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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
    年齢:
    65
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    映画をみます…、アベンジャーズ…、ハリウッド的なビッグバジェット娯楽作。
    avenstars.jpgアメリカのコミックの中で活躍しているスーパーヒーロたちが、チームを組んで世界の危機に立ち向かうという、ゴージャスといいますか、破れかぶれといいますか。
    日本で言えば、仮面ライダーにレインボーマン、エイトマンやらザボーガーが勢揃いして戦う映画って感じになるのでありましょうか。
    肩の力を抜いてボンヤリみてりゃいいやと思っていったら、なんのなんの…、肩に力が入りっぱなしで見終わった後には軽い筋肉痛を覚えるほどに映画の世界にのめりこんでた。

    avenge.jpg物語の内容自体はとても単純。
    こうなるんだろうなぁ…、と思った方向にしか進んで行かない予定調和なシナリオで、けれどうまいなぁと思うのが、見ている人をスクリーンの中に引きずり込んでいく力量。
    そこで戦い、そこで涙する人と同じ気持ちにさせてくれるのでありますネ。
    だから彼らが涙するところで一緒に涙が流せて、よろこぶところで嬉し涙を流せるようにできている。

    史上最強の映画というキャッチフレーズはいささかオーバー。
    「これが映画」と今更言われても「これも映画」というしかない(笑)。
    登場人物ひとりひとりを、「ありえないほど◯◯」という、頭の悪そうなニックネームで呼ぶとこなんて、オリンピックの新体操チームを「フェアリージャパン」とかって呼んでしまえる居心地悪さをなぞってる。

    バラバラになるヒーローたちを、一致団結しようぜ…、ってリーダーシップを撮るのがキャプテン「アメリカ」だったり、そのアメリカが挫けそうになるのを助けるのが「神」だったりと、とどのつまりアメリカ礼賛映画なのね…、って斜めに見れば突っ込みどころは満載だけど…。

    ボクは好きな映画でござった。
    としまえんのIMAXシアターで観たというのも大きかったかもしれないですね。
    3DとかIMAXとか、最新の映画館のシステムを活かすも殺すも映画そのもの…、つまりコンテンツ次第というコトなのでしょう。
    最新システムを今のところ使いこなせているのは、唯一、アメリカの映画界だというのがちょっと悔しくもあり、でもしょうがない。
    この映画、唯一、勿体無いなと思ったのが3D用のメガネをかけていると涙を拭い辛いというとこだけかもしれないですね…、とそんな感じのオキニイリ。



    ちなみにこの映画の舞台になっているのがニューヨーク…、地球を守る戦いだという御旗のもとに徹底的に壊されてしまってる。
    コレをもし復興するとしたらば一体いくらになるのか?
    そんな試算をした人がいて、驚くべきかな!
    マンハッタンが被った「物理的なダメージ」だけでも600億から700億ドル、つまり5兆円から5.6兆円ほどの復興費用がいるそう。
    しかも経済的なるダメージをもとの状態に戻すため更に7兆円ほど…、つまり13兆円ほどぶちこまないとマンハッタンは元の状態にもどらないという。
    667a3b9f.jpeg地下に埋まった都市インフラが徹底的に壊されてしまっているのが、これほどの費用がかかってしまう理由だそうで例えば東日本大震災の津波被害を復興するために必要な費用が10兆円ほどっていわれているから、あまりの損失。
    「ミスターインクレディブル」で、スーパーヒーローの活躍にはお金がかかりすぎてしまうからそれを禁止する法律ができてしまったコトもなんだか頷ける。
    この映画でも最後はアベンジャーズに否定的な「お偉方」のご卓見をタップリ聞ける。
    そんなの知ったこっちゃないと思いながら最後の最後…、エンドロールが全部終わったところでひっくり返るほど笑わせてくれるサプライズ。
    観るなら絶対最後まで、席を立たずに我慢してって思いもしました、オモシロイ。
     

