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2025/06/22 (Sun)
小躍りクラスのオムライス
新しい事務所の近所で昼にする。
「
珈琲舎ロンド
」と言う店。
表通りから一歩入った路地風の道。
色あせた緑色のテントに看板。
かなりの古さを感じさせる、昭和なお店。
ピカピカ!って感じではない。
けれどお店の前には観葉植物がタップリ茂ってそのひとつひとつが丁寧に世話されているのがみてとれる。
下町の路地裏ってこんな風情の家がズラッと並んでいたりしますよね。
中に住んでる…、いや、中で仕事をしている人のお人柄がうかがい知れて、なんだかそれでニコッとなった。
お店に入ると、ほのぼの気分が加速する。
ラタンでできたテーブルに椅子。
落ち着いた色合いの柱や床に、生成の色の漆喰の壁。
どれも昔ながらでしかも、なんだか誰かの家のリビングルームに通されたような気持ちになっちゃう。
使い込まれているけれど、どれもシッカリ磨きこまれて、見ればお店は女性二人で取り仕切ってる。
そのふたりともが、ボクのおふくろ位の年齢。
なるほどなぁ…、このおば様たちが居心地の良い空間を作ってみたらばこんなお店になりましたってコトなんでしょう。
確かにボクのおふくろが気に入りそうな調度品やらランプや小物が置いてある。
ランチはカレー。
ナポリタンにオムライスと、こうした喫茶店のデフォルト的なるメニューが揃う。
お店に入ると、カレーの匂いがポワンとしてきて、思わずおなかがグーッとなる。
カレーもいいなぁ…、と思いながらも、お店の外においしげな写真の入った立て看板が出ていたおそらく、ここの自慢のオムライス。
食べてみたくて、初志貫徹。
どの料理にもサラダと食後の飲み物がつくというのも喫茶店的。
千切りキャベツとレタスにフレンチドレッシングという、とても普通でホッとするサラダをシャリシャリ食べつつ待ちます。
想像したより、ちょっと余分に。
カウンターの中にある厨房の中を覗いてみると、おば様ひとりが丁寧に、じっくり時間をかけてご飯を炒めてる。
カシャカシャ、鍋底擦る音が終わったなぁ…、と思うとジュジューっと玉子が鍋に流しこまれる音がして、それからまたまたちょっと待ち、ようやくやってきたオムライス。
ツヤツヤとした薄焼き卵。
しかもほどよくフワフワで、それがご飯をクルンとくるむ。
最近はやりの、オムレツをご飯にのっけてパカッと割るオムライスはあんまりボクは好きじゃない。
好きじゃないというよりも、あれは「オムレツライス」であって「オムライス」じゃないとボクはずっと思ってる。
だからここのオムライスは、見た段階でまずは合格。
スパッとスプーンで真ん中を開いて中をみるとこれまた、うつくしい。
ちょっと茶色味を帯びたご飯が、良く炒められところどころに焦げ目が付いてる。
スプーンを入れると、パラッとほぐれる。
ベタベタとしたご飯じゃまるで興ざめで、こりゃ、おいしいぞ…、って喉が鳴る。
スプーンでそっとひとすくい。
フワッと玉子がまずは舌をやさしく撫でて、次の瞬間、ご飯がパラッと口いっぱいに散らかっていく。
やっぱり旨い。
しかもご飯が茶色く見えたわけがなんと、デミグラスソースとケチャップ混ぜてコクを出してるってわかってウットリ。
ケチャップだけで味を作るとペッタリ甘くて、うま味に欠ける。
けれどここのはデミソースの持つ、うま味と香りがご飯の味をひきたてる。
しかもかなり強めに炒められていて、具材の玉ねぎ、マッシュルームが甘み、食感を否応なしに発揮している。
半熟じゃなく、熱がシッカリ入っているのにフワフワとした玉子の食感もボク好みにて、今日はとってもシアワセな昼。
手間がかかるのもしょうがない出来。
しかもフライパン一個で全部を作るから、時間が尚更かかるんでしょう。
でも、だからこそ。
プロが作る料理じゃなくて、お料理上手のおかぁさんが、作ってくれる料理のように出来上がる。
やさしくしかも丁寧で、愛情タップリ。
そんな感じがとてもウレシイ、オキニイリ。
食後のコーヒー。
あっけないほど普通です。
酸味がほんの少しあとを引くこれも、昔ながらの喫茶店のブレンドコーヒー。
