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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    HN:
    サカキシンイチロウ
    年齢:
    65
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    映画を観終えて、舞台を一本…、今日はたのしい大忙し。
    「梅ちゃんの青いペルセウスの誘惑」っていう舞台。

    umechan.jpgお笑い芸人のステージではある。
    何しろ、柿の種を鼻に摘めてそれを息で飛ばしながら歌を歌う、と言うので有名な人で、だからみんなそれを期待して観にきはするけど、実は彼。
    希代のシャンソン歌手だとボクはずっと思ってる。

    シャンソンという歌。
    泣くのも哀しすぎるほどの人生を、フフッとシニカルに笑い飛ばして歌にする。
    自分の不幸を軽く突き放して、自分の手元に戻ってくるまでのその一瞬のシアワセを表現するコトができてはじめて一流の、シャンソン歌手になれるんだろうと思うのですけど、梅ちゃんという人。
    どうみても女装が似合わぬただのおじさん。
    そのおじさんが、女の服を身をまとい、普通ならせぬ「オバカ」なコトを真剣にするその哀しさがとてつもない笑いのエネルギーに向かってく。
    まさにシャンソン…、ボクは好き。

    最近、CDが売れなくなって困るといろんな人が言う。
    けれどそもそも歌と言うモノ。
    実際、歌っている人を目にしてその息遣い、表情、そして空気感。
    それらと触れてはじめて完成するもので、にもかかわらず「歌をレコードしたモノでお茶を濁す」ようなコト。
    しかもそれを何万枚も複製して、お金を払って買わせるようなそんな商売はもう終わったと言うコトなのだろうと思うのですね。
    けれどこの「梅垣義明」という人は、お金を払ってその場に行ってライブを聞く価値がある数少ない「歌手」の一人だと思う。
    今年で彼も51歳。
    もう20年以上も同じように舞台にたって、一年一年、旨くなってく。
    歌も喋りも、彼独特の客席弄りも毎回、シッカリ上手になってく、それがスゴイなと今年は特につくづく思った。

    ume.jpg緞帳がおりた舞台の上で、ワタシは独りぼっちで開演を待つ。
    思い緞帳をあげる力はお客様の熱い拍手。
    その拍手を聞きながら、ワタシは一人じゃないということに勇気をもらい、幕が上がって舞台がはじまる。
    そんなコトをいいながら、お客様から拍手をもぎ取る。
    なんだか胸が熱くなりつつ、しかもそれが涙になってやがて笑いに変わってく。
    見事な舞台でありました。

    しかも今回、上手だなぁ…、と思ったのがクライマックス直前の歌。
    「パパラッチに追いかけられるスキャンダルまみれの歌手」を演じて歌ったときに、「みなさん、カメラでワタシの姿をおいかけて、ドンドン撮って下さいね」。
    お客様はパパラッチ。
    撮った画像はブログに載せたり、写メで友達におくってネ…、って、今の時代のプロモーションをちゃっかしねだる。
    上手いなぁ…、って思いました、大拍手。

    とは言えネタのほとんどはお下劣なモノ。
    しかもとっても情けなくって、例えばこんなコトを1000人近い人の前でするのがこのおじさんの仕事なのです。



    この真剣。
    この恥じらいと、けれどそれに負けぬサービス精神がボクは大好き。
    今日がはじめで、これから日本を縦断しながら笑いをふりまく…、今日はなんだかステキな日。

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    映画を一本。

    pandorum.jpgパンドラム」という映画。
    アメリカでは去年、公開されて賛否両論、かなり評価が分かれた映画。
    決して難解な内容じゃない。
    人口が増えすぎて限界に来た地球から、限りなく地球に近い惑星に向けて移民を乗せた宇宙船の中でおこるさまざまなコトを描いたサイファイ。
    サスペンスアクションとでもいいますか。
    密閉空間の中での事件ならではの、ミッチリとした緊張感にかなりドキドキさせられる娯楽作としてはなかなかの出来。
    けれどこれ。
    初代エイリアンのようである。
    謎のクリーチャーの造形はタイムマシーンの地底人。
    ちょっと猿の惑星的でもあったり、一瞬、ポセイドンアドベンチャーのようになる。
    極限状況におかれた人間が追い込まれながら壊れてく、その壊れっぷりがスフィアだったりイベントホライゾンとそっくりだったり、どこを切っても「既視感だらけ」で、それが物足りないって言う人も結構いるのでありましょう。
    ただ、その既視感やなぞりがそのまま「予想通り」にならぬところはさすがなとこで、ボクは結構、嫌いじゃなかった。

