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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    1960/01/26
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    渋谷の外れ、神泉って街で昼をとる。
    227a1a20.jpeg「Cuccina Italiana Modesto」って店。
    実はこの店の数軒隣りに今、作ってるワインレストランがまもなくオープン。
    古い和風の料理屋を、キレイにブラッシュアップしてこざっぱりしたワインがおいしいビストロ風のお店にしよう…、と準備をずっとしていてやっと厨房設備の設置が終わった。
    来週から試食を何度か繰り返し、月が変わったあたりで開店。
    今日はいろんな打ち合わせをと来て、ご近所でランチをしましょう…、と。
    円山町とよばれる界隈…、ラブホテル街に隣接していて街全体がどこか少々艶っぽく、民家を使った小さなお店がポツリポツリと群れをなす。

    e43629c4.jpegそんな小さな民家レストランのひとつのココ。
    ドアをあけると一段下がったところが客席。
    20席くらいはあるでしょうか。
    ミッチリとした親密な空間で、奥の厨房からおいしい匂いがやってくる。

    パスタがメインのランチセット。
    まずはサラダとフォカッチャがくる。
    緑の葉っぱがメインのグリーンサラダで、葉っぱの種類はロメインレタスにサニーレタス。
    それからマスタードグリーンというのが個性的。
    レタスを使わぬところがちょっと、オキニイリ。
    シャキシャキ、身厚でみずみずしいレタスはおいしい。
    けれどクリーミーなドレッシングをたっぷり使わないと味がのらない、頑固な葉っぱ。
    それにくらべて今日のボウルの中の葉っぱは、どれもやさしく乾いた感じ。
    塩とオリーブオイルで十分、食べられる。

    それからフォカッチャ。
    自家製のふかふかとして、けれどモッチリ。
    噛むと粘り気のでる生地で、塩のうま味がシッカリのってる。
    期待もせずに食べた分、ちょっとビックリ…、感動しました。
    お腹がすいていたこともあり、パスタがやってくるまでにみるみる全部、食べちゃった。

    2e635246.jpegランチ用のパスタは全部で5種類ほど。
    トマト系のパスタが2種類。
    オイリーブオイル系が2種類にクリームソースが1種。
    お店に入った時からずっと、トマトソースの香りがしていて、まずはタコと茄子のトマトソースのパスタをためそうと、やってきたのがこのパスタ。
    あれれ?と思う。
    タコのゲソがたっぷりはいってツヤツヤしてる。
    けれど茄子の姿が見えぬ。
    かわりにあるのはキャベツだけ。
    オリーブオイル系のパスタの中に、小エビとキャベツのペペロンチーノっていうのがあって、それとレシピが混じってしまったのでしょうか…。
    気づいたお店の人があわてて、ごめんなさいネ…、と。
    これもご愛嬌でございましょうネ…、ガーリックの香りがガツンときいた男性的なるソースがたのしい…、体の中に染み入る味わい、なかなかにいい。

    327ba35d.jpegも一つ、ココの定番パスタというのがコレ。
    のりクリームのスパゲッティ。

    海苔は青のり。
    それも生の風味豊かなあおさの海苔で、それがたっぷり。
    タプンとなめらかなクリームソースの上に豊かにただよう。
    一口目にはちょっと味が物足りない。
    塩が若干ぼけていて、ところがあとからどんどんこれがおいしくなってく。
    ソースというより、濃い目のスープという感じ。
    だから一緒に供されるスプーンを使ってソースをすくいあげながらパスタを味わう。
    海苔の風味が鼻をくすぐり、乳のうま味がひろがっていく。
    クリームパスタって、結構、いろんなところにあるけど、これほどみずみずしくて、しかも容赦なくクリーミーなパスタはあんまり見かけない。
    ご飯の上にかけても多分、旨いだろうなぁ…、って。
    ツヤツヤ、スベスベしたソースをなめなめそう思う。

