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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
    年齢:
    65
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    先日、表参道をブラブラしてて、気になっていたお店を覗く。



    ナンバーシュガーという店で、お店に入るとニコニコ、笑顔のキレイなスタッフが「キャラメルの専門店でございます」といい出迎える。
    職人が一粒一粒、丁寧に手作りしたキャラメルを数字の書かれた包装紙に包んで販売するという…、それでナンバーシュガーってお店の名前。



    お店の中には工房があり、そこで次々、キャラメルが作られ紙でくるまれていく。
    そのキャラメルをくるむ紙に番号がふられているのネ。
    それがお店の名前に「ナンバー」ってついてる所以。
    番号ごとに異なるフレーバーになっていて、No.1がバニラで2が塩、シナモンだとかラズベリーとか全部で8種類のキャラメルが揃っていたりするのがたのしい。



    固形のキャラメルだけでなく、クリーム状のキャラメルもあり、一種類はミルクの風味がなめらかで軽い味わい。
    もう一種類はビターでまさに塗るキャラメルっていう感じのおいしさ。何種類かのキャラメル買って、一緒にクリーム。ビターを選んで買って帰った。
    深夜に小腹がすいたとき、トーストに塗りおやつにしたり、ミルクをあっため溶かしてキャラメルドリンクにして飲んだりと、重宝してます。オキニイリ。


    関連ランキング:洋菓子(その他) | 明治神宮前駅原宿駅表参道駅



    で、こんな甘いおやつを味わいながらビターな映画をHuluで観る。



    箪笥っていう韓国映画。ホラーであります。2003年に公開された映画で、なかなか怖い。
    21世紀になったばかりのこの頃は、シックスセンスに代表される一風変わったハリウッドホラーも一巡し、その後継いだ日本のホラーもほぼ出尽くした。次はどこからどんなホラーがやってくるんだろう…、とみんなが期待していた時代。
    やってきたのがこの作品で、かなり衝撃的でした。



    ボクなんてDVDを何度も借りて、どうだろう…、もう10回位みてるかなぁ…。
    怖いというより切なくて、「あの映画」のような最後の謎解きで、それまで見てたすべてを巻き戻しながら謎解きしていく仕掛けも見事。
    韓国映画に共通の、音楽の使い方も流麗にしてゴージャスで、胸をギュッとつかんでくれる。
    珍しいコトに日本、アメリカで公開された時にもポスターのデザインはほぼ同じ。
    タイトルだけが日本語版は箪笥、アメリカ版は「A tale of two sisters」。どちらも見れば納得で、物語の揺ぎない方向性がわかろうものです。

    トレーラーを貼っておきます。前半は韓国語版、後半が日本で公開された時のトレーラーのようであります。かなり怖い。



    このトレーラーの中でも言及されてるように、アメリカでリメーク版も作られた。



    the Uninvited…、招かれざるものとでもいいますか。日本では劇場公開されないでDVDスルーになっちゃった。
    まだ観てなくて、レンタルDVDであるのかなぁ…。
    Huluに入ってくれるといいのになぁ…、と思ったりする。みてみよう。

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    映画を觀ます、もう一本。インターステラーなる大作映画。



    公開されて直後にして、早くもアカデミー賞最有力候補なんて言われている作品らしく、劇場もかなりの混雑。
    壊れゆく地球を捨て、移住先となる惑星を探しにでかける名も無き英雄の話…、と書くと映画やアニメで描かれ尽くしたテーマのひとつ。既視感のあるシーンの連続で、しかも3時間近い長丁場。
    なのに退屈したかというと、これがあっという間の3時間。



    最初は戸惑う。ほとんどの設定、前提が説明されずいきなり物語がスタートし登場人物がしゃべりにしゃべって、言葉、字幕を追いかけるのに難儀する。
    ところがそれらが腑に落ちると、グイグイ、話にひきづりこまれる。いい具合に乗ってきたぞと思ったら、今度は哲学的な話やら、相対性理論に物理学と重たい言葉が次々やってきて、突き放される。その連続。
    そのうち、もしかしたらこうなっていくのかも…、と思った通りに話は進む。おそらく物語りの方向性より、その描写の仕方自体を見せたい映画なのでしょう。
    何しろアメリカのポスターにある「If you can go beyond, you can go back」というキャッチフレーズが、もう完全なネタバレですから。



