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2025/05/08 (Thu)
胡椒饅頭「KIKI」の昼
胡椒饅頭KIKIっていう店。
胡椒饅頭っていうところに激しく反応し、ずっと来てみたくてしょうがなかった。
台湾、台北の龍山寺って名刹の門前町にある屋台のような店で売られている名物料理に「胡椒餅」ってのがあって、これがもう毒々しいほどにおいしい食べ物。
小龍包なみにジューシーで、肉まん並みに肉々しい韮饅頭のような焼いた饅頭。
スパイシーで肉の旨味と胡椒の風味がちょっと齧るとほとばしり出てやってくる、ズシンと舌からお腹においしい見事な味で、これを食べるために台湾にまで飛んでいきたい。
ときおり、そう思わせるほどの飲食的なストリートフーズ。
その胡椒餅に似た名前。
実際は、その胡椒餅にリスペクトしながら胡椒の風味を特徴的に活かした料理でおもてなし…、っていうのが店のコンセプトらしい。
たまたま近所で仕事があって、それ来てみる。
内幸町と新橋のちょうど中間あたりの場所で、地下の目立たぬところにあって、けれど昼からかなりの繁盛。
昼は胡椒麺を使った料理がメインのランチ。
小麦粉麺に胡椒を練り込み風味をつけたオリジナル麺を使った麺の料理がいくつか揃う。
今日は不思議なほどによい天気。
ちょっと歩くと汗かく陽気でそれで汁そばじゃなく、焼きそば選んでたのんで食べる。
パリパリに揚がったそば。
さすがにきつね色に色濃く揚がって、だからこれのどこが胡椒麺?って思いもしたけど、一緒に行った人のたのんだスープ麺の中の麺を見つめてみると、点々と灰色のシミがついた麺。
食べると辛さはほとんど感じず、けれどフワッと胡椒独特のさわやかで甘い香りが鼻から抜ける。
おもしろい。
それにしてもあんかけ焼きそば。
野菜タップリ、歯ごたえとりどりで一皿分でいろんな料理を食べてるみたいな気持ちになれる。
賢いご飯。
キビキビとしたサービスと、しっかりとした確かな味付け。
今度は夜に自慢の胡椒料理を食べに来ようか…、ってそんなふうに思って店を後にする。
新橋近くで打ち合わせをして、それから四ツ谷。
ちょっと小腹が空いた気がして、ケンタッキーフライドチキンにちょっと寄る。
打ち合わせのため外出すると、時間調節という過食のためのよい言い訳があるのであります。
ケンタッキーのチキンというモノ。
不思議とたまに無性に食べたくなっちゃう魅力を持っている。
魅力というより「魔力」かなぁ…。
スパイシーな風味とシットリとしたこの食感。
クチャっとくずれるなめらかな身。
中でもドラムスティックのところはもうどうしようもないほどの好物で、実は最初はウィングと胸肉でツーピースだったのを、ワガママ言ってドラムに変えてもらったくらい。
骨を掴んでパクッとやると、まるでギャートルズのマンモスステーキみたいにみえる愉快が愉快。
さてさて続いて、一仕事。
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2009/09/25 (Fri)
日記 : アジアの料理
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甘味の王朝、セロリー麺
昼を糖朝。
日本橋の高島屋で昼を…、ということになり、ちょっと悩んだ。
数ある百貨店の中で、ココほどワタクシ好みの飲食店が揃ったところは他になく、いっときここに住みたいなぁ…、って思ってたことがあるくらい。
料亭三玄の季節の料理に、ウナギ野田岩のうな重合わせ、帝国ホテルのケーキで〆る…、なんて食事ができるここの特別食堂。
一流の寿司を気軽につまめる数寄屋橋次郎の分店。
星取りシェフで有名なロブッションがプロデュースするカフェもある。
中でも点心。
台湾風のディンタイフォンに、香港風のこの糖朝。
その片方はジュワッと肉汁おいしい小龍包が名物で、けれど今日はプチュンと海老がおいしい香港的なる点心。
この糖朝の海老茹で餃子が今日はどうにもこうにも食べたくて、それで結局、ココを選んだ。
もともと海老ワンタンが名物で、ほぼ海老しか使わぬすり身を皮でくるんだまん丸ワンタンのプチュンと歯切れるその食感は癖になる。
そのすり身。
そこに椎茸とキクラゲをまぜ、餃子の形にやさしく包む。
けれどその皮。
ワンタンの皮と同じくらいに極薄で、だから包んだ中のすり身の色がキレイに透けてみとれる。
ネグリジェレベルの色っぽさ。
すり身自体にしっかり味が入ってて、だからそのままツルンと食べても十分おいしい。
そこにオイスターソースをちょっと塗る。
一緒にネギをそっと添わせてツルンとすると、味、コク、濃厚。