    それにしてもこうしたシチュエーションの映画の中で、最後に生き残って笑顔になるのはみんな白人。
    東洋人は最初に死んで、いいところまでアフリカ系はがんばるんだけど、最後の最後で死んじまう。
    死にそうな人は必ず死んで、死にそうにない人は必ず死なない。
    その安心感がこうした映画の唯一の身のよりどころ?って思ったりする。
    それじゃぁ、やっぱりつまらないんだけど、まぁ、しょうがない…、ハリウッド的大人の事情。

    トレーラーを貼っておきます…、映画のムードがわかるはず。



    ちなみにコノ映画の設定で、一番、オモシロイところがほとんどすべての登場人物が、記憶喪失状態で極限状況に放り込まれる。
    休眠用のポッドの中から目覚める瞬間が、まるで出産。
    おかぁさんのお腹から羊水と共に吐き出され、体につながれ栄養分を補給している管を外すシーンがまるで臍の緒を切る儀式のようでちょっとオモシロイ。
    人間というモノ。
    本当は、すべてのコトを頭の中にあらかじめインプットされているのにそれを、スッカリ忘れて生まれてくるのかもしれないなぁ…。
    大人になるって言うコトは、その忘れたコトを思い出すための作業にすぎない。
    そうだとすればコノ映画、かなり哲学的なのかもね…、って思ったりした、オキニイリ。

    ところで直接この映画と関係がある訳じゃないですけれど、いろんなところで話題になってるビデオをついでに。

    Transformers from repey815 on Vimeo.


    ロシアのアマチュア監督が作った動画らしいのですけど、言ってみればトランスフォーマー的な内容。
    最後の最後まで息をつかせぬ内容で、しかもビックリしたことに、撮影2時間。
    編集たった1ヶ月で出来たというのがスゴイ、スゴイ。
    これからこうしたアマチュアを戦わなくちゃいけないプロって大変だよなぁ…、ってそんなコトを思ったりした、オモシロイ。

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    映画をみます。
    ずっとみたくてしょうがなかった「ミックマック」っていう作品。

    micmac.jpg公式ホームページにもかかれているように、あの「アメリ」のジャン=ピエール・ジュネ監督が作った最新作というのが売り。
    確かにアメリは大ヒットした映画で彼の代表作のような扱われ方をしているけれど、カルト的なる「デリカテッセン」や「エイリアン4」なんて映画を撮った人でもあったりします。

    小さなアイディアをパッチワークのようにつなぎ合わせて。大きなベッドカバーを縫いあげる。
    キルトのような味わいのあるステキな作風。
    それが彼の撮る映画の特徴で、先日、テレビで「アイディアを思いついたらそれがどんなに小さくささいなモノでも全部、パソコンの中に入力しとく」。
    それをつなぎ合わせて映画を撮るんだ…、ってインタービューで言っていた。
    アメリもたしかにそんな映画で、どことなく紙芝居っぽいコマ割り感にグイグイ引きずり込まれるような魅力があった。

    この映画もそう。
    ほとんどすべてをなくしてしまった主人公が、その不幸の理由を作った悪徳兵器製造会社を懲らしめる…、という他愛もない内容なんだけど、コレがおもしろい。
    人の人生を台無しにしといて薄ら笑いを浮かべるような輩に、恨みを爆発させるとそれは復讐。
    けれど復讐は復讐の連鎖を生んで、なんの解決にもならなかったりするのですよネ。
    だから彼はお茶目とユーモアを武器に凝らしめる。
    何よりステキなのがこの主人公を助ける仲間。
    みんなどこかに傷を負ってて、けれど必ず取り柄があって、まるで家族のように助け合いつつひとつところに向かってく。
    世界が平和になりますように…、っていうこの映画のメインメッセージのその意味は戦争反対ってコトじゃなくって、仲間同士がいたわり合って家族のように生きていくコト。
    なんじゃないかと思ったりした。