なんのひねりもないけれど、それが多分、いいのでしょうね。
次は絶対ナポリタン。
このオムライスの中のご飯の炒め方で、パスタを炒めてくれるのならば、絶対旨いに違いない。
そう思いつつ、お店を後にいたします。
[0回]
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2011/04/04 (Mon)
丸の内コア:喫カバ
Comment(0)
喫茶キャンパス、トーストの朝
神保町と九段の間、専修大学の近所で朝。
実は今朝。
九段下にある「ロイヤルホストグリル」で朝にしようと思った。
ご飯にスパムに目玉焼き。
ハワイアンブレックファストを久々、食べてハワイな気分に浸ろうと思って曙橋から九段の駅へ。
たどり着いたらなんとお休み。
震災のため、物流が滞ってて必要な食材を手に入れられない。
だからしばらく営業時間を短縮しますと。
なるほど、と思いはするけど冷静になって考えてみれば不思議な話で、朝ご飯の食材なんて近所のスーパーに行けば普通に手に入る。
パンケーキなんて今みたいなときには、一番つぶしのきく商品のはずでなのに朝を休業。
夜はしっかりと営業をするというのであります。
食材が手に入らないというコトを言い訳にした時間短縮。
かなりガッカリしてそれで、ブラブラ散歩をしながら朝をたのしむお店を探した。
マクドナルドはほとんどすべてが凍っているから大丈夫。
喫茶店が何軒かありはするけど、どこも朝は営業してない。
しばらく歩いてやっと見つけた「キャンパス」という店。
表からみるとやっているのかわからぬほどに薄暗く、けれどお店の外には営業中の看板がある。
中に入るとやっぱり全部、照明が切れていて時節柄、節電中なんだろうなぁ…、って。
けれど大きな窓から光が入ってくるので決して、暗いとは感じぬ程よさ。
実はあとで会った仲間の一人が、この店のことを昔から知っていて、彼曰く。
あそこは昔から省エネモード。
昼間はほとんど照明使わず営業してるよ…、って言っていた。
時代先取り!
変なコトに感心しちゃう。
朝はコーヒーとアイスコーヒーのモーニングがあり、どちらもトーストに玉子がつく。
この組み合わせならゆで卵だろうって思ってたのんで、やってきたのがお皿にトースト。
それから目玉焼きだった。
しかも色白。
ほとんど焦げ目がついていず、こりゃ、かなりの半熟だろうって身構える。
まぁ、しょうがない。
次にもし来ることがあったら、良く焼き玉子でとお願いすればいいんだから…、ってまずはトースト。
6枚切りかな?
ほどよき厚さのパンをかなり強めに焼いてる。
しかもそこにタップリバター。
パンが濡れてしまうほど、のっけて伸ばして容赦なくバターが滲み込むバタートースト。
こりゃ、おいしい。
食べてるうちに唇がひやっと濡れてしまうほど。
このトーストだけでも今朝は価値があったかも…、ってウットリしながらおそるおそる、玉子にフォークを当てて押す。
そしたらなんと、これがしっかり黄身まで熱が入ってる。
油少々のフライパンに、玉子を落として蓋して蒸して仕上げたんでしょう。
白身はプルンとみずみずしくて、黄身はしっとり。
浅い黄色から濃いオレンジ色へと、目に美しいグラデーション。
味はほとんど入っておらず、塩をチャチャッと振って食べると、玉子の風味が口にやさしく広がっていく。
塩を入れたプラスティックの容器の中に生のお米が入ってて、それがカシャカシャ、容器をふるたび乾いた音をたてるのが、あぁ、喫茶店だ…、って思ったりする。
これにサラダが添えられてたら、ほぼ完璧なモーニングセットになるのになぁ…、って思いもしました、オキニイリ。
アイスコーヒーが入ってやってきたのが真鍮製の脚高カップ。
かなり使い込まれているのか、形はいびつ。
色はかなり渋めで、圧倒的な存在感。
かつて喫茶店で真鍮製のマグやカップでアイスコーヒーを出すことが流行った頃に、おそらく特注品で作ったモノでありましょう。
どこのモノにも似ていない。
飲み口のとこはかなり薄くて、ただでさえ熱伝導率が高い真鍮。
手に持ち、直接、口を付けるとひやっと冷たい。
中の飲み物の冷たさがそのまま唇に伝わってくる。
