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2025/05/06 (Tue)
ズンっ!な今日
さて、今日の秋葉原でのイベントと言うのがコレ…、
大友克洋GENGA展
。
「童夢」「AKIRA」なるアニメーション映画で一世を風靡した漫画家。
…、といいますか日本の今のアートシーンを代表するアーティストの一人「大友克洋」の作品を一堂に集めた展示会。
ボク自身、実はリアルタイムで彼の作品を読んでいたわけでも観たわけでもない、それほど執着のない人だったのだけれどこれがたのしめました。
純粋なアートとして。
あるいは、ここに並んでいるさまざまな作品からあんなモノやこんなコトが生まれて育っていったんだなぁ…、って思って見てるとなんだかワクワク。
まずこれが開催されている場所がとってもたのしくて、かつての学校。
都心では廃校になる学校が結構多くそれらを使って美術館とかイベントスペースとか。
オフィスだったり若手アーティストのアトリエだったりに次々なってる。
そんなひとつの大きなスペース。
それそのものが何かの実験場のようでたのしい。
人気のイベントになることが容易によそうできたのでしょう。
一時間ごとに入場できる人の人数が限定されてて、ユックリみれる程度の人しか入場しない。
なかなか配慮が行き届いてる。
当然、ほとんどの展示物は撮影禁止。
けれど一ヶ所。
撮影OKの展示室があり目玉は3つ。
一つは金田のバイクでしかも500円払えばそこに座って撮影できる。
壁一面に落書きがあり、ほとんどが有名な漫画家さんのモノなんだけど、誰でも自由にその落書きに参加できたりするのもたのしい。
それから「童夢」の中でも有名な「ズン」のシーン。
壁が凹んだ状態を作ってあって、そこの前にたってパシャリと、写真を撮ると漫画の一部になれたりする。
かなりたのしくあっという間に2時間ほどが過ぎていました。
ただ、一番面白かったのがこの展示会に入るのにほとんど並ばず、さすがに入場制限があるっていいなぁって思った、けれどイベント会場限定のグッズを売ってる売店に入るために1時間ほど並ばなくちゃいけないってのに、ビックリしました、笑っちゃう。
夜は自分で料理を作る。
料理といっても手早くちゃちゃっと…、だって今日は一日とっても寒くてそれで鍋をまずはメインにしようと豚肉かってしゃぶしゃぶ風。
それ以外にも野菜の料理を幾つか作った。
ひとつはニンニクの芽の炒めもの…、ザクザク切って、軽く茹で、一旦、冷まして色止めをする。
鍋に油を入れて温め、そこにチョリソを入れてコロコロ転がし、ツヤっとチョリソが汗をかいたらニンニクの芽を戻して焼肉のタレで味を整える。
シャキシャキとしたニンニクの芽の食感たのしい元気のでる味。
それから茹でた筍を程よく切り分け、そこに塩昆布をのせその塩味とうま味で味わう簡単レシピ…、どちらも食感、たのしいゴチソウ。
鍋はちょっと変わった趣向で…、薄めのフライパンに出汁をはり、そこにエノキと春菊をズラッと並べて火をつける。
フツフツ出汁が湧いてきたらば火を弱め、そこに豚肉を並べて置きます。
野菜のイカダに肉を乗っけて浮かすようにしてやると、エノキや春菊ごしに蒸気が上がって肉を蒸らすように仕上がっていく。
スープに直接肉が当たらず、肉のうま味がスープに逃げだすようなコトもない。
だから肉はフックラシットリ柔らかいまま、熱だけ入って肉の持ち味たのしめる。
食べるときには肉で下の具材をクルンと包んでやると、いろんな素材の食感、味が一度に口に入ってくるのがまたオモシロイ。
〆は雑炊。、材は残ったエノキに春菊、それから竹輪を細切れにする。
クツクツ煮込んでスープをタップリご飯に吸い込ませ最後に玉子でとじて仕上げる。
刻んだ竹輪から甘みが滲んで、ポッテリ玉子もおいしさくれる…、ポン酢を垂らして七味をくわえハフハフとろんとお腹を満たす。
明日は日曜、天気になぁれ…、と祈って寝ます、オヤスミナサイマタアシタ。
[0回]
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2012/04/14 (Sat)
映画・音楽・アート
Comment(16)
お腹を養生する夜の今日
今日の新宿界隈は花見の客で昨日以上の混雑具合。
表にでるとまだ寒く、けれど日差しが入ってやってくるスタバにいると、冷たいものがありがたくなる…、とは言えなんだかコーヒーばかりじゃつまらない。
それでアイスチャイにすることにした。
トールアイスチャイラテください!
