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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    HN:
    サカキシンイチロウ
    年齢:
    65
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    四谷三丁目の駅の近く…、飲食店がズラリと並ぶ杉大門通りにできたニューフェイス。

    d66351b4.jpeg「マッコリバー」というお店に来ます。
    住所は舟町(TEL 03-6457-7097)。
    赤い壁のこの街らしい間口の狭いウナギの寝床のような店。
    入り口の上に白く塗られた自転車がのっかっている。

    実はこの店。
    四ツ谷三丁目の隣町。
    富久町というところでずっとやっていたお店であります。
    そのときは入り口の上に赤く塗った自転車を飾って、目印のようにしてた。
    この前の地震のときに、古い建物というコトもありかなりの被害で、ビルも使えなくなっちゃった。
    それで立退き。
    場所を変え、新たにスタートという運び。

    生マッコリを売り物にして、一階部分はズラッとキッチン、カウンター。
    二階はテーブル席という、中に入ると居心地のいいとても落ち着くいいお店。
    カウンターの中には二人。
    オーナーシェフと彼をたすける男性スタッフでどちらも韓国系の人。
    二人とも、とても人懐っこくほがらかでいろんなコトを話しかけてくる。
    韓国料理は好きですか?
    えぇ、好きですよ…、時々、無性にジャージャンミョンが食べたくなるんですって言うとお客さん、まるで韓国人みたいですネって笑われちゃった。
    95ada5f3.jpegマッコリバーって名前なだけにマッコリの種類がかなりあります。
    しかも全部、生マッコリで、それらを使ったフレッシュジュースと合わせたカクテルなんかもかなりの種類が揃ってる。
    実は昨日、夜、飲み過ぎて今日はあんまり飲みたくない。
    そう言ったらば、ノンアルコールのマッコリ「コマッコリ」って言うのをすすめてくれたのだけど、これがおいしい。
    甘みを持ったお米のとぎ汁みたいな飲み物…、日向の匂いがしてなめらかなトロンとやさしい飲み心地。

    df3c68c2.jpegメニューはチヂミを中心に、サムギョプサルやポッサムのような韓国料理が全部で40種類ほど。
    適度にしぼりこまれてて、しかもどれもがおいしそうに思えるステキ。
    今日みたいな二日酔いみたいな日にはソルロンタンにカクテキを入れて食べたくなるなぁ…、ってひとりごとを言ってたら、うちのカクテキは自家製でとてもおいしくできてますよと。
    それで、それをとまず食べる。
    カリコリ、大根の食感見事に残ってて、しかも適度な酸味と辛味とうま味。
    大根サラダのような感覚。
    たしかに旨い…、こりゃ、ホンモノだって感心します。

    生のキムチを続いてもらう。
    浸け込まず、塩にオキアミ、唐辛子。
    フルーツ系の酸味と甘みを合わせたタレを白菜、エゴマにオニオンスライスに軽く揉みこみそのまま食べる。
    まるで白菜サラダのようなみずみずしさと、爽やかさ。
    辛くなくても十分おいしく、むしろうま味をシッカリ感じる。
    やっぱりコレはマッコリなんかのお酒にあうなぁ…、ってしんみり思う。

    途中、お客様が何組もお店にやってくるたびに、オーナーシェフが「ごめんなさいね、2階のテーブル席でもいい?」ってあやまりながら、案内をする。
    うちのお店はカウンターの前で食事をするのがデフォルト。
    そんな意気込み、サービス精神がなんだかステキ、いいお店。

    5c2c5178.jpeg料理で一番力をいれているのがチヂミ。
    全部で15種類ほどの種類があって、どれも一風変わったレシピ。
    玉子チヂミとか、プルコギチヂミ。
    中でも一番人気なのが、春雨チヂミなんですよ…、と、それでそれをたのんで待った。

    メニューのチヂミの説明に「韓国では、雨の日にマッコリとチヂミを食べる習慣があるんです」って。
    だからココでは雨の日に、チヂミを全品半額にしてサービスします。
    なんだかステキなシステムですな。
    これからしばらく、雨の季節になる訳で、こりゃ、来なくっちゃってそう思う。

