忍者ブログ
サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
2024 . 11
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • カレンダー
    10 2024/11 12
    S M T W T F S
    1 2
    3 4 5 6 7 8 9
    10 11 12 13 14 15 16
    17 18 19 20 21 22 23
    24 25 26 27 28 29 30
    カテゴリー
    最新TB
    プロフィール
    HN:
    サカキシンイチロウ
    年齢:
    64
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
    バーコード
    ブログ内検索
    アーカイブ
    P R
    アクセス解析
    ×

    [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

    昼を新宿の西っかわ…、「でめ金」っていうお店でします。
    645cb3de.jpgヨドバシカメラ帝国を横切る通りに面したお店。
    新宿という街にあって、この西口の路地裏は人が主役で車もあまり通らぬ通り…、遠くに見える超高層ビルの姿さえなければ昔の日本の普通の街角。
    ランチを前にしてそれぞれのお店が回転準備をしている。
    お昼でお店がこむ前に、早めのランチにしておきましょう…、とサラリーマンがちらりほらりと街に出てくる、街がウキウキはじめる時間。

    b6d27e0c.jpg串かつのお店であります。
    関西風の上等串かつ。
    夜になると、季節のネタがおまかせで次々揚げられ、ストップするまでやってくる。
    揚げる魚はまるで寿司ネタ。
    それから季節の野菜やお肉とさまざま。
    30本くらいは平気でパクリとお腹の中におさまっていく。
    そんなお店のランチタイムも、やっぱりメインは串かつです。

    季節のネタを8本ほど。
    エビにホタテ、キスに豚肉。
    キヌサヤを鶏肉で巻いたかわり揚げ。
    カボチャに玉ねぎ、それからうずらの玉子とあれこれ。
    苦みばしった職人さんが、注文うけてパン粉をつけて、それを黙々と揚げていく。
    シュワシュワ、脂の中でネタの水気がはぜる音。
    ラード混じりの油の温度が揚がって甘い香りが漂う。
    コンガリと揚がったネタをズラリと皿に並べてどうぞ…、と。
    海の幸の揚げ物には、ここの名物、ネギマヨネーズ。
    青いネギ。
    それから晒した玉ねぎをみじん切りにしてタルタルソース状にする。
    それをタップリのっけるようにほどこして、口に運ぶと青い香りが口に広がり油臭さをみじんも感じぬ上等フライになっていく。

    41d52996.jpgシャキシャキとしたネタや、ムッチリとした具材と食感、それぞれ独特。
    中でもプチンと奥歯で歯切れて、黄身がネットリ、口に広がるうずら卵のおいしいコト。
    ここのソースはスパイシー。
    胡椒の香りがハッキリしてて、細かなパン粉にピッタリ寄り添う。

    ご飯に漬物。
    ワカメか豆腐か、具材を選べる味噌汁がつきひと揃え。
    ご飯も汁もおいしくて、けれど中でも一番おいしく感じるのが、お皿の横に控える野菜スティック3本。
    キュウリと大根、そしてニンジン。
    どれも見事にみずみずしくて、カリッと齧ると口の中の油をスッキリ拭い取り、次の一口おいしくさせる、まるでリセット剤のよう。

    それにしても串かつ、あるいはトンカツという、日本のパン粉揚げ文化。
    世界有数。
    とても独特って思います。
    揚げているのに油っこくなく、しかも中の具材の持ち味が引き立っている。
    パン粉衣で包みこむコトで、ネタの周りがオーブンのようになるのでしょうネ…、フックラ蒸したような感じに具材が仕上る。
    今、アジアでは日本風のトンカツがとても人気でお店がどんどん増えているという、理由もわかる、そんな気がする。
    ここのお店の看板に、誇らしげにあるこの文言。
    「Traditional Japanese Crispy Fried Foods」…、たしかにクリスピーなフライでござる…、そんな日本を味わいたんのうします、さぁ、仕事。



    関連ランキング:串揚げ | 新宿駅都庁前駅新宿西口駅

     

    拍手[0回]

    PR
    今日は西新宿で仕事がある。

    aee17355.jpgそれで天金。
    日本の朝のご飯を食べる。
    それにしても昨日の雨は冷たい雨。
    夜中にちょっと寒くて目覚める。
    今の季節。
    気温の上下が激しくて、皆様おかわりありませぬよう。

