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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    HN:
    サカキシンイチロウ
    年齢:
    65
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    ひさしぶりにサイゼリヤにくる。
    bc53b723.jpeg安物イタリアンレストランとずっと言われ続けてけれど案外、料理はシッカリしてて美味しいモノを気軽に食べることができるお店なんだと、最評価したのが2年ほど前。
    そして今日、ひさしぶりにきたらばなんと「夜もやっぱりサイゼリヤ」って、差しこみメニューがおかれてた。
    曰く、「1.5リットルのは椅子ワインに15種類の料理をたのんで飲んで食べ、4人で割れば1人1429円ですむんですよ…」と。
    確かに前からサイゼリヤって夜、サラリーマンがお酒をよく飲みたのしんでいた。

    b215ccce.jpeg今日も小さな子供連れのファミリー客と同じくらいの割合で、大人同士のお客様。
    ほとんどの人がワインを横に置いている。
    ソムリエがやる気満々にワインを売ってやろうと手薬煉ひいてる気取ったお店なんかよりも、こっちの方がずっと欧米的なるレストランのように見えるのが愉快なところ。

    それに小さなコトなんだけど、辛味チキンっていう手羽揚げメニューが「4本」「6本」と本数が選べるようになっていた。
    なかなかたのしくお客様思いのシステム。
    いいと思った。

    居酒屋やレストランなんかでも、こういうメニューをもっと増やせばいいのにね。
    唐揚げを1個単位でたのめたりする。
    そしたらもっとお酒を飲む人が出るんじゃないか。
    あるいはメインにちょっと追加して自分ならではの盛り合わせみたいにできたりするかもしれないのにね…。
    いろんなアイディア湧いてくる。

    グリルチョリソとフライドポテトの鉄板焼き。
    チョリソは昔と一緒だけれど、フライドポテトは粉をはたいて揚げ焼きしたのに変わってた…、油分少なめで健康的に仕上げたっていうコトでしょうか。
    ホクホクとした芋の甘味が際だつ感じ…、オモシロイ。

    ce702ce0.jpegそれからココで一番好きな料理をひとつ。

    エビのカクテルサラダであります。
    他にもサラダはいろんな種類があるんだけれど、これしか食べない。
    というか、コレを食べにサイゼリヤにくるって感じの料理で、オキニイリ。

    パリパリとしたレタスの食感。
    それにプニプニした茹でたエビ。
    ひとつひとつは小さくて、けれどその小さいのがタップリたくさん。
    レタスと一緒にもれなく1個は口に入ってくる感じ。
    食感のコントラストがとてもたのしく、食べ始めるとクセになる。
    サウザンアイランド系のドレッシングもおいしんだけど、オイリーブオイルと胡椒を足してドレッシングの味を若干薄めて食べる。
    するとレタスやエビの風味が余計にいきる。

    エビの塩味がかなり強くて、それで十分味わえる。
    やってきたとき、ちょっとエビの量が減ったか?と思いはしたけど、プリプリとした食感が戻ってやってきたのがウレシイ…、アリガタイ。

    ハンバーグのパテにパン粉をつけてオーブンの中で焼き上げたミラノ風のメンチカツって料理をつまみにワインをグビリ。
    05f24325.jpegトロけるチーズと焼けたパン粉とデミソース。
    カサカサ、シットリ、食感たのしくハンバーグとは違った味わい、サイドのミックスベジタブルもホツホツとして食感にぎやか、味わい深い。
    ペンネアラビアータを〆にして、イタリア的なる夜をなぞった…、最近、自分で作るパスタもショートパスタを選ぶことが多くなったりしているてこうしてお店でも、マカロニだとかペンネやニョッキがメニューにあるとたのんじゃう。
    ソースを味わうパスタとしては、ショートパスタの方が便利で食べやすい…、おしゃべりしながらの食事にもショートパスタの方がいい。
    ちょっとブームのオキニイリ。
     

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    ひさしぶりにジョナサンで朝。
    場所は表参道と明治通りの交差点…、こんなところにまできてジョナサンなんかで食事をしなきゃいけない理由はないのだけれど、実は近所で早朝ミーティング。
    そうだ、近所に世界一の朝ご飯が売り物のお店があったよね、と思って行ったら長蛇の行列…、その向かい側にあるのがココでそれでサクッと。
    8719911c.jpeg10分、20分ほどの行列ならば待っても良かった。
    けれど最低でも1時間…、もっと待つかもしれませんねとお店の人が当たり前のように言うのでイラッと来ました。
    朝にそんなに待ってたら血糖値が下がって倒れてしまう(笑)。
    東京の人は行列に寛容すぎるし無神経…、おいしい朝食にありつこうと並んで待つのは悪くないけど食べ終わってもダラダラおしゃべり、並んでいる人を目の前にしてなんであんなに無駄な時間が過ごせるんだろう。
    自分も待ったからあなたちも待てばいい…、あるいは人を待たせる優越感をたのしんでいるみたいにみえて、「行列させて当然な店」をボクはあんまり好きじゃない。

