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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    1960/01/26
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    新橋で昼。

    jr.jpgカレーを食べます。
    地雷也という店。

    新橋の駅の烏森口。
    サラリーマン帝国への入り口を背にして虎ノ門の方にテクリと5分少々。
    歩いた路地の雑居ビル。
    小さななんのへんてつもないビルの1Fにある小さなお店。
    しかもちょっと奥まった場所。
    通りに置かれた看板がなかればまずは気がつかない。

    夜は網焼きステーキの店。
    焼肉じゃない。
    分厚いステーキ肉をテーブルの上の網で炙って、塩や醤油、最小限の薬味で食べる。
    生でそのまま食べても旨い。
    肉そのものの味を知っているからこその、見事な肉のセレクション。
    そして扱い。
    刺身から始まって、黒毛和牛のいろんな部位をちょっとづつ焼き、味わって、最後の〆にやってくるのがカレーライス。
    牛肉のうま味スープがドッシリとした、カレーをほんの二口、三口。
    その日に食べた牛肉の、うま味、風味が再び口の中にすくっと蘇ってくる。

    そんなゴージャスなカレーを昼に、気軽に食べるコトができるという贅沢。

    3e9b6dae.jpeg昼はカレー、一品しかない。
    だからテーブルに座って何を言わずとも、自動的にカレーが出てくる。
    大きなお皿からこぼれ出さんがごとき勢いでゴロゴロ、肉の塊が。
    コロコロとした肉の塊をカレーの中に見かけることはたまにある。
    けれどゴロゴロ。
    コロコロに濁点の付いたゴロゴロとなると、めったに見かけぬ。
    赤身の部分。
    それから脂ののったハラミやあるいは牛すじ部分。
    パーツさまざま3塊が、ゴロゴロドッシリ。
    そこにカレーがかかってる。
    肉は肉、カレーはカレーで仕込んで肉はスープストックで温めてある。
    それをのっけて、カレーをかける…、つまりビーフシチューのシチューの部分をカレーに変えたような感覚。

    肉はシットリ。
    しかもキッチリ煮こまれていて、スプーンの背中で押すとホロッと崩れてく。
    壊れたかけらの一口分を、口に含むとクチャっと潰れる。
    まずはゼラチン質を感じます。
    ピトッと舌に貼りつくような、肉の脂と筋のムッチリ。
    ほぐれた肉の繊維がバサッと奥歯にからんで、そして潰れる。
    肉のうま味がジュワッです。

    8d1e8f47.jpegそれにしてもこれほど肉がおいしいカレーをボクはしらない。
    かなり熟成が効いている。
    肉をしっかり低温で熟成すると、タンパク質がアミノ酸に変わってうま味が強くなる。
    けれど同時に匂いが出てくる。
    肉の臭みを煮ながら消して、しかもカレーの風味を添える。
    肉だけ食べると、ムワッと獣の香りがしてきて、あぁ、肉だって体が震える。
    カレーの味はとても上品。
    サラッとしててしかしとってもスパイシー。
    食べてるうちにどんどん汗がやってくる。
    野菜はニンジン、それからじゃがいも。
    どちらも生が終わってこれから煮こまれているという寸前の、歯ごたえたのしい煮加減で野菜の味がシッカリ伝わる。
    固めに炊いたご飯の状態が、カレーにピッタリ。
    サイドの野菜はサラダというより、塩で味を整えたキャベツとキュウリの浅漬風。
    シャッキリとした歯ごたえと、塩の強めの味わいが口をスキッとさせるステキに、お腹もたのしく喜んだ。
    ちなみにこれで850円という破格の値段…、また来ましょうと、店をでる。