しかもシャキシャキ、ネギが軽い歯ごたえくれて、すり身のプチュンとなめらかなその食感を引き立てる。
キクラゲコリコリ。
茹でたレタスも歯にやさしくたのしい食感。
よき一品。
香港麺をいくつかもらう。
まずは牛肉煮混みと海老ワンタンのスープ麺。
脂を持たぬ赤身の塊。
それを中国醤油と八角、五香と一緒に煮込む。
歯ごたえシッカリ、顎をガツンと叩く頑丈。
けれどシットリ、噛むとホロっと身が崩れ肉の旨味が滲みだす。
香港路地裏の匂い…、とでもいいますか。
中華スパイスの香りがフワッと口から鼻に抜けていくのがなんだかとてもうれしい味わい。
肉がタップリ閉じ込めた、スパイス臭がスープに溶けて、味がどんどん変わってく。
極細の儚く見えて、実はバサッと頑丈な香港麺の独特な歯ごたえがまたオゴチソウ。
いい感じ。
その香港麺を使った実はここでボクが一番好きな料理がこれ。
セロリ麺。
細切りセロリ。
アスパラガスに椎茸、モヤシ。
どれも同じような太さに切って、それをジャジャッと軽く炒める。
あくまで軽く。
それぞれ野菜のシャキシャキ感を損なわぬよう、軽く炒めてオイスターソースと醤油、胡椒と芥子で味整えてとろみを付ける。
それをタップリ、スープにのっけてそれをズルっといただく一品。
どこを食べてもセロリの香り。
極細麺をそっと引き上げズルっとやると、あんのトロミがしっかり麺にしがみつき唇、ツルンとやさしく撫でる。
ゴジゴジ麺のそのゴジゴジが引き立って、えも言われぬほどのつややかさ。
熱さもずっと持続するのもまたご馳走で、汗がダラダラ、流れ出す。
そしてデザート。
なにしろこの店の「糖朝」の英語名が「Sweet Dynasty」でありまして、つまり「スイーツの王朝」ってコト。
空腹の時に甘いお菓子を食べるより、ちょっとお腹をふくらしてそれから甘いモノを食べる方がずっとおいしい、ってそんな考え。
日本の甘味処とおんなじような考えで、だからここの料理はみんなスモールポーション。
豆腐花。
出来立ての熱々寄せ豆腐に甘いシロップをかけただけの、単純だけど飽きぬ味。
ひと味足りない程度の甘さ。
砂糖の風味や香りが不思議なほどにまるでしないシロップで、だから豆腐の香りと味がシッカリとする。
お腹がポッと明るくなって、体がジンワリ、あったかくなる。
今日も満足、次はディンタイフォンで小龍包を…、ってそんな企み。
ごちそうさま。
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2009/09/19 (Sat)
日記 : アジアの料理
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線路の下の小さなソウル
前から来てみたくて、なかなか機会が無かったお店。
韓豚屋(ハンデジヤ)。
韓国料理の専門店で、最近、着々とお店を増やしつつある元気のある店。
そこの有楽町の駅近く。
ガード下にあるお店を訪ねる。
まるで韓国の屋台街に入ってくような、なりふり構わぬギラギラ感とキッチュな雰囲気がまずスゴい。
階段をトントン降りてお店に入ると、ドラム缶を足にした丸いテーブルがズラっと並ぶ。
それに合わせてパイプ椅子。
天井からはハングルマルが書かれた看板がぶら下がり、壁のそここにシャッターが下ろされた状態で貼られてる。
なるほどココは韓国のどこかの街角。
壁の向こうには閉店後のお店があって、ボクらは商店の前の通りで食事をしてる…、って趣向なんでしょう。
おもしろい。
韓豚屋って名前の通りサムギョプサルが売り物で、けれどそれ以外のおつまみ料理がかなり充実。
いくつかとります。
チーズトッポギ。
韓国のツルンとした丸いお餅を甘辛い味噌で煮込んだ屋台料理。
韓国おでんや茹でた玉子と一緒に煮込むのがよくあるパターンで、ここのもそう。
けれどその上にとろけるチーズをペランとのせて、ちょっとオーブンであっためた、やってきたときにはまるでエッグスベネディクトみたいな、なんとも華麗な姿形でゴクリと思わず、唾飲んだ。
いろんな料理にチーズを使うというこういうスタイル。
韓国ではここ数年のブームのひとつ。
プデチゲやブルダック。
チヂミにトッポギと昔ながらの、大衆的でおやつ感覚の料理をチーズでゴージャスにする。
発酵食品や唐辛子にはチーズがよくあう。
だからこうしたアイディアが生まれて当然。
特にチーズ+トッポギは、スベスベした韓国餅の食感をなめらかにしてむしろこれがスタンダード?って思ったりした。
おもしろい。
エビとアボカドのマヨチヂミってコレ。
チヂミはネギが主役の料理。
けれどこれはそのネギを、全部そのままアボカドで置き換えたという創作料理。
中国料理のエビマヨにアボカド合わせた料理のなぞり?