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    朝、サンドイッチを作ってスタートいたします。

    smsand.jpgサンフランシスコの天然酵母を使ったパン。
    サワードーを使って作ってみようと、ちょっと変わったレシピで作る。
    準備するのはクリームチーズ。
    モッサリとしたサワードーにはクリームチーズのネットリとした食感が、あって互いを引き立てる。
    パンそのものがもった酸味をクリームチーズのコクと一緒になってスッキリ、味わいにする。
    クリームチーズには刻んだキュウリ。
    小さなサイコロ状にしたキュウリのカリコリした食感と、みずみずしさが口の中でモサモサするのを防いでくれる。
    それをタップリパンに塗り込めスモークサーモンをズラッと並べ、そこにバジルの葉っぱを乗せる。
    本当はディルをのっけたかったのだけど、あいにく買い置きがなくってバジル。
    ざっくり切ると、甘い香りが鼻をくすぐる。

    さていただきますとぱくりとひと口。
    フッカリとしたパンは空気を含んで軽く、クリームチーズと混じってとろとろ、まるでクリームみたいになっていく。
    ひと噛みごとにそこにスモークサーモンの風味が混じって、気持ちが明るくなっていく。
    トーストをせぬパンもたまにはいいもので、特にこうした具材を使ったサンドイッチは口にやさしく味わい深い…、今日の仕事がたのしくなるよなオゴチソウ。

    昨日の夜に映画を觀ました…、遊星からの物体X・ファーストコンタクト。

    cb7cbbe8.jpegサイエンスホラーであります。
    宇宙からの侵入者モノであり、ボディスナッチャー系であり、しかも密室系でパンデミックものでもあったりもする。
    エイリアンが作った世界観を南極という場所におきかえ不思議な魅力を発する佳作、1982年公開の「遊星からの物体X」の前日譚という物語り。
    コアなファンがかなりいて、後の映画の世界に大きな影響を与えた映画を下敷きにした映画であって、制作中はかなりの注目を集めてた。
    …、なのに!
    …、それでも!
    …、にもかかわらず!

    東京都でもほぼ単館。
    しかも一日一回限りのレイトショーというこの異常事態に、まずビ・ビックリ。
    ただ600席近くの大きな劇場、しかも大きなスクリーンで観れるというのはありがたいとこ。
    平日の夜にもかかわらず、結構な人があつまっているのにまたビックリ。
    ファンがついてるというコトなんでしょう。
    わざわざコレを見に来たんだ…、っていう決意のような空気が劇場を満たしてそれが不思議な一体感を作り出してる、いい感じ。


    ちなみに映画の出来栄えは、なかなかなモノであります、ボクは好き。

    b8be4a3c.jpegこの映画単体としてみればいろいろ突っ込みたくなるところがあるかもしれないけれど、そうしたコトは映画評論家に任せておけば良いコトでしょう。
    前日譚映画としての出来がよくって、前作を観てたのしんだ人のために作りましたという割り切りがいいなと思った。
    まぁ、CGの技術が進化しちゃったから、前作でできなかったあんなことやらこんなことができてしまった…、という部分を好きとみるか嫌いとみるかで評価はわかれるかもしれないけど、まぁ、それはそれ。

    それにしても「遊星からの物体X」という邦題をつけた人ってスゴいと思う。
    原題は「The Thing」。
    つまり「モノ」。
    正体不明の何ものかわからぬモノに対する不安や恐怖をにじみださせるタイトル。
    でもそれをどう訳したらそのニュアンスが伝わるかってかなり悩んだ結果なんじゃないかと思う。

    ちなみにアメリカにおける今回の映画の題名も「The Thing」という単純さ。
    一方、日本の題名の「ファーストコンタクト」って、そこはかとないB級感を漂わせていてセンスが無いなって思ってしまう。
    ポスターの方も相変わらず、日本版は説明だらけで写真だって、よぉーくみればネタバレじゃない?って思ってしまう。
    ポスターの一番下に書いてある「映画史上もっとも恐ろしい“それ”と初めて接触する」というこの一節…、どうせだったら映画の題名を「それ」とかってしてくれたらばよほど話題になったんじゃないかと思う(笑)…、映画ファンには叱られるけど。



