サカキノホトンブログ
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2025/05/12 (Mon)
肉を焼く昼
友人の妹君。
深窓の令嬢系と勝手にボクは思い込んでいる、そのご令嬢と一緒に焼肉。
別に焼肉でなくても…、って思いもしたけど実は彼女のリクエスト、それが焼肉。
どこにしようかとかなり迷って、ココにしました。
東銀座の
「天壇」
という店。
他に安くておいしい焼肉屋さんは、探さなくてもたくさんある。
けれどもお洒落女子をお連れして、安心な店を探すとなると苦労する。
自分でお肉を焼きながら、しかも煙が気にならない。
お腹いっぱいよりもたのしさ。
男子のお腹と女子のお腹の、どちらも満足させる自由なボリューム設定。
おいしくもあり、しかも食後のたのしみ分の予算をひねり出せる程度の手軽な値段。
それら全部の条件が、程良くそろっているお店。
ここにしましょう…、とそれでここ。
まだ真新しさが残ったビルの10階という場所。
窓の大きな開放的な気持の良い空間で、女性がキレイに見える雰囲気。
そうも思って、やってきました12時ちょうど。
ここに来るのは何年ぶりか?
京都からやってきてココに開業した直後に数回、きてみてそれ以来。
そのときはガラッとあまり混んでなかった。
だから多分大丈夫だろうって思ってきたらばなんたるコト。
エレベーターホールに溢れる待ちの人。
聞けば30分ほどの待ちになるという。
名前をリストに登録し、近所でお茶を飲みながら待つ。
待ってた人は年齢問わぬカップル客に女性同士のグループと言う、上等な繁盛店の定石通りのお客様。
名前を呼ばれてテーブルにつくとお店の中もニギニギしくて、まるで違ったおみせのように感じてしまう。
お店の雰囲気の半分以上は、そこで食事するお客様の発する空気でできてる。
そう思う。
ココのランチにはすべておかずのバフェがついてる。
サラダにキムチ、ナムルや韓国惣菜が全部で12、3種類くらいでしょうか。
食べ放題でそれが多分、人気をよんでる。
焼くための肉とご飯とスープは厨房のから運ばれてくる。
韓国で料理をたのむと、何種類もの料理がズラッとテーブルの上にまず並ぶ。
それを食べ食べ料理を待って、途中でそれがなくなるとどんどん補充をしてくれる。
あのスタイルは考えてみればサービス付きで「料理の方からやってくるバフェ」みたいな感じ。
それを本当のバフェにしたって思えば決して不思議じゃない。
かなり自然ななりゆいきか…。
レタスや貝割れ、サラダ野菜があれこれ何種か。
それにモヤシやぜんまいのナムルが数種。
チヂミに端肉や筋肉の煮込みにチャプチェ。
どれもキチッと味が決まってて、特に牛すじ煮込みの旨いコト。
これでご飯が一膳、おかわりできるほど。
白菜と塩水の中で発酵させて作る水キムチが少々、浅いつかり具合でちょっと残念…、まぁ、しょうがない。
メインの肉はカルビとロースをたのんで焼いた。
カルビはそこそこ。
ロースは脂と赤身のバランスがよく、これは絶品…、いい感じ。
タレにしっかり漬け込んで、だからガスで焼いても香ばしい。
ここではサラッとした出汁スープのようなつけダレが用意されてて、それにササッとくぐらせると脂がほどよくとれてさっぱり、食べられる。
若干、分厚く切り分けられたカルビがムチッと歯ごたえたのしい。
焼肉って、やっぱり人の気持ちを上げる。
ジュウジュウ焼いて、パクパク食べて、ご飯とタップリお代わりし、会話をはずませお腹を満たす。
あぁ、シアワセがやってくる。
バフェの料理を2度ほどお代わり。
ご飯を一回、お代わりしてきぱき焼いてたのしく食べて、それで大体1時間。
肉を全部焼き終わったら、そのタイミングでホットコーヒーとプリンがきます。
そろそろ帰りの準備をされてはいかが?ってそんなサービス、メッセージ。
入り口付近にはまだ10組ほどのお客様がまっている。
この1時間ほど、お客様が帰ったら次のお客様がやってきていて、ほば同じだけの待ち客がずっとホールにたまってた。
このシステム。
この商品。
このプライスが多分、今の時代にピタッとはまったのでしょう。
