食べようか…、と。
見渡したらばコージーコーナーがお店をあけてて、あらあら、ココでも朝ご飯をやっているんだ…、とそれでためしてみることにする。
「ケーキ屋さんの朝食」と看板に書いてある。
なんと斬新…、新しい。
喫茶店の朝食とかカフェの朝食っていうのは当たり前の世の中で、けれどケーキ屋さんの朝食っていうのは今までなかった。
まぁ、コージーコーナーが純粋にケーキ屋さんかどうかは若干の疑問が残りはするけど、これに続いてパン屋さんの朝食だとか、甘味屋さんの朝食だったり、いろんな専門店が朝食をやってくれるとオモシロイのに。
ケーキ屋さんの朝食らしく、ヴィノワズリっぽい甘い朝食をいくつか用意しているけれどちょっとお腹がすいてるコトもあって、普通のセット。
トーストセットをたのんでみます。
するとたちまち、テーブルの上が賑やかになる。
お水に二種類のドレッシング。
紅茶をたのんだら、ガラスのポットに陶器のカップ、砂糖にスプーンと次々いろんなモノが集まってきてそして大きなお皿がひとつ。
そこにはトースト。
サラダにそしてゆで卵。
パックに入ったホテルバターも添えられていて、かなりシッカリした姿。
見た目がキレイで悪くない。
サラダはパリパリ、見事な状態。
好きなドレッシングを好きなだけ使えるというのも、ちょっとレストラン的だったりもして今朝は柚子ドレッシングで和風に仕立てる。
トーストはちょっと残念。
ボソボソとしたパンそのものがおいしくなくて、しかも焼き方が甘くて軽い。
だから食べるとネチネチしない。
多分、このパン。
強めにやいて表面ガリッとさせたらバターの吸い込みがよくなるんでしょうに…。
勿体無いなぁ…、って思ったりした。
まぁ、それもよし。
お皿の上にガラスのサラダボールとエッグスタンド。
ゆで卵をのっけるための、エッグスタンドを使ってる…、っていうのにそもそも盛り上がるのに、それがガラスというのにウットリ。
お皿の上がキラキラしている。
それそのものがオゴチソウ。
それにしてもエッグスタンド。
ゆで卵じゃなく、半熟たまごをそこにのせスプーンでパコンと殻に穴あけ、スプーンですくって食べる食べ方。
英国の上流階級の朝ご飯の景色といえば、鼻眼鏡をしたおじぃさまがシルクの重たいローブを羽織って、銀のスプーンを玉子の殻に突っ込む姿。
それを真似たくかつてエッグスタンドを買ってまでためしてみたけど、半熟嫌いのボクにとっては猫に小判で、どこにいったかわからなくなった(笑)。
引越しのときに半熟たまごの殻を切るための、ハサミが出てきてビックリしたけどいまだに使う機会なし!
ちなみにこんなエッグスタンド、発見しました。
樹の枝のような造形。
その枝の先に小鳥がとまって、玉子の殻をつついているようなそんなステキなデザインで商品名が「Birdsnest Eggstand」。
まるほど、樹の枝だと思っていたのは鳥の巣なのね。
画像にのせた、青、白、赤の他に透明の素材で4色、どれも柔軟でどんな大きさの玉子の殻にもピタッとよりそうモノになってる。
このホームページから購入できます
…、一個$7.14というほどよき値段…、オキニナリ。
さてさて仕事といたしましょう。
[0回]
2010/12/20 (Mon)
銀座ウェスト:喫カバ
Comment(4)
on the corner
渋谷で朝食。
今のところ、この東京でニューヨーク指数ナンバー1のカフェ、
「オンザコーナー」
でノンビリ、ユックリ。
ニューヨークと言っても五番街じゃない。
マディソンでもなくハーレムでもなく、セントラルパーク近辺でもなく…。
ダウンタウンのユニオンスクウェア。
あるいはソーホーのあたりにありそうなオフなムードののびやかな店。
ニューヨークの朝食レストラン。
デリカテッセンって呼ばれる店のそのほとんどがユダヤ系の人たちがやっていてスモークサーモン系とコーンビーフ系の二種類ある。
ココはコーンビーフ系の店というコトになりましょうか…。