    それにしてもこのパスタ。
    細身でかなりバッサリとしたアルデンテ。
    この太さにて、熱々ソースにかなりの時間つかっていながらへたらぬほどにキチッと固めに仕上げてる。
    日本人の好みのパスタは太くてムッチリしているか、あるいは細くてバサッと歯ごたえあるものか。
    おそらく「うどん」の太さか「そば」の細さかに麺の好みが集約されていくのじゃないかと思ったりする。
    軽く堪能…、丁寧な分、若干提供時間が長くなるのが平日ランチには不向きかもねと思ったりする、今日は休日、それもひとつのおもてなし。



    関連ランキング:イタリアン | 神泉駅渋谷駅駒場東大前駅

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     昼を、バルバッコア・グリルで肉にする。

    7ff052be.jpegシュラスコの店。
    大きな特製ロースターで、串に差した肉の塊をローストしお皿の上で切り分けてくれる。
    しかも食べたいだけ食べ放題という、なんともアリガタいスタイルの、肉好きゴノミの食べ方なのでありまして…。
    それだけでなく野菜や前菜料理も食べ放題。
    ランチタイムにはシュラスコだけじゃなく、ハンバーグだとかステーキをメインにした普通のランチセットもある。
    サラダバーだけをたのんだり、あるいはメインにセットにしたりと、そんなところはシズラーみたいで、けれどせっかくの機会であります。
    シュラスコ食べる。

    シュラスコください…、ってお願いすると左の画像のような丸い札がおかれる。
    両面同じデザインで、けれどその片側は緑色。
    反対側は赤色で、緑の面を上にしている間は「まだ食べられます」の合図という、わんこそばな感じのサービス。
    まずは赤い面のまんまで、サラダをタップリ味わいます。

    e0be447c.jpeg食事の最初に野菜を食べる。
    しかも食物繊維の豊富なモノをタップリ食べると、お腹が消化活動にはいる準備を存分にしてくれるから、栄養吸収が抑えられる。
    なにより血糖値が上がることをおさえてくれて、自然と痩せる可能性があるんだそうな。
    最近だから料理が出てきて野菜があると、それからユックリまず食べる。
    問題なのが、ボクが好きな料理にはどこをどうみても野菜の気配がしない料理が結構あって、そんなときにはしょうがないや、ともうギブアップ。
    今日みたいに、野菜がタップリ。
    しかも多彩に用意されているお店に来るとウレシクってしょうがなくなる。

    ロメインレタス。
    オクラに茄子にモロヘイヤ。
    シャキシャキ、ネバネバ、ムチムチといろんな食感の緑の野菜を選んでタップリ。
    玉子サラダにうずらの玉子の茹でたモノ。
    ドレッシングは使わず唐辛子の辛味を移したオリーブオイルに塩胡椒でトスしてのせる。
    ハラペニョ。
    それからガーリップチップをのっけて風味にして味わった。
    そうそう。
    お皿の手前のホワイトアスパラガスみたいな物体。
    ヤシの芽なのでありますけれど、これがおいしくオキニイリ。
    タケノコの薄皮部分だけをギュギュッとまとめて束にしたような、シャキシャキツルツルした食感。
    歯が痒くなるような独特の感触が食べるとちょっとクセになる。

    59ab80c8.jpegそろそろ肉をまいりますか…、と札を赤から緑にかえる。
    長いバーベキュー用の串を上にかざしたオジサン。
    南米系の外国人の、がっしりとしたおじさんたちが次々、テーブルに近づいてくる。
    肉をふるまっておいしそうに見える人って体のシッカリとした人たちだよね…、と。
    野菜は女性。
    魚はキリッと引き締まった体のニィさん。
    勧める人で味が変わるような気がする…、ってそんなコトを言いながら、それも頂戴、あれも頂戴と次々お皿の上にのっけてもらって食べる。

    ムッチリとした脂がおいしい牛コブの肉。
    そこに、レモンを搾ってサッパリ食べる。
    赤身の強いモモ肉に胡椒をタップリ押し付けて、胡椒がガリガリ、コゲるくらいまで焼き上げたモノ。
    ひんやりとした赤身の肉が舌をペロンとなでまわす。
    鶏のグリルや、豚の肩肉。
    一度にお皿に盛られる肉は二口、三口分なのだけど、全部で10種類くらいもあるでしょうか。
    同じ牛肉でも場所が変わると味や風味、噛みごたえやら歯ごたえなんかがまるで違って食べてて飽きない。
    モノによっては大きな塊をローストビーフのように削ぎ切り、ペロンと剥がれる薄切り肉の端を、自分でトングを使って剥がす。
    なんだか調理参加しているみたいな気持ちになるのがたのしい。

