忍者ブログ
サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
2025 . 07
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • カレンダー
    06 2025/07 08
    S M T W T F S
    1 2 3 4 5
    6 7 8 9 10 11 12
    13 14 15 16 17 18 19
    20 21 22 23 24 25 26
    27 28 29 30 31
    カテゴリー
    最新TB
    プロフィール
    HN:
    サカキシンイチロウ
    年齢:
    65
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
    バーコード
    ブログ内検索
    アーカイブ
    P R
    アクセス解析
    ×

    [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

    日曜の朝を冷たいパスタを作ってはじめる…、まだまだ冷たいパスタLOVEな気持ちは続いています(笑)
    ただ、今日はちょっと迷った。
    実はおいしい明太子を手に入れたのです…、炒めパスタ用の太い麺も手元にあってだからそれで熱々の明太子スパゲティーを作ってやろうかと思いもした。
    けれどこのなめらかな魚卵の食感を活かして冷たいパスタにするのも悪くないんじゃないかと思って、それでチャレンジすることにした。

    asamentai.jpg麺は平打フェットチーネ。
    魚卵のからみが良くなるような気がしてそれで。
    ただ味を麺にからませるには油を乳化させるのが一番なんだとわかっちゃいけるど、明太子とオリーブオイルをあわせると苦味がでてくる。
    それでちょっと思案して、ピーナツオイル。
    香りにクセのない油だから多分邪魔をしないだろうと、それにイカの塩辛混ぜてうま味をフックラふくらませてやる。
    パプリカとズッキーニをフライパンの上を躍らせるようにして軽焼きし、冷やしたモノにとびうお卵。
    ほんのちょっとだけマヨネーズをいれ、その粘り気でパスタにネットリ魚卵をこびりつかせてやる所存。
    冷水で〆てしぼったフェットチーネに揉み込みながらまとわせて、お皿に盛ってできあがり。

    すべてが明太子の味や風味をひきたてるために最適化された仕上がりでした。
    エヘン!とかなり胸を張る(笑)。
    野菜がサクサクみずみずしくて、パリパリ奥歯で爆ぜるトビコがネットリとした明太子の粒の食感ひきたてる。
    最初はうま味が口に広がり、最後にビリッと辛子が味をひきしめる…、冷たいパスタでなのにお腹が燃えてくような、これはよく出来、オキニイリ。

    昼、野菜を食べたくサイゼリヤ。

    aa4343a4.jpeg一時期、熱狂したお店であります。
    ファミレスの姿を取りつつ、居酒屋使いもカフェ使いもできるという、間口が広くて懐深いここのコンセプトが面白くって、それで結構、よく来てた。
    けれど半年ほど、ぱったりこなくなっちゃった。
    メニューが変わらず、季節ごとにやってくる言い訳がなくなっちゃったから。
    しかも精密機械のごとき完成されたシステムが、お皿の上にまでにじみだしてくる。
    面白みのない料理の数々にちょっと飽きてしまったのです。
    人の気持は移り気で、ワガママなモノでございます。

    日曜の昼というコトで、お店の主役は小さな子供を連れたママたち。
    便利なお店なんでしょう。
    ランチタイムの終わり時で、忙しかったんでしょうネ。
    テーブルの上には食べて終わった食器の残骸。
    バッシングが追いつかなくって、お店の中は騒然とした雰囲気でした…、あぁ、やっぱりココはファミレスなんだと、夜には気づかなかった姿をみたような気持ちになった。
    まぁ、しょうがない。
    ボクのこの店への熱狂の理由のひとつであった料理。
    小エビのサラダをたのんで食べる、プニプニとした小さなゆでエビとレタスの食感あいかわらずにて、これは今でもオキニイリ。
    8ddf9366.jpegイカとアンチョビのピザをたのんで、今日のランチといたします。
    ピザというより薄く焼けたパンのようにフッカリしていて、これはこれで別の料理。
    熱々、出来立ての調理パンと思えば決して悪くない。
    粉末にした赤唐辛子がテーブルの上に置かれてて、タバスコの代わりにこれをかけてどうぞと提案してる…、アメリカのピザハウスにまぎれこんだみたいな感じがするのがなんだか笑っちゃう。
    ほどよくお腹を満たしてお店を、後にする。