ソーセージやベーコン、ハムにかなり力をいれている。
お店の中にシンボル的に置かれた丸い時計。
かつてスモークサーモン系のデリカテッセンで一世風靡した「Lox around the Clock」ってお店がマンハッタンにあって、そのお店のデザインモチーフが丸い時計、つまり「clock」。
インスパイアされたのかなぁ…、どうなんだろう。
パストラミのオープンサンドイッチを今朝はたのんで朝にする。
牛の肩バラ肉を塩漬けにして、それを燻製にしたモノでまさにニューヨークのデリカテッセンの花形食材。
香辛料で風味をくわえる、そのやり方とレシピがお店、お店で違ってニューヨークの人たちは、贔屓の店でしか買ったり食べたりしなかったりする。
バラ肉という脂と筋が縦横無尽に走っている肉。
塩漬けにするとそれらがとけて、脆くなる。
燻製にした直後は肉の形をとどめているけど、それを薄くスライスするとホロホロ、崩れてこわれてく。
その儚さがおいしい秘密だったりします。
牛肉独特の脂の風味と、赤身のうま味。
ちょっとやさしい酸味があって、今日のこれもなかなかの出来。
バッサリとしたちょっと乾いた食感が、噛み締めるごとに口の唾液をひねりだす。
唾液が出るっていうことは、そのままお腹が空くというコト。
カリッと焼けたトーストブレッド。
シットリとしたザワークラウト。
顎が動いて、目も覚める。
肉をおいしく食べることをよく知っている人が発明した肉のおいしい食べ方の一つだろうなぁ…、ってウットリ思う。
一緒に朝を付き合ってくれた人がたのんだ、ココの名物。
パワーブレックファストという一品。
ちょっと深めのベーカーキャセロールに料理がギッシリ。
キノコのソテと、マッシュポテトをベッドにして、そこに玉子とベーコン、それからミートボール。
グリルトマトにトーストという、朝のお皿を飾って自然なモノがほとんどすべて揃った、朝のゴチソウ。
グリルトマトをケチャップ替わりに食べる玉子もまた乙な物。
粉ふきいもを潰したような、ちょっとポソっとしたマッシュポテトがやさしい味わい。
ガリッと焼けたベーコンや、肉のうま味を素直に感じるミートボール。
一つひとつの料理がシッカリしていて旨い。
なにより器のベーカーキャセロールがかわいい形で、これ買いたいなぁ…、って来るたび思う。
今度、合羽橋に探しに行こうかって思ったりした、オキニナリ。
朝のお供の飲み物を、自家製のジンジャーエールを選んでたのむ。
しかもホット。
ガラスのカップに飴色をした液体。
たっぷりの湯気が蒸発し、小さな水滴が蓋にビッシリついている。
蓋をとると生姜の匂いがフワッと漂う。
飲むとビリッと生姜の辛味。
レモンの酸味と、はちみつのフックラとした甘みが広がる。
さすがに温められてて、炭酸分のジュワジュワとした泡はない。
だからこれを果たしてジンジャーエールといるのかしら…、って思いはするネ。
ハニージンジャーレモネード。
その温かいの…、っていうのが居心地よさそうなそんな飲み物。
それにしてもお腹がポカっとあったまる。
レモンと生姜で鼻が通っていくのもたのしい…、今年は生姜にはまりそう。
それにしてもこのお店。
確実に流行り始めているようですネ。
くるたびお客様の数が増えててる。
今朝なんて、オキニイリの窓際のテーブルが全部埋まってて、それに加えて3組ほどの人がすでに座ってた。
ボクらがやってきてからも、次々、人がやってきて朝から随分、にぎやかだった。
近所にすんでるふうの家族や、カップル。
IT系のフリーランスの人なんでしょう…、iPadを持ち出してあれこれ打ち合わせをしている人と、お客様の層は雑多で、けれどみんな見事に渋谷的にて、お店の雰囲気を盛り上げる。
来て欲しいお客様で満たされて、はじめてお店はいい店になる…、ココはそろそろそうしたお店になりはじめているってコトなんでしょう…、オキニイリ。
座った席の横に大きな鏡があって、そこに映ったボクの姿をみたらば、ああぁぁぁ!
