ちょっと趣向を変えたたのしいランチをしましょう…、と、フーターズに来る。
赤坂見附の地下鉄駅をあがって目の前…、ランチがはじまってそれほど時間がたってはないけど、チラリホラリとお客様が入っているのにちょっとビックリ。
夜はにぎやか…、おじさんたちが集まってピチピチなおねぇさん達をながめながら酒をたのしむ、ゴキゲンな店ではあるのだけれど、昼もピチピチおねぇさんはニコニコ、健在。
お客様もそれをみながらニコニコ顔のシアワセな昼。
ステーキランチを選んでたのむ。
最初はハンバーガーやサラダランチだけだったんだけど、チキンやビーフをグリルしてご飯にサラダを盛り合わせにしたプレートランチをはじめてそれがかなりの人気。
お店の雰囲気はアメリカンでも「お米ご飯」が日本の男子にはうれしいゴチソウ。
赤身の肉。
歯ごたえがあり、しかもガッシリ焼けているのでガツンと顎においしく感じる。
クミンシードの香りが後からほのかに漂う。
醤油とビネガー。
コンガリ炒めて甘みを出したみじん切りの玉葱の風味がおいしいソースをタップリ。
肉そのものおいしさと一緒になってご飯のおかずになかなかに良い。
パラパラご飯もどことなくアメリカの中華料理のお店で食べるご飯のようで、肉のお供にオモシロイ。
ポテトサラダにサルサソース。
肉の脂をまとったレタスもご飯のおかずになったりもする。
ほどよき分量。
なにより肉の歯ごたえがよく、分量以上にお腹が満たされたような気になる。
ランチタイムも本番迎えて、次々お客様がやってくる…、基本、近所の会社の人たちでお店に入ってくるときにすでに笑顔で、見ているボクも笑ってしまう。
ランチセットにアイスティーを選んでのむと、ピチピチおねぇさんがやってきて、お替りいかが?と笑顔をくれる。
ボクのテーブル担当はアリソンっていう女の子。
留学でアリゾナ州からやってきた。
笑顔がキレイで、しかも片言の日本で一生懸命サービスをする。
「料理の味はどうですか?」
「アイスティーに氷を入れてきましょうか?」
さすがにサービス以外の世間話をするだけのまだ語学力はないからでしょう…、彼女をフォローしているスタッフが代わりに世話を焼いてくれるのが得した感じになっていい。
テーブルの上に紙ナプキンを一枚おいて、そこに担当の女の子が自分の名前を書いておく。
できればココに、携帯電話のアドレスでも…、って思うおじさんも多いんだろうなぁ。
そこにお金を置いてテーブルチェックする。
料理に払う値段というより、サービスをしてくれた人に払う値段っていう感じがして、ボクは好き。
1000円札を2枚おき500円のお釣りをもらって、アメリカだったらお釣りはいいよと出て行くところでありましょう…、こういうお店はチップ制にしてもいいかと思ったりもする。
向こうの方のテーブルで金儲けっぽい話をしている紳士が二人…、こういう店で儲け話をする奴は余程の間抜けか本当に悪い奴のどちらか。
多分、後者に違いないって思って笑ってあとにする。
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ホノルルコーヒーカンパニーで食後のお茶で今日のランチをしめくくる。
先日、はじめてやってきて、たちまちとりこになっちゃった。
お店の中に入った途端に、鼻をくすぐるハワイの香り…、マカデミアナッツやココナッツをローストしたときにやってくる甘い香りにマラサダのシナモンシュガーの切ない香り。
そこにコーヒーの香ばしい焦げた匂いがくわわって、スッと体がハワイの方に持っていかれる。
ホノルルの免税店の出口付近のおみやげ売り場を満たす香りに似ているよね…、って思うと気持ちがハワイに向かって飛んでいく。
いい店なのにね、まだまだ知られていないからかなぁ…、いつも静かで飲み手としてはありがたく、けれどなんだかモッタイナイ。
ドリップコーヒーをユックリ飲んだら、笑顔で仕事に向かいます。
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