しばらくしたら、またきてみよう。
そうして時代の空気を感じとらせてもらおう…、って思ったりした、ゴキゲンに。
ところで韓国つながりとでもいいますか…、話題をひとつ。
今、日本では韓国からやってきた「少女時代」がブレイクの兆しでござりますけど、少女時代と聞くとどうしても思い出してしまうグループが「少女隊」。
1980年代の後半の女性3人のヴォーカルユニット。
プロモーション費用を何十億円もかけながら、デビューしたけどいろんな事件に次々、見舞われブレーク出来ずに終わった不遇のグループで、その一番の理由が「少年隊」を擁するあの不機嫌なプロダクションの圧力だった…、って言われてる。
結構、オモシロイ歌をうたっていたのに、勿体なかった。
例えば、コノ歌。
1988年にリリースされた「KOREA」って曲。
この年に開催されたソウルオリンピックのイメージソング。
好きでした…、コレ。
洋楽のカバーというコトもあって、当時はやったAOR系の音がして好き。
因みにこの年、東京ドームが完成し、六本木ではディスコの天井が落ちた年。
バブル絶頂、どこか狂ったようなムードが日本中を覆ってた。
動画の冒頭、昭和天皇の容体急変のテロップが流れているけど、この翌年に元号かわるそんな昭和の最後のあだ花…、そう思ったらなおさらなんだか、オキニイリ。
[0回]
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2010/10/10 (Sun)
銀座イースト:ア
Comment(4)
韓国冷麺サンムーン
韓国冷麺サンムーン
。
銀座松屋の裏側にある、松屋の横のビルの2F。
前者の松屋は百貨店のあの松屋。
後者の松屋は牛丼屋さんの松屋であります…、アシカラズ。
同じビルの地下には「スケベニンゲン」っていう名前のスパゲティーがおいしい店が入ってて、それで結構、有名な場所。
この店。
ブログなんかでも結構、人気があるようで「冷麺・銀座」で検索するとかなり上位に飛び出してくる。
出来たときには「French Korean」というちょっと間抜けなコンセプト。
創作性の高い韓国料理を出してた。
けれどどんどんフランス料理よりから日本料理よりにその創作性を変えてって、今では比較的普通の韓国料理を出すようになっている。
銀座だからって、お洒落にばかりしていくと料理本来の持ち味を損なうコトがありますから故。
よき進化だね…、ってちと感心。
お店はフレンチコリアンの時代の名残がそのまんま。
ビストロっぽいおしゃれ系にて、それはそれ。
小さい店です。
カウンターにテーブルいくつか。
厨房の中の気配がそのままお店の中をみたしてるワインバーみたいな雰囲気。
悪くない。
昼はすべての料理にサラダバーがつく。
最近、東京ランチではスタンダードのひとつになりつつあるようなこのシステム。
ここではカウンターの一角をサラダバー風にしつらえて、全部で5種ほど。
サニーレタスに千切りキャベツ。
トマトにナムルが二種類ほど。
サラダボウルに入って用意されている。
ドレッシングが全部で3種。
中華風の醤油ドレッシングに、胡麻とクリームの和風、それからおろしニンジンのフレンチ風。
変に韓国風のキムチドレッシングとかってこだわりないのが、ありがたいかも。
オモシロイ。
生のトマトはあまり好きじゃない。
だからずっとスキップしてたけど最近、なるべく食べるようにすることにした。
いろんなモノを食べるシアワセ。
体のためのおいしい薬と思って食べるとなんとかおいしく食べられる。
メインの冷麺。
そば粉を使った細い麺。
いわゆる平壌風の冷麺で、それがコンモリ、山なすように透明スープと共に来る。
具材は酢漬けの大根、真っ赤なヤンニョム、錦糸玉子とシンプルなモノ。
つまり「スープをジックリたのしんで」というタイプの冷麺。
嫌いじゃないです。
盛岡風のムッチリとした麺を味わう冷麺も悪くはないけど、今日みたいに暑くてうだるような日の口とお腹にはこのスッキリがありがたい。
まずはスープを味わいます。
肉の香りがほんの少々、ホワンと香る雑味をまるで感じぬキレイ。
啜るとフワッと肉の旨みが口に広がる。
ちょっと塩が強いかなぁ…。