唇つけたままぼんやりしてると、唇がピトッとくっついてしまいそうなそんな冷たさがとてもおいしく、酸味を含んだ苦めのコーヒーをキリッと味わい鮮やかにする。
氷がカップに当たる音も、シャリンと軽くてまるで口元で風鈴がなるような感覚。
なかなかにいい。
喫茶店が夢と憧れに溢れていた時代。
その時代に作ったさまざま。
例えばこの特注カップや、明らかに一点物に見えるスタンド。
ミッドセンチュリー風の椅子やテーブル。
それから造り付けのブース席やらベンチチェアーやらと、今なら絶対つくらぬであろう「この店スペシャル」なあれやこれやがいまだに贅沢。
なんだかいいモノ見せてもらった…、会社の近所でもあるこんなステキなお店、また参りましょう、ノンビリと。
[1回]
2011/03/31 (Thu)
丸の内コア:喫カバ
Comment(2)
ラインの朝
水道橋の「ライン」にて朝。
会社のあった場所の関係でずっと水道橋の駅の向こう側…、って場所だった。
裏路地。
とは言え、かなり有名な焼肉店とかスタ丼の店、ラーメン店と近所で働くサラリーマンや学生たち向けの「男ぶりの良いガッツり系の店」が目立つ通りにひっそりとある。
事務所が移って、今では駅のこっち側。
随分、気持ちが近くなった。
ここの店には普段、朝しかやってこない。
夜になるとアコースティックな音楽を味わいながら、お酒をたのしむバーっぽい雰囲気になる。
だからカウンターの上にはビールサーバーの立派なノズルが出ていたりする。
夜に合わせて照明計画をとってるんでしょう…、間接照明がメインでちょっと薄暗い。
落ち着いていて、まるで日陰に入ったように感じるステキ。
夜には中のにぎわいを、表に伝える大きな窓が朝には朝日をとりこんで、お店の中に陰影つける。
自分の中でずっとここは「喫茶店だ」と思い込んでた。
けれど今朝。
しみじみ見ると喫茶店じゃないんだよなぁ…、バーの朝。
しかもとびきり丁寧な、サンドイッチが味わえる朝。
他にあまり例のない、粋なお店と再認識。
先客2組…、ここのお店の朝としてはにぎやかな方、時間も遅めと言うコトでしょう。
「おはようございます」と言って座ると、サービスの人が「おはようございます」…、それに続いて厨房の中から「いらっしゃいませ」と声がする。
ハムのサンドイッチのセットをもらう。
パンがおいしいサンドイッチ。
甘め控え目。
ちょっとシットリ焼きあがったイギリスパンを薄切りに。
それからしっかりトーストをした、カサッと乾いた仕上がりのもの。
このパンそのものが主役なんでしょう。
中に挟む具材は控えめ。
スライスハムとスライスキュウリ。
そして比較的タップリのマスタードマヨネーズで味ととのえる。
キューリとマヨネーズがみずみずしくて、乾いたトーストブレッドがシットリするほど。
ボクがつくるとサンドイッチは、ほぼ確実に具沢山で太ってできる。
まるでボクのお腹みたいにパンパンで、それはそれでおいしいのだけど、こうしたパンを食べるサンドイッチも悪くない。
食べ続けてるとパンのカサッとした食感に、口全体が乾いた感じがしてくるところ。
すかさずサイドのコールスローを口にほおばる。
普通キャベツでつくるコールスロー。
ここはレタスとキュウリで作る。
どちらもキャベツに比べて水気をタップリ含んだ野菜で、だからまるでおひたしみたいな感じでできる。
シャキシャキとしたレタスの食物繊維が歯切れて、口にたのしく、気持ち軽やか。
さてゆで卵と、パパンとテーブルに軽く叩きつけ、割れ目をつけてパカッと割った。
そしたらなんと。
見事にスパッと二つに大きく別れて割れた。
ほとんど殻が壊れることなく。
さすがに、パパンと打ち付けたとき、ほんのひとかけ、ふたかけがテーブルに落ちこぼれてしまった。
けれど、残りは見事にそのまんま。
二つに割れた殻を再びそっと合わせてくっつけたなら、元の玉子になりそうなほど、キレイにスパッと。
それで、どうこうって訳じゃない。
だけどなんだか、めでたく感じる。
しかも殻をスルンと剥いたあとの玉子がツヤツヤ。
プチュンと食べると、黄身がちょうどよい状態で、めでたさ一層つのって感じる。
塩をふる。
カチンと尖った塩の味が玉子の甘みをひきたてて、口の中で料理になってく。
