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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
    年齢:
    65
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    夜の新宿の街にちょっと出る。

    torinoichi.jpg毎週末は人でにぎわう街ではあるけど、今日は格別。
    花園神社に向かう人たちで靖国通りを挟んだエリアは、人また人でごった返してる。
    酉の市。
    歩道に屋台がズラッと並び、この時ばかりはまるで台湾夜市のようなにぎわい、雑踏。
    今年の流行りはボリュームのあるお好み焼きやたこ焼きのような粉モノ類のようであります…、ソースの匂いを嗅ぎながら、間もなく今年も終わってく。

    今年はちょっとだけ前に進めた年だった。
    来年こそは、今まで準備してきたことを、花開かせる年にしなくちゃ…、ってそんなコトを思いつつ人並みかき分けのんびり歩く。
    人は沢山歩いているけど、熊手を買って歩く人はほとんどいない。
    まだあと一日、酉の市は残ってる。
    それが本番?
    それとも熊手を買う元気もない…、そんな日本はちょっといや。

    中村屋さんで食事をします。

    8d066a72.jpeg日曜日の夜の新宿は、若い人達で溢れかえってる。
    ちょうど10年前の渋谷が今の新宿のよう。
    当の渋谷は10年前の原宿みたいな雰囲気で、昭和生まれより平成生まれが幅をきかせてる居心地悪さを感じるところになっちゃった。
    新宿はまだ新旧入り混じってて、おじさん達にも居場所があるのネ。
    例えば中村屋さんの二階にくると、平均年齢60歳ほどの客層でとても落ち着いた空気がステキ。
    カレーや洋食、中国料理と置いてあるのは昭和なデパート食堂メニュー。
    気軽な雰囲気を見るとまるでファミレスで、ボクは勝手に「アラカンファミレス」って呼んでいる。

    キビキビ働く笑顔のキレイなサービススタッフ。
    明るい店内。
    ほどよくゆったりした椅子と広いテーブル。
    自由に選べる手軽な値段のメニューとどれもファミリーレストランの特徴で、こうしたお店はどんな世代にも居心地よくていいのでしょう。
    お店は一杯、にぎやかでけれどみんな大人な人たち。
    奇声を上げる若者や、小さな子供の声がなくってざわめく声も落ち着いている。

    f3450123.jpegあんかけチャーハンを選んでたべます。
    パラパラ、軽く仕上がった卵チャーハン。
    玉子と白いネギだけで作っているのに風味豊かで、なによりご飯の粒がコロコロ舌の上を転がるほどにパラパラ。
    そこにタップリ醤油あんかけ。
    ホタテとエビとキューリにセロリ。
    コツコツとした野菜の食感がトロンとやさしいあんかけのあんをよりなめらかに引き立てる。
    塩味素直な卵スープに、ザーサイ、それからフルフルスベスベ杏仁豆腐。

    一緒にシーフードカレーも一口食べる。
    中村屋さんっていえばやっぱりカレーライスで、けれどいつものチキンカレーではなく野菜たっぷりのカレーを選んで食べようと、お店の人に聞いてみた。
    そしたらシーフードカレーが一番いいですよ…、ってすすめてもらって食べる。
    パプリカ、オクラと色鮮やかな野菜タップリ、ホタテとイカが食感、うま味をカレーにくれてなんともおいしい…、オゴチソウ。
    おいしいってことは素晴らしいコト…、そしてなにより人をシアワセにしてくれるコト。
    そんなコトを思ったりする、日曜日。

    ところでこんなステキな動画。
    シーフードつながりってコトで一枚、貼っておきます。

    Salesman Pete from Salesman Pete on Vimeo.


    「SALESMAN PETE」って題名で、その名の通り、セールスマンのピートさんが主役の一編。
    埋め込まれた脳内プロセッサでスーパーマンになってしまったセールスマンが、すべてをシーフードに変えてしまうパワーストーンを奪った悪党をやっつける…、ってまぁ、シンプルなストーリー。
    ただこの動画。
    ただの学生が卒業作品がわりに作ったモノという。
    テンポの良い動画と音楽、それにひねりの利いたストーリー。
    どうするんだろう…、と思っていたらなんとこんな終わらせ方あるんだねぇ…、って笑っちゃうよなめでたし、めでたし。
    ちょっと長めの動画ですけど、日曜の夜にぼんやりどうぞ、と思います。

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    壁の穴にて昼とします。
    何にしようか、今日はちょっと悩んでしまう。
    セットたのみますから、まずはアイスコーヒー下さいな…、ってお願いをしてそれ飲みながらジックリ熟考。