    新宿西口の改札口から、次々でてくる勤めの人たち。
    みんな背中が丸まっている。
    コート、ジャケットの色も暗くて、なんだか街が沈んだように感じるさみしさ。
    ボクだけでもと、今日は煉瓦色のジャケットをきて背筋を伸ばして歩幅を広くとって歩いた。
    歩き方…、笑い方…、立ち方そして話し方。
    形がかわると気持ちもかわる…、暗い冬ほど明るくニッコリ。
    おはようございます!って大きな声で挨拶、いつもの店のいつものテーブルに陣取った。

    8c4ac03e.jpg鮭の定食に奴を追加で朝としました。

    鮭にご飯にお味噌汁。
    小鉢が2つと追加のヤッコ。
    味付け海苔がのっかるお皿がギッシリお膳の上にのっかる。
    余分なスペースはどこにもないほど、見事にギッシリ。
    よくもこれだけ詰め込んだなぁ…、って思うほどにピタリとしてる。
    ただ、カメラを向けるとあまりキレイな絵にならなくて、なんとか見栄えのいい写真が撮れないか…、と食器の位置を工夫する。
    ご飯を向こうにとか、背の低い食器を手前にとか、試行錯誤してみるんだけど、どう入れ替えでもしっくりこない。
    しかも何か一皿、お膳の上にのっからない。
    この並べ方、考えた上作ってできた配列なんだろう…、って思った。
    なんだかオモシロイ。

    メインの鮭。
    スティームオーブンで焼かれて脂がほどよく落ちてる。
    甘塩で色も淡いピンクの切り身。
    ありがたいのが皮がスルンととれるところ。
    魚の皮はあまり好きではないのです。
    カレイのような皮が薄くてトロンとしてたり、あるいは揚げた魚の皮は食べれはするけどこうして焼いた魚の皮。
    ウロコが見えるとちょっと不気味で、だからペロンと全部はずしてから食べるのが好き。
    ココのはスルンときれいに皮がとれて安心。

    6d511b45.jpg身はシットリ。
    箸でつぶすとバサリとほぐれて、それをご飯にのっけて海苔でくるんでパクリと食べる。
    すると鮭のおにぎりみたいな味になる。
    ここの海苔。
    関西風に味付け海苔で、コッテリとした甘辛味。
    ご飯の上にしばらくおくと、シットリしてきて海苔の佃煮みたいな味になってくるのもステキなところ。
    醤油なんかをつけずとも、ご飯に味が移っておいしい…、おにぎり風味に拍車がかかってご飯がすすむ。

    奴に七味をタップリかけます。
    冷奴にはあまり醤油をかけない流儀。
    豆の香りをしっかり感じる。
    唐辛子の辛味が豆の甘みをキチッと引き出して、甘く感じるオモシロさ。
    豆腐の上の生姜はそのまま。
    ネギと一緒に箸でつまんで味噌汁の中にポトンと落とす。
    今年の冬は生姜パワーで身体あっためのりきらなくちゃ…。
    しらすおろしは、いつもココの小鉢の料理。
    冬の大根。
    シットリあまくて、大根おろしのみずみずしさが際立つ感じ。
    これも醤油をかけずにそのまま。
    しらすの塩味が大根おろしのあまさをひきたて、体が中から潤ってくる。

    食後、打ち合わせの時間までをドトールコーヒーでコーヒーを飲む。

    tiramisu.jpg季節の飲み物…、カフェティラミスをコクリと一服。
    まだイタリア料理っていう料理のジャンルが確立してはいなかった頃。
    バブルがはじまる前でございます。
    日本中に好奇心が満ちあふれてて、レストランは、上昇志向を試す舞台のような場所でもあった頃。
    ティラミスなるお菓子が降臨したのであります。
    フンワカとして形をなさない不思議なお菓子で、まさに形をなさぬ時代を象徴してた。
    甘くて儚く、ほろ苦い。
    青春だとか恋だとか、当時のボクがうつつをぬかしているさまざまに、似た味わいにぐっときた。

