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2025/05/19 (Mon)
御苑のお昼、萬盛園
朝から天気がとても良くって、昼を表でたべましょう…。
新宿御苑にふらふら散歩。
花見の季節はすっかり終わって、公園周りは静かになった…、けれど御苑の中を通って吹いてくる風は華やか、もう春なんだと実感します。
お休みの日もやっているかな…、と思ってやってきたのがココ。
「萬盛園」っていうレストラン。
平日ランチには周りで働く人たちをかなり集めてにぎわっている。
日曜はそんなお客様もいないから、多分、やってはないだろうなぁ…、って思って来たらば、なんとキチンとやっていた。
ここの隣にある中華料理のお店も今日は営業中。
中国料理店で働いている、中国の人は本当に元気で良く働く人。
年中無休も当たり前。
店によっては24時間営業だって当たり前。
バイタリティーは世界一かもしれないネ。
さすがに日曜。
お店の中には調理人が1人と、それからサービススタッフが1人だけ。
最小限の人数で、それでもお店を開けるというのに感心します。
お客様はボクらをいれて6人ほどで、ランチメニューは限定メニューでもあったりするから2人で十分、まかなえるんでしょう。
早速料理をたのんでためす。
豚バラ肉の煮込みご飯っていうのがあって、たのんでみたら、大きなお皿に溢れんがばかりのボリューム感。
脂がとろけるほどにジックリ煮こまれた、豚バラ肉がどっさり入る。
八角の風味がとてもチャイニーズにて、白菜、ネギにきくらげ、人参、フクロタケ。
野菜がタップリ。
つやつやとした醤油風味のあんがタップリご飯にからみ、ツルツル、口の中を滑って喉の奥へと流れて落ちる。
かなりの分量があるんだけれど、スルスルお腹に収まっていく。
あんかけ効果のオソロシサ。
今日の日替わり定食が、豚肉とニンニクの茎の炒め物。
ニンニクの茎って大好きで、けれど家ではあんまり使わぬ食材。
スーパーなんかで見はするんだけど、料理方法が思い浮かばず買うことがない…、ためしにたのむ。
細切りにした豚のばら肉。
ニンニクの茎に細切りタケノコ。
中国料理の基本の基本に、料理に使う食材の形をみんな揃えるっていうのがあって、これも見事にみんなおんなじ細さに長さ。
シャキシャキとしたニンニクの茎。
炒めてなおもみずみずしくて、しかも香りがとても良い。
これに代わる食材があるとするなら、インゲン豆かなぁ…、けれど歯茎が痒くなるようなハリはなく食感とてもやさしくていい。
ところでタップリ入ったタケノコ。
残念ながら、灰汁の抜き方が足りないのでしょう…、アンモニア臭がかなり強烈。
中国の人ってあんまり気にしなかったりするのですよね、アンモニア臭。
むしろ独特の匂いをたのしむコトがあったりするのでこれも、多分、意図的。
お国柄ってそう思う。
メインの料理に大盛りご飯。
しかもチャーハン用に炊かれてるからでしょう、かなり固めでパラパラ口で遊ぶような食感のモノ。
おかずの料理が一品ついて、今日のはキャベツとモヤシ、肉を塩味で炒めたモノ。
案外、メインの料理よりこのサイドの料理がおいしかったりするのもたのしい(笑)。
レタスサラダがちょっとつきます。
中華包丁でババンと叩き切ったのでしょう。
一口大の塊がお皿の上にゴロンゴロンと散らかっている。
味を付けるのはドレッシングじゃなくて醤油ダレ。
ネギ油を加えた甘めの中国醤油で、揚げ鶏なんかをあえるためのソースベースとして作っておいているのでしょうね。
それをパラッとかけただけ。
だからなんだかサラダというより、野菜の漬物、あるいは中国風のおひたしみたいな感じでおいしい。
ご飯のおかずになったりします。