    f4706b63.jpegしばらく来ることはないだろうなぁ…、って思って地上に降りると、近所のハワイのパンケーキ屋さんにも相も変わらずの行列で、それなら絶対行列なんてできない店にきてやろう。
    自虐的なるセレクション(笑)。

    見事に行列はございません。
    案内されたテーブルに付き、ドリンクバーで野菜ジュースを飲みながら、サービスでどうぞとくれた新聞をみる。
    ファミレス。
    新聞。
    どちらも絶滅危惧種同士が、肩寄せ合ってがんばろう…、って言ってるみたいでしんみりします。

    目玉焼きの洋食セットのパンの代わりにご飯をたのむ。
    ずっとスクランブルエッグをここではたのんでた。
    けれど玉子が液卵にかわっちゃってからここの朝にはこなくなってて、今日は目玉焼き。
    これなら正真正銘、つい最近まで殻に守られた玉子でござろう。
    黄身をよく焼いてくださいね…、って、お願いしたら「両面焼きですね?」って言われてちょっと不安に思って待った。
    やってきたのを見ておやまぁ…。
    パンケーキかと思っちゃうような姿形で、ホットプレートで焼いたみたいな焼け具合。
    aef7d6e3.jpeg玉子の黄身を潰すと中からデロンと黄身がタップリでてくる。
    「黄身まで焼いて」が「両面焼き」に変換されて、「ひっくり返して焼けば良し」と頭が指示を出したんでしょう…、今頃、向かい側のビルの上ではウットリするほどなめらかなスクランブルエッグをみんなニコニコしながら食べてる。
    そう思ったら、くやしい気持ちすらなくなった。
    ベーコンなんてグリドルの汚れを拭った雑巾かしら?って思うほどの無残な出来栄え。

    ce463f53.jpegこれがボクらがここ30年。
    一生懸命、お金を使って勉強をして仕組みやシステムを血道を上げて作った結果で、成れの果て。
    そう思ったら、怒る気持ちさえ起きなくなっちゃう。
    どこか根本的なところが間違ってしまったんでしょう。

    お客様をおいしいモノでよろこばせる、それが外食産業の基本の基本。
    お客様のよろこばせ方を熟知しているスタッフが、自信をもっておもてなしする心地良い空間こそがレストランで、けれど今のファミレスは、楽しむことを期待せぬ不機嫌なお客様にビクビクしながら、従業員が働く場所になっちゃっている。
    なんて哀しい。
    そうした現状の原因を作った1人がボクなんだろう…、って思うとなんだか申し訳なく、がんばらなくちゃって思いもします。

    このままお店を後にすると、一日気まずくなりそうで、それでオニオングラタンスープをたのんで食べる。
    ここのオニオングラタンスープは良心的でまじめにおいしい。
    濃厚な味、ソテオニオンの甘みとモッチリ、とろけるチーズのなめらかさ。
    朝ご飯をほとんど残したかわりのコレで、元気とゴキゲンもらってさてさて、再び仕事に戻りましょうね、がんばろう。
     

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    四谷三丁目でちょっと飲もうか、と街をぶらぶら歩いていたら見慣れぬ看板を発見…、2つのお店が上下に並んで書かれてる。
    aa105412.jpeg一つは魚民の280円均一バージョン、もう一軒は「韓流居酒屋グンチャン」。
    多分、どちらも魚民系列…、とうとう居酒屋チェーンも韓国料理のお店をはじめるようになったのかもしれないなぁって、気になりそれで覗いてみようとやってきた。
    オフィスビルの二階のあって、なんと入り口はひとつしかない。
    入り口入って中に2つのドアがあり、ひとつは魚民、もうひとつがグンチャン用の入り口という具合になってる…、中に入って、ははぁー、なるほど。

    2a9ae912.jpegこれはおそらく、かつて全部魚民で使っていた店。
    おそらく宴会用の個室部分を韓国料理の居酒屋に改装したに違いない。
    その改装も、サムギョプサル用のダクトを天井からぶら下げて、天井いっぱいに万国旗を吊るし、壁に韓流スターのポスター貼ってそれでおしまい。
    あまりの安直。
    このやり口は「韓豚屋」ってここ数年、積極的に韓国居酒屋を展開していお店のやり方。
    豚のロゴも似ていてパクったなって思ってしまう。