チャイラテの類はかなりクイックにできるのでしょうか?
あっという間に出来上がり、どうぞとやってくるのだけれど、ちょっとありがたみにかけるような。
うれしいんだか、ナヤマシイんだか(笑)。
もらったカップの上からつかみ、グルングルンと手首を回して氷の冷たさカップの隅々ゆきわたらせる。
お店の人がそれを見て、ニッコリ。
「涼しくたのしんでくださいね」…、って。
コッテリとした甘みと不思議なスパイス香。
どんなに冷たくしてもシッカリ、壊れない。
むしろ冷たくキリッとさせると口の中でゆっくり風味が広がっていく。
あたかもボクの体の中で花を開かせ咲いていく…、そんな感じがたのしくてウットリしながらコクリ、コクリとやさしく体を潤してやる。
それにしてもこの香り。
1970年代の後半から80年代の前半のカリフォルニアの香りがします。
フラワー・チルドレン的カルチャー、風俗…、当時のボクらにとっての自由の香りがするのがうれしくて、そしてニッコリ、オキニイリ。
ところで昨日、あまりにお粗末な映画をみちゃってそれで、DVDを借り口直し。
4枚1000円というありがたすぎるレンタル料で、かつて観たくて見逃したのをあれこれ買ってボンヤリみます。
それぞれおもむきぶかい作品。
中でも韓国映画の「ハウスメイド」っていうのにハートわしづかまれます。
金持ちの家の住み込みメイドの物語り。
生まれ、育ちに金がからんで、「階級という壁」を作ってしまった社会。
その滑稽が生む、事件と悲劇をサスペンス仕立てにした作品で、今の日本には作れないだろうなぁ…。
階級意識があまりに希薄で、年齢だとか性別だとかで区別するのが日本の社会。
階級なき社会に住んでいると、みんな思いたがっているから本質的な部分をえぐるようなコトをされたくないからかもしれない。
金ですべてが買えると思う男。
自分の美貌ですべてが独占できると思う女に翻弄される普通の人の悲劇を描き、けれど実は、上流階級に身を置く人たちの人生こそが滑稽だよ…、って。
笑い飛ばす内容ではあるのだけれど、あまくにザラッと後味悪い。
泥まんじゅうを食べてるみたいな、ジャリジャリとした独特の語り口調に感心しました。
大人の映画です。
どんな階級に属する人も一皮めくれば同じ人間…、やってることは変わりない。
なのに自分たちは下々の者とは違ったコトをやっているんだと、取り繕おうとするコトがスタイルだったりアートだったりなのですヨ…、と。
まさかのエンディングも衝撃的で、おどろおどろしき人間ドラマが嫌いでなければお薦めします。
主演女優の、演技じゃないのかと思うほどの自然体と、いとうあさこに似たリアリティーのある表情にむしろ凄さを感じてしまう。
それにしても韓国映画の音楽の、ノーブルにしてステキなコト。
ホラー的なる残酷映画であればあるほど美しく、切ないワルツのような音をかぶせてく、かつてのイタリア映画に通ずるこんなところもオキニイリ。
夜にちょっと小腹がすいて、それでズルッと夜食を食べる。
養生にゅう麺。
体にやさしくおいしくて、しかも簡単という究極クラスのインスタント。
「雲仙きのこ本舗」という、これを作っている会社の名前がそもそも健康的でたのしい。
シイタケエキスをくわえたコクのあるスープの風味が、なるほど「きのこ本舗」と名乗る会社の製品だなぁ…、と。