汗をタップリかいた体にも感じるほどに塩が立ってて、肉の旨みに気持ちが向かぬ。
ちょっと残念。
口に含んでしばらく置いて、ジッと舌で旨みを探ると確かに旨み、コクに酸味があってとてもまじめに作られてるって実感をする。
ハサミで麺をジョキジョキ切って、スプーンですくってスープと一緒に食べると、塩味がちょっと紛れておいしく感じる。
なるほどこれは、麺を具材にしたスープ。
辛味を含んだヤンニョムをとかして食べると、これまたおいしい。
塩の風味が辛味で不思議とやわらかになる。
そのまま飲む。
麺と飲む。
辛味を混ぜて飲むとそれぞれ、味の印象が異なってなんだか魔法を味わっているような感じになってたのしい。
半分食べて、ちょっとお酢を足してみようか…、と。
テーブルの上の米酢をチョコッと落としてみたら…。
オー!マイガッ。
なんと、味が壊れてしまった。
ほんとに少しの量だったのにすべてがお酢の酸味で覆われ、スープの味がなくなっちゃった。
みればメニューの注意書きに「お酢を入れるのはオススメしません」って書いてあった。
気づかなかった。
不覚なり。
とは言え冷麺を食べるときって、どこかで酸味がほしくなる。
このお酢との相性が悪かったのかもしれないし、これほど繊細でデリケートなのってどうなのかなぁ…、って思ったりした。
赤坂にあるチョンギワの、シャリシャリ冷麺が急になんだか恋しくなった。
野菜タップリで十穀米を使ったビビンパもほどほどの味。
体がスキッと涼しくなった、ゴチソウサン。
[0回]
2010/08/04 (Wed)
銀座イースト:ア
Comment(0)
小洞天で焼売ご飯
ご飯におかずの夜にしたい…と、有楽町の「小洞天」にやってくる。
今日、映画を観た劇場は豊洲のららぽーとにあるユナイテッドシネマってシネコンの中。
都心の劇場はもうほとんどが予約で一杯。
あるいはレイトショーくらいしか席が残っていなくって、それでわざわざ、ちょっと郊外まで出ていった。
連休最後の祝日の今日。
さすがにショッピングセンターの中は家族連れにて一杯で、ひさしぶりに子供の泣き声。
通路をはしゃぎながら走り回ってる子供たち。
あるいは疲れ果てて、ベンチに座るお父さんたちと、普段、目ぬせぬファミリー的なるあれやこれやがちょっとまぶしく、それで早々。
地下鉄に乗り、いつもの街に戻ってきます。
中年、独身、一人暮らしのおじさんが、たのしく過ごせる場所はやっぱり都心。
避難場所のようなトコロでございますよし。
有楽町線の有楽町駅。
地上にでると目の前にビックカメラの店舗があって、そこの地下にあるこのお店。
ビックカメラが「そごう」だった頃からずっとココにあり、ずっと焼売を売っていた。
ドッシリとした大きな焼売。
一口ではとてもじゃないけど頬張れなくて、ボクの口でも2齧り。
箸であらかじめ二つに割って食べるのもいいのだけれど、できれば齧る。
するとプチュンと、前歯で歯切れる。
ネギとスープと一緒に練って、練って、練り込んでなめらかにした豚挽き肉がまるで練り物みたいな食感になったアン。
それをくるんだ薄い皮。
中身が完全に透けて見えるほどの薄さでまるで、その存在を感じさせない。
ほんのり感じるごま油の香ばしさ以外は、すべて豚肉。
味も香りも豚の甘さやムッチリとした脂の香り。
口の中でパラッと挽いた肉の感触がホツホツ、時折、奥歯にさわる。
この焼売に、ご飯とサラダ、スープにザーサイ。
それだけついて「焼売ご飯」ってセットになってる。
これをたのんで追加で料理をたのんで食べる。
ここの一番賢い食べ方…、丸の内で働くかつての同級生にそう教わって、それからずっともう20年ほど、こうして食べてる。
今日もそう。
ボクの好きな焼売ご飯のお供がコレ。
五目やわらか焼きそばで、これが不思議なほどにご飯のおかずにおいしい。
ランチは焼売ご飯にこの焼きそばのハーフサイズがついてセットになってたりする、ここの定番。
やわらかい麺。
玉子麺を二度蒸しし、それでコリッと硬くしまった四角く角がたった麺で、それをオイスターソースと中国醤油でシットリ炒める。
味は濃い味。
しかもモヤシやキャベツ、豚肉などの具材タップリ。
