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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    HN:
    サカキシンイチロウ
    年齢:
    64
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    都城の山奥でお茶を真面目に作っている人がいる、というので茶園を訪ねる。



    説明できない場所ですから…、と、ワザワザ迎えに来てもらって山道ゴトゴト。ナビをずっとつけてても道路ぐらいしかディスプレーに映らない。宮崎県から鹿児島に入り、入ったかと思ったらすぐに県境またいで宮崎。そんなコトを何度か繰り返して、到着したのは見事な茶園。
    「茶ごころ一郎園」と名付け、その茶園の一角に自宅を建てるという並々ならぬ気合の入れ方。



    村岡一郎さんというご主人と、奥さん2人で自宅の一角にカフェを作ってお客様をもてなしているというのであります。
    母屋の横には薪を積んだ小屋があり、どうしたことかと思うとなんと、家の中には薪ストーブが。
    たしかに小高い山の上。ついさっきまでいた外界に比べてなんと10度も気温が違う。薪ストーブはファッションじゃなくあくまで実用。家の柱や梁の木も自分たちで切り出し作ったというステキ。なんだかじんわり、憧れる。



    茶葉の先っぽだけを積んで蒸す。それも浅蒸し。茶葉のデリケートの旨みと香りをたのしんでもらうために、味わい方をお教えしたい。
    そのためカフェを作ってお茶をふるまっている。
    お盆の上に急須と茶碗。お湯を注いだ器とお皿。どれもが小さく、まるでままごとセットのような可愛らしさ。
    茶碗の中には湯冷ましの水が入ってて、急須の中には茶葉が適量入ってる。



    蓋をまずとり湯冷ましの水をそっと注いでくださいと、言われてそうして3分間。
    急須はふらずお茶が自分の力で注ぎ出すにまかせて、最後の一滴までを茶碗に注いで召し上がれ…、と。
    色がほとんどついてない、けれど香りが強烈でちょっと麝香のような匂いがしてくるお茶を、口に含むとなんと旨味の強いコト。ゴクゴク飲むのが勿体無くて、ひとなめ、ひとなめ、口に含んで舌に転がす。
    舌が負けてしまいそうなほどの旨味がずっと持続する。



    今度はぬるめのお湯を注いでしばらくまって、飲んでみると渋味が出てくる。明るい渋味。歯茎に張り付き、そこから香りがほとばしり出る。
    温度が変わっただけでこんなに味の印象が変わるんだと、感心してたら今度は熱湯を急須に注ぎ、すぐに茶碗に注いで飲むと、まさにこれがボクらの中にあるお茶の味。しかもそれの凄く上等な味や香りがするステキ。



    このお茶、食べることもできるんですよ…、と言われて箸でつまんで食べると、しっとり、まるで菜っ葉の食感。
    けれどやっぱり渋味、苦味が鮮やかで、野草の料理を食べてるみたい。
    なんでこんなにおいしんですか?と、ワケを聞いてみると一言。「ここの土がいいことと、肥料の味がお茶の旨味を決めるんです」と。
    それからココのおいしい水を使っているから。しかもぬるくしてあげると、茶葉が急須の中で気持ちよくなり、おいしいお茶になるんですよと、たしかにそういうものなんだろう…、と納得をして、そろそろご無礼。
    名残惜しくて、いつかまた。このお茶をなんとか世に出す方法も考えましょうと約束をして帰ります。

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    次の店への前にちょっと小売の視察。スーパーセンタートライアルという、大型ディスカウントスーパーに寄る。



    ココ数年、勢いのあるチェーンストアで、気にはなっていたけどいかんせん、ボクの生活圏にはないお店。
    移動の途中にあったので、お願いをして立ちより覗く。
    倉庫型で合理的なるお店の造りで、バリエーションは豊富というわけじゃないけれど圧倒的な価格にビックリ。特に魚。あるいは寿司の売り場を見ると、下手な居酒屋や回転寿司にとってスゴイ強豪相手になるんだろうなぁ…、と思ったりした。
    郊外生活と都心生活。その両方の良さを同時にたのしめたらば、どんなにステキと思うとなんだか、なやましい。