ただこれ、量販店用の商品らしくこのメーカーで有名なのは「養々麺」って言う商品。
それには乾燥シイタケがたくさん入る。
これにはワカメとネギだけが具で正規品に対してディフュージョンラインって感じでしょうか。
それでも結構、いい感じ。
なにより作るのがとても簡単。
丼に乾麺を起き、そこに乾いた具材をパラリをそっと置く。
熱湯を注いで蓋して3分間。
時間が来たら濃縮スープを注いでグルンと混ぜあわせ、麺をほぐして出来上がり。
日清のチキンラーメンを作るのと同じ手順で、あっという間に出来上がる。
今日はちょっとゴチソウにしようと、冷蔵庫の中にあったミニアスパラガスをそそぎ入れるためにお水を沸かす鍋に一緒に入れ茹でて、それを一緒に丼の中にザザッと入れた。
出汁の香りにアスパラガスの緑の香りが混じってなんだかすがすがしくて、シャキシャキとした食物繊維も食感鮮やか。
ムッチリとした乾燥にゅうめんの食感引き立て、おどろくほどに上等な味がするのにウットリします…、お腹にやさしくしかもカロリー控えめなのもありがたい。
常備するのもいいかなぁ…、と思いもします、オキニイリ。
[0回]
2012/04/08 (Sun)
映画・音楽・アート
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餃子鍋
映画を觀ます…、まぁ、今日観たものが映画であればのコトですけれど、一応、映画館で映画らしきモノをみました。
Spec天…、テレビドラマとして、かなりの評価を得ていた作品。
最近、テレビでスペシャル番組をワザワザやって、それがこの映画の序章をなしている。
テレビ時代の映画作りの典型的なる手練手管に、たのしくのってみましょうか…、と、それで初日にやってきたらばさすがに劇場、満員御礼。
ちなみにTVスペシャルが「Spec翔(しょう)」で、「起承転結」のこれが「天(てん=転)」…、当然、「けつ」という続編を作りまっせってことでもあるみたい。
映像を弄ぶのが上手な人が作った作品。
だからオモシロイ場面が盛りだくさんではあるけど、映像の人でありながら物語の導入部分をナレーションですましてしまう。
物語の締めくくり部分までもがナレーションで、予算がたりなかったのか…。
言葉以上に雄弁な映像を撮る手間を惜しんでしまったのか。
やっぱりテレビの人なんだろう…、ってかなり残念、鼻じらむ。
細かな笑いのネタを随所に折り込むという、この監督ならではの手法を次々繰り出し、けれどそれらすべてがダダすべり。
悪ふざけ感が濃厚に漂う、「失笑」レベルの映画でござる。
にもかかわらず要所要所で「戦う意義や生きるシアワセ」を唐突に、説教がましく述べ立てる。
一発芸で売れたお笑い芸人が、いきなり古典落語を披露する…、そんな違和感。
感心させるコトが上手な器用な人も、感動させるコトが上手とは限らない、つらいなぁって思います。
いくつか発見したこともある。
浅野ゆう子の二重あごの見事なところ。
東京の夜景は世界有数のモノであること、それに餃子を韓国風に煮込んだ鍋は、おいしいに違いないだろう…、というコト。
たったそれだけ、時間とお金に余裕があって栗山千明の大ファンという人であれば見る価値はある…、そうでなければDVDがレンタルになる、それまで待っても大丈夫。
そんな映画と思った午後でありました!