    映像はスバラシイです。圧倒的で力強い。
    ブラックホールの造形や、宇宙船の中の環境、高速移動をするというコトの現実などをとても丁寧に描いていて、それらすべてがまるでドキュメンタリーのようにすら見える説得力ある映像表現。
    中でも画像の中心にいる黒い物体…、これがロボットなのだけど、まるでバングアンドオルフセンがデザインしたようなシャープでモダンな非人型であるというのに感心します。
    だってボクらの周りには人型じゃないロボットみたいなガジェットが沢山すでに存在していて、おそらくそれらの進化形こそ未来のロボットじゃないかと思ってしまうほど。あえてネタバレ、いたしませぬよう、今日はこれまで。



    ちなみにアン・ハサウェイがいい役してる。



    宇宙に出て行く、凛々しくも、自分をキチッと貫く女性を演じてるんだけど、彼女と沢口靖子が最近、スゴく似ているような…。
    どちらもかつては女性的なお人形さんキャラで重宝されてた。ところが最近、長い髪をバッサリ切ってちょっとコミカルでボーイッシュな役を好んでするようになって人気がグイグイ上がっているのも似てる。
    どちらもステキで、オキニイリ。

    そして最後に…。頭と心が喧嘩をしたら、迷わず愛を選びましょう!

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    映画を觀ます。「天才スピヴェット」というフランス映画。



    フランス人の監督で、フランス映画。なのに舞台はアメリカ、しかも英語で撮られているという変わり種。
    「アメリ」で一躍有名になったジャン=ピエール・ジュネ監督の作品で、こりゃ観なくちゃと思ってた。けれど小さな映画館がメインの公開。3D映画だから本当は大きな劇場でみたいんだよね…、と思いながらもしょうがなく。



    原題は「The young and prodigious T. S. Spivet」…。若くて、しかもとてつもないTSスピヴェットとでも訳しますか。
    とてつもなく頭のいい10歳の男の子が、驚くべき発明をして、その表彰式に一人でアメリカ大陸横断冒険旅行をするというロードムービーの形をとってる。
    けれど監督らしいウィットと風刺がきいていて、しかも切ないほどにうつくしい映像表現にウットリします。



    主役の少年の子供らしい演技もいいし、その少年のお母さん役のひさしぶりに特殊メークなしの「人」を演じる(笑)ヘレナ・ボナム=カーターはじめ、大人の演技陣もいい味だしてる。
    しかも3D効果の使い方が秀逸で、主役の少年の頭の中で考えたり、妄想したりすることが立体イメージとしてふわふわ浮かびだしてくように使われている。ダイナミックな視覚効果を作り出すためではない3D。
    さすがジュネって思って感心。しかもしっかり泣かせてくれる。



    ちなみにこの映画。
    言葉のセンスがすぐれた映画で、味のあるいい台詞が随所に散りばめられているのはステキなところ。
    例えばヘレナ・ボナム=カーターがポツリとつぶやく「凡庸は頭のカビ。ぼんやりしていると繁殖していく」っていう言葉。ハッとしました。
    そしてこの映画。「非凡な一家」と「非凡な仲間」vs.「凡庸な権力」と「凡庸な俗物」たちの物語りという見方もできる。
    すぐれてステキな映画でござった…、オキニイリ。

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    大韓航空、羽田空港発金浦。外国にいくとき、その国のナショナルフラッグキャリアで行くと、一足先に外国気分が味わえる。



    機内放送からして最初に韓国語。それから英語、最後に日本語。韓国人のキャビンアテンダントの優雅な仕草に、淡い青色のコスチューム。
    朝が鮮やかにやってくるおだやかな国…、エキゾチックすぎないアジアな感じがなんだかいい感じ。
    それに比べて日本のエアラインってどんどんアジアじゃなくなっていく。そのくせおそらくアジア系航空会社の中でも一番英語が下手くそ(笑)。今日のアテンダントの英語の達者なコトにやっぱり感心します。



    今のソウルは寒いんだろうと、ヒートテックの下着にフリース。ウルトラライトダウンのベストをかばんにひそませ、帽子をかぶってやってくる。
    Travel with UNIQLOって、なんだか気軽で、身も軽い。

    羽田を離陸。めずらしくも東京の上を横切って富士山の上をスッと飛ぶ。
    なぜなんだろう、すごくめでたく、得した気持ちがするのは多分、日本の人である証拠。
    そしてテキパキ、機内食がやってくる。