    ところで本日。
    クリストファー・レイサム・ショールズ って人がはるか昔、150年ほど前の今日、タイプライターの特許を取得した日なんだそうであります。

    olivetti.jpgその特許の中には今のパソコンのキーボードの原型をなす「QWERTY配列」も含まれているというコト。
    キーを打鍵すると活字がポンッと飛び上がり紙にペトンと文字を打つ。
    文字入力が速く出来過ぎると活字がついたアングルが絡まり合って故障の原因になっちゃうからと、ワザワザ速く打てないように配列をした結果が「QWERTY」。
    メカニカルな構造を持たない今のキーボードには、そんな配慮は必要ないから別の配列でもいいんだろうけど、今でもこれがユニバーサル。
    合理的で効率的なコトばかりが便利とみなに受け入れられるコトじゃないんだ、というコトなんでしょう。

    ちなみにワタクシ。
    olivettiのValentineというタイプライターを持っておりました。
    1960年代を代表する巨匠mエットーレ・ソットサスの手になる作品。

    真っ赤なボディーに同じ色のハンドル付きのケースがついてて、持ち運びすることができるようになっていた。
    なによりフォントがうつくしくって、レターヘッドをこれで作ったりしてたことがあったほど。
    持ち運びができるからって、図書館に持っていって使ったらば、図書館では静かにめされよ…、って注意されてクシュンとしたことがございます。
    自己顕示欲過剰気味だった中学生のボクのコト(笑)。

    リロイ・アンダーソンのタイプライターの動画を一枚貼っておきます。



    YouTube上にいろんな動画があるんだけれど、どれもタイプライターを叩くおじさんがコミカルで、しかも小芝居混じりに登場しながら紙をセットしスタートするのネ。
    それも含めてこの作品?って思って笑う…、ミスター・ビーンのローワン・アトキンソン氏は何をやっていらっしゃるやら。
     

    拍手[4回]

    PR
    朝を冷たいパスタではじめる…、ここ最近の日曜定番。
    今日はなかなかに状態の良いからすみを、メインの素材にしてやろう…、と,それでちょっと工夫をします。
    からすみの味をパスタにまとわせるのは少々難儀。

    karasumi.jpgなにかと一緒にこびりつかせてやろうとそれで、ブロッコリを良く茹でる。
    茎の部分は取り除き、花の部分をヘラで抑えてピュレ状にする。
    それと一緒に刻んだ白ネギをよく焼いて、甘みをだして塩と胡椒をほどこしそこに潰したからすみ。
    粗熱とって冷蔵庫の中でさまして味の基本の部分を作る。

    イカそうめんを白出汁につけ下味つける。
    茹でたズワイの脚肉ほぐして具材の準備を終えたらパスタを2分とちょっと。
    茹でて水でザブザブ洗う。
    ギリッと麺がしまってきたら、ブロッコリとからすみ、ネギのピュレと合わせて手でもんでいく。
    グイグイ揉んで、パスタの表面に味をまとわせお皿にもって、ナイフで削いで薄切りにしたからすみちらして出来上がり。
    金沢産のかなりコッテリ濃厚味で塩もビリっときいたからすみがネットリ、口の中へとやってくる。
    干した魚卵独特の海のくさみがブロッコリの緑の香りでほどよく中和.
    しかもホロホロ、ブロッコリが口の中に転がる感じが全部からすみみたいに思えて、なんともゴージャス。
    ネギの甘味に香ばしさ、ムチムチとしたイカの食感、カニのフックラ、冷たいパスタがゴリゴリ歯ごたえ主張して、贅沢な朝、オゴチソウ。

    ところで昨日の夜のコト…、「西尾さん」で飲んで食べ、夜に〆を家で作った。
    pd.jpg前夜に作ったパエリアが残っていたのを使ってドリア。
    耐熱食器にパエリアを入れ、使わずおいたタコの頭を細かく切ってミートソースとチーズで蓋してオーブンの中でこんがり焼いた。
    もともとゆるめに炊けていたパエリアご飯がミートソースと一緒になって、トロトロ、まるでご飯の粒まで挽肉みたいな食感になる…、ソースだらけのラザニアみたいな風合いで焦げたチーズがガリガリジュワリと風味豊かで、そこだけピザを食べてるみたいな気持ちがしてくるオモシロさにて、夜のお腹が満たされる。