    都城の街にゆき、「うを佐」っていうレストランで試食の仕事。



    寿司のおいしさにこだわった日本料理の気軽なお店。1500円で寿司屋の寿司をたのしむことができるお店を作りたい…、と、ココも若い経営者が試行錯誤をしているお店。
    食材の仕入れや調理の仕組み作りをしっかりとして、近所にあったらいいだろうなぁ…、って思うお店になっている。で、あれこれ試食。



    例えば1000円ちょっとの「釜飯御膳」に、サラダに天ぷら、煮魚、それから茶碗蒸し。汁に釜飯。一口デザートと、お膳の上にズラリと料理が並ぶにぎやか。
    ちょっとした会食にだって使えそうなほどよき品質。
    ちなみに何より、ココの釜飯。ちょっとした工夫で注文してから焚き上げ、10分ちょっとで出来上がる。しっとりおいしく、ボク好み。

    ボクがたのんだ「海老天釜揚げうどん膳」。



    釜あげうどんに寿司が3貫。それに天ぷらがついてくるんだけど、エビが5本に野菜という、名前の通りの海老天まみれ。
    ひと目で贅沢とわかる構成がいいんじゃないの…、といいはしたけどどこかちょっと田舎臭くて垢抜けしない。
    みんなでちょこちょこっとお皿の上をあしらい直す。



    天ぷらの下に敷いてるすだれをとって、川の字に並んでいたエビを焚き木状に積み上げる。
    おんなじ料理で、おんなじお皿。なのにまるで違って見える。
    かつて料理に下駄を履かせてキレイに魅せるコトが流行った。けれどやっぱりこれからは料理そのものが主役にみえる盛りつけ方がいいんじゃないかと、一同納得。
    オモシロイ。



    宮崎的なる釜揚げうどん。
    ちょっと細めの麺線で、歯ごたえ、コシは弱めてヌルリ。喉をスルンと撫で回すようなその食感がなんとも旨い。
    濃い目で甘みの出汁にタップリ、天カス入れて味わい食べる。
    油の風味とネギに生姜の香りが旨い。
    お腹もポカッとあったまり、そろそろ次への移動です。


    関連ランキング:寿司 | 西都城駅

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    行きはゴトゴト、各駅停車で1時間半。復路は快速電車にのって、それでもゴトンゴトンと1時間。夜の岡山に取って返して、一夜の旅人。



    試食程度の食事をしたからなんでしょう…、もう猛烈にお腹がすいた。ホテルに入る前にちょっと腹ごしらえをと、うどん屋選ぶ。
    「めりけんや」という、さぁ、これから粉を食べるんだぞ…、と覚悟がきまるステキな店名(笑)。讃岐の海を挟んで向かい側というこの地にあって、堂々讃岐の出島のような店構え。
    閉店間際で、ボクが入った5分後にはオーダーストップ。それからも続々お客様が来てはいたけどうどんを茹でる釜を止めるともうしょうがない。



    ちょっとラッキーをよろこんで、しばらく待ってやってきたのが肉うどん。
    好きなのですネ…、肉うどん。
    うどんの上に煮込んでホロホロ、繊維が壊れたような薄切りに牛肉がただよう姿がまずおいしげで、出汁の香りに混じって肉の脂の香りがしてくるシアワセ。
    煮込んだ肉の味が移って、出汁が甘みを増していくのもまたオゴチソウ。
    それにしてもココのうどんの出汁のイリコの香りがおいしく、あぁ、ココもイリコ帝国の一部をなしているんだなぁ…、とニッコリします。



    なめらかな麺。ねっとり歯茎にからみつくような肉感的な食感で、しかもトゥルンと喉越しやさしい。
    讃岐のうどんは喉で味わうゴチソウで、セルフうどんのチェーン店的コシが強くて歯ごたえあるのはどうにも好きになれぬワタクシ。なによりこれなら消化がよくて今日はぐっすりねむれそう。
    うどんの上に生姜をたっぷり。肉の上にはゴマと黒い七味をたっぷり。それでズルズル。お腹も軽くあったまり、ホテルに向かって最後の移動といたします。