口の中でいろんな素材の食感が、パラパラカラカラ、かなりにぎやか。
中でも上にのっかる錦糸卵が、フワッとしてて他の具材の食感を際立たせるのがとてもたのしい。
ボクが作る焼きそばの、数あるお手本の一つがここのこの焼きそば。
今日も堪能、やっぱり旨い。
一緒に映画をつきあってくれた友人がたのんで食べたのが、坦々麺がメインのセット。
ここの坦々麺は、辛味控え目。
替わりに旨みがドッシリしてて、しかもポッテリクリーミー。
麺と一緒に食べるとちょっと実力不足。
ここの汁そばの麺はかなりネジレがきいてて、コシがある。
ツルンとしててスープがからみついたり染み込んだりはせぬタイプ。
その分、食感はたのしいけれど、本当の実力はご飯を食べて、スープをゴクッとやるとき発揮される。
お米の粒のひとつひとつがスープで包まれ、カラコロスベスベ。
舌の上を転がっていく。
今日もスープをおすそ分けしてもらいながら、ご飯を食べる。
お酢をちょっとたらすとコクが増してきて、スキッと後味、サッパリとする。
それもゴチソウ…、タンノウス。
食べ終わって表にでると、そろそろ街も火ともし時。
昼から夜に向かう一瞬。
まだ夜じゃない。
でも昼はスッカリ店じまいの準備をしている、そんな中途半端な時間帯。
不思議なほどに空がキレイに見えることがある。
今年の東京のここしばらくの空。
梅雨が明けるか明けぬかの、この数週間の火ともし時の空は不気味にうつくしい。
今日も日比谷の先の方からひと筋、ふた筋。
紫色の光が走る。
そのうつくしい光を包み込むように、雲が流れて光をうつす。
原始の人がこれをみたらば、果たして吉凶、どちらを診るのか。
そんなコトをぼんやり思う、明日から仕事の月曜日。
[0回]
2010/07/19 (Mon)
銀座イースト:ア
Comment(4)
肉にまみれる「本とさや」
夜、本とさや。
浅草の焼肉の店。
先日、仙台で仕事をしている最中に、東京の焼き肉屋さんでどこが好き?って話になって、みんなの意見が一致したのがこのお店。
もう一軒、きらく亭っていう店が麻布の外れにあるんだけれども、そこと一二を争って「並肉」の味が安定しているからという理由にて、ここに軍配が挙がった次第。
肉に飯。
煙にタレというのが焼肉屋さんの基本の基本。
ココはその点、間違いない店。
浅草の町の外れの、ラブホテルなんかが入り交じってる怪しい路地裏。
お店の風情もかなり怪しく、初めてだったらどうしようかなぁ…、と躊躇するに違いない店。
今日は「煙モクモク」かなぁ?
それとも「煙なし」の方かなぁって、思いながらおそるおそるお店を覗く。
実はこの店。
2階以上のフロアは無煙ロースターがおいてあり「煙なし」。
一階だけはいまだに無煙ロースターがなく、だから煙モクモクでおしゃれをしているときには二階以上がウレシイ。
今日は普段着。
だからできれば煙モクモクでたのしみたいなぁ…、と思っていたらば運良く一階。
ハラミの塩焼きをもらって早速、煙を浴びることにする。
真っ赤におこった炭の熱。
その高温で、よじれるようになってしまった網をのっけてそこに肉。
ほどよく脂がのったハラミは、たちまち汗をかいていく。
肉のうま味が脂と一緒に肉の繊維をつきぬけて、ポツリポツリと小さな滴を作っていくのに盛り上がる。
その水滴が肉の表面を覆った塩を捕まえて、吸い込みながら肉全体に味を注入しながら、どんどんおいしくなっていく。
炭に脂がおちてモクモク、煙があがりそれで肉がいぶされるよう。
香りがついて、いかにもおいしい。
クチャッと歯切れる肉本来の歯ごたえ、味わい、風味が見事。
それからタレ焼。
ロースとカルビをたのんで焼いた。
どちらも並で、けれどほどよく脂がのって、なにより赤身の発色が良い。
ピカッとまるでタレを弾くような元気な肉質。
たんぱく質がおいしいロースに、脂がムニュンと歯茎を撫でるカルビの味わい。
それぞれゴチソウ。
なによりタレが甘くておいしく、しかも今日はいつも以上に胡椒の風味と辛味が強い。
大人味にて、ウレシイ限り。
特にロースは今日のお勧めだったらしくて、「生でも食べられるロースですから、あまり焼き過ぎないように」って釘をさされる。