    Seafoodと書かれた蓋を開けると中には鰻の蒲焼きご飯があった。
    確かにこれもシーフード。鰻の他には蒲焼き味の小さな帆立。錦糸卵にキャロットグラッセ、グリーンピー。鰻はネットリ、まずくない。
    機内食でご飯料理がメインのとき。必ずパンのついてくる。バターもしっかり。
    コレを主食と考えるなら、ご飯料理はおかずであって、これをデザートと考えるならバターじゃなくてジャムが欲しくなってくる。まぁ、それはそれ。
    搭乗前にペリエを買って、それをトレーの隅に置く。ちょっと贅沢な食卓になったような気がするステキにニッコリしながら3時間弱の旅をたのしく過ごす今日。

    ちなみに機内エンターテイメントで映画を一本。



    ルーシーっていうSF系の大作映画。
    映画館で予告編をみたとき、みようかなぁと思ったんだけど、リュック・ベッソンの脚本、プロデュース、スカーレット・ヨハンソンが主演という部分。
    つまり、あぁ、ミラ・ジョボビッチに飽きたら今度はヨハンソンか…、みたいな感じで食指がそれほど伸びなかった。

    ところが実際みてみると、これがオモシロイのなんの。



    10%しか機能してない人間の脳が100%覚醒したら?というコトをテーマにスカーレット・ヨハンソンがとんでもないことになっていくのだけれど、やり過ぎ感バリバリの漫画みたいなストーリーもなかなかに良い。
    けれど物語がはじまる台北という街の猥雑で興奮に満ちた様が素晴らしく、何より重要な役を演じるチェ・ミンシクの色っぽいこと。
    彼が出てくるとヤクザ映画のようになるのネ…、彼の映画だとわかっていたら映画館でみたのになぁ。何しろ、これはオキニイリ。



    ちなみにこれを見終えて、時間がちょっとあったので「ヘラクレス」をみたのだけれど、これが半端なアクション映画で、途中で終わってくれてありがとうって思ったりした。ソウルについて、さぁ、移動。

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    友人と分かれて今度は別の友人とあってお茶。



    セガフレード・ザネッティにて待ち合わせをして、マキアート。
    小さなカップにポッテリと泡。泡の下にはドッシリとしたエスプレッソで、苦味ばかりか甘みをすらも感じるおいしさ。
    さすがに日曜の午後という時間。
    いつもは静かなこの店も今日はにぎやか…、ご婦人方のはなやかな笑い声が渦巻くお店で気持ちもはなやか。



    友人が昼食を食べ損なったというのでリゾットをとる。
    生ハムとパルミジャーノチーズのリゾット。お米に大麦が半分ほどもまざってて、ホツホツとした食感たのしい。
    噛んでくうちに麦独特の粘り気がやってくるのもオモシロイ。
    ご飯の中にポルチーニ茸が刻んでタップリはいってて、シャキシャキとした食感と切なくなるような香りが鼻から抜けていくのもオゴチソウ。


    関連ランキング:カフェ | 新宿三丁目駅新宿駅新宿西口駅



    家に帰って、仕事をしながらDVDを見始める。



    「鑑定士と顔のない依頼人」なる昨年公開されていたイタリア映画。
    ニュー・シネマ・パラダイスとか、海の上のピアニストだとか味のある映画をとるので定評のあるジョゼッペ・トルナトーレ監督の作品。
    映画館で何度か予告編をみて気になりはしていたんだけど、今ひとつ、インパクトに欠け、見ないまま公開が終わってしまっていたのであります。
    それで今日、あらためて。



    これがスゴい映画でした。
    細かな説明をほとんどせず、淡々と物語をすすめていく。一体これから何がはじまるのかわからぬままに映画の世界に放り込まれて、戸惑いながらも物語の中にグイグイ引きこまれていく。
    鼻持ちならない主人公。
    人と関わりを持つことよりも、自分の好きなモノに囲まれて生きていくことを選んだ男が、徐々に愛に溺れていく。
    ラブストーリーなのか、ミステリーなのか、はたまたクライム・サスペンスなのかと最後の最後まで物語りの方向性がわからず、なるほどそう来たか!と、思うもそれでも腑に落ちない。



    これほど痛快で、なのに後引くドラマはなかなか他にないかもしれない。
    ちなみに鑑定士と顔のない依頼人という邦題…、説明しすぎでちょっと興ざめかもしれないです。
    アメリカで公開されたときのタイトルは「the Best Offer」。
    最高の申し出! これです、これ。確かにあんな人やこんな人にとってのベストオファーが綴られている。二度みたくなる映画でござった。オキニイリ。

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