    ちなみにこれがアメリカで公開されたのが去年の10月。
    日本にやってくるのになんと1年近くかかってる。
    一方前作の1982年度版は82年の6月アメリカ公開のたった5ヶ月後には日本にやってきていて、ホラー系は夏に公開ってことだったのかもしれないけれど公開時をあたためすぎて、大作揃いの最悪な時期にはまっちゃったって思えてしまう。
    アベンジャーズにプロメテウスと観るべき映画が次々控えるこの時期の一ヶ月前にはまるで観るべき映画がなかった…、いろんな意味で勿体無い映画でござった、オキニイリ。
     

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    映画を見ました…、ダークナイト・ライジング。
    dnr.jpg「バットマン=スーパーヒーロー」じゃなくて、「バットマン=ダークナイト」という新設定で生まれたシリーズの最終章になるんだそうな。
    もともとティム・バートンが描いたバットマン的世界観はどうしようもなく暗くて、ストレートな娯楽作って感じじゃなかった…、それがゴッサムシティーという場所だから。
    個人的には、ポイズン・アイビーだとかミスター・フリーズがでてくる、とんまな作品も好きなんだけど、あれとこれではまるで別物。
    圧倒的に暗くてしかも、絶望的に魅力的。
    うつくしさすらたたえた人間ドラマになって戻ってきた。

    2d2917a1.jpegかなりの期待をもって来ました。
    音、映像共にゴージャスだからいい劇場で観たほうがいい。
    そういうレビューが結構多くて、それでわざわざとしまえんの都内最大のIMAXシアターを選んで来ました。
    にて、その結果。

    スゴかった。
    大きなスクリーンで、大人数でひとつの空間を共有しながら観ることで真価を発揮する映画って、こういう映画なんだろうなぁ。
    ストーリーのことはあまり説明せずにおきましょう。
    ダークナイトとして姿を消してしまったバットマンが、再び悪に向かって戦いを挑む物語にて、驚きに満ちたエンディングが用意されている
    詳しいことはいわないけれど一つだけ…、日本版のポスターに書かれている宣伝文句「伝説が、壮絶に、終わる。」ような話ではないことは確かであります(笑)。
    本編を観ないで書いてしまったんでしょ。
    それに比べてアメリカ晩のポスターは簡潔にして、謎めいていてしゃべりすぎない。
    説明しすぎない。
    だから観ようと強烈に思うんだけど、今の日本のプロモーションをする人たちは、こうしたコトが苦手なようで、テレビ画面にテロップが無駄につくように映画のポスターにベタベタ文字を貼り付ける。
    今頃、このコピーを作った人はやっちゃった…、って思っているに違いない(笑)。

    dnan.jpg感動的なだけでなく、考えさせられるコトが結構多くって、それというのもこの物語。
    自分の役割を必死に果たす人たちの美学のようなモノがテーマで、誰か主役が1人いてその人を中心に動くストーリーではないというのがスゴいとこ。
    後半30分は何は次々起こるめくるめく息詰まるような話の展開に、涙と汗が同時に噴き出す。
    無名のキャストも含めて、一人ひとりの顔がいいのですよねぇ…。

    それに悪役に振り分けられるキャラクターまで含めて活き活きとして魅力的なこと…、ゲイリー・オールドマンなんて、今までのどんな作品よりもクールで、渋くてしかも人間的で。
    いい役者なんだなぁ…、ってほれぼれします。
    何より、キャットウーマンに後に多分なるんだろうなぁ…、って役柄のアンハサウェイがうつくしく、正しくビッチで魅惑的なとこ。
    しぶとく、負けん気が強くて涙もろくて自分に素直なこの性格が、もしプラダを着た悪魔で発揮されていたとしたらば、見事ミランダの跡を継いでいただろう…、って思ってしまう(笑)、トレーラーも魅惑的です…。

     
    その評定自体がCGじゃないかしらって思えるほどにパッチリとした大きな目に、真っ白な肌。
    写真の角度によっては沢口靖子のように見え、けれど次の瞬間には久本雅美じゃないかしらとも見えてしまうのが不思議なところで、でも正真正銘の美形であります。
    そんな彼女がお姫様っぽいお嬢さん役ばかりじゃなく、こんな役もできるんだぁってウットリしました、カワユラス!