    トレーラーをはっておきます。



    それにしてもこの映画。
    見事なのがその映像の饒舌なるコト。
    映画は「絵が語る」べきであって、それ以外の変な説明をしない方がいいだろう…、って潔いほどに人が語らぬ映画だった。
    ところが寡黙な人の会話がむしろ、キラキラ光って記憶に残る。
    魅惑的でイマジネーションに満ちた饒舌な絵をみていると、どんどんイマジネーションが働いて、映画の中で語られぬストーリーの背景や裏っ側が頭に浮かぶ。
    例えば茹でたエビの食べ方一つで、登場人物の性格を表現し切る…、なんてステキな演出だろう!って。
    最近、説明的なナレーションや説明字幕が幅を利かせる映画やドラマが多くって、だからこうした映画をみると、いいよなぁ…、ってウットリします。
    ステキな映画。
    上映館が少ないけれどもし機会があれば見てもらいたい…、そうココロから感じた映画、オキニイリ。

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    夜、友人と一緒にいわもとQ。

    ce19b7f6.jpeg先日ためして、かなり虜になってしまって、それでワザワザ、天ぷら好きの友人さそってやってくる。
    時間は夕刻。
    6時過ぎ。
    一般的な休日の夕方としては程よい時間。
    けれど、歌舞伎町という街ではまだまだ町が動き始める前の時間。
    つまり、夜明け前という時間かなぁ…。
    通りを行く人はまだまばら。
    けれどお店の中には結構、先客がいてボクらのあとからも次々、人がやってくる。
    オモシロイコトに、みぃんな男性。
    年の頃は40前後というところでしょうか?
    黒服を着た人たちがちらりほらりと混じる光景。
    多分、近所の風俗店や飲み屋の男の人たちなんでしょう…、仕事の前の軽い腹ごしらえをするためやってくる。
    朝はキャバ嬢、夜は黒服…、歌舞伎町という街の多様で懐深いところを感じるたのしさ。

    0a2afdab.jpeg先日食べたのが天丼セット。
    冷たい麺のシコシコ具合や、なによりエビの天丼のハイクオリティーは充分承知。
    だから今日は温かい麺を食べてみたくて、それでかき揚げそばにした。

    このかき揚げも注文してからキチッと作る。
    見事な量の桜エビと、千切りニンジン、それからゴボウ。
    春菊などがカラッと揚がって、香ばしい。
    熱々の汁もスキッと旨みが光る。
    スープに使ってしばらくしても、決してへたらぬ蕎麦の力も相変わらずで、これも見事なオキニイリ。
    一緒に単品とろろご飯をたのんでみたら、これまた当たり。
    出汁でキチンと味ととのえたトロロがタップリ。
    スルスルしてて、しかも軽い渋味があってこれは本物。
    これならとろろ蕎麦もおいしくたのしめるんだろう…、って次の目的、できた感じでござります。

    それからなによりビックリしたのが、丼物に付いてくる汁。
    シジミ汁なのでありますね。
    天丼屋さんの定番の汁。
    コッテリとした赤味噌としっかりとした出汁。
    そこにタップリしじみが入って旨いコトったらありゃしない。
    夜のご飯時って言うのもあったのでしょう、ほとんどの人が天丼をたのんで食べていた。
    誘ったみんなには、上天丼のセットを薦めて食べてもらうコトにした。
    何度みてもうつくしい、この天ぷらの見事な様に今日もウットリ、オゴチソウ。

    表に出たら突然の雨。
    走って急いで、ゴールデン街に駆け込んだ。
    sexyyose.jpg実は今日はこのゴールデン街の小さな箱で「セクシー寄席」の公演の日。
    ワハハ本舗の女の子だけのお笑いユニット。
    彼女たちがママを演ずる場末のバーのショータイム…、っていうのがテーマの舞台シリーズ。
    お下劣にして腹を抱えてわらってしまうたのしい舞台で、なにより彼女たちの一生懸命が気持ちいい。
    今回で15シリーズ目の公演で最初は小さな箱も一杯にならぬ程に知られてなかった。
    ところが今日は祝日の夜にもかかわらずギッシリ一杯。
    しかもリピーターさんだけでなく、はじめての人もたくさん集まる。
    ちょっとづつ努力が報われブレークし始めたのかなぁ…、って思うとウレシクなります。
    見ている人も演ずる人もみんな同じテンションで、ひとつの場所にばく進しようとするエネルギー。
    そのひとつ場所というのが元気。
    笑う角には福来る…、って感じの元気がボクは好き。