ヌルンとなめらかなアボカドと、プリプリのエビをチヂミの生地でつないでサクっと焼き上げる。
生地はパリパリ。
だからいろんな食感がとてもにぎやかでおもしろい。
コチュジャンベースの辛ダレとムッチリ濃厚なマヨネーズというこの組み合わせも悪くない。
けれどアボカド独特の青い匂いが果たしてここに必要だったの?…、ってちょっとはてなと首を傾げる。
むしろこれ。
茹でた里芋なんかで作れば、もっとおいしい料理になった。
…、かもしれないなぁ…、って思ったりする。
どうだろう。
主役のサムギョプサルはまぁ、こんなモノ。
溶岩石の板でこんがり焼き上げる。
キムチと一緒に分厚い豚バラ肉を焼いてくと、おどろくほどに肉の表面、ツヤツヤとする。
肉の脂が湯気と一緒に肉に貼り付き、テラテラツヤツヤ。
そこから蒸気が滲みだし、ユラユラ揺らめき宙を舞う。
ひっくり返してこんがりと焼き、最後ははさみでジョキジョキ切って、さぁ、召し上がれという趣向。
十年ほど前、この食べ方は革命的で、でも今はもう新味はない当たり前なコトになっちゃった。
日本における韓国料理の実態ほど、ココ数年で大きく変わったものはない。
どこで食べてもこんなものかぁ…、って感心すれこそ感動までは至らない。
慣れとは切ないものであります。
それでココ。
ちょっと新しい食べ方を、と薄く焼いたクレープ状の生地で包んで召し上がれ…、って提案してる。
ちょっと北京ダックみたいな食べ方。
けれどこの薄焼き生地が不思議においしい。
薄力粉に山芋かなにかを混ぜて薄くやいたのでしょう。
食べると最初はツルンとしてて、そのうちどんどんトロトロヌメヌメ、なめらかになる。
脂をあまり抱かぬ豚肉。
そのまま食べると歯ごたえたのしく、けれどバサバサ、堅さばかりが目立ってしまうその豚肉に艶と深みを与えてくれる。
それを葉っぱで包んで食べると、シャキシャキ、トロトロ、ガッツンガンガン。
いろんな歯ごたえたのしめる。
何を食べてもらうかよりも、どんな風に食べてもらうかが、たのしいお店を作るためには大切なコト。
さてこの商品。
ツナ缶グラタン。
これにはガハハと大笑い。
韓国で売られてるツナ缶をパカっと開けて、とろけるチーズをタップリのせる。
それをオーブンに入れこんがり焼くだけ。
ウィスキーバーなんかでオイルサーディンの缶詰をそのまま使って焼き上げるおつまみ料理があったりするけど、その応用?