いつもは何枚もまとめて焼いて、パクパクするのが好きなんだけど、ならば一枚づつ焼こう。
まずは座り直してトングを持ちます。
ぺらっと一枚、網にのっけてジッと観察。
肉の表面の色が変わりはじめたところですかさずひっくり返して同じように裏も焼き、まだ肉の赤身が残った状態でご飯にのっける。
辛子味噌とタレをくわえて、ご飯をクルンとまくようにしてパクッといくと…。
あぁ、おいしい。
シアワセな味。
ムチンと中がなめらかで、肉のうま味がジュワッと滲む。
ご飯と一緒に噛むと脂をスキッと米に吸い取られ、ご飯はスベスベ、肉はネットリ。
この上もないオゴチソウ。
思わずロースをもう一人前、って追加をしちゃう…、ニッコリと。
ココはナムルがとてもおいしい。
野菜サラダやサンチュも新鮮、おいしくて、しかもタップリ量があるけどあまりココではたのまない。
モヤシや青菜のナムルがあれば、それがサラダの代わりにもなる。
コツコツ、奥歯を叩くモヤシの豆の食感が力強くて、肉に疲れた口にたのしい。
塩と油の風味がやさしく、焼肉料理にピタッとはまる。
ご飯のおかずにもよかったりする、だから好き。
スープの類いもしっかりしてて、特にテグタンスープが旨い。
牛骨スープをベースにし、コッテリとした味噌のうま味と甘みがまじっておいしいクセしてすいすい飲める。
野菜タップリ。
しかも玉子がフワフワうかび、これで十分、ご飯一杯食べられそうなご飯のお供にピッタリのコレ。
今日は最初にたのんで、ハフハフしながら焼肉焼いた。
肉の旨さにスープの甘さ。
それをご飯で中和しながら、パクパクやるとお腹がニッコリ笑うよう。
ほどよくお腹を満たしてそれで、冷麺たのんで〆にした。
ここの冷麺。
韓国風の細麺と、盛岡風の太麺の二種類があり自由に選べる。
どちらも旨い。
けれどココの濃厚スープには太い麺の方があう。
それで太麺。
コリコリとした噛み応えある存在感が抜群の麺。
それに負けないコッテリとしたうま味をたたえた、けれどスッキリ透き通ったスープがどうにもこうにもおいしい。
まずはそのままゴクッと味わい、肉のうま味に身をよじる。
ココの冷麺にはグレープフルーツがついてくるのが独特なとこ。
それを搾ってスープに足すと、やさしい酸味とスキッと軽い渋味が混じってスープがキリッと引き締まる。
酸味だけを出すレモンと違って、柑橘類の甘味がうま味を引き立てたりもするたのしい工夫。
そのオリジナルをしばし味わい、次にお酢で味変える。
それをズルズルたのしんだのち、ナムルやカクテキ、キムチなどなど、たのんで残したあれこれくわえて今日のゴチソウの総決算をする。
不思議な程に何をいれても味がこわれず、どんどん味が複雑になる。
最後はゴクゴク、いろんなモノのうま味が混じったスープを飲み干し、シアワセな夜の幕引きをした。
今日のご飯は格別おいしい。
仕事をがんばり、そしてこうして味わう肉のおいしさ、特別だなぁ…、って腹叩きつつ家に帰った、さぁ、寝よう。
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2010/06/19 (Sat)
銀座イースト:ア
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シャンハイタンバオ・小籠包
昨日迄のTOKYO離れした寒さ、天気が一休みして、今日はおだやか。
薄手のコートが役にたつ。
有楽町で昼となる。
高速道路の高架下にて中国料理。
上海湯包小館というお店にて軽やかに。
小龍包が売り物の中国料理店と言うコトで、入り口横に大きく窓が切ってある。
そこから厨房の中の一部が覗けるようになってて、そこで点心師がセッセと小龍包をくるんでる。
スゴイスピード、正確さ。
点心という料理はこうした手技をたのしむ料理。
指先、手のひら、手首をつかってできあがってく、つまりお鮨に良く似た料理だなぁ…、って思いながら席を待つ。
銀座のランチタイムは目ぼしいところはどこも一杯。
特にこの店、ブティック系の乙女が集ってワイワイガヤガヤ。
かしましいほどにぎやかでいい。
ところで今でも専門店を人はブティックって呼ぶのかしらん?