中国の人って異なる文化の料理に出会うとそれを一から学ぶのでなく、自分たちの料理文化に引き寄せて平気でアレンジしてしまう。
サラダすらをも中国料理にしてしまう、これもひとつのバイタリティー。
コーンスープがついてそれで一揃え。
とろみの付いた塩味スープ。
玉子がチリチリ、固まってユッタリ、トロミのスープの中を漂っている。
レンゲですくって飲むとトロンと喉ややさしくなでまわしお腹の中にポッテリおさまる。
中国料理はトロミの料理…、そんな感じでご飯をもりもり、お腹一杯、さぁ、散歩。
[0回]
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2011/04/24 (Sun)
丸の内リム:ア
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四ツ谷の嘉賓
一日まるで気温が上がらず、しかも夜から雨がふる今日、夜を四ツ谷で中国料理。
嘉賓という広東地方の家庭料理が食べられる店。
田舎からやってきた父。
それに同じく田舎からやってきた親戚の人たちと一緒に食事をしませんか…、と、それでどこがいいかとあれこれ考え、結局、ココを選んできます。
気軽なお店。
なによりおいしく、しかもユックリ話ができる程度に静か。
それに中国料理はみんなが仲良くなれる料理でもある…、ひさしぶりに会う人同士がうちとけるのにだからココがいいかなぁ…、と。
ここの料理は気取りがなくて、メリハリのある味。
この街、この場所、この雰囲気でもう40年以上もやっている。
最初は全部で、40種類くらいしか料理がなかった。
小さな店でも平気で100種類位の料理を用意するのが当たり前の中国料理のお店の中では、異色クラスに少ないメニュー。
どれもが気取らぬ、香港界隈の家庭料理をアレンジしたもの。
それらはどれを食べてもおいしい。
けれどその後、徐々にメニューが増えてきて、例えばエビチリとか酢豚のような普通の中国料理屋さんにあるようなモノ。
それらもそこそこおいしいけれど、別にココで食べなくっても良い料理。
今日はオリジナルのココならではの料理をたのむ。
例えばつぶ貝。
コリコリとした歯ごたえたのしいつぶ貝の身を、ピーマン、玉ねぎと一緒に炒める。
塩とスープと油で味を整えて、最後に豆チ。
発酵させた黒豆で、味噌を凝縮させたような味がする。
豆チをそのまま噛むと、焦げた香りと苦味を帯びたうま味が走る。
香りの強いピーマンがハーブのように風味をそえて、コリコリシャクシャク、お腹の入り口こじ開ける。
それから牛肉の卵とじ。
醤油ベースの下味を揉みこみ粉をはたいて揚げた牛肉を、玉子と一緒に炒め直したモノ。
タップリの油を吸って玉子がつやつや、光っているのがおいしくてフワフワ玉子とムッチリとした肉の食感、たのしい一品。
そうそう、ココでは前菜料理を取る必要はないのであります。
中国料理でまず前菜から…、なんて面倒は宴会料理をたべるときだけ。
中国料理は自由な料理。
だから食べたいモノを食べたいように…。
ここのお店のメニューの構成も、前菜なんかスキップしなさいってそんな感覚。
この店の料理でボクが一番好きなモノがこのエビ料理。
「中エビの炒め揚げ」っていう料理。
天ぷら衣とフリッタ衣のちょうど中間。
ちょっとガッチリ、歯ごたえある衣をつけて少なめの油の中で揚げたら最後に、鍋肌すべらせ余分な油を飛ばして完成。
だから歯ごたえたくましいまるでポップコーンみたいな存在感のある衣に仕上がる。
衣の中に中華スパイスの香りが入ってて、エキゾチックな味わいでもある。
山椒の塩をチョコッとつけて、食べるとなんとも味わい豊か。
何度食べても飽きぬ味。
それからおこげ。
パリッと揚がったおこげの上に、ジュジュっとあんをかけるとビックリするほどの音。