男の料理、ここに極まれり!みたいな感じが面白い。
とはいえツナ缶。
ピリ辛トマトソースとコーンが入ってる、韓国独特のツナ缶でだから不思議においしくたのしい。
食べ始めるとあとを引き、なによりお酒がおいしく感じる。
アイディア料理。
今度、うちでもやってみようか?…、なんて思った。
いい感じ。
〆ご飯。
石焼ご飯が5種類ほども揃ってて、何が一番人気なの?って、テーブル担当の韓国系の女性にきいた。
私はこれが好きですね…、って勧めてくれた。
ネギ塩豚焼きご飯っていうのがそれで、たしかになかなかおいしかった。
最近、焼肉屋さんで流行の塩ダレ。
それで炒めた豚肉をご飯に乗っけて石釜で焼く。
刻んだキムチにネギをばさっとタップリ乗っけて、最後にも一度、塩ダレをプチュッ。
テーブル横でワシワシ混ぜて、少々焦がして出来上がり。
焼き上げた豚の脂の風味と、塩の味わい。
シャキシャキ、ネギが歯ごたえたのしく、辛味と酸味が控え目なのがなんだかとても食べ易い。
韓国の〆のご飯は酸味と辛味が強すぎて、〆には少々強烈すぎる。
それに比べてこのご飯。
お腹と気持ちが落ち着く感じ。
何よりたのんで、ほぼ速攻でやってくるスピーディーが〆にはうれしい。
具材をいくつもキレイに並べて飾らなくっちゃいけないビビンパなんかと違ってこれは、具材をバサッと無造作にご飯にのせればそれでオッケー。
旨い以上に上手いなぁ…、って思ったりした。
ちと、勉強。
食後のたのしみ。
ストーンアイスってここの今一番押しのデザート。
石焼ビビンパ用の石釜を冷凍庫の中でガチンと冷やす。
そこにアイスクリームやフルーツいれて、ビビンパよろしくガツガツネリネリ、全部をきれいに混ぜ合わせてから食べるという、韓国かき氷「パッピンス」みたいなそんな食べ方。
おもしろい。
コールドストーンクレマリーのアイスクリームみたいでもあり、ネリネリするときみんなの気持ちがグワっとあがる気がするのもいい。
凍った氷。
バナナにパインに千切りリンゴ。
いろんな食感にぎやかで、中でもレーズンブランがタップリ中に混ぜ込まれていて、シャキシャキっとした食感と、コーンフレークスにはない焦げたふすまの香ばしさがとてもおいしい。
いい工夫。
山手線の下にある小さなソウル、はまりそう。
[0回]
2009/09/15 (Tue)
日記 : アジアの料理
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Comment(2)
ボーリージャー
天気が良い。
抜けるような青い空にほどよい日差し。
散歩しながら遠出して、あたらしい店を探してみよう…、って思って白山近くのレストランを検索する。
結構、気になるお店があってけれど何故だかそのことごとくが月曜定休。
うーん、残念。
住宅地としての性格濃厚なこの地域。
土曜、日曜は稼ぎ時…、ということなんでしょう。
千石から白山抜けて駒込方面。
住宅地特有の袋小路ばかりの道をたのしく迷って、やっとのことで本郷通りに出た目の前になんたる偶然。
ずっと気になっていたお店がなんと、こつ然と目の前に姿をあらわす。
「玻璃常」とかき、ボーリージャー。
トゥーランドットの脇屋さんのところで修行した人が、もう10年近くも前に独立し作ったお店。
開店直後に何度か来たことがあったっきりで、ずっとご無沙汰。
出来た当時は1F部分が全部厨房。
その厨房を見下ろしながらガラスの階段で二階のホールに上がってく…、っていうかなりお洒落な高級レストラン的しつらえだった。
久しぶりの今日。
一階の厨房前がテイクアウト用のカウンターになっていて、料理がズラっと並んでる。
それを選んでお弁当にしてもらえるという、デリレストランみたいになってた。
カウンター奥に階段が出来、二階にあがるとこじんまりした客席ホール。
紆余曲折にて、進化したのでありましょう。
ランチは気軽な値段のものが中心で、中でも中国風の季節の丼が売り物ってこと。
チャイニーズチキンライスっていうのが今のメインでためす。
白いお皿にこんもりご飯。
ご飯の上には茹でたモヤシにほうれん草。
タップリ山盛りの生の水菜の下に見え隠れするのが鶏肉。
目に鮮やかなうつくしい皿。
中国料理に見えぬ盛りつけ。
けれど、しょうゆ漬けした蒸し鶏というこの料理は台湾あたりのランチ弁当の定番中の定番おかず。