そして夜を家で料理を作って食べます。
映画「Spec天」の影響…、チゲ鍋に餃子を入れて炊きたくなって、それであれこれ、食材買って揃えて作って食べることにした。
なんて影響されやすい、ミーハーくんでござろうや(笑)。
脂ののった豚バラ肉を薄切りにして、それを炒める。
脂を引き出し、フライパンがツヤツヤしたらそこに小松菜、ワラビにニンジンナムルを買って
軽く炒める。
そこにタラリと胡麻油。
ナムルの水気がなくなるくらい、シッカリ炒めてそこにキムチ。
シンナリするまで同じく炒める。
そこにコチュジャン。
入れて熱を通して味噌の香ばしさを出す。
あご出汁をとり、それを炒めた具材に注ぎ軽く一旦、煮立てる。
それを食卓に置いたホットプレートの深鍋に入れ豆腐にチョリソーソーセージ。
蓋してクツクツ、豆腐に熱が入ったところで餃子をのっけてあとは一気に沸騰させる。
宇都宮餃子って売っていた大きな餃子で、肉もタップリ、けれどざく切りネギやニンニクがタップリはいってそれがスープにコクやうま味を吐き出していく。
いろんなモノの味や香りが渾然一体となって口にやってくる。
スベスベとした餃子の皮と、クチュっと奥歯で潰れる豚肉、フックラとした豆腐や野菜のシャキシャキが口の中で花開きつつ消えていく。
なんだかとても、オキニイリ。
それからつまみをいくつかつまむ。
先日、おみやげにって貰った「いかなごのくぎ煮」。
瀬戸内の雑魚。
いかなごの稚魚をつかって作った佃煮。
醤油や砂糖、味醂などを使ってコトコト煮込んで作るもので、瀬戸内地方にいた頃、今の時期に必ず食べていた。
ほろ苦くって、甘くてしかも魚の風味が強烈で。
ボクの母が作るときには、子供でも食べられるようにと山椒を使わぬ代わりに生姜をタップリいれた。
その味ととても似ていて、一口ごとに懐かしくなる。
ありがたいなぁ…、って思ってパクリ。
それからエノキ。
フライパンにオリーブオイルを多めにひいてそこでただただ炒めてあげてく。
途中で塩と胡椒をかけて、ジックリずっと熱を通していくとエノキが水を吐き出す。
見ててもわかるほどに油がクツクツ沸騰してきてそこで、エノキが揚がるようにコンガリ色をかえてく。
大きな束のキノコがみるみる量が減って三分の1くらいのかさになっていく。
それでも構わず、茎がよじれて茶色寸前になるまで炒めてそのまま食べる。
コリコリザクザク、歯ごたえたのしくしかもうま味が驚くほどに強くなってる…、水気を吐き出し小さくなったそれだけ味が凝縮されてる。
まるで干したスルメを食べてるみたいなうま味が口に溢れてすみずみ行き渡る。
それにしても夜になってから寒さがグングン強くなる…、花冷えの夜、風邪引かぬよう温かにして眠りましょう。
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2012/04/07 (Sat)
映画・音楽・アート
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ヒューゴ
映画を觀ます…、アカデミー賞でも話題になった「ヒューゴの不思議な発明」。
3月1日に封切り開始で、なんと1ヶ月もほったらかしにしてしまってた。
名だたる大型シネコンはレイトショーしかやってない。
一日通してやっているのは有楽町にある「有楽座」。
昔、一度だけ見たことがあり、古くてパッとしない映画館だという印象がいまだにあって、でもしょうがない。
3D作品だから、かかるスクリーンも限られるのに違いない…、とあきらめ半分やってきたらば、これがステキな映画館。
映画館ビルではなくて、飲食店なんかが入る古い雑居ビルのようでありつつ、でもエスカレーターに乗って映画館のフロアーに近づいてくるに従って劇場ムードが濃厚になる。
しかも日本の劇場じゃなくてまるでブロードウェイの劇場みたい。
赤いビロードの幕に壁、絨毯もこの劇場のために織られたモノで重厚。
最近、改装されたようでシートも上等、前の席との感覚も広くてとても快適でもある。