    関連ランキング:うどん | 岡山駅岡山駅前駅西川緑道公園駅



    岡山の街の宿もいささか取りづらく、ココも春節景気かと思えばなんと日本糖尿病学会の大きなイベント中でござった。糖尿病には気をつけましょう…、と思うもすでにうどんを食べた夜でもあって、ドキッとします(笑)。



    そして早朝移動をする朝。
    暗いうちから起きだして、駅に向かって切符を買ってそれから朝のご飯を電車で食べましょう。
    祭りずしを買って電車に乗る人となる。
    桃太郎が不敵に微笑むパッケージ。開けて中身を取り出すと、桃の形の弁当箱が飛び出してくる。auの最近やってるCMシリーズよろしく、「パッカーン、オギャーッ」ってつぶやきながら、蓋をとってパクっと食べる。



    目ににぎやかなお弁当。
    酢飯の上に錦糸卵をふんわり敷き詰め、そこにいろんな具材をちらす。
    岡山名産のママカリとサバの酢締めに、茹でたエビ。お酢であらった鯛の切り身に煮貝にタコ。それから酢蓮に椎茸、タケノコ。
    どれから食べるかお行儀悪くも迷い箸。結局お腹の中に入れば一緒なのにネ…、と笑いながらもたのしく迷う。
    伊藤園の缶入り味噌汁はすごく薄めに作った永谷園の味噌汁みたいな味がした。

    ちなみにパッカーン。



    この飄々がなかなかステキ。
    いくつもある中、これともひとつ、「金太郎」と書いてそれは「カネタロウ」だろって言うのがボクのオキニイリ。

    それはそうと岡山の駅のホームのキオスク。ドリップコーヒーがございます…、と書いてあるので探してみたら、液体コーヒーをプシュッと蒸気を通して落とすタイプのモノでした。



    これはドリップコーヒーとはいわんだろう…、と思いながらも興味惹かれてたのんでみると、お店の人が説明しながら丁寧に。
    忙しくない地方のキオスクだからこそ的サービススタイルにちょっと感動。
    東京にいると何もかもがショートカットに向かっていくけど、地方都市にはまだまだこういう人と人とのふれあいがある。
    プシュッと落としたコーヒーも、それで十分おいしく感じる。何よりカップを持つ手があったか。さて、東京までちょっと寝る。

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    旅のお供にディーンアンドデルーカの季節の飲み物。一週間ほど前にメニューが変わった中から「マシュマロナッツミルクティー」をえらんでたのむ。



    スティームミルクに紅茶と粉末にしたピスタチオを混ぜたモノ。ちょっとザラッとナッツな喉越し。ポッテリなめらかで、ナッツの香りが鼻から抜ける。かなり飲みごたえのある飲み物の上に、ホイップクリーム。マシュマロ三個。
    スプーンでマシュマロをすくいながら食べてくださいと言われてそうする。
    ミルクティーを含んでトロンと、なめらかな食感持ったマシュマロが舌の上でたちまち潰れる儚い味わい。
    ココロのコリがホロッとほぐれ、体が芯から温まる。さてゴキゲンな旅となる。


    関連ランキング:デリカテッセン | 東京駅京橋駅大手町駅



    それから岐阜でたのしい仕事。若い人たちとこれからの飲食店のサービスのコトに関してあれこれ話をし、仕事の合間に昼ご飯。



    カニのおいしいお店のランチ。
    カニを使った料理があれこれ揃う中、一番お値打ちに感じるものはカニの太巻き。それが入った御膳をもらう。
    さすが、赤味噌文化圏。お膳の真ん中にどっしり大きな茄子田楽。ムッチリとした茄子の食感。みずみずしさを甘辛味噌がまとめ上げ、ポッテリとした味わいたのしい。地方の美味を感じるゴチソウ。