    ティラミスというそのお菓子に初めて出会ったのはアルポルト。
    原料のマスカルポーネチーズがあんまり手に入らなくて、だからしばらく高級レストランのデザートメニューで出会うくらいの稀少なお菓子。
    ところがそのうちまたたくうちの広まって、和菓子屋までが「ティラミスあります」って看板出すようになっちゃった。
    冷やし中華じゃあるまいし(笑)。
    そして今ではティラミスフレーバーのコーヒーまでもがこうして売られる。
    オモシロイ。
    味はティラミスというよりも、ヘーゼルナッツラテにココアを散らした感じ。
    とは言えまぁまぁ、良く出来ている。
    同じナッツもアーモンドだとフランス菓子の香りになって、ヘーゼルナッツはなぜだかイタリア…、そう考えると、これは上手なレシピでござる、さて、仕事。
     

    拍手[0回]

    お昼…、新宿にちょっと用事があってついでにランチ。

    c77cbe5a.jpg西口にある食堂街。
    メトロ食堂街っていう場所にある「永坂更科布屋太兵衛」。
    かなりオキニイリの蕎麦屋であります。

    一昨日まで四国をグルンと回ってた。
    うどん王国。
    出汁の文化の真っ只中で、ボクが育った料理をあれこれ。
    それはそれにてシアワセで、けれどなんだかお江戸の味が恋しくなった。

    考えてみれば田舎を出てきて東京に来て、もう30年以上もたったのですね。
    田舎で過ごした時間よりも、東京に来て過ごした時間の方がずっと長くなってしまった訳で、お江戸の味もボクの味。
    特に蕎麦。
    冷たく〆てずるんとたぐるご馳走は、東京ならでは。
    中でもここ、永坂更科布屋太兵衛の生粉打ち蕎麦は、太くてヌルンとなめらかでたぐって噛むと、ゴリゴリ歯ごたえたのしくて、しかも蕎麦の風味がフワッとただよってくる。
    東京にずっといてもたまに無性に食べたくなるオキニイリ。
    旅から帰った証に食べます。
    時間は1時のちょっと前。
    お店は一杯、しかもおじぃちゃまやら、おばぁちゃまやら、シニアばかりで、本当にここが新宿かぁ?…、って思っちゃうほど。

    847d706f.jpg生粉打ち蕎麦に辛口のタレ。
    このタレがかなり濃厚。
    そば湯で割って飲めば出汁の風味を感じる。
    昆布に鰹節。
    キチッとしたうま味が支えているんだなぁ…、っていうのがわかる。
    けれどタレの状態で、そのまま食べると醤油の味や風味がバチッと前面に、強調されててまっこと濃厚。
    太めの麺をとっぷりつけてズルンとすする。
    最初は下に醤油の味わい。
    そして噛む。
    みずみずしくて風味豊かな蕎麦に負けないおいしさが、麺と一緒にユックリ消える。
    すると出汁のうま味がそっと、静かに立ち上がる。
    何かがいるぞ…、と舌が感じて味をさぐるとおどろくほどに豊かなうま味が、後から後からやってくる。
    ネギもいらない、わさびもいらない。
    蕎麦の風味とタレのうま味で十分おいしく味わえて、しかも味わうたびに味の変化を感じるステキ。
    ほどよき量に、粋を感じる。

    それにしても蕎麦を食べる食卓って、それ専用の食器が並ぶ。
    そば猪口、猪口の上に置いてネギやわさびをもるお皿。
    セイロ、それから湯桶とあれこれ…、厨房の中にも蕎麦を作るための道具がたくさんあって、料理の中でもこんな料理は他にあんまり無いんじゃないかと思ったりする…、オゴチソウ。

    晩ご飯の食材かって、家に帰る途中に寄り道。
    「ハ竹」っていう大阪寿司のお店が家の近所にあって、そこでおやつを買うことにした。

    4f3a28e2.jpgお店の中はいささか混雑。
    実は今朝。
    NHKのニュース番組で、近所にある「おもちゃ美術館」ってところで今日から二日間。
    おもちゃ祭りってイベントがある。
    お子様が絶対よろこぶイベントですよ…、と言っていたのがきいたのでしょう。
    朝からベイビーカートと引いたファミリーが地下鉄の駅から湧いてでてくるようにやってきていた。
    お昼ご飯を食べようと…。
    あるいは、おみやげ買ってどこかで食べようとそれで続々、お店の中にもやってくる。

