忍者ブログ
サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
2025 . 03
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • カレンダー
    02 2025/03 04
    S M T W T F S
    1
    2 3 4 5 6 7 8
    9 10 11 12 13 14 15
    16 17 18 19 20 21 22
    23 24 25 26 27 28 29
    30 31
    カテゴリー
    最新TB
    プロフィール
    HN:
    サカキシンイチロウ
    年齢:
    65
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
    バーコード
    ブログ内検索
    アーカイブ
    P R
    アクセス解析
    ×

    [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

    朝を赤坂…、ちょっとお疲れ気味でして体に染み入るゴチソウ食べたい。

    itiryu.jpgそれで「一龍別館」にくる。
    韓国料理のお店であります。
    小さなお店。
    しかもメニューはソルロンタンを中心に5種類ほどしかないという、超専門店。

    東京の街に韓国料理のお店が集まる地域がいくつかある。
    古くからあるのは上野。
    それから大久保、赤坂の街。
    上野の韓国料理のお店はほとんど焼肉専門店のようになってる。
    大久保の店はサムギョプサルの店ばかり。
    赤坂の街は特徴のある韓国料理のお店しか残らないのがオモシロイとこ。

    個性的な韓国料理店のメッカにあって、中でもココはかなり特別。
    24時間営業で、ランチタイムでも満席になることはないけど必ず、どんなときにやってきても1組、2組、先客がある。
    今日も一組。
    多分、近所のサムスンあたりに勤めてる韓国系のビジネスマンじゃないかなぁ…。
    お店の人とおしゃべりしながら食事をしてた。
    長く続いた老舗の一つで、けれど決して有名じゃない。
    知る人ぞ知るお店でもあり、韓流マダムの姿がないのになぜだかホっとすると同時に、ソウルに来たような気持ちになってく。

    椅子に座ってするべきコトは「ソルロンタンを下さい」と一言いうだけ。
    7e20b3cd.jpegキムチにカクテキ、韓国のりにおかずが続々やってくる。
    韓国にいくと当たり前のこの景色…、大久保のお店なんかでもオカズが並ぶところが多くはなったけどココのおかずは種類、クオリティともに抜群。
    干したタラを唐辛子味噌で和えたモノとか、おでんの煮込み、もやしのナムルにチリメンジャコを唐辛子炒め煮したモノ。
    あるいは出汁をタップリ含ませ焼いた出汁巻き玉子のスライスと、日本の家庭料理に限りなく近いおかずで、でも味付けがちょっとづつ違ってなんだかオモシロイ。

    bb5d8589.jpegひとつひとつが丁寧に作られている手作りでそれを食べ食べメインがやってくるのを待つのが、たのしかったりするのであります。

    ソルロンタンがやってくる。
    雪濃湯と書く通り、雪のごとく白いスープ。
    東京でソルロンタンを売る店はたくさんあるけど、ココのソルロンタンが一番おいしいとボクはずっと思ってる。
    そして来る度食べてみて、それが間違ってないというのをたしかめる。
    それがたのしく、ウレシクて。
    何も入れずに一口、スープをスプーンですくい、ススッと飲むと口いっぱいにおだやかな肉のうま味とスベスベとしたゼラチン質のとろみを感じる。
    なめらかな味。
    癖も臭みもどこにもなくて、ただ純粋なタンパク質のうま味を感じる。
    塩をほんの少々いれると、スープの中に潜んでた甘みやほのかな脂の風味、牛肉ならではの淡い酸味が姿をあらわす。

    そこにカクテキ、キムチを入れて赤唐辛子の辛みや酸味をくわえて食べる。
    何かが入るたびにスープの味わいが変わっていくのがおもしろく、けれど最初に感じたやさしいうま味は決して壊れず、ずっと舌の上にある。
    芋のでんぷんで作った春雨が、トゥルンと喉をかけおりて、お腹をポカッとあっためる。
    固めに炊いたご飯が一膳。
    それをスプーンですくいスープに浸して食べるとスベっとご飯の粒がひとつひとつ、パラリとほぐれて舌の上を転がっていく…、なんとおいしい、オゴチソウ。