販売店の売り子さんをもうマヌカンとは呼ばなくなった。
フランス語的なオサレ言葉がどんどん死語になってゆく。
昼はチャーハン、麺にあんかけご飯がメインでそれぞれいくつか種類があって、自由に選べる。
それに小龍包と杏仁豆腐のデザートが付きランチセットになると言う。
あんかけチャーハンを選んでセットでよろしくネ…、って。
サービスをする女性スタッフの笑顔がステキ、しばし待つ。
冷たいジャスミン茶がまずやってくる。
篭の中に用意されてたレンゲとお箸を取り出して食べる準備をしていたら、ほどなく小龍包がやって来る。
蒸籠に3つ。
湯気モウモウで、熱々の様がもうゴチソウ。
箸でつまんでレンゲにのせて、黒酢にひたした生姜を乗せて、パクンといきます。
湯包という名前の通り。
薄皮の中にたっぷりスープ(湯)をたくわえた、一口大の小龍包。
熱々のなのをちょっち冷ましてパクっとすると、舌の上に一個まるごとちょこんと乗っかり、舌で潰すとジュワッと肉汁ほとばしり出る。
ほど良きおいしさ、ほど良き肉汁。
ディンタイフォン的、一口でパクンといけぬ大きめに出来た小籠包。
レンゲの上で皮を破って流れ出してくる肉汁を、一旦確かめ、飲んでおかなきゃ火傷するよな小龍包もいいけれど、急いだ昼には一口分の小さなコレ。
手軽でなんだか捨て難い。
メインの蟹のあんかけチャーハン。
あんかけとは言え、とろみがあまりついていなくてサラっとまるでスープのような軽い仕上がり。
チキンスープに生姜の風味の塩味で、パラっと炒めあがったご飯をやさしく濡らしてツヤっぽくする。
ご飯の粒のひとつひとつが油で見事にコーティングされ、だからあんかけスープで濡れてもパラっと、乾いた感じがするのがステキ。
あんかけスープに蟹のほぐし身がタップリ入っているだけじゃなくチャーハン自体も具だくさん。
玉子に白ネギ。
ぶつ切りのエビにハムにパプリカ、たっぷり入る。
色合い鮮やか、風味に食感にぎやかでとてもたのしい食べ心地。
塩味控え目、とても上品な味付けで、それで黒酢をちょっと足す。
酸味だけじゃなく、甘味やうま味もあんにくわわり、専門店な味わいになる。
それにしても黒酢の香り。
上海の匂いだなぁ…、ってふと思う。
特に今の時期。
サラっと淡い上海風の黒酢をトポっとお皿につぐと、上海蟹を口と頭が思い浮かべる。
オゴチソウ。
食後に冷たい杏仁豆腐。
中国料理の専門店の杏仁豆腐は白濁した杏仁スープに浮かんでやってくるのが普通になった。
けれどこれ。
透明なシロップの中でゆらゆら揺れる、とてもなつかしい姿形にちょっとウットリ。
赤いクコの実が鮮やかで、金魚鉢の中でユッタリ泳ぐ金魚のように見えたりしてうつくしい。
スッキリとした甘味のシロップ。
アーモンド臭のほのかな豆腐が今日のお昼のとてもたのしいしめくくり。
お腹も程よく満たされる。
そう言えばここ数週間、東京の街の外国人濃度の高いコト。
旧正月を中心として、中国系の人が多いのは当然として、ヨーロッパ系の人がとっても目立って多い。
今年はバレンタインデーと春節と、マルディグラまでがおんなじ日だった。
そんなカレンダーが何か影響しているのかなぁ…。
今日もボクのひとつ横には中国系のファミリーが。
広東語を話していたから香港あたりから来たのでしょうか…、小龍包の蒸籠が山積み。
向かい側にはバックパックを背負った北欧系の熟年カップル。
インターナショナルがおもしろい。
[0回]
2010/02/19 (Fri)
銀座イースト:ア
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