    お店の人はニュースのコトをしらなかったようでして「どうしたものか、今日は特別」ってビックリしてた。
    こんなニュースがあったんですよ…、って教えてあげた。
    お帳場でニコニコしていたここのお店の看板娘なおばぁちゃんが、大きな声で「みんな、明日もがんばろうね!」って…、テレビ特需でございます。

    6d882fc6.jpg茶巾を一個。
    木箱にお入れしましょうか?って。
    ココでは贈答用のお寿司は、経木の箱に入れてくれ、一方、ご家庭使いでってお願いすると、紙でくるんでくれるだけ。
    ゴミにもならぬ。
    しかもその分、安くしてくれるところが気がきいている。
    家でおやつに食べますから…、ってそれで普通に包んでもらう。

    部屋にかえってお皿に移す。
    ココのお寿司はとても上等。
    見た目もとても丁寧で、お皿に移すと料理がはえる。
    フックラとした玉子焼き。
    空気をタップリ含んで焼けていて、食べるとジュブッと潰れる感じ。
    甘くてまるでメレンゲが口の中で潰れるみたいな、そんな感覚。
    酢飯の中にはタップリ、具材。
    一番下に、お酢でカリッと〆たレンコン。
    胡麻やかんぴょう、甘辛に煮たしいたけが刻んでどっさり入ってる。
    一番上には煮た穴子。
    一口パクリとかじるとそれらが、ジュブジュブコツコツシャキシャキフックラ、歯ごたえにぎやか、たのしく感じる。
    それにしても手間がかかっている料理。
    黄金色したところをのぞけば、ただの四角の玉子の塊…、中にこれほどの豪華が隠れているとは思えぬ地味な姿が、また粋なのかもしれないなぁって思ったりする、おうちで軽く仕事する。



    関連ランキング:寿司 | 四谷三丁目駅曙橋駅新宿御苑前駅

     

    拍手[0回]

    午後から買い物…、買い物ついでに昼ごはんを食べましょうかと、新宿ルミネの中にある大かまど飯「寅福」にくる。
    6b81cc75.jpgお店の中におくどさんが造ってあって、そこでご飯がたけている。
    羽釜が3つ並んでて、だから3種類のご飯が毎日…、それを食べ比べるような趣向でお腹を満たすメニューがとてもやさしく、うれしくて、それでたまに来たくなる。
    考えてみれば昨日はお米のご飯を食べずに一日すませてた。
    それでどうにもこうにもお米を食べたく、それでココを選んだ次第…、駅前ビルのレストラン街で時間はまさにお昼どき。
    ボクがきたときはキッチリ満席…、けれどちょうど一組かえって入れ替わりというなんともラッキー、ステキにうれしいタイミング。

    aab8e4d7.jpg商業ビルの飲食フロア。
    そこは時代の「食のニーズ」の縮図であります。
    このフロアにはアジアの料理や西洋料理、バフェやらなにやら色んなお店が入ってる。
    かつてココで一番、行列ができていたのが食べ放題のバフェの店。
    一年ほどまえまでは1時間待ちなんてコトも平気であった。
    けれど今は、そんな人気にも陰りができた。
    今日はまるで行列はなし。
    お腹一杯以上の満腹を手に入れるのに余分な予算をかけるのって、勿体無いと思う人が多くなってきたのかなぁ…。

    それから一軒、有名シェフがプロデュースする中国料理のお店があった。
    そこが閉店。
    安くて大盛りが人気の大衆的な中国料理のお店にテナント替えの準備をしてる。
    余計な付加価値。
    特に必要以上に上等で、変わった専門料理はいらぬ…、というコトなのかもしれないですネ。
    外食世界はどんどん実質的なモノに置き換わってく…、なんだかちょっと切ない感じ。

    おかわり自由の惣菜をモグモグ食べます。
    菜っ葉のおひたし。
    出汁と塩で味ととのえた、とてもやさしく、しかもしっとりした味わいで体の中がみずみずしくなる。
    茹でた枝豆を鶏のそぼろと一緒にあえた、ホツリホツリとしたお料理に白菜浅漬。
    どれを食べてもご飯が早く欲しくなる…、料理と一緒にご飯が来るまでに最初に置かれたお惣菜の量が全部なくなっちゃった。