    そして今日の昼のコト。

    44f72c00.jpeg雨があがってちょっとお外へ。
    週末のヤボ用すませて四谷三丁目にもどってきます。
    家に帰る前に昼をと、それで「新記」に。
    香港麺の専門店。

    麺を食べたいと思ってそれで。
    どんな麺にしようかと、あれこれ選択肢を考える。
    冷たいパスタは今朝食べた。
    喜多方ラーメンの店では確か、冷たいラーメンをやっているはず。
    冷やし中華じゃない冷たい麺。
    駅の近くの弁天庵のざるそばもいい。
    尾張屋の冷たいゴマダレのきしめんも今日みたいな日には捨てがたく、けれど雨のお陰で蒸すけど暑いわけじゃない。
    それでバッサリした香港麺。
    冷たさで食欲引き出すのでなくて、麺の食感の持つ食べ心地にて今日の湿気を闘いましょう!
    ザクザクとした歯ごたえが、蒸し暑さに打ち勝つ元気をくれそうで、それで新記の香港麺の汁なし麺をたのんで食べる。

    プリプリとしたエビのすり身がタップリ入った茹でワンタン。
    魚のすり身のフィッシュボールに、すり身を混ぜて作った豆腐を揚げたモノ…、それに茹でた青梗菜にネギを散らした麺にオイスターソースと鶏のうま味のスープをかける。
    8e46d010.jpeg自家製のラー油をタップリのっけてグルンと、上から下へとかきまぜてズルンズルンと噛んで味わう。
    ザクザク歯ぎれる麺の食感が、ひと噛みごとに食欲くれる。
    セットで排骨飯をもらった…、排骨と書いてそれが豚バラ肉をザックリ揚げた料理を意味するときと、骨付き豚肉を骨付きのまま蒸した料理を指すことがある。
    どちらもおいしく、どちらもご飯のお供にピッタリ。
    ココのは蒸して仕上げるタイプでそれをドッサリご飯の上にのっけて蒸したときに滲んだ豚の脂と一緒にハフハフ…、キレイにできた鶏がらスープと一緒にお腹におさめて笑う。
    おいしいモノを食べたあとには、自然と笑顔が出るものです。



    関連ランキング:飲茶・点心 | 四谷三丁目駅曙橋駅信濃町駅

     

    拍手[6回]

    銀座で食事をしたあとに、風月堂でお茶にしました。
    fugetudo.jpg銀座には「東京風月堂銀座本店」というと、「銀座風月堂」という店があって、昔、風月堂で待ち合わせをしましょうと言って待てど暮らせど待ち人来たらずという、不幸な待ち合わせをしたことがある…、ボクにとって銀座の風月堂は昔も今もこのお店。
    明るい窓に吹き抜け天井…、2階は喫煙席というちょっとサロンっぽい雰囲気があり、しかも喫煙席の空気がキレイでみんなにやさしい。
    アイスコーヒーをゴクリと飲みます…、ブランデーでも入っているんじゃないかしらって思ってしまうほどのフレーバーが、昭和な感じでナツカシイ。
    仕事の話が盛り上がる、そんな雰囲気、オキニイリ。



    関連ランキング:喫茶店 | 銀座駅日比谷駅有楽町駅



    そして夜…、家の近所の南昌飯店。

    ff2e1c7b.jpeg雨の降る日はお客様集めに難儀をしてやしないかと、ちょっと顔を出してみましょうと。
    やってきたらば、同じ考えの人が多かったのか、おなじみさんたちでお味はにぎやか。
    おかぁさんもてんやわんやの大忙しで、なんだかうれしい。
    中国料理のお店って、ちょっと忙しい方が料理がおいしくなっていく。
    ずっと火力を強くして、鍋を勢い良く振ってできる料理のおいしさ。
    たのしませていただきましょうか…、とあれやこれやと料理をたのむ。
    前菜料理をいくつかまずは。
    空芯菜の炒め物。