バチバチ油がお皿の上ではじけて湯気が大量にでる。
お皿の上で仕上げる料理。
揚がったおこげのパリパリのとこもおいしんだけど、おこげがタップリあんを吸いトロンとふやけていったところもまたゴチソウ。
ネットリとした独特の、粘り気のないお餅のような不思議な触感。
気持ちもかなり盛り上がる。
ココの名物料理が和えそば。
オイスターソースの味のタレをからめた極細の麺。
細いのだけど、不思議な程に腰があり、バサバサ前歯で音を立ててちぎれるような存在感のあるそばが、まずはゴチソウ。
何度も何度も蒸しては冷まし、また蒸してを繰り返すことでこのハリがでるんでしょう。
具材はネギだけ。
汁も無し。
焼いてもなくて、揚げてもいない。
まさに「和えそば」。
最近、はやりの「油そば」のような作り方。
けれど油の気配をまるき感じさせぬサッパリした食感で、けれどシッカリ、牡蠣の風味がする不思議。
何度食べてもウットリします。
自分でこれが作れぬか…、って何度か作ってみはしたけれど、こんなふうには絶対出来ない。
食べるためにはココに来なくちゃいけない料理…、そんな料理を持つ店ってなんてシアワセ…、そう思う。
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2011/04/19 (Tue)
丸の内リム:ア
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タイ式しゃぶしゃぶ、MKの昼
昼を新宿…、
「しゃぶしゃぶダイニングMK」
に来る。
実は赤坂見附でイベントがあり、それが夕方と言うには早い時間。
それで昼を、みんなで食べて準備をしようと思った。
だから赤坂界隈で昼をたのしく食べれるところ。
そう思って探したのだけど、ほどよいところが見つからない。
赤坂という街。
ほとんどの店が日曜休み。
年中無休の店でさえ昼は休みという状況。
ビジネスマンの夜を支える街なんでしょう。
いくら悩んでもしょうがないので、それなら新宿。
丸ノ内線で4駅隣の、曜日を忘れた街に来る。
気軽なお店。
しかもほどよく安くて、お腹いっぱいも保証されるというココの店。
昼はそんなに混んでない…、って噂もあって予約もせずにやってきたらばたしかにガランとすぐに案内されて食事がスタートできた。
タイ風のシャブシャブの店。
本店はタイで、東南アジアの各国にかなりの数のお店を持ってる。
テーブルの上に置かれたお箸に、見慣れぬ文字がずらりと並ぶ。
タイの言葉でございます。
牛肉、豚肉、鶏肉に、フィッシュボールやエビ団子。
ワンタンなんかも具材ではいる。
俗に「タイスキ」と昔呼ばれたこの料理。
けれど「タイスキ」と名乗ってしまうと顧客層が小さくなっちゃう。
例えばサラリーマンのおじさんたちや、ファミリー客はこれなくなるけど、「しゃぶしゃぶ」だって言い張れば、いろんな人がやってくる。
それでワザワザ「しゃぶしゃぶダイニング」と名乗っているのが賢いところ。
確かに平日。
お昼にくると、近所のオフィスのおじさんたちがご飯のおかずに肉をシャブシャブやっている。
とても自然で、ニッコリします。
野菜も白菜などの日本のお鍋の定番以外に、ヤングコーンや中華春雨なんかがまじる。
それらがこれまた結構おいしく、癖になる。
しかもそれらの具材をつけて食べるココのタレ。
甘みの強いポン酢だったり、オイスターソースのようでもあってスイートチリソースのようでもあったりするスパイスソースがまたおいしい。
何をしゃぶしゃぶしてもそこそこ食べられるっていうのがかなり、ありがたい。
お湯ではなくてスープでしゃぶしゃぶ。
チキンスープをベースにした、うま味のハッキリしたクリアスープで、沸騰させても味がこわれぬ。
具材を次々投入し、それらの味が混じってくるとどんどんうま味が強くなる。