    7d6069aa.jpgそのおかわりと同時に定食がくる。

    アジの開きを焼いたのに、ご飯と味噌汁。
    都心にあって、こうした定食を気軽に、しかもお洒落にたのしむコトができるお店は貴重な存在。
    お店の人のサービスだったり、値段の面でもほぼ満足できる店なんだけど。
    ただひとつだけ。
    不満なところが、メインの料理に貧弱なモノが混じっていること。
    揚げ物なんかは量が少なく、それから魚も干したモノが多くってもっと鮮度の高い料理を造ってくれればうれしいのになぁ…、と。
    けれど、魚を軽く干したものを焼いた料理は量も品質もかなりよい。

    プックラ太った分厚い魚。
    しかも焼き加減がほどよくて、皮目がバリッとしっかり焼けてる。
    魚の香りも香ばしく、身離れもよく醤油なんかを必要とせぬ、それそのもので味が完結した素材。
    甘塩。
    うま味が引き立つ程度の塩を使って、魚の味わい。
    干すというコトで味がギュギュッと凝縮させてそこに脂のコクが混じって、ご飯をおいしく食べさせる。
    ご飯は玄米。
    ホツホツとした固い穀物の歯ごたえがとてもたのしく、食が進んでたのしくなってく。

    88158be9.jpg炊き込みご飯は栗ごはん。
    ここのご飯はお替り自由で、しかも途中で味をかえるコトができるのですね。
    最初の一杯は玄米ご飯。
    お替りご飯の味を変えてやろうと思って、それでためしに食べてみた。

    あんまり好きじゃないのですネ、栗ごはん。
    ご飯にでんぷん質の具材がゴロゴロはいるのがそもそも好きじゃないのです。
    おかゆでも芋粥なんかは苦手だし。
    けれど季節はまさに秋。
    栗の季節でもありまして、ほんの少しだけ下さいな…、って。
    ゴロゴロ栗が入ってて、まずは栗とご飯を一緒に食べてみるのだけれど、やっぱり栗が口の中でゴロゴロ砕けてご飯の味に集中できない。
    苦手だなぁ…、と思いつつ、勿体無いからまずは栗だけ食べてそれからご飯を食べた。
    そしたら…、おいしい。
    醤油と出汁で炊いたご飯。
    うま味と醤油の香りがフワッと鼻から抜けて食欲誘う。
    しかも栗の自然な甘みがほんのり最後に残って、かなりの充実感を覚えるゴチソウ。

    干物をせせって食べるコトに集中します。
    魚は骨や皮から外しながら食べるのがおいしい食べ方。
    そうはわかっているけれど、まずは魚をキレイにほぐして指をぬぐって、それからご飯と一緒に食べる。
    その食べ方もさまざまに。
    例えばご飯に混ぜて食べたり、あるいは浅漬にした白菜と一緒に食べるとシャキシャキ、しっとり食感変わる。
    お茶をもらって最後に茶漬けにしてサラサラと、昼のお腹を満足させる。
    家にかえって仕事をしながら、おうちご飯にすることにする。



    関連ランキング:和食(その他) | 新宿駅新宿西口駅新宿三丁目駅

     

    拍手[0回]

    新宿で午後から用事…、それで西新宿にてランチを食べる。

    d1340378.jpgこの時期になると来たくなる店が一軒あってそれが「わぶ」。
    牡蠣フライで有名な店。
    夜は居酒屋。
    昼はお値打ちの定食が有名で、会社の昼の時間帯にはいつも行列ができる店。
    牡蠣の季節以外も行列。
    けれど牡蠣の季節になると、その行列に拍車がかかる。

    本格的なランチのちょっと前につく。
    ラッキーなコトにまだ行列は表になくて、玄関脇で弁当を売るおにぃさんが、どうぞと中に入れてくれます。
    最後のひと席。
    カウンターの席をもらって滑りこむ。
    最近、ついているようで最後のひと席にありつくことが多くてうれしい。
    いらっしゃい!って、元気な声でお店の看板娘的なる女将さんが椅子をひき、荷物はカゴにいれておいてね…、ってテキパキ、ランチの準備ができる。

    b7621df5.jpgココのランチの売り物は、「揚げ物+もひとつおかず」という組み合わせ。
    いつもはコロッケ、イカフライ。
    魚のフライっていうのが揚げ物。
    今はやっぱり牡蠣フライが売れ筋で、ほとんどの人がまずは牡蠣フライをたのんでもうひとつ。
    焼き魚とか煮魚とかが用意されてて、中でもボクのオキニイリなのが肉豆腐。
    それをたのんで、ちょっと待ちます。