    そういえば、壁で一番目立つポスターがサントリーの「ソウルマッコリ」のポスターで、そこでニタニタ笑っているのがチャングンソクでございます。
    もしかして…。
    グンチャンっていう店名の、そのグンチャンはチャングンソクちゃんのことなのかい?
    なんちゃって感が否応なしに高まっていくいいチョイスかもねって笑ってしまう。

    ビックリしたのが、にも関わらずビールはキリンの一番搾り。
    あれっ、ソウルマッコリはサントリーなのに…、って思ってドリンクメニューを開いてみると、ハイボールのお酒は角にトリスとあります。
    普通、チェーン居酒屋のお酒はどこかのメーカーに統一するのが普通だったのに。
    作ってる人よりそれを多く使ってやる人が、発言力がある時代。
    トリスおじさんもまさかキリンの下で微笑む日が来るなんて、昔は思いもしなかったでしょう、カワイソウ。

    766a725d.jpeg酒販メーカーが入り乱れてのメニューが不思議である以上に、「グンチャン」のメニューと一緒に「魚民280円」のメニューも置かれる。
    それだけでなく、モンテローザグループ共通のフェアーメニューもあったりもして、一体ココはどの店なんだ?って思ってしまう。

    しかも280円均一なのは魚民のメニューだけ。
    グンチャンメニューはどれも500円以上というかなり強気の価格体系。
    今が話題の韓流ならば、高くふっかけても大丈夫だろう…、ってコトなんでしょう。
    例えば同じ餃子でも、魚民餃子は280円。
    一方、韓国風の辛口餃子はなんと680円と笑っちゃうほどの価格差で、なら価格通りの品質か?って言うと、これがなんとも哀しいかぎり。

    いくつか料理をたのんでみます。
    韓国風の塩サラダ。
    菜っ葉に海苔に塩ダレに、ネギをタップリ細切りにして盛り合わす。
    みためは確かに韓国風で、食べると焼肉用の塩ダレをそのまま使ったような味わい。
    喉が乾いてしょうがない。
    石焼ブルダックって料理をたのんでみたらば、これはどっしり辛くてなかなかなモノ。
    けれど小さな石鍋の、底に貼り付くような分量。
    やっぱり高い…、例えば東京のいろんなところにあるチェゴヤっていう韓国料理の居酒屋にいけば同じ値段で3倍くらいの量がやってくるだろう…、って。

    99b9fb05.jpeg割高感の頂点にあると思ってしまった料理がおでん。
    韓国風の練り物をスープの中で煮込んだ料理で、なんとペラペラの練り物4切れ。
    スープはまるでうどんだし。
    ネギに赤い唐辛子と、写真で撮ると大きな鍋に入って来たようにみえるのだけど、お椀程度のアルミの鍋でこれでなんと480円という驚愕値段。

    料理をつくる厨房は、両店共通。
    だから韓国料理を作ってやろう…、って真剣さすらないのでしょうネ。
    どれを食べても本物じゃなく、これで韓流を名乗るおとぼけ。
    いろんな人に謝らなくちゃいけないお店じゃないかと思った。
    まずは韓国の人たちに。
    それから韓国料理を好きな人たち。
    なにより、お店に来た人たちに。
    とは言えお店の人たちは必死の形相で働いている…、最小限の人員で会社が決めたコトをシッカリやっているけど、それでもこうした状況になる。
    本来謝るべき人は、お店にいないというこの残酷。
    全国チェーンの居酒屋は、もう臨界点にきているのでしょう。
    いつ壊れてもおかしくはない、根本的な部分を変えるわけにはいかず、見た目を変えてお茶を濁す程度のコトしかできない辛さ。

    0a9debff.jpeg飲食店の価値はお店の数や会社の大きさで、決まる訳じゃないんだよ。
    お客様にとっては目の前の1店舗が、かけがえのない唯一無二のお店であって、ひとつひとつのお店が正しく戦えるよう環境づくりをするのが経営者の仕事なんだと。
    そんなコトをしんみり思う。

    ちなみにこの店。
    大衆的なお店にしては珍しく、テーブル会計を取り入れている。
    サービス向上が目的じゃない。
    一軒のお店を2軒に無理やりした上に、余計な設備投資はしたくなかった。
    だからレジはそのまま一つ。
    おそらく店長も2店で1人しかいないのでしょう…、レンジを管理する上にもしょうがないからテーブルチェックにしてしまえってことのようにしか思えぬ不思議な出来事。