今日の映画をみるのにふさわしい、クラシックにして夢に溢れた映画館であったというのにニッコリしました。
さて、この映画。
ハッキリいいます、泣きました。
人生を考えさせてくれる物語。
人は果たすべき役割を与えられて生まれてきている。
その役割を見つけて果たすコトこそが、シアワセに生きるというコトなんだよって。
使い古されたモチーフのようで、けれどその語り口調はとても独特。
映画の主役のひとつが歯車。
社会や組織の歯車みたいになるのは嫌だ…、と普通言われるその歯車を、互いに必要とされる歯車同士が出会い、しっかり噛みあうコトがなんとシアワセと解釈をする。
歯車であることが悪いのでなく、その歯車が噛み合わないコトやあるいは故障しているコトが悪いこと。
それを正しく直してあげる。
あるいはやさしく直し合う。
互いをいたわりながら生きていくけば必ず、誰でも必要とされる存在になる。
あぁ、なんて、ステキな生き方。
生きていくということの解釈なんだろう…、って恥ずかしげもなく鼻をジュルジュル、花粉症でもないのにね。
他にもジュルジュルしていた人がたくさんいたから、良かったけれど…。
主要登場人物たちが紡ぎ出すメインの物語がすばらしいのは当然で、けれど彼らを囲む人たちがちょっとしたキッカケで理解が深まり幸せになっていくサイトストーリーの部分までもが情緒タップリ、豊かな気持ちにさせてくれるのがまたステキ。
久しぶりに「昔ながらの映画を観た」って感じがします。
謎が謎をよび、先へ先へと目が離せなくなるストーリー展開の巧みさと、芸達者な役者が揃ったキャストの妙に舌を巻きます。
そうそう、先日見たシャーロックホームズで見事なハゲっぷりを披露していたジュード・ローが、薄毛ながらも前髪をふさふささせて登場している。
それはそれでかっこ良くって、オモシロイなぁって思います。
ところでこれを監督した、マーチン・スコセッシの最近の顔…、イタリアのじぃさん丸出しの鼻眼鏡をつけたお面のようなこの顔をどこかで見たことがあると思ったら「カールじいさんの空飛ぶ家」のカールじいさんにそっくりでした(笑)。
「HUGO」って言う映画のタイトルが出てくるまでの、10分ほどの前フリ部分で、優に普通の映画一本分くらいの充実感を得ることができる映画で、アカデミー賞の最有力候補だったこともうなずける、ゴージャスにして心揺さぶるステキな映画…、オキニイリ。
それにしても、すべてのモノが「0か1」で出来ている今という時代に壊れてしまったモノは、修理ではなく交換される…、例えば今の外食産業は、直すに値するものなのか、それとも取り替えられるべきものなのか。
それを見極めるコトが必要なんだろう…、と思ったりもした。
書きたいコトは他にもたくさんあるけれど、今日は寝ましょう…、また明日。
[0回]
2012/04/01 (Sun)
映画・音楽・アート
Comment(4)
A game of Shadows at the Baker Street
映画を觀ます…、なんだかスゴくひさしぶり。
だからとびきりの娯楽作をみたくてそれで「シャーロックホームズ・シャドーゲーム」を見ることにした。
来月になるとアカデミー賞受賞作品が次々、公開される予定。
観たい映画や、観なくちゃいけない映画続々やってくるスケジュールにて、そのあおりを食らってでしょうか、ここ数週間、それほど観たい映画がなくて家でDVDばかりをみてた。
気持ちを映画館モードにしなくちゃ…、とそれでこれ。
新宿のシネコンの中の、一番大きなスクリーン…、こうした娯楽作品はやっぱり大きな画面でしかも大勢でみなくちゃ勿体ないようなぁって思ったりした。
大満足でありました。
一作目のときには、シャーロックホーズのあまりの武闘派ぶりにちょっと違和感感じて、物語の中にあんまり入り込めなかった。
けれど二作目。
武闘派であるにかわりはないけれど、それ以上に頭脳派で観ているボクらは彼の頭の中を同時に観るコトになる。