本格的な本物をちょっとひねって提供するという、遊び心がかなり好き。
フランス料理のビストロランチみたいなお洒落を、ガサっと崩すと葉っぱの下から鶏の切り身がゴロっと出てくる。
台湾ならば、骨付き鶏をぶった切って使うところ。
ココは少々、お洒落にそして食べ易く、骨抜き鶏を蒸して醤油に浸けたもの。
シットリしてて、しかもムッチリ。
口に入れると舌の水分をほんの少しだけ吸い取るような、バッサリとした鶏の蒸し身がおいしいスポンジのようになる。
それがおいしい。
八角の香りがほんのりやってきて、まごうことなきコレは中国料理なんだ…、って納得をする。
中国醤油の味の他には、ほのかに香るスパイスと紹興酒らしき旨味が残る、ただそれだけで、つまりおいしい味の本体はまさに鶏。
鶏のもってる濃厚で、あとをひくようなコクある旨味が口一杯に広がっていく。
皮もフルンと、脂をほとんど無くしてまるで湯葉のような食感でよし。
ソースが付きます。
あらかじめ鶏そのものに濃厚な味がついている。
その味わいで、ご飯や野菜を食べることもできはする。
けれどそれでも味の変化が欲しくなる。
人の舌とは飽きっぽくってわがままにできているものではございますゆえ、こうした工夫。
ありがたい。
しかもソースが絶品で、トーチのコク。
味噌の甘味にスープベースの旨味がひとつに溶け合って、そこに胡椒のビリリとたのしい辛味と風味。
水菜にかけると、シャクシャク菜っ葉が吐き出した水気と混じってまるでサラダのようになっていく。
ご飯にかけると、タレかけご飯。
ソースだけにてご飯お替わりできそうな、危険なおいしさ。
堪能す。
今日の点心。
餃子を追加で注文してみる。
日本風でない焼き餃子。
いわゆる「鍋貼」。
前の日作った水餃子を、冷やしておいて、それを翌日焼いて食べた…、というそのやり方で、ガッシリしてる。
皮がムッチリ分厚くて、油を含んで半ば揚がったようになってる。
包んだあんの肉の旨味が皮がほとんど受け止めて、皮まで肉の味がするタレ要らずににておいしい点心。
嫌いじゃないなぁ…。
日本式のプルプルでジューシーなものを想像すると期待はずれになっちゃうけれど、「皮を味わう」点心だって思えばこれもまたご馳走。
お弁当にはいいんだろうなぁ…、って思って食べる。
これもよし。
一緒に行った人がたのんだ焼きそば。
いわゆるあんかけ焼きそばで、ビックリするほどの具沢山。
しめじに白菜、しいたけ、ニンジン。
ヤングコーンや青梗菜と、具だけをみればまるで野菜炒めのようで、そこに少々。
カリッと焼けたそばが混じっている状態。
これに餃子にご飯がついて、つまりご飯のおかずにもなる焼きそばってこと。
これはこれでまた面白い。
塩とスープで整えた、素直できれいな味も見事で納得す。
そういえばココ。
出来た当初は何種類ものスープが揃って、それを選べるコース料理…、っていうのが目玉だったはず。
竹筒にスープを入れて、具材を沈め、紙で蓋してせいろで蒸して熱々を出す。
汁が大好きな日本人にはとってもうれしい特徴だなぁ…、って思っていたけどそれでお客様を呼ぶのはちょっと難しかったのでありましょう。
今では一種類しかないスープ。
けれど味は見事で上等。
なんだかちょっと、ホットする。
デザートに杏仁豆腐までついてくる。
杏仁スープの中に豆腐。
それも二種類。
一つはスベスベ、ハリのあるゼリーのような食感のモノ。
一つはムッチリ、粘り気のあるパンナコッタみたいなもので、その二種類が渾然一体、混じりあいつつ口の中にやってくる。
舌をなで回すような濃厚さ。
スッキリとした溶けゴコチ。
その両方を味わうことができる贅沢。
脇屋さんち直伝の、食後のごちそうまでたのしめてそれで1000円ちょっとという、この気軽さにウットリとなる。
目的持たずの散歩もたのし。
両手を振って、会社に戻ってさて仕事。
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2009/09/14 (Mon)
日記 : アジアの料理
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チョップスティックス・生のフォー
高円寺。
駅前ロータリーの真ん前にスゴい人だかりの八百屋がある。
一日中、お店の前にトラックがつき搬入される新たな野菜。
段ボールから取り出されては、次々売り場に並べられ、勢い余って路地通路にまで溢れだす。