    この店、実は今日はじめて気がついたのだけど、調べてみたら去年の9月にはもうできていた。
    しかもお店の人たちが、オーダーエントリーの端末の扱いに慣れていなかったり、商品の名前を覚えていなかったりと、そのサービスにてっきり最近、オープンしたモノって思い込んでた。
    いつまでこうしてこのままで、やっているのか?って心配したけど、しょうがない。



    関連ランキング:居酒屋 | 四谷三丁目駅曙橋駅信濃町駅

     

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    ルノアールにてひさしぶりに朝をとる。
    bfaca9ea.jpeg昭和風情の色濃く残ったチェーン店…、変わらぬコトが美徳のような、だからおそらくいまだに残っているのでしょうネ。
    今日もほどよくにぎやかで、お客様のほとんどすべてが中年男性。
    スターバックスでは味わうことができない安心、のびやかさ…、ココがなくなってしまうと困ってしまう人たちが、こんなに沢山いると思うとなんだかちょっとホッとします。

    bc535f7d.jpegとは言えかつては、ソファやユッタリとしたラウンジチェアが多かった。
    けれど今では普通の椅子にテーブルが、増えて普通のますます普通の喫茶店風になってきている。
    まぁ、それも仕方ないコトなのでありましょう。
    メニューはそれでもかたくなで、飲み物たのんで100円だとか150円とか足すと朝食メニューがついてくるのは昔のまんま。

    ハムと玉子のトーストをメインにした、朝食セット。
    茹でた玉子をマヨネーズであえたモノをタップリフィリング。
    ハムはペランと薄いロースで、けれどそれでも十分ハムの香りがします。
    バターを塗ったトーストは、薄くてサクッとほどよい感じ。
    なにより玉子がタップリで、トロンととろけて口の中へとやってくる。
    それがカサッと香ばしい、トーストブレッドとほどよい相性…、噛むとホロッと壊れてそれが口の中でちらかる感触。
    そしてそれを玉子がフワッと包み込み、口の中をシットリさせる。
    耳がちょっと固くてそこがあまり焼けてなくてネチッと、奥歯にこびりつくのがちょっとさみしい…、でもいいか!
    一緒についてやってくるコンソメスープと一緒に食べると、それはそれにてほどよいゴチソウ、風味豊かなコンソメスープを飲むと飛行機にのってるみたいな気持ちがしてくる。

    656ce96e.jpeg日本の人のスープ好きの象徴とでもいいますか。
    なんで飛行機でスープを飲まなきゃいけないんだろう…、って誰も不思議に思わぬほどに、飛行機の中のスープはうれしく、思わずたのんでしまう。
    このモーニングセットだって、コーヒーや紅茶のような飲み物をたのんだ上についてくるのに、その上塗りにスープがやってくる不思議。
    そんなにお腹をザブザブさせて、それでいいのか?って思いさえする。
    でもそれがうれしかったりするのは多分、日本の料理の基本が「飯・汁そしてお茶」、それを洋風に翻訳すれば「パン・スープ・コーヒー」ってコトになるのでしょうね。
    どうだろう。

    アイスコーヒーをもらいます。
    ココには普通のアイスコーヒーと水出しコーヒーの二種類がある。
    こんなところも、なんだかかたくな。
    悪くないなぁ…、って思ったりする。
    もらったのは水出しコーヒー。
    甘くてなめらか、喉に引っかかることがなくってとてもやさしく明るい味。
    テーブルの上にズラッと並ぶ、小さなミルクピッチャーにガムシロップ用のガラスのキャラフ、フッカリとしたおしぼりとどれも日本の喫茶店にあってほしいモノばかりでウットリ。
    アイスコーヒーのグラスにタップリ、小さな水滴がこびりついてる…、そんな季節になりました。
    まもなくゴールデンウィークが来ます、それまで仕事をがんばりましょう、ニッコリと。
     

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    夜にお米のご飯を食べたくて…、それで「まいどおおきに食堂」。

    a3b05500.jpeg昔、一時期、あんまり好きじゃないな…、って思って敬遠してた。
    本来、街場のおじちゃん、おばちゃんが笑顔でユッタリやるべき食堂。
    それをシステマティックなものにした上、チェーン化してしまうなんてけしからん…、って。
    料理のクオリティも、チェーンストア的で味気がないんだよね。
    ブツブツいいつつ、それでもこうしたお店がどんどんなくなって、結局、気軽にご飯におかずでお腹を満たそう。
    そう思ったら、ココに来るのが手っ取り早い。
    しょうがないなぁ…、と。
    気づけばトレイを持ってぼんやり立っている(笑)。