    そしてやってきたのがこのチヂミ。
    最初見たときは、たたみいわしがビッシリ貼り付いているのかって思ったほどに、チヂミの上に白いウネウネが貼りついている。
    目を凝らしたらば、コレが春雨。
    油でカリッと揚がってて、食べるとそこがサクサク、パリパリ。
    前歯がたのしくなるような、軽い食感。
    けれど焼けた春雨の、下にあるのはムッチリとしたチヂミの生地。
    ニラにネギ。
    それから玉ねぎと具材はどれも野菜ばかりで、シャクシャクとした歯ざわりが、とても軽快、しかも味わい豊かで健康的に感じる。
    今まで一度も食べたことがない、オリジナリティーあふれる逸品。
    コレはクセになる料理。

    7f02c6a5.jpegオモシロイねぇ…、って言ったらこんな変な料理はおそらく、世界でここにしかないですもんねって。
    ボクらは変な料理を作るのが面白くって、たのしくて。
    それでこうしてお客様が喜んでくれるのが一番うれしいコトなんです…、って。
    この前なんか、チヂミに餅とキムチを入れて、青唐辛子をトッピング。
    ついでだから春雨も一緒にしてってお客様がいて、作ってみたらばこれが結構おいしそうにできてビックリしたんです、ってニコニコしながらボクに言う。
    今度はボクも、カスタマイズチヂミを作ってもらおうかなぁ…、ってモティベーションが揚がってしまう(笑)。

    ケランチムを〆にする。
    フワフワ、トロトロ。
    スープがシッカリしているからでしょう…、玉子の隅々にまで味がシッカリ入ってて、塩の風味もガツンとしてる。
    これで十分、お酒が飲める、この店らしいたのしいレシピ。
    この店、絶対、いい店です。
    ホームページも食べログにさえ、まだ出ていないのが勿体無くて、でもネットなんかの力にたよるコトをしなくってもそのうち絶対、繁盛店になるだろうなぁ…、ってそう思います、また来ます。

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    夜をティーヌンでホットにすます。

    de4a7cce.jpegなんだか最近、アジアの料理がおいしく感じる。
    それも不思議とタイ料理。
    韓国料理もたしかに食べたく思うのだけど、それより東南アジアの料理がまずは頭にポテンと落ちてやってくる。
    甘さをベースにうねるような辛味がやってくるような、韓国料理の力強さが今は重たい。
    寒い時。
    あるいはもっと気温があがり、うだるような蒸し暑さの中、M魂を満たしてやろうと、そう思うときには韓国料理がおいしく感じるのだろうと…。
    けれどスキッとほどよい暑さのこの季節。
    カラッとかわいた酸味と旨み。
    それにツンッと頭の頂上に向かって走る尖った辛味。
    湿度の低い辛さと言えばいいですか…。
    体の中がカラッと乾く、そんな感覚。
    これからしばらく。
    これから梅雨があけるまで、東南アジアの辛さにハマってみようと思う。
    四ツ谷駅の上にある「ティーヌン・ザ・ヌードルバー」っていうお店。
    東京中にかなりの軒数できてるティーヌンの、中でもお洒落でカフェっぽい業態で、ありがたいのが一人でいろんな料理をたのしむコトができるセット料理が充実してる。

    今日、とったのがそんなセットのひとつのコレ。
    「カオパックン」がメインのセットでサラダにスープ、揚げ春巻きがメインについてる。

    08d05e44.jpegカオパックン。
    カオはご飯。
    パッは炒める。
    つまりチャーハン。
    クンがエビで、だからカオパックンはエビチャーハン。
    玉子とネギをタップリくわえた、パラパラっと仕上がるお米が見事な出来栄え。
    固めに炊いたジャスミンライス。
    もともとパラパラ、粘り気がなくだからパラパラ具合も半端ない。