    ココのおかぁさん。
    豆苗だとか空芯菜の炒め物をお客様に必ずすすめる。
    中華料理のお店のこういう炒め物って、間違いなくおいしい。
    だから薦めたお客様も喜ぶ料理。
    それと同時に、安い原価でお店も儲かる料理だから。
    だから一言、「いかが?」って言う。
    いらないよ!っていうと、決して押し売りすることはないのが無邪気で、嫌味がない。
    「お願いするよ」って言うと満面の笑顔で、どうもありがとう…、って。
    その笑顔をみたくてなんでしょう。
    ボクらの隣で食事していた若い男の子たちの4人組が、「今日はたのんでみようか」と。
    おかぁさんが喜ぶこと…、本当にいいの?今日はたのんでくれるのネ…、って厨房の方に飛んでくように走っていった。
    c7d64d85.jpegそれにしても本当においしい…、シャキシャキしてて噛むとトロンと繊維が粘って消えていく、こんな風に家ではやっぱり作れない。
    それからネギとつぶ貝をラー油であえたサラダ風。
    生の白ネギがビリッと辛くて、バッサリ歯ぎれる食感がクニュクニュとしたつぶ貝の食感たのしく、食欲が湧く。
    いつもだったらココで餃子を食べるトコ…、今日はワンタン焼いてもらった。

    2cd28e9e.jpeg肉ワンタン。
    粗挽きの豚ひき肉とネギとクワイとタップリくるんだワンタンを、茹でてカリッと焼きあげる。
    鍋肌にあたったところはパリパリサクサク。
    反対側はプルプル、ツルツル。
    茹でたワンタンと焼いた餃子を一度に口にいれてるような、けれど中身はムッチリ豚の挽肉の味。
    これはかなりのオキニイリ。

    それから今日の日替わり定食。
    メインはえび玉。
    タップリ油を含ませながら焼き上げたんでしょう。
    フックラ。
    しっかも玉子が繊維のようになってよじれて塊をなす。
    エビはプリプリ、刻んだネギがシャキシャキ歯ざわり玉子にくれて、ご飯がすすむ見事なおかず…、チャーハン用に炊いた硬めのご飯がパラリ。
    口の中で卵チャーハンのようになってく、その食感とうま味がたのしい。
    野菜サラダとスープに漬物、杏仁豆腐がついて定食、ひと揃え。
    野菜サラダをなぜかおいしく感じる今日このごろでしかもスープはワカメと卵白、菜っ葉をタップリ刻んで入れたトロミスープでこれまた旨い。
    ほどよくお腹を満たして、ニッコリ、また来るネってあとにする。



    関連ランキング:中華料理 | 四谷三丁目駅曙橋駅新宿御苑前駅

     

    拍手[4回]

    パニーニのおいしい店が千駄ヶ谷に出来たんだ…、というのでそれで探しにいきます。
    「BiRd & rUBy」っていう名前はわかっているのだけれど、どこにあるのかまるで情報がつかめない。
    ホームページを持ってない…、食べログなんかにも一切、アカウントを持ってなくかろうじてFacebookにオフィシャルページがあるばかり。
    それじゃぁ、探すしかないだろう…、って、千駄ヶ谷。

    6fe0bb4b.jpeg大きな街ではございません。
    お店がありそうな場所は小さなエリアで、多分あそこに違いないと見当つけて行ってみたけどそこにはなかった。
    それでテクテク、しばし彷徨う。
    モンマスティーっていう、アイスティーのおいしいお店があって、そこまで来たらもうその先は住宅地。
    どうしようかと、そこでiPhone取り出し何か情報ないかしら。
    それでもやっぱりみつからず、途方に暮れて振り返ったら、そこがお店の入り口だった(笑)。
    ウェブにたよらず自分の目で見て確かめる。
    おいしいお店を発見するには、それが一番というコトを思いがけずも思い出す。

    小さなお店。
    商品を入れたショーケースとパンを焼くためのプレッサー。
    エスプレッソマシンと作業台くらいしか機材はなくて、スッキリとしたまるでケーキショップのような店作り。
    サンドイッチがズラッと並ぶ…、どこかでみたことがあるサンドイッチで、なるほどココは表参道のパンとエスプレッソがやってるお店。
    それなら味は間違いないはず…、チャパタを使ったサンドイッチを選んで買った。
    食べる場所がほとんどない店でだから家で食べてやろうと袋に入れてもらってバスの停留所にてしばらく待ちます…、千駄ヶ谷からボクの家の近所にはバスが走っているのでありまして、ちょっと時間があってそれでバスに乗る前に写真撮影しときましょうって取り出しパチリ。