    おそらく最初はお客様がお店に来たら「まいどおおきに」とかって声をかけてお出迎え…、って趣向でブランディングをしたのでしょうけど。
    今はいらっしゃいませとも声をかけてくれぬしんみり。
    だから自分で「まいどおおきに」ってココロの中で声かけて、それで次々、料理をとってく…、それもたのしい、ゴチソウ気分になっていく。

    b37713a2.jpegところが今日。
    野菜を意識しながら見ると、これがかなりやさしく、おだやか。
    おひたしがある。
    サラダがあって、野菜の煮物があったりもする。
    冬の名残か、あるいは夜になるとまだまだ寒くもあってか、入り口近くにはおでんが炊けてて中には大根がおいしそうな色してプカプカ浮かんでる。

    おかずのメインをそれでもちょっと肉っぽいものがひとつはほしいな、とすき煮をとって電子レンジでチンして食べた。
    業務用の電子レンジはたった20秒で冷たいすき煮がホカホカ、熱々のすき煮に変える。
    しかもまんべんなく煮えてくれ、豆腐の中までホッカリ熱い。
    いいなぁ…、これ。
    ボクの家にもあると多分、いろんなコトにも便利だろうって思いもするけどそれにはおそらく電気容量変えなきゃいけない。
    実はこの冬、オイルヒーターを全開にしてホットプレートを調子にのって使っていたらプシュンとリビングルームの電源落ちてしまったものネ。
    日本の生活インフラは、未だに戦後のスペックを一部引きずり、近代的な生活を堪能しようとするには不適。
    なんだかちょっとなやましい。

    eb1101e2.jpeg野菜の料理。

    一つはお茄子。
    甘辛煮にて胡麻をパラリと散らしたもの。
    あっためようかと思ったけれど、これはそのまま、冷たいまんま。
    不思議と冷たい煮茄子はおいしく感じる。
    口に含むとプチュっとでてくる甘辛い汁がまるでジュースのような感じに口を潤し、熱々ご飯に混じってシットリさせる。
    プニプニとした茄子の食感もオモシロく、自分で作って食べるときもワザワザ一晩、冷蔵庫の中で寝かして冷たいまんまを食べるのが好きだったりした…、オキニイリ。

    オクラのおひたし。
    商品名には「オカカオクラ」とかかれてて、まるでどこか異国の言葉。
    南米あたりの郷土料理のように感じて思わずとった。
    トロトロとして粘り気のあるオクラの食感。
    けどところどころはカツカツ、歯ごたえあったりもして噛めば噛むほどおいしくなっていくのがたのしい。
    オカカの風味。
    醤油の味は最小限で、薄味なのがなんだかやさしい味に感じる。
    健康的を感じる一品。

    33deb945.jpegそれから梅干し。
    先日ココではじめて出会って、それで食べたらあまりのおいしさにビックラこいた。
    それで今日も思わずとって、それで食べたらやっぱりおいしい。
    酸味がスキッと爽やかで、にもかかわらず旨みがドッシリ。
    甘みがあるというわけじゃない。
    けれど酸味を感じた舌が、必死に甘みをどこかに探してもしかしたらば唾液と混じって甘いように錯覚しているのかもしれない。
    そんな感じのオゴチソウ。

    そして豚汁。
    うちの自慢の汁だから、とらなきゃ損!って売り場にワザワザ、札をかけてる。
    普通の味噌汁に比べて30円くらいしか高くない。
    ならばアップグレードするのもいいかしらって思わせるのが上手いとこ。
    飲食店は旨いだけじゃ成功しない。
    商売上手。
    つまり売ることに関して上手くなくてはせっかくのモノが伝わらない。
    ココの豚汁は上手い商品。
    食べても具材がタップリで、コッテリとした味噌と脂の相性が良い旨い商品、ほどよくお腹も満たされて、多分、また来ることになるに違いない…、って思いながらの夜とした。

    東京の桜はほとんど散り際で、北の方でそろそろ花見の季節となります。
    日本に生まれて日本に住んで毎年桜が咲くたびに、あぁ、ボクらの国はなんてステキな国なんだろう…、ってこの国のコトが好きになる。
    そんなステキを再確認するような動画を一本、貼っておきます。



    福岡県の秋月という街の桜の景色を収めた、ただそれだけの動画なんだけどなんとおだやかで、しかも華麗でうつくしきこと。
    花見をしているわけでなく、花と生活している風情。
    ありがたいなぁ…、と思います。
    また来年の春、桜とともに迎えるコトができればシアワセ…、それまで一緒にがんばりましょうって思ったりした、今日の夜。
     

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