腹がボヨンと飛び出している。
シャツがたるんでこの造形になっているのかもしれないなぁ…、と、さわると中にミッシリ、肉が詰まっておりました。
ちょっと食欲抑制しなきゃ、作ったスーツが着れなくなっちゃう。
まずは歩いて運動しようと思う朝。
[0回]
2010/11/21 (Sun)
銀座ウェスト:喫カバ
Comment(8)
青山ガーデン、サイゼリア
昼食を終え、打ち合わせをかね銀座ウエストの青山店、
「青山ガーデン」
にやってくる。
もともとウエストの青山店のあった場所。
青山墓地の東側。
昔はピロティースタイルのデニーズくらいしか明るいお店がなかったところ。
今では近所に国立新美術館ができて随分、にぎにぎしくはなったけれども、街外れ感はまぬかれぬ場所。
良く言えば「隠れ家風」というコトになるのでしょうネ。
2年ほど前、大きくなってそれに伴い「ガーデン」って名前をもらって再オープン。
広々とした客席ホールに、ポツンポツンと椅子、テーブルが置かれてる。
隣の人の会話も全然気にならない、ユッタリとした豊かな空間。
ホテルでも最近、これほど贅沢なロビーラウンジって稀じゃないかって思うほど。
調度品や雰囲気が、どことなく介護付き高級シニアマンションのロビーのようにみえるのがなんだかちょっとオモシロクはある。
サービスが行き届いているのは昔通りのコトで、BGMも耳障りのよいクラシック。
アイスコーヒーをもらうとお替わり自由なのもいい。
しかもワザワザたのんでおねだりしなくても、少なくなったグラスを見極め「おかわりお持ちしましょうか」と、尋ねてくれる。
お願いしますっていうと、新しいグラスに新しいコーヒーを、新しい氷と共に持ってきてくれるのがとてもうれしい。
グラスもお皿も、ガムシロやコーヒーフレッシュが入った器もみんなピカピカ。
このキラキラがウエストだよなぁ…、ってウットリします。
他のお店にはないココならではの商品がいくつかあって、ここだけ厨房が大きくていろんな手間をかけることができるのでしょう。
そんなひとつを食べてみる。
ホットスフレ。
他にもホットケーキやフォンダンショコラのような商品もあったけど、スフレと聞けば食べずにおれぬオキニイリ。
20分ほどお時間頂戴いたします…、というのもむしろ期待感をかりたてる。
アイスコーヒーを一杯飲んで、お替わりたのむそのタイミングにてワゴンでササッと運ばれてくる。
しぼませぬよう、熱々にしたステンレスの円筒形の覆いをかぶせテーブルの脇でサッとそれを運んで、どうぞ!
見事にキレイに膨らんだ、黄金色したふわふわスフレ。
スプーンで頭を軽く叩くとポポンと乾いた音がして、スフレが揺れる。
形を崩すのが勿体なくも、エイヤとスプーンを斜めにいれると、サクッと割れて途端にスプーンが軽くなる。
中は泡。
すくって食べると甘くて玉子の風味豊かで、舌の上でジュワッと溶ける。
バニラの香りと砂糖のムワッとした甘やかさが口から鼻にススッとぬけて、次の一口、おねだりをする。
あっという間にタップリのスフレがお腹におさまって、あまりの軽さと儚さに気持ちがほぐれてやさしくなった。
夜は軽くサイゼリア。
友人と一緒にきて、あれこれいくかたのんですませる。
まずはワインをデカンタで、それに合わせて生ハムのサラダをとってつまみにします。
三連休のはじまりの夜。
いつもの週末ならばとてもにぎやかな店。
なのに今日は、不思議なほどに静かですいてる。
客席の半分以上があいてるかなぁ…、これからはじまる休みに備えて使い控えをしているのかも。
特にファミリー客がまるでいなくて、いるのは上智大学の学生か、近所にすんでる人ばかり。
シニアの人が目立ちますか。
オモシロイほどにシニアゲストはワインをたのんで、コクリコクリとたのしんでいる。
高いお店のミネラルウォーターより安いワインがあるというのが、ここのお店の売りでもあるか…、と思ったりする。
葉っぱのサラダも生ハムでクルンとまるめて食べればキチンとした肴。
シャキシャキとしたレタスの食感と、ネットリとした生ハムがひとつになって口でほどける。
ワインがすすむ。
鉄板の上でジュウジュウ焼けながらやってくるチョリソにポテト。
それからパンチェッタのピザをつまんで、食事を続ける。
炭水化物の料理で飲める。
肴と〆を一度にたのしむとても合理的な飲み方だって、自画自賛。
日本の料理でいえばお好み焼きでビールや酎ハイ飲むような、そんな感覚?