    そしてらどうにもこうにも食べたくなって、結局、そこで食べちゃった(笑)。
    92502d2a.jpegサックリ歯ぎれる表面はこんがり焼けて香ばしく、塩のうま味と小麦の香りがなんとも旨い…、オリーブオイルとトマトと生ハム、それからレタス。
    具材たっぷりという訳じゃなく、けれどそれらそれぞれがパンと一緒に口に入るとまるでソースのような役目を果たすのですネ。
    パンの内側はフッカリしてて、それがトマトやオリーブオイルをシッカリ支えてシットリおいしくなっていく…、いわゆるパニーニとは違うけどこれもパニーニ、つまりパン。
    一緒にもらったアイスラッテもコクと香りがおいしくて、こんなお店が近所にあればいいのになぁ…、って思ってバスで移動する。

    そして海外からのお客様。

    a18c5164.jpegフランスの食とレストランのジャーナリストの方と一緒にたのしいお酒。
    裏原宿のゴキゲンなイタリアンレストランで最初はまじめに情報交換。
    それがどんどんフランスと日本の食文化談義に移って最後は、ピンクレディーやフレンチポップス話でワーキャー、話がはずむ。

    フランスの不思議なワインを2本いただき、グビグビたのしむ。
    面白いなぁ…。
    日本にいると「おいしいワイン」が良いワインって思ってしまう。
    けれど「ちょっと変わった個性的なワイン」が彼の地にはたくさんあって、それを飲みつつ、その感想をみんなで語る。
    その個性的な味わいがたのしい会話の促進剤になるんですネ。
    見事なコンテを3種類。
    フレッシュなモノ。
    1年モノに2年モノと熟成具合の異なるモノを食べ比べつつ、グビリグビリと。
    チーズの個性とワインの個性…、その両方がたのしい会話をはずませる。

    日本の食が大好きで、何度も日本に取材に来ている。
    中でも日本の居酒屋の魅力に、すっかり魅せられてらっしゃるようで、確かに日本の居酒屋っていろんな人がひとつ空間を共有し、驚くほどの種類豊富な料理がスピーディーにしかも驚くほどに正確に提供される…、こんなレストランは世界のどこを探しても存在しないって。
    日本のボクらはとてもシアワセ…、もっと感謝しなくちゃいけないってコトでしょう。
    7f76088b.jpeg彼が執筆している雑誌で、ボクのブログを紹介していただいたようで、なんだかちょっとくすぐったい。
    感謝であります…、アリガタし。
    因みにヨーロッパで一番シアワセな一日は「英国でイングリッシュ・ブレックファストを朝食べて、TGVでパリでランチ、そのままミラノで晩御飯を食べるコト」ってボクが言ったら「TGVが時間通りに運行してればって条件付きだね」って彼がいう。
    たしかにそうだね…、とガハハと笑ってたのしい夜の〆とした。
     

    拍手[6回]

    なんだかちょっと甘いものを食べたくなった…、場所は表参道のなりで、そうだひさしぶりにベンアンドジェリーにきてみようと。
    表参道の人出はスゴくて、混んでいたら嫌だなぁ…、って思ってくるもこれがガラガラ、ボクがオンリーゲストでありました。
    80e7d3bf.jpegおいしいのにネ…、できうる限り手作りで、しかも素性正しい素材を使い、遊びゴコロに溢れたレシピでたのしいアイスクリームを作ってる。
    ここのチョコレートファッジはコッテリ濃厚、冷たい生チョコを食べてるみたいな、ゴージャス感に溢れた味わい…、一緒にたのんだピーチパーティーっていうフローズンピーチをタップリ加えたヨーグルト味のアイスクリームもとってもジューシー。
    お店の雰囲気も悪くないのに、有名でないってコトが悪いコトかとなんだか気持ちがさみしくなっちゃう…、なやましい。



