銀座で食事をしたあとに、風月堂でお茶にしました。
銀座には「東京風月堂銀座本店」というと、「銀座風月堂」という店があって、昔、風月堂で待ち合わせをしましょうと言って待てど暮らせど待ち人来たらずという、不幸な待ち合わせをしたことがある…、ボクにとって銀座の風月堂は昔も今もこのお店。
明るい窓に吹き抜け天井…、2階は喫煙席というちょっとサロンっぽい雰囲気があり、しかも喫煙席の空気がキレイでみんなにやさしい。
アイスコーヒーをゴクリと飲みます…、ブランデーでも入っているんじゃないかしらって思ってしまうほどのフレーバーが、昭和な感じでナツカシイ。
仕事の話が盛り上がる、そんな雰囲気、オキニイリ。
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そして夜…、家の近所の南昌飯店。
雨の降る日はお客様集めに難儀をしてやしないかと、ちょっと顔を出してみましょうと。
やってきたらば、同じ考えの人が多かったのか、おなじみさんたちでお味はにぎやか。
おかぁさんもてんやわんやの大忙しで、なんだかうれしい。
中国料理のお店って、ちょっと忙しい方が料理がおいしくなっていく。
ずっと火力を強くして、鍋を勢い良く振ってできる料理のおいしさ。
たのしませていただきましょうか…、とあれやこれやと料理をたのむ。
前菜料理をいくつかまずは。
空芯菜の炒め物。
ココのおかぁさん。
豆苗だとか空芯菜の炒め物をお客様に必ずすすめる。
中華料理のお店のこういう炒め物って、間違いなくおいしい。
だから薦めたお客様も喜ぶ料理。
それと同時に、安い原価でお店も儲かる料理だから。
だから一言、「いかが?」って言う。
いらないよ!っていうと、決して押し売りすることはないのが無邪気で、嫌味がない。
「お願いするよ」って言うと満面の笑顔で、どうもありがとう…、って。
その笑顔をみたくてなんでしょう。
ボクらの隣で食事していた若い男の子たちの4人組が、「今日はたのんでみようか」と。
おかぁさんが喜ぶこと…、本当にいいの?今日はたのんでくれるのネ…、って厨房の方に飛んでくように走っていった。
それにしても本当においしい…、シャキシャキしてて噛むとトロンと繊維が粘って消えていく、こんな風に家ではやっぱり作れない。
それからネギとつぶ貝をラー油であえたサラダ風。
生の白ネギがビリッと辛くて、バッサリ歯ぎれる食感がクニュクニュとしたつぶ貝の食感たのしく、食欲が湧く。
いつもだったらココで餃子を食べるトコ…、今日はワンタン焼いてもらった。
肉ワンタン。
粗挽きの豚ひき肉とネギとクワイとタップリくるんだワンタンを、茹でてカリッと焼きあげる。
鍋肌にあたったところはパリパリサクサク。
反対側はプルプル、ツルツル。
茹でたワンタンと焼いた餃子を一度に口にいれてるような、けれど中身はムッチリ豚の挽肉の味。
これはかなりのオキニイリ。
それから今日の日替わり定食。
メインはえび玉。
タップリ油を含ませながら焼き上げたんでしょう。
フックラ。
しっかも玉子が繊維のようになってよじれて塊をなす。
エビはプリプリ、刻んだネギがシャキシャキ歯ざわり玉子にくれて、ご飯がすすむ見事なおかず…、チャーハン用に炊いた硬めのご飯がパラリ。
口の中で卵チャーハンのようになってく、その食感とうま味がたのしい。
野菜サラダとスープに漬物、杏仁豆腐がついて定食、ひと揃え。
野菜サラダをなぜかおいしく感じる今日このごろでしかもスープはワカメと卵白、菜っ葉をタップリ刻んで入れたトロミスープでこれまた旨い。
ほどよくお腹を満たして、ニッコリ、また来るネってあとにする。
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