買い物かごを下げた買い物客と、揃いの黒いTシャツを来た威勢一杯のお兄ちゃんたちでごった返した、ちょっとそこだけアジアな気配を漂わせている街の一角。
その路地をズンズン奥に入っていくと、肉屋があって魚屋がある。
まるでさながら昭和の市場にタイムスリップしたよう。
ドキドキしながらなおも奥へと進んでいくとラーメン屋の看板が出た雑居ビル。
そこに小さなベトナム料理のレストランがある。
チョップスティック。
屋台風の店。
お店の前には海産物屋。
その並びには干物屋があり、定食屋とかラーメン屋とか。
雑多なお店が軒を並べる混沌とした雰囲気が、ベトナム料理に似合ってる。
笑顔のキレイな女性がニッコリ。
いらっしゃいませ…、ってむかえてくれるところもこれまたベトナム風。
ベトナム料理って女の人をスリムでキレイにするのかなぁ?って、思うほどにベトナム料理レストランの女性スタッフって、スタイルよくってリーンでスリム。
おやつがわりにフォーを食べます。
日本で初めてという「生」のフォー。
日本のフォーはそのほとんどが乾麺で、それでも十分おいしくずっと食べてたのだけど、生と乾麺ではまるで食感が違うんだよ…、って、友人に連れて来られたのが今日。
たしかにまずは見た目が違う。
艶やか。
若干、黄色がかってて箸でつまんでもスルスル逃げてしまわない。
ズルっとすすると、ヌルンと唇、撫でてゆくその感触がかなりシットリ。
噛むとモチっと弾力があり、けれど奥歯に貼り付くような粘り気はない。
不思議な食感…、癖になる。
透明スープはかなりコクがあり、鶏の旨味と野菜の甘味がかなり濃厚。
コンガリ揚げた刻んだネギが香ばしい風味を添える。
砕いたピーナッツがコリコリってちょっと乾いた食感を、刻んだパクチーがスッキリとした香りを添えて、ああ、南国の味がする。
こりゃ、旨い。
確かに今まで食べていた、乾麺フォーがまるで別の料理に感じる。
日本人にはこっちのフォーが絶対合うに違いない。
ハマってしまう…、そんな味。
一緒にチキンライスをもらってパクリ。
分厚い胸肉。
塊のままジンワリ蒸して、それを薄切り。
生姜の風味をタップリつけた鶏がらスープで炊き上げた、ジャスミンライスにのっけて食べる。
これまた旨い。
鶏にご飯にタレにスープと、どれも熱々の状態じゃない。
料理は温度。
冷たいモノはより冷たく、温かいものは温かく…、というのが料理の基本なのだけどベトナム風のチキンライスはどれもがぬるい。
けれどそれがまずいのか?っていうと、そのぬるさこそがこのお料理のおいしさで、なんだか不思議。
熱い国の人たちが作った不思議。
おもしろい。
他にも食べたい料理が沢山。
なんだかちょっと通いたくなる、そんな店。
西新宿にとってかえして、お茶にする。
ポールバセット。
夕方の晩ご飯がはじまる時間のその直前で、だからポールバセットサイドはほぼ満席。
けれど隣につながっている、サルバトーレはまだ準備中。
ワイングラスをキレイに並べる。
ナイフフォークをセッティングして、昼のカジュアルなテーブルがみるみるうちに晩ご飯用のちょっと華やかなテーブルに衣装がえするその様に、ちょっとワクワク。
静かな熱さ…、とでもいいますか。
フル回転するそのときのため、徐々にエンジンを温めている。
そんな時間がちょっと好き。
温かいラテ。
グラスに入れて手で持てる。
日本の喫茶店的コーヒーの適温と比較するとかなりのぬるめ。
でも、だからこそふうふうしないでそのまま自然にコクっと飲める。
フンワリとした泡の味わい。
ポッテリとした泡の食感。
それをなんの戸惑いも無く、入れてもらったその瞬間から心置きなくたのしめる、これが本当のラッテのおいしさ。
期せずして、おやつに食べた「ぬるいがおいしい」チキンライスの食後に飲んだラッテも「ぬるいがおいしい」飲み物だった。
おもしろい。
サルバトーレもディナータイムに突入し、気づけばたちまち満席直前。
オフィス街の土曜日の夜。
なのにこんなに人が集まる…、ちょっとビックリ、感心す。
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2009/09/12 (Sat)
日記 : アジアの料理
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