    914a783b.jpegココに来るということは、炒めパスタか和えパスタ。
    前者はつまり、やきそばみたいな感じで仕上げるスパゲッティ。
    後者はウニ、明太子、それからイクラと魚卵系。
    そんなつまり、非イタリアン的スパゲッティをたべるためにやってくるので、それ以外のたとえば「かけるタイプ」のスパゲティーは選択肢の中からたいてい外す。
    ボンゴレ系。
    あるいはミートソース系というコトになりますか…。
    茹でたスパゲティーに炒めたソースをチャチャッとかけてそのまま食べるスパゲティーはスキップしちゃう。
    …、のだけれど。
    今朝はそんな「かける系」を食べるコトにすることにした。
    ここ数日間、食の嗜好にゆらぎがあって、それでいつもは食べぬコレ。

    ミートソースでございます。

    meat.jpgこの前、深夜のテレビ番組で某イタリアンレストランのイケメンシェフが「ソースはかけるだけじゃダメ…、からめて出さなくちゃパスタじゃない」って言っていた。
    たしかに麺とソースをお鍋の中でからめることで、はじめてソースが乳化してなめらかになり、味のばらつきもなくなっていく。
    ボロニエーゼもたしかにそうして作るモノではあるんだろうけど、日本のミートソースは昔から、ソースをかけただけで出す。

    当然、ココもその通り。
    スパゲティーをバターと一緒に軽く炒めて、そこにタップリミートソース。
    フォークでパスタをひっかけてグルンと回すその場所、仕方でからまるソースの量が変わる。
    味も当然、変わって楽しい。
    貧乏性なのかもしれませんネ…、最初は絡めるソースの分量を一生懸命節約し最後にタップリ残ってしまう。
    お皿に残ったミートソースだけをすくって食べておしまい。
    プチ贅沢がちょっとウレシイ。

    今日は一緒にしめじを炒めてのっけてもらい、秋のミートソースにします。
    タバスコ、バシャバシャ。
    先日なくって、けれど無事に生還してきた刻みパセリと、粉末チーズをたっぷりかけてグルンと食べる。
    麺にソースに具材それぞれ、キチッと味がついていて例えば麺。
    茹で上がったのを一旦、鍋でチュチュンと水を飛ばして使う。
    油の風味良くからみ、しかもムチムチ、歯ごたえがよい。
    シメジも出汁と醤油の風味がついててそれだけ食べても充分いける…、オゴチソウ。

    f6daa333.jpeg毎回来るたび感心するのが、ここのテーブルの整理整頓が行き届いたとこ。
    テーブルナプキン、チーズやパセリ。
    塩に胡椒にタバスコがあるべき場所にキチッと置かれてみんなキラキラ…、こんなところにやる気を感じる。

    そう言えば、今日始めて気づいたコト。
    ココのスプーンは普通のスプーンに比べて平たくできている。
    スープやカレーをすくいあげるためにある、普通のスプーンとまるで違った姿形。
    麺をクルクル、フォークに巻き取るためにデザインされてるんでしょう。
    お皿の一部。
    そんな存在。
    かつてとあるインド料理の専門店で、同じようなデザインの、けれど先がちょっと垂れ下がったまるで花びらみたいな形のスプーンに出会った。
    指を器用にくるんとまとめて口にカレーを運ぶ…、その手の形をなぞって作られたカレー用のスプーンだった。
    ちょっとでも、おいしく料理をたのしもう。
    そんな気持ちを助けるおいしい道具、ステキだなぁ…、って思ったりした、さて、仕事。

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    新宿の高島屋の中にある、ウェストパークカフェにてお昼。

    wpcafe.jpg新宿で一番の百貨店はどこ?といえば文句なく伊勢丹。
    新宿で一番というばかりか、日本でも有数の百貨店ではあるけれど、コト、「食」に関しては高島屋の方に軍配があがると思う。
    デパ地下も、レストラン街もバリエーションといい施設そのものの雰囲気といい、高島屋の方がずっと上。
    伊勢丹の方は一昔前のテナント揃え。
    贅沢なブランドものを買い揃えるのに精一杯で、食生活にまで気持ちが向かない。
    見栄っ張りでちょっと間抜けな上昇志向旺盛マダム…、みたいな感じ。
    なさけない。