    関連ランキング:カレー | 新橋駅内幸町駅虎ノ門駅

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    新橋で打ち合わせの後、晩ご飯。

    reirei.jpg夕方、新橋のジョナサンで打ち合わせをしていたのであります。
    もらったテーブルがドリンクバーの真ん前でしかも大きなテーブルがある。
    ノーサービスではあるけれど、頭を寄せ合いみんなでひとつのコトを考える打ち合わせには、これほどピタリの場所はない。
    2時間ほどを快適に、しかも有意義に過ごしたあとで、みんなでそれではご飯にしよう。
    それで街にでたらば、おやまぁ。
    街にあふれる人、人、人。
    ちょうど夕方の退社の人たちの人並みに、まずはビックリ。

    新橋という街。
    JRの駅の東の方は、血の気の通わぬ人工の街。
    汐留という再開発の街があって、そこにも沢山のビジネスマンが仕事をしてる。
    けれどそこには大衆的で、気軽で元気のある飲食店はほとんど無い。
    人工的にできた街には、保証金と家賃が払えるレストランしか出店できず、一方、駅の西の方には昔から、一生懸命がんばってきた小さく、けれど勢いのあるお店が沢山。
    だから人はこっちの街に溢れてきます。
    それに加えて虎ノ門の官庁街からも次々、人がやってくる。
    小さな路地は歩くことにも苦労するほどの人が溢れて、繁盛店に収まっていく。
    「一味玲玲」という中華料理のお店を狙ってやってくるも、まずは満席。
    あと40分ほど待ってくれればというのでお茶を飲みつつ待ってくる。

    bc358b52.jpeg薬局の上の小さなお店。
    その薬局がかなり怪しげ。
    まるで香港みたいな景色で、独特な雰囲気があってまたそれがいい。
    急な階段。
    店に入るとギッシリテーブル、そして椅子。
    肩触れ合うように押し込められて、もし「屋内屋台」って言葉あったら多分、このお店のような店のことをいうんだろうなぁ…、って思うほどに屋台な感じ。

    酒をたのんで、そしてお通しがやってくる。
    揚げたピーナツと押し豆腐の塩和えという手がかからないスピードメニューで、けれどどちらもビリッと塩の味がおいしくお酒が進む。
    それからキャベツの甘酢カレー漬け。
    言ってみればキャベツを使った中華風のピクルスみたいな味でおいしい。
    食べればどんどんスッキリお腹が透き通ってきて、空腹だったコトをシッカリ思い出させるたのしい料理。
    手の込んだモノはおいしくって当然で、こうした素直でスパッとできるとりあえず的な料理がおいしいのはなおうれしい。

    e41859ed.jpegおつまみ料理を二つとる。

    一つはチャーシュー。
    窯焼き叉焼と、ワザワザメニューに書かれてる。
    はちみつでテカテカ表面がしている叉焼を千切りにした野菜を山盛りにしたとこに、ペロンとキレイに貼り付ける。
    甘い。
    しかもムチュンと歯切れる肉の食感。
    肉感的で噛むとムチムチ、ジューシー。
    脂がトロンととろけて歯茎にまとわりついてくるのもゴチソウ。
    下に盛られた野菜を食べると、甘い叉焼の脂の味が移ってこれまた美味しかったりするのがたのしい。

    それから一緒にピータン豆腐。
    塩を加えてちょっと水を吐き出させている木綿豆腐。
    ざっくり切って、それと刻んだピータンをザクザクあわせる。
    塩と刻んだ白ネギとネギの香りを移した油をあわせて、バサッとお皿に盛りつけた、見た目は決して美しくはない。
    ところがコレが旨いのですネ。
    豆腐のツルンとなめらかなやさしい食感はそのままに、そこにピータンの風味とうま味が混じってドッシリ。
    酒のつまみにもおいしいけれど、これを熱々ご飯にのっけて、ワシワシ食べたらどんなに旨いか…、そんなことを憧れる。