だから肉そのものが決して上等なものではない。
ほとんどすべてが凍ってて、普通であったら水っぽくなっていしまうような肉まで、スープの味が入っておいしくなってくる不思議。
決して豊かではない国の、食の工夫をあじわうたのしさ。
基本的に食べ放題。
テーブルの上に置かれたタッチディスプレイのオーダー端末で食べたいものを追加注文していくスタイル。
気軽でだからどんどん鍋に、食べたいものを投入しちゃう。
当然、アクがでてきます。
最初はこまめにアクをとってく。
けれどそのうち、あくとり用の網が詰まってなかなかアクがとれなくなっちゃう。
出てくるアクもまた盛大で気づけば「寄せ鍋」っていうよりも「アク鍋」って感じになるのがちょっと切ない。
けれどそれで味が変わってしまうわけでなし…、なにより値段が値段だからネってみんなニコニコしながらどんどん具材を投入して食べる。
箸だけじゃなく、スープをすくうおたまなんかもタイ製で、柄の部分に切れ目が入ってそれを鍋にひっかけられる。
よく考えてるって思ったりする、そして〆。
ココの〆の中華麺。
加水率が高めでしかも、よじってよじって腰をだしてる。
だからスープに放してクツっと沸騰させるとほどよく歯ごたえある麺になる。
〆に向かっていく頃合い。
スープが煮詰まり、ちょうど麺にぴったりとくる濃さになる。
ちょっと歯ごたえ残るタイミングにて、ボウルに移してそこに塩や甘辛ポン酢を足して好みの味に仕上げる。
ツルンツルンと唇なでる、小麦粉麺のなめらかさ。
歯にコツコツと、ちょっと固めでしかも歯切れのよい食感。
お腹がポカっと温かになる、オキニイリ。
ところでこの店。
新宿伊勢丹会館界隈で、おそらくナンバー1のコストパフォーマンスを感じるお店。
なのになかなかブレークしない。
あまり宣伝はしてない。
自然体で、ユックリ、ファンがついてくるのを待っている、手堅い営業方針ではあるのだろうと思います。
でももう少し、評価されてもいいんじゃないか。
肉を味わうしゃぶしゃぶの店と、そう思ったら多分期待はずれになっちゃう。
けれど肉や点心、あるいは野菜をたのしくあっため、好みの味でたのしむお店とそう思ったらかなり上出来。
今日のお昼も、お客様の半分くらいが中国、韓国、東南アジアの人たちだった。
なんだかちょっと、勿体無い。
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2011/04/17 (Sun)
丸の内リム:ア
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赤と黒
今日の昼は「純豆腐チゲ」にしようと昨日の昼から思ってた。
赤坂見附の街でランチを探したとき、一番最初に思い浮かんだのが純豆腐で、けれど目当てのお店がランチの休みをとっていた。
それで絶対、今日は純豆腐。
「東京純豆腐」
で食べようと、電車にのって新宿まで来る。
待つとは思わず、フラッと行ったら8組ほどもが待ってましたか…。
ここのお店は最近、かなりの急成長。
東京ばかりか日本中に積極的なチェーン展開を行っている。
韓国料理の純豆腐を「ソウル純豆腐」でなく「東京純豆腐」。
いろんなトッピングを自由に選べるカスタマイズスタイルのこの商売の仕方はロサンゼルスで流行ってて、けれど「LA純豆腐」でなく「東京純豆腐」。
このネーミングがまずは成功の秘密なのかもしれません。
待ってる間にメニューをわたされ、何を食べたいか考えておけと…。
全部で20種類ほどの純豆腐チゲのバリエーション。
それにトッピングをつけたり辛さを選んだりと迷い始めるととことん悩んで決まらない。
けれど運良く、今日はちょっと気になるのがある。