    中国料理のチャーハンも、パラッと仕上げるようにする。
    けれどそれは油をタップリ、米に満遍なくほどこしてスベスベさせているからで、つまり油を食べる料理のようになってる。
    ところがタイのチャーハンは、最小限の油でサッパリ。
    パラパラ具合も軽快で、空気をタップリ含んでいるから食感自体も軽やかでいい。
    エビの旨みと塩の味。
    それ以外にあまり雑な味がなくって、繊細さすら感じるゴチソウ。
    残念なのが、エビが大きく立派なんだけど、炒めるのじゃなく茹でて仕上げて、サイドにそっと乗っけてるだけ。
    見栄えはいいけど、ちょっと残念。
    勿体無い。

    433b65d7.jpeg食べているうちに、やっぱり辛味が欲しくなり、テーブルの上のスパイス使ってタイ味にする。
    タイの赤唐辛子をくだいた粉末。
    辛さもあるけど、不思議と甘みがじんわり後からやってくる。
    だからタップリかけてもあんまりヒーハーこない。
    輪切りの赤唐辛子をつけた甘酢調味料。
    酸味と甘みと辛味がタイの料理の特徴で、これをかけると何でもタイの料理になっちゃう感じ。
    酢漬けの激辛プリッキーヌを、ニュクマムの中に漬け込んだモノ。
    どれも辛くはあるけれど、スキッとしてて後に残らぬ。
    だからと調子にのって使うと、汗があとからドバッと噴き出す辛さ。

    セットについてくるヤムウンセン。
    これはかなりの辛さでビリッと舌がのたうちまわる味。
    とは言え春雨のプルプルとした食感に、コツンコツンと奥歯をたたくナッツの歯ごたえ。
    パラパラチャーハンの軽い食感ひきたてる。

    ライスペーパーでくるんだ春巻き。
    それをカリッと揚げたモノ。
    中国料理の春巻きをスプリングロールというのにちなんで、これを「サマーロール」というのが一時期アメリカで流行ったことがあったりした。
    たしかにサクッと軽い揚がりに夏の食べ物って感じがします。
    前歯で壊れて歯茎をカサっとくすぐって、口の中で散らかる揚がったライスペーパー。
    スイートチリの甘酸っぱさに、体がユルンと癒される。
    ほどよく満腹、ほどよく満足、ひと駅歩いて帰りましょう。

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    夜を四ツ谷の嘉賓に来ます。

    50fd65c9.jpeg広東料理の気軽なお店。
    日本に一番最初にやってきた中国料理。
    甘みと旨み。
    海の風味を味方につけた、日本の料理に似た印象をもってるからからもしれません。
    日本人に一番身近で、親しみやすい味のお料理。
    だからかおそらく、日本の中国料理店で一番おおい料理の形が広東料理。
    そんな料理の中でも一般家庭でよぉく食べられる、気軽な料理が売り物の店。

    もともと決して高くはない。
    しかも週末、土曜、日曜、祝日は全部のメニューが2割引になる。
    だからでしょうか…。
    いつも以上ににぎわっている。
    しかもいつもは宴会客が多いのだけど、近所のファミリー客が結構目立って感じる。
    小さな子供がニコニコと、パパやママ、じいちゃん、ばあちゃんと食事をたのしむ…、外食産業の最も基本的な姿がこれって思ったりする。

    コースメニューもあるのだけれど、ここは単品メニューをとるのがお値打ちでいい。

    7739aab0.jpeg酢豚や青椒肉絲のような、どこにでもある料理もあるけど、ココにしかない料理をなるべく食べた方が、ここに来た甲斐があるというもの。
    だから今日も単品メニュー。

    かならずココでとって食べるのが、中エビの炒め揚げというこの料理。
    殻を全部きれいにむいた、中指ほどの長さのエビ。
    太さは親指くらいのを選んで、衣を付ける。
    かなりタップリ。
    しかもポッテリしたフリッタ状の衣をつけて少なめ油でサッと衣に熱を加える。
    衣がカチッと固まったら、油をすてて鍋肌すべらせ衣に付いた油を飛ばす。
    だから揚げるというより焼いて仕上げる料理なんでしょう。
    揚げる前。
    エビを塩と卵白を、一緒にグイグイ揉み込んで、味を軽くいれているから。
    しかも衣にも塩の風味が付いているから。
    そのまま食べても十分おいしい。
    衣がサクッとかわいた食感。
    エビはぷりっと、程良く熱が入っててエビの甘みが一番際立つ状態で仕上がっている。
    油の香りがこうばしく、けれどエビの香りを決して邪魔しない。
    いつも来るたび、感心します。
    山椒塩が調味料としてつくのだけれど、それをお酢に溶かして浸して食べるとスッキリ、油の風味も軽やか、甘味も際立ち一層おいしい。