    0337cbcc.jpegサラダばかりじゃなく、肉と一緒に食べておいしいサイド料理も、バリエーション豊かにサラダバーに置かれてる。
    ブラジル風のコロッケや、豆の煮込みのフェジョアーダ。
    マカロニグラタンやローストをしたジャガイモと、どれもおいしそうなんだけどそれを食べると肉があんまり食べられなくなる。
    けれどやっぱりフレンチフライだけは食べなきゃ…、と。
    ガサッととってそれをムシャムシャ食べながら、肉を口に放りこんで噛むシアワセにウットリします。
    ケチャップ、タバスコ、あるいはソテしたオニオン。
    ピクルスだったりオリーブ、ライム。
    胡椒だけでも4種類ほども用意されてて、サラダバーとしてのクオリティーはおそらく東京でも有数か…、って。
    肉を沢山食べたくはある。
    けれどこうしたサイド料理もあれこれ食べてたのしみたい…、と迷う気持ちもまたオモシロし。

    肉以外にローストをしたパイナップル。
    それからプロセスチーズを焼いたの…。
    焦げたところが香ばしく、噛むとクシャッと前歯で壊れる。
    ところがチーズの芯の部分はトロリ。
    鉄串さして焼いているから、串を伝って熱が芯にジンワリ到達していくのですね。
    だからトロンと中がとろけて仕上がっている。
    一度に2つの食感を味わいたのしむコトができるって、なかなかステキと思ったりする。

    93d71875.jpeg1時間半。
    肉と野菜にまみれてお腹を満たしてそれで、めずらしいことにご飯をパンを食べる暇とお腹の余裕をなくす昼。
    炭水化物万歳クンが、ご飯を食べずにランチを終える。
    なんてステキでオモシロイ。

    甘いモノで蓋しましょう…、とそれでソフトクリーム食べる。
    ちょっとザラッとしたなめ心地。
    乳脂肪分が少ないタイプ。
    ミルクジェラートをちょっと固めに仕上げたようで、ネリネリ、カップに搾り出すのがちとむつかしい。
    けれど今日はストンとキレイに渦高く、搾れてなんだかラッキー。
    それにしても平日の昼。
    にもかかわらず大きなお店がほぼ満席で、しかも夏休みというコトもあるのでしょう…、子供を連れたファミリーが結構目立つ。
    子供たちはバフェカウンターに大喜びで、お皿一杯に食べたいものを盛りこんでいく。
    ミートボールやフレンチフライ、パンやコーンと子供好みのモノってみんな、マクドナルドが売ってるモノになるんだよなぁ…、って思ったりした。
    オモシロイ。

    そういえば今日は土用の丑の日で、「う」がつくモノを食べるのがいい。
    「うなぎのう」じゃなくて「牛のう」になってしまいはしたけれど、これで夏を戦う元気がもらえた…、そう思ったらなんだか勇気がわいてきた!



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    羽田からススッと移動で、昼を赤坂…、ウェストパークカフェで食事をとることにする。

    75beab9b.jpegどうにもこうにもサラダを食べたくてしょうがなくって。
    朝のサンドイッチにもサラダはついてた。
    けれどそれはあうまでサイドのサラダであって、メインディッシュとしてのサラダを心おきなく、お腹いっぱい。
    それで午後から赤坂近くで打ち合わせ。
    好都合とココに来る。

    赤坂見附の駅前の東急ホテルのビルの2F。
    去年できたばかりのフーターズのあるビルで今では、そっちが話題の主役。
    けれどこの店。
    ずっとココでもう5年ほど。
    アメリカ的なデリレストランとして頑張っている。
    場所柄、アメリカ系のお客様も結構多くて、そういう意味ではフーターズがくる下地をココが作ってたって、そう言うこともできるでしょう。
    通路に面した壁がみんな、上から下まで窓になってる。
    だから外から明るい光が入ってくる…、けれどお店の中はシットリ、ほどよき暗さがあって落ち着く、いいお店。