    そしてここのメインの料理…、餃子をあれこれ。

    52adb37d.jpeg 大連風の餃子が売り物。
    サイズが大ぶり。
    ラーメン屋さん的餃子の1.5倍くらいはありますか。
    ちょっと厚めの皮がドッシリ。
    けれど台湾風の餃子と違って、皮が決してモチモチしてない。
    スルンとなめらか。
    しかもちょっとハリがあり、噛もうとするとツルンと滑って逃げるよう。
    焼いた餃子はパリッと歯ざわり乾いた感じ。
    けれど一転、水餃子にするとムチッとやわらかでまるで違った食べ物になる。

    ココの餃子は注文うけてからひとつひとつ、くるんで包む。
    基本のあんは共通で、そこに一品、具材を入れていくつもの種類の餃子が揃う。
    それそれぞれに味が違って、それを食べ比べるのがちょっとたのしかったりするのであります。
    今日は基本の白菜と、ちょっと変わり種のトマトをいれたの。
    それからパクチーと豆チで味をつけたものを焼いてもらって、茄子を入れた水餃子。
    五香の香りがかなり強烈なあんがとても中国的で、そこに例えばトマトが混ざると酸味がフワッとしかもジューシー。
    茄子が入るとそこがシャクッと歯切れる感じがまたたのしい。
    これで十分食事になるほどのボリュームで、その分、肉汁おびただしくもある贅沢さ。

    それでもやっぱり〆がほしくて、チャーハン、焼きそば、そして汁そば。

    ad9a7291.jpegパラパラとしたエビチャーハン。
    塩がバリッときいていて、チャーハンなのにそれでビールが飲めるほど。
    ココの料理はどれを食べてもメリハリしっかりきいていて、そのチャーハンに残ったピータン豆腐をのっけて食べるとこれが、まぁ、旨い。
    それで白いご飯が一杯食べられそうな、主食で同時におかずな感じ。
    それから上海風の焼きそばを食べ、ボクのオキニイリの、牛肉セロリの汁そばをとる。

    セロリの強烈な緑の香り。
    そこに五香の風味がついたトロミのスープ。
    八角風味の牛肉煮込み。
    お腹の底から上海的になっていくような夜のゴチソウ、堪能す。

    それにしてもこのお店。
    ボクらが食事をしていた2時間ほどの間に客席が見事に一回転。
    ボクらの後ろの席は2回のお客様が変わったほどの繁盛ぶりで、新橋という街にピッタリあってるんだなぁ…、って感心します。
    しかも餃子という名物がしっかり確立しているところもいいんでしょうネ。
    ビックリします。
    そうそう、ココのお店のママ。
    常連のお客様にお酒を勧められると断られずに飲んじゃうゴキゲンママであります。
    今日は随分、飲んだのでしょう。
    ニコニコ、ポンワリ、とても幸せそうに見え、そのシアワセがボクらに移る。
    ボクらもゴキゲン、ゴチソウサマ。



    関連ランキング:餃子 | 新橋駅汐留駅内幸町駅

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    お昼前に渋谷で集まる。
    「ウーピーゴールドバーガー」にて肉ランチ。
    neko.jpg実は先日、肉祭りの一日にしようと仲間と集まり、まずやってきたのがこのお店。
    そのときは開店時間がちょっと遅れて、それで食事はできなかった。
    お店の人のかわりにお店の屋根の上で「いらっしゃいませ」と迎えてくれたのが、この猫で、最初はずっと寝ていたんだけどカメラを向けた途端にヌヌっと頭をあげて、ポーズをとってくれたのですネ。
    不機嫌そうで、けれど仏頂面の中にもどこか格調高さのある表情。
    今日もいるかと思ったけれど、さすがに今日はいらっしゃらず、開店時間の正午まで店先にあるテーブルで待つ。

    woopie.jpg12時前からお客様らしき人たちが、次々、お店にやってきて中を覗いて営業時間前だとわかると、しばらく散歩に出かける。
    お店の前の唯一待てる場所はボクらが座っているからしょうがないんでしょう(笑)。
    お店の中から仕込みの匂い。
    チリビーンズを煮込む香りでしょうか…、おいしい匂いが徐々に強烈になる。
    お腹がすきます。
    クラクラします。
    空は青空…、気温もどんどん上がってきてそろそろ限界と思うところでドアオープン。