アイスコーヒーをもらいます。
そろそろ春の気配が近い。
今週末にはおそらく桜も咲き始めるんでしょう。
だからそろそろアイスコーヒーがおいしく感じる季節にもなる。
ビターでスキッと香りも強い。
氷で冷やしても尚、コーヒーらしさを失わない、熱いコーヒーを冷ましただけではない専用の豆の選び方。
あるいは焙煎方法が、日本ならではのアイスコーヒーを作ってるんでしょう。
ストロー使わずそのまんま。
冷えたグラスで唇撫でて、氷が直に口にふれるのを楽しみ、味わう。
氷の隙間をくぐりぬけ舌にのっかるコーヒーの、鮮やかなほどの冷たさが朝のゴチソウ。
半分ほどをそのまま飲んで、そこにミルクをトロンとくわえる。
苦味がほどよくマイルドになり、甘さも感じるやさしいおいしさ。
カラカラ氷がグラスを鳴らし、手にもすずしい、さて仕事。
[0回]
2011/03/29 (Tue)
丸の内コア:喫カバ
Comment(2)
水道橋にもあったBUN
水道橋にも「BUN」がある。
新宿にある伊勢丹会館のテナントとしてかなりオキニイリの喫茶店。
「珈琲舎BUN」のここは「増田店」と書いている。
黄色い看板。
ロゴの字体もそのままで、つい最近まで気付かなかった。
場所は今度の事務所の近く。
30年近くもずっと、水道橋で仕事をしていて、けれどこの界隈はあんまり馴染みの場所じゃなかった。
神保町から水道橋にかけてのエリアは、昔ながらの喫茶店がいまだ生息しているところ。
ただ最近は、高齢化する経営者が多く、跡を継ぐ人も少なくなってるんでしょう。
次々、閉店相次ぐ模様。
スタバやドトールじゃない喫茶店。
神保町的ほどよくしおれて、でも枯れはしない熟した街にはピッタリだから、勿体無い。
そんなところに馴染みのお店の支店が一軒。
にぎやかだった駅前の飲食店が途切れるところ。
だからスタスタ、先を急いであまり周りをキョロキョロしない…、そんな場所。
見つけてしまえば結構目立つ外観で、なんで今まで気付かなかった?って不思議に思う。
仕事の都合で、新しい街にやってきて、そこで馴染みのお店が見つかる。
縁とはなんとも不思議なモノで、こなくっちゃってやっと今日。
ロゴのみならずお店の雰囲気も新宿の店によく似ています。
マホガニーの重厚な色をした椅子にテーブル、カウンター。
ロゴのマークが真鍮色で形どられてそれがババンと真正面にキラッと輝き、カウンターの上にはズラッとサイフォン。
お店の間口とほぼ同じ長さのカウンターがかなりの迫力。
「うちは喫茶店でございます…、おいしいコーヒーたのしんで!」ってお客様にメッセージを出している。
朝の時間だけかなぁ…、お店の中にはご主人風の人が一人っきゃ立ってない。
お客様もポツリポツリと常連風のおじさんたちがやってくるだけ。
だから一人で十分、切り盛りできるんでしょう。
新宿の店は朝からとても忙しく、厨房の中とホール合わせて3、4人ととてもにぎやか。
だから朝食メニューも充実してる。
けれどここでは、一人でできる料理に限って用意している。
だから2種類。
ひとつはトースト、もうひとつはサンドイッチで、サイドメニューにサラダやゆで卵があるって趣向。
サンドイッチのセットをたのむ。
ちょっと時間がかかります。
手が遅いってわけじゃなく、おじさんたちのわがままに一人で対応しながら料理を作るから。
灰皿ないのかい?なんて質問は当たり前。
カウンターに座ったおじさんなんかはずっと、世間話をブツブツしてていちいちそれに答えているから、作業はいきおいユックリになる。
トースターがチンと鳴り、それからしばらくしてやってきたサンドイッチは正しく丁寧。
よく焼き切れた薄切りパンに、レタス、トマトに卵サラダ。
出来合いじゃなく手作りで、シットリ、なめらか。
カサカサとしたトーストブレッドが歯にくすぐったくて、それを玉子がフルンとなだめるその相性がとてもいい。
それからコーヒー。
カップもBUNのロゴ入りで、ミルクピッチャー、シュガーポットもなつかしのモノ。
場所が変わってもこうして見慣れたモノで朝をもてなされるって、なんだかとてもシアワセになる。
酸味を帯びた喫茶店風のブレンドコーヒー。