    d57c97ff.jpeg白濁したスープの底をスプーンでさわると、中にタップリ薄切り牛肉。
    牛すね肉を塊のままスープで炊いてやわらかくさせたモノ。
    それを薄くスライスしたものを、再びスープの中で煮込んだもので、口に含むとクチャっとなめらか。
    奥歯にまとわりついてくるような肉の食感。
    脂の香り。
    筋の部分がネットリとろけて、コラーゲン分が口いっぱいに広がっていく。
    この肉感的が10枚ほども入ってますか。
    これをそのままほぐして食べたら、コーンビーフになるんだろうなぁ…、と思いながらご飯にのっけ、キムチを添えてパクリと食べると、そのおいしさに飛び上がる。
    そしてスープをコクリとのむと、体の中に元気と滋養が染みわたる。
    疲れた体だけじゃなく、気持ちまでもが修復される、そんなゴチソウ、オキニイリ。

    それにしても韓国料理とか中国料理のお店って「別館」を名乗る名店がなぜだか多い。
    この赤坂にももう一軒、チョンギワってお店があってそこは「新館」が「本館」よりも有名だったりするのがたのしい、理由をシッカリしらべたい!



    関連ランキング:韓国料理 | 赤坂駅溜池山王駅国会議事堂前駅

     

    拍手[3回]

    PR
    喉が痛くてちょっと歩くと鼻水がでる…、風邪の日の昼にやさしい元気を味わいたくて、それでベトナム料理を食べるコトにする。
    hoi.jpg勉強会の会場の近所にある「ハノイのホイさん」というお店。
    日本にあって、限りなく本場のフォーに近いモノを食べてもらいたいからと一生懸命がんばっているお店というので、前からずっと来たかった。
    渋谷駅からほど近く、桜丘というちょっと急な坂道を、登りつめる寸前にある小さなお店で、お店の前にやってきたらばちょうど開店の準備が終了するタイミング。
    それでお店に入れてもらって、ファーストゲストの栄誉に浴す。

    c86bd4ea.jpegランチタイムには手軽なセットが用意されてる。
    フォーを一種類、それから今日のミニ丼がついて880円。
    チキンスープを使ったフォーか、ビーフスープのフォーが用意されていて迷わずビーフ。

    スッキリとして癖のない塩のうま味がひきたつ鶏のスープもおいしんだけど、牛肉のうま味と甘みを感じるスープ。
    今日のように元気を出さなきゃいけないときには、かなりウレシイ。
    アリガタイ味。
    ただ、ビーフスープはすぐに壊れる。
    ちょっと目を離した隙に、濁ってきたり雑味が出たり。
    あるいは焦げた香りがついたりするので、なかなかおいしいモノに出会えぬ。
    ココのはどう?
    ワクワクしながら食べてみたらば、これが見事。
    ドッシリとしたビーフコンソメのような風味に、やさしい甘み。
    牛肉と一緒に炊いた野菜の甘みなのでしょう…。
    仄かな酸味が最後に残り、力強い味なのにゴクゴクのめる後味のよさにウットリします。
    クニュクニュ、ムチムチしたフォーにこれがキレイにからんでお腹の中になだれ込んでくオモシロさ。
    生のモヤシにスライスオニオン。
    その両方がシャキシャキ、歯ごたえ痛快で、生の牛もも肉を一枚、トッピングしてやってきてそれにみるみる熱が入ってしゃぶしゃぶ状になっていく。