しかもピザならチーズという、高蛋白質とほどよき脂肪をお腹にいれつつお酒を飲める。
つまり悪酔い防ぐ飲み方。
悪くないなぁ…、って思ったりする。
それからペンネ。
アラビアータをたのんでそこにタバスコふりかけヒーハー味にして食べる。
ロングパスタと違ってペンネ。
時間が経っても劣化が少ない。
伸びずにずっとアルデンテにてクニュクニュムチムチ、歯ごたえたのしい。
しかも辛いトマトの味わい。
ワインのお供にこれほどピッタリするモノはない。
ボクらの横では学生風の若いオトコの子が、粉末チーズを親の仇のように自分のグラタンにバサバサかけてる。
タップリ山盛り。
みるみるベシャメルソースの水気を奪って、まるでチーズ団子のようになってった。
それをご飯の上にのっけて、モグモグ食べる。
なんだかスゴイ、オモシロイモノ見せてもらった、新しい料理が出来る瞬間?…、かもしれぬ。
[0回]
2010/10/08 (Fri)
銀座ウェスト:喫カバ
Comment(2)
オンザコーナー・ベアポンド
渋谷で朝。
「
オンザコーナー
」にやってきます。
アメリカンスタイルのダイナーレストラン。
朝早くから夜遅くまで。
しかも365日年中無休という、動き続ける東京という街のダイナミックな生活リズムにピタッとよりそうステキなお店。
出来てまだまだ1ヶ月とちょっとくらいですか。
はじめて来てみて、たちまちオキニイリになった店。
今日は地方から夜行バスにて東京にきた、友人とひさびさ朝食するためやってくる。
土曜日の朝。
お店の前が都の運営する児童会館というコトもあるのでしょう…。
小さな子供たちがガヤガヤ、とても陽気ににぎやかに歩いていくあとをついて坂道ちょっとのぼったその先の、オンザコーナー。
今日の営業がはじまってまだ間がない時間で、お店のスタッフが掃除をしてる。
グッドモーニングな感じであります、モーニング。
この前きたとき食べようと思って、果たせなかった、パンケーキ。
たのんでみます。
手のひらを広げたサイズの大きさで、ちょっと薄め。
ホイップクリーム。
パウダーシュガー。
ゆるめにたてたフレッシュクリームと、どれもが繊細。
アメリカ的ではないけれど、食べるとふんわか。
サックリとした歯切れ感とちょっと乾いた感じの生地が朝にたのしい。
気泡もタップリ含まれていて、とても軽い食べ心地。
甘みほのかで、小麦の旨みと香りがほんわかただよって、朝のお腹にやさしい感じ。
メイプルシロップをタップリかけて、パンケーキ生地にゴクゴク飲ませて食べると、シットリとした食感になる。
やさしい甘さに朝の頭がスキッと目覚める。
それからここの朝食メニューのほとんど全部を一度に食べるコトができる、パワーブレックファストをたのんで分ける。
目玉焼き。
グリルドベーコンにソーセージパテ。
マッシュポテト、ほうれん草と秋のキノコのバターソテ。
それにトマトをグリルしたモノと、とてもにぎやか。
オーブンの中で熱を蓄えさせたのでしょう。
手をかざしただけで熱さが伝わる陶器の器に入ってジリジリ、テーブルの上でもずっと焼け続けているような熱々がいい。
黄身までちゃんと焼いてください…、ってお願いしたらサニーサイドウェルの状態でやってくる。
ひっくり返してもいいですから…、って言ったのだけどひっくり返さず、けれど黄身までキチッと熱が入った見事にキレイな焼き上がり。
白身の周りはチリチリ、茶色いフリルのように焼けてサクッと香ばしく、バターを塗ったトーストブレッドにのっけて食べると、旨さ引き立つ。
グリルドトマトの甘味と酸味が、ケチャップ替わりを果たしてまるでクラブハウスのような味わい。
椎茸、シメジにブラックマッシュルームが入ったほうれん草ソテも季節の味でいい感じ。
土曜日の今朝。
お店の中にはイタリア系とアメリカ系の外国人のファミリー客でとてもにぎやか。
インターナショナルなファミレスみたいな雰囲気が、なんだか外国気分にさせてもらえてたのしい。
ステキだなぁ…、と思ったのが、彼ら、どんなに小さな子供で必ず何か料理を一品注文させる。
おかぁさんのを分けて(シェアして)もらえばワタシはいいの…、ってそう言う子供にお父さんがこう言います。
自分のモノと他人のモノを分けあうコトをシェアーというんだ。
だから自分も何かたのまなくっちゃ、シェアーすることは出来ないんだよ…、って。
何をたのめばいいかわからない…、ってぐずる彼女に「何がいいかディスカッションしようじゃないか」って、まるで大人を扱うような誠実さにて対峙する。
子供を子供扱いしない真摯な態度になんだか胸を打たれてしまった。
いい経験。
食後に一杯、ラッテを飲みます。
お店の入り口部分に、小さくお店をかまえる「ベアポンド」って店。
下北沢でかなり有名なエスプレッソバーの支店のラッテ。
スティームミルクとエスプレッソだけでできているとは思えぬ濃厚。
泡をワザワザのせたワケじゃないのにキレイに模様が浮かび上がるのがなんだかステキ。
サラッと喉になめらかで、なのに旨みがふわっと広がる。
苦味、スッキリ。
飲んだ瞬間、香りがフワッと鼻先くすぐり、それがずっと持続する。
なんでこんなにおいしいんだろう…。
程よくぬるくて、だからエスプレッソの風味や味を一口目から心置きなく味わえる。
何よりステキと思ったのが、このカップ。
ちょっと薄くてだからラッテの温度が唇に、直接伝わる。
カップの取っ手に回した指も、居心地良くて快適でおいしいものをたのしむ道具ってこう言うモノをいうんだろうなぁ…、って思ったりした。
また、こよう。
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2010/09/11 (Sat)
銀座ウェスト:喫カバ
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