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    映画を観ました…、長編アニメの「おおかみこどもの雨と雪」。

    okami.jpg随分、変わった作品です。
    いい意味でも、悪い意味でもアニメらしさを撒き散らす不思議な作品。
    ファンタジー。
    予告編を観ておりました。
    だから、狼男と人間が愛し、家族を作っていくという物語であるという話の骨子はわかっていた。
    普通、こうした謎めいた設定というのは最後に謎解きされるモノ。
    恋に落ちたこの2人。
    いつ、どんな理由でその謎解きがされるのだろうと思っていたら、あっさりオープニング数分目にして狼男の化けの皮が剥がされる。

    異物を敢えて受け入れるコトではじまる世界の物語。
    当然、2人の間に生まれた子供は狼と人間のハイブリッドで人とは違う。
    自分の中にある、他人と違うという部分…、それが個性という範疇に収まっていればいいのだろうけど、個性と呼べぬほどに大きな違いと一緒に生きていくって一体どういうことを言うのだろう…、それを一緒に考える、映画であります。

    戦う映画。
    しかも決して暗くならずに、笑って笑顔で戦う映画。
    好きな映画で、笑えてしかも泣ける映画。
    ステキだなぁ、と思ったところがこうした映画は往々にして「自分探しでクヨクヨする」だけの映画になっちゃうコトがあるんだけど、この映画ではそのクヨクヨが重たくなくて最後にみんなスパッと結論出してしまう。
    その潔さがボクは好き。



    このトレーラー…、いくつかバージョン用意されてる中でもコレが一番好きで、貼ってみました。
    自分をコントロールできなくなると狼になっちゃう子供…、それをみてると小さなボクと同じだなぁって思ったりした。
    欲しいモノがあると道路や床に大の字になり、バタバタ両手両足をふりまわしながら大きな声で泣くボクを、「この子の中には子鬼がいるわ」と母はいつも呆れてた。
    人間は、人間として生まれるんじゃなく人間に育っていくんだというコトを、これを見ながらしんみり思う。

    okamikodomo.jpg自分のなりたい人間になれた人はシアワセ。
    おそらくそうした人には1人…、たった1人でいいから自分のコトを理解しながら愛してくれる人がいたから自分のなりたい人間に心置きなくなれたんだろう。
    …、ってそんなコトも思いもしました。

    「サマーウォーズ」って映画を撮った監督の作品でもある。
    ジブリ系じゃない、けれどこんな見事な長編アニメを撮れる人やスタジオができてきたってところがステキ。
    サマーウォーズでは、エンエン泣いた。
    こちらはシンミリ。
    やっぱり泣けた。
    不完全で、ひ弱で未熟でだけど一生懸命生きていくんだと人が覚悟を決めるというコト。
    そしてその覚悟を、誰かがそっと見守ってくれているんだというコトを思うと、シンミリ、涙がでます。
    そうそう、どちらも「ご飯を食べる」というコトが象徴的に描かれていて、そんなシーンもボクは好き。背景に、懸命に生きる家族の姿をみずみずしく描いた珠玉の物語です。

    この映画における最大の「泣き所」が映画が終わって主題歌と共にエンドロールがでてくるところでその主題歌がなかなかに良い。
    動画を探してみたけれど、いいのがなくて「東京ガスのCM」。
    多分、タイアップCMなのだと思うのだけれども、それが良かった。
    これもいくつかバージョンが用意されてて、中でもコレがスゴく良かった。



    主題歌自体はほんのさびの部分しか聞けないけれど、それでも映画館でのコトを思ってシンミリします…、人のココロをあたためたいと思う気持ちがあたたかい。
    明日もご飯をつくりましょう。
     