季節限定の浜松産の生のりいれた「べっぴんスンドゥブ」と言うのがあって即座に決定。
べっぴんオジサンでこの週末をのり切りませうと、それをたのんでしばらく待った。
ボクの隣に座った人。
お父さんとお嬢さんという組み合わせにて、お父さんが一言いいます。
「スンドゥブって一体なんだ?」。
日本のオジサン、お父さんのほぼ7割くらいはそんな認識でありましょう。
食に関して、男子の知識と女子の知識のアンバランスはマリアナ海溝クラスであって、お嬢さんはやさしくとても丁寧に、「韓国風の豆腐のお鍋で、具材や辛さ、それにトッピングを選んでたのめばいいのよ」って。
ところが父さん。
そもそも「選ぶ」というのが面倒くさいのでありましょう。
お嬢さんが「あれとこれ」って言うのを真似て「オレもそれ」って。
それじゃぁ全然つまらないでしょう…、お父さんは別のをたのんでって言われてかなり困惑してた。
レストランの中でおじさんたちはいつまでたっても自立できない。
微笑ましくって笑っちゃう。
ベリーホットの辛さにしてもらった味噌味のチゲ。
なめらか豆腐と生のり、春雨、それからオクラと豚ひき肉。
アサリとイカ、エビ、海のうま味も一緒に混じってかなり濃厚な味。
追加で明太子をトッピングして、玉子を落としてグルングルンとかき混ぜてくと、トロトロ、かなり粘り気がでる。
スベスベ、トロトロ。
たしかに美肌によさげな食感。
辛味もババンとスゴイけど、それ以上にうま味が強く食べててまるで飽きないのもいい。
春雨クニュクニュ、魚卵がプチプチ。
食べてるうちにいろんな食感が口の中にてちらかって、そして汗がほとばしりでる。
カプサイシンの力強さに身をゆだね、ご飯をパクリ。
サイドについてるニンジン、小松菜、モヤシのナムルをご飯にのっけて、ビビンパみたいにして食べる。
スープもご飯も、なにを食べても味がしっかり付いていてしかもおいしい。
情報量の多さに頭も満足す。
それにしても今日の新宿。
初夏の陽気も手伝って、街に人が溢れてる。
ここの向かいにあるピザのシェイキーズのビュフェランチ。
地上にでたらしばらく静かだったグロムにも長い行列。
週末の街はやっぱりこうしてにぎやかじゃぁ、なくちゃ寂しく感じます。
さてさて今日のスンドゥブチゲの「真っ赤なスープに黒い海苔」。
目に見てとても鮮やかな姿形に、とある昔の曲を一曲、思い出す。
岩崎良美のデビュー曲…、1980年のことでしたからボクが20歳のときのコト、この楽曲ののびのびとしたメロディーラインに聞いてすぐさま魅せられて、彼女のファンになるキッカケの曲であります。
動画を一本、貼りましょう。
「夜のヒットスタジオ」での一場面。
曲そのものもなつかしいですけど、「歌番組」というジャンルがとてもなつかしく、何度も、何度も観てしまう。
歌う前の彼女の後ろに並んで、あんな顔やらこんな顔…、それに司会の芳村真理と井上順のいかにも業界的なる話術と会話の内容…、まさに昭和の芸能界。
スターがスターであった時代。
アイドルって言うものが未だキラキラしていたこうした時代って、二度と戻ってこないのかなぁ…、ってちょっとおセンチ、なつかしい。
[0回]
2011/04/16 (Sat)
丸の内リム:ア
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ブラックデーにジャジャン麺
そういえば今日、4月14日は韓国でいうところの「ブラックデー」!
そう思い出して、ジャジャン麺を昼、食べようとちょっと寄り道。
歌舞伎町の「北京」までくる。
閉鎖されたままずっと再開発の気配もみえなかったコマ劇場。
やっと工事囲いが出来上がり、そろそろ解体作業がはじまる様子。
まずは更地に、それからユックリ開発方法考えましょうと言うことなんでしょう。
何がココに出来るんだろう?