    おはようございます、いらっしゃいませと挨拶交わしてさて注文。
    待ち時間にたっぷり何を食べようか、時間をかけて決めているから、テキパキオーダー。
    中でお召し上がりになりますか、それとも外で…、と。
    ちょっと悩みます。
    お店の中で食べようか。
    カウンターごしにハンバーガーが焼けるのを、眺めながら待ち食べる。
    臨場感たっぷりのおいしい時間をたのしむのもいいのだけれど、今日の天気はおもわずピクニックをしたくなるようなお日和で、それでお外で食事しようとにわかに決定。
    お店の中で注文し、お外で飲み物飲みながら待つ。
    ジンジャーエールのドライを飲みます。
    小さな泡が舌に貼りつき、プチプチはじけて壊れく。
    甘味控えめで、生姜の風味が舌の上を転がりながら、スッキリ喉を洗ってくれる。
    刺激的な昼のご褒美。

    dd36844c.jpegさて、そしてやってきたのがチリバーガー。
    ウーピーゴールドバーガーという店の名前のダジャレセンスのそのままに、商品全部が映画関係の名前がついてる。
    チリバーガーは、「スティーブンソダーバーガー」。
    映画監督のソダーバーグがハンバーガーに似ているから…、っていうコトで付いた名前なんだろうと思うのだけど、それがなんで、チリバーガーにとその訳ちょっとわからずじまい…、オモシロイからまぁ、許す。

    ちなみにソダーバーグ監督。
    キノコが死ぬほど大嫌いなんだっていう。
    理由がなんと、小さい頃に日本映画の「マタンゴ」をみて、それがトラウマになったからという。
    それにちなんで、ソダーバーガー=マッシュルームバーガーなんて、逆に気がきいてたかもしれないネ…、って思ったりする。

    話の寄り道はさておき、食べる。
    うん、旨い!
    もともとココのハンバーガーは、肉の風味に味わい、それから歯ごたえがドッシリ強烈。
    だから肉をたべている!って気持ちになれる。
    そこにこうして、チリビーンズがまじると尚更、肉々しくてたまらない。
    チリビーンズと言えどもおびただしいほどの荒挽き牛肉が混じってて、クミンシードの香りも鮮烈。
    豆の中にまで味がシッカリ入っているのがおいしくて、食べ進めると西部の男になったような、勇ましさに似た元気が湧いてやってくる。

    167f1044.jpegサイドのポテトは今日は絶対、マッシュポテトにしてやろう…、と。
    ココのマッシュポテトは「ナタリーポテイトマン」と名前が付いてて、実は今日。
    ナタリー・ポートマンが主演の「ブラックスワン」をこの後、見ようとそれでみんなで集まった。
    だからナタリーポテイトマン。

    なめらかなお芋のマッシュ。
    芋そのものが甘くて、旨みがズッシリ詰まったおいしいじゃがいも。
    それをキレイに潰してトロンと、なめらかにしたポテトクリームで、茹でて潰したホツホツとした固形の芋をあえている。
    二つの芋の食感を一度にたのしむ粋なレシピ。
    味は塩とバターと胡椒。
    だからとてもシンプルな味。
    それにチリビーンズを混ぜて食べると、おやまぁ、どうして。
    チリビーズのスパイシーさが芋の旨味と混じりあい、これそのものがまるでメインディッシュのように感じるステキ。