    60cf09a7.jpegパクチーがあらかじめ入ってはいる。
    けれどもっとパクチーを!と。
    それで追加でパクチー大盛り。
    どれほど大盛りかって思って待っているとこれが、スゴい、スゴい。
    大きなカップにどっさり、タップリ。
    入りきら無いほどの量のパクチーがきて、あぁ、うれしい。
    そのまままずはモサモサ食べて、口の中がベトナム的になっていくのがうれしくて、フォーにタップリ。
    ビーフ風味のスープと一緒に食べるとこれが、不思議なコトにミントな感じの爽やかさ。
    モサモサとしたパクチーの食感混じると、フォーのツルンとなめらなかのが際立つ感じがまたオゴチソウ。
    そういえば、昔、パクチーがあんまり得意じゃなかったボク。
    好きになったのがアメリカでメキシコ料理に遭遇したとき。
    それまでずっとアメリカ料理ってなんでこんなにノッペリしていて退屈なんだろうと思ってうんざり…、ところがコリアンダーを混ぜ込んで炊いたシラントロライスにであったとき、あぁ、なんて鮮烈って感心したのがキッカケだった、なんだかちょっとナツカシイ。
    0ee3ea85.jpegセットについてくる今日の丼が、豚ひき肉を炒めたそぼろをタップリ乗っけた屋台飯…、ご飯は少々、ほとんど具材というのがうれしく、しかも味わい力強い。
    そぼろとはいえ、みずみずしくて、しかも中にシャキシャキ、いろんな野菜が刻まれ入ってて、口の中がリズミカルになる、その食感が味わい深い。
    そこにもパクチーたっぷりおいて、ワシワシかきこみお腹に収める。
    さてさて、仕事の準備ができた…、がんばりましょう、ニッコリと!



    関連ランキング:ベトナム料理 | 渋谷駅神泉駅代官山駅

     

    拍手[2回]

    昼を渋谷で担々麺。

    21691a9b.jpeg渋谷駅の南側。
    実は渋谷の街の構造。
    駅を中心に北側、西側、東側は一体感をもって開発されてる。
    けれど南側だけはちょっと孤立した感じ。
    246号線という幹線道路が河のように流れてて、駅周辺に歩行者信号がひとつもない。
    歩道橋でかろうじてつながっているという地域。
    ここ10年ほどで超高層ビルがいくつかできて、にぎわい見せてはいるけれど、何か目的がないと気持ちがむかわない。

    今日は渋谷のこの川向う。
    朝見たプラネタリウムもあって、それでランチをこのエリアにて。
    ラーメンの専門店が多く集まる渋谷にあってちょっと変わった麺のお店が数多く。
    ベトナムの留学生が作るフォーがおいしいお店。
    お米の麺を使って味わう、野菜がおいしい麺のお店といろいろある中、今日は「亜寿加」というお店。
    排骨担々麺が有名なお店でときたまきたくなるオキニイリ。
    お店のど真ん中に厨房があり、それをぐるりと囲むようにカウンターがあるだけの店。
    厨房の中には清潔なパリッとキレイな白いTシャツを着た何人ものおじさんたちがスープを炊く人、麺茹でる人と役割分担しながら料理を作ってく。
    厨房設備もピカピカきれいで、椅子に座るとお腹がグーッ。

    dc73d694.jpegモクモク湯気があがる向こうに丼。
    作業台の上にならんで、麺が出来上がるタイミング待つ。
    厨房の一番奥にフライヤー。
    そこで豚ばら肉がシュワシュワ音を立てながら揚げられている。
    薄衣つけ、よじれてあがった排骨を丸く分厚いまな板にのせ、中華包丁でカンカン叩いて刻んだところで麺が仕上がり、スープの中にスルンと投入。
    軽く泳がせ、そこに肉味噌、それから排骨、チンゲンサイ。

    大きな丼でズッシリ重い。
    麺が排骨ですっかり隠れてしまうほどなのに気持ちがあがる。
    まずはスープ。
    スッキリとした鶏がらベースの醤油スープのコクと風味がやさしくて、ところが後からピリッと辛みがやってくる。
    切れ良い辛みで後をひかない。
    だから一口ごとにスープのうま味が新鮮で、食べてて疲れぬところがいい。
    麺は細めのストレート麺。
    担々麺にはこの麺でしょう…、縮れがあると挽き肉だったりスープ自体のうま味を邪魔する感じがします。
    しかもゴジッと歯ごたえシッカリしてて熱々スープの中にあっても伸びぬ頑丈…、ハフハフズルズル、止まらぬおいしさ、オキニイリ。
    1f85ba83.jpegカリッと揚がった排骨の衣がスープでトロンとしてくる。
    噛むとクチュっと肉感的な歯ごたえで、中華スパイスと醤油風味のタレを吸い込み肉の中まで味がシッカリはいってる。
    ところどころに軟骨がコリッと歯ざわりたのしくて、肉を食べてる!って気持ちにさせてくれるのもいい。
    ご飯がサービスでつくのもうれしく、テーブルの上に置かれた高菜の漬物をご飯にのっけてスープと一緒にザブザブ食べる…、お腹いっぱい、オゴチソウ。