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    今朝は若干、睡眠不足。
    それというのも、昨日の深夜のNHKの教育テレビで、キングスシンガーズの特集番組を見てたから。
    kings-big.jpg1968年結成の、男性6人のアカペラグループ。
    メンバー全員が聖歌隊の出身という、しっかりとした歌唱法と熟練のテクニック。
    ユーモアたっぷりにして、同時に伝統的でうつくしい歌や歌詞に対しての尊敬を失わぬ真摯な姿勢が世界中で愛されているという人たちの、日本におけるコンサートを紹介した番組を見ていて結局、夜更かししました。
    上手い上にサービス精神旺盛で、ただただ感心するばかり。
    特にアンコールで歌った演目、日本の唱歌「故郷」のうつくしくも荘厳なさまに涙が止まらず、そのあと、これに続いたピアノフォルテの演奏会まで聴いてしまった。
    夢の中までそのうつくしき音が追いかけて来てくれて、だから寝起きはスッキリ、シアワセなものではありました。

    そうして朝からご飯を作る。

    3cda8698.jpegちょうど昨日、ボクがシアワセな音の余韻と一緒に寝ている間に届いたemail。
    ボクがちょっと前に日記で書いた魚のフレーク缶詰めを使って作った煎り卵のコトをなつかしいって内容があった。
    それを読みつつ、あぁ、食べたいなぁ…、って。
    作るコトにした次第。
    朝も早くからあいている100円ローソンの売り場を覗いて、フレーク缶詰めはないかしら…、って。
    それで見つけたカツオのフレーク。
    できればサバの味噌味フレークがほしかったんだけど、これしかなかった。
    パカッと開けると魚の香りも上等で、加工用と言うよりもそのまま食べておいしいように出来てる感じ。
    脂、少なめ。
    味はサッパリ醤油味で、だからかなり上品なフレークそぼろになるんだろうなぁ…、と。
    それもまたよし。
    朝のお腹には程よいだろう、とそれで調理をはじめます。

    0dd84ae1.jpegまずはピラフ。
    炊いてあった麦ご飯。
    凍らせてたのを電子レンジで軽く解凍。
    6割ほど戻したモノを、フライパンに入れ強火で溶かしてパラッとさせる。
    ミックスベジタブルをサラサラいれて、それが溶けるままに熱して味をくわえる。
    塩と胡椒。
    それから醤油で香りをつけて、菜箸3組セットにしパラパラカサカサ、水気を飛ばす。
    白米ご飯より、麦のご飯を水気を吐き出す速度が速い。
    しかもどんなに火を加えても、粘り気がでて来ないのでパラパラ炒飯を作るためにはピッタリとくる。
    熱々、パラパラになったところで火を止めて山椒の粉をパラっとふって休ませる。

    カツオそぼろを作る番。
    フレーク缶詰めの漬け汁と共に、器に移し玉子を落としてタプタプ溶きます。
    別のお鍋に油をひいて、そこに玉子とフレーク缶詰め。
    強火でしばらく放置して、ブクブク、玉子が沸騰するのを辛抱強く待ってそれから手早く揺する。
    最初は玉子のみずみずしさが、カツオフレークにからみつき必死にオムレツ状になっていこうとするのですね。
    それを構わず、箸でカシャカシャ混ぜながらパラパラになるようにかき混ぜていく。
    玉子の水分がほぼなくなるまで、ずっと強火で一気呵成に熱をくわえて、最後に刻んだ大葉を散らす。
    炒めご飯をお皿に移し、そこにベイビーハーブをドサッ。
    上から熱々、カツオそぼろをのっけてそれで出来上がり。
    炒めご飯は淡い味わい。
    甘いコーンやコツコツとした角切りニンジン。
    ミックスベジタブルの食感にぎやかで、それだけ食べても充分おいしい。
    ベイビーハーブと一緒に食べると、シャキシャキとてもみずみずしくて、ハーブの香りがさわやかでよい。
    カツオフレークも一緒に全部をかき混ぜて、それで食べるとガッパオライス。
    タイのご飯のように感じる、土曜の朝の元気になった。
    今日は一日、ストレス解消をテーマの土曜といたします。

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