    「Fresh Bakery, Deli and Rotisserie Chicken」。

    16bc6512.jpegこのお店のサブタイトルでつまりサンドイッチやハンバーガー。
    それにロティセリチキンがおいしくたのしめる気軽なお店というコトでしょう。
    考えてみれば朝もロイヤルデリでござった。
    朝、昼、続けてデリ。
    デリな今日。

    シーザーサラダをメインに選ぶ。
    いくつかのトッピングを追加で選べて、グリルチキンをのっけてもらう。
    シーザーサラダとチキングリル。
    あるいは、炭で焼いた白身魚はあうのであります。
    コッテリとしたサラダばなれした味わいが、チキンや白身魚のサッパリとした味にまとわりソースの役目をしてくれる。
    シーザーサラダだけ食べるより確実に、グリルと一緒に味わってやるとおいしく感じる、それでそうする。

    大きなお皿にタップリ山盛り…、かなりのボリューム。
    ロメインレタスにサニーレタス。
    水菜がちょこっと混ざってて、緑の葉っぱのいろんな食感が一度に同時にたのしめる。
    もしこれを、普通のレタスで作ったらば、おそらくレタス一個丸ごと使わなくっちゃぁこのボリュームにならないんじゃないのかなぁ…。
    それほどタップリ。
    チキングリルも大きな胸肉半身分。
    ガーリック風味のクルトンも大きなちょうど一口分程度の大きなサイズで、サクサク、奥歯で壊れてたのしい…、変わった食感、オモシロイ。

    0fe1616a.jpegそれにしてもココのシーザーサラダのコッテリ具合。
    おいしいコトったらありゃしない。
    最近、いろんなところでシーザーサラダが食べられる。
    けれどそのほとんどが、シーザードレッシングを使って作る。
    厨房の中でドレッシングと野菜をきちっとあえて作るのならばまだましで、ただかけるだけ…、ってお店が多い。

    シーザーサラダはソースと葉っぱの一体感こそそのおいしさの基本の基本で、ココのコレ。
    玉子の黄身とオリーブオイル。
    アンチョビペースト、すったニンニク。
    それからチーズをボウルであえて、塩と胡椒で味ととのえるてから、野菜を入れてよく混ぜあわせ、シッカリ味を野菜にいれる。
    どこを食べても、味わい濃厚。
    葉っぱのもってるみずみずしさはそのままで、けれどソースがちょっとバサバサしていて若干、モサモサするほどで実際の量以上の満足えられる一品。
    これが本物…、ヒサシブリです、オキニイリ。

    02afe620.jpegこれに飲み物と前菜がつく。
    前菜とはいえスープかサラダが選べるだけ。
    サラダがメインで、だから自動的にスープでいいよね…、と思いもしたけど、どちらにしますというサービススタッフに、サラダを選ぶ人もいるの?
    そう聞いたらば、ええ、中にはいらっしゃるんですよ。
    シーザーサラダとグリーンサラダは違った味の違った料理で、だからどちらもサラダを選ぶ人が結構いるんです…、って。
    なるほど、人の好みはオモシロイ。
    今日のスープはガスパッチョ。
    冷たくススッとお腹を明るく、さましてくれる。

    アイスティーをセットドリンクにえらんで飲んだ。
    やってきたのは大きなグラス。
    ヒューガルデン用のビアグラスにて、あぁ、白ビールをこれと一緒に飲んだらたしかにおいしいだろう…、って思ったりもした。
    けれどまだまだ仕事の昼で、それでススッとアイスティー。

    ベースのきいたクラブっぽい音。
    黒いTシャツ、ジーンズという気軽な装いのサービススタッフ。
    とてもカジュアルな店にみえるけど、そのサービスはかなり真剣。
    終わったお皿を下げるタイミング。
    アイスティーのお替りを、いかがですかと声をかけてくるタイミング。
    どちらも完璧。
    しかも笑顔が自然できれいで、とても気持ちいい食事ができる…、空は曇って雨はまだ。