    関連ランキング:アイスクリーム | 表参道駅明治神宮前駅原宿駅



    そして休憩…、今度は新宿、セガフレにくる。

    5fee1040.jpegノマドな一日でありまして。
    起点は自宅。
    オフィスを経由することもなく、東京の街を行ったり来たりしながら仕事。
    打ち合わせ。
    仕事と仕事の間に移動。
    そして少々の待ち時間。
    20分とか30分とか、使いようのない居心地悪い時間の隙間に、メールチェックをしたりあるいは日記を書いたり。
    喫茶店では腰落ち着けたくなって、いささかモッタイナくも感じる。
    それでセルフサービス系の店。

    便利であります。
    こういう使い勝手、あるいは使い手。
    今から10年前には極少数はだったに違いない。
    今では普通。
    東京みたいな大都市のスタバ人気はこういうボクらが支えてる…、ってそんな気さえするくらい。
    iPadミニにBluetoothのキーボードカバーのセットで、大抵のことはできてしまうところもなんともウレシ便利で、ノマド生活が軽々、たのしくなっていく。
    ビターで甘いココのラッテは、冷たくすると一層甘みが際だって、舌の上から喉の入り口にかけてたのしい苦味が残る…、頭もシャキッと元気になります、さぁ、仕事。

    そして今日の夜であります…、家でご飯をつくって食べる。
    f0d506d2.jpeg青い山椒の実を買った。
    これで鍋を作ってやろうと、鍋にあごだしをはって温めて、そこにドッサリ、よく洗った山椒の実。
    具材は豚の薄切りの肉。
    脂がおいしいバラ肉と、赤身のうま味がドッシリとしたもも肉を買う…、特に今日のもも肉は肉は硬めであるけれど、味がシッカリしてますよと、超薄切りにしてもらったの。
    それからエノキとシンプルレシピ…、タレはポン酢と蕎麦のツユ。

    e98d2d02.jpeg鍋にドッサリ、山椒の実を入れた途端に、部屋の中に緑の匂いがフワッと漂う。
    それまで出汁の匂いがしてた。
    それが突然、山の中に入ってきたんじゃないかと思うほどに爽やか。
    そこにトプっと肉を投入。
    ユックリ揺らしながらじっくり待つと、肉の色が変わってく。
    そして引き上げ、ポン酢にトプリ、そしてパクリと味わうと…。

    肉に山椒の風味がうつって、少々舌がしびれる感じ。
    香り爽やか、脂や肉が甘く感じる。
    今の時期の口の贅沢…、今年は山椒が例年以上に色鮮やかで、しかもビリッとしびれも強い当たり年って売り場の人も言っていた。

    野菜を沢山食べてやろうと、それで野菜の麺を作った。
    麺は正麺の冷やし中華用。
    硬めに茹でて水でギュギュッとしめたら水を搾って正麺用のタレの半分量であえて、お皿にこんもり盛る。
    錦糸卵にキュウリの千切り、レタスも千切り、それから薄切りハムを千切りにしてそこにのせ、キレイに洗ったつまみ菜を芥子マヨネーズであえてドサッとのせて出来上がり。
    レモンドレッシングを野菜にかけつつ、かき混ぜワシワシ食べるだけ。
    ムッチリとした麺の食感に野菜がシャクシャク、お腹の中がキレイになってくれるよな夜のゴチソウ、お腹も満ちる。
    782f578d.jpegお酒のあてに料理をいくつか…、まずは季節の贅沢、じゅんさい食べる。
    イカそうめんを白出汁に漬け、味をなじませ器にうつす…、そこにじゅんさいをトロンとながしほんの少しのレモンを搾ってチュルンと味わう。
    ネットリとしたイカの刺身と、プルンと舌を撫でながら喉をツルリとかけおちる、じゅんさい味わい、初夏を呼ぶ。
    それからエビをサクッと茹でて、千切りレタスの上にのせオーロラドレッシングをかけまわす…、シュリンプカクテルもどきなサラダ。
    窓を開けたら涼しくて、都心にあって虫の鳴き声…、まるで秋がはじまってしまったような夜であります、不思議なり。
     

    拍手[2回]

    前のページ HOME 次のページ
    Copyright © サカキノホトンブログ All Rights Reserved
    Powered by ニンジャブログ  Designed by ピンキー・ローン・ピッグ
    忍者ブログ / [PR]