    b29ab201.jpegここのお店で一番分かりやすいダジャレネームが、ケビンベーコン。
    十勝産の厚切ベーコンをグリルしたのを挟んだ、いわゆるベーコンバーガー。
    このベーコンがとてもジューシー。
    塩漬け豚の旨味と肉汁。
    コンガリ焼けて、脂の風味と甘味も強烈。
    赤みの肉の素直な旨みに、風味豊かなベーコンが香りや味に賑わいそえる。
    若干、バッサリしたバンズ。
    レタスのバサバサした食感を、このベーコンがなだめてとても食べやすくなる。
    もしかしたら、ココで一番おいしいトッピングはこのベーコンかもしれないなぁ…、って思ったりする。
    これに目玉焼きをトッピングして、とてもゴージャスなベーコンエッグバーガーにするのもいいな、今度、それを試してみよう。
    フレンチフライもよき揚がり方。
    開店早々、お店の中もほぼ満席で、にぎやかなのもステキなゴチソウ。
    やっぱりいい店、また来よう!




    関連ランキング:ハンバーガー | 渋谷駅表参道駅明治神宮前駅

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    ランチを渋谷で。

    89fb627f.jpegパンチョっていう店。
    ナポリタンとミートソース限定の、男児系スパゲティーの専門店で、御徒町にも、もう一軒。
    そっちの方は2年ほど前に行ったコトがありけれど渋谷のお店ははじめて。
    そもそもこうした大食い系のスパゲティーの店。
    次郎系のラーメン屋さんとニーズが似ていてだから、御徒町という街にはぴったり合うだろうと思ってた。
    けれど渋谷はいかがなものか?
    あそこはギャルの街でしょう…、と思っていたら、なんのなんの。
    渋谷はある意味、ガッツリ系のラーメンの聖地のひとつでもあるという。
    新宿の麺屋武蔵の支店もある。
    街のはずれにいくと大盛り万歳系のラーメン店も結構あって、ギャルな渋谷は駅前、あるいは109の周辺だけと今日は実感。

    だってお店にはいると満席。
    早めのお昼で、12時前であったのにしばらく待って入店となる。
    お店の入り口に置かれた券売機で、チケットを買いお店の人に手渡して、一旦、お店の外にでて階段部分で並んで待ちます。
    お店の中はほぼ男性。
    ネクタイ系のサラリーマンが結構いるのにビックリします。
    ボクらの後に続いて並ぶ人たちも、ほぼ100%営業系の人たちでしょうか…、渋谷の街の意外な一面。

    4eda2a41.jpeg5分ほど待ち、席の準備が出来ましたと。
    お店に入ってテーブルにつく。
    テーブルの上にピタリとビニール製クロス。
    ここを真似して楽釜製麺所がやっている、池袋の「東京スパゲッチ」ってお店ではこのビニールクロスが熱でベロンベロンになっている。
    まるでおんなじ柄のクロスで、けれど素材や貼り方を真似るコトをしなかったのか。
    形は真似たが、その本質はわからなかったというよくある出来事。
    かわいそう(笑)。

    テーブルの上にはあれこれ調味料が並んで、あなた好みに食べて頂戴ってサービス精神ひしひし感じる。
    お冷は自分で注ぎなさい…、と。
    客席の真ん中にウォータークーラーがあるのだけれど、そこでお水を注ごうとしたら「今日は冷えていませんから、製氷機から氷をとって冷やしてください」と。
    なんたる自由自在なコト。

    d215d6a3.jpegお水を飲みつつ待ってると、やってくるのがこの一品。
    麺650gという重量級のナポリタン。
    そこにドテッとハンバーグ。

    細めのうどんくらいもある、ど太い麺。
    よく茹で。
    しかも茹でおき。
    それを油で良く炒め、麺そのもののところどころが焦げている。
    小麦粉麺をコンガリ焼くと、ただそれだけで小麦の甘さと旨みが際立つ。
    そこにケチャップ。
    それからソース。
    ジャジャっと焼いて、そこにドッシリ、ハンバーグ。