    関連ランキング:カフェ | 赤坂見附駅永田町駅赤坂駅

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    昼は渋谷でスパマッチョ。

    985eb9a1.jpeg炒めスパ。
    しかも大盛り。
    メインがナポリタンとミートソース+トッピングという、「パンチョ」って店がつくりだしたビジネスモデルとでもいいますか。
    行列ができるラーメン屋さんラブな人たちの、ハート鷲掴みにしたコンセプトにて真似する人たちが続々出ている。
    イミテーター。
    よきライバルができてはじめてそのコンセプトも一人前。
    特に渋谷はパンチョをはじめ、次々、同様のお店ができている模様。

    ラーメン男児も渋谷にきたら、ラーメンじゃなくスパゲティー。
    ちょっとお洒落に気取ってネ…、ってことかもしれない。

    この店もそう。
    公園通りをあがったところ、パルコの裏側。
    かつてここの近所には、壁の穴の本店があった。
    壁の穴が無くなったあと、チャールストンってアメリカスタイルのパスタのお店が出来たりあるいは、ちょっと先にいくと五右衛門、イタトマなんかがひしめいていた。
    パスタに縁がある場所なのかもしれません。
    路面に面した明るい造りのお店で見た目、雰囲気、渋谷的。

    お店に入るとズラッと並んだテーブルと、テーブルの上には赤と白のチェックのクロス。

    6c1fb313.jpegこんなところもパンチョ的。
    楽釜製麺所をやってる会社がパンチョを真似て作ったお店も同じクロスを使ってて、まるでこうした業態の目印みたいになっている。

    ただテーブルに実際つくと、思った以上にレストラン的。
    テーブルとテーブルの感覚がユッタリしてて椅子もしっかり、座りやすい。
    食券前売り制じゃなく、メニューを見ながらテーブルに座って注文するって言うのもレストラン。
    多分、この店。
    もともとカフェか普通のパスタショップを居抜きで使っているんじゃないかな?
    しかもスタッフの教育が行き届いていて、一緒に飲み物はいかがですか、って聞き、いや、いいですって答えたら食後に追加もできますからって、一言くわえて会釈をします。
    券売機にはできぬサービス。
    なかなかいけてる…、ってまず思う。

    38fe5334.jpegブログやTwitterでは人気の店で、レビューしているほとんどみんなが写真を撮ってる実寸大のターミネーターのフィギュアが、今日もナポリタンを食べている。
    コレに限らず壁にはポパイやスパイダーマンなどのヒーロー映画のポスターが貼られてて映画界的マッチョに囲まれパスタを食べると言う趣向。

    ここのスパゲティーは基本、味が3種類。
    ナポリタンにミートソース。
    それに和風の醤油バターが選べるというのがちょっと独特。
    麺の量をまずは選んで、それから好みでトッピング。
    他の同様のお店に比べて、このトッピングが多彩でたのしい。
    ハンバーグだとかソーセージは大抵どこでも用意されてて、ここはそれにチキンカツだとかまで揃ってる。

    まずはナポリタンをマッチョサイズで。
    麺の量にして450gほどと、これがここの標準サイズで、普通の洋食レストランなら2
    人前弱といった分量。
    トッピングとしてチキンフライを選んでのせる。

    大きなお皿をタップリみたすボリューム感で、けれど盛られたお皿が陶器…、しかも楕円でちょっと深めのオシャレなデザイン。
    他のこうしたお店はほとんど、ステンレス製のお皿を使っているのと比べて見た目がやさしくおだやか。
    太めの麺が、見事なケチャップ色に染まっているけれど、決して油でテカテカしてない。
    具材はタマネギ、ピーマン、缶詰マッシュルーム、それからベーコン、ソーセージ。
    どれもキレイに切りそろえられ、作りが丁寧…、香りも甘くて香ばしい。