    関連ランキング:担々麺 | 渋谷駅神泉駅

     

    拍手[2回]

    朝をひさしぶりに「はまの屋」で。
    7d3a735b.jpegJRの有楽町駅を銀座の最寄り駅と考えるなら駅の裏側で、日比谷に向かう入り口と考えるなら表側…、駅から歩いて2分ほどの場所にあるビルの地下にあるお店。
    去年の冬に突然閉店、そのままなくなってしまうのかと思ってた。
    長年ずっとやっていた人がみんな年取り、そろそろ営業するの大変になってきちゃった。
    だからしょうがないだろうなぁと思っていたら、若い人達がそれを引き継ぎ、営業再開。

    5b1af4a9.jpegうれしい半分。
    さみしい半分。
    再開してからやってきたらば「ほぼ同じ」だけど、「同じではない」なんだか別のお店になってたような気がして、足がずっと遠のいていた。
    それで今朝。

    日比谷でひとつ用事があって、それでひさしぶりにと覗いてみました。
    お店はやはり昔のまんま。
    昭和の典型的なる喫茶店。
    近所の昭和なサラリーマンが始業前のタバコとお茶をたのしんでいるお店の景色も昔のまんま。
    そこで働いている人だけが、若い人に変わってる。

    …、と言えば言えなくもないのだけれどやっぱりちょっと違って感じる。
    ハムのサンドイッチと玉子焼きのサンドイッチをハーフハーフで一人前。
    パンはトーストしてもらった、ずっとたのんで食べてたモノを作ってもらう。
    食パンを耳がついたまま4分割にスパッと切る。
    この手際のよさがココのサンドイッチの特徴で、みるとウットリ。
    ただ残念ながらトーストの焼き具合が若干浅くて、だからパンの水分が十分吐き出されていなくてネトッと前歯の裏にパンが貼り付くような食感。

    e20ff32c.jpegハムが変わってちょっと贅沢な厚さのものになっていて、その分、レタスの味がひ弱な感じ。
    玉子の焼き具合はとても見事。
    熱々にして、噛むとジュワッと口に玉子のうま味が広がる。
    前の店よりずっと上出来かもしれない。
    自分ではこんなふうには玉子は焼けない。
    フックラとした食感を、ニッコリたのしむ。

    お店を仕切っている人が変わると、料理が変わったような気がする。
    先代が跡取りさんに包丁渡した途端に味が変わったと言われたりするようなコトは、料理の世界ではよくある話。
    人は自分の味覚の不確かなコトを知ってて、だから安心したのでしょう。
    あの人が作ってくれているから、いつもの味と同じなんだと。
    だから調理人の顔が見えるお店を選んでやってくる。
    おなじみさんになるたのしみも、人と人とのつながりをおいしさ、たのしさに変える行為なんだと思う。
    ただ、暖簾はできるだけ長続きしなくちゃいけない訳で、だから「継承」という出来事がいろんなところでこれからも次々起こる。
    だからボクらも気長に今が未来に育っていくのを待たなきゃいけないんだろう。
    外食産業が生まれてやっと50年。
    世代が続々変わるこれから…、いろんなコトをしなくちゃいけないって思ったりする、今朝のコト。



    関連ランキング:喫茶店 | 有楽町駅日比谷駅銀座駅

     

    拍手[3回]

    渋谷でランチをすることとなり、それでマメヒコ飯店に来る。

    5ce33a96.jpegココをレストランと考えるのか、それともカフェと考えるのか。
    捉えようによってはいろんな見方ができる。
    できた当初は「豆と豚肉をテーマにした中国料理」のお店だった。
    昼はお茶と一緒に味わう。
    夜はお酒と一緒にたのしむ。
    お腹がすいてないときもお茶とお菓子でユックリできる。
    そういえば、台湾なんかにはそうしたお店が結構多くて、誰もそれをレストランかカフェかなんて考えず、自分の都合の良いように使いこなしていたりする。
    ココはそんなお店であります。