    このハンバーグ自体がおそらく200g近くはありそうなシロモノなんだけど、麺が多くて小さく見える。
    お腹いっぱい食べてって…、そんなサービス精神感じる、ウットリです。
    ナポリタンの甘酸っぱいおいしい香りが鼻をくすぐり、よし食べてやる…、って気合が自然に入るシアワセ。
    ムッチリ、ムチムチ。
    麺が口を満たして歯茎を撫でていく、充実感がまずゴチソウ。

    1823728e.jpeg大食い仲間と一緒にいって、それで厚切ベーコンをトッピングしたのをたのみ、わけあった。
    確かに分厚いベーコンをコンガリ焼いたのがベロンを一枚。
    大きなお皿の端から端を埋め尽くすような存在感に、これはこれで目のゴチソウ。

    ピーマン、玉ねぎ、それから大量のソーセージ。
    具材もたっぷり。
    モサモサムチムチした麺に、コッテリこびりついたケチャップソースと一緒に口に入って食感にぎやか。
    かなりの量をグイグイむさぼる。

    ただ相当の分量で、やっぱり途中で味を変えたくなるのであります。
    そんな時のためにテーブルの上の調味料。
    タバスコ、パシャッ。
    酸味を帯びた尖った辛味が麺をピリッと引きしめて、ソースの甘みを引き立てる。
    粉チーズをパラッ。
    チーズのコクと旨味が麺にからみつき、モソモソ感を際立たせ口の中でグラタン味が出来上がる。
    辛味ソースという特製の調味料が用意されてて、それをかけるとにんにく醤油の旨みと一緒に食べるラー油のような風味がからむ。
    そしてチャチャッとマヨネーズ。
    結局すべての調味料をドサドサかけて濃い味にして、グイグイ食べてお腹を満たす。
    ナポリタンっていうナツカシイ味。
    子供の頃に、お腹いっぱい食べたいって憧れていた気持ちをこうして満たすシアワセ。
    さてお仕事へと向かうなり。




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    今日という一日…、友人と一緒にひたすら食べて、ひたすら遊ぶがテーマとしました。

    tgi.jpgそれで渋谷のハンバーガーでスタートしようか、と思いつつやってきたらばなんと今日は遅始まりで、次の予定にひっかかる。
    急遽、場所を変えることになり、さて、どこにしよう…。
    渋谷という場所でのよき食事場所探しにいささか困り、それで「TGIフライデーズ」にやってくる。

    もう何年も日本にあって、まるで一般的なお店にならない。
    アメリカで、一番アメリカらしい店としてそこらじゅうにあるお店。
    韓国や、中国にいってもかなり目立つようになったアメリカンレストランの代表的なブランドのココ。
    日本展開のパートナーになった会社が、あの「和民」。
    日本での展開権を手に入れる際の約束では、とっくに100店舗ほどになってるはず…、だったのだけど、今でも数える程しかない。
    いろんな理由があるのでしょう。
    おいしい料理で気軽にお酒をたのしんで、とその部分だけを見ればまるで居酒屋のよう。
    だから居酒屋チェーンの和民が、次の一手はこれじゃないか、と思って日本に持ってはきたけど、バーカウンター+レストランというこの店らしい部分が日本の人たちに、ちょっと合わなかったのでしょう…、あえなく玉砕。
    ランチタイムということもあったのだろうけど、大きな店でお客様はボクらを含めたった5組で寂しい限り。

    アイスティーをかたわらにおき、あれこれたのんで料理を試す。

    66d5b3e6.jpegまずはチキンフィンガーにする。
    チキンの胸肉を縦に裂いたモノ。
    フリッタ衣をつけてカラッと揚げた料理で、日本の鶏の唐揚げ@居酒屋くらい、向こうのレストランのアペタイザーとしては一般的な料理ではある。
    フレンチフライかオニオンリング、あるいはマッシュルームフライがサイドにつくのだけれど、オニオンリングを選んでたのむ。