    5ae2060e.jpegまずは麺をクルンと食べると…、おやまぁ、おいしい。
    ムッチリとしたまず噛みごたえ。
    芯はない。
    けれどブヨブヨ伸びてるワケじゃなくて、麺全体にシッカリトした歯ごたえがありちょっと筋肉質な食感。
    マッチョな感じでありますネ。
    トッピングしたチキンフライがまたおいしくて、ちょっとビックリ。
    衣サクサク。
    しかも油のキレがよく前歯に触る食感見事。
    肉そのものもフッカリとした食感やさしくかなりのサイズが負担にならない。
    ソースをかけて食べるとそれだけ単独で食べても十分魅力的に思える味わい…、感心す。

    追加でおろしたチーズをもらう。
    テーブルの上にあらかじめ置いてある、調味料は実はタバスコだけなのですね。
    塩も胡椒もチーズもなくて、それだけ味に自信があると言うことでしょう。
    ただトッピング的にチーズやガーリックマヨネーズなどが用意されてて、有料ではある。
    けれどお金を取るだけのコトはある。
    クオリティ高いフレッシュなのがやってくるのがいい感じ。
    しかも実は、一緒に行った人とシェアしたオリーブオイル味のペスカトーレが先にやってきたのですけどそのときワザワザ、チーズはナポリタンと一緒でいいですか?って聞く。
    オイルベースのシーフードものにチーズはあんまりあわないものネ。
    確かな知識と、自信をもってお客様に食べ方おすすめできる店ってカッコイイなぁ…、って思ったりもした。

    8b6da530.jpegで、もうひとつ。
    今、限定の「ぺぺマッチョ」っていうのをたのんで食べる。
    サイズは控えめ、ミスマッチョ。
    これでちょうど普通のお店の一人前の程度の分量。
    ペペロンチーノとペスカトーレの、ペとペをとってつけたのでしょう。
    ガーリックオイルに赤唐辛子が辛味をそえるペペロンチーノに、エビに帆立、イカといったシーフード具材が混じった料理。
    せっかくだから厚切りベーコンのトッピングをのせ、ちょっと豪華をよそおってみる。

    このパスタ…、本格的です。
    ホットソースやタバスコをかけなくっても十分辛くて、しかも辛味が持続する。
    赤唐辛子をあらかじめオリーブオイルに入れて煮こんで、だから油にしっかり辛味が移っているからなんでしょう。
    しかも炒めて仕上げているから、麺そのものに味がシッカリ入ってて香ばしくってとてもおいしい。
    まずはオリーブオイルとガーリックの味。
    次に徐々に塩の味が輪郭をまし、最後にはじめて辛味を感じる。
    海の香りも味わい深く、シンプルな味であるのに飽きず最後まで食べられる。
    ナポリタンもそうなんだけど、ココのスパゲティーは「大食い用」にできているわけじゃない本格的。
    普通においしく、しかもとてもシンプルでなつかしい味。
    だからもっともっとと自らすすんで多くの量をお腹の中におさめたくなる…、そんなステキにウットリしました。
    ミートソースもおいしそうだし、なにより横の人が食べてたバター醤油のソースの香りのすばらしいコト…、その上そこにガーリックマヨネーズまで足してグリグリしながら食べてた。
    こんどはアレにしなくちゃネ…、ってココロに誓って店をでた、いい店一軒、また発見!



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    昼を赤坂でサクッと食べる。

    4cbe8c3d.jpeg赤坂サカスの入り口にある「パブカーディナルアカサカ」っていう店。
    ビバリーヒルズの街の一角にある「ビバリーヒルズワン」って言うオープンモールを真似て作った(のであろう)、ヨーロッパ風の不思議な街角。
    そこで一番目立つ角。
    店のまわりにオープンデッキがしつらえられてて、そこに気持ちの良いテーブルがある。
    ときおり、ぽつりぽつりと雨が落ちてくることもある。
    けれどその分、気温が低く、風はサラッと涼しい感じ。
    今日みたいな日にテラスで食事をするのは、気持ちがよくてステキなアイディア。
    それでランチを外でとる。