    5f0c7547.jpegそれから餃子。
    ここの餃子はちょっと独特。
    自家製の皮。
    餅粉がちょっと混じったような出来栄えのため、ちょっと透き通った感じになってる。
    小麦粉だけで作った皮と違ってムチムチした食感と、油と触れたところがプチッと破裂している。
    だから無数の小さな穴がその表面に空いていて、噛むとサクッと歯切れる食感。
    くるんだアンには、かなりタップリ、刻んだニラが。
    他の具材は豚ひき肉と叩いたエビの身。
    例えばラーメン屋さんの餃子のように、何かのついでに食べるものじゃない。
    あるいはご飯のおかずのように、食べる餃子とも違った味わい。
    これはこのまま。
    皮の食感とアンの旨みのバランスを、味わうつまり、これ一品でキチンと完成している見事な一品。
    それにつぶ貝のトーチ炒めを一緒にとってかわるがわる味わってみる。

    そうそう、ココでも「食べるラー油」を作って置いてた。
    自家製で、辛味よりも旨みによったXO醤を辛くしたような味わいで、それをタップリ餃子に乗せて食べるとそれで、十分おいしく食べられる。
    お酢と醤油を合わせたものに、ラー油のかわりにタップリ溶かして食べると、餃子の油臭さを消してくれるのがありがたい。
    いつもの料理が調味料のひとつで変わる…、料理の世界は奥深い。

    そして当然、〆の一品はこの料理。

    7d8b22a0.jpegかき油の和え麺という、ここの押しも押されぬ名物料理。
    宴会料理の〆もコレ。
    コース料理の〆もコレ。
    ランチタイムの目玉もコレで、単品メニューを組み合わせ食べる人たちも、もれなくまずはこれをたのんで〆にする。
    これをワザワザ食べるために、それ以外の料理を食べてお腹の準備をするという、そんな食べ方がおそらくココの正しい食べ方。

    具はない、麺だけ。
    かろうじて、刻んだネギがちらりほらりと混じっているだけ。
    味はオイスターソースとネギの油と生姜。
    それにいくつかスパイス系の調味料が使われている…、のだろうと推察はする。
    けれどコレと同じ味を作り出すのは、なかなか困難。
    何度か試してみたけれど、もうあきらめて、食べたくなったココでこうして食べるコトにした、そんな味。
    今日は麺のあがり具合もほぼ完璧で、極細ながらザクザクとした歯切れ感が爽快で、口の中でバサッと散らかる食感もいつも以上ににぎやかで良い。
    よき土曜日の夜の幕引き…、ごちそうさまです、また来ます。




    関連ランキング:広東料理 | 四ツ谷駅四谷三丁目駅麹町駅

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    新宿三丁目で夜を迎える。

    941f0fd7.jpegクルンテープ」というお店。
    タイ料理のおいしい、しかもとてもカジュアルなレストラン。
    なんだか最近、アジア料理を体が求めているようで、昼はスンドゥブ。
    辛い料理を堪能したはず。
    なのに夜もやっぱり辛いモノをどうにもこうにもまた食べたくて、それで何にしようかと真っ先に思い浮かんだのがこのお店。