    高島屋の12階。
    レストラン街とはいいつつも、同じフロアにUNIQLOがある。
    東急ハンズにユザワヤに女性専用のフィットネス施設と、なるほどココは百貨店というよりも都市型ショッピングモールなんだと。
    その柔軟と開かれたテナント運営が結果、よかったのかもしれないなぁ…、って思ったりした、オモシロイ。
    恵比寿というカフェの聖地で生まれたお店。
    一時期、東京で一番おいしいシーザーサラダはココのモノって評判だった。
    もしかしたらばシーザーサラダが流行るキッカケを作ったのもここかもしれない。
    アメリカ的が横溢してるたのしい店で、例えばアイスティーってお願いすると、何も言わなくてもストレートティーがやってきて、しかもおかわり自由というのが帰国子女的でいい(笑)。
    なのにパンがコロンとまん丸。
    田舎のホテルのメインダイニングのフレンチランチに出てくるような、ヤマト臭さに笑っちゃう。
    店の窓から南新宿の高層ビルが間近に見えて、ニューヨーク的と思い込みたい。
    けれど香港っぽさが拭えぬ残念…、オモシロイ。

    33e97018.jpegランチのメインはサラダ、サンドイッチにハンバーガー。
    アメリカ的とかフランス的とかつっぱりながらも、ランチとなるとパスタやハンバーグでお茶を濁すお店が多い。
    けれどココは見事にスパッとアメリカ的で、そんなお店があってもいいじゃんってちょっと感心。
    具材たっぷりのコブサラダをメインにするのもいいかなぁ…、と思いもしたけど、ロティスリチキンにするコトにした。

    ココがとっても力をいれてるお料理で、鶏を丸ごと食べる料理の一種類。
    鶏を丸ごと、マリネ液の中に漬け込みそれをローストして作る。
    直火の遠火でぐるぐるチキンを回しながら、中はシットリ、外はこんがり焼きあげるのをショーアップして見せるお店がフランスなんかには結構おおい。
    余分な脂を落としながら、自分の脂で皮がパリッと焼けていく。
    肉全体が同じように焼けていく、日本の焼き鳥なんかと違って、一人前でいろんな食感、味がたのしめボクは好き。
    小さな鶏の半身分。
    胸肉近くは若干、バッサリしていて噛むとキチキチ音を立てるよう。
    モモはまったり。
    脂をタップリ身にまとわせて、ジュワッと肉汁、とてもジューシー。
    身を漬けておくマリネ液の味でそれぞれ違った味になっていく。
    ココはローズマリーが強めで、仄かなニンニク、塩味もやさしく鶏そのものの味を大切にした感じ。
    鶏の脂とバターを混ぜてハーブと一緒に焚いたハーブバターをかけて味わう。
    背筋がしゃんと伸びる味。

    7fb10669.jpegサイドについてくるジャガイモ料理を、フレンチフライかマッシュポテトのどちらか選べる。
    ロティセリモノにはマッシュポテトがピッタリきます。
    ムッチリとした鶏肉と、ネットリとしたジャガイモのピュレ。
    マッシュポテトにはかなりの量のニンニクと、ホワイトペパーが使われていて、香り高くてスパイシー。
    ムッチリ、ネットリ。
    クリーミーで、けれどジャガイモ独特のでんぷん質のプツプツとした食感、感じる。
    チキンを骨から切り離すときボロッと崩れた肉のかけらを、マッシュポテトでまとめて口に放り込むとチキングラタン風の味がする。
    ハーブバターをかければそれを吸い込んで、スベスベになり舌にからんでとけていく。

    肉料理のサイドにマッシュポテトがポッテリおかれ、そこにグレービーソースがトロンとかかると途端にアメリカ的なプレートになる。
    アメリカのステーキレストランやローストビーフのお店に行くと、それこそ丼一杯分ほどものマッシュポテトが山盛りになってやってきたりするのだけれど、不思議とペロッと食べられちゃう。
    今日もペロッとたいらげる。

    食後のデザートにニューヨークチーズケーキを食べる。

    a0a01293.jpeg実は今日、ココを食事の場所に選んだ最大の理由がこれ。
    どうにもこうにもチーズケーキが、しかもこのニューヨークスタイルのチーズケーキが食べたくってしょうがなかった。
    ボッソリとした崩れ方。
    フォークに乗せるとズッシリ重くて、舌にのせても壊れない。
    舌で上顎に押し付けながら、唾液とユックリ混ざり合いトロトロとろける。
    するとチーズの酸味と風味、それに仄かな塩味が口に広がっていく。
    カロリーメイトではじまって、クリームチーズを経由してムースになって消えていく。
    レアーでもなく、ベークドでもなくこのネットリと塩辛さがニューヨークスタイル独特であぁ、ひさしぶり。
    ホイップクリーム、ベリーソースにフルーツあれこれ使って食べるも、何を一緒に食べてもチーズケーキの味、揺ぎ無い。
    これで土台のグラハム生地に、もっとシナモンの香りがあればほぼ完璧にアメリカ的。
    まぁ、しょうがない。
    食後のお腹においしい蓋して、擬似ニューヨークの幕を引く。