かつてコマ劇場ができたときには、健全で洒落たエンターテイメント施設を揃えた家族でたのしめる街にしようってグランドプランがあったのだそうだけれど今。
まるで真逆の街になった。
歴史はこうした不思議な結果を生んでしまうのネ…、オモシロイ。
その旧コマ劇の裏っ側にある交番近く。
歌舞伎町の中でもココは明るくて、新宿駅の延長線に存在している健全な場所。
小さいけれど、個性的でコストパフォーマンスがすぐれた飲食店が多く集まるエリアでもあったりします…、そこの一軒。
ところで件のブラックデー。
バレンタインデーにも、ホワイトデーにも何ももらえなかった人のお祭り(笑)。
恋人が出来なかったモノ同士、レストランに黒い服を着て集まってジャジャン麺を食べるんだという。
この日にジャジャン麺をたべている…、というのはすなわち、自分は現在、恋人募集中という証。
だからこの日、ジャジャン麺を食べてるところで出会った二人がお付き合いを始めるなんて、ロマンスもたまにあるんだそうな。
さて「北京」。
ココは韓国系の中国の人がやってるお店。
だからお店の表っかわには日本語、それから中国語。
しかも韓国語までが混じった看板。
表に面した厨房で、小麦の生地をドタンべチンと打ちつけて細く伸ばして麺にしている。
東アジアがごった煮状態。
なんだかとても歌舞伎町的…、オモシロイ。
韓国には独特の中華料理の文化があって、というのも韓国と中国って隣り合った地続きの国。
大昔から行き来があって、日本以上に混じり合ったところがあるのでありましょう。
同じ料理でも、日本で作られるそれとはまるで違ったレシピになってたりする。
その代表的なのが、このジャジャン麺で、中国料理の伝統的なジャアジャア麺とは違った料理。
ジャアジャア麺は甘辛味の豚ひき肉を千切りキュウリと一緒に麺にからめて食べる食べ物で、中華風のミートソースみたいな感じ。
ジャジャン麺は炒めた肉と玉ねぎを、八丁味噌に似た味噌とラードで炒め合わせる。
甘さ、辛さは控えめでコッテリとしたうま味と脂の風味がビビンと突き抜ける独特の味。
見た目はかなり凶悪で、けれど味はかなりスッキリ、一味たりないくらいの味わい。
麺は冷たく、上にかかったソースは熱々。
ここの麺はかなり強めのコシがあり、だから歯ごたえとてもたのしい。
それをよく混ぜ、一緒に食べると生ぬるくって、でもその温度感がとてもたのしく心地良い。
それから酢豚。
日本の酢豚はケチャップ色か、黒酢の色をしたモノだけど、韓国酢豚は無色透明。
トロンとなめらかなアンで包まれているのだけれど、素材の色がそのまま見える不思議な料理。
味も独特。
甘み少なめ、米酢の酸味がツンと鼻刺すかなり強烈な味わいで、それがジャジャン麺で疲れた舌を洗うようにリセットをする。
この両方の料理を一度に食べるコト。
互いの味を引き立てて、互いをおいしくさせる工夫で、だから大抵、どんな店でも二つ一緒に提供をする。
そのための、真ん中に仕切りをもった器を使い、半分半分。
他にもいろんな組み合わせがあり、例えばこのジャジャン麺と韓国風の激辛ちゃんぽん。
酢豚とチャーハン。
あるいは激辛ちゃんぽんとチャーハンなんて組み合わせもある。
そのそれぞれが、それそれぞれと見事にマッチしている見事。
韓国に行ってショッピングモールのフードコートに行くと必ず、こうした料理を扱うお店が一軒はある…、なつかしい。
ところで、ココの酢豚はほとんど豚肉。
豚バラ肉を縦にザザッと切り分けて、長さ10センチ以上はあるでしょうか…、それに衣をつけてサクッと揚げたモノ。
それを使って甘酢をからめて仕上げたモノで、噛むとクチャっと豚バラ独特のねっちり感と獣の匂い。
男性的で味わい濃厚…、ジャジャン麺と一緒に食べるとなおさら酸味が引き立つ感じ。
今日のお昼をニコヤカに!
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2011/04/14 (Thu)
丸の内リム:ア
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