    韓国料理のうねるようなドッシリとした辛さと違って、スキッと尖った爽快感を持った辛さ。
    タイ料理ならではの、スパイスパワーを味わいたいと。
    新宿三丁目の雑居ビルの二階のお店。
    小さく、しかもタイ出身の人オンリーでやっている。
    気取ったところのない店で、去年の夏からハマり気味。
    タイ料理っていうのは屋台風や食堂風の気軽なお店で食べるのが、不思議とおいしく感じる料理で、だからかココもかなり流行っていた。
    ひさしぶりに来てみたら、なんと知らない間に支店が二つも出来ていた!
    好きなお店が繁盛するのはうれしい限り。
    ただ、他にもお店ができたからでしょうか、この本店はちょっと静かで落ち着いている。
    それもまたよし。
    お茶をもらっておとなしく…。
    ここのお茶はちょっと甘くて、韓国のコーン茶みたいな日向の匂いがするのがおいしい。
    蓮の花を模して作ったキレイな器もうつくしい。

    ed61e7c4.jpegサラダをまずは。
    いつもはヤムウンセンを食べるところ、今日は趣向を変えて「ソムタム」。
    グリーンパパイヤの、屋台風のサラダというこれ。

    グリーンパパイヤの実を細切りにして、軽く茹でドレッシングであえたもの。
    何の食感に似ていると言えばいいんだろう。
    モサモサしていて、けれどシャキシャキしてもいて。
    ハリがあって、しかもサクサク、歯切れる感じもしてくる不思議。
    それそのものにはほとんど味がなくて、だから合わせるモノの味に馴染んでおいしくなってく。

    これぞタイ料理というニュクマム風味。
    ほんの少しの甘みと、ズキンと頭を突き抜けていく尖った辛味。
    赤唐辛子の目の覚めるような色鮮やかな辛さに、パクチーの青い香りが混じって気持ちが南に飛んでく。
    くだいたピーナツがカリカリと。
    噛むと歯ごたえたのしくて、しかも甘みをにじませる。
    それにしてもタイの料理の野菜たち…、飾り包丁がキレイに入ってなんでこんなに手をかけるんだろう…、って。
    目で味わうという文化って、別に日本料理の専売特許じゃないって感じる。
    それからエビの湯葉巻き揚げをたのんで、プチュンと弾力のある歯ごたえたのしむ。

    75fd7480.jpegタイの料理はエビのお料理。
    そう言ってもいいんじゃないかって思うほどエビをおいしく食べさせる。
    すり身にして揚げる。
    あるいは何かと混ぜあわせ、茹でたり蒸したり、あるいはそのまま使ったり。
    殻からとった旨みスープや、エビの卵まで総動員して、その上品な旨みを使う。

    トムヤンクンなんて、その代表的な料理のひとつ。
    酸味と甘味、そして辛味が調和した世界三大スープのひとつのその味で、炒めたチャーハン。
    ジャスミンライスがパラパラとして、けれどシットリ。
    エビのスープの味がする。
    軽い酸味と、豊かな辛味。
    揚げ焼きにした卵をこわして、ご飯とからめて食べると、口の中がスッキリしながら旨みが広がる。
    スープでゴクリと飲むよりも、直接的にトムヤンクンの味が舌をシッカリたのしませるのがとてもたのしい…、オモシロイ。

    bcfdb3c5.jpegもうひとつ、ちょっと気になる料理があってためしてにとった。
    ママガパオという焼きラーメン。

    ガパオライスって料理があります。
    鶏挽肉に味をつけ、バジルと一緒に炒めて風味をつけておく。
    ご飯と一緒に混ぜつつそれを食べていくという、タイを代表するご飯の料理。
    それをお米のかわりに麺を使って作るという料理。
    オモシロイのが、ペヤングソースやきそばの麺を彷彿とさせる乾麺を使ってるとこ。
    ガパオライスの上具のひき肉を炒めるタレを使って麺を戻してるんでしょう。
    麺自体がガパオライスの味がする。
    具材はエビ。
    イカにきくらげ、それに白きくらげと食感にぎやか。
    そこにくわえて味付け鶏のひき肉がシットリとした潤いくれる。
    ピーマン、玉ねぎ、それにくだいたニンニクと野菜もタップリ。
    最後にフワッと揚げたバジルをタップリのせて、香りもさわやか。
    なにより縮れた乾麺の、サクサクとした食感が、チープなんだけど癖になる。
    これでご飯のおかずになるような…。
    これでビールがのめるような、そんな味わい。
    はじめて食べて、たちまちかなりのオキニイリ。