    もともと六本木に大きなお店があったココ。
    英国風のクラシックな店作りにて、健全な不良を気取った大人が集まるかなりオシャレなパブレストラン。
    そこはなくなり、銀座のソニービルの一階の小さな場所でかろうじて営業を続けていたけど10年ほど前。
    丸の内の新築オフィスビルの中に新店出店。
    クラシックな英国風から決別して、今のロンドン。
    スローンストリートあたりで繁盛してそうなクラブっぽい造りになって再登場した。
    それがあたった。
    外資系のビジネスマンが集まってきて、夜は日本離れしたムードになった。
    その勢いを受けての出店がココの店。
    場所は赤坂でありますからして、確かに狙いは当たってココもなかなか成功している。

    af28cd32.jpegとは言えさすがにバーであります。
    昼はユッタリ。
    赤坂の街の今のランチの価格の主流は600円から800円。
    そうしたお店はみんな行列。
    けれどココは全ての料理が1000円以上。
    だからのんびり…、ランチタイムの喧騒をテラスに座って眺めつつ、ユックリ食事をするのもゴチソウ。

    エビフライのランチを食べます。
    ここの名物ランチなのです…、エビフライ。
    外人相手のお店なのに、サンドイッチとかが売り物じゃなく洋食料理というのがなんだか微笑ましくて、しかもおいしい。
    たまに食べたくなっちゃうオキニイリ。

    エビが3本。
    まっすぐスクッとお皿の中で立ち上がる、雄々しい姿にまずはウットリ。
    かなり大ぶり。
    太さも程良くエビの甘みが一番強くて、しかもぷりっと歯ごたえたのしい程よい大きさ。
    パン粉サクサク。
    ひとつひとつがキチッと立って揚げられていて、あぁ、おいしいなぁ…。
    カサカサ、プチュン。
    ムチムチ、プニプニ、歯ごたえ楽しくエビの香りが鼻から抜ける。
    尻尾も全部、パリパリ食べる…、体に元気がよみがえる。

    be7037e2.jpegタルタルソースがタップリと。
    サラシ玉ねぎと茹でた玉子を崩した具材がふんだんで、ポッテリ、重たくソースというより玉子の料理のような風合い。
    付けるのじゃなく、それをのっけて口に運ぶと噛んでたちまちなめらかになる。
    もうこうなったら、体に悪いコトをひさしぶりにしましょうか…、と。

    タルタルソースをご飯にのっける。
    禁断のゴチソウ。
    タルタルご飯をパクリと食べる。
    もうこれは、間違いのないおいしさで酸味が仄かなタルタルソースが、ご飯と一緒になるとまるでホワイトソースのように感じる。
    焼かないドリア…、みたいな感覚。
    それにしても「とろみ」というモノ。
    なんておいしい。
    口の中に長くとどまり、口のすみずみに味を等しく行き渡らせてしかもずっとしがみついてる…、愛おしい。

    92cddbc2.jpegサイドのピクルス。
    ペンネのナポリタンソースとそれから千切りキャベツ。
    オシャレなお店でもエビフライにはキャベツというのがうれしいところ。
    ソースはこれまたとてもうれしい、ユニオンソース。
    フルーティーで、中濃ソースではあるのだけれどちょっと緩めでスパイシー。
    ウスターソースと中濃ソースを半分半分、合わせて寝かしたようななめらか、風合い、味わい。
    エビフライにもおすそ分けして、タルタル&ユニオンソースのダブルソースでご飯を味わいたのしい昼を堪能す。

    ところでボクの隣の席に、タバコをプカプカ、ずっと吸ってるおねえさま。
    大きな声で携帯電話で話してる。
    テラスの席は無法地帯でもあるわけですネ(笑)。
    どうも彼女は、エステかなにかのサロンを経営しているようで、「芸能界の中でもセレブの人しか相手にしない」というのを売り物にしているんだというのであります。
    今の日本の芸能界に、どれだけセレブの人がいるのか。
    もしも本当にそうした人しか相手にしてはいないのだったら、彼女、随分、苦労をしてるんだろうなぁ、って思ったりした。
    お水をゴクンで、さてまた打ち合わせ…、ちょっと移動で大手町。



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