    お店の外がざわめきはじめる。
    本格的なランチの時間になったのでしょう。
    早めにやってきて食事を終わった人が次々店をでて、すかさずそこを新たな人が埋め代える。
    弁当を売ってる表のおにぃさんが、弁当用の大盛りご飯を「ひとつ下さい」、「もうひとつ」って大きな声で厨房の中に指示を出す。
    お店の中では次々料理が出来上がり、お店の人が行ったり来たりせわしなく料理を運ぶ。
    新たなオーダーが次々入り、厨房の中はてんやわんやの大騒ぎ。
    普通の店なら、殺気だって感じるこれらがたのしい活気とワクワク感に思えるステキ。
    お店の人の明るい笑顔と、女将さんのやさしい言葉のかけ方が救いになっているのでしょうネ…、そしてボクの注文届く。
    大きなフライの塊2つ、千切りキャベツにタルタルソース。
    大きな鉢になみなみ盛られた肉豆腐。
    出汁のきいた味噌汁に、赤唐辛子の辛味がピリッと味ひきたてる大人味の白菜漬物。
    ご飯に小鉢の切干大根…、それでめでたきひと揃え。

    a21f3950.jpgココの牡蠣フライ。
    小ぶりの牡蠣を5個から6個、ひとまとまりにして揚げる。
    ジューシーさにはかけるけどプルンとつややかな牡蠣の食感、うま味に風味はとても上等な牡蠣フライ。
    ここにはフライ専用のソースがある。
    すった野菜が沢山入って、繊維がボロボロ混じったソース。
    サラッとしていて、ちょっと甘くて酸っぱくて。
    サウザンアイランドドレッシングから、マヨネーズっぽさを引いたみたいなやさしい味わい。
    パン粉衣の油がサッパリしてくる。
    しかし衣のカサっと乾いた感じはそのまま、しかも具材の味も邪魔しない。

    それからここの肉豆腐。
    豆腐はほんの少々で、肉も少々。
    そのほとんどが、エノキタケとジャガイモ、それからにんじんという不思議なレシピ。
    味はちょっとすき焼きっぽく、豚汁みたいな味でもあってかなりジューシー。
    煮物と汁の間のような仕上がりで、ご飯にザブっとかけると汁かけご飯のようになっておいしい。
    具沢山で、思わずご飯のお替りしたくなるおかず。
    ボクの横のおじさんは、大盛りご飯をもりもり食べて、それでもおかずが余ってしまう。
    そしたらお店の女将さんが、そっと近づきご飯のお替りお持ちしますか?…、サービスしますって、そしたらおじさん、はにかみ少女のごとく、コクリと小さく頷いた。
    外にでたらば行列2本、ひとつはお店を待つ人たちで、もう一本は弁当買う人。
    にぎやかなるコト、おいしい証拠でございます。



    関連ランキング:居酒屋 | 南新宿駅新宿駅都庁前駅



    それからテクリと都庁に向かう。
    nisinjuku.jpg軽い打ち合わせをするコトになり、どこでしようか?と、高いところは気持ちいいに違いないネ…、とそれで都庁の展望フロア。
    とても気持ちいい喫茶室がある。
    セルフサービスではあるのだけれど、イリーの粉を使ったコーヒー。
    しかもユッタリした椅子と大きなテーブル…、なによりいつも空いている。
    中国から来た観光客がぞろぞろ来ては、記念写真を撮っていく…、撮ったらすぐに帰っていくのでそれで喫茶室はいつもガラガラ。
    高いところが気圧が変わると、頭の調子も変わるのかいつもと違ったアイディアがでる、オモシロイ。
     

    拍手[0回]

    前のページ HOME 次のページ
    Copyright © サカキノホトンブログ All Rights Reserved
    Powered by ニンジャブログ  Designed by ピンキー・ローン・ピッグ
    忍者ブログ / [PR]