    何を食べてもしっかりしてて、しかも創意工夫に満ちている。
    タイ料理のお店としてはなかなかステキでいいお店…、ただ夜はちょっと高めに感じるところが唯一、難点といえば難点ですか。
    そうそう、ココのランチは気絶するほどおいしくて、しかも安くてボリュームもある。
    今度はランチにまいりましょう。



    関連ランキング:タイ料理 | 新宿三丁目駅新宿御苑前駅新宿駅

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    大久保ランチ…、すんごく久しぶりに「明洞のり巻き」にやってくる。

    f08828df.jpegそもそも大久保という街がひさしぶり。
    韓国料理はかなり頻繁に食べていて、けれど最近、「韓国料理は赤坂で」って感じになってる。
    大久保系は韓流マダムに照準しぼった、なんでもあり的お店が多い。
    一方、赤坂系の韓国料理店は、この一品に特徴をもったお店が多くてそれで、最近、赤坂に出没するのが多くなってる。
    そんな大久保の中にあって、かなり特徴のある異色のお店がこのお店。

    韓国ののり巻きご飯がメインのお店。
    だから東京に住む韓国の人たちが普段着使いしているところが、なんだかとても本格的に感じる店でもあったりします。
    今日の大久保もいつもどおりに韓流女子が闊歩する、まるで日本の小さなソウル。
    ここのお店もボク以外、みんな見事に女子な店。

    キンパをたのむ。

    917bdf21.jpegだし巻き玉子にカニカマ、魚肉ソーセージ。
    茹でて下味をつけたニンジン、それから緑のほうれん草と彩りゆたか。
    具材の一番下で全部をささえてるのが、おでんとよばれる韓国風の練り物で、角切りタクワンがカリカリとした歯ごたえ添える。
    ご飯は白米。
    だから酸味はほとんどない。
    巻き寿司のようにみえて、実はおにぎりみたいな感覚。
    ギュギュッとあまり強く締めずに、海苔でフンワリ、パラパラ感を残してご飯をやさしくまとめる。
    だから口に入れるとパラッとご飯に具材が一気にちらかる。
    具材ひとつひとつがジューシーで、口の中にもみずみずしさが行き渡るのがかなり独特。
    韓国海苔のゴマの香りと軽い塩気が、具材全部をキュキュッと引き締めおいしくさせる。
    サービスで付く、カクテキ、コリコリかじりつつお水を飲んでお腹整え昼とした。
    ボクの周りのおばさまたちは、キンパにプルコギ、チゲ鍋とってとまるで宴会。
    食堂風のこの店で、なぜだか昼から居酒屋みたいなテーブルにしてキャーキャーはしゃいで飲み、食べる。
    まぁ、それもよし、元気な食卓…、ウラヤマシ。

    さすがに眠くて一旦部屋に戻って午睡。
    夕方、仕事がらみでひとつ書類に目を通したい…、それで近所のドトールコーヒー。

    f88c6059.jpeg起き抜けのお腹にコーヒーはちょっときつくて、だからいつもはのまぬ健康的なるモノ飲んでやろうじゃないの。
    野菜ジュースを飲んでみる。

    野菜ジュースといってもいろんな流儀があって、甘いのあは酸っぱいの。
    癖のあるモノ、すっきりしたのと飲み口さまざま。
    野菜を果物の代用品ととらえるか…。
    あるいは野菜は野菜ととらえて素直にジュースにするか、主張をした方向性が変わると中身も変わってしまう。
    かつて野菜ジュースのベースをなしていたのはトマト。
    だから野菜のジュースと言えば赤系だったのだけれど、最近、葉っぱ野菜をメインのモノもあって、それらは緑。
    おいしい青汁みたいな主張を感じるモノすらあるステキ。

    ここのはオレンジ。
    人参、トマト、オレンジジュースがメインになっているのでしょうネ…、甘め控えめ。
    酸味がおいしい。
    しかも野菜らしき匂いがかなり強烈。
    セロリの香りがサラダっぽくて、わりと好き。
    これにウォッカを垂らしてチュチュッとウスターソースで風味をつければ、ブラッディーマリー風の飲みモノになるんじゃないか…、って思ったりする。

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