その頭の中はあまりに早い速度でビュンビュン回ってて、だから映画のストーリー展開もボンヤリしてると追いてかれるほどにスピーディー。
けれど彼の頭の速度に慣れてくると、もうグイグイと惹きつけられる。
最後には「神の目線」で「あぁ、そうか」って一気に全てが腑に落ちる。
スリリングにして知的な時間にウットリしました。
会話が知的で、英国的なるウィットに富んで主要登場人物みんなが「イジワルさん」なところも気に入りました。
比喩に婉曲なる表現が気がきいていて、勉強になる(笑)。
なにしろ、喧嘩の手順をオムレツを焼く調理工程に例えるなんて、いかれたシャーロックホームズぐらいにしかできぬ芸当、ニンマリしました…、オキニイリ。
主演のロバート・ダウニー・ジュニアのフランス人形みたいなまつげに笑いつつ、ビックリしたのが共演しているジュード・ロー。
美男子俳優の代表みたいな人だったのに、見事な禿っぷりにかっこ良さすら漂わせてる。
20代のこの顔が、30代を経て40にしてこうなったという、まこと人の顔には歴史ありであります…、でも年をとることを決して恥じず、むしろ「味」にしてしまえる彼ってステキと思う。
それにしてもこの映画…、日本の題名は「shadow game」。
「影のゲーム」って訳すコトになるんでしょう。
わかったような、わからないような、まぁ、フンワリとした感じ。
英語の原題は「a game of shadows」となっていて、そうか、影は独り(ひとつ)じゃないんだなとか、the gameじゃなくて、「a」gameって言うのは一体、どういうことなんだろうって、いろんな想像が膨らんでいく。
映画の最後の土壇場で、「お前だけがシャドーゲームをしているワケじゃないんだから」ととても重要な台詞があって、なるほどそれで「shadows」なんだって納得をする。
このニュアンスを、今の映画のタイトルを付ける人って一切、忖度しないんだなぁ…、って思うとちょっと憎たらしくなってしまう。
そして夜を友人と一緒に「まいどおおきに食堂」にくる。
どちらも独身、一人暮らしでときにこうした家庭的なる料理を食べたくなるのであります…、カツ煮やチキン南蛮という肉々しくてハイカロリーな料理も当然、取りはするけどセルフサービスのカウンターで料理をぼんやりみていると野菜の料理が目にやってくる。
きんぴらごぼうにかぼちゃの煮たモノ、それから茄子の煮びたしと、結局そうしたおばぁさま的料理をあれこれ追加して、ご飯に豚汁、夜にした。
この店、決して悪くはない。
けれどこれといった決め手になるような名物料理がないからどうしても、あれこれ悩んで他に選択肢がないときにやってくるようなお店になっちゃう。
その分静かで、ユックリ食事ができるから悪くはないかと思う夜。
ユックリすごした日曜日…、シャーロックホームズにちなんだ動画をひとつ貼ります。
1978年にリリースされて大ヒットしたジェリーラファティの「霧のベイカーストリート」の当時のPV動画でござる。
ボクが大学に入った年。
それまでクラシック一本槍だったボクの人生に、この年、突然、洋楽世界がやってきた。
オモシロイ外国語の授業があるからと受けたクラスの教材が、なんと!ビルボードヒットチャートを飾る楽曲…、それらの曲の歌詞を聴き取るという授業の内容。
これにハマった…、活きた英語を学ぶと同時にヒットソングを通してアメリカのポップカルチャーに関心をもつキッカケ作りになったワケです。
この曲、ボクがその授業に持ち込んだ曲…、今でもとてもなつかしくしかもボクがはじめてサンフランシスコに上陸したとき、そこでしばしば聞いた曲でもありました。
なんだかちょっとナツカシイ。
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2012/03/25 (Sun)
映画・音楽・アート
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