    その茄子田楽の手前に主役の太巻き。
    カニのほぐし身のマヨネーズ和え。葉っぱ野菜にキュウリに出汁巻き玉子がキレイに巻き込まれている。
    海苔でキチッと、かなり強めに巻かれてて太くて男の口でもひと口でパクリといかないボリューム感。ぱくんと歯切ると口の中にパラリと散らかる。カニの風味としっとり感が口いっぱいに広がるたのしさ。
    カニとマヨネーズ、それに酢飯の組み合わせってなんでこんなに旨いんでしょう。



    しかも1個が端っこ。太巻き寿司からはみ出るほどにカニが入って、ニッコリします。茶碗蒸しにかにシュウマイ。サラダも一緒に味わって、仕事の続きに邁進します。がんばった。

    ところで今朝。岐阜羽島につき、仕事に向かう途中でパン屋によった。郊外型のかわいいパン屋で朝からとてもにぎわっていて、もしもランチに食いっぱぐれたら食べてやろうかとパンをいくつか買ったのだけど、結局食べずに、夜の移動のお供となった。



    紅茶の葉っぱを練り込んだクロワッサンとか、ソフトフランスにバタークリームを挟んだものとか。
    中でもココロ惹かれたのが、コッペパンにアンコとマーガリンを挟んだもので、名古屋名物の小倉トースト的なる姿にたまらず買った。
    それをパクリと電車で食べる。
    悪い味です。フックラとしたパンの塩味。アンコの甘みにマーガリンがヒヤッと唇撫でてとろける食感がひとつに混じってココロ惑わす。
    ひと口食べたら誰かにあげよう…、と思っていたのに食べちゃった(笑)。

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    まだまだ春は先のコト。なのにクリスピークリームに来てみたら、春告げ商品が見つかった。



    イースターエッグを模したドーナツ。
    キャラメルイースターっていう名前でひよこの顔がアクセント。ひよこの顔を描いているのはプリン味のチョコレート。それにオレンジソースとチョコをあしらい卵の殻の部分は砕いたローストアーモンド。
    キャラメル味のフィリングがたっぷり入っているというもので、まぁ、当然パカッと割って中身を見てみる。



    ここの季節のドーナツ。例えばクリスマスシーズンのスノーマンくんに代表されるように、割りがいのあるものが必ず一つ混じってる。
    そんなドーナツを割ってニンマリ。カメラを構えるおじさんって、かわいんだろうか、無気味なんだろうかと客観的を思って笑う。
    サクッと歯切れて、ところが口の中でトロトロとろけてなめらか。クリーミーになる。壊れたひよこの顔をみるのがつらくって、ひっくり返してお皿においた。結局お腹にみんな入ってしまうのに…。

    午後から家で缶詰仕事。それでお昼用に弁当を買う。



    日本橋の弁松総本店の「白」。
    お弁当のおかずは同じでもご飯が赤飯のモノは「赤」。白いごはんのは「白」という。粋な名付けで、どうにも小豆が混じった赤飯は苦手なもので、ココではいつも白を買う。
    経木の折に詰められていて、包みをあけると一番最初に手に触れるのがちょっと湿った木の食感。余分な水気を吸い取って、おいしい状態が持続する。昔の人の知恵をそのまま守った姿にまずはニッコリ。



    煮しめがメインのおかずのあれこれ。鶏のすり身のつくね団子に里芋、椎茸、レンコン、タケノコ。どれもどっしり甘くって、このおかずだけを「甘煮」と呼んで売っているほど。
    同じく甘い卵焼き。ちくわぶ、かまぼこ、そしてカジキの照焼といつもかわらぬ内容で、これ以上足すこともなく引くこともなく、程よく完成されているんだとこれまたニッコリ。
    ご飯のおかずに良いように、しっかり味がついて入るけどやさしい味で、中でもカジキのフックラしてて脂がジュワリとおいしいコトに感心します。頭の栄養、ココロの薬。そんな感じのオゴチソウ。仕事がたのしくすすみます。


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