    まぁ、悪くはない一品でしょう。
    衣がカリッと、中はフワフワ、特にオニオンリングの中の玉ねぎのスベスベとした食感は、さすがアメリカンレストラン…、ってウットリします…、悪くない。
    ディップソースが、酸味がかったオランデーズソースのようでつけて食べるとシットリとする。
    あぁ、アメリカだと思いはする。
    ただどうだろう…、バサバサとしたチキンの食感。
    これもたのしかにアメリカ的で、口の中の水分を全部もっていかれるような気持ちになるのがちょっと嫌。

    8cb9950f.jpegこれは「チキンジャンバラヤ」って料理もおんなじ。
    ジャンバラヤ風味に炊きあげられたピラフの上に、グリルチキンとグリルシュリンプ。
    そしてソースがタップリという、みるからにしてアメリカ的なるプレゼンテーションに、まず目が圧倒されて喜ぶ。
    ご飯の上に乗っかった、チキングリルの大きく分厚いところが、中でも特徴あるところ。
    どう大きいかと言えばボクの片手ぐらいの大きさがある。
    胸の片身。
    しかもそれの半分で、こんなに大きな肉がとれる鶏ってどれほど大きいんだろう。
    七面鳥と鶏のちょうど中間くらいの、おそらくアメリカ飼育のブロイラーの肉なんでしょう、これまたバサバサ。
    繊維と繊維の間に空気を含んだちょっとさみしい食感で、その食感を補うためにクリーミーなソースがタップリかかってる。

    ピラフの味はスパイシーなジャンバラヤ風。
    それはそれでいいのだけれど、なぜだかご飯の粒が潰れて、ポソポソしてる。
    そこにタップリすぎるソースが混じると、ピラフというよりリゾットみたいになってる。
    この料理で1200円を越えてしまうという値段設定。
    ご飯料理と思って注文するのはかなり勇気のいる値段だけど、グリルチキンのリゾット添えと考えるなら別にいいんじゃないかと思う。
    ちょっと下手だなぁ…、って思ったりする。

    a8f18ec6.jpegパスタも全部1200円オーバー。
    ハンバーガーに至っては1500円を超える値段で一番大きなモノなんて、2000円を超えちゃっている。
    オールビーフで200gというパテの量を考慮するならおそらく高くはないのでしょうけど、今の日本でそうした見方をする人なんてそんなにいない。
    だからなかなか受けれられずにいる。

    それに味。
    例えばおいしいパスタを作るために、茹でるお湯の中に塩を入れなきゃいけない…、それはもうどうしようもない定石中の定石で、けれどお湯が煮詰まるうちに塩分濃度がどんどん強くなっていく。
    当然、そうしたお湯で茹でた麺は塩辛くなりそれを嫌うお店はただのお湯で使ってソースで味を足して仕上げる。
    けれどそうすると、麺の食感がやわらかくなり、なにより味が中まで入らぬ。
    この店のパスタがまさにそうしたパスタで、ちょっとがっかり。

    肉がらみのサンドイッチ的商品は、さすがに悪くないかもしれない。
    例えば写真のフィリーっていうローストをした牛肉を軽くいためてトルティーヤで包んで食べるという料理。
    「ラップ」と呼ばれて10年ほど前に新しいアメリカ料理として定着した物…、もう少しだけハラペニョやチリの風味がつけば本物。
    日本的なるアレンジがちょっと裏目になってる感じ。

    4人であれこれ料理をたのむと、何も言わずに取皿を沢山もってくる。
    料理はテーブルの真中においてもいい?って聞いてくれたり、アイスティーのリフィルをシッカリ気遣ったりする。
    サービスなんかは悪くない。
    使い勝手さえわかれば決して悪くないのに…。
    気軽に来れるアメリカだって思い込めばこれもたのしいお店なんでしょう、ただ哀しいかな今の日本には他に行くべきお店がたくさんあるというコト。
    良い勉強をいたします。

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