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    夜を自宅でご飯にします…、母が送ってきた野菜、それから料理をあれやこれ。
    3da4bd46.jpegまずは野菜を手間をかけずに手早くちゃちゃっと、おいしくつくる。
    チンゲンサイの根っこの部分をキレイにとって、そこは細切り…、塩もみをして後日、漬物として食べる算段。
    葉っぱの部分を鍋に入れ、日本酒、それから醤油を少々。
    蓋して一気に沸騰させて蒸し煮のようにして食べる…、シャキシャキ繊維がとても強くて噛みごたえあり甘みと一緒に渋みが口に広がって、あぁ、夏なんだとニッコリします。
    ブロッコリを酒蒸しし、ツナの缶詰を上に乗っけただけのお料理。
    コリコリホロホロ、口の中で小さなつぼみが散らかって緑の香りとツナの風味やうま味が一緒になっておいしい…、シンプルなのに、このゴチソウ。

    c07cd6cb.jpeg野菜の料理はなんておいしく、しかもココロが晴れ晴れするの?
    お外に出ると肉や魚ばかり食べてる。
    野菜の料理を外食しようとすると案外コストがかかってしまう。
    気軽に食べて、気軽にお腹いっぱいになる食材ではない…、それが今の都会の野菜事情であります。
    だからお家で野菜を食べる。

    茄子を焼きます。
    石綿網の上にのせ、強火でじっくり。
    最初はびくともしない茄子が、プルプル震えてきたかと思うと、皮が乾いて黒くなってめくれてきます。
    そしてプスッと鈍い音がして湯気がプシュッと噴き出してくる。
    水気を吐き出し小さくなっていくからでしょう…、皮がしわしわになっていく。
    そして乾いてめくれてくるようになっていくと、ほぼ焼き上がり。
    トングでつまんで宙吊りにして、皮を剥きます…、指を冷水につけながら!
    その焼き茄子をお椀に並べてそこに汁。
    田舎の白味噌をポッテリといたポタージュみたいな汁を流して、出来上がり。
    七味をパパつとかけてパクリと。
    焼いたおなすの香りは甘い…、焦げた香りも香ばしくって噛むと甘みがジュワッと滲んで口いっぱいに広がっていく、汁にもなすの風味が移って夏の味。
    6148ef7d.jpeg田舎から送ってきたエビの天ぷら…、エビのすり身と豆腐を混ぜて油で揚げた練り物でサクッと歯切れて噛むとゴジゴジ、殻の破片が触っておいしい。
    それから鶏のささ身の揚げ焼き。
    母が作ってくれたモノで、ささみの筋をキレイにとってパン粉をつけて揚げずに焼いて仕上げたものでシットリ、フックラ、サッパリしてる。
    ウスターソースをかけまわし、酸味と風味でおいしく味わう…、オゴチソウ。

    まもなく終わる三連休…、ビデオをいくつかボンヤリ観ました。

    deadheads.jpgホラー系ばかりを選んで夏の夜にふさわしくと。
    ケイト・ベッキンセールがでている大作だけど情けない出来の吸血鬼モノであったりあるいは、パラノーマル・アクティビティのモキュメンタリー風モデルをエクソシストモノに応用したのであったりと、それぞれそこそこ。
    中でも一番感心したのが、「ゾンビ・ヘッズ」っていう作品。

    アメリカでは去年公開。
    日本でも今年の3月に公開されてたゾンビ映画。
    「死にぞこないの青い春」って言うサブタイトルがつけられている、かなりの快作。
    異色作。

    体はゾンビで、けれど頭の中は人間のままという半分ゾンビになってしまった青年たちの物語り。
    半分ゾンビの主人公が、ゾンビになる直前に求婚しようとしていた彼女を探し歩いて意を果たすという、青春映画でもあり、ロードムービーでもあるという今までなかったストーリー。
    おもしろかった。
    泣くほどたのしく、最後は無くほど感動できた。
    ゾンビ目線のゾンビ映画って今までなかった。
    しかもかなしい被害者としてでなく、人間と同じく悩み生きていく存在として描かれているのが新鮮で、どこか共感させられる。



    アメリカ版のトレーラーででてくるキャッチフレーズがあって「a love undead」。
    「愛は死なない」、あるいは「死なない愛の物語り」とでも訳しましょうか…、愛が成就しない限りは死んでも死に切れないという、日本人がこのメッセージを料理すると怪談映画を作り出し、感動作にしようとすれば「ゴースト」なんて名作になる。
    けれどそれをコメディーとして、サラッと見事に描く力量。
    ステキな映画と思いました…、機会があればぜひ、どうぞ。

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