    中国料理風の料理もある。
    けれどもっと自由に季節のおいしい野菜をメインに、和食だったり洋食だったりのメニューもどんどん積極的に取り込んで、使い勝手の良い店になりはじめている。
    来る度、新たな驚きがあるのがたのしくステキなところであります。
    レンガのように見える壁。
    実は煉瓦色に焼いた木の板を貼り付け作った木の壁で、だからやわらか。
    温かい。
    窓に面した一等エリアに二人がけのテーブルがあり、奥ではお湯がチュンチュン、湿った音と湯気をあげながら沸いているのがやさしい景色…、ニコリです。
    f78c5eb3.jpegまずはお茶をもらいます。
    ひさしぶりに来たらお茶の種類も増えてて、夜もお酒じゃなくてお茶で料理をたのしむ方が増えているんですよ…、って。
    なるほどそうした時代かもねと思って「なつめ鉄観音茶」というのをたのむ。
    農夫風という飲み方で、ここのオススメ。
    大きな茶碗に茶葉とお湯…、お皿で蓋して暫く蒸らす。
    お皿の上には香りをかぐための聞香杯と、小さな茶碗にレンゲが並び、レンゲでお茶をすくってユックリ味わう飲み方…、何人もで振る舞い茶のようにして飲むとみんなが仲良くなれるスタイル。

    c10bae96.jpegクコの実、棗、菊の花。
    クローブ、胡椒とスパイスまでのが入ったお茶で、香りが独特。
    ちょっと酸味がある上に、飲むと体があったかになる。
    日本のお茶より中国のお茶。
    直接体に働きかけて、お腹の中から健康的を作ってくれるように感じる。

    9月の料理のオススメは「ベースケ丼」といわれます。
    ベースケって何ですか?
    …、って聞いたら、香川県で大きなアナゴのコトをベースケって言うんですよと。
    両親が生まれたところが香川県。
    今でも実家はそこにあり、けれど大きなアナゴをベースケって呼ぶ習慣は知らなかった。
    調べてみたらたしかにそうで、穴子を煮てご飯の上に乗っけたモノをベースケ丼と漁師町では呼ぶんだそうな。

    たのんでみたら、コレが見事に太った穴子。
    甘辛ダレでフックラ煮込んで、それをどっさりのご飯の上に。
    ご飯と穴子の間には千切りにしたキュウリがこれまたタップリで、シットリとした穴子の食感。
    シャキシャキとしたキュウリのみずみずしさがとってもたのしい一品。
    ちょっと辛めの白ネギと、プチプチはぜるゴマがスキッとアクセント。
    山椒の粒がプチプチ、ときどき潰れて辛み、痺れで口がビリッとビックリするのも味わい深い。
    b493bd8b.jpeg丁寧に用意された一鉢だなぁ…、ってニッコリします。
    コレにモズクの味噌汁と、今朝、北海道から届いたばかりという枝豆が枝ごと塩ゆでされたモノがドサッとお膳の上に乗る。
    この枝豆が甘くておいしく、しかもシッカリした歯ごたえがある。
    ご飯のオカズというよりも、よきお茶請けで昼の食卓が明るくなってく。
    野菜の料理がカウンターの一角に大きな鉢で用意されてて、それを自由にとって味わうバフェ仕立て…、厚揚げと切り干し大根の煮物だったり、茹でたキュウリの醤油漬け。
    オモシロイなぁと思ったのが、かぼちゃを煮付けるのに赤唐辛子をくわえてる…、ピリッと辛さが鮮烈で甘みをキリッと引きしめる。
    元気をもらって、またまいります…、とニッコリお店をあとにする。



    関連ランキング:定食・食堂 | 神泉駅渋谷駅代々木公園駅

     

    拍手[4回]

    前のページ HOME 次のページ
    Copyright © サカキノホトンブログ All Rights Reserved
    Powered by ニンジャブログ  Designed by ピンキー・ローン・ピッグ
    忍者ブログ / [PR]