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    新宿の中村屋さんで朝。

    733de5a5.jpeg新宿という街はオモシロイことに「なんとかだったらなになに屋さん」ってお店が結構ある。
    天ぷらだったらつな八さんだし、果物だったら高野さん。
    ちょっと気取った洋食だったら中村屋さんとわりとすんなり決まってしまう。
    銀座や赤坂なんかと違って、歴史も若く街がもともと小さかったからなんでしょう…、街一番が結構たやすく思い浮かんでしまう街。
    中でも中村屋さんは自前のビルの上から下まで全部レストランで使ってて、何をたべようか?って悩んだときにはまず来ればいい。
    そんな感じで使われる。
    シニアな大人のお客様にとっては特に安心できる場所なんでしょう。

    こうした店って地方都市には必ずあった。
    ボクの育った松山にはロンドン屋っていうお店があって、ちょっと気取ったときはそこで家族そろって食事をしたもの。
    和食に中華に洋食に、ってなんでももれなくそろっててちょうど百貨店の大食堂がそのまま外にできたみたいな使い勝手。
    街中繁華街が寂れていって、そんなお店もどんどん減ってる。
    中村屋さんはとても貴重な生き残り。
    新宿って街って多分、日本中の地方都市の親玉みたいな街なんだろう…、そこが銀座とちがうとこ。

    ff8fad73.jpeg地下に一軒、マシェーズって喫茶店があってここだけ9時から営業してる。
    モーニングセットを食べにきます。

    クロックムッシュやニョッキのスープとかって、ちょっと変わった品ぞろえ。
    マシェーズモーニングってお店の名前のついたセットは、トーストをしたソフトバゲットをメインにしベーコン、サラダと色とりどりのアメリカンブレックファスト風の一品。
    ミネストローネがつくのがウレシイ。
    朝のスープは体をあっため、目覚めを作る。
    甘くてシャキシャキ、食物繊維が奥歯に楽しいキャロットラペに、マヨネーズの中に少々ゆで卵を混ぜてみました的な玉子サラダ。
    すべてがパンをおいしく味わうようにできてるほどよきゴチソウ。
    贔屓にしましょう…、オキニイリ。

    昼の弁当。

    0350b1ed.jpeg会議の合間に食べられるよう、用意しておいてくれたモノ。
    蟹のお寿司の詰め合わせっていうのが今日のお昼のメインになった。

    太巻き寿司と、蟹の押し寿司。
    どちらもズワイのほぐし身を使って作った、今の季節らしい寿司。
    それぞれ3つずつという、程よい分量。
    いただきますと、いただきます。

    蟹のほぐし身がシットリとして、風味もゆたかでめでたい味がするのがいいネ。
    感心するのが、寿司の種類にあわせてシャリの味がそれぞれ違うという配慮。
    押し寿司の方はスキッと酸っぱく、甘み控え目。
    一方、海苔で巻いた太巻は甘めでシットリ。
    マヨネーズ味の蟹が真ん中にある分、酸味を控えないと酸味が勝った太巻きになってしまうと困るから…、なんでしょうね。
    よきおもてなし。
    お寿司についてたお吸い物。
    ワカメが入った塩味おいしいおすましで、不思議だなぁ…。
    ただのサラサラした粉にお湯をかけるだけなのに、なんでこんなにふくよかな味がするんだろう…、ってそう思いつつ、ススッと食べた。

    お腹に足りぬ部分があったら、これも是非。
    それでまい泉のカツサンド。
    もはや、会議弁当の定番中の定番ですな。
    揚げ物なのに、揚げ物たべてる気持ちがしない。
    とんかつは冷めると脂っこくなるはずなのに、これは冷めてもサッパリしてる。
    ソースまみれになってパン粉のカサカサ感も台無しで、なのにそれがむしろおいしく感じたりする不思議の食べ物。
    つまんだ指を汚さぬステキに、昼の会話も弾む昼。

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    ひさしぶりに壁の穴。
    ムッチリパスタをいただきませうと、いそいそきました…、朝のコト。
    いつものテーブルが埋まってて、そこ反対側、キッチンに一番近くて見通しの利くテーブルにつきカメラを構える。

    d2848b37.jpegすると、オー、NO!