熱々で、フウフウしないと飲めないところ。
ミルクを落とすと、チリチリ酸味で軽く固まりながら螺旋模様で散らかっていく。
不思議なほどにミルクが甘く感じるフレーバー。
どれもやっぱりBUN的で、朝がやさしくやってくる。
そういえば。
砂糖で甘味をあらかじめ、入れて作るのがアイスコーヒーのBUN的流儀。
「アイスコーヒー」ってお願いして、「甘くなっていますけどいいですか?」って言われるのが、昔喫茶の流儀のひとつ…、とボクは最近そう思ってる。
神保町にも結構そうしたお店が多くて、ここもやっぱり甘いのがデフォルトなのか?ってちと思う。
今度はアイスコーヒーたのんでみよう…、ちょっとたのしみ、そう思う。
[0回]
2011/03/28 (Mon)
丸の内コア:喫カバ
Comment(0)
春のキッシュの丸の内
ひさしぶりに丸の内で朝。
ディーン&デルーカにてちゃちゃっと食べる。
オフィスがお茶の水から水道橋にひと駅分だけ移ったことで、不思議なほどに東京駅が遠く感じる。
四谷三丁目からお茶の水に行く際、時間さえ気にしなければ、丸の内線を乗り換えなしで使っていけた。
グルンとちょっと遠回り。
けれど、その途中には銀座があって、東京駅があるわけで、たまに途中下車して朝をとってた。
けれど今では特別仕事がその沿線でない限り四ッ谷で電車を乗り換えちゃうから…。
だから銀座や東京駅が遠くなっちゃった。
その先にある、淡路町は本当に遠くになりにけり…。
東京駅の駅舎の復元工事は今や佳境。
丸の内から大手町にかけては工事用のクレーンが林立してて、めまぐるしいほど景色が変わる。
日本で一番活気があって元気な場所かもしれないほど。
けれどこの店。
不思議なほどにのんびりしてて、しばらくいると気持ちが明るくなってくる。
都会の中のリゾートみたいな、そんな感覚。
ボクは好き。
特に朝。
大きな窓から朝日がタップリそそぎ込みまぶしいほどにウットリとなる…、今朝もそう。
スモークサーモンと菜の花のキッシュを食べる。
春の野菜の菜の花が、焦げたチーズの中に埋まったゴージャスなさま。
ここのキッシュはドッシリとして、かなり固めに焼きあがったアメリカ的なる仕上がりのモノ。
本当はパイの中に茶碗蒸しが入ってるみたいな、お皿をちょっと動かすとそれにあわせてユラユラ揺れる、デリケートなのが好きなんだけど。
たまにはこうしたマッチョな感じのキッシュもいいでしょ。
サックリとして油をタップリ含んだ生地は、かなりシットリ。
寝かせたフォークで切ろうとしても、したたか抵抗するフィリング、それから蓋した焦げたチーズ。
固めでしかも中にマカロニがタップリ入ってる。
それがプルンと口になめらか。
フィリング自体がなめらかでないのをカバーしている…、オモシロイ。
塩味の強いチーズにこれまた塩の味が際立つどっしりフィリング。
スモークサーモンも塩が強めで、全体的に塩っぽいのもアメリカ的で、一貫性があるといえばある感じ。
ご飯のおかずにはなりはしないけど、これをトーストしたパンで挟んでサンドイッチにしても十分、成立しそうなそんな味。
ラッテを飲みます。
店内用の陶器のカップに入れてもらう。
プシュッと蒸気であっためて、エスプレッソマシンの横におくとたちまちカップの上の蒸気が乾いてく。
そこにエスプレッソとスティームミルクをタプタプ注いで、出来上がったカフェアート。
うつくしいです、おいしそう。
ここのエスプレッソは粉っぽい。
豆の挽き方が微細なのか。
それともコーヒーを出すポッドのメッシュが粗いのか。
エスプレッソの粉がミルクの泡に混じって、トロンと喉を撫でていく。
焦げの香りは最小限で、豆の甘い匂いが鼻からぬけていく。
負担にならぬ苦味と、シッカリとしたうま味がたのしい、キレイなおいしさ…、ウットリします。
お店に流れるモダンジャズ、のんびり聞いていたいところでござりますけど、これから移動、木曜日。
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2011/03/24 (Thu)
丸の内コア:喫カバ
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