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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
    年齢:
    65
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    連休初日を映画で飾る。
    あのファッションブランド、シャネルを創業したココシャネルの人生を描いた映画。
    ココ・アヴァン・シャネルって題名が示唆する通り、ブランドとしてのシャネルと同一視される「以前(avant)」の人としてのシャネルを描いた淡々とした静かな映画。
    けれどその内容は熱くて、強くて、人間臭くて、観ながらいろんなコトを考えていた。

    cocoavantchannel.jpg女性が女性であり続けることをあきらめず、力強く生きていくという物語り。
    アーティストが自分の才能を信じて、負けず生きていくという物語り。
    それそれぞれに見応えがあり、けれど中でもワタクシ的に考えさせられたのが「ビジネスをする人としての厳しさ」という面。
    「幸せな気分」を人に売りながら、その幸せをお金に換える。
    多くの人がそれを現実のモノにしようと必死にがんばり、でも成功するのはたった一握りの限られた人。
    才能だけでは成功しない。
    努力だけでも情熱だけでも十分じゃない。
    ココだと思ったら躊躇せず、一気呵成に攻め込む大胆。
    時代に左右されぬ普遍を確立しようとする周到。
    運と理解者。
    どんな商売も基本は同じ?って、思ったりした。
    オキニイリ。

    なにより主役のオドレイ・トトゥのリアリティーのある存在感。
    まるでドキュメンタリー映画のようにさえ感じる自然な描かれ方に、グイグイ、気持ちが惹き込まれてく。
    カメラワークもユッタリ、淡々としたもので、帽子のツバの反り。
    ジャケツの襟のなだらかな弧。
    ドレスのドレイプ。
    彼女目線のカメラが切り取る一人称の何気ない映像が、ああ、この人はモードというレンズを通して世界をみていたんだ…、って。
    自分にしか見えぬものを信じ、それをひたすら見続けることで幸せを手にするコト。
    クリエーションを生業とする人にとって、これほどのステキはないのでしょうネ。
    うらやましい。

    782b24ed.jpegところで今日、この映画を観た映画館が入ってるビル。
    マルイアネックスという商業ビルで、2日前の9月18日にほぼテナント総入れ替えにてリニューアルオープンを果たしたばかり。

    ファッションのマルイと言われながらも、このビルはスポーツ・レジャー・カルチャー・雑貨っていうのがテーマ。
    アウトドア用品の専門店や、プラモデルや鉄道モデルの工房なんかが入ってたりする。
    地下には「Brooklyn Parlor」なる、カフェがある。

    c1362b9c.jpegライブハウスのブルーノートがはじめた新業態。
    コマーシャルフォトやグラフィックデザインの洋書や、サブカルっぽい本。
    ニューヨークアンダーグラウンド系のCDと、booksとmusicの部分はなかなかの品揃え。
    Brooklynをうたうだけあって、煉瓦積みの柱が支える高い天井。
    倉庫っぽさを感じさせる新宿には今までなかったドラマティックな空間は見事な印象。
    けれど、あまりにカフェの顔をしすぎててせっかくのbooks & CDコーナーが目立たない。
    フラッとお店に入っていくコトがためらわれる残念な動線。
    もったいない。
    かつてマルイ新宿本店の地下にあったヴァージンメガストアであったり、伊勢丹にあったBPQC。
    カルチャー系のお店にとって新宿と言う街は鬼門のような場所でもあって、だからこの店もどうなんだろう…、って思ったりした。
    どうだろう。
    今日は混雑。
    また、後日。

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    夜、DVDで体を冷やす。

    The Grudge 3

    grudge3.jpg日本でかつて一世を風靡したジャパンホラーの代表作。
    「呪怨」のハリウッド版のパート3というこの作品。
    アメリカ、日本でも結局、劇場公開はされないでDVDスルーになっちゃった。
    ちょっとかわいそうかなぁ…、と思いもしたけど、そもそも呪怨ってシリーズのスタート場所がVシネマ。
    一風変わったホラーな世界は劇場よりも自宅のテレビ画面のサイズが、リアリティーがあるのかも…、ってちょっと納得。
    同じJホラーの「リング」でも主人公の貞子の世界とこっちの世界をつなぐ扉がテレビだったりもしましたし…。
    戻るべき場所に戻っただけかもしれないなぁ…、って。

    それにしてもこの映画。
    よく出来ている…、おもしろい。
    前作までのシーンを上手に使いつつ、独自の世界を深く、深く、突き進んでく。
    理由なき恐怖の世界や、やるせないほどの焦燥感とかジャパンホラー独自の不条理は健在で、そこにハリウッド的ドラマティックな疾走感がくわわった不思議な怖さ。
    ジャックニコルソンを伽倻子に代えたシャイニング!
    …、みたいなテイスト。
    かなり好き。

    ところで映画の特撮技術。
    たった100年足らずの間にこんなに進化したんだなぁ…、って実感できる動画を一本。



    うーん、スゴいです。
    一目見て、ああ、これは特撮だなぁ…、ってわかる特撮。
    実際にはあり得ないモノをでっち上げるための撮影技術が、今では、どこにでもありそうな光景をより「どこにでもありそうに」表現するためにまで使われたりする。
    おもしろいなぁ…、って思います。
    こうしてみると、コンピューターの進化の影響を一番強く受けたのは、映画界かもしれないなぁ…、って思ったりもする。
    おもしろい。

    ちなみにこの中でボクにとって一番印象深かったのが「TRON」の特撮。
    間もなくリメークされるようでもあります。
    なんだかちょっと、ワクワクです。
    (続きの頁に動画で紹介されてる映画のリストを貼っておきます。一番古いのはなんと100年以上も前の映画であります。ビックリです。)

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    今日も再び、映画を見る日。
    連日の暑さに溶けてドロンと流れ出しそな脳みそに、やさしい映画をみませうと昨日と打って変わった、娯楽大作選んで観ます。
    G.I.ジョー。

    gijoe.jpg戦争映画かと思っていったのだけど、これは「兵器映画」でありますな。
    かっこいい武器や兵器や飛行機、戦車に潜水艦。
    メカフェチにはたまらぬ映画でさすがにハムナプトラを撮った人であります。
    思想であるとか哲学であるとかややこしいコトを一切抜きにした、徹頭徹尾「楽しきゃいいじゃん」って映画作りがわかり易くていい。
    ドライでちょこっとクリスピー。
    骨太な噛み応え感こそないものに、歯ごたえたのしくみずみずしいシーザーサラダみたいな映画。
    具沢山でほどよいコクで、一杯食べても胃もたれしない。
    悪くない。
    今時の大作は続編を作り易く撮るものよ…、って、今のハリウッドの掟に見事に忠実で、上手いなぁ、と思ったりもした。

    それにしてもイ・ビョンホン…、かっこいい。
    気骨のある顔とでもいいましょうか。
    今の日本の若い俳優に欠けている「逞しいセクシーさ」に満ちあふれてて、ちと惚れた。
    とはいえ、韓国人である彼が、まるで中国のような日本を舞台にカンフーを必死に学ぶ…、という非情な設定をこなさなくちゃいけない理不尽さ(笑)。
    まぁ、それもひとつのハリウッド。


    ところで「eiga.com」にこんな記事が載っていた。

    メリル・ストリープが主演して、アメリカの家庭にフランス料理を広めたとされる名物シェフ。
    ジュリア・チャイルドの人生を描いた間もなく公開される新作映画。
    julie.jpg「ジュリー&ジュリア」に因んでアメリカの映画サイト「Moviefone」が、映画史に残る食の名シーン・ベスト13を発表した。
    その名シーンを含む映画のリストを紹介。

    ▽「シェフとギャルソン、リストランテの夜」96
    ▽「ショコラ」00
    ▽「恋人たちの食卓」94
    ▽「グッドフェローズ」90
    ▽「クレイマー、クレイマー」79
    ▽「わんわん物語」55
    ▽「赤い薔薇ソースの伝説」93
    ▽「ナインハーフ」86
    ▽「レミーのおいしいレストラン」07
    ▽「スパングリッシュ」04
    ▽「タンポポ」85
    ▽「トム・ジョーンズの華麗な冒険」63
    ▽「ウェイトレス/おいしい人生のつくりかた」07

    観たものもあり、まだ観ぬものもあり。
    わんわん物語のミートボールにべラノッテ。
    クレーマークレーマーのフレンチトースト、ナインハーフの冷蔵庫の前のデートシーンと、忘れられぬ食事シーンも多々あって。
    けれど、ボクにとって心に残る食事シーンのある映画ナンバー1といえば、文句なくコレ。

    マカロニ。

    macheloni.jpg1985年のイタリア映画。
    ジャックレモン。
    そしてマルチェロマストロヤンニ。
    アメリカ人とイタリア人。
    信頼、友情、希望に失望。
    ロマンティックにプラグマティック。
    矛盾するはずのさまざまがマンマのマカロニひと口食べれば、すっかりどこかに棚上げになる。

    ジャックレモンかマストロヤンニか、どっちの台詞か定かじゃないけどこんな一言。

    「人生を浪費するってすばらしい」

    歳を取るというコトの切なさと、一緒に歳を取ってくれる人がいるということの幸せに満ちたステキな物語。
    不幸なとき。
    哀しいときにこそご飯を食べる。
    みんなでワイワイ、モリモリご飯を食べればどんなに辛いことがあっても「それでも自分は生きてる」ってコトを思い出してがんばれる。
    クライマックスで鐘がカランカランとなったとき、声を出して泣いていました。
    いい映画。



    あぁ、久しぶりにみかえしたいなぁ…、って思います。

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    銀座までゆき、映画を一本。

    未来の食卓。

    mirainoshokutaku.jpgフランスで撮られた食に関するドキュメンタリー映画。
    バルバジャックというフランス南部の村で、小学校の給食をすべてオーガニック化する、という試みがなされている、その一部始終を記録したモノ。

    食が産業化するということは、一体どういうことなんだろう。
    作物を育てるというコト。
    魚をとったり、動物を食べる為に屠ったり。
    そしてそれらの食品を料理するということすべてが、本来、すべての人が自分のためにすべきコト。
    ところがそれを他人にまかせて分業化して、それでそれが産業となる。
    科学であるとか化学であるとか、便利であるとか合理化だとかが食の世界にでしゃばってくる。
    なやましいけど、それが現実。

    この映画の冒頭で「オーガニックってどういうコト?」って小学校の先生が聞く。
    生徒が一言、こう答えます。

    「自然のまま、というコトでしょう?」

    商業主義で傲慢なオーガニックというビジネスは嫌い。
    哲学的で傲慢な、オーガニックというイデオロギーはもっと嫌い。
    「自然のまま」をたのしむ食の数あるスタイルのひとつがオーガニックという選択なら、悪くないのに…、ってそう思う。

    この映画の舞台になった村の試み。
    すばらしいなぁ…、と思ったのがフルオーガニックの食を試す場として学校給食を選んだというとこ。
    教育の場で、「食べる教育」の一環として取り組んだからこその正しい知識と試行錯誤。
    生徒たちがオーガニックで野菜を作る。
    それを料理する。
    そして食べる。
    オーガニックはおいしいんだよ…、って家で両親に教えたりする。
    そうしてオーガニックな考え方と習慣が、徐々に村に広がっていく。
    嫌な人は無理強いしない。
    なんてやさしく穏やかな、「自然のまま」の実践だろう…、って。



    食の産業の端っこにいるボクにはちょっと厳しい内容。
    わかっちゃいるけど一人の力じゃどうにもならない…、そんな大変、思い知る。
    東京でも銀座の劇場とあとは渋谷の試写室みたいな小さなところ。
    ほぼ単館と言ってもいいだろう小さな公開。
    今日も全部で20人ほどしか観客おらず、なんだかちょっと勿体ない。
    なによりコレ。
    政治家さんと教育委員の人たちに観てほしい。
    一人じゃ無理でもみんなでやればなんとかなるし、なんとかしなくちゃいけなく思う。
    それでもボクの腹は減る。

    映画『未来の食卓』

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    ひさしぶりに映画。
    サマーウォーズを今年の夏の最初の映画に選んで観ます。

    summerwars.jpg長編アニメ。

    子供の頃。
    夏休みと言えば「東映まんが祭り」で始まって「東宝チャンピョン祭り」で終わったような記憶がある。
    松山時代。
    ボクが住んでた家の隣が映画館。
    家が面していたのが大街道商店街という街一番の繁華街で、子供の足で歩ける場所に5軒の映画館がひしめいていた。
    その中の一館は日活専用の映画館で、その前だけは通っちゃ駄目よ…、って言われてたりした。
    なつかしい。

    その当時。
    アニメ映画は子供が見るモノ。
    今のアニメは大人も観るモノ。
    今日の映画はほぼ100%、大人客にてその半分はヲタ系太った兄さんたち。
    30%ほどはこの監督が作った前作「時をかける少女」でファンになったげな、若い女性と男の子のカップルっぽい人たちで、どちらにしても熱気ムンムン。
    劇場温度と湿度がちょっと高めな感じ。
    おもしろい。

    さて肝心の「サマーウォーズ」…、いい映画!でありました。
    今の現実は仮想現実の上にのっかった、とても脆弱で危うい世界なんだというコトがメインのモチーフ。
    その脆弱は、人間同士のつながりでしか埋めることができないんだ…、って直球勝負でグイグイ物語が突き進んでく。
    「何か困ったことがあったら、お腹いっぱい、誰かと一緒に美味しいものをお食べなさい」って、台詞があってたしかにそうだ、そのとおり…、ってウルっときます。
    ハリウッド的でない映像表現、とても新しい映画体験。
    観てよかったなぁ…、って思います。

    それにしても、テレビドラマを原作にもたぬ長編映画。
    テレビ番組や特定プロダクションとタイアップをせず公開にこぎ着けることができる映画のほとんどが、この日本ではアニメ映画だという事実。
    アニメを生んだ日本としては誇らしくもあり、とはいえやっぱり悩ましくもある。
    カッチリとした日本映画がみたいなぁ…、って無い物ねだりしたくなる。


    ところで、映画といえばコカコーラ・アンド・ポップコーン。
    なんでなんだろう?って思うくらいに、シックリとくる。
    氷をタップリ放り込み、ひんやり冷たい紙カップ。
    喉を駆け下りる泡のたのしい爽快感。
    家でビデオを見ていてそれじゃぁ、コカコーラを飲みたくなるか?って、そうじゃないので「映画と言えば」じゃなくって「映画館と言えば」ってした方がよりピッタリくるんだろうなぁ、とも思います。

    で、そんなコカコーラ。
    アメリカではこんなディスペンサーが実用化に向けてテストされているんだ…、っていいます。

    afc4ef3f.jpegタッチパネルを前面に置き、パネルを押して好きな飲み物を選べる仕組み。
    だから新商品の導入や、売れ筋商品の入れ替えなんかがとても簡単。
    ただ、それだけじゃなく、複数の飲み物を組み合わせ、自分の好みのレシピをつくって注いでもらうことができるようになっている。
    おもしろい。
    スタバ以降、カスタマイズするたのしさを味わってしまった今の消費者。
    ソーダドリンクをカスタマイズして飲みたい…、って思う人はかなり多くなっているはず。
    ファミレスなんかのドリンクバーで、いろんな飲み物を混ぜて試す人が結構いるもの。
    かくいうボクも「トレッカメロン30%+コカコーラゼロ50%+ファンタオレンジ20%」という組み合わせが大好きで、他にもあれこれ、試行錯誤がとてもたのしい。

    日本にもいつかはやってくるのでしょうか?
    ちょっとワクワク、待ち遠しい。

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