    いつもは粉チーズと一緒に置かれてる、パセリがござらぬ。
    前に来たときの画像とちょっと比べると、まるで違ったお店に見える。
    パセリだけじゃなく紙ナプキンのお店のロゴもなくなっていて、色気が失せた。
    コストカットは今の飲食店に共通の、生き残り術の一つだけれど「目に鮮やか」がなくなるのってやっぱりさみしい。

    とは言え残念がってばかりいてもしょうがないので、スパゲッティを食べ気を取り直す。
    今日の目当ては「若者のアイドル」なる炒めスパ。
    かつてながらく、この店に来るというコトは、イコール、明太子のスパゲティーを食べるというコトだった。
    太くてみずみずしさを保った麺に、そこにからみつくネットリとした魚卵の粒々。
    それがプチプチはぜながら、ムチムチとしたスパゲッティと一緒になって口の中をズッシリ満たす。
    あの肉感的な食感は他のどんな店にもない重厚さ。
    自分で真似して作っても、なかなかそうはできぬゴチソウ。
    それでここでは明太子。
    そう頑なに決めていたのではあったのだけれど、半年ほど前。
    体のために魚卵はなるべく控えましょうと。
    それで久しぶりに食べた「炒め系」のスパゲッティにハマッてしまったワケであります。

    7192ea8a.jpegたのむと厨房の中があわただしくなる気配がしてくる。
    まずはベーコンやソーセージが炒められる、ちょっと湿った音がする。
    それに続いてシメジ、椎茸。
    パスタが入って、ブシュブシュとでんぷん質が油ではぜるはじけるような音がしてくる。
    耳が最初に味わうゴチソウ。
    醤油が焦げるような匂いが、厨房の中からただよってきて、さぁてそろそろ出来上がり。
    厨房の中に声をかけ、パセリを振って出してもらった…、ボク仕様。

    すべての具材が炒められたスパゲティーの上にキレイに並んでる。
    別に炒めた具材を最後に麺に並べて飾って仕上げるという、この丁寧が目で味わえるオゴチソウ。
    ムチムチ麺にジンジャーソースのコクある味と、炒めた油の香りがシッカリからむ。
    炒めているからこその味わい。
    ほんのり熱を含んでソースになる一歩手前の炒めトマトに、野菜にキノコ。
    色とりどりの具材の中で、なかでも何よりおいしいモノが、油をタップリ吸い込んで中がサクッと揚がるように仕上がった白ソーセージ。
    シャキッと冷えた白のワインを飲みたくなっちゃう…、そんなおいしさ、今は朝。

    昨日の夜の日記に貼った動画。
    タイの通信会社の「Disconnect to Connect」っていうほのぼのしたコマーシャルフィルム、携帯で遠くの人とつながる前に目の前にいる人とつながりましょうって通信会社らしからぬやさしいメッセージの動画でした。
    が…。
    なんと、まもなく販売の「Windows Phone 7」のオフィシャルコマーシャルがこのCMにとてもよく似たメッセージを発信してる…、オモシロイ。



    「It's time for a phone to save us from our phones」。

    携帯電話の虜になって、リアルな世界に接することを忘れていはしませんか?
    新しいWindows Phoneならそんなことはありません…、ってコトなんでしょう。
    この新しいスマートフォン。
    いろんなアプリケーションを立ち上げることなくすべての情報にシームレスにアクセス出来るインターフェイスになっているのだというコトで、だから果たしてどれだけ電話に触る機会が減るかというと、それはちょっとわからない。
    けれどいろんな分野で優位性をなくしはじめてるマイクロソフトが、やっとはじめて「機能ではなく使い勝手」に注力し、そこで差別化した製品をこうして作った。
    時代の流れをなんだか感じる…、だからなおさら日本の携帯電話のさまざま。
    なやましくなる、しょうがない?

    話題変わって、今日は「Global Handwashing Day」なんだそうな。
    国際手洗いデーという日。
    子供たちがかかる病気の侵入経路のほとんどが口。
    手を洗う習慣をつけてもらおうということで、作られた日と言うコトらしい。
    で、こんな動画を発見いたす。



    国際手洗いダンス(Global Handwashing Dance)と言うこれ。
    子供が喜びそうな振り付けに、確実に手をキレイにする細かな動作がおり込まれていて感心します。
    風邪が本格化する季節でもある、